JP3704866B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は光ディスク装置に関し、特にたとえばピックアップをディスクのラジアル方向に駆動するスレッドモータにスレッドドライブ電圧を印加してピックアップを所望の位置に高速移動させる、光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の光ディスク装置において、ピックアップを所望の位置に高速移動させるいわゆるアクセスモードが選択されたときには、サーボループを開いた状態でスレッドモータに正または負の一定電圧(スレッドドライブ電圧)を印加して、ピックアップをディスクの内周から外周、または外周から内周へ変位(トラックジャンプ)させる。しかしながら、スレッドモータに電圧レベル一定の電圧を印加し続けると、スレッドモータが付勢されて、印加電圧をゼロとした後にもピックアップが惰性的に移動し、結果として、所望の位置にアクセスできないといった問題があった。
【0003】
これに対し、平成6年4月22日に出願公開された特開平6−111342号公報に開示される従来技術では、トラックジャンプ中にスレッドドライブ電圧の電圧レベルを複数段階に可変制御して、スレッドドライブ電圧の印加停止時におけるスレッド機構(ピックアップ)の慣性を少なくし、速やかにピックアップを停止させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、上述したように、スレッドドライブ電圧を多段階に可変制御するようにしているので、ピックアップを期待する速度で高速移動できない上、ピックアップを所望の位置に停止させるための制動力も不足している。
それゆえに、この発明の主たる目的は、所望の位置にピックアップを精度よく停止させて、アクセス時間を短縮し得る、光ディスク装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、スレッドモータにスレッドドライブ電圧を印加することによってピックアップを高速移動させる光ディスク装置において、スレッドモータに付属するFGから出力される、スレッドモータの回転速度に応じた周波数信号を増幅する増幅手段、および増幅手段の出力を直流反転電圧に変換するF/−V回路を設け、ピックアップを停止させるときに直流反転電圧をスレッドモータのスレッドドライブ電圧に重畳させるようにしたことを特徴とする、光ディスク装置である。
【0006】
【作用】
ピックアップを目標位置に高速移動させるアクセスモードが選択されると、スレッドモータに所定電圧レベルのスレッドドライブ電圧が印加され、それによって、ピックアップはディスクの外周方向(または内周方向)へ加速される。そして、ピックアップが目標位置の所定トラック手前に到達したとき、スレッドドライブ電圧の電圧レベルを低く設定するとともに、スレッドモータの回転速度信号(FG信号)から得られた直流反転電圧をスレッドドライブ電圧に重畳し、その重畳電圧をスレッドモータに印加する。つまり、スレッドモータを駆動制御するスレッドドライバに対して、そのスレッドドライブ電圧とは逆極性であり目標位置に近づくにつれ収束する制御電圧を印加するように構成する。したがって、スレッドモータの回転速度に応じたレベルでスレッドモータ(ピックアップ)に制動をかけることができ、慣性によるピックアップの移動距離を短くして、ピックアップを所望の位置に精度よく停止できる。
【0007】
【発明の効果】
この発明によれば、スレッドモータにその回転速度に応じた逆極性の制御電圧を印加するようにしたので、ピックアップに瞬時にして充分な制動をかけることができ、したがって、ピックアップによるアクセス時間を大幅に短縮できる。また、アクセス(トラックジャンプ)開始時におけるスレッドドライブ電圧をより高いレベルに設定して、移動速度の向上が図れる。
【0008】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1に示すこの実施例の光ディスク装置10は、CD−ROMディスク12の回転をCLV(Constant Linear Velocity)制御するディスクモータ14を含み、このディスクモータ14によって駆動されるCD−ROMディスク12(以下、単に「ディスク」と略称する)から、上下または水平方向に駆動制御されるピックアップ16によってデータが読み取られる。
