JPH1176900A - ウェブ洗浄及び除電装置 - Google Patents

ウェブ洗浄及び除電装置

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JPH1176900A
JPH1176900A JP9239903A JP23990397A JPH1176900A JP H1176900 A JPH1176900 A JP H1176900A JP 9239903 A JP9239903 A JP 9239903A JP 23990397 A JP23990397 A JP 23990397A JP H1176900 A JPH1176900 A JP H1176900A
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cleaning
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Shinsuke Takahashi
伸輔 高橋
Tokuo Shibata
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    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/041Cleaning travelling work
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/502Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of tape carriers

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めてコンパクトな構造で除塵及び除電効果
を一層向上させるウェブ洗浄及び除電装置を提供する。 【解決手段】 ウェブ洗浄及び除電装置20は、フロン
トエッジ21の上面がウェブWの表面に塗着された洗浄
液SOL1を平滑化可能なように大きな曲率半径R2を
以て湾曲状に形成され、ドクタブレードの上面がフロン
トエッジの上面により平滑化された大部分の洗浄液SO
L1をフロントスリット24内に掻き落とし可能なよう
に小さな曲率半径R1を以て湾曲状に形成され、バック
エッジ23の上面がドクタブレード22の上面により大
部分の洗浄液SOL1が掻き落とされた直後のウェブの
表面に下塗液SOL2を塗着可能なように形成されてい
るので、フロントエッジ21によりウェブ入射角αの許
容範囲を拡大させ、ドクタブレード22により洗浄液S
OL1を周囲に飛散させることなく掻き落とし、かつ下
塗液SOL2により蓄積された静電気を迅速かつ効率良
く除電することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に走行する
ウェブの表面に付着した微細な塵埃等の付着物を除去す
るためのウェブ洗浄及び除電装置に関し、特に、前記ウ
ェブの表面に塗布液を塗布する直前に該ウェブの表面を
洗浄液で除塵するウェブ洗浄及び除電装置に関するもの
である。なお、本発明で言うウェブとは、一般にその幅
が0.3〜2m、長さが45〜15,000m、厚さが
3〜200μmのポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレート、セルロースダイアセテ
ート、セルローストリアセテート、セルロースアセテー
トプロピオネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、アラ
ミド等のプラスチックフィルム;紙;紙にポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンブテン共重合体等の炭素
数が2〜10のα−ポリオレフィン類を塗布又はラミネ
ートした紙;アルミニウム、銅、錫等の金属箔;等から
なる可撓性帯状物あるいは該帯状物を基材としてその表
面に加工層を形成した帯状物が含まれる。更に、前記ウ
ェブはその用途に応じた塗布液、例えば写真感光性塗布
液、磁性塗布液、表面保護、帯電防止あるいは滑性付与
のための塗布液等がその原反の表面に塗布され、乾燥し
た後、所望の幅及び長さに裁断されるものであり、その
代表的な製品として写真フィルム、印画紙、磁気テー
