JPH1178413A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH1178413A
JPH1178413A JP9250258A JP25025897A JPH1178413A JP H1178413 A JPH1178413 A JP H1178413A JP 9250258 A JP9250258 A JP 9250258A JP 25025897 A JP25025897 A JP 25025897A JP H1178413 A JPH1178413 A JP H1178413A
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JP
Japan
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tread
rubber
fluorine
rubber composition
tire
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Withdrawn
Application number
JP9250258A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsumoto
浩幸 松本
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH1178413A publication Critical patent/JPH1178413A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/14Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
    • B60C11/18Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of strip form, e.g. metallic combs, rubber strips of different wear resistance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0016Compositions of the tread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1307Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
    • B60C11/1346Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝形状及び溝配列に左右されずに優れた排水
性を備え、ドライ操縦安定性や耐偏摩耗性などの性能と
耐ハイドロプレーニング性との両者を優位に発揮し得る
空気入りラジアルタイヤを提供する。 【解決手段】 トレッドゴムは異なる配合内容をもつ2
種類以上のゴム組成物からなる複合ゴム構成を有し、複
合ゴムの少なくとも1種類のゴム組成物がフッ素系添加
剤を配合成分に有し、フッ素系添加剤を配合成分に有す
るゴム組成物はその残余のゴム組成物を介して踏面幅方
向及びトレッドゴム厚さ方向の少なくとも一方向に分離
して位置すると共に踏面周方向に延びる配置になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雨天時又はその
直後、水膜乃至それを超える深さの水に覆われた路面
(以下ウエット路面という)を車両が高速走行する際に
優れた排水性を発揮する空気入りラジアルタイヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年車両の高性能化、なかでも乗用車の
高性能化は著しく進み、この高性能化に対応して車両に
装着する空気入りラジアルに対しても格段の性能向上が
望まれるようになっている。特に乗用車用タイヤにおい
ては操縦安定性の格段の向上が必要不可欠である。なか
でもスポーツタイプ車や高級車に装着されるタイヤにお
いてはコーナリング時に大きな剛性が得やすく、これに
より高度に優れた操縦安定性の発揮に有利なより一層の
偏平タイヤ、すなわち偏平比の呼び(偏平率)で値がよ