【0010】
すなわち、ピックアップ16は、ディスク再生信号つまりディスク12からの反射光に基づいて、サーボ制御を行うためのフォーカシング誤差信号とトラッキング誤差信号とを検出する。なお、フォーカシング誤差信号の検出方法としては、公知の非点収差法および偏心補助光速法などが、トラッキング誤差信号の検出方法としては、公知の3スポット法およびプッシュプル法などが、それぞれ適用され、したがって、それらの詳細な説明は省略する。
【0011】
ピックアップ16によって検出されたフォーカシング誤差信号およびトラッキング誤差信号は、それぞれRFアンプ18に与えられ、そこにおいて増幅されるなどの処理がなされた後、DSP(Digital Signal Processor)20に与えられる。両信号は、DSP20において、ゲイン調整されるなどの処理がなされ、サーボデータとしてドライバ22に与えられ、それによってピックアップ16に含まれる対物レンズ(図示せず)によるトラッキングサーボおよびフォーカシングサーボが行われる。
【0012】
そして、対物レンズをトラッキングサーボにより所望のトラックに追従できないときには、さらにスレッドモータ24によって、対物レンズを含むピックアップ16が、ディスク12のラジアル方向に駆動される。すなわち、ピックアップ16は、たとえば図示しないラック・ピニオン機構を介して、スレッドモータ24に変位可能に接続され、DSP20からスレッドモータ24を駆動制御するスレッドドライバ26に対して、図2(A)に示すスレッドドライブ電圧が印加されることによって、ピックアップ16はディスク12のラジアル方向に変位される。
【0013】
こうしてサーボ制御されたピックアップ16によって、ディスク12から読み取られたディスク再生信号は、RFアンプ18を介して、DSP20に与えられ、そこにおいてEFM信号復調,エラー訂正などの処理がなされるとともに、速度信号としてのフレーム同期信号が検出されて、そのフレーム同期信号に基づいて、ディスクモータ14の回転速度がCLV制御される。そして、DSP20において信号処理されたディスク再生信号は、出力端子32から出力される。
【0014】
このような光ディスク装置10において、ピックアップ16を目標位置に高速移動させるいわゆるアクセスモードが選択されると、マイコン34によって、スレッドモータ24(スレッドドライバ26)に印加するスレッドドライブ電圧の電圧レベルおよび印加タイミング等が制御される。つまり、マイコン34は、ジャンプするトラック本数に応じた電圧レベル(V1 )のスレッドドライブ電圧をスレッドドライバ26に印加し、ピックアップ16を加速させる。そして、ピックアップ16を停止させるときに、そのスレッドドライブ電圧の電圧レベルを低い値(V2 )に設定するとともに、スイッチ36を切り換えて、スレッドモータ24の回転速度に応じたレベルでかつスレッドドライブ電圧とは逆極性の制御電圧をスレッドモータ24(スレッドドライバ26)に印加するように構成している。
【0015】
すなわち、スレッドモータ24は、その内部に図示しないFG(Frequency Generator) を含み、そこにおいて、スレッドモータ24の回転速度が周波数信号に変換される。この周波数信号は、アンプ28において増幅された後、F/−V回路30において直流反転電圧に変換され、そして、図2(B)に示すこの反転電圧(移動速度信号)をDSP20からのスレッドドライブ電圧に重畳させることによって、スレッドモータ24の回転速度に応じたレベルでかつスレッドドライブ電圧とは逆極性の制御電圧を得るようにしている。
【0016】
以下、図3のフロー図を用いてアクセスモードが選択されたときの動作について詳述する。図3のステップS1において、マイコン34は、現在位置アドレスと目標位置アドレスとからジャンプするトラック本数(X)を算出する。そして、続くステップS3において、マイコン34は、そのトラック本数(X)に基づいて、スレッドドライバ26に印加するスレッドドライブ電圧の電圧レベル(V1)を決定し、DSP20からそのスレッドドライブ電圧を出力して、ピックアップ16をディスク12のラジアル方向へ加速させる。つまりトラックジャンプが開始される。
【0017】