プ、磁気ディスク等が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】従来周知のウェブ除塵装置としては、図
4に示す特開昭62−65872号公報に開示されたド
クタブレード方式あるいは図5に示したような回転ロッ
ドバー付エクストルーダ方式のウェブ除塵装置があり、
何れもウェブ走行方向の上流側で前記ウェブWの一方の
表面に予め塗着された有機溶剤を主成分とするウェブ洗
浄液SOL1を前記ドクタブレード2あるいは回転ロッ
ドバー12によって掻き落すことにより、前記ウェブW
の一方の表面に付着している微細な付着物を前記ウェブ
洗浄液SOL1とともに除去するものであった。
【0003】図4に示した従来のドクタブレード方式ウ
ェブ除塵装置1は、比較的狭幅で曲率半径Rも約2〜3
0mm程度に小さなドクターブレード2の湾曲上面の上
流側刃先の接線に対して、前記ウェブ洗浄液SOL1を
塗着した前記ウェブWを約0.5°〜2°のウェブ入射
角αを以て矢印Aの方向に走行、案内することによって
前記ウェブWの一方の表面に付着している微細な付着物
DPを前記ウェブに塗着している前記ウェブ洗浄液SO
L1の一部とともに掻き落とし、前記ドクターブレード
2の下方に配設された液回収溝3内に集液した後、洗浄
液リサイクル系(図示せず)に排出していた。
【0004】一方、図5に示す従来の回転ロッドバー付
エクストルーダ方式ウェブ除塵装置10は、エクストル
ーダ11の内部に透設したポケット14に連通するスリ
ット15を画成する上流側ブロック上部に前記ウェブW
の走行行向Aと反対の方向Bに回転自在に前記回転ロッ
ドバー12を支持しており、前記回転ロッドバー12の
外周面によって前記ウェブWの一方の表面に付着してい
る微細な付着物DPを前記ウェブ洗浄液SOL1の一部
とともに掻き落とし、前記エクストルーダ11の下方に
配設された液回収溝13内に集液した後、洗浄液リサイ
クル系(図示せず)に排出していた。
【0005】更に、従来の回転ロッドバー付エクストル
ーダ方式ウェブ除塵装置10は、従来のドクタブレード
方式ウェブ除塵装置1におけるような掻き落とし後の帯
電を抑制するため、前記ポケット14に供給された前記
ウェブ洗浄液SOL1と同等の成分あるいは前記洗浄液
(SOL1)と同種の溶剤に添加物を含有している下塗
液(SOL2)を前記スリット15を通し該スリット1
5を画成する下流側ブロック上面のバックエッジ16と
前記回転ロッドバード12を通過した前記ウェブWとの
間に導入し、該ウェブWの表面に塗着することによって
除電を図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドクタブレード方式ウェブ除塵装置1は、前記ウェブW
の走行速度が高速化され、更に除塵効果を一層向上させ
るために前記ウェブ洗浄液SOL1の掻き落とし量を増
加させる、換言すれば前記ドクターブレード2の湾曲上
面を前記ウェブWの一方の表面に一層接近させると、前
記ウェブWの表面から掻き落とされた前記ウェブ洗浄液
SOL1が周囲に飛散し易くなる一方、前記ウェブWに
高い剪断力が作用して前記ドクターブレード2を通過し
た前記ウェブWが異常に高く静電気を帯電し、その結
果、浮遊塵埃の吸着等の問題を招く恐れがあった。
【0007】また、従来の回転ロッドバー付エクストル
ーダ方式ウェブ除塵装置10は、前述した従来のドクタ
ブレード方式ウェブ除塵装置1と同様に前記ウェブWの
走行速度の高速化、更に前記ウェブ洗浄液SOL1の掻
き落とし量の増加に伴って、前記ウェブWの表面から掻
き落とされた前記ウェブ洗浄液SOL1が周囲に飛散し
易くなり、その飛散液が前記ウェブWの表面に再付着し
て除塵効果を低減させ、更に塗布面にピンホール等の面
質を低下させるトラブルを招き易かった。
【0008】更に、従来の各ウェブ除塵装置1,10は
前記ドクターブレード2あるいは前記回転ロッドバード
12に対する前記ウェブWのウェブ入射角α、前記ウェ
ブ洗浄液SOL1の塗着量等を正確に設定するために付
帯装置が複雑化されかつ高価なものになる一方、これら
の設定を専ら人手に依存させると人為的な設定ミスによ
り帯電の異常な上昇をもたらす場合があった。
【0009】本発明は前述した従来技術の問題点を解消
し、極めてコンパクトな構造で除塵及び除電効果を一層
