JPH1177767A - 射出成形方法及びこの射出成形用金型 - Google Patents

射出成形方法及びこの射出成形用金型

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JPH1177767A JP23942897A JP23942897A JPH1177767A JP H1177767 A JPH1177767 A JP H1177767A JP 23942897 A JP23942897 A JP 23942897A JP 23942897 A JP23942897 A JP 23942897A JP H1177767 A JPH1177767 A JP H1177767A
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淳広 鈴木
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0025Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーナーの内側にリブを有する射出成形品に
おいて、ウェルドラインが製品の可視面に発生しないよ
うにする。 【解決手段】 プラスチック射出成形によって成形され
る製品のコーナー部形状の両面に接しているリブ2にお
いて、このリブ2の肉厚を製品面の肉厚の50%未満1
0%以上の範囲に設定することにより、当該リブ2の樹
脂の流れを抑制し、リブ2の形状から製品側面6部分へ
の先行流れを防止することによって、ウェルドライン4
をリブ側に発生させ、可視面側に発生させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂を用いて
行う射出成形方法、及びこの成形方法に用いられる金型
であって、更に詳しくは、コーナー部分にリブを形成し
た製品の可視面に美観を損ねる不良現象であるウェルド
ラインを発生させない射出成形方法及びこの成形方法に
用いられる金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TVキャビネットやモニタなどの筐体の
場合、それに用いるCRTを支えるために、コーナー部
に挟まれるように補強用のリブが一体成形されている。
図10は、コーナー部7に設置されたリブ形状を含むキ
ャビティに樹脂が充填され、結果として、リブ2の近傍
にウェルドライン4が発生する状況の説明図である。こ
のように、二面が交わるコーナー部7をもつ製品部3に
ゲート1を有し、コーナー部7に直行する位置に製品部
肉厚の1/2以上の肉厚であるリブ2が設置してある場
合、ゲート1より流入した樹脂はリブ2の設置方向と平
行方向9に流動パターン5をもってキャビティへ侵入
し、リブ2を通過した時点で流れがリブ2と製品面へと
分岐する。そして、リブ2を流れる樹脂は、コーナー部
7において、バイパスするかたちで流れるため、製品面
側を流れる樹脂の流動パターンよりも先に製品部側面6
に到達し、一部製品部に再侵入8した後にコーナー部7
を回ってきた製品部の流れと側面6において合流する。
結果として、この合流部分にウェルドライン4が生じ
る。
【0003】また、図11は、コーナー部7に設置され
たリブ形状の端部にボス形状13を有するキャビティに
樹脂が充填され、結果として、リブ2の近傍にウェルド
ライン4が発生する状況の説明図である。この製品は、
コーナー形状をもつ製品部3にゲート1を有し、コーナ
ー部7に直行する位置に製品部肉厚の1/2以上の肉厚
であるリブ2とその端面に円筒状のボス形状13が設置
してある。この場合には、ゲート1より流入した樹脂は
リブ2の設置方向と平行方向9に流動パターン5をもっ
てキャビティヘ侵入し、リブ2を通過した時点で流れ
は、ボス13が設置してあるリブ2と製品面へと分岐す
る。リブ2に設置してあるボス13は、太い円筒形状を
有するため、充填しやすく、リブ2よりも早く先端まで
充填される。次いでリブ2を流れる樹脂は、ボス13の
先行流れの影響でリブ2とほぼ並行に側面に向かって流
れるため、製品面を流れる樹脂の流動パターンよりも先
に製品部3の側面6に到達し、一部製品部3に再侵入8
した後にコーナー部7を回ってきた製品部3の流れと合
流する。結果として、この合流部分にウェルドライン4
が生じる。このウェルドライン4は、可視面である製品
部側面6に生じるものであり、成形体に残した場合、美
観を損ねることから、あとで補修によって消す作業を行
ったり、塗装により隠しているのが現状である。なお、
上記実施例は、コーナーが直角の例であるが、直角以上
又は以下においても、及びコーナーにアールがついてい
る場合も同様の現象が生じる。
【0004】また、上記のようにコーナー形状を有する
製品に、製品面肉厚の50%以上のリブが形成されてい
