JPH1177387A - 機械プレス - Google Patents
機械プレスInfo
- Publication number
- JPH1177387A JPH1177387A JP24053397A JP24053397A JPH1177387A JP H1177387 A JPH1177387 A JP H1177387A JP 24053397 A JP24053397 A JP 24053397A JP 24053397 A JP24053397 A JP 24053397A JP H1177387 A JPH1177387 A JP H1177387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- moving block
- press
- block
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/008—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by a rod swinging between a fixed plane and the ram
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 用途に対応させてスライダーの往復ストロー
クや加圧力を自在に加減することができる機械プレスを
提供する。 【解決手段】 進退可能に設けられたスライダー３と、
スライダー３を進退案内するスライダーガイド４と、上
記スライダー３を進退駆動するネジ駆動機構１０とから
機械プレスを構成する。ネジ駆動機構１０は、スライダ
ーガイド４と交差する方向に設けられたブロックガイド
１１と、このブロックガイド１１に沿って進退可能に設
けられた移動ブロック１２と、移動ブロック１２に固設
された従動ナット１４と、従動ナット１４に螺合し、移
動ブロック１２を進退駆動する駆動ネジ１５と、駆動ネ
ジ１５を回転する駆動モータ１６と、スライダー３と移
動ブロック１２とを連動可能に連接する連接杆１８とか
ら構成する。
クや加圧力を自在に加減することができる機械プレスを
提供する。 【解決手段】 進退可能に設けられたスライダー３と、
スライダー３を進退案内するスライダーガイド４と、上
記スライダー３を進退駆動するネジ駆動機構１０とから
機械プレスを構成する。ネジ駆動機構１０は、スライダ
ーガイド４と交差する方向に設けられたブロックガイド
１１と、このブロックガイド１１に沿って進退可能に設
けられた移動ブロック１２と、移動ブロック１２に固設
された従動ナット１４と、従動ナット１４に螺合し、移
動ブロック１２を進退駆動する駆動ネジ１５と、駆動ネ
ジ１５を回転する駆動モータ１６と、スライダー３と移
動ブロック１２とを連動可能に連接する連接杆１８とか
ら構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、往復ストローク
や加圧力を用途に対応させて加減できる機械プレスに関
する。
や加圧力を用途に対応させて加減できる機械プレスに関
する。
【０００２】
【従来の技術】機械プレスの代表的なものとしては、従
来より例えば図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）に示すものが知ら
れている。図３（Ａ）はクランクプレスの模式図、図３
（Ｂ）はナックルプレスの模式図、図３（Ｃ）はネジプ
レスの模式図である。上記クランクプレス〔図３
（Ａ）〕は、クランク機構５０によりラム５１をボルス
タ５２に対して進退駆動ように構成し、上記ナックルプ
レス〔図３（Ｂ）〕はトッグル機構６０により、また、
ネジプレス〔図３（Ｃ）〕はネジ駆動機構７０により、
それぞれラム５１をボルスタ５２に対して進退駆動よう
に構成したものである。
来より例えば図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）に示すものが知ら
れている。図３（Ａ）はクランクプレスの模式図、図３