向上させるウェブ洗浄及び除電装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
方の表面に予め洗浄液が塗着され、一定の張力を付与さ
れてウェビングガイドローラ間を連続的に走行するウェ
ブの走行方向に沿って、フロントエッジ、フロントスリ
ット、ドクターブレード、バックスリット及びバックエ
ッジを一体に連続して配設し、前記フロントエッジ、ド
クターブレード及びバックエッジは、前記塗着された洗
浄液層を介して、前記ウェブを上方に湾曲させながらそ
の走行を許容するように前記ウェブの表面を押圧する面
が曲率を有し、前記フロントエッジの上面の曲率は、前
記ドクターブレードの上面の曲率より大きく設定されて
おり、前記塗着した洗浄液の一部分は、前記ドクターブ
レードにより、前記ウェブから掻き落とされるととも
に、直ちに、前記バックスリットから供給された下塗り
液を前記バックエッジにより、残留下前記洗浄液層の表
面に塗着することを特徴とするウェブ洗浄及び除電装置
によって達成される。
【0011】本発明において、前記下塗液が前記洗浄液
と同等の成分あるいは前記洗浄液と同種の溶剤に添加物
を含有していることが好ましい。
【0012】本発明において、前記下塗液の塗着量が少
なくとも5cc/m2 であることが好ましい。
【0013】本発明において、前記フロントエッジの上
面の前記曲率半径R2が前記ドクタブレードの上面の前
記曲率半径R1に対してR2≧5R1の関係を保って設
定されることが好ましい。
【0014】本発明において、前記フロントエッジの上
面の前記上流側端部がC面取りあるいはR面取り加工さ
れることが好ましい。
【0015】
【作用】本発明のウェブ洗浄及び除電装置は、一方の表
面に前記洗浄液が予め塗着されかつ前記ウェブガイドロ
ーラ間に張架されて所定の張力を以て連続的に走行する
前記ウェブの走行方向に沿って前記フロントエッジ、フ
ロントスリット、ドクタブレード、バックスリット及び
バックエッジを順次配設し、前記フロントエッジ、ドク
タブレード及びバックエッジが協動して前記ウェブを若
干上方に湾曲させながらその走行を許容するように該ウ
ェブの表面を押圧可能な上面をそれぞれ備え、更に、前
記フロントエッジの上面が前記ウェブの表面に塗着され
た前記洗浄液を平滑化可能なように比較的大きな曲率半
径を以て湾曲状に形成され、前記ドクタブレードの上面
が前記フロントエッジの上面によって平滑化された大部
分の前記洗浄液を前記フロントスリット内に掻き落とし
可能なように比較的小さな曲率半径を以て湾曲状に形成
され、前記バックエッジの上面が前記ドクタブレードの
上面によって大部分の前記洗浄液が掻き落とされた直後
の前記ウェブの表面に前記バックスリットを経て供給さ
れた前記下塗液を塗着可能なように形成されており、前
記フロントエッジは前記ウェブ入射角の許容範囲を拡大
させるとともに前記ドクタブレードにより掻き落とされ
た前記洗浄液を周囲に飛散させることなく前記フロント
スリット内に集液させる。
【0016】また、前記ドクタブレードの上面を通過し
た直後に前記バックエッジによって前記下塗液が塗着さ
れた前記ウェブの表面は、前記洗浄液の掻き落としによ
って蓄積した静電気を前記下塗液によって迅速かつ効率
良く除電される。
【0017】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置
は、前記洗浄液と同等の成分あるいは前記洗浄液と同種
の溶剤に添加物を含有している前記下塗液を適用するこ
とにより、前記ウェブの表面に僅かに残存する前記洗浄
液との相溶性及び下流側におけるコータで塗着される別
の塗布液の濡れ性を維持、助長させる。
【0018】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置
は、前記下塗液を少なくとも5cc/m2 の塗着量で塗
着することにより、前記洗浄液の掻き落としに伴って蓄
積した静電気を一層迅速かつ効率良く除電する。
【0019】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置
は、前記フロントエッジの上面の前記曲率半径R2が前
記ドクタブレードの上面の前記曲率半径R1に対してR
2≧5R1の関係を保って設定されることにより、前記
