JPH1176538A - 遊技機 - Google Patents
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- JPH1176538A JPH1176538A JP9240599A JP24059997A JPH1176538A JP H1176538 A JPH1176538 A JP H1176538A JP 9240599 A JP9240599 A JP 9240599A JP 24059997 A JP24059997 A JP 24059997A JP H1176538 A JPH1176538 A JP H1176538A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】リーチ発生時に行う演出によってそのリーチが
当たりになる可能性の高低を遊技者に的確に認識させる
ことのできる遊技機を提供する。 【解決手段】確定候補表示手段は、可変表示手段上にあ
と1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形
成されたとき、予め定めた複数種類の図柄のうち任意数
の図柄を、当該リーチ状態で図柄の確定していない残り
1つの可変表示領域に最終的に確定表示される図柄の候
補として表示する。図柄合わせゲーム実行手段50は、
リーチ状態を形成した際に確定候補表示手段の表示した
図柄の候補の中の1つを、当該リーチ状態で図柄の未確
定な残り1つの可変表示領域に確定表示して今回の図柄
合わせゲームの実行結果を確定させる。遊技者は候補の
数によって当たりの出現確率を直感的に認識することが
できる。
当たりになる可能性の高低を遊技者に的確に認識させる
ことのできる遊技機を提供する。 【解決手段】確定候補表示手段は、可変表示手段上にあ
と1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形
成されたとき、予め定めた複数種類の図柄のうち任意数
の図柄を、当該リーチ状態で図柄の確定していない残り
1つの可変表示領域に最終的に確定表示される図柄の候
補として表示する。図柄合わせゲーム実行手段50は、
リーチ状態を形成した際に確定候補表示手段の表示した
図柄の候補の中の1つを、当該リーチ状態で図柄の未確
定な残り1つの可変表示領域に確定表示して今回の図柄
合わせゲームの実行結果を確定させる。遊技者は候補の
数によって当たりの出現確率を直感的に認識することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打ち
出された球が特定入賞口へ入賞した際に所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その結果が当たりのとき遊技者に有
利な特別価値を付与する遊技機に関する。
出された球が特定入賞口へ入賞した際に所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その結果が当たりのとき遊技者に有
利な特別価値を付与する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機において、遊技盤面上
に液晶モニター等の可変表示手段と特定入賞口(スター
トチャッカー)と大入賞口(アタッカー)とを設け、ス
タートチャッカーに球が入賞したとき、可変表示手段上
の図柄を一旦変動させた後停止させ、その際の図柄が特
定の組み合せであった場合に当たりとなり、通常状態で
は閉じているアタッカーを一時的に開口させ、遊技者の
有利な状態(特賞)を形成するものがある。
に液晶モニター等の可変表示手段と特定入賞口(スター
トチャッカー)と大入賞口(アタッカー)とを設け、ス
タートチャッカーに球が入賞したとき、可変表示手段上
の図柄を一旦変動させた後停止させ、その際の図柄が特
定の組み合せであった場合に当たりとなり、通常状態で
は閉じているアタッカーを一時的に開口させ、遊技者の
有利な状態(特賞)を形成するものがある。
【0003】図柄の変動に関してさらに詳しく説明する
と、例えば可変表示手段に複数の図柄表示欄を設け、ス
タートチャッカーに球が入ったとき全ての図柄表示欄上
の図柄を一斉にスクロールさせるなどして変動させる。
その後、予め決められた順序に従って各表示欄の図柄の
変動を停止させ、表示された図柄の組合せが特賞組合せ
であった場合に当たりとなり、アタッカーを開閉させて
特賞状態を形成するようになっている。
と、例えば可変表示手段に複数の図柄表示欄を設け、ス
タートチャッカーに球が入ったとき全ての図柄表示欄上
の図柄を一斉にスクロールさせるなどして変動させる。
その後、予め決められた順序に従って各表示欄の図柄の
変動を停止させ、表示された図柄の組合せが特賞組合せ
であった場合に当たりとなり、アタッカーを開閉させて
特賞状態を形成するようになっている。
【0004】またこの様な図柄の変動の過程において、
単に図柄の変動と停止とを操り返すのみでは単調で遊技
の面白味に欠けるので、あと1つ所定の図柄が揃うと特
賞組み合わせになるリーチ状態が発生したとき、通常と
異なった特別の演出でこれを告知し、遊技の面白味を増
すものがある。
単に図柄の変動と停止とを操り返すのみでは単調で遊技
の面白味に欠けるので、あと1つ所定の図柄が揃うと特
賞組み合わせになるリーチ状態が発生したとき、通常と
異なった特別の演出でこれを告知し、遊技の面白味を増
すものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リーチ
状態の演出が多種多様になると、何れの演出が当たりに
至る可能性の高いものかの判別がつきにくくなる。この
ため確率の高いリーチであっても遊技者がそれほど興味
を覚えなかったり、逆に確率の低いリーチに必要以上に
興奮したりすることがあり、遊技者の興奮を当たりの出
現確率の高さに応じて適切に喚起することができないと
いう問題があった。
状態の演出が多種多様になると、何れの演出が当たりに
至る可能性の高いものかの判別がつきにくくなる。この
ため確率の高いリーチであっても遊技者がそれほど興味
を覚えなかったり、逆に確率の低いリーチに必要以上に
興奮したりすることがあり、遊技者の興奮を当たりの出
現確率の高さに応じて適切に喚起することができないと
いう問題があった。
【0006】また、特賞組合せに至る確率の低い演出が
発生すると、それを知る者は、当たりへの興味がその時
点で失せてしまう。さらに、この様な当たりに至る確率
の低い演出の方が、高確率の演出よりも当然に多く発生
するので、遊技全体の面白味を損なってしまうという問