次のステップS5では、ジャンプするトラック本数(X)が基準値を越えているかどうかを判断し、そこにおいて“YES”が判断されるつまり基準値以上であれば、ステップS7において、トラック本数(X)から所定トラック本数(α)を減算した本数のトラックをジャンプしたかどうかが判断される。一方、ステップS5において“NO”が判断されるつまりトラック本数(X)が基準値に満たない場合には、ステップS9に進んで、トラック本数(X)に所定係数(β)を乗算した本数(Xβ)を、トラック本数(X)から減算した本数のトラックをジャンプしたかどうかが判断される。
【0018】
つまり、DSP20から出力されるスレッドドライブ電圧の電圧レベル(V1)は、上述したように、ジャンプするトラック本数(X)に応じて異なり、それに付随して制動を開始する位置やピックアップ16(スレッドモータ24)を停止させるのに要する制動力すなわちブレーキ電圧も相違するため、ジャンプするトラック本数(X)に応じて制動開始位置を変化させるように構成する。
【0019】
ステップS7またはS9において“YES”が判断される、すなわち制動開始位置にピックアップ16が到達したときには、次のステップS11において、マイコン34は、スレッドドライブ電圧を低い電圧レベル(V2)に設定するとともに、スイッチ36を閉じて、そのスレッドドライブ電圧にF/−V回路30からの直流反転電圧(移動速度信号)を重畳させる。そして、その重畳信号(制御電圧)をスレッドドライバ26に印加して、制動を開始する。
【0020】
したがって、スレッドドライバ26には、図2(C)に示すスレッドドライブ電圧とは逆極性であり、ゼロレベルに収束する制御電圧が印加される。また、この制御電圧の電圧レベル(V3)の絶対値は、スレッドドライブ電圧の電圧レベル(V2)よりも大きい値に設定されることはいうまでもない。なお、F/−V回路30からの反転電圧(移動速度信号)がゼロレベルになったとき、すなわちピックアップ16が停止したときには、マイコン34は、スイッチ36を切り換えるとともに、スレッドドライバ26に制御電圧を印加するのを停止する。
【0021】
そして、ステップS13において、ピックアップ16が目標位置に到達したかどうかが判断され、目標位置に到達していない(“NO”が判断される)ときには、ステップS15でシークが実施されて、目標位置へのアクセス処理が終了する。
この実施例では、スレッドモータ24のFG信号から生成した反転電圧(移動速度信号)をDSP20からのスレッドドライブ電圧に重畳させて、スレッドドライブ電圧とは逆極性でありかつ目標位置に近づくにつれ収束するブレーキ電圧(制御電圧)を生成するようにしたので、ピックアップ16(スレッドモータ24)に効果的に制動をかけることができ、しかも、制動の効き過ぎによってピックアップ16が逆方向に移動することもない。したがって、ピックアップ16によるアクセス時間を大幅に短縮できる。また、簡単な回路構成で、スレッドモータ24の回転速度に応じたブレーキ電圧が得られるので、トラックジャンプさせるためのスレッドドライブ電圧(V1)をより高い値に設定して、ピックアップ16の移動速度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例のアクセス時における動作波形を示し、(A)はスレッドドライブ電圧であり、(B)は移動速度信号であり、(C)はスレッドドライバに印加される制御電圧である。
【図3】図1実施例のアクセス時における動作の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …光ディスク装置
12 …CD−ROMディスク
16 …ピックアップ
20 …DSP
24 …スレッドモータ
26 …スレッドドライバ
30 …F/−V回路
34 …マイコン

Claims (1)

  1. スレッドモータにスレッドドライブ電圧を印加することによってピックアップを高速移動させる光ディスク装置において、
    前記スレッドモータに付属するFGから出力される、前記スレッドモータの回転速度に応じた周波数信号を増幅する増幅手段、および
    前記増幅手段の出力を直流反転電圧に変換するF/−V回路を設け、
    前記ピックアップを停止させるときに前記直流反転電圧を前記スレッドモータのスレッドドライブ電圧に重畳させるようにしたことを特徴とする、光ディスク装置。
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