JPH1178883A - 列車の定位置停止支援装置 - Google Patents

列車の定位置停止支援装置

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JPH1178883A
JPH1178883A JP23812497A JP23812497A JPH1178883A JP H1178883 A JPH1178883 A JP H1178883A JP 23812497 A JP23812497 A JP 23812497A JP 23812497 A JP23812497 A JP 23812497A JP H1178883 A JPH1178883 A JP H1178883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】停止するべき位置を列車の運転員に分かりやす
い状態で迅速且つ正確に誘導する。 【解決手段】列車の走行路近傍に設置され、該走行路を
通過する列車からその列車の車両長の情報を受信する地
上伝送制御部2と、この地上伝送制御部2で受信した列
車の車両長の情報から上記列車の停止位置目標を判断す
る地上データ処理部4と、この地上データ処理部4の制
御により上記列車の停止位置目標を点灯表示する停止位
置目標表示灯5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として鉄道車両
等の列車の運転操作、特に定位置での停止操作を支援す
る列車の定位置停止支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の運転員が該車両を所定の停止
位置へ正確に停止させようとする場合、通常は進行方向
の前方あるいは後方にある停止位置を注視し、即座に停
止すべき位置を判断し、車両の停止操作を行なわなけれ
ばならない。
【0003】この場合の判断は、停止位置目標が1つだ
けある場合にはその定位置目標を、停止位置目標が複数
ある場合にはそれらの中から該当するものを選択してそ
の選択した定位置目標を、また停止位置目標がない場合
にはそれに代わる周囲のなんらかの物体を、それぞれ目
標対象として行なうため、停止位置を即座に且つ正確に
判断するには運転員に細心の注意力を必要とする。
【0004】また、上記判断は車両の構造、形状と、位
置、周辺設備、規模等の立地条件が多様な環境の中で定
位置停止が要求される場合に、停止位置とそれまでの距
離との確認を即座に正確に行なわなくてはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く鉄道車両
の運転員が該車両を所定の停止位置へ正確に停止させよ
うとする場合の判断は、運転員の習熟と労力に基づいて
細心の注意力と的確な判断力をもって行なわれており、
特に停止位置目標が見えにくい場合や停止位置目標が多
数あってどれが本来の停止位置目標であるのかが判別し
にくい場合などには停止位置が曖昧になる危険があり、
運転員に緊張による心理的負担の伴う労働を強いる等の
不具合を生じていた。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、停止するべき位置
を列車の運転員に分かりやすい状態で迅速且つ正確に誘
導することが可能な列車の定位置停止支援装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
列車の走行路近傍に設置され、該走行路を通過する列車
からその列車の車両長の情報を受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信した列車の車両長の情報から上記列車
の停止位置目標を判断する判断手段と、この判断手段で
得られた上記列車の停止位置目標を点灯表示する停止位
置目標表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】このような構成とすれば、地上側で停止す
るべき位置を列車の運転員に分かりやすい状態で迅速且
つ正確に誘導することができる。請求項2記載の発明
は、上記請求項1記載の発明において、上記停止位置目
標表示手段は上記列車の走行路に沿って複数設置され、
上記判断手段は上記受信手段で受信した列車の車両長の
情報に対応して上記複数の停止位置目標表示手段の中か
ら1つを選択して選択したもののみを点灯表示させるこ
とを特徴とする。
【0009】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、列車の車両長に対応して複数
の停止位置目標がある場合でも適切なもののみを選択し
て点灯表示させることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記列車は複数車両で編成さ
れ、上記列車の車両長の情報は単体の車両長と編成長と
からなることを特徴とする。
【0011】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、例えば鉄道車両など
のように複数車両で編成された列車に対しても対応する
ことができる。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至
3いずれかに記載の発明において、上記受信手段は、上
記列車に対してその受信手段の設置位置から予め設定さ
れた停止位置までの距離情報を送信する送信機能を有
し、上記列車は、上記受信手段に対してその列車の車両
長の情報を送信する一方、上記受信手段からの距離情報
を受信する情報伝送手段と、上記走行路上での移動量を
検出する移動量検出手段と、上記情報伝送手段で得た距