フロントエッジによる前記洗浄液の平滑作用を一層確実
に保証する。
【0020】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置
は、前記フロントエッジの上面に対する前記ウェブの入
射角を前記フロントエッジの上面の上流側端部の接線に
対して−7°〜+5°の範囲内に設定することにより、
前記ウェブの入射角の許容範囲が拡大化され、手動設定
を容易にする。
【0021】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置
は、前記フロントエッジの上面の前記上流側端部がC面
取りあるいはR面取り加工されることにより、前記ウェ
ブの入射角の設定を一層容易にしかつ入射した前記ウェ
ブとの接触に起因するスリ傷の発生を抑止する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のウェブ洗浄及び除電装置
の一実施態様について添付した図面に基づき以下に詳述
する。図1は本発明のウェブ洗浄及び除電装置20の要
部を図式的に示した略図であり、図2は図1の要部を更
に拡大して示した略図である。本発明のウェブ洗浄及び
除電装置20において、複数本の案内ローラ4,5,6
間に張架され、矢印Aの方向に例えば10〜20kgf
/mのウェブ張力で200〜400m/分の速度で連続
的に走行するウェブWは、先ずウェブ洗浄液タンク7か
ら給液ポンプP1及びフィルタF1を介して供給される
ウェブ洗浄液SOL1が単純な構成、例えば多段階に配
列された液噴射用ニードルノズルからなるウェブ洗浄液
コータ8によって前記ウェブWの除塵すべき一方の表面
に予め塗着される。
【0023】なお、前記ウェブ洗浄液SOL1は通常、
例えばトルエン、メチルエチルケトン、酢酸ブチル、キ
シロール、シクロヘキサノン等の有機溶剤単独あるいは
これらの組み合わせた有機溶剤からなり、約10〜30
cc/m2 の塗着量を以て前記ウェブの一方の表面に塗
着される。
【0024】その後、前記ウェブ洗浄液コータ8の下流
側に配設されたエクストルージョン型式の本発明のウェ
ブ洗浄及び除電装置20の上面に向けて前記ウェブ洗浄
液SOL1とともに微細な塵埃等からなる付着物DPを
有する前記ウェブWが搬送される。前記ウェブ洗浄及び
除電装置20は前記ウェブWの走行方向Aに沿ってフロ
ントエッジ21、フロントスリット24、ドクタブレー
ド22、バックスリット25及びバックエッジ23を一
体に順次配設してなる。
【0025】更に、前記ウェブ洗浄及び除電装置20は
前記フロントエッジ21、ドクタブレード22及びバッ
クエッジ23が協動して前記ウェブWを若干上方に湾曲
させながらその走行を許容するように該ウェブWの表面
を押圧可能な上面をそれぞれ備え、かつ前記フロントエ
ッジ21の上面が前記ウェブWの表面に塗着された前記
洗浄液SOL1を平滑化可能なように比較的大きな曲率
半径R2を以て湾曲状に形成されている。また、前記ド
クターブレード22の上面が約0.5mm程度のスリッ
ト間隙C1を有する前記フロントスリット24内に掻き
落とし可能なように比較的小さな曲率半径R1を以て湾
曲状に形成され、前記バックエッジ23の上面が前記ド
クタブレード22の上面によって大部分の前記洗浄液S
OL1が掻き落とされた直後の前記ウェブWの表面に前
記バックスリット25を経て供給された下塗液SOL2
を塗着可能なように形成されている。
【0026】前記フロントエッジ21の上面に対して所
定のウェブ入射角αを以て搬送された前記ウェブWは、
前記洗浄液SOL1からなる塗着層を介して、前記フロ
ントエッジ21の上面に倣って湾曲しながら前記ドクタ
ーブレード22の上面の刃先に移送されるが、前記フロ
ントエッジ21の上面は、前記ドクターブレード22の
上面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有しており、前
記洗浄液SOL1は、前記ウェブと前記フロントエッジ
の上面との間で均一に平滑化された状態、いわゆるスム
ージングされた状態となるため、上述した洗浄液の飛散
という現象が生じない。そして、前記ウェブWの一方の
表面に塗着された前記洗浄液SOL1は、前記ウェブW
の一方の表面に対する前記付着物DPの付着力を化学的
