JPH0727680B2 - モ−タ制御回路 - Google Patents

モ−タ制御回路

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JPH0727680B2
JPH0727680B2 JP19624586A JP19624586A JPH0727680B2 JP H0727680 B2 JPH0727680 B2 JP H0727680B2 JP 19624586 A JP19624586 A JP 19624586A JP 19624586 A JP19624586 A JP 19624586A JP H0727680 B2 JPH0727680 B2 JP H0727680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明はモータ制御回路に関し、例えば、光デイスクシ
ステムにおけるスピンドルモータの制御回路に適用し得
るものである。
B発明の概要 本発明はモータ制御回路において、モータの減速時にお
ける負荷電流の制限値を加速度より小さくすることによ
り、減速時における消費電力を小さく抑えて減速時にお
いても他回路に悪影響を及ぼさないようにしたものであ
る。
C従来の技術 例えば、CLV(constant linear velocity)方式を採用
している光デイスクシステムにおいては、光デイスクの
最外周トラツクを再生している場合に比べ、最内周トラ
ツクを再生している場合の方が光デイスクをほぼ3倍の
速度で回転させることを要する。
従つて、例えばサーチ動作のため外周のトラツクから内
周のトラツクに光学ヘツドを移動させる場合には、直流
モータでなるスピンドルモータによる回転速度を加速し
ていき、逆に、内周のトラツクから外周のトラツクに光
学ヘツドを移動させる場合には、スピンドルモータによ
る回転速度を減速させていくことが必要となる。
ここで一般的に、サーボループは定常再生時には閉じ、
サーチ時には開いており、サーチ時には例えばマイクロ
コンピュータ等の所定の制御手段から供給される負又は
正の所定電圧に基づいてスピンドルモータを駆動制御し
ている。
D発明が解決しようとする問題点 ところで例えばサーチ動作時におけるスピンドルモータ
の減速方法として、逆転制動方式を採用したものがあ
り、モータに対して加速時と逆方向に負荷電流が流れる
ように電流経路を切換えて行なう。ところで、従来のモ
ータ制御回路においては、モータの発熱をできるだけ抑
えるように負荷電流を制限する回路が設けられており、
電流制限は加速時における負荷電流の方向(以下、正方
向と呼ぶ)と、減速時における負荷電流の方向(以下、
負方向と呼ぶ)とで同一値(絶対値)に選定されてい
た。
しかしながら、加速時においては逆起電力のために直流
モータの速度特性に従い、回転速度が上がるのにつれて
電流が減少していき制限値の電流が流れることがほとん
どないのに対し、減速時は逆起電力が生じないため電流
制限値に等しい負荷電流が継続して流れることになる。
従つて、減速時には当該スピンドルモータの駆動に電源
が大幅に費やされ、そのため、光学ヘツドをデイスク半
径方向に移動させるスライドモータ等他の回路動作を鈍
くすることもあり、そのため、サーチ時においてこの鈍
い分だけサーチ速度を遅くしていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、モータの
加速時及び減速時の両方において、他の回路(モータ)
動作に影響を与えることなくモータを駆動制御し得るモ
ータ制御回路を提供しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため、本発明においては、制御
電圧信号MERに応じてモータ7の負荷電流Iを可変させ
てモータ7の回転速度を制御するモータ制御回路におい
て、加速時及び減速時で制御電圧信号MERの電圧制限値
を異ならせて加速時より減速時の負荷電流Iの制限値を
小さくさせるようにした。
F作用 減速時には、モータ7の逆起電力が働かないため負荷電
流Iが制限値いつぱいに継続して流れることもあるが、
制限値を加速時より小さくしたので、制限値の電流が継
続して流れたとしてもその消費電力を小さく抑えること
ができる。
その結果、当該モータ部に電源が大幅に消費されること
により、他の回路の動作が鈍くなるようなことを有効に
回避することができる。
G実施例 以下、図面を参照しながら、本発明を光デイスクシステ
ムのスピンドルモータ部に適用した一実施例を詳述す
る。
図において、再生ビデオ信号から分離された再生水平同
期信号PBSはモータエラー回路1の位相比較回路2に与
えられ、コントローラ(図示せず)から与えられる基準
水平同期信号REFSと位相比較され、その位相差信号PHD
がローパスフイルタ3において直流信号に変換される。
定常再生時には、この直流信号が増幅回路4を介して増
幅されて当該モータエラー回路1の出力信号(モータエ
ラー信号)MERとしてモータ負荷電流制限回路5に与え
られる。一方サーチ時には、このサーボループは開いて
おり、図示しない制御部からの加速命令又は減速命令に
応じてそれぞれ負又は正の所定電圧がローパスフイルタ
3と増幅回路4との間に印加され、これがモータエラー
信号MERとしてモータ負荷電流制限回路5に与えられ
る。
この電流制限回路5は、3つの抵抗R1、R2、R3をモータ
エラー回路1側から順次直列に接続し、抵抗R1及びR2の
接続中点Aにカソードが接続され、アノードがアースさ
れているダイオードD1を接続し、さらに抵抗R2及びR3の
接続中点Bにアノードが接続され、カソードがアースさ
れているダイオードD2を接続してなる。従つて、モータ
エラー信号MERの値がいかなる値であろうと接続中点A
の電位は、ダイオードの順方向電圧(0.6〔V〕)によ