り小さなタイヤの採用が一般化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし偏平率がより小
いタイヤほど踏面の接地幅がより一層広がる一方、接地
長さはより短くなるため、踏面幅方向に均一な接地圧分
布が得難くなり、その結果ウエット路面を高速で転動す
るタイヤの接地面における、接地圧の依存度合いが高い
排水性は低下し、比較的低速域の車両速度でいわゆるハ
イドロプレーニング現象が発生し易くなる。
【0004】このハイドロプレーニング現象の発生速度
を成るべく高速側にシフトさせるため、排水性向上に最
も寄与するトレッド部踏面の溝形状や溝配列に各種の工
夫が施されてきた結果、小偏平率のタイヤの耐ハイドロ
プレーニング性は或る程度まで改善されている。
【0005】しかるに溝形状や溝配列は一方で、トレッ
ド部踏面側のトレッドゴムの陸部形状及び陸部配列を規
定することに外ならず、このことは排水性以外の、例え
ばドライ路面での操縦安定性や耐偏摩耗性などの性能に
大きな影響をもたらす。すなわち排水性とそれ以外の必
要性能とが常に両立し得る溝形状や溝配列が得られると
は限らず、往々にして排水性の点で望ましい溝形状及び
溝配列と、ドライ操縦安定性や耐偏摩耗性の点で必要と
する陸部の剛性分布との両立が得られない場合が生じ
る。よってこの場合、溝形状及び溝配列による排水性の
改善度合いに自ずと限界が生じる。
【0006】従ってこの発明の請求項1〜9に記載した
発明は、溝形状及び溝配列の設定に対し大きな自由度を
もたせて、高度に高いドライ操縦安定性や優れた耐偏摩
耗性などの性能と、排水性の大幅向上による優れた耐ハ
イドロプレーニング性とを両立させ得るトレッド部を備
えた空気入りラジアルタイヤの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明による空気入りラジアルタイヤは、一対のビー
ド部及び一対のサイドウォール部と、両サイドウォール
部相互間にトロイド状をなして連なるトレッド部とから
なり、これら各部を補強するラジアルカーカスと、該カ
ーカスの外周でトレッド部を強化するベルトとを備える
空気入りラジアルタイヤにおいて、上記トレッド部のト
レッドゴムは異なる配合内容をもつ2種類以上のゴム組
成物からなる複合ゴム構成を有し、該複合ゴムの少なく
とも1種類のゴム組成物がフッ素系添加剤を配合成分に
有し、フッ素系添加剤を配合成分に有するゴム組成物は
その残余のゴム組成物を介して踏面幅方向及びトレッド
ゴム厚さ方向の少なくとも一方向に分離して位置すると
共に該分離位置にて踏面周方向に延びる配置になること
を特徴とする空気入りラジアルタイヤである。
【0008】請求項1に記載した発明を実施するに当
り、好適には請求項2に記載した発明のように、上記フ
ッ素系添加剤を配合成分に有するゴム組成物が、トレッ
ドゴム中にて多数個の板状環状体又は多数個の棒状環状
体のうちいずれか一の環状体を形成することが有利であ
る。
【0009】この場合前者の多数個の板状体の配列に関
し、より一層実際的には、請求項3に記載した発明のよ
うに、上記フッ素系添加剤を配合成分に有するゴム組成
物の多数個の板状環状体が、タイヤ断面にて縦位置でト
レッド幅方向に横並び配置になること、又は請求項4に
記載した発明のように、上記フッ素系添加剤を配合成分
に有するゴム組成物の多数個の板状環状体が、タイヤ断
面にて横位置で踏面幅方向及びトレッドゴム厚さ方向に
横並び及び縦並び配置になることが有利に適合する。
【0010】また後者の多数個の棒状体の配列に関して
は、請求項5に記載した発明のように、上記フッ素系添
加剤を配合成分に有するゴム組成物の多数個の棒状環状
体が、トレッドゴム中で一様に分布するのが有利であ
る。
【0011】さらに上記フッ素系添加剤を配合成分に有
するゴム組成物の別の好適実施形態として、請求項6に
記載した発明のように、上記トレッド部はその踏面に2
本以上の踏面周方向に直状に延びる主溝を有し、該主溝
の両壁面及び底面を上記フッ素系添加剤を配合成分に有
するゴム組成物が包囲するのが有効である。
【0012】請求項1〜6に記載した発明を通じて、請
求項7に記載した発明のように、上記フッ素系添加剤を
配合成分に有するゴム組成物のトレッドゴムに占める容
積割合につき、踏面中央領域における容積割合が踏面中
央領域の両側領域における割合よりも大きいのが望まし