（Ｂ）はナックルプレスの模式図、図３（Ｃ）はネジプ
レスの模式図である。上記クランクプレス〔図３
（Ａ）〕は、クランク機構５０によりラム５１をボルス
タ５２に対して進退駆動ように構成し、上記ナックルプ
レス〔図３（Ｂ）〕はトッグル機構６０により、また、
ネジプレス〔図３（Ｃ）〕はネジ駆動機構７０により、
それぞれラム５１をボルスタ５２に対して進退駆動よう
に構成したものである。
【０００３】なお、上記ネジ駆動機構７０は、駆動ウォ
ーム７１とウォームホィール７２と、このウォームホィ
ール７２の中央のネジ孔に螺合している駆動ネジ７３
と、上記駆動ネジ７３を昇降可能に支持するスプライン
支軸７４とから成り、駆動ウォーム７１でウォームホィ
ール７２を回転させることにより、駆動ネジ７３を介し
てラム５１を進退駆動するように構成されている。
ーム７１とウォームホィール７２と、このウォームホィ
ール７２の中央のネジ孔に螺合している駆動ネジ７３
と、上記駆動ネジ７３を昇降可能に支持するスプライン
支軸７４とから成り、駆動ウォーム７１でウォームホィ
ール７２を回転させることにより、駆動ネジ７３を介し
てラム５１を進退駆動するように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクランクプ
レス及びナックルプレスでは、いずれもクランクアーム
の長さによりラム５１の進退ストロークが規定され、い
ずれも下死点で最大の加圧力が作用するため、用途に対
応させて往復ストロークや加圧力を加減することができ
ない。また、従来のネジ駆動機構７０を採用したネジプ
レスでは、往復ストロークを加減することはできるが、
加圧力を加減することができない。本発明はこのような
事情を考慮してなされたもので、用途に対応させて往復
ストロークや加圧力を加減することができる機械プレス
を提供することを技術課題とする。
レス及びナックルプレスでは、いずれもクランクアーム
の長さによりラム５１の進退ストロークが規定され、い
ずれも下死点で最大の加圧力が作用するため、用途に対
応させて往復ストロークや加圧力を加減することができ
ない。また、従来のネジ駆動機構７０を採用したネジプ
レスでは、往復ストロークを加減することはできるが、
加圧力を加減することができない。本発明はこのような
事情を考慮してなされたもので、用途に対応させて往復
ストロークや加圧力を加減することができる機械プレス
を提供することを技術課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものとして、以下のように構成される。即ち、請求
項１に記載の発明は、進退可能に設けられたスライダー
３と、スライダー３を進退案内するスライダーガイド４
と、上記スライダー３を進退駆動するネジ駆動機構１０
とから構成した機械プレスにおいて、上記ネジ駆動機構
１０は、スライダーガイド４と交差する方向に設けられ
たブロックガイド１１と、このブロックガイド１１に沿
って進退可能に設けられた移動ブロック１２と、上記移
動ブロック１２に固設された従動ナット１４と、上記従
動ナット１４に螺合し、上記移動ブロック１２を進退駆
動する駆動ネジ１５と、上記駆動ネジ１５を回転する駆
動モータ１６と、上記スライダー３と移動ブロック１２
とを連動可能に連接する連接杆１８とから構成したこと
を特徴とするものである。
するものとして、以下のように構成される。即ち、請求
項１に記載の発明は、進退可能に設けられたスライダー
３と、スライダー３を進退案内するスライダーガイド４
と、上記スライダー３を進退駆動するネジ駆動機構１０
とから構成した機械プレスにおいて、上記ネジ駆動機構
１０は、スライダーガイド４と交差する方向に設けられ
たブロックガイド１１と、このブロックガイド１１に沿
って進退可能に設けられた移動ブロック１２と、上記移
動ブロック１２に固設された従動ナット１４と、上記従
動ナット１４に螺合し、上記移動ブロック１２を進退駆
動する駆動ネジ１５と、上記駆動ネジ１５を回転する駆
動モータ１６と、上記スライダー３と移動ブロック１２
とを連動可能に連接する連接杆１８とから構成したこと