る場合に、このリブが位置する可視面にヒケが発生する
ことから、このヒケ防止のためにガスインジェクション
工法を用いて、リブ部もしくはリブが設置してある製品
面にガスを注入する方法を用いる場合もある。特に、昨
今金型の構造を簡素化する目的の為、リブの本数を少な
くする一方強度を保つため、ガスインジェクション工法
によるヒケ防止を行いリブを太くする傾向がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。 a.ウェルドライン4の補修には手間がかかり、経済的
ではない。 b.ウェルドライン4の上面より塗装しても、ウェルド
ライン4部分の光沢が異なるため、商品価値が下がった
り、非常に厚い塗装を施さなければならず、経済性が損
なわれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したa,
bの課題を解決するのが目的であって、その構成は、次
のとおりである。 1.製品に二面が交わるコーナー部分があり、このコー
ナーの内側に補強用のリブが形成される射出成形品の成
形に際し、前記補強用のリブ内を経由して流れる樹脂に
流動抵抗を付与し、製品面側の樹脂の流れよりもリブ内
を経由する樹脂の流速を遅延させて製品面側の流れが合
流部に到達するよりも遅くなるようにリブ側の流れを制
御することによって製品可視面にウェルドラインを発生
させない射出成形方法。
【0007】2.製品に二面が交わるコーナー部分があ
り、このコーナーの内側に補強用のリブが形成された射
出成形用金型において、前記リブ部分の肉厚を、製品面
の肉厚の50%未満10%以上の範囲に設定して成る射
出成形用金型。
【0008】3.前記2のリブ形状において、リブの肉
厚を製品面の肉厚の50%未満10%以上に設定する範
囲は、リブに要求される機械的強度を満足し、且つリブ
の一部であることを特徴とする射出成形用金型。
【0009】本発明において、コーナー部に設置される
リブの肉厚を薄くする範囲は、全体的に行うことが望ま
しいが、リブを構成する部分の一部でも良い。また、部
分的な薄肉部の場合、その形状はリブの片面のみでも良
いが両面でも良い。次に、コーナー部に設置されるリブ
の部分的な薄肉化の形状は、テーパ形状や曲面形状を付
与してもよい。この場合においても薄肉部の形成はリブ
の片面、又は両面のいずれかでも良い。
【0010】
【作用】リブの肉厚が製品部の肉厚の50%未満10%
以上の範囲となっているため、樹脂の流動抵抗は製品側
に比較してリブ側において大きい。この結果、リブを経
由して樹脂が側面に到達する前に製品面側を流れる樹脂
が先行到達し、その後リブを経由した樹脂の流頭が合流
するため、リブ側を経由してきた樹脂の側面での再侵入
現象がなくなり、ウェルドラインは発生しない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の成形に使用される樹脂
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂、また、ポリスチレン樹脂、ポリアクリロニトリ
ル樹脂、ポリスチレンブタジエン樹脂、ポリアクリロニ
トリルブタジエンスチレン共重合樹脂、ポリアクリロニ
トリルスチレン共重合樹脂等のいわゆるスチレン系樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂等のいわゆるポリエステル系樹脂、ま
た、ポリヘキサメチレンジパミド、ポリヘキサメチレン
カプロアミド、ポリヘキサメチレンラウドアミド、ポリ
ε−カプロアミド等のいわゆるナイロン樹脂と呼ばれる
ポリアミド系樹脂、または、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリフェニレンオキサイド等の樹脂、さらにはその
他の熱可塑性樹脂が好ましく用いられ、更には、無機
物、有機物などの充填材や、添加剤などが加えられても
良い。
【0012】本発明は、TVキャビネットのように、筐
体の内側に補強用のリブが形成された製品を成形する方
法及びこの金型に適用される。リブの数は、製品に求め
られる強度を満足する本数(枚数)であるが、但し、こ
のリブの肉厚は、製品部の肉厚の50%未満10%以上
が好ましく、50%を超えると流動抵抗が少なく、ほぼ
同時に合流し、時として製品面に再侵入することがあ
る。一方、10%以下の場合、抵抗が大きすぎてリブを
経由する樹脂の流れが遅れ、生産性が悪くなり、併せて
強度が低下し、補強の目的が達成できなくなり、これを
補うためにリブの本数を増加すると、金型が複雑化して
この製作コストが高騰する。
【0013】リブの薄肉部は、リブ全体でもよいが、リ
ブの一部としてもよい。或いは金型において、キャビテ
ィーのリブ部分に障害物を構成しておくようにしてもよ