い。
【0013】請求項1〜7に記載した発明全体にわた
り、請求項8に記載した発明のように、上記フッ素系添
加剤が、パーフルオロアルキル基含有共重合体であるこ
と、そして請求項9に記載した発明のように、上記フッ
素系添加剤がオリゴマー状をなすことが好適に適合す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態例を
図1〜図5に基づき以下詳細に説明する。図1は、タイ
ヤ回転軸心を含む平面による空気入りラジアルタイヤ
(以下タイヤという)の一実施形態例の左半断面図であ
り、図2は、他の実施形態例タイヤの左半断面図であ
り、図3は、別の実施形態例タイヤの左半断面図であ
り、図4は、さらに他の実施形態例タイヤの左半断面図
であり、図5は、図1〜図4に示すタイヤのフットプリ
ント輪郭線図である。
【0015】図1〜図4において、タイヤは一対のビー
ド部(片側のみ示す)1、一対のサイドウォール部(片
側のみ示す)2、両サイドウォール部2相互間にトロイ
ド状に連なるトレッド部3からなる。なおタイヤ赤道面
Eからの右半部も左半部同様である。
【0016】有機繊維コ─ド、例えばポリエステルコー
ド又はナイロンコードのラジアル配列になる1プライ以
上(図示例は2プライ)のラジアルカーカス5は、上記
各部1〜3をビード部1内に埋設した一対のビードコア
4(片側のみ示す)相互間にわたり補強し、カーカス5
の外周に配置したベルト6はトレッド部3を強化する。
ベルト6は慣例に従い2層以上(図示例は2層)のスチ
ールコード交差層と、その外周に配置した有機繊維コ─
ド、例えばナイロンコードの広幅螺旋巻回層(いわゆる
キャップ層)と、該層の端部外周に配置した狭幅の同様
螺旋巻回層(いわゆるレイヤ層)により構成する。
【0017】トレッド部3の踏面3t側にはトレッドゴ
ム7を配置し、該ゴム7とサイドウォールゴム8とはシ
ョルダ部近傍の重ね合せ面Sにて互いに接合する。符号
9は空気不透過性ゴムでチューブレスの役を担うインナ
ーライナである。
【0018】ここにトレッドゴム7は異なる配合内容を
もつ2種類以上のゴム組成物の複合ゴム構成を有し、こ
の複合ゴムの少なくとも1種類のゴム組成物はフッ素系
添加剤を配合成分に有するゴムであることを要する。フ
ッ素系添加剤を配合成分に有するゴム組成物は残余のゴ
ム組成物、すなわちフッ素系添加剤を配合成分にもたな
いゴム組成物を介し、踏面3tの幅方向に分離して位置
するか、又はトレッドゴム7の厚さ方向に分離して位置
するか、乃至踏面3tの幅方向とトレッドゴム7の厚さ
方向との両方向に分離して位置するものとする。しかも
フッ素系添加剤を配合成分に有するゴム組成物はそれぞ
れの分離位置で踏面3tの周方向に延びる配置になるも
のとし、この配置は周方向に切れ目なく連なる場合、た
とえ切れ目があるにしても極く狭い間隔で延びる場合の
双方を含む。以下、このことを図1〜図5に基づき詳述
する。
【0019】図1〜図4に例示するトレッドゴム7は溝
11、12、13を備え、図示例では4本の主溝11、
12が踏面3tの円周に沿って延びる直状溝であり、溝
13は直状主溝11、12に開口する傾斜溝である。こ
れら溝の形状及び配列をフットプリントにより図5に示
す。なお直状主溝は2本以上あれば良い。
【0020】図5は、JATMA YEAR BOOK
(1997年版JATMA規格)が定める適用リムに図
1〜図4に示すタイヤを組付けたタイヤ及びリム組立体
に、JATMA規格が定める「空気圧−負荷能力対応
表」に基づく最大負荷能力に対応する空気圧を充てん
し、最大負荷能力の70%に相当する荷重を負荷して平
板に垂直に押し当てたとき得られる、いわゆる踏面3t
のフットプリントの輪郭線図である。ここに上記空気圧
及び荷重は実際の車両における使用条件に近い条件とし
て設定した。図1〜図4に示すタイヤ左半部は図5のA
−A線に沿う断面であり、よってトレッドゴム7は溝1
1、12、13の他に先端がブラインドとなる傾斜溝1
4及び直状溝12とショルダ部とに開口する横溝15を
備える。なお符号WC は接地幅であり、符号LC は接地
長さである。
【0021】図1に示すトレッドゴム7は、フッ素系添
加剤を配合成分にもつ1種類のゴム組成物7Cと、フッ
素系添加剤を配合成分にもたない1種類のゴム組成物7
Aとの2種類のゴム組成物から構成し、図2〜図4に示