題があった。
発生すると、それを知る者は、当たりへの興味がその時
点で失せてしまう。さらに、この様な当たりに至る確率
の低い演出の方が、高確率の演出よりも当然に多く発生
するので、遊技全体の面白味を損なってしまうという問
題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、リーチ発生時に行う
演出によりそのリーチが当たりになる確率の高低を遊技
者に的確に認識させることのできる遊技機を提供するこ
とを目的としている。
問題点に着目してなされたもので、リーチ発生時に行う
演出によりそのリーチが当たりになる確率の高低を遊技
者に的確に認識させることのできる遊技機を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打ち出された球が特定入賞
口(12)へ入賞した際に所定の図柄合わせゲームを実
行し、その結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値
を付与する遊技機において、予め定めた複数種類の図柄
のうち任意のものを表示し得る可変表示領域(21)を
複数備えた可変表示手段(20)と、所定の図柄が揃う
ことで当たりの出る図柄合わせゲームを前記可変表示手
段(20)上で実行する図柄合わせゲーム実行手段(5
0)と、前記可変表示手段(20)上に確定表示される
図柄の候補として前記複数種類の図柄のうち任意数のも
のを選択表示する確定候補表示手段(60)と、前記図
柄合わせゲームで当たりが出たとき前記特別価値を発生
させる特別価値発生手段(30)とを備え、前記確定候
補表示手段(60)は、前記可変表示手段(20)上に
あと1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が
形成されたとき、前記複数種類の図柄のうち任意数の図
柄を当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表
示領域(21)に最終的に確定表示される図柄の候補と
して表示し、前記図柄合わせゲーム実行手段(50)
は、前記リーチ状態を形成した際に前記確定候補表示手
段(60)の表示した図柄の候補の中の1つを当該リー
チ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領域(2
1)に確定表示して今回の図柄合わせゲームの実行結果
を確定させることを特徴とする遊技機。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打ち出された球が特定入賞
口(12)へ入賞した際に所定の図柄合わせゲームを実
行し、その結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値
を付与する遊技機において、予め定めた複数種類の図柄
のうち任意のものを表示し得る可変表示領域(21)を
複数備えた可変表示手段(20)と、所定の図柄が揃う
ことで当たりの出る図柄合わせゲームを前記可変表示手
段(20)上で実行する図柄合わせゲーム実行手段(5
0)と、前記可変表示手段(20)上に確定表示される
図柄の候補として前記複数種類の図柄のうち任意数のも
のを選択表示する確定候補表示手段(60)と、前記図
柄合わせゲームで当たりが出たとき前記特別価値を発生
させる特別価値発生手段(30)とを備え、前記確定候
補表示手段(60)は、前記可変表示手段(20)上に
あと1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が
形成されたとき、前記複数種類の図柄のうち任意数の図
柄を当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表
示領域(21)に最終的に確定表示される図柄の候補と
して表示し、前記図柄合わせゲーム実行手段(50)
は、前記リーチ状態を形成した際に前記確定候補表示手
段(60)の表示した図柄の候補の中の1つを当該リー
チ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領域(2
1)に確定表示して今回の図柄合わせゲームの実行結果
を確定させることを特徴とする遊技機。
【0009】[2]遊技盤面(11)上に打ち出された
球が特定入賞口(12)へ入賞した際に所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その結果が当たりのとき遊技者に有
利な特別価値を付与する遊技機において、予め定めた複
数種類の図柄のうち任意のものを表示し得る可変表示領
域(21)を複数備えた可変表示手段(20)と、所定
の図柄が揃うことで当たりの出る図柄合わせゲームを前
記可変表示手段(20)上で実行する図柄合わせゲーム
実行手段(50)と、前記可変表示手段(20)上に確
定表示される図柄の候補として前記複数種類の図柄のう
ち任意数のものを選択表示する確定候補表示手段(6
0)と、前記図柄合わせゲームで当たりが出たとき前記
特別価値を発生させる特別価値発生手段(30)とを備
え、前記確定候補表示手段(60)は、前記可変表示手
段(20)上にあと1つ所定の図柄が揃うと当たりにな
るリーチ状態が形成されたとき、前記複数種類の図柄の
うち前記リーチ状態を当たりに遷移させる図柄を含む任
意数の図柄を当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つ
の可変表示領域(21)に最終的に確定表示される図柄
の候補として表示し、前記図柄合わせゲーム実行手段
(50)は、前記リーチ状態を形成した際に前記確定候
補表示手段(60)の表示した図柄の候補の中の1つを
当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領
域(21)に確定表示して今回の図柄合わせゲームの実
行結果を確定させることを特徴とする遊技機。
球が特定入賞口(12)へ入賞した際に所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その結果が当たりのとき遊技者に有
利な特別価値を付与する遊技機において、予め定めた複
数種類の図柄のうち任意のものを表示し得る可変表示領
域(21)を複数備えた可変表示手段(20)と、所定
の図柄が揃うことで当たりの出る図柄合わせゲームを前
記可変表示手段(20)上で実行する図柄合わせゲーム
実行手段(50)と、前記可変表示手段(20)上に確
定表示される図柄の候補として前記複数種類の図柄のう
ち任意数のものを選択表示する確定候補表示手段(6
