JPH117712A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH117712A
JPH117712A JP15939197A JP15939197A JPH117712A JP H117712 A JPH117712 A JP H117712A JP 15939197 A JP15939197 A JP 15939197A JP 15939197 A JP15939197 A JP 15939197A JP H117712 A JPH117712 A JP H117712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
resistance element
speed
brake
sled
Prior art date
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Pending
Application number
JP15939197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Takai
知治 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH117712A publication Critical patent/JPH117712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スレッドモータ20の回転速度に応じた速度
パルスすなわち周波数信号が、F/V変換器24に与え
られ、そこにおいて周波数信号は速度電圧に変換され
る。この速度電圧は、電圧調整回路26において、ブレ
ーキ電圧(Vb)に変換される。電圧調整回路26は、
抵抗素子(R1〜R3)とアナログスイッチ(SW1〜
SW3)とからなる直列回路26a〜26cを含み、こ
れら直列回路26a〜26cに並列に抵抗素子(R4)
が接続される。 【効果】 加算器16とF/V変換器24との間に抵抗
素子(R4)を設けるようにしたので、スレッドモータ
20に常に適度な制動をかけて、電源立ち上げ時のピッ
クアップの暴走を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク装置に関し、
特にたとえばスレッドモータの回転速度に応じたブレー
キ電圧によってスレッドモータに制動をかける、ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のディスク装置の一例が図
2に示される。このディスク装置1では、図示しないピ
ックアップをスレッド方向に移動させるとき、図示しな
いたとえばサーボコントローラより出力されるスレッド
制御信号に基づいてスレッドドライバ2がスレッドモー
タ3を駆動して、ピックアップをスレッド方向に変位さ
せる。このとき、スレッドモータ3の回転速度は速度セ
ンサ4によって検出され、そのセンサ出力すなわち回転
速度情報は、F/V(周波数/電圧)変換器5において
直流電圧に変換される。そして、この直流電圧は、たと
えば抵抗値の異なる複数の抵抗素子(R1〜R3)と、
当該抵抗素子の各々に直列接続するアナログスイッチ
(SW1〜SW3)とからなる電圧調整回路6におい
て、ブレーキ電圧に変換され、スレッド制御信号に重畳
される。つまり、各々のアナログスイッチSW1〜SW
3をオンまたはオフすることによって、スレッドモータ
3の回転数に応じたレベルのブレーキ電圧を生成するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、電源立ち上げ時のアナログスイッチSW1
〜SW3の接続状態が不明であるため、図2に示すよう
に、電源立ち上げ時のアナログスイッチが全てオフ状態
であるとき、スレッドモータ3に制動がかからず、その
結果、スレッドモータ3が暴走して、スレッドモータ3
から異音を生じたり、ピックアップの移動範囲を規制す
る部材に過度の衝撃で衝突することによって、ピックア
ップが損傷してしまうことがあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、電
源立ち上げ時にもピックアップが暴走しない、ディスク
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、スレッドモ
ータの回転速度に応じたブレーキ電圧を発生し、ブレー
キ電圧をアナログスイッチと抵抗素子との直列回路を介
して駆動電圧と合成するディスク装置において、直列回
路に並列に別の抵抗素子を接続したことを特徴とする、
ディスク装置である。
【0006】
【作用】たとえば磁気センサによって検出されたスレッ
ドモータの回転速度情報は、直流電圧に変換された後、
アナログスイッチと抵抗素子とからなる直列回路と、そ
れに並列接続される別の抵抗素子とからなる電圧調整回
路に与えられる。そして、アナログスイッチがオンまた
はオフされることによって、スレッドモータに印加する
ブレーキ電圧は調整される。また、並列接続された別の
抵抗素子は、常にオン状態とされ、したがって、全ての
アナログスイッチがオフ状態であるときでも、スレッド
モータには、所定電圧レベルのブレーキ電圧が印加され
る。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、電源立ち上げ時にも
適度にスレッドモータに制動をかけるようにしたので、
ピックアップの暴走を確実に防止することができる。こ
の発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディスク装置
10は入力端子12を含み、この入力端子12に図示し
ないたとえばサーボコントローラからのスレッド制御信
号が与えられる。そして、このスレッド制御信号は、ア
ンプ14で増幅された後、加算器16に与えられる。
【0009】加算器16は、アンプ14の出力(駆動電
圧;Va )と、後述する電圧調整回路26からの出力
(ブレーキ電圧;−Vb )とを加算(合成)し、その加
算結果(合成電圧;Va −Vb )をスレッドドライバ1
8に与える。スレッドドライバ18は、この合成電圧に
基づいてスレッドモータ20を駆動するための電圧を生
成する。そして、この電圧がスレッドモータ20に印加
されると、スレッドモータ20が駆動して、図示しない
ピックアップはスレッド方向に移動することになる。
【0010】また、このスレッド移動速度すなわちスレ
ッドモータの回転速度情報は、速度センサ22によって
検出される。速度センサ22は、たとえばホール素子を
用いたセンサであり、スレッドモータ20の回転に応じ
てホール素子の磁界が変化し、この磁界の変化に基づい
て速度パルスを発生する。そして、F/V変換器24に
おいて、この速度パルスは直流電圧に変換された後、電
圧調整回路26に与えられる。