い。図1は、本発明の基本的な構造を示し、製品部3の
コーナー部7のリブ2の肉厚W1 を製品部3の肉厚Wの
45%に設定した例である。
【0014】このように、リブ2の肉厚を製品部3の肉
厚の50%未満に設定すると、ゲート1より流入した樹
脂の流れは、製品部3側に比較してリブ2側の抵抗が大
きいため、製品部3側が速く、リブ2側は遅くなり、合
流部において製品部3側からの流れが先行する。この結
果、リブ2側を経由した樹脂は製品部3側に侵入するこ
とはなく、よって、ウェルドラインを発生しなくなる。
【0015】また、本発明は、ガスインジェクションに
よりリブが位置する可視面側に発生するヒケを防止する
場合にも、以上の実施形態で説明したリブを通過する樹
脂の流れを遅くする手法によって、ヒケに併せてウェル
ドラインの発生も防止できる。
【0016】図2は、コーナー部7にリブ2が設置され
ており、そのリブ2の一部分の肉厚が、製品部3の肉厚
の40%に設定されたキャビティに樹脂が充填される場
合の説明図である。ゲート1から充填された樹脂の流動
パターン5がリブ2の設置方向と侵入方向9に進み、リ
ブ2部分に達した後に、ここで平面部とリブ2との2方
向へ分岐される。リブ2の肉厚は、製品部3の肉厚の4
0%に設定してあるため、リブ2側を流れる樹脂の速度
は製品部3を流れる樹脂の速度よりも遅く、その間に製
品部3を流れる樹脂が先にコーナー部7を回り込み、リ
ブ2からの流れよりも早く製品部3の側面6へ至る。従
って、リブ2を通過した樹脂が製品部3の側面6へ再侵
入することがなく、樹脂の合流点はリブ2の部分に生じ
る。結果として、ウェルドランが可視面である製品表面
部分へ生じることを防止できる。
【0017】図3は、コーナー部7にリブ2が設置され
ており、そのリブ2の端面にボス13が設置されてい
る。また、そのリブ2の一部分の肉厚か、製品部3の肉
厚の30%に設定されているキャビティに樹脂が充填さ
れる場合の説明図である。ゲート1から充填された樹脂
の流動パターン5がリブ2の設置方向と侵入方向9に進
み、リブ2部分に達した後に、平面部とボス13を設置
してあるリブ2との2方向へ分岐される。リブ2に設置
してあるボス13は、太い円筒形状を有するため、充填
しやすく、リブ2よりも早く先端まで充填される。次い
でリブ2を流れる樹脂は、ボス13の先行流れの影響で
リブ2とほぼ並行に側面6に向かって流れるが、リブ2
の肉厚は、部分的に製品部3の肉厚の30%の肉厚に設
定してあるため、リブ2の薄肉部を流れる樹脂の速度は
製品部3を流れる樹脂の速度よりも遅く、その間に製品
部3を流れる樹脂が先にコーナー部7を回り込み、リブ
2からの流れよりも早く製品部3の側面6へ至る。従っ
て、リブ2を通過した樹脂が製品部3の側面6へ再侵入
することがなく、樹脂の合流点はリブ2の部分に生じ
る。結果として、ウェルドラインが可視面である製品表
面部分へ生じることを防止できる。
【0018】図4は、リブ2の薄肉部10をリブの基部
において、片面に段差10aをつけることにより形成し
た例、図5は両面に段差10aをつけることにより形成
した例、図6は薄肉部10の段差に移行する部分にテー
パー11をつけた例、図7は移行する部分を円曲部12
を形成したである。何れも、薄肉部10の形成例であっ
て、効果において差はない。
【0019】
【実施例】以下、図8に示す実施例に基づいて、本発明
を更に詳しく説明する。図8に示す成形体は、TV枠型
筐体の上側のコーナー部7近傍を示している。筐体の正
面部にゲート1が設置され、CRTを支えるための側面
6につながるリブ2を有している。正面部、側面部の肉
厚は、2.5mmであり、リブ2には、部分的に肉厚
1.2mmの薄肉部2aが設定してある。また、使用樹
脂として、ハイインパクトポリスチレン樹脂(出光石油
化学株式会社製 NS280)を用い、射出成形機(東
芝機械株式会社製IS−1300E)を用いて成形し
た。
【0020】ゲート1から注入された樹脂は、流動パタ
ーン5のようにキャビティに侵入し、流動パターン5が
リブ2に到達した後は、流動パターン5が製品部とリブ
2部分に分岐するが、リブ2における流動パターンの進
行速度は遅く、製品面の流れが先にコーナー部7を通過
し、リブ2から製品側面6側へ流れるよりも早く製品面
を流れる樹脂が側面6へ到達し、リブ2からの流れが再
び製品部へ到達することがなかった。従って、リブ2の
流れと製品面の流れの合流点及び、それに伴うウェルド
ラインはリブ2に生じ、可視面となる製品部側面6には
ウェルドラインのない高品位の成形品を得ることが出来
た。
【0021】
【比較例1】図9に示す成形体は、TV枠型筐体の上側
のコーナー部7近傍を示している。筐体の正面部にゲー
ト1が設置され、CRTを支えるための側面6につなが
るリブ2を有している。正面部、側面6の肉厚は、2.