0)と、前記図柄合わせゲームで当たりが出たとき前記
特別価値を発生させる特別価値発生手段(30)とを備
え、前記確定候補表示手段(60)は、前記可変表示手
段(20)上にあと1つ所定の図柄が揃うと当たりにな
るリーチ状態が形成されたとき、前記複数種類の図柄の
うち前記リーチ状態を当たりに遷移させる図柄を含む任
意数の図柄を当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つ
の可変表示領域(21)に最終的に確定表示される図柄
の候補として表示し、前記図柄合わせゲーム実行手段
(50)は、前記リーチ状態を形成した際に前記確定候
補表示手段(60)の表示した図柄の候補の中の1つを
当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領
域(21)に確定表示して今回の図柄合わせゲームの実
行結果を確定させることを特徴とする遊技機。
【0010】[3]前記リーチ状態が形成されたとき前
記確定候補表示手段(60)によって表示される図柄の
候補の数と今回の図柄合わせゲームで当たりの出る確率
とを互いに対応付けることを特徴とする[1]または
[2]記載の遊技機。
記確定候補表示手段(60)によって表示される図柄の
候補の数と今回の図柄合わせゲームで当たりの出る確率
とを互いに対応付けることを特徴とする[1]または
[2]記載の遊技機。
【0011】[4]前記確定候補表示手段(60)は、
前記リーチ状態が形成されたとき前記図柄の候補の数を
次第に減少させて任意数の図柄を最終的な候補として確
定表示することを特徴とする[1]、[2]または
[3]記載の遊技機。
前記リーチ状態が形成されたとき前記図柄の候補の数を
次第に減少させて任意数の図柄を最終的な候補として確
定表示することを特徴とする[1]、[2]または
[3]記載の遊技機。
【0012】[5]前記確定候補表示手段(60)は、
前記リーチ状態を当たりに遷移させる図柄のみを前記図
柄の候補として表示する場合があり得るよう設定されて
いることを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]記載の遊技機。
前記リーチ状態を当たりに遷移させる図柄のみを前記図
柄の候補として表示する場合があり得るよう設定されて
いることを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]記載の遊技機。
【0013】前記本発明は次のように作用する。確定候
補表示手段(60)は、可変表示手段(20)上にあと
1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形成
されたとき、予め定めた複数種類の図柄のうち任意数の
図柄を、当該リーチ状態で図柄の確定していない残り1
つの可変表示領域(21)に確定表示される図柄の候補
として表示する。図柄合わせゲーム実行手段(50)
は、リーチ状態を形成した際に確定候補表示手段(6
0)の表示した候補の中の1つを、当該リーチ状態で図
柄の未確定な残り1つの可変表示領域(21)に確定表
示して今回の図柄合わせゲームの実行結果を確定させ
る。
補表示手段(60)は、可変表示手段(20)上にあと
1つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形成
されたとき、予め定めた複数種類の図柄のうち任意数の
図柄を、当該リーチ状態で図柄の確定していない残り1
つの可変表示領域(21)に確定表示される図柄の候補
として表示する。図柄合わせゲーム実行手段(50)
は、リーチ状態を形成した際に確定候補表示手段(6
0)の表示した候補の中の1つを、当該リーチ状態で図
柄の未確定な残り1つの可変表示領域(21)に確定表
示して今回の図柄合わせゲームの実行結果を確定させ
る。
【0014】たとえば、リーチ状態が出たとき、残る1
つの未確定領域に確定表示される図柄の候補として8種
類の図柄を表示すると、通常、遊技者は、当たりの出る
確率が8分の1であるかのように認識する。また候補の
図柄を4種類表示すれば、当たりの出る確率が4分の1
であるかのように認識する。
つの未確定領域に確定表示される図柄の候補として8種
類の図柄を表示すると、通常、遊技者は、当たりの出る
確率が8分の1であるかのように認識する。また候補の
図柄を4種類表示すれば、当たりの出る確率が4分の1
であるかのように認識する。
【0015】このようにリーチ状態で図柄の未確定な残
り1つの領域に最終的に確定表示される図柄の候補を遊
技者に提示することで、その候補の数によって今回のリ
ーチが当たりに至る可能性の高低を遊技者に的確に認識
させることができる。
り1つの領域に最終的に確定表示される図柄の候補を遊
技者に提示することで、その候補の数によって今回のリ
ーチが当たりに至る可能性の高低を遊技者に的確に認識
させることができる。
【0016】また図柄の候補の中に、今回のリーチ状態
が当たりに至る図柄を含ませることで、未確定な残り1
つの図柄が最終的に確定表示されるまで遊技者の興奮を
持続させることができる。
が当たりに至る図柄を含ませることで、未確定な残り1
つの図柄が最終的に確定表示されるまで遊技者の興奮を
持続させることができる。
【0017】さらに確定候補表示手段(60)は、リー
チ状態が形成されたとき、予め定めた複数種類の図柄の
うちの所定数を図柄の候補としてまず表示し、その後次
第に候補の数を減少させて任意数の図柄を最終的な候補
として確定表示する。たとえば、全部で12種類の図柄
があるとき、リーチが発生した時点でそれらのすべてを
候補として一旦表示し、次第に候補の図柄を消去して最
終的にいくつかの図柄を候補として確定させる。
チ状態が形成されたとき、予め定めた複数種類の図柄の
うちの所定数を図柄の候補としてまず表示し、その後次
第に候補の数を減少させて任意数の図柄を最終的な候補
として確定表示する。たとえば、全部で12種類の図柄
があるとき、リーチが発生した時点でそれらのすべてを
候補として一旦表示し、次第に候補の図柄を消去して最
終的にいくつかの図柄を候補として確定させる。
【0018】このように、候補の数を次第に減少させる
ことで、当たりの出現確率が徐々に高まる興奮を遊技者
に与えることができ、候補を確定する過程においても遊
技者の興奮を喚起し、遊技の面白みを増すことができ
る。
ことで、当たりの出現確率が徐々に高まる興奮を遊技者
に与えることができ、候補を確定する過程においても遊
技者の興奮を喚起し、遊技の面白みを増すことができ
る。
【0019】さらに、リーチ状態を当たりに遷移させる