を特徴とするものである。
【０００６】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
した機械プレスにおいて、前記スライダー３のプレスロ
ッド２に減圧バネ２３を内蔵した減圧機構２０を設け、
この減圧機構２０を介して加圧するように構成したこと
を特徴とするものである。
した機械プレスにおいて、前記スライダー３のプレスロ
ッド２に減圧バネ２３を内蔵した減圧機構２０を設け、
この減圧機構２０を介して加圧するように構成したこと
を特徴とするものである。
【０００７】
（イ）請求項１に記載の発明によれば、以下のようにし
て往復ストロークや加圧力を加減することができる。ネ
ジ駆動機構１０は、例えば図１（Ａ）（Ｂ）に示すよう
に構成されており、駆動モータ１６で駆動ネジ１５を回
転することにより、移動ブロック１２は従動ナット１４
を介してブロックガイド１１に沿って進退移動する。一
方、スライダー３は連接杆１８を介して上記移動ブロッ
ク１２と連動可能に連接されており、このスライダー３
はブロックガイド１１と交差する方向に設けられたスラ
イダーガイド４に沿って進退移動する。
て往復ストロークや加圧力を加減することができる。ネ
ジ駆動機構１０は、例えば図１（Ａ）（Ｂ）に示すよう
に構成されており、駆動モータ１６で駆動ネジ１５を回
転することにより、移動ブロック１２は従動ナット１４
を介してブロックガイド１１に沿って進退移動する。一
方、スライダー３は連接杆１８を介して上記移動ブロッ
ク１２と連動可能に連接されており、このスライダー３
はブロックガイド１１と交差する方向に設けられたスラ
イダーガイド４に沿って進退移動する。
【０００８】このときの加圧力Ｆ2 は図２に示すように
伝達される。即ち、駆動ネジ１５により移動ブロック１
２に推進力Ｆ0 が作用し、連接杆１８を介して推進力Ｆ
1 が作用し、スライダー３に加圧力Ｆ2 が生ずるものと
する。この加圧力Ｆ2 は簡単な計算により、 Ｆ2 ＝Ｆ
0 ｔａｎ（θ1 ） で表される。従って、スライダー３
は下死点（θ1＝π／２、θ2＝０）で最大（理論上無限
大）の加圧力を生ずるが、移動ブロック１２の前進位置
を駆動モータ１６で制御することにより、その加圧力を
用途に対応させて自在に加減することもできる。また、
同様にブロックガイド１１に沿って移動する移動ブロッ
ク１２の進退位置を駆動モータ１６で制御することによ
り、スライダー３の往復ストロークを用途に対応させて
自在に加減することができる。
伝達される。即ち、駆動ネジ１５により移動ブロック１
２に推進力Ｆ0 が作用し、連接杆１８を介して推進力Ｆ
1 が作用し、スライダー３に加圧力Ｆ2 が生ずるものと
する。この加圧力Ｆ2 は簡単な計算により、 Ｆ2 ＝Ｆ
0 ｔａｎ（θ1 ） で表される。従って、スライダー３
は下死点（θ1＝π／２、θ2＝０）で最大（理論上無限
大）の加圧力を生ずるが、移動ブロック１２の前進位置
を駆動モータ１６で制御することにより、その加圧力を
用途に対応させて自在に加減することもできる。また、
同様にブロックガイド１１に沿って移動する移動ブロッ
ク１２の進退位置を駆動モータ１６で制御することによ
り、スライダー３の往復ストロークを用途に対応させて
自在に加減することができる。
【０００９】（ロ）請求項２に記載の発明では、請求項
１に記載した機械プレスにおいて、前記スライダー３の
プレスロッド２に減圧バネ２３を内蔵した減圧機構２０
を設けたことから、上記作用・効果（イ）の他に、下記
の特有の作用・効果を奏する。スライダー３は下死点で
最大の加圧力を生ずるが、スライダー３のプレスロッド
２の加圧力は減圧バネ２３により減圧される。従って、
用途に対応させて減圧バネ２３の強さを適宜選択するこ
とにより、スライダー３の下死点においても最大加圧力
を加減することができる。他方、本機械プレスは下死点
で理論上無限大の加圧力を生ずるが、上記減圧バネ２３
は、過大な加圧力が作用することに起因する構成部材の
破損を未然に防止する機能をも有する。
１に記載した機械プレスにおいて、前記スライダー３の