すトレッドゴム7は、フッ素系添加剤を配合成分にもつ
2種類のゴム組成物7B、7Cと、フッ素系添加剤を配
合成分にもたない1種類のゴム組成物7Aとの3種類の
ゴム組成物から構成している。
【0022】図1に示すトレッドゴム7は、直状主溝1
1、12の両壁面及び底面をフッ素系添加剤を配合成分
にもつゴム組成物7C(ドットにて示す部分)にて包囲
する構成を有し、ゴム組成物7C部分は踏面3tの幅方
向にゴム組成物7Aを介して分離して位置する。
【0023】図2に示すトレッドゴム7は、ゴム組成物
7B、7Cの多数個の板状の環状体が縦位置を採り、縦
位置の板状環状体は踏面3t幅方向にゴム組成物7Aを
介して交互に分離して位置し、板状環状体の高さは少な
くとも直状主溝11、12の溝深さを有する構成にな
る。この場合板状環状体は踏面3tに露出するのが良
い。これら板状環状体は一様な厚さを有する場合、異な
る厚さを有する場合のいずれも可とし、また踏面3t幅
方向に一様な分布配置であること、一様ではない分布配
置であることの双方を含む。
【0024】図3に示すトレッドゴム7は、ゴム組成物
7B、7Cが多数個の棒状の環状体をなし、これら棒状
環状体はほぼ同じ断面形状を有し、ゴム組成物7B、7
Cの棒状環状体は踏面3t幅方向及びトレッドゴム7の
厚さ方向それぞれにゴム組成物7Aを介して交互に分離
して位置し、棒状環状体はトレッドゴム7中で一様に分
布し、少なくとも主溝11、12の溝深さにわたる配置
になる構成を有する。この場合も棒状環状体の一部は踏
面3tに露出するのが良い。なお必要に応じ棒状環状体
の断面形状が異なることを可とする。
【0025】図4に示すトレッドゴム7は、図1〜図3
に示す構成とは大幅に異なる構成を有し、ゴム組成物7
B、7Cの多数個の板状の環状体を横位置とし、ゴム組
成物7B、7Cの板状環状体はほぼ同じ厚さを有してゴ
ム組成物7Aを介し横並びに隣接する合体板状環状体の
形態をとり、この合体板状環状体をトレッドゴム7の厚
さ方向に全ゲージにわたり積層した構成を有するもので
ある。この場合も合体板状環状体は踏面3tに露出する
のが適合する。
【0026】さて、ウエット路面走行時におけるハイド
ロプレーニング現象の発生速度をより高速度領域にシフ
トさせるためには、高速で転動するタイヤのトレッドゴ
ムの接地面内に楔状に食い込む水を可能な限り素早く、
高効率で接地面外に排水する能力を高めれば良い。この
水の排水効率に対して溝の寄与が高いのは言うまでもな
く、そこで従来は排水効率が最大となる、乃至はそれに
成るべく近い値となる溝形状や溝配列を見出して、これ
を採用してきたことは既に触れた通りである。
【0027】しかし排水現象を詳細に調べたところ、高
速で転動するトレッドゴムの接地面内を流れる水の流速
が極めて高速であることから、流水が接触する溝表面と
の間に生じる流水の摩擦抵抗が排水効率に多大な影響を
及ぼしていることが解明できた。すなわち溝表面の流水
に対する摩擦抵抗が小さいほど、溝内部を流れる水のエ
ネルギ損失が減少して、水はより一層円滑に、より速や
かに接地面外に排水されるという事実を見出したのであ
る。
【0028】さらに鋭意研究を進めた結果、流水に対す
る溝表面の摩擦抵抗と、溝表面の撥水性とに強い逆相関
が存在することを解明した。すなわち溝表面の撥水性を
高めれば流水の摩擦抵抗はより一層低減するという事実
である。このことが異なる配合内容をもつ2種類以上の
ゴム組成物のうち少なくとも1種類のゴム組成物がフッ
素系添加剤を配合成分にもつゴム組成物からなり、この
フッ素系添加剤を配合成分にもつゴム組成物はその残余
のゴム組成物を介して踏面3t幅方向及びトレッドゴム
7の厚さ方向の少なくとも一方向に分離して位置すると
共にこの分離位置にて踏面3tの周方向に延びる配置に
なるトレッドゴム7を適用する所以である。
【0029】なぜならこのフッ素系添加剤を配合成分に
もつゴム組成物は撥水性が極めて高い特有な性質を有
し、それ故、図1を参照して、ゴム組成物7C内に形成
されている直状主溝11、12表面は流水に対しより低
い摩擦抵抗の性質を発揮し、トレッドゴム7の使用開始
から摩耗限界(残溝深さ1.6mm)まで一貫して高度
に高い排水性が得られる。その結果、従来なら不満足な
耐ハイドロプレーニング性を示すに止まっていた溝形状
及び溝配列であっても、上記ゴム組成物を適用すること