図柄のみを図柄の候補として表示する場合を設ける。こ
れにより候補が決まった時点で当たりの出ることが確定
する場合が生じ、リーチ発生時の演出の段階から当たり
が出た際の興奮を与えることができる。
図柄のみを図柄の候補として表示する場合を設ける。こ
れにより候補が決まった時点で当たりの出ることが確定
する場合が生じ、リーチ発生時の演出の段階から当たり
が出た際の興奮を与えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一の
実施の形態を説明する。各図は本発明の一の実施の形態
を示している。図2に示すように、本発明に係る遊技機
10は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出
し、各種の入賞口への球の入賞を競うパチンコ機であ
る。なお、本発明に係る遊技機10は、アレンジボール
機など遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適用
することができる。
実施の形態を説明する。各図は本発明の一の実施の形態
を示している。図2に示すように、本発明に係る遊技機
10は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出
し、各種の入賞口への球の入賞を競うパチンコ機であ
る。なお、本発明に係る遊技機10は、アレンジボール
機など遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適用
することができる。
【0021】遊技機10は、打ち出された球の流下する
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、図柄合わせ
ゲームを表示する中央役物としての可変表示手段20が
設けられている。
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、図柄合わせ
ゲームを表示する中央役物としての可変表示手段20が
設けられている。
【0022】ここでは、可変表示手段20として、カラ
ー液晶ディスプレイを用いている。このほか、可変表示
手段20としてモノクロ液晶ディスプレイやCRTディ
スプレイなどを用いることができる。可変表示手段20
の表示領域は、図3に示すように、中央横一列に3つ並
置された図柄合わせゲームの実行結果を表示するための
図柄変動欄21a〜21cと、その上下に6つずつ並置
された図柄種別表示欄23とから構成されている。
ー液晶ディスプレイを用いている。このほか、可変表示
手段20としてモノクロ液晶ディスプレイやCRTディ
スプレイなどを用いることができる。可変表示手段20
の表示領域は、図3に示すように、中央横一列に3つ並
置された図柄合わせゲームの実行結果を表示するための
図柄変動欄21a〜21cと、その上下に6つずつ並置
された図柄種別表示欄23とから構成されている。
【0023】図柄変動欄21上で実行される図柄合わせ
ゲームは、数字の「0」から「9」までとスペード、ハ
ート、クローバー、ダイヤを合わせた14種類の図柄を
用いて行うようになっている。上段に配置された6つの
図柄種別表示欄23には、図中左から「0」から「6」
の数字が1つずつ順に割り当てられている。また下段に
配置された6つの図柄種別表示欄23には左から数字の
「7」、「8」、「9」、スペード、ハート、クローバ
ー、ダイヤの図柄が割り当てられている。
ゲームは、数字の「0」から「9」までとスペード、ハ
ート、クローバー、ダイヤを合わせた14種類の図柄を
用いて行うようになっている。上段に配置された6つの
図柄種別表示欄23には、図中左から「0」から「6」
の数字が1つずつ順に割り当てられている。また下段に
配置された6つの図柄種別表示欄23には左から数字の
「7」、「8」、「9」、スペード、ハート、クローバ
ー、ダイヤの図柄が割り当てられている。
【0024】各図柄種別表示欄23は、トランプのカー
ドに見立てた表示が成され、各カードは、数字などの図
柄の描かれた表面と図柄の無い裏面とを持っている。図
柄種別表示欄23は、これらカードの表面および裏面の
ほか、カードがくるくると回転し表裏面の入れ替わる様
子を表示し得るようになっている。
ドに見立てた表示が成され、各カードは、数字などの図
柄の描かれた表面と図柄の無い裏面とを持っている。図
柄種別表示欄23は、これらカードの表面および裏面の
ほか、カードがくるくると回転し表裏面の入れ替わる様
子を表示し得るようになっている。
【0025】可変表示手段20の下方には、一般に、始
動チャッカーと呼ばれる特定入賞口12が設けられてい
る。特定入賞口12へ球が入賞することを契機として、
可変表示手段20の図柄変動欄21上でスロットマシー
ンに見立てた図柄合わせゲームが実行されるようになっ
ている。
動チャッカーと呼ばれる特定入賞口12が設けられてい
る。特定入賞口12へ球が入賞することを契機として、
可変表示手段20の図柄変動欄21上でスロットマシー
ンに見立てた図柄合わせゲームが実行されるようになっ
ている。
【0026】特定入賞口12のさらに下方には、図柄合
わせゲームで当たりが出たとき遊技者に有利な特別価値
を生じさせる特別価値発生手段30が設けられている。
特別価値発生手段30は、普段は閉じられているが、図
柄合わせゲームで当たりが出たとき、複数回その入賞口
の開閉動作を行い、球の入賞確率を高める可変入賞口で
ある。
わせゲームで当たりが出たとき遊技者に有利な特別価値
を生じさせる特別価値発生手段30が設けられている。
特別価値発生手段30は、普段は閉じられているが、図
柄合わせゲームで当たりが出たとき、複数回その入賞口
の開閉動作を行い、球の入賞確率を高める可変入賞口で
ある。
【0027】遊技盤面11の下部には、遊技に供される
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。なお、遊技機10の各種の動
作を制御する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体
内に取り付けられている。
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。なお、遊技機10の各種の動
作を制御する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体
内に取り付けられている。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態における遊