作用で弱める機能も有しながら、前記フロントエッジ2
1の上面との摺接によって上述の如く周囲に有害な飛散
現象を起こさずに平滑化された後、前記ドクタブレード
22の上面の刃先から高い剪断力を受けて大部分の前記
洗浄液SOL1が前記ウェブWの一方の表面から剥離
し、前記フロントスリット24内に掻き落とされる。
【0027】なお、前記フロントエッジ21はその上面
の曲率半径R2を前記ドクタブレード22の上面の曲率
半径R1に対してR2≧5R1の関係に保って設定する
ことによって、前記フロントエッジ21の上面に対する
前記ウェブWの入射角αの許容範囲を前記フロントエッ
ジ21の上面の上流側端部の接線に対して約−7°〜+
5°程度(前記接線よりも下方が−、上方が+とする)
まで拡大できる。更に、前記ウェブWの入射表面にスリ
傷が発生しないように、前記フロントエッジ21の上面
の前記上流側端部をC面取りあるいはR面取り加工する
ことが好ましい。
【0028】次に、前記ドクタブレード22の刃先によ
って前記洗浄液SOL1及び前記付着物DPが掻き落と
された前記ウェブWの一方の表面は僅かに前記洗浄液S
OL1が残存する一方、その掻き落とし又は剥離作用に
伴って静電気が蓄積されるが、下塗液タンク9から給液
ポンプP2及びフィルタF2を介して前記ウェブ洗浄及
び除電装置20のエクストルーダ型ブロック内に透設し
たポケット22に供給され、更に前記ドクタブレード2
2と前記バックエッジ23によって画成される約0.2
mm程度のスリット間隙C2を有する前記バックスリッ
ト25を経て前記ウェブWの一方の表面と前記バックエ
ッジ23との間に導入された下塗液SOL2によって、
前記ウェブWに蓄積された静電気による帯電量は直ちに
減少する。
【0029】前記下塗液SOL2は前記洗浄液SOL1
と同等の成分あるいは前記洗浄液SOL1と同種の溶剤
に添加物を含有しており、例えばトルエン、メチルエチ
ルケトン、酢酸ブチル、キシロール、シクロヘキサノン
等の有機溶剤、あるいはこれらを組み合わせた有機溶
剤、あるいはこれらの有機溶剤にバインダを溶解分散さ
せ、更に、潤滑剤等の添加物粉末を添加してもよく、剪
断速度が1sec-1で、粘度がB型粘度計にて1〜10
cp程度の範囲内に調整される。
【0030】なお、前記下塗液SOL2はその目的から
前記ウェブWに蓄積された静電気の除去に有効な液組成
であることが必須の要件であるが、本発明のウェブ洗浄
及び除電装置20よりも下流側で前記ウェブWの一方の
表面に層設される塗布膜の品質を低下させないように前
記ウェブWの一方の表面にわずかに残存する前記洗浄液
SOL1との相溶性及び前記ウェブ洗浄及び除電装置2
0よりも下流側で前記ウェブWの一方の表面に塗着され
る塗布液の濡れ性を維持、助長させることを可能にする
液組成であることが好ましい。更に、前記下塗液(SO
L2)の除電効果を保証するために、その塗着量は少な
くとも5cc/m2 以上であることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】前述したように構成される本発明のウェ
ブ洗浄及び除電装置20は次のような新規な効果を奏す
るものである。すなわち、本発明のウェブ洗浄及び除電
装置20は、一方の表面に前記洗浄液SOL1が予め塗
着されかつ前記ウェブガイドローラ4,5,6間に張架
されて所定の張力を以て連続的に走行する前記ウェブW
の走行方向Aに沿って前記フロントエッジ21、フロン
トスリット24、ドクタブレード22、バックスリット
25及びバックエッジ23を順次配設し、前記フロント
エッジ21、ドクタブレード22及びバックエッジ23
が協動して前記ウェブWを若干上方に湾曲させながらそ
の走行を許容するように該ウェブWの表面を押圧可能な
上面をそれぞれ備え、更に、前記フロントエッジ21の
上面が前記ウェブWの表面に塗着された前記洗浄液SO
L1を平滑化可能なように比較的大きな曲率半径R2を
以て湾曲状に形成され、前記ドクタブレードの上面が前
記フロントエッジの上面によって平滑化された大部分の
前記洗浄液SOL1を前記フロントスリット24内に掻
き落とし可能なように比較的小さな曲率半径R1を以て
湾曲状に形成され、前記バックエッジ23の上面が前記
ドクタブレード22の上面によって大部分の前記洗浄液
SOL1が掻き落とされた直後の前記ウェブの表面に前