で要求を十分満たす耐ハイドロプレーニング性を得るこ
とができる。
【0030】このことは、主溝11、12表面特有の効
果に止まらず、図2〜図4に示す板状環状体乃至棒状環
状体をなすゴム組成物7B、7Cをトレッドゴム7に配
置することによっても、タイヤの新品時からトレッドゴ
ム7の摩耗限界までの間にわたり直接路面に接触する陸
部の流水に対する摩擦抵抗低減効果は著しく、これによ
り踏面3tの陸部における排水性が大幅に向上し、上記
同様に優れた耐ハイドロプレーニング性を実現すること
ができる。
【0031】さらに図2〜図4に示す板状環状体乃至棒
状環状体をなすゴム組成物7B、7Cをトレッドゴム7
に配置することは、タイヤの走行距離の延びに伴うトレ
ッドゴム7の摩耗進行につれ、ゴム組成物7A、7B、
7Cの摩耗進展度合いの差により形成される微小段差が
排水性及びグリップ性それぞれの性能を向上させる効果
をもたらす。そのためゴム組成物7A、7B、7Cのう
ちの1種乃至2種に耐摩耗性に優れるゴムを適用するの
が望ましい。
【0032】また図5に示すフットプリント輪郭図を参
照すれば明らかなように、トレッドゴム7の踏面3tの
接地形状は、接地長さLC は接地幅WC の中央に位置し
て中膨らみ形状をなすので、図1を参照して、ゴム組成
物7C又はゴム組成物7B、7Cのトレッドゴム7に占
める容積割合につき、踏面3tの全幅wの1/4をタイ
ヤ赤道面Eの両側に振り分けた中央領域の境界平面P−
P間(0.5w)における容積割合を、中央領域の両側
領域、すなわち中央領域境界平面Pと踏面端境界平面Q
とで囲まれる平面P−Q間における容積割合より大きく
するのが望ましい。なお踏面端境界面Qは踏面3tの延
長線とサイドウォール部表面の延長線との交点を通るタ
イヤ赤道面Eと平行な平面である。勿論中央領域境界平
面Pもタイヤ赤道面Eと平行な平面である。
【0033】またこれまで述べてきたフッ素系添加剤は
パーフルオロアルキル基含有共重合体からなること、そ
してフッ素系添加剤はオリゴマー状をなすことが有利に
適合し、これであれば上記の効果を一層高めることに寄
与する。
【0034】ゴム組成物に配合するパーフルオロアルキ
ル基共重合体からなるフッ素系添加剤としては、パーフ
ルオロアルキル基含有エチレン性不飽和単量体と、アセ
トアセチル基含有エチレン性不飽和単量体とを反応させ
て得られるフッ素系共重合体が好適に適合する。これら
フッ素系添加剤の配合量はゴム100重量部に対し1〜
20重量部の範囲内が望ましい。
【0035】ここにフッ素系添加剤がパーフルオロアル
キル基共重合体からなることを要するのは、少量添加で
効果を発揮し、かつゴムマトリックス成分の硬化などの
力学的特性変化、乃至物性低下を伴うことなく撥水性効
果を発揮するからである。一般的なフッ素系樹脂を単に
配合した場合、撥水性と物性との両立は困難である。
【0036】またフッ素系添加剤はオリゴマー状をな
し、分子量が7000〜9000の範囲内にあるのが好
適に適合する。それは添加剤をこの範囲内の分子量状態
とすることで、ゴム組成物のポリマー(一般に分子量が
数十万)に比しより低重合体となり、その結果添加剤の
ゴム組成物内での分散度合いを向上させることができる
と同時に、共重合したオリゴマー体がゴム中のポリマー
と絡み合うことで強力な結合力を介しフッ素系添加剤と
ゴム組成物との間の結合力を強固なものとすることがで
き、撥水性効果の持続性を向上させることができるから
である。
【0037】また上記ゴム組成物に珪素酸化物、例えば
シリカを添加配合することにより、シリカのフッ素系添
加剤に対する強力な吸着力作用を利用し、さらにシラン
・カップリング剤を加えることによりシリカを介してフ
ッ素添加剤とゴム組成物との結合力をさらに一層高める
ことができ、撥水効果の持続性をさらに向上させること
ができる。
【0038】
【実施例】乗用車用ラジアルプライタイヤで、サイズが
225/50R16であり、構成は実施例1が図1に、
実施例2が図2に、そして実施例3が図4にそれぞれ従
い、溝形状及び溝配列は図5に従う。踏面3tの接地幅
C は176mm、接地長さLC は122mmであっ
た。カーカス5は1000D/2のポリエステルコード
の2プライからなり、ベルト6は2層の1×5構造のス
チールコード交差層と、1260D/2のナイロンコー