5mmであり、リブ2の肉厚は全て2.0mmである。
また、使用樹脂として、ハイインパクトポリスチレン樹
脂(出光石油化学株式会社製 NS280)を用い、射
出成形機(東芝機械株式会社製IS−1300E)を用
いて成形した。
【0022】ゲート1から注入された樹脂は、流動パタ
ーン5のようにキャビティに侵入し、流動パターンがリ
ブ2に到達した後は、流動パターンが製品部とリブ2に
分岐するが、リブ2を流れる樹脂は、コーナー部7に接
するリブ2を対角にバイパスする形で早く流れるため、
一部製品部に再侵入8した後にコーナー部7を回ってき
た製品部の流れと製品部3の側面6で合流する。その結
果、可視面であるリブ2近傍の製品部にウェルドライン
4が生じ、高品位の成形品を得ることが出来なかった。
【0023】
【発明の効果】本発明は、コーナー部に設置されたリブ
の肉厚を製品面の肉厚の50%未満10%以上の範囲に
設定してリブ側の流動抵抗を製品面側に比較して大きく
制御し、これにより側面への樹脂の到達を製品面側より
も遅くなるように制御した。この作用により、樹脂の側
面への再侵入を防止して流れの衝突をリブ部に生じさ
せ、可視部である側面側に表面外観をそこねる不良現象
であるウェルドライン、フローマークの発生をなくし
た。この結果、高品位射出成形品を得ることができる。
また、薄肉部をリブの一部に形成した場合、リブの強度
の低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成例の説明図。
【図2】リブ部分にウェルドラインを移動させた場合の
説明図。
【図3】ボス付リブにおいて、リブ部分にウェルドライ
ンを移動させた場合の説明図。
【図4】リブの片面を一部切除して薄肉部を形成した例
の説明図。
【図5】リブの両面を一部切除して薄肉部を形成した例
の説明図。
【図6】薄肉部にテーパーを形成した例の説明図。
【図7】薄肉部に円曲部を形成した例の説明図。
【図8】L型リブの一部に薄肉部を形成した例の説明
図。
【図9】比較例の説明図。
【図10】コーナーにリブが存在する場合のウェルドラ
インの発生理由の説明図。
【図11】ボスを有するリブの場合の説明図。
【符号の説明】
1 ゲート 2 リブ 3 製品部 4 ウエルドライン 5 流動パターン 6 製品部側面 7 コーナー部 8 リブから製品側面部への樹脂再侵入 9 リブへの樹脂の侵入方向 10 リブの薄肉部 11 リブ部テーパー形状 12 リブ部R形状 13 ボス形状

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品に二面が交わるコーナー部分があ
    り、このコーナーの内側に補強用のリブが形成される射
    出成形品の成形に際し、前記補強用のリブ内を経由して
    流れる樹脂に流動抵抗を付与し、製品面側の樹脂の流れ
    よりもリブ内を経由する樹脂の流速を遅延させて製品面
    側の流れが合流部に到達するよりも遅くなるようにリブ
    側の流れを制御することによって製品可視面にウェルド
    ラインを発生させない射出成形方法。
  2. 【請求項2】 製品に二面が交わるコーナー部分があ
    り、このコーナーの内側に補強用のリブが形成された射
    出成形用金型において、前記リブ部分の肉厚を、製品面
    の肉厚の50%未満10%以上の範囲に設定して成る射
    出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項2のリブ形状において、リブの肉
    厚を製品面の肉厚の50%未満10%以上に設定する範
    囲は、リブに要求される機械的強度を満足し、且つリブ
    の一部であることを特徴とする射出成形用金型。
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