【0011】電圧調整回路26は、この実施例では、抵
抗値がそれぞれ異なる抵抗素子R1〜R3と、その各々
に直列に接続されるアナログスイッチSW1〜SW3と
を含み、図1に示すように、抵抗素子R1とアナログス
イッチSW1からなる直列回路26aと、抵抗素子R2
とアナログスイッチSW2とからなる直列回路26b
と、抵抗素子R3とアナログスイッチSW3とからなる
直列回路26cとが、並列に接続される。そして、これ
ら直列回路26a〜26cに並列に別の抵抗素子R4が
接続される。
【0012】図1からもよくわかるように、抵抗素子R
4の両端は、加算器16およびF/V回路24にそれぞ
れ常時接続されるので、アナログスイッチSW1〜SW
3の全てがオフ状態のときでも、電圧調整回路26から
は、加算器16に対し、常にブレーキ電圧が出力され
る。したがって、電源立ち上げ直後に、スレッド制御信
号(駆動電圧)にブレーキ電圧が重畳されずに、スレッ
ドモータ20に過大な電圧が印加されるのを防止するこ
とができる。
【0013】なお、この実施例では、抵抗素子R1,R
2,R3およびR4の抵抗値を、820(Ω),18
(KΩ),7.5(KΩ)および150(KΩ)とし、
抵抗素子R4の抵抗値は、直列回路26a〜26cの中
で最も大きい抵抗値(この実施例では18KΩ)の10
倍程度に設定するのが望ましい。そして、各々のアナロ
グスイッチSW1〜SW3が、図示しないコントローラ
にオン/オフ制御されることによって、電圧調整回路2
6において、種々の動作に適した所望のブレーキ電圧
(Vb)が生成される。なお、この実施例では、アンプ
14からの駆動電圧(Va )に負のブレーキ電圧(−V
b )を加算するようにしているため、電圧調整回路26
において、生成したブレーキ電圧(Vb )の正負を反転
させる必要がある。
【0014】動作において、たとえば、ディスク装置1
0の電源が立ち上げられ、アナログスイッチSW1〜S
W3を初期化(オフ)するまでに、スレッド制御信号が
入力端子12与えられると、上述したように、アナログ
スイッチSW1〜SW3がオフ状態であっても、抵抗素
子R4は常に接続されているので、電圧調整回路26に
おいてブレーキ電圧(−Vb)は生成され、ピックアッ
プ(図示せず)の暴走は抑制される。
【0015】また、アナログスイッチSW1〜SW3が
初期化され、たとえばディスクを再生する指令がコント
ローラ(図示せず)から与えられると、コントローラ
は、たとえばアナログスイッチSW3をオンし、アナロ
グスイッチSW1およびSW2をオフする。したがっ
て、抵抗素子R3およびR4により生成されたブレーキ
電圧とアンプ14からの駆動電圧との合成電圧によっ
て、ピックアップはスレッド方向に移動する。また、ト
ラックジャンプの指令が与えたとき、アナログスイッチ
SW1〜SW3はオフされ、したがって、抵抗素子R4
によってブレーキ電圧を調整して、ピックアップを加速
させる。
【0016】そして、ピックアップがディスク(図示せ
ず)に形成されたトラックを所望の本数だけジャンプし
たときすなわち所望の制動開始位置にピックアップが到
達したとき、全てのアナログスイッチSW1〜SW3を
オンして、スレッドモータ20を減速させる。このよう
に、アナログスイッチSW1〜SW3は、ディスク装置
10の動作に応じてスイッチングされ、電圧調整回路2
6において、電源立ち上げ時から適切なブレーキ電圧は
生成される。
【0017】この実施例によれば、加算器16とF/V
回路24との間に、常時接続する抵抗素子(R4)を設
け、スレッドモータ20に常にブレーキ電圧を与えるよ
うにしたので、電源立ち上げ時のピックアップの暴走を
抑制して、ピックアップの損傷や異音の発生を防止する
ことができる。なお、抵抗素子R4は常に接続状態であ
るため、その抵抗値を小さくしすぎるとブレーキ電圧が
大きくなってしまい、アクセスタイムを遅延させてしま
うので、アクセスタイムに影響を及ぼさない値に設定す
る必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …ディスク装置 14 …加算器 18 …スレッドドライバ 20 …スレッドモータ 22 …速度センサ 24 …F/V変換器 26 …電圧調整回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スレッドモータの回転速度に応じたブレー
    キ電圧を発生し、前記ブレーキ電圧をアナログスイッチ
    と抵抗素子との直列回路を介して駆動電圧と合成するデ
    ィスク装置において、 前記直列回路に並列に別の抵抗素子を接続したことを特
    徴とする、ディスク装置。
JP15939197A 1997-06-17 1997-06-17 ディスク装置 Pending JPH117712A (ja)

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JP15939197A JPH117712A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 ディスク装置

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JP15939197A JPH117712A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 ディスク装置

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JPH117712A true JPH117712A (ja) 1999-01-12

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JP (1) JPH117712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100379143C (zh) * 2004-05-24 2008-04-02 三垦电气株式会社 逆变器控制装置以及具有该逆变器控制装置的采油机
CN100379144C (zh) * 2004-05-24 2008-04-02 三垦电气株式会社 逆变器控制装置以及具有该逆变器控制装置的采油机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100379143C (zh) * 2004-05-24 2008-04-02 三垦电气株式会社 逆变器控制装置以及具有该逆变器控制装置的采油机
CN100379144C (zh) * 2004-05-24 2008-04-02 三垦电气株式会社 逆变器控制装置以及具有该逆变器控制装置的采油机

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Effective date: 20020226