プレスロッド２に減圧バネ２３を内蔵した減圧機構２０
を設けたことから、上記作用・効果（イ）の他に、下記
の特有の作用・効果を奏する。スライダー３は下死点で
最大の加圧力を生ずるが、スライダー３のプレスロッド
２の加圧力は減圧バネ２３により減圧される。従って、
用途に対応させて減圧バネ２３の強さを適宜選択するこ
とにより、スライダー３の下死点においても最大加圧力
を加減することができる。他方、本機械プレスは下死点
で理論上無限大の加圧力を生ずるが、上記減圧バネ２３
は、過大な加圧力が作用することに起因する構成部材の
破損を未然に防止する機能をも有する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいてさらに詳しく説明する。図１は本発明の実施形
態に係る機械プレスを示し、図１（Ａ）はその機械プレ
スの正面図、図１（Ｂ）はその機械プレスの右側面図で
ある。この機械プレスは、昇降可能に設けられたスライ
ダー３と、ベース１に垂設した機枠板５に固定され、上
記スライダー３を上下（矢印Ａ）方向へ昇降案内するス
ライダーガイド４と、上記スライダー３を昇降駆動する
ネジ駆動機構１０とから構成されている。以下、この機
械プレスの特徴構成について説明する。
基づいてさらに詳しく説明する。図１は本発明の実施形
態に係る機械プレスを示し、図１（Ａ）はその機械プレ
スの正面図、図１（Ｂ）はその機械プレスの右側面図で
ある。この機械プレスは、昇降可能に設けられたスライ
ダー３と、ベース１に垂設した機枠板５に固定され、上
記スライダー３を上下（矢印Ａ）方向へ昇降案内するス
ライダーガイド４と、上記スライダー３を昇降駆動する
ネジ駆動機構１０とから構成されている。以下、この機
械プレスの特徴構成について説明する。
【００１１】上記ネジ駆動機構１０は、ベース１に垂設
され、上記スライダーガイド４と直交する方向に設けら
れたブロックガイド１１と、このブロックガイド１１に
沿って左右（矢印Ｂ）方向へ進退可能に設けられた移動
ブロック１２と、上記移動ブロック１２に連動ブロック
１３を介して設けられた従動ナット１４と、上記従動ナ
ット１４に螺合し、上記連動ブロック１３を介して移動
ブロック１２を進退駆動する駆動ネジ１５と、上記駆動
ネジ１５を回転するサーボモータ１６と、上記スライダ
ー３と移動ブロック１２とを連動可能に連接する連接杆
１８とから構成されている。
され、上記スライダーガイド４と直交する方向に設けら
れたブロックガイド１１と、このブロックガイド１１に
沿って左右（矢印Ｂ）方向へ進退可能に設けられた移動
ブロック１２と、上記移動ブロック１２に連動ブロック
１３を介して設けられた従動ナット１４と、上記従動ナ
ット１４に螺合し、上記連動ブロック１３を介して移動
ブロック１２を進退駆動する駆動ネジ１５と、上記駆動
ネジ１５を回転するサーボモータ１６と、上記スライダ
ー３と移動ブロック１２とを連動可能に連接する連接杆
１８とから構成されている。
【００１２】上記スライダー３は、スライダーガイド４
に沿って昇降する昇降ブロック３ａと、プレスロッド２
を備え昇降ブロック３ａと一体に設けられた加圧ブロッ
ク３ｂとから構成されている。この加圧ブロック３ｂは
上記連接杆１８を介して移動ブロック１２に固定した連
動ブロック１３に連接されている。即ち、上記連接杆１
８の一端部は、連結軸３０と軸受３１を介して加圧ブロ
ック３ｂに連結され、上記連接杆１８の他端部は、同様
に連結軸３２と軸受３３を介して上記連動ブロック１３
の基端部１３ａに連結されている。
に沿って昇降する昇降ブロック３ａと、プレスロッド２
を備え昇降ブロック３ａと一体に設けられた加圧ブロッ
ク３ｂとから構成されている。この加圧ブロック３ｂは
上記連接杆１８を介して移動ブロック１２に固定した連
動ブロック１３に連接されている。即ち、上記連接杆１
８の一端部は、連結軸３０と軸受３１を介して加圧ブロ
ック３ｂに連結され、上記連接杆１８の他端部は、同様
に連結軸３２と軸受３３を介して上記連動ブロック１３
の基端部１３ａに連結されている。
【００１３】上記駆動ネジ１５は、ベース１に垂設した