ドのキャップ層と、同じコードのレイヤ層とからなる。
なお比較例は図6に従い、トレッドゴム7は単一ゴムか
らなる。
【0039】表1に実施例1、2、3及び比較例におけ
るトレッドゴム7のゴム組成物7A、7B、7Cの配合
内容上段に示す。数値は重量部数である。なお中段には
これらトレッドゴムの物性値を示した。トレッドゴム7
に適用したゴム組成物について、実施例1はゴム組成物
7A、7Cであり、実施例2、3ではゴム組成物7A、
7B、7Cであり、比較例はゴム組成物7Aのみであ
る。
【0040】
【表1】
【0041】表1の項目に記載した、スチレンブタジエ
ンゴムは、スチレン成分の含有率が35%、シリカは、
日本シリカ社製のニップシールVN3 AQ、シランカ
ップリング剤は、DEGUSSA 社製のSi−69、加硫促進
剤NSは、大内新興化学工業社製のノクセラーNS−
F、加硫促進剤CZは、大内新興化学工業社製のノクセ
ラーCZ−G、フッ素系添加剤は、パーフルオロアルキ
ル基含有オリゴマーであり、大日本インキ化学工業社製
ディフェンサMCF−323SF、M104、である。
【0042】また表1の項目に記載したトレッドゴムの
物性値に関して、JIS硬度は、JIS K6301に
規定した方法に従い、スプリング式硬さ試験機A型によ
り温度25℃下での測定値、破壊強度(MPa)及び1
00%モジュラス(MPa)は、JIS3号試験片を用
い、採取し得るサンプルにより試験片をダンベル形状と
して、JIS K6301に従い温度25℃にて測定し
た値、接触角(度)は、水平なゴム表面に重力の影響を
受けにくい程度の大きさ(直径1mm程度)をもつ水滴
を滴下し、そのときのゴム表面における水滴表面の接線
と、水滴と接触している側のゴム表面とがなす角度θを
接触角度計により測定した値の比較例との角度差(角度
θが大なるほど撥水性が高いことを示す)で、ある。
【0043】実施例1、2、3及び比較例のタイヤを供
試タイヤとし、これらタイヤを2500ccの後輪駆動
車(国産乗用車)のテスト車両に装着し、テストドライ
バを含む乗員2名で以下の2種類のテストを実施した。
なおテストに先立ち各供試タイヤは500kmのならし
走行を行った。 (1)ハイドロプレーニング(H.P)発生速度;水深
10mmの試験路面を走行した際のH.P発生の初期速
度を操舵応答による体感で測定。 (2)ウエット/ドライ操縦安定性;テストコースのド
ライ路面を速度60〜120km/hの範囲で、直進走行、
レーンチェンジ走行及び円旋回走行を実施し、それぞれ
の走行結果を纏めてフィーリング評価した。性能評価
は、比較例タイヤをコントロールタイヤとして10点満
点で評点付けを行い、実施例1〜3のタイヤは比較例タ
イヤとの対比で±10段階の数値によった。もちろんプ
ラス側で値が大なるほど良い。これらのテスト結果を表
2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】表2の結果から、実施例1、2、3のタイ
ヤはいずれも、トレッドゴム7の撥水性が比較例タイヤ
のトレッドゴム7対比優れていることにより、H.P発
生速度が比較例対比高速側にシフトしていて、それゆえ
ウエット操縦安定性の大幅向上が得られていることがわ
かる。特に実施例2、3のタイヤではゴム組成物7A、
7B、7Cそれぞれの摩耗進展度合いの差により形成さ
れた微小凹凸により排水性及びグリップ性能双方の向上
効果が得られているばかりか、ドライ操縦安定性も比較
例タイヤ対比向上していることがわかる。また表1の記
載を省略したが、各供試タイヤを高速道路40%、一般
道路60%の割合で実地走行させた結果、何れのタイヤ
にも目立つ程の偏摩耗発生は見られず、また耐摩耗性も
四者間で差は見られず、実施例タイヤ1〜3は摩耗に関
する点でも申し分ない優れた性能を発揮することを確か
めている。
【0046】
【発明の効果】この発明の請求項1〜9に記載した発明
によれば、ドライ路面での操縦安定性や耐偏摩耗性など
の性能を高度に発揮させるために必要な溝形状及び溝配
列を、耐ハイドロプレーニング性向上のため不本意に変
更する必要はなく、溝形状及び溝配列の設定に対し大幅
な自由度をもたせることが可能となり、その結果高度に
高いドライ操縦安定性や優れた耐偏摩耗性などの性能
と、排水性の大幅向上による優れた耐ハイドロプレーニ
ング性及びウエット操縦安定性とを両立させ得るトレッ