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口12は、入賞した球を検知するための入賞検知スイ
ッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13は、機械
的なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞
を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検
出する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口12は、入賞した球を検知するための入賞検知スイ
ッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13は、機械
的なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞
を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検
出する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。
【0029】球の入賞を検知した際に入賞検知スイッチ
13から出力される入賞信号41は、可変表示手段20
の図柄変動欄21上に表示される図柄のスクロール動作
を制御する図柄合わせゲーム実行手段50に入力されて
いる。図柄合わせゲーム実行手段50は、乱数発生器に
よって無作為抽選を行う図示しない抽選部や、図柄の表
示制御を行うためのこれまた図示しない表示制御部を備
えている。
13から出力される入賞信号41は、可変表示手段20
の図柄変動欄21上に表示される図柄のスクロール動作
を制御する図柄合わせゲーム実行手段50に入力されて
いる。図柄合わせゲーム実行手段50は、乱数発生器に
よって無作為抽選を行う図示しない抽選部や、図柄の表
示制御を行うためのこれまた図示しない表示制御部を備
えている。
【0030】図柄合わせゲーム実行手段50は、入賞信
号41が入力された時点から可変表示手段20の図柄変
動欄21上でスロットマシーンに見立てた図柄合わせゲ
ームを展開し、あと1つ所定の数字が出現すれば横一列
に同一の図柄の揃うリーチ状態を表示したとき、リーチ
状態の発生を表したリーチ発生信号42を出力するよう
になっている。
号41が入力された時点から可変表示手段20の図柄変
動欄21上でスロットマシーンに見立てた図柄合わせゲ
ームを展開し、あと1つ所定の数字が出現すれば横一列
に同一の図柄の揃うリーチ状態を表示したとき、リーチ
状態の発生を表したリーチ発生信号42を出力するよう
になっている。
【0031】確定候補表示手段60は、リーチ状態にお
いて未確定のまま残っている1つの図柄変動欄21上に
最終的に確定表示される図柄の候補を選択し、図柄種別
表示欄23上に表示する機能を有している。確定候補表
示手段60は、候補となる図柄については、その図柄の
描かれたカードの表面を表示し、候補から外れた図柄に
ついては図柄の描かれていないカードの裏面側を表示す
るようになっている。
いて未確定のまま残っている1つの図柄変動欄21上に
最終的に確定表示される図柄の候補を選択し、図柄種別
表示欄23上に表示する機能を有している。確定候補表
示手段60は、候補となる図柄については、その図柄の
描かれたカードの表面を表示し、候補から外れた図柄に
ついては図柄の描かれていないカードの裏面側を表示す
るようになっている。
【0032】確率設定部70は、確定候補表示手段60
から最終的に候補として残った図柄の数を表した信号4
3を受け取り、これを基に今回のリーチ状態が当たりに
遷移する確率を設定する回路部分である。確率設定部7
0は、当たりの出現確率を指示するための確率指示信号
44を図柄合わせゲーム実行手段50へ向けて出力す
る。図柄合わせゲーム実行手段50は、確率設定部70
から受けた確率指示信号44に従った当選確率で抽選を
行い、今回実行中の図柄合わせゲームの最終的な実行結
果を決定し、これを可変表示手段20の図柄変動欄21
上に確定表示するようになっている。
から最終的に候補として残った図柄の数を表した信号4
3を受け取り、これを基に今回のリーチ状態が当たりに
遷移する確率を設定する回路部分である。確率設定部7
0は、当たりの出現確率を指示するための確率指示信号
44を図柄合わせゲーム実行手段50へ向けて出力す
る。図柄合わせゲーム実行手段50は、確率設定部70
から受けた確率指示信号44に従った当選確率で抽選を
行い、今回実行中の図柄合わせゲームの最終的な実行結
果を決定し、これを可変表示手段20の図柄変動欄21
上に確定表示するようになっている。
【0033】図柄合わせゲームの最終的な実行結果が当
たりか否かを示す実行結果表示信号45は、図柄合わせ
ゲーム実行手段50から出力され、特別価値発生手段3
0に入力されている。特別価値発生手段30は、通常状
態では閉じているが、遊技者に有利な特別価値を付与す
るときに開かれる大口の入賞口としてアタッカー31を
有しており、該アタッカー31は、ソレノイド32によ
り開閉駆動される。
たりか否かを示す実行結果表示信号45は、図柄合わせ
ゲーム実行手段50から出力され、特別価値発生手段3
0に入力されている。特別価値発生手段30は、通常状
態では閉じているが、遊技者に有利な特別価値を付与す
るときに開かれる大口の入賞口としてアタッカー31を
有しており、該アタッカー31は、ソレノイド32によ
り開閉駆動される。
【0034】アタッカー31は、所定の遊技状態になっ
た場合に、一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時
間(2秒ほど)閉じるという開閉動作を所定回数繰り返
すよう動作するようになっており、開閉回数(ラウンド
回数)の初期値は16回に設定されている。
た場合に、一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時
間(2秒ほど)閉じるという開閉動作を所定回数繰り返
すよう動作するようになっており、開閉回数(ラウンド
回数)の初期値は16回に設定されている。
【0035】図柄合わせゲーム実行手段50、確定候補
表示手段60、確率設定部70等は、遊技機10におけ
る各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装
置)と、ROM(リード・オンリ・メモリ)と、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部とする回路に