離情報と上記移動量検出手段で得た移動量とから上記停
止位置目標までの距離を算出する演算手段と、この演算
手段で算出した上記停止位置目標までの距離を表示する
表示手段とをさらに具備したことを特徴とする。
【0013】このような構成とすれば、上記請求項1乃
至3いずれかに記載の発明の作用に加えて、車上側にお
いても上記停止位置目標までの距離を随時正確に表示す
るため、列車の運転員により分かりやすく停止位置を迅
速且つ正確に誘導支援することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記演算手段は、上記移動量検出手段
の検出する移動量により当該列車が停止したと判断した
際に、上記情報伝送手段で得た距離情報とそれまで上記
移動量検出手段で得ていた移動量とからその停止位置が
妥当であるか否かを判断する判断機能を有し、上記表示
手段は、上記判断機能による判断結果を表示することを
特徴とする。
【0015】このような構成とすれば、上記請求項4記
載の発明の作用に加えて、停止位置の妥当性を確認する
こともでき、運転員の負担をより軽減することができ
る。請求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明に
おいて、上記列車は、上記判断機能による判断結果に対
応した放音を行なう音声出力手段をさらに具備したこと
を特徴とする。
【0016】このような構成とすれば、上記請求項5記
載の発明の作用に加えて、停止位置の妥当性を音によっ
ても確認することもでき、さらに運転員の負担を軽減す
ることができる。
【0017】請求項7記載の発明は、上記列車は、上記
判断機能による判断結果を外部機器に出力する外部機器
接続手段をさらに具備したことを特徴とする。このよう
な構成とすれば、上記請求項5記載の発明の作用に加え
て、停止位置の妥当性を示す情報を他の外部機器に出力
してこの列車の停止状態に関する情報を活用させること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の一形態を説明する。図1はその機能回路構成を示すも
のであり、1は制御対象となる列車に設置された車上伝
送制御部、2は上記列車の走行路Rの近傍に設置され、
列車の通過時に上記車上伝送制御部1と相互無線伝送を
行なう地上伝送制御部である。
【0019】車上伝送制御部1は、予め設定されている
この列車の車両長及び編成長をデータとして保持し、列
車が上記地上伝送制御部2近傍を通過する際に保持した
データを地上伝送制御部2へ送信すると共に、地上伝送
制御部2から設置地点距離のデータを受信する。
【0020】また地上伝送制御部2は、この地上伝送制
御部2から停止位置までの予め設定した設置地点距離を
データとして保持し、これを列車通過時にその列車に搭
載設置されている車上伝送制御部1へ送信すると共に、
当該車上伝送制御部1からその列車の車両長及び編成長
を受信する。
【0021】しかるに、地上伝送制御部2は地上データ
処理部4と接続され、この地上データ処理部4は地上伝
送制御部2から受けた通過列車の車両長及び編成長デー
タに応じて停止位置目標表示灯5を点灯制御する。この
場合、停止位置目標表示灯5が複数ある場合には、それ
らの中から特に上記地上伝送制御部2から受けた通過列
車の車両長及び編成長データに対応する適切なものを判
断して該当するもののみを点灯制御する。
【0022】一方、列車側にあって、車上伝送制御部1
は、車上データ処理部3の制御の下に動作するもので、
車上データ処理部3は、車上伝送制御部1の他に車軸回
転検出部6、表示部7、音声出力部8、及び外部機器接
続部9を接続し、これらの動作制御も行なっている。
【0023】車軸回転検出部6は、列車の車軸の回転数
を検出するものであり、その検出信号は上記車上データ
処理部3へ送られる。車上データ処理部3は、車上伝送
制御部1により上記地上伝送制御部2から得た停止位置
目標までの距離を示す設置地点距離のデータと、車軸回
転検出部6の検出信号及び予め設定されている車輪径を
用いて算出する当該列車の移動量とを比較し、停止位置
目標までの距離を算出するもので、算出した停止位置目
標までの距離を表示部7により表示させる。
【0024】また、列車が停止した際には、車軸回転検
出部6の検出信号により車上データ処理部3が停止状態
であることを認識し、その時点での距離、すなわち列車
の移動量と、列車の車両長及び編成長に適した停止位置
目標間での距離とを比較し、その時点での停止位置が妥
当であるか否かを判断するもので、その判断結果を表示
部7により表示出力させる一方、該判断結果を音声出力
部8により音声としても拡声出力するなお、車上データ
処理部3は外部機器接続部9により上記地上伝送制御部
2以外の外部機器ともデータの送受を行なうことができ
るようになっており、列車の停止時に車上データ処理部
3から出力されるその停止位置が妥当であるか否かを示
す判断結果の情報も外部機器へ出力することが可能とな
っている。
【0025】上記のような構成にあって、停止位置目標
から予め設定された距離だけ離れた走行路近傍の地点に
設置された地上伝送制御部2において、列車の通過によ
りその列車に搭載設置されている車上伝送制御部1に対
して設置地点距離のデータを送信する一方、この車上伝
送制御部1からその列車の車両長及び編成長のデータを
受信すると、受信したデータは直ちに地上データ処理部
4へ転送される。
【0026】地上データ処理部4は、地上伝送制御部2
からの通過列車の車両長及び編成長のデータに応じ、停
止位置目標表示灯5が1個しかない場合にはその停止位
置目標表示灯5を、また停止位置目標表示灯5が複数あ
る場合にはそれらの中から特に上記地上伝送制御部2か