記バックスリット25を経て供給された前記下塗液SO
L2を塗着可能なように形成されているので、前記フロ
ントエッジ21によって前記ウェブ入射角αの許容範囲
を拡大させるとともに前記ドクタブレード22により掻
き落とされた前記洗浄液SOL1を周囲に飛散させるこ
となく前記フロントスリット24内に集液することが可
能になった。
【0032】また、前記ドクタブレード22の上面を通
過した直後に前記バックエッジ23によって前記下塗液
SOL2を前記ウェブWの表面に塗着することによっ
て、前記洗浄液SOL1の掻き落としにより蓄積された
静電気を迅速かつ効率良く除電することが可能になっ
た。
【0033】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置2
0は、前記洗浄液SOL1と同等の成分あるいは前記洗
浄液SOL1と同種の溶剤に添加物を含有している前記
下塗液SOL2を適用することによって、前記ウェブW
の表面に僅かに残存する前記洗浄液SOL1との相溶性
及び下流側におけるコータで塗着される別の塗布液の濡
れ性を維持、助長させ、塗布膜の品質を向上させること
が可能になった。
【0034】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置2
0は、前記下塗液SOL2を少なくとも5cc/m2
塗着量で塗着することによって、前記洗浄液SOL1の
掻き落としに伴って蓄積した静電気を一層迅速かつ効率
良く除電することが可能になった。
【0035】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置2
0は、前記フロントエッジ21の上面の前記曲率半径R
2が前記ドクタブレード22の上面の前記曲率半径R1
に対してR2≧5R1の関係を保って設定されることに
よって、前記ウェブWaの入射角αの許容範囲を、人手
であっても安定で作業し易い範囲である−7〜5゜に広
げることができた。
【0036】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置2
0は、前記フロントエッジ21の上面に対する前記ウェ
ブの入射角αを前記フロントエッジ21の上面の上流側
端部の接線に対して−7°〜+5°の範囲内に設定され
ることによって、前記ウェブの入射角αの許容範囲が拡
大化され、手動設定を容易にすることが可能になった。
【0037】更に、本発明のウェブ洗浄及び除電装置2
0は、前記フロントエッジ21の上面の前記上流側端部
がC面取りあるいはR面取り加工されることによって、
前記ウェブの入射角αの設定を一層容易にしかつ入射し
た前記ウェブWとの接触に起因するスリ傷の発生を抑止
することが可能になった。
【0038】
【実施例】本発明装置の新規な効果を実施例及び比較例
によって一層明確にする。 「実施例」図2に示したウェブ洗浄及び除電装置20に
準じた装置を使用し、下記条件に基づいてウェブの除塵
処理を行った。 1) ウェブ: 材質=ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム 幅=500mm 厚さ=9.5μm 走行速度=150〜400m/分 張力=15kgf/m ウェブ入射角α=−10°〜+10° 2) ウェブ洗浄液: 成分=メチルエチルケトンとシクロヘキサノンの混合溶
液(混合比率1:9) 塗着量=15cc/m2 3) ウェブ洗浄液コータ:型式=液噴射用ニードルノ
ズル(12.7mmピッチ×4段) 4) ウェブ洗浄及び除電装置: フロントエッジ曲率半径R2=5〜15mm フロントスリット間隙C1=0.5mm ドクタブレード曲率半径R1=2mm バックスリット間隙C2=0.2mm 5) 下塗液: 成分=溶媒;メチルエチルケトン 880重量部 シクロヘキサノン 100重量部 バインダ;ポリエステル 20重量部 (バイロン245(商品名)) 塗着量=2〜10cc/m2
【0039】以上の条件で除塵した後、下塗液塗膜を層
設して帯電電位を測定し、更に乾燥したサンプルにおけ
る下塗液塗膜面のピンホールの個数を目視で数えること
により除塵結果の評価を行った。その詳細な除塵条件及
び評価結果は表1の通りであった。ピンホールは本来は
1個も存在しないことが望ましいが、実用上は1m2