よって構成されている。
表示手段60、確率設定部70等は、遊技機10におけ
る各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装
置)と、ROM(リード・オンリ・メモリ)と、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部とする回路に
よって構成されている。
【0036】ROMには、CPUの実行するプログラム
や表示される図柄など各種の固定的データが記憶されて
いる。またRAMは、プログラムを実行する上で一時的
に必要になるデータを記憶する作業用のメモリである。
や表示される図柄など各種の固定的データが記憶されて
いる。またRAMは、プログラムを実行する上で一時的
に必要になるデータを記憶する作業用のメモリである。
【0037】次に作用を説明する。図4は、遊技機10
の行う動作の流れを示したものである。特定入賞口12
に球が入賞すると(ステップS101;Y)、入賞信号
41が図柄合わせゲーム実行手段50へ入力され、これ
を受けて図柄合わせゲーム実行手段50は、可変表示手
段20の図柄変動欄21上で図柄合わせゲームの実行を
開始する(ステップS102)。
の行う動作の流れを示したものである。特定入賞口12
に球が入賞すると(ステップS101;Y)、入賞信号
41が図柄合わせゲーム実行手段50へ入力され、これ
を受けて図柄合わせゲーム実行手段50は、可変表示手
段20の図柄変動欄21上で図柄合わせゲームの実行を
開始する(ステップS102)。
【0038】すなわち、図5aに示すように図柄変動欄
21a〜21c上の各図柄をスクロールさせ、スロット
マシーンに見立てた図柄合わせゲームを開始する。この
際、図柄種別表示欄23はすべて図柄の描かれた表面の
状態にされる。その後、図5b、図5cに示すように、
図柄変動欄21上の図柄が1つずつ順次確定する。
21a〜21c上の各図柄をスクロールさせ、スロット
マシーンに見立てた図柄合わせゲームを開始する。この
際、図柄種別表示欄23はすべて図柄の描かれた表面の
状態にされる。その後、図5b、図5cに示すように、
図柄変動欄21上の図柄が1つずつ順次確定する。
【0039】図5cに示すように、3つの図柄変動欄2
1a〜21cのうちの2つ(21a、21b)の図柄が
確定した状態で、それら確定した2つの図柄が揃い、リ
ーチ状態になった場合には(ステップS103;Y)、
図5dに示すように図柄種別表示欄23の図柄を一斉に
回転させてその変動を開始させる(ステップS10
4)。なお、リーチが出なかった場合には(ステップS
103;N)、図柄合わせゲーム実行手段50は、その
後、残る1つの図柄を適宜の図柄で停止させ、外れの状
態を確定表示し(ステップS105)、今回の図柄合わ
せゲームを終了する(エンド)。
1a〜21cのうちの2つ(21a、21b)の図柄が
確定した状態で、それら確定した2つの図柄が揃い、リ
ーチ状態になった場合には(ステップS103;Y)、
図5dに示すように図柄種別表示欄23の図柄を一斉に
回転させてその変動を開始させる(ステップS10
4)。なお、リーチが出なかった場合には(ステップS
103;N)、図柄合わせゲーム実行手段50は、その
後、残る1つの図柄を適宜の図柄で停止させ、外れの状
態を確定表示し(ステップS105)、今回の図柄合わ
せゲームを終了する(エンド)。
【0040】リーチ状態発生後、図5dから図5iに示
すように、図柄種別表示欄23の図柄を回転させる等し
て一旦間をおいた後、未確定状態の図柄変動欄21cに
最終的に表示される図柄の候補となるものを表面に返し
て任意数の候補を確定させる(ステップS106)。
すように、図柄種別表示欄23の図柄を回転させる等し
て一旦間をおいた後、未確定状態の図柄変動欄21cに
最終的に表示される図柄の候補となるものを表面に返し
て任意数の候補を確定させる(ステップS106)。
【0041】通常の遊技者は、候補の数が少ないほど現
在のリーチ状態が当たりになる確率が高いと認識する。
したがって、特別なまえ知識が無くてもリーチ時の演出
(候補の数)に応じた期待感を遊技者に与えることがで
きる。
在のリーチ状態が当たりになる確率が高いと認識する。
したがって、特別なまえ知識が無くてもリーチ時の演出
(候補の数)に応じた期待感を遊技者に与えることがで
きる。
【0042】なお、図5に示した例では、7つの図柄を
ほぼ一斉に候補の図柄として確定させたが、候補の数が
次第に減少するように演出する表示を行っても良い。た
とえば、14種類すべての図柄を一旦、候補として表面
側を表示した後、図柄を順次裏返して、次第に候補とし
て残る図柄の数を減少させるようにすることができる。
このほか、図5に示したように一旦、所定数の候補を仮
に確定させ、その後、候補となっている図柄を回転さ
せ、1枚ずつ順に、表面と裏面のいずれかに最終確定さ
せることで候補の数を減少させてもよい。
ほぼ一斉に候補の図柄として確定させたが、候補の数が
次第に減少するように演出する表示を行っても良い。た
とえば、14種類すべての図柄を一旦、候補として表面
側を表示した後、図柄を順次裏返して、次第に候補とし
て残る図柄の数を減少させるようにすることができる。
このほか、図5に示したように一旦、所定数の候補を仮
に確定させ、その後、候補となっている図柄を回転さ
せ、1枚ずつ順に、表面と裏面のいずれかに最終確定さ
せることで候補の数を減少させてもよい。
【0043】候補の数が減少すれば、それだけ、当たり
の出る確率が高くなったと認識されるので、次第に候補
の数を減らすことで、遊技者の当たりへの期待感を徐々
に高めることができる。その結果、図柄合わせゲームで
当たりが発生するか否かの前に、候補の図柄がどこまで
減少するかに遊技者の興味が注がれるようになり、遊技
の面白みをより一層増すことができる。
の出る確率が高くなったと認識されるので、次第に候補
の数を減らすことで、遊技者の当たりへの期待感を徐々
に高めることができる。その結果、図柄合わせゲームで
当たりが発生するか否かの前に、候補の図柄がどこまで
減少するかに遊技者の興味が注がれるようになり、遊技
の面白みをより一層増すことができる。
【0044】確率設定部70は、確定候補表示手段60
によって最終的に選択された候補の数に応じて、今回の
リーチを当たりに至らせる確率を設定する(ステップS
107)。図柄合わせゲーム実行手段50は、確定候補
表示手段60の選択した候補の中から、確率設定部70
の設定した当該確率に従って1つの図柄を選択し、未確
定であった最後の図柄変動欄21に、この図柄を確定表
示させ、図柄合わせゲームの実行結果を確定表示する