ら受けた通過列車の車両長及び編成長データに対応する
適切なもののみを判断して点灯制御し、上記列車の停止
に際して誘導支援を行なう。
【0027】また、列車側では、車上データ処理部3
が、車軸回転検出部6の検出信号及び予め設定されてい
る車輪径を用いて当該列車の移動量を算出し、算出した
移動量と、車上伝送制御部1を介して地上伝送制御部2
から得た停止位置目標までの距離を示す設置地点距離の
データとを比較して、停止位置目標までの距離を常時算
出するもので、算出した停止位置目標までの距離を具体
的に表示部7により表示させ、運転員に対して上記停止
位置目標表示灯5の点灯表示と併せて停止位置の誘導支
援を行なう。
【0028】そして、運転員が列車を停止した際には、
車上データ処理部3が車軸回転検出部6からの検出信号
により停止状態であることを認識し、その時点での距
離、すなわち上記地上伝送制御部2を通過してからの列
車の移動量と、地上伝送制御部2から受信した設置地点
距離、つまりこの列車の車両長及び編成長に適した停止
位置目標間での距離とを比較し、その時点での停止位置
が妥当であるか否かを判断してその判断結果を表示部7
により表示出力させる一方、該判断結果を音声出力部8
により所定の音声信号としても拡声出力するこの場合、
さらに該判断結果の情報を外部機器接続部9より図示し
ない外部機器へ出力し、この列車の停止状態に関する情
報を活用させるものとしてもよい。
【0029】このような動作を行なうことで列車の運転
員は、停止位置目標表示灯5の点灯表示と表示部7での
距離表示による誘導支援を受けながら列車を停止させ、
その実際に停止させた位置が妥当であるか否かを、表示
部7での表示内容と音声出力部8での音声信号とによっ
て確認することができる。
【0030】したがって、停止するべき位置を列車の運
転員に非常に分かりやすい状態で迅速且つ正確に誘導す
ることができ、運転員に強いている注意力を従来よりも
大幅に軽減させ、緊張による心理的負担を緩和させて、
運転員の疲労が危険に直結することから、安全性の向上
にも寄与することができる。
【0031】なお、上記車上伝送制御部1を搭載設置し
た列車を旅客電車とし、地上伝送制御部2を鉄道の駅に
設置した場合の具体例について図2により説明する。図
2(a)において、車上伝送制御部21は例えば電車先
頭車両Vの下部側に設置し、この車上伝送制御部21と
相対向する駅構内の特定位置に地上伝送制御部22を設
置する。
【0032】図2(b)は車上伝送制御部21と地上伝
送制御部22のより詳細な設置位置を例示するもので、
Wは電車先頭車両Vの車輪、RRは走行路Rである軌道
であり、車上伝送制御部21を電車車両V側面の乗車位
置より下部側、例えばスカート部に設置すると共に、こ
の車上伝送制御部21と相対向するように、地上伝送制
御部22を駅プラットホームHMの電車進入側側面に設
置するものとする。
【0033】この場合、車上伝送制御部21は常時地上
伝送制御部22を呼出すコマンドの送信と、地上伝送制
御部22からの応答を受ける受信状態を時分割で交互に
繰返すもので、車上伝送制御部21が発したコマンドに
対して地上伝送制御部22からの応答があった場合に、
車上伝送制御部21では応答信号が終了するまで新ため
て受信状態を継続し、その受信が終了した時点でデータ
の誤り訂正を行ない、データに誤りがないか、あるいは
あっても訂正し得る範囲内であればその訂正したデータ
を上記車上データ処理部3に相当する回路部へ送出す
る。
【0034】車上伝送制御部21と地上伝送制御部22
は、例えば電磁誘導結合方式により各々コイルの電磁誘
導が及ぶ範囲で送受信を行なうものとする。この場合、
車上伝送制御部21から地上伝送制御部22へコマンド
送信を行なうには、比較的大きな送信出力が得られ、そ
の出力レベルで発生ノイズを押さえることができると共
に、地上伝送制御部22の受信回路を簡易な構成とする
ことができる、振幅偏移変調方式を用いるものとする。
【0035】一方、地上伝送制御部22から車上伝送制
御部21へ応答信号の送信を行なうには、送信出力のレ
ベルが低くてもノイズの影響を受けにくい周波数偏移変
調方式を用いるものとする。
【0036】なお、上記図2では、列車としての旅客電
車が鉄道の駅構内で停止する場合の装置に適用したもの
について説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、複数の車両からなる列車がある程度限定される走行
路を通過し、定位置で停止する必要があるような対象で
あれば、いずれにも適用可能であることはいうまでもな
い。
【0037】また、上記図2における車上伝送制御部2
1と地上伝送制御部22の設置位置や送受信する信号の
変調方式等はこれに限るものではなく、その他の設置位
置、変調方式等を用いるものとしてもよいことは勿論で
ある。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で
種々変形して実施することが可能であるものとする。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、地上側で
停止するべき位置を列車の運転員に分かりやすい状態で
迅速且つ正確に誘導することができる。請求項2記載の
発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加え
て、列車の車両長に対応して複数の停止位置目標がある
場合でも適切なもののみを選択して点灯表示させること
ができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、例えば鉄道車両