り定まる−0.6〔V〕より小さくなることはなく、ま
た、接続中点Bの電位は、+6〔V〕より大きくなるこ
とはない。
よつて接続中点Bで考えると、負の制限電圧は接続中点
Aの−0.6〔V〕より抵抗R2による電圧降下分だけ小さ
くなる。この負の制限電圧は、この電圧降下分をVR2
すると、(−0.6+VR2)〔V〕となる。また上述のよう
に、接続中点Bの正の制限電圧は0.6〔V〕より大きく
なることはない。従つて接続中点Bでの制限電圧は、次
式 (−0.6+VR2)〔V〕≦(接続中点Bの電圧)≦0.6
〔V〕 のように負側と正側において異なつている。このように
して、正側及び負側の制限電圧間の範囲に制限されたリ
ミツト出力信号LIMはモータ駆動回路6に与えられる。
この実施例の場合、スイツチ回路SW1及びSW2の直列回路
と、スイツチ回路SW3及びSW4の直列回路とが並列に接続
されてなるブリツジ回路が正電源+V及び負電源−V間
に接続されており、スイツチ回路SW1及びSW2間の接続中
点と、スイツチ回路SW3及びSW4間の接続中点との間に、
抵抗R5及びスピンドルモータ7が直列に接続されてい
る。
モータ駆動回路6は、電流制限回路5からのリミツト出
力信号LIMを演算増幅器構成の反転増幅回路8において
反転増幅した後、パルス幅変調パルス形成回路9におい
てレベルに応じたパルス幅変調パルス信号DPWM又はAPWM
を形成してスイツチ回路SW1又はSW2をオンオフ制御する
ようになされている。ここで、スイツチ回路SW3は加速
時に常時オン制御され、他方、スイツチ回路SW4は減速
時に常時オン制御される。
すなわち、加速時には、パルス信号APWMに応じてスイツ
チ回路SW2がオンオフ動作して、正電源+Vからスイツ
チ回路SW3−モータ7−スイツチ回路SW2の経路で負電源
−Vへ断続的に負荷電流Iを流し、他方、減速時には、
パルス信号DPWMに応じてスイツチ回路SW1がオンオフ動
作して、正電源+Vからスイツチ回路SW1−モータ7−
スイツチ回路SW4の経路で負電源−Vへ断続的に負荷電
流Iを流してモータ7を加減速させる。
このとき、抵抗R5を流れる電流が検出されて、抵抗R6を
介して増幅回路8の反転入力端にフイードバツクされ
る。増幅回路8は非反転入力端がアースされているよ
り、イマジナリシヨート状態にあるので、リミツト出力
信号(電圧信号)LIMに応じて負荷電流Iの値が定まる
ことになる。すなわち、増幅回路8と電流フイードバツ
クループにより電圧/電流変換回路を構成していること
になる。
電流制限回路5は、上述したように電圧を所定範囲に制
限するものであるが、負荷電流Iを増幅回路8にフイー
ドバツクすることにより当該電圧が負荷電流Iに変換さ
れるので、負荷電流Iを制限するものであるということ
ができる。
以上の構成において、モータエラー回路1からモータエ
ラー信号MERが与えられると、電流制限回路5を介して
正側及び負側が制限電圧以下に抑えられてモータ駆動回
路6に与えられ、かくして、そのリミツト出力信号LIM
に応じた負荷電流Iがモータ7に流れてモータエラー信
号MERに応じてモータ7が加減速される。
かくするにつき、モータエラー信号MERに対する制御値
が、減速時の方が加速時に比べて小さく選定されてお
り、従つて、負荷電流Iの制限値も減速時の方が小さく
なる。
その結果、上述の実施例によれば、逆起電力が働かずに
負荷電流Iが大きくなり易い減速時において、負荷電流
Iを小さく抑えたので、スピンドルモータ部における消
費電力を減速時においても抑えることができ、スライド
モータ部等、他の回路動作に影響を及ぼすことを有効に
回避することができる。従つて、内周トラツクから外周
トラツクへサーチする場合においても、スピンドルモー
タ及びスライドモータをバランス良く回転制御させるこ
とができ、迅速に所定トラツクをサーチさせることがで
きる。
なお、上述の実施例においては、本発明を光デイスクシ
ステムに適用したものを示したが、本発明はこれに限ら
ず、モータを含む各種電子機器に必要に応じて適用する
ことができる。
また上述の実施例においては、2つのダイオードD1、D2
を用いて制限電圧の正の制限値と負の制限値を異ならせ
るものを示したが、他の定電圧素子を用いて制限電圧を
定めるようにしても良い。例えば、ツエナーダイオード
を用いて正電圧(正の負荷電流)は順方向降下電圧によ
り制限し、負電圧(負の負荷電流)は逆方向降伏電圧に
より制限するようなものであつても良い。
H発明の効果 以上のように、本発明によれば、負荷電流が大きくなり
易い減速時における負荷電流の制限値を、加速時におけ
る負荷電流の制限値より小さくしたので、加減速時とも
に他の回路動作に影響を与えることのないモータ制御回
路を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明によるモータ制御回路の一実施例を示すブロ
ツク図である。 1……モータエラー回路、5……モータ負荷電流制限回
路、6……モータドライブ回路、7……スピンドルモー
タ、R1〜R3……抵抗、D1、D2……ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御電圧信号に応じてモータの負荷電流を
    可変させて上記モータの回転速度を制御するモータ制御
    回路において、 加速時及び減速時で上記制御電圧信号の電圧制限値を異
    ならせて、加速時より減速時の上記負荷電流の制限値を
    小さくするようにしたことを特徴とするモータ制御回
    路。
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JP4888282B2 (ja) 2007-08-29 2012-02-29 パナソニック株式会社 スピーカ

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