(ステップS108)。
によって最終的に選択された候補の数に応じて、今回の
リーチを当たりに至らせる確率を設定する(ステップS
107)。図柄合わせゲーム実行手段50は、確定候補
表示手段60の選択した候補の中から、確率設定部70
の設定した当該確率に従って1つの図柄を選択し、未確
定であった最後の図柄変動欄21に、この図柄を確定表
示させ、図柄合わせゲームの実行結果を確定表示する
(ステップS108)。
【0045】図柄合わせゲームの実行結果が、図5jに
示すように3つの図柄の揃った当たりの場合には(ステ
ップS109;Y)、特別価値発生手段30によりアタ
ッカー31が開かれ、遊技者に特別価値が付与される
(ステップS110)。
示すように3つの図柄の揃った当たりの場合には(ステ
ップS109;Y)、特別価値発生手段30によりアタ
ッカー31が開かれ、遊技者に特別価値が付与される
(ステップS110)。
【0046】図5に示した例では、候補として「0」、
「2」、「3」、「6」、「7」、ハート、クローバの
7種の図柄が表示されているので、図柄合わせゲーム実
行手段50は、図柄変動欄21cに最終的に確定表示す
る図柄をこれら7種類の中から選択することになる。
「2」、「3」、「6」、「7」、ハート、クローバの
7種の図柄が表示されているので、図柄合わせゲーム実
行手段50は、図柄変動欄21cに最終的に確定表示す
る図柄をこれら7種類の中から選択することになる。
【0047】確定候補表示手段60は、現在出現してい
るリーチ状態を当たりに遷移させる図柄を候補の中に必
ず含めるようになっている。図5の例ではリーチ状態を
形成する「7」の数字を、候補の中に必ず含めることに
なる。これにより、候補が確定した時点で、遊技者の当
たりへの期待感を消失させるようなことがなく、興奮を
持続させることができる。
るリーチ状態を当たりに遷移させる図柄を候補の中に必
ず含めるようになっている。図5の例ではリーチ状態を
形成する「7」の数字を、候補の中に必ず含めることに
なる。これにより、候補が確定した時点で、遊技者の当
たりへの期待感を消失させるようなことがなく、興奮を
持続させることができる。
【0048】また、図5の例では、7種類の候補を残し
たが、確定候補表示手段60は、時折ではあるが、候補
の図柄として現在のリーチを当たりに遷移させる1つの
図柄のみを表示するようになっている。このように候補
の図柄が確定した時点で、図柄合わせゲームで当たりの
出ることが明らかになるケースを設定しておくことで、
図柄種別表示欄23の図柄を変動させている段階から、
遊技者に当たりへの大きな期待感を抱かせることができ
る。
たが、確定候補表示手段60は、時折ではあるが、候補
の図柄として現在のリーチを当たりに遷移させる1つの
図柄のみを表示するようになっている。このように候補
の図柄が確定した時点で、図柄合わせゲームで当たりの
出ることが明らかになるケースを設定しておくことで、
図柄種別表示欄23の図柄を変動させている段階から、
遊技者に当たりへの大きな期待感を抱かせることができ
る。
【0049】以上説明した実施の形態では、トランプカ
ードに見立てたものの表面を表示するか裏面を表示する
かによって候補の図柄を選択表示したが、他の方法によ
り候補の図柄を選択表示するようにしても良い。また、
図柄の種類や数は、実施の形態で例示したものに限らな
い。
ードに見立てたものの表面を表示するか裏面を表示する
かによって候補の図柄を選択表示したが、他の方法によ
り候補の図柄を選択表示するようにしても良い。また、
図柄の種類や数は、実施の形態で例示したものに限らな
い。
【0050】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、リーチ
状態で図柄の未確定な残り1つの領域に確定表示される
図柄の候補を遊技者に提示するので、その候補の数によ
って今回のリーチが当たりに至る確率の高低を遊技者に
的確に認識させることができ、遊技者の興奮を当たりの
出現確率に応じて適切に喚起することができる。
状態で図柄の未確定な残り1つの領域に確定表示される
図柄の候補を遊技者に提示するので、その候補の数によ
って今回のリーチが当たりに至る確率の高低を遊技者に
的確に認識させることができ、遊技者の興奮を当たりの
出現確率に応じて適切に喚起することができる。
【0051】また、候補の図柄を提示する際にその数を
次第に減少させて最終的に候補となる図柄を確定させる
ものでは、当たりの出現確率が徐々に高まる興奮を遊技
者に与えることができ、候補を確定する過程においても
遊技者の興奮を喚起し、遊技の面白みを増すことができ
る。
次第に減少させて最終的に候補となる図柄を確定させる
ものでは、当たりの出現確率が徐々に高まる興奮を遊技
者に与えることができ、候補を確定する過程においても
遊技者の興奮を喚起し、遊技の面白みを増すことができ
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の有する可
変表示手段の表示内容の一例を示す説明図である。
変表示手段の表示内容の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の行う動作
の流れを示す流れ図である。
の流れを示す流れ図である。
【図5】図柄合わせゲームを実行する際に可変表示手段
の表示内容の遷移する様子の一例を示す説明図である。
の表示内容の遷移する様子の一例を示す説明図である。
10…遊技機 12…特定入賞口 20…可変表示手段 21…図柄変動欄 23…図柄種別表示欄 30…特別価値発生手段 50…図柄合わせゲーム実行手段 60…確定候補表示手段 70…確率設定部
Claims (5)
- 【請求項1】遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞口
へ入賞した際に所定の図柄合わせゲームを実行し、その
結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を付与する
遊技機において、 予め定めた複数種類の図柄のうち任意のものを表示し得
る可変表示領域を複数備えた可変表示手段と、所定の図
柄が揃うことで当たりの出る図柄合わせゲームを前記可
変表示手段上で実行する図柄合わせゲーム実行手段と、
前記可変表示手段上に確定表示される図柄の候補として
前記複数種類の図柄のうち任意数のものを選択表示する
確定候補表示手段と、前記図柄合わせゲームで当たりが
出たとき前記特別価値を発生させる特別価値発生手段と
を備え、 前記確定候補表示手段は、前記可変表示手段上にあと1
つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形成さ
れたとき、前記複数種類の図柄のうち任意数の図柄を当
該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領域
に最終的に確定表示される図柄の候補として表示し、 前記図柄合わせゲーム実行手段は、前記リーチ状態を形
成した際に前記確定候補表示手段の表示した図柄の候補
の中の1つを当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つ
の可変表示領域に確定表示して今回の図柄合わせゲーム
の実行結果を確定させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞口
へ入賞した際に所定の図柄合わせゲームを実行し、その
結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を付与する
遊技機において、 予め定めた複数種類の図柄のうち任意のものを表示し得
る可変表示領域を複数備えた可変表示手段と、所定の図
柄が揃うことで当たりの出る図柄合わせゲームを前記可
変表示手段上で実行する図柄合わせゲーム実行手段と、
前記可変表示手段上に確定表示される図柄の候補として
前記複数種類の図柄のうち任意数のものを選択表示する
確定候補表示手段と、前記図柄合わせゲームで当たりが
出たとき前記特別価値を発生させる特別価値発生手段と
を備え、 前記確定候補表示手段は、前記可変表示手段上にあと1
つ所定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態が形成さ
れたとき、前記複数種類の図柄のうち前記リーチ状態を
当たりに遷移させる図柄を含む任意数の図柄を当該リー
チ状態で図柄の未確定な残り1つの可変表示領域に最終
的に確定表示される図柄の候補として表示し、 前記図柄合わせゲーム実行手段は、前記リーチ状態を形
成した際に前記確定候補表示手段の表示した図柄の候補
の中の1つを当該リーチ状態で図柄の未確定な残り1つ
の可変表示領域に確定表示して今回の図柄合わせゲーム
の実行結果を確定させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】前記リーチ状態が形成されたとき前記確定
候補表示手段によって表示される図柄の候補の数と今回
の図柄合わせゲームで当たりの出る確率とを互いに対応
付けることを特徴とする請求項1または2記載の遊技
機。 - 【請求項4】前記確定候補表示手段は、前記リーチ状態
が形成されたとき前記図柄の候補の数を次第に減少させ
て任意数の図柄を最終的な候補として確定表示すること
を特徴とする請求項1、2または3記載の遊技機。 - 【請求項5】前記確定候補表示手段は、前記リーチ状態
を当たりに遷移させる図柄のみを前記図柄の候補として
表示する場合があり得るよう設定されていることを特徴
とする請求項1、2、3または4記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9240599A JPH1176538A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9240599A JPH1176538A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176538A true JPH1176538A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17061898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9240599A Pending JPH1176538A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176538A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175277A (ja) * | 2006-03-27 | 2006-07-06 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2008110125A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2011000328A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Sega Corp | 遊技機及びプログラム |
JP4868082B1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-02-01 | 奥村遊機株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP2013240657A (ja) * | 2013-07-19 | 2013-12-05 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2015006367A (ja) * | 2014-07-09 | 2015-01-15 | 株式会社三共 | 演出装置 |
JP2016025982A (ja) * | 2015-10-19 | 2016-02-12 | 株式会社三共 | 演出装置 |
JP2016179209A (ja) * | 2016-06-14 | 2016-10-13 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020048663A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020048643A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP9240599A patent/JPH1176538A/ja active Pending
Cited By (10)
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JP2020048663A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020048643A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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