などのように複数車両で編成された列車に対しても対応
することができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1乃至3いずれかに記載の発明の効果に加えて、車上側
においても上記停止位置目標までの距離を随時正確に表
示するため、列車の運転員により分かりやすく停止位置
を迅速且つ正確に誘導支援することができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、停止位置の妥当性を確認
することもでき、運転員の負担をより軽減することがで
きる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、停止位置の妥当性を音に
よっても確認することもでき、さらに運転員の負担を軽
減することができる。
【0043】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、停止位置の妥当性を示す
情報を他の外部機器に出力してこの列車の停止状態に関
する情報を活用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る機能回路構成を示
すブロック図。
【図2】同実施の形態に係る車上伝送制御部と地上伝送
制御部の具体的な設置例を示す図。
【符号の説明】
1,21…車上伝送制御部 2,22…地上伝送制御部 3…車上データ処理部 4…地上データ処理部 5…停止位置目標表示灯 6…車軸回転検出部 7…表示部 8…音声出力部 9…外部機器接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 毅 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の走行路近傍に設置され、該走行路
    を通過する列車のからその列車のの車両長の情報を受信
    する受信手段と、 この受信手段で受信した列車の車両長の情報から上記列
    車の停止位置目標を判断する判断手段と、 この判断手段で得られた上記列車の停止位置目標を点灯
    表示する停止位置目標表示手段とを具備したことを特徴
    とする列車の定位置停止支援装置。
  2. 【請求項2】 上記停止位置目標表示手段は上記列車の
    走行路に沿って複数設置され、 上記判断手段は上記受信手段で受信した列車の車両長の
    情報に対応して上記複数の停止位置目標表示手段の中か
    ら1つを選択して選択したもののみを点灯表示させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の列車の定位置停止支援装
    置。
  3. 【請求項3】 上記列車は複数車両で編成され、上記列
    車の車両長の情報は単体の車両長と編成長とからなるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の列車の定位置停
    止支援装置。
  4. 【請求項4】 上記受信手段は、上記列車に対してその
    受信手段の設置位置から予め設定された停止位置までの
    距離情報を送信する送信機能を有し、 上記列車は、上記受信手段に対してその列車の車両長の
    情報を送信する一方、上記受信手段からの距離情報を受
    信する情報伝送手段と、 上記走行路上での移動量を検出する移動量検出手段と、 上記情報伝送手段で得た距離情報と上記移動量検出手段
    で得た移動量とから上記停止位置目標までの距離を算出
    する演算手段と、 この演算手段で算出した上記停止位置目標までの距離を
    表示する表示手段とをさらに具備したことを特徴とする
    請求項1乃至3いずれかに記載の列車の定位置停止支援
    装置。
  5. 【請求項5】 上記演算手段は、上記移動量検出手段の
    検出する移動量により当該列車が停止したと判断した際
    に、上記情報伝送手段で得た距離情報とそれまで上記移
    動量検出手段で得ていた移動量とからその停止位置が妥
    当であるか否かを判断する判断機能を有し、 上記表示手段は、上記判断機能による判断結果を表示す
    ることを特徴とする請求項4記載の列車の定位置停止支
    援装置。
  6. 【請求項6】 上記列車は、上記判断機能による判断結
    果に対応した放音を行なう音声出力手段をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項5記載の列車の定位置停止支
    援装置。
  7. 【請求項7】 上記列車は、上記判断機能による判断結
    果を外部機器に出力する外部機器接続手段をさらに具備
    したことを特徴とする請求項5記載の列車の定位置停止
    支援装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11278270A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Nippon Signal Co Ltd:The 列車停止位置表示装置
JP2010120544A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Mitsubishi Electric Corp 列車長検出システムおよび列車重量計算システム
JP2018131120A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社日立製作所 列車制御情報伝達システム

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