ド部を備えた空気入りラジアルタイヤを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例タイヤの左半断面図
である。
【図2】この発明の実施の他の形態例タイヤの左半断面
図である。
【図3】この発明の実施の別の形態例タイヤの左半断面
図である。
【図4】この発明の実施のさらに他の形態例タイヤの左
半断面図である。
【図5】図1〜図4に示すタイヤのフットプリント輪郭
図である。
【図6】従来タイヤの左半断面図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 サイドウォール部 3 トレッド部 3t 踏面 4 ビードコア 5 ラジアルカーカス 6 ベルト 7 トレッドゴム 7A、7B、7C ゴム組成物 8 サイドウォールゴム 9 インナーライナゴム 11、12 直状溝 13、14 傾斜溝 15 横溝 w 踏面幅 P 踏面中央領域境界平面 Q 踏面端境界平面 WC 接地幅 LC 接地長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B60C 11/04 B60C 11/04 H 11/13 11/06 Z (C08L 21/00 27:12)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部及び一対のサイドウォー
    ル部と、両サイドウォール部相互間にトロイド状をなし
    て連なるトレッド部とからなり、これら各部を補強する
    ラジアルカーカスと、該カーカスの外周でトレッド部を
    強化するベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにお
    いて、 上記トレッド部のトレッドゴムは異なる配合内容をもつ
    2種類以上のゴム組成物からなる複合ゴム構成を有し、
    該複合ゴムの少なくとも1種類のゴム組成物がフッ素系
    添加剤を配合成分に有し、フッ素系添加剤を配合成分に
    有するゴム組成物はその残余のゴム組成物を介して踏面
    幅方向及びトレッドゴム厚さ方向の少なくとも一方向に
    分離して位置すると共に該分離位置にて踏面周方向に延
    びる配置になることを特徴とする空気入りラジアルタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 上記フッ素系添加剤を配合成分に有する
    ゴム組成物が、トレッドゴム中にて多数個の板状環状体
    又は多数個の棒状環状体のうちいずれか一の環状体を形
    成してなる請求項1に記載したタイヤ。
  3. 【請求項3】 上記フッ素系添加剤を配合成分に有する
    ゴム組成物の多数個の板状環状体が、タイヤ断面にて縦
    位置でトレッド幅方向に横並び配置になる請求項1又は
    2に記載したタイヤ。
  4. 【請求項4】 上記フッ素系添加剤を配合成分に有する
    ゴム組成物の多数個の板状環状体が、タイヤ断面にて横
    位置で踏面幅方向及びトレッドゴム厚さ方向に横並び及
    び縦並び配置になる請求項1又は2に記載したタイヤ。
  5. 【請求項5】 上記フッ素系添加剤を配合成分に有する
    ゴム組成物の多数個の棒状環状体が、トレッドゴム中で
    一様に分布してなる請求項1又は2に記載したタイヤ。
  6. 【請求項6】 上記トレッド部はその踏面に2本以上の
    踏面周方向に直状に延びる主溝を有し、該主溝の両壁面
    及び底面を上記フッ素系添加剤を配合成分に有するゴム
    組成物が包囲する請求項1に記載したタイヤ。
  7. 【請求項7】 上記フッ素系添加剤を配合成分に有する
    ゴム組成物のトレッドゴムに占める容積割合につき、踏
    面中央領域における容積割合が踏面中央領域の両側領域
    における割合よりも大きい請求項1〜6に記載したタイ
    ヤ。
  8. 【請求項8】 上記フッ素系添加剤が、パーフルオロア
    ルキル基含有共重合体である請求項1〜7に記載したタ
    イヤ。
  9. 【請求項9】 上記フッ素系添加剤がオリゴマー状をな
    す請求項8に記載したタイヤ。
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