左右の機枠板５・７にそれぞれボール軸受６・８を介し
て軸支され、サーボモータ１６の駆動プーリ１７ａと駆
動ネジ１５の一端の従動プーリ１７ｂとに巻掛けた伝動
ベルト１７ｃを介して駆動回転される。この駆動ネジ１
５は、上記連動ブロック１３の他端部１３ｂに固定した
従動ナット１４に螺合して移動ブロック１２を左右方向
へ進退移動させ、上記連接杆１８を介して上記スライダ
ー３を昇降移動させるように構成されている。なお、こ
の実施形態では、上記連接杆１８が図１（Ａ）中の仮想
線で示す略４５度の傾斜状態からに実線で示す鉛直状態
となるまで、上記移動ブロック１２とスライダー３とが
連動する。
左右の機枠板５・７にそれぞれボール軸受６・８を介し
て軸支され、サーボモータ１６の駆動プーリ１７ａと駆
動ネジ１５の一端の従動プーリ１７ｂとに巻掛けた伝動
ベルト１７ｃを介して駆動回転される。この駆動ネジ１
５は、上記連動ブロック１３の他端部１３ｂに固定した
従動ナット１４に螺合して移動ブロック１２を左右方向
へ進退移動させ、上記連接杆１８を介して上記スライダ
ー３を昇降移動させるように構成されている。なお、こ
の実施形態では、上記連接杆１８が図１（Ａ）中の仮想
線で示す略４５度の傾斜状態からに実線で示す鉛直状態
となるまで、上記移動ブロック１２とスライダー３とが
連動する。
【００１４】上記サーボモータ１６には回転位置制御装
置３５を構成するロータリエンコーダ３５ａが固設さ
れ、これに対向させてパルスカウンター３５ｂが設けら
れている。また、上記移動ブロック１２には位置制御装
置３６を構成する被検体３６ａが固設され、これに対向
させて複数の近接センサー３６ｂ0 ・３６ｂ1 が移動ブ
ロック１２の移動方向に沿って付設配置されている。こ
れは移動ブロック１２の進退位置を位置制御装置３６及
び回転位置制御装置３５を介してサーボモータ１６で制
御することにより、スライダー３の往復ストロークを用
途に対応させて自在に加減するとともに、移動ブロック
１２の前進位置を制御することにより、その加圧力を用
途に対応させて自在に加減することを意図したものであ
る。
置３５を構成するロータリエンコーダ３５ａが固設さ
れ、これに対向させてパルスカウンター３５ｂが設けら
れている。また、上記移動ブロック１２には位置制御装
置３６を構成する被検体３６ａが固設され、これに対向
させて複数の近接センサー３６ｂ0 ・３６ｂ1 が移動ブ
ロック１２の移動方向に沿って付設配置されている。こ
れは移動ブロック１２の進退位置を位置制御装置３６及
び回転位置制御装置３５を介してサーボモータ１６で制
御することにより、スライダー３の往復ストロークを用
途に対応させて自在に加減するとともに、移動ブロック
１２の前進位置を制御することにより、その加圧力を用
途に対応させて自在に加減することを意図したものであ
る。
【００１５】上記スライダー３のプレスロッド２には、
図１（Ａ）に示すように、減圧バネ２３を内蔵した減圧
機構２０が設けられている。この減圧機構２０は、上記
プレスロッド２に固設したケース本体２１とこのケース
本体２１に下方よりネジ嵌合しているケース蓋２２と、
上記プレスロッド２とガイドピン２５を介して同軸に設
けられ、上記ケース蓋２２にあけた開口より出没自在に
設けられた減圧ロッド２４と、この減圧ロッド２４を下
向きに弾発付勢する減圧バネ２３とから成り、プレスロ
ッド２の加圧力を減圧バネ２３により減圧するように構
成されている。なお、この減圧ロッド２４には、使用に
際して仮想線で示すラム２６が取り付けられる。
図１（Ａ）に示すように、減圧バネ２３を内蔵した減圧
機構２０が設けられている。この減圧機構２０は、上記
プレスロッド２に固設したケース本体２１とこのケース
本体２１に下方よりネジ嵌合しているケース蓋２２と、
上記プレスロッド２とガイドピン２５を介して同軸に設
けられ、上記ケース蓋２２にあけた開口より出没自在に
設けられた減圧ロッド２４と、この減圧ロッド２４を下
向きに弾発付勢する減圧バネ２３とから成り、プレスロ
ッド２の加圧力を減圧バネ２３により減圧するように構
成されている。なお、この減圧ロッド２４には、使用に