たり1個以下が目標となる。また帯電量は10kv未
満、より好ましくは5kv以下が目標である。
【0040】
【表1】
【0041】「比較例」図3に示したウェブ洗浄及び除
電装置30に準じた装置を使用し、下記条件に基づいて
ウェブの除塵処理を行った。なお、前記ウェブ洗浄及び
除電装置30は図4及び図5に示した従来の各ウェブ除
塵装置1,10から前記回転ロッドバー12を除いた他
の要素を組み合わせた構成を採っている。 1) ウェブ: 実施例と同じ 2) ウェブ洗浄液: 実施例と同じ 3) ウェブ洗浄液コータ: 実施例と同じ 4) ウェブ除塵装置: ドクタブレード曲率半径R1=2mm バックスリット間隙C2=0.2mm 5) 下塗液:実施例と同じ
【0042】以上の条件で除塵した後、下塗液塗膜を層
設して帯電電位を測定し、更に乾燥したサンプルにおけ
る下塗液塗膜面のピンホールの個数を目視で数えること
により除塵結果の評価を行った。その詳細な除塵条件及
び評価結果は表2の通りであった。
【0043】
【表2】
【0044】従来のウェブ除塵装置30は表2の試料N
o.20〜No.36から明らかなように、ウェブの入
射角αを+10°〜−10°まで変化させ、更に下塗液
SOL2の塗着量を2〜10cc/m2 まで変化させる
と、その組み合わせにより評価項目によっては良好な結
果となる場合もあるが、全体として全ての評価項目を同
時に満足する結果は得られなかった。一方、本発明のウ
ェブ洗浄及び除電装置20は試料No.1〜No.19
から明らかなように、ウェブ入射角αの広範な許容範囲
が得られ、フロントエッジの曲率半径をドクタブレード
の曲率半径の5倍以上に、かつ下塗液の塗着量を5cc
/m2 以上に設定することによって帯電電位、除塵効果
及び塗膜面質が格段に改善されることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブ洗浄及び除電装置の要部を図式
的に示した略図である。
【図2】図1の要部を更に拡大して示した略図である。
【図3】従来のウェブ除塵装置の要部を拡大して示した
略図である。
【図4】従来の他のウェブ除塵装置の要部を拡大して示
した略図である。
【図5】従来の別のウェブ除塵装置の要部を拡大して示
した略図である。
【符号の説明】
1,10,30 従来のウェブ除塵装置 2 ドクタブレード 3 液回収溝 11 エクストルーダ 12 回転ロッドバー 13 液回収溝 14 ポケット 15 スリット 16 バックエッジ A ウェブ走行方向 B 回転ロッドバーの回転方向 C3 スリット間隙 W ウェブ α ウェブ入射角 R 曲率半径 SOL1 ウェブ洗浄液 SOL2 下塗液 DP 付着物 20 本発明のウェブ洗浄及び除電装置 21 フロントエッジ 22 ドクタブレード 23 バックエッジ 24 フロントスリット 25 バックスリット 26 ポケット 4,5,6 ウェブガイドローラ 7 ウェブ洗浄液タンク 8 ウェブ洗浄液コータ 9 下塗液タンク P1,P2 給液ポンプ F1,F2 フィルタ C1,C2 スリット間隙 R1,R2 曲率半径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の表面に予め洗浄液が塗着され、一
    定の張力を付与されてウェビングガイドローラ間を連続
    的に走行するウェブの走行方向に沿って、フロントエッ
    ジ、フロントスリット、ドクターブレード、バックスリ
    ット及びバックエッジを一体に連続して配設し、 前記フロントエッジ、ドクターブレード及びバックエッ
    ジは、前記塗着された洗浄液層を介して、前記ウェブを
    上方に湾曲させながらその走行を許容するように前記ウ
    ェブの表面を押圧する面が曲率を有し、前記フロントエ
    ッジの上面の曲率は、前記ドクターブレードの上面の曲
    率より大きく設定されており、 前記塗着した洗浄液の一部分は、前記ドクターブレード
    により、前記ウェブから掻き落とされるとともに、直ち
    に、前記バックスリットから供給された下塗り液を前記
    バックエッジにより、残留下前記洗浄液層の表面に塗着
    することを特徴とするウェブ洗浄及び除電装置。
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