際して仮想線で示すラム２６が取り付けられる。
【００１６】上記実施形態によれば、ブロックガイド１
１に沿って移動する移動ブロック１２の進退位置をサー
ボモータ１６で制御することにより、用途に対応させて
スライダー３の往復ストロークを加減することができ、
移動ブロック１２の前進位置を制御することにより加圧
力を自在に加減することができる。また、スライダー３
は図１（Ａ）の実線で示す下死点において最大の加圧力
を生ずるが、ケース本体２１に対するケース蓋２２のネ
ジ嵌合位置を加減して減圧バネ２３の弾発力を加減する
ことにより、用途に対応させてスライダー３の下死点に
おける最大加圧力を適宜加減することができる。
１に沿って移動する移動ブロック１２の進退位置をサー
ボモータ１６で制御することにより、用途に対応させて
スライダー３の往復ストロークを加減することができ、
移動ブロック１２の前進位置を制御することにより加圧
力を自在に加減することができる。また、スライダー３
は図１（Ａ）の実線で示す下死点において最大の加圧力
を生ずるが、ケース本体２１に対するケース蓋２２のネ
ジ嵌合位置を加減して減圧バネ２３の弾発力を加減する
ことにより、用途に対応させてスライダー３の下死点に
おける最大加圧力を適宜加減することができる。
【００１７】ちなみに、本実施形態では最大加圧力を略
５０トンに設定するとともに、減圧バネ２３の弾発力を
用途に応じて適宜減圧するができる。また、本機械プレ
スは下死点で理論上無限大の加圧力を生ずるが、上記減
圧機構２０を付設することにより、過大な加圧力が作用
した場合でも構成部材の破損を未然に防止することがで
きる。
５０トンに設定するとともに、減圧バネ２３の弾発力を
用途に応じて適宜減圧するができる。また、本機械プレ
スは下死点で理論上無限大の加圧力を生ずるが、上記減
圧機構２０を付設することにより、過大な加圧力が作用
した場合でも構成部材の破損を未然に防止することがで
きる。
【００１８】なお、本発明は上記実施の形態に限るもの
ではなく、上記減圧機構２０を採用した場合には、移動
ブロック１２の前進位置を制御することにより加圧力を
減圧することは必ずしも必要ではなくなる。また、複数
種準備した減圧バネ２３を適宜交換することにより用途
に応じて加圧力を加減したり、サーボモータに代えて他
の駆動モータを用いたり、伝動手段やスライダー、移動
ブロック等の具体的な構成についても、適宜変更を加え
て実施することができる。
ではなく、上記減圧機構２０を採用した場合には、移動
ブロック１２の前進位置を制御することにより加圧力を
減圧することは必ずしも必要ではなくなる。また、複数
種準備した減圧バネ２３を適宜交換することにより用途
に応じて加圧力を加減したり、サーボモータに代えて他
の駆動モータを用いたり、伝動手段やスライダー、移動
ブロック等の具体的な構成についても、適宜変更を加え
て実施することができる。
【図１】本発明に係る機械プレスを示し、図１（Ａ）は
機械プレスの正面図、図１（Ｂ）はその機械プレスの右
側面図である。
機械プレスの正面図、図１（Ｂ）はその機械プレスの右
側面図である。
【図２】加圧力の伝達を示す模式図である。
【図３】機械プレスの代表例を示し、図３（Ａ）はクラ
ンクプレスの模式図、図３（Ｂ）はナックルプレスの模
式図、図３（Ｃ）はネジプレスの模式図である。
ンクプレスの模式図、図３（Ｂ）はナックルプレスの模
式図、図３（Ｃ）はネジプレスの模式図である。
２…プレスロッド、３…スライダー、４…スライダーガ
イド、１０…ネジ駆動機構、１１…ブロックガイド、１
２…移動ブロック、１４…従動ナット、１５…駆動ネ
ジ、１６…駆動モータ、１８…連接杆、２０…減圧機
構、２３…減圧バネ。
イド、１０…ネジ駆動機構、１１…ブロックガイド、１
２…移動ブロック、１４…従動ナット、１５…駆動ネ
ジ、１６…駆動モータ、１８…連接杆、２０…減圧機
構、２３…減圧バネ。
Claims (2)
- 【請求項１】 進退可能に設けられたスライダー（３）
と、スライダー（３）を進退案内するスライダーガイド
（４）と、上記スライダー（３）を進退駆動するネジ駆
動機構（１０）とから構成した機械プレスにおいて、 上記ネジ駆動機構（１０）は、スライダーガイド（４）
と交差する方向に設けられたブロックガイド（１１）
と、このブロックガイド（１１）に沿って進退可能に設
けられた移動ブロック（１２）と、上記移動ブロック
（１２）に固設された従動ナット（１４）と、上記従動
ナット（１４）に螺合し、上記移動ブロック（１２）を
進退駆動する駆動ネジ（１５）と、上記駆動ネジ（１
５）を回転する駆動モータ（１６）と、上記スライダー
（３）と移動ブロック（１２）とを連動可能に連接する
連接杆（１８）とから構成した、ことを特徴とする機械
プレス。 - 【請求項２】 請求項１に記載した機械プレスにおい
て、 前記スライダー（３）のプレスロッド（２）に減圧バネ
（２３）を内蔵した減圧機構（２０）を設け、この減圧
機構（２０）を介して加圧するように構成した、ことを
特徴とする機械プレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24053397A JPH1177387A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 機械プレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24053397A JPH1177387A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 機械プレス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177387A true JPH1177387A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17060955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24053397A Pending JPH1177387A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 機械プレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177387A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107954378A (zh) * | 2017-11-11 | 2018-04-24 | 华强方特（芜湖）文化科技有限公司 | 一种地面用轨道车快速更换维修装置 |
| CN114953557A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-08-30 | 烟台中宇航空液压有限公司 | 一种电液伺服压渗装置 |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP24053397A patent/JPH1177387A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107954378A (zh) * | 2017-11-11 | 2018-04-24 | 华强方特（芜湖）文化科技有限公司 | 一种地面用轨道车快速更换维修装置 |
| CN107954378B (zh) * | 2017-11-11 | 2023-06-23 | 华强方特（芜湖）文化科技有限公司 | 一种地面用轨道车快速更换维修装置 |
| CN114953557A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-08-30 | 烟台中宇航空液压有限公司 | 一种电液伺服压渗装置 |
| CN114953557B (zh) * | 2022-04-20 | 2023-06-02 | 烟台中宇航空液压有限公司 | 一种电液伺服压渗装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |