JPH09308738A - 遊技機および遊技方法 - Google Patents

遊技機および遊技方法

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JPH09308738A
JPH09308738A JP8130293A JP13029396A JPH09308738A JP H09308738 A JPH09308738 A JP H09308738A JP 8130293 A JP8130293 A JP 8130293A JP 13029396 A JP13029396 A JP 13029396A JP H09308738 A JPH09308738 A JP H09308738A
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JP
Japan
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lottery
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JP8130293A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の当たりに対する期待感やスリルと興
奮を画面遊技の最後まで維持することのできる遊技機お
よび遊技方法を提供する。 【解決手段】球が特定入賞口12へ入賞したとき、可変
表示手段20に目標数として任意の数字を表示する。ま
た特定入賞口12に入賞したとき無作為抽選を行い、当
たりのとき、数字どうしに所定の演算(加算)を施した
結果が目標数と同一値になる数字の組み合せを選定し、
それらを可変表示手段20に順次表示する。一方、外れ
のときは、演算結果が目標数と一致しない数字の組み合
せを選定し、これらを可変表示手段20に順次表示す
る。演算結果が目標数と一致するとき遊技者に有利な特
別価値を付与する。演算結果が目標数になる数字の組み
合せは多数存在するのでゲームに態様性が生まれる。ま
た表示された数字を暗算等により計算させるので、遊技
者の参加意識が高められ、興味を持続させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打ち
出された球の特定入賞口への入賞に基づき無作為抽選を
行い、その抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技機および遊技方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、遊技盤面上に打
ち出された球が特定入賞口に入賞するごとに無作為抽選
を行い、その抽選結果に応じて画面遊技を表示した後、
抽選結果が当たりのときに、遊技者に有利な特別価値を
発生させる第1種遊技機(いわゆる、フィーバ機)があ
る。特別価値としては、通常の状態では閉じられている
大口の可変入賞口を所定回数繰り返し開閉動作させ、球
の入賞確率を高めることが一般に行われている。
【0003】球が特定入賞口(いわゆる、始動チャッカ
ー)に入賞すると、カラー液晶ディスプレイ等の可変表
示手段に、たとえば、スロットマシーンに見立てた数字
合わせゲームなどの画面遊技が表示される。特定入賞口
に球が入賞した時点で実行された無作為抽選の抽選結果
は、カラー液晶ディスプレイ上に表示される画面遊技を
通じて遊技者に知らされる。
【0004】すなわち、スロットマシーンに見立てた3
桁の数字合わせゲームを表示する場合には、特定入賞口
に球が入賞したことを契機に各数字をまずスクロール表
示させる。そして、1桁ずつスクロール動作を順に停止
させ、777など特定の数字の組み合せになった場合
に、遊技者に有利な特別価値を発生させている。
【0005】このような画面遊技を通じて無作為抽選の
抽選結果を遊技者に通知することで、当たりがでるか否
かに対するスリルと興奮を遊技者に提供するようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機では、当たりになる数字や図柄の組み
合せパターンが予め固定的に定められているので、画面
遊技の内容の変化が乏しいという問題があった。特に、
数字や図柄が順次確定して行くものでは、当たりになる
パターンが予め決まっているので、1つ目あるいは2つ
目の図柄や数字が表示されたとき、当たりにならないこ
とが遊技者に判明してしまうこともある。このため、画
面遊技の途中で当たり以外のパターンになることが分か
ってしまったときはそれ以降、遊技者にスリルと興奮を
継続して提供することができず、画面遊技の遊技性が低
下してしまうという問題があった。
【0007】さらに、遊技者は、表示される図柄や数字
が特定のパターンになるかどうかを見守るだけなので、
画面遊技への参加意識が低くなり易い。その結果、画面
遊技の最終的な結果にのみ傾注する傾向が生まれ、途中
経過においてもスリルと興奮を味わわせることが難しい
という問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、画面遊技の内容が変
化に富み、遊技者の当たりに対する期待感やスリルと興
奮を画面遊技の最後まで維持することのできる遊技機お
よび遊技方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打ち出された球の特定入賞
口(12)への入賞に基づき無作為抽選を行い、その抽
選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生さ
せる遊技機(10)において、任意の数字を表示するこ
とのできる目標数表示領域(21)と、任意の数字をそ
れぞれ表示することのできる複数の被演算数表示領域
(22)とを備えた可変表示手段(20)と、前記特定
入賞口(12)に球が入賞したとき、無作為抽選を行な
う抽選手段(30)と、前記特定入賞口(12)に球が
入賞したとき、前記可変表示手段(20)の有する前記
目標数表示領域(21)に任意の1つの数字を表示させ
る目標数表示制御手段(40)と、前記抽選手段(3
0)の行なった抽選結果が当たりのとき、前記可変表示
手段(20)の有する前記複数の被演算数表示領域(2
2)と等しい個数の数字であって、これらの数字どうし
に予め定めた演算を施した結果が前記目標数表示領域
(21)に表示された数字と同一の値になる数字の組み
合せを設定する当選数字設定手段(50)と、前記当選
数字設定手段(50)によって設定された数字の組み合
せを前記被演算数表示領域(22)に表示させる当選数
表示制御手段(60)と、前記抽選手段(30)の行な
った抽選結果が外れのとき、前記可変表示手段(20)
の有する前記被演算数表示領域(22)と等しい個数の
数字であって、これらの数字どうしに前記演算を施した
結果が前記目標数表示領域(21)に表示された数字と
同一の値にならない数字の組み合せを設定する外れ数字
設定手段(70)と、前記外れ数字設定手段(70)に
よって設定された数字の組み合せを前記被演算数表示領
域(22)に表示させる外れ数表示制御手段(80)
と、前記抽選手段(30)の行なった抽選結果が当たり
となり、前記当選数字設定手段(50)によって設定さ
れた数字の組み合せが前記被演算数表示領域(22)に
表示されたとき、遊技者に有利な特別価値を発生させる
特別価値発生手段(90)と、を備えることを特徴とす
る遊技機(10)。
【0010】[2]遊技盤面(11)上に打ち出された
球の特定入賞口(12)への入賞に基づき無作為抽選を
行い、その抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技機(10)において、任意の数字
を表示することのできる目標数表示領域(21)と、任
意の数字をそれぞれ表示することのできる複数の被演算
数表示領域(22)とを備えた可変表示手段(20)
と、前記特定入賞口(12)に球が入賞したとき、無作
為抽選を行なう抽選手段(30)と、前記特定入賞口
(12)に球が入賞したとき、前記可変表示手段(2
0)の有する前記目標数表示領域(21)に任意の1つ
の数字を表示させる目標数表示制御手段(40)と、前
記抽選手段(30)の行なった抽選結果が当たりのと
き、前記可変表示手段(20)の有する前記複数の被演
算数表示領域(22)と等しい個数の数字であって、こ
れらの数字どうしに予め定めた演算を施した結果が前記
目標数表示領域(21)に表示された数字と同一の値に
なる数字の組み合せを設定する当選数字設定手段(5
0)と、前記当選数字設定手段(50)によって設定さ
れた数字の組み合せをそれに含まれる任意の数字から順
次前記被演算数表示手段に表示させる当選数表示制御手
段(60)と、前記抽選手段(30)の行なった抽選結
果が外れのとき、前記可変表示手段(20)の有する前
記被演算数表示領域(22)と等しい個数の数字であっ
て、これらの数字どうしに前記演算を施した結果が前記
目標数表示領域(21)に表示された数字と同一の値に
ならない数字の組み合せを設定する外れ数字設定手段
(70)と、前記外れ数字設定手段(70)によって設
定された前記数字の組み合せをそれに含まれる任意の数
字から順次前記被演算数表示領域(22)に表示させる
外れ数表示制御手段(80)と、前記抽選手段(30)
の行なった抽選結果が当たりとなり、前記当選数字設定
手段(50)によって設定された数字の組み合せが前記
被演算数表示領域(22)に表示されたとき、遊技者に
有利な特別価値を発生させる特別価値発生手段(90)
と、を備えることを特徴とする遊技機(10)。
【0011】[3]前記数字の組み合せを設定する際の
演算が、数字どうしの加算演算であることを特徴とする
[1]または[2]記載の遊技機(10)。
【0012】[4]前記数字の組み合せを設定する際の
演算が、その組み合せに含まれるいずれか1つの数字か
ら残りの数字を減算する減算演算であることを特徴とす
る[1]または[2]記載の遊技機(10)。
【0013】[5]前記当選数字設定手段(50)およ
び前記外れ数字設定手段(70)は、前記数字の組み合
せに含まれる複数の数字うちの1つを除く残りの数字と
して、前記演算をそれら残りの数字どうしに施した結果
と任意の1つの数字との間に前記演算を施した結果が前
記目標数表示制御手段(40)によって表示された数字
と同一の値になり得る数字を選択し、前記当選数表示制
御手段(60)および前記外れ数表示制御手段(80)
は、設定された数字の組み合せのうち前記残りの数字を
表示した後に、前記除かれた1つの数字を表示すること
を特徴とする[1]または[2]記載の遊技機(1
0)。
【0014】[6]遊技盤面(11)上に打ち出された
球の特定入賞口(12)への入賞に基づき無作為抽選を
行い、その抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技方法において、前記特定入賞口
(12)に球が入賞したとき、任意の数字を表示するこ
とのできる目標数表示領域(21)と任意の数字をそれ
ぞれ表示することのできる複数の被演算数表示領域(2
2)とを備えた可変表示手段(20)の前記目標数表示
領域(21)に任意の1つの数字を表示し、前記特定入
賞口(12)に球が入賞したとき無作為抽選を行い、そ
の抽選結果が当たりのとき前記可変表示手段(20)の
有する前記複数の被演算数表示領域(22)と等しい個
数の数字であって、これらの数字どうしに予め定めた演
算を施した結果が前記目標数表示領域(21)に表示さ
れた数字と同一の値になる数字の組み合せを前記被演算
数表示領域(22)に表示し、前記無作為抽選の抽選結
果が外れのとき、前記可変表示手段(20)の有する前
記被演算数表示領域(22)と等しい個数の数字であっ
て、これらの数字どうしに前記演算を施した結果が前記
目標数表示領域(21)に表示された数字と同一の値に
ならない数字の組み合せを前記被演算数表示領域(2
2)に表示し、前記無作為抽選の抽選結果が当たりとな
り、前記目標数表示領域(21)に表示された数字と前
記演算結果の一致する数字の組み合せが前記被演算数表
示領域(22)に表示されたとき、遊技者に有利な特別
価値を発生させることを特徴とする遊技方法。
【0015】前記本発明は次のように作用する。抽選手
段(30)は、遊技盤面(11)上に打ち出された球が
特定入賞口(12)へ入賞したとき無作為抽選を行う。
目標数表示制御手段(40)は、特定入賞口(12)に
球が入賞したとき、任意の数字を表示することのできる
目標数表示領域(21)と任意の数字をそれぞれ表示す
ることのできる複数の被演算数表示領域(22)とを備
えた可変表示手段(20)の該目標数表示領域(21)
に任意の1つの数字を表示する。
【0016】当選数字設定手段(50)は、抽選手段
(30)の行なった抽選結果が当たりのとき、可変表示
手段(20)の有する複数の被演算数表示領域(22)
と等しい個数の数字であって、これらの数字どうしに予
め定めた演算を施した結果が目標数表示領域(21)に
表示されている数字と同一の値になる数字の組み合せを
設定する。
【0017】たとえば、目標数表示領域(21)に数字
として10が表示されており、また設定される数字どう
しに施される演算がこれらの合計を求める加算演算であ
る場合には、当選数字設定手段(50)は、[7,2,
1]のようにそれらの合計が10になる数字の組み合せ
を設定する。
【0018】当選数表示制御手段(60)は、当選数字
設定手段(50)によって設定された数字の組み合せを
可変表示手段(20)の有する被演算数表示領域(2
2)に表示する。遊技者は、被演算数表示領域(22)
に表示された数字の合計と、目標数表示領域(21)に
表示されている数字の値が一致することを確認すること
により、抽選結果が当たりであることを認識する。
【0019】抽選手段(30)の行なった抽選結果が外
れのときは、演算の結果が目標数表示領域(21)に表
示された数字と同一の値にならない数字の組み合せを設
定する。そして、外れ数表示制御手段(80)によりこ
れらの数字を可変表示手段(20)の被演算数表示領域
(22)に表示する。被演算表示領域に表示された数字
の合計(演算結果)が目標数表示領域(21)に表示さ
れた数字と異なることで、遊技者は抽選結果が外れであ
ったことを認識する。
【0020】演算の結果が目標数表示領域(21)に表
示された数字と同一の値になる数字の組み合せは、1つ
のパターンに特定されず多数存在するので、画面遊技が
変化に富むものになり、その遊技性を高めることができ
る。また、特定入賞口(12)に球が入賞するごとに、
目標数表示領域(21)に表示される数字の値を変更す
れば、より画面遊技の内容に変化を持たせることができ
る。
【0021】さらに、表示された数字どうしを遊技者に
暗算等により計算させることになるので、遊技者が画面
遊技に積極的に参加する傾向が生まれ、遊技者のスリル
と興奮を一層高めることができる。
【0022】当選数字設定手段(50)や外れ数字設定
手段(70)によって設定された数字の組み合せをそれ
に含まれる任意の数字から順次被演算数表示手段に表示
させるようにしてもよい。すなわち、[7,2,1]の
3つの数字を被演算数表示領域(22)に表示する場合
には、まず、7の数字を確定させて表示し、次に2の数
字を表示し、最後に1の数字が確定されるように表示す
る。
【0023】これにより、当たりに対する遊技者の期待
感や興奮を次第に高めることができ、画面遊技の面白味
を増すことができる。
【0024】演算としては、各数字の合計を求める加算
演算、あるいは組み合せに含まれるいずれか1つの数字
から残りの数字を減算する減算演算が適当である。この
ように比較的簡単な算術演算を採用することで遊技者が
容易に暗算できるので、画面遊技を円滑に進行させるこ
とができるとともに遊技者の興味を持続させることがで
きる。
【0025】また、当選数字設定手段(50)および外
れ数字設定手段(70)は、数字の組み合せに含まれる
複数の数字うちの1つを除く残りの数字として、演算を
それら残りの数字どうしに施した結果と任意の1つの数
字との間に演算を施した結果が目標数表示制御手段(4
0)によって表示された数字と同一の値になり得る数字
を選択する。
【0026】当選数表示制御手段(60)および外れ数
表示制御手段(80)は、設定された数字の組み合せの
うちの残る1つの数字の値により当たりになる可能性の
ある残りの数字を表示した後に、除かれた1つの数字を
最後に表示する。
【0027】たとえば、目標数表示領域(21)に表示
された数字の値が10であり、かつ演算が3つの数字の
合計を求めるものである場合には、3つのうちの2つの
数字の合計が9以下になるように数字の組み合わせ
([6,3]や[5,2]などの組み合せ)を選択する。そ
して、残る1つの数字の値によって当たりの組み合せ
と、外れの組み合せを選択する。
【0028】当選数表示制御手段(60)および外れ数
表示制御手段(80)は、6と3など残る1つの数字の
如何で当たりの出る可能性のある2つの数字を先に表示
た後、最後の数字を表示する。これにより、当たりへの
期待感を画面遊技の最終段階まで持続させることができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2に示すように、本発明に係る遊技機10
は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出し、遊
技盤面11上に配置された各種の入賞口への球の入賞を
競うパチンコ機である。なお、本発明に係る遊技機10
は、パチンコ機に限られるものでは無く、アレンジボー
ル機など遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適
用することができる。
【0030】遊技機10は、打ち出された球の流下する
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、画面遊技を
表示する中央役物としての可変表示手段20が設けられ
ている。可変表示手段20として、ここではカラー液晶
ディスプレイを用いているが、このほかにモノクロ液晶
ディスプレイやCRTディスプレイなどを用いることが
できる。
【0031】可変表示手段20の下方には、特定入賞口
12が設けられている。遊技盤面11に打ち出された球
が特定入賞口12に入賞することを契機として、可変表
示手段20上で画面遊技が実行される。これゆえ、特定
入賞口12は一般に始動チャッカーと呼ばれている。
【0032】特定入賞口12のさらに下方には、画面遊
技で当たりが出たときに、遊技者に有利な特別価値を生
じさせる特別価値発生手段90が設けられている。特別
価値発生手段90は、普段は閉じられているが、画面遊
技で当たりとなったときに複数回その入賞口の開閉動作
を行う可変入賞口である。大口の可変入賞口を開き、球
の入賞確率を高めることで、遊技者にとって有利な特別
価値を付与している。
【0033】可変表示手段20のすぐ上には、特定入賞
口12への球の入賞に対して未だ画面遊技の実行されて
いない権利の保留回数を表示する保留表示手段100が
配設されている。画面遊技の進行中や特別価値の発生中
に特定入賞口12に球が入賞したときは、入賞に対する
画面遊技をすぐに実行することができないので、即座に
実行できない権利を一定回数を限度として保留するよう
になっている。
【0034】保留表示手段90は、複数の表示ランプを
備えており、点灯されるランプの個数により、現在、保
留されている権利回数を遊技者に通知する。ここでは、
最大4回まで権利を保留することができ、それ以上の権
利は破棄される。
【0035】遊技盤面11の下部には、遊技に供される
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。なお、遊技機10の各種の動
作を制御する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体
内に取り付けられている。
【0036】図1は、本発明の一実施の形態における遊
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口(始動チャッカー)12に球が入賞することによっ
て画面遊技が開始される。特定入賞口12は、入賞した
球を検知するための入賞検知スイッチ13を備えてい
る。入賞検知スイッチ13は、機械的なスイッチのほ
か、球により光の遮られたことで入賞を検知する光セン
サや、球の通過による磁界の変化を検出する磁気センサ
など各種のセンサを用いることができる。
【0037】特定入賞口12の入賞検知スイッチ13
は、球の入賞を検知した際に、その旨を表した入賞信号
101を出力する。入賞信号101は、無作為抽選を行
なう抽選手段30および目標数表示制御手段40に入力
されている。
【0038】抽選手段30は、図示しない乱数発生器を
有しており、入賞信号101が入力されるごとに無作為
抽選を行い、その結果を表した抽選結果信号102を出
力する回路である。
【0039】目標数表示制御手段40は、入賞信号10
1が入力されたときランダムに1つの数字を選択する目
標数字設定部41を備えている。目標数表示制御手段4
0は、目標数字設定手段41によって設定された数字
(以後、これを目標数と呼ぶ。)を可変表示手段20の
目標数表示領域21に表示させる機能を有する表示制御
回路である。また目標数表示制御手段40は、設定され
た目標数を表した目標数信号103を出力する。
【0040】抽選手段30の出力する抽選結果信号10
2および目標数信号103は、共に当選数字設定手段5
0に入力されている。当選数字設定手段50は、抽選手
段30からの抽選結果信号102が当たりを示している
とき、所定の演算結果が目標数信号103の示す目標数
と同一の値になる数字の組み合せを選択する回路であ
る。ここでは、加算演算による合計が目標数と一致する
ような数字の組み合せが選択される。
【0041】当選数字設定手段50は、目標数表示制御
手段40で設定され得る各目標数に対応付けて、その合
計が目標数と一致する数字の組み合わせの予め複数記憶
された図示しないメモリを備えている。当選数字設定手
段50は、抽選結果信号102が入力され、かつそれが
当たりを示しているとき、該メモリに記憶されている数
字の組み合せの中から、入力された目標数信号103の
示す目標数に対応付けられているものの1つをランダム
に選択する。そして、選択した組み合せに含まれる各数
字を表した当選数字信号104を出力するようになって
いる。
【0042】当選数表示制御手段60は、当選数字設定
手段50から入力された当選数字信号104の示す数字
の組み合わせに含まれる各数字を、可変表示手段20の
被演算数表示領域22に順次表示する表示制御回路であ
る。
【0043】抽選手段30の出力する抽選結果信号10
2および目標数表示制御手段40からの目標数信号10
3は、それぞれ外れ数字設定手段70に入力されてい
る。外れ数字設定手段70は、抽選手段30から入力さ
れた抽選結果信号102が抽選結果の外れを示している
とき、所定の演算結果が目標数信号103の示す目標数
と同一の値にならない数字の組み合せを1つ選択する。
ここでは、加算演算による合計が目標数と一致しない数
字の組み合せが選択される。
【0044】外れ数字設定手段70は当選数字設定手段
50と同様に、各目標数ごとにその合計が目標数と一致
しない数字の組み合せを予め複数記憶した図示しないメ
モリを備えており、このメモリから読み出した1つの外
れの数字の組み合わせを示す外れ数字信号105を出力
するようになっている。
【0045】外れ数表示制御手段80は、外れ数字設定
手段70から入力された外れ数字信号105の示す組み
合わせに含まれる各数字を、可変表示手段20の被演算
数表示領域22に順次表示する表示制御回路である。
【0046】目標数表示制御手段40、当選数表示制御
手段60および外れ数表示制御手段80の出力する表示
制御信号106、107、108は、それぞれ可変表示
手段20に入力される。これら表示制御信号を基にし
て、カラー液晶ディスプレイ20上の対応する領域にそ
れぞれ数字が表示される。
【0047】特別価値発生手段90は、抽選結果が当た
りのときに、遊技者にとって有利な特別価値を発生させ
るための可変入賞口である。特別価値発生手段90は、
抽選結果が当たりのときに開閉される大口の入賞口とし
てのアタッカー91と、アタッカー91の駆動手段とし
てのソレノイド92と、アタッカー61の開いている間
に、特別価値発生手段90の入賞口に入賞した球の個数
を計数する入賞球計数器93を備えている。
【0048】特別価値発生手段90には、抽選手段30
から抽選結果信号102が入力されている。特別価値発
生手段90は、抽選結果信号102が当たりを表してい
るとき、一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時間
(2秒ほど)閉じるアタッカー91の開閉動作を所定ラ
ウンド回数(たとえば、16回)繰り返すように設定さ
れている。
【0049】各ラウンド中に入賞した球の個数は、可変
表示手段20の一部領域に表示されるようになってい
る。そして各ラウンドにおいて予め定めた個数(たとえ
ば、10個)の球が入賞すると、所定時間の経過する前
であっても、アタッカー91が閉じられる。これによ
り、入賞により払い出される球の個数が過剰に増えるこ
とを阻止している。
【0050】抽選手段30、目標数表示制御手段40、
当選数字設定手段50、当選数表示制御手段60、外れ
数字設定手段70および外れ数表示制御手段80は、遊
技機10における各種制御の中枢的機能を果たすCPU
(中央処理装置)と、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)と、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を主要
部とする回路によって構成されている。
【0051】ROMには、CPUの実行するプログラム
や当たりおよび外れの数字の組み合せなど各種の固定的
データが記憶されている。またRAMは、プログラムを
実行する上で一時的に必要になるデータを記憶する作業
用のメモリである。
【0052】次に、遊技機10の行なう画面遊技に関す
る動作の流れについて説明する。図3は、特定入賞口1
2に球が入賞したときに遊技機10の行なう動作の流れ
を表している。特定入賞口12に球が入賞すると(ステ
ップS201;Y)、入賞検知スイッチ13から入賞信
号101が出力され、これを受けた目標数表示制御手段
40の目標数字設定手段41は、目標数表示領域21に
表示すべき目標数として1つの数字を選択する(ステッ
プS202)。目標数字設定手段41は選択された目標
数を可変表示手段20の目標数表示領域21に表示させ
る(ステップS202)。
【0053】抽選手段30は、入賞検知スイッチ13か
ら目標数信号103が入力されると、無作為抽選を実行
する(ステップS203)。抽選結果が当たりのときは
(ステップS204;Y)、当選数字設定手段50によ
り、加算結果が目標数と一致する数字の組み合せが選択
され(ステップS205)、それらの数字が被演算数表
示領域22に順次表示される(ステップS206)。
【0054】遊技者は、被演算数表示領域22に表示さ
れた各数字の合計が、目標数表示領域21に表示されて
いる目標数と一致することを暗算等によって確認するこ
とで、当たりの出たことを認識する。その後、アタッカ
ー91の開閉動作を開始し、遊技者にとって有利な特別
価値を発生させる(ステップS207)。
【0055】一方、抽選結果が外れのときは(ステップ
S204;N)、外れ数字設定手段70により加算結果
が目標数と一致しない数字の組み合せが選択され(ステ
ップS208)、これらの数字が外れ数表示制御手段8
0によって被演算数表示領域22に順次表示される(ス
テップS209)。
【0056】遊技者は、被演算数表示領域22に表示さ
れた各数字の合計が、目標数表示領域21に表示されて
いる目標数と一致しないことを暗算等によって確認する
ことで、外れになったことを認識する。
【0057】図4は、可変表示手段20に表示される画
面遊技の内容の一例を表したものである。可変表示手段
20の上段中央には、目標数を表示するための目標数表
示領域21が設けられている。可変表示手段20の下段
には、演算の対象となる数字(被演算数)を表示するた
めの被演算数表示領域22が3つ配置されている。
【0058】特定入賞口12に球が入賞した直後には
(同図a)、目標数表示領域21に目標数だけが表示さ
れ、被演算数表示領域22a,22b,22cには、数
字が不確定な状態が表示される。ここでは、目標数とし
て「10」の数字が表示されている。被演算数表示領域
22における不確定な状態は、たとえば、スロットマシ
ーンのように、数字を巡回的にスクロールさせて表示す
ることができる。
【0059】次の段階として、3つの被演算数表示領域
22のうち、図中で左端の被演算数表示領域22aだけ
スクロール動作を停止させ、確定した数字(ここでは、
7)を表示する(同図b)。さらに次の段階では(同図
c)、下段中央の被演算数表示領域22bのスクロール
動作を停止させ、数字(ここでは、2)を確定して表示
する。
【0060】3つの被演算数のうちの2つが表示された
段階では、それらの合計が目標数よりも小さい値になっ
ている。この例では、目標数「10」に対して、既に確
定した2つの被演算数の合計が「9」になっている。し
たがって、最後に確定する数字如何によっては、当たり
になる可能性が残されている。これにより、遊技者は、
当たりに対する期待感をまだ持ち続けることができる。
【0061】特定入賞口12に球が入賞した際に行われ
た無作為抽選の結果が当たりの場合には、最後に確定し
て表示される数字は、3つの被演算数の合計が目標数と
一致する値になる(同図d)。ここでは、被演算数表示
領域22cに表示される最後の被演算数として「1」が
表示される。これより、3つの被演算数[7,2,1]
の合計が目標数「10」と一致することになり、当たり
になったことが遊技者に認識される。
【0062】一方、抽選結果が外れの場合には(同図
e)、先に表示されている2つの被演算数との合計が目
標数と一致しなくなる数字が被演算数表示領域22cに
表示される。ここでは[7,2,4]の数字の組み合せ
が表示され、その合計が「13」になっている。
【0063】このように、最初に目標数を表示し、被演
算数を順次明らかにして行くことで、遊技者の当たりに
対する期待感を次第に高めることができる。また、最後
の数字か表示されるまで、当たりの出る可能性を残すこ
とで、遊技者は画面遊技の最終段階まで期待感を維持す
ることができる。さらに、遊技者は、逐次、被演算数の
合計を暗算等により計算することになるので、画面遊技
に積極的に参加することになり、ゲームに対する興味を
一層沸かせることができる。
【0064】以上説明した実施の形態においては、被演
算数を加算するようにしたが、算術演算として減算を用
いてもよい。この場合には、たとえば、図4の下段の最
左の数字から残り2つの被演算数を減算するようにする
とよい。このほか、掛算や割り算であっても良いが、遊
技者が暗算等によって極めて容易に計算できることが好
ましい。
【0065】また、遊技者に演算の内容をより平易に理
解させるように、被演算数表示領域22aと被演算数表
示領域22bの間、および被演算数表示領域22bと被
演算数表示領域22cの間に「+」記号など算術記号を
表示するようにしてもよい。
【0066】実施の形態では、目標数表示領域21に表
示される数字を毎回変更するようにしたが、この値は一
定の値を固定的に表示するようにしてもよい。目標数が
固定値であっても、演算結果が目標数となる数字の組み
合せは多数存在し、特定のパターンに限定されない。こ
のため、ゲーム内容に変化が生じ、遊技者を飽きさせる
ことなく、画面遊技への興味を沸かせつづけることがで
きる。
【0067】このほか、被演算数として表示される数字
の個数は3つに限定されるものでなく、少なくとも2以
上あれば良い。また、実施の形態では、数字の組み合せ
をメモリに予め記憶するようにしたが、たとえば、1つ
目の数字をランダムに定め、残りの数字を一定のアルゴ
リズムに従い計算で求めるようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機および遊技方法で
は、被演算数表示領域に表示される複数の数字どうしに
演算を施した結果が、目標数表示領域に表示された数字
と同一値になったとき、遊技者に特別価値を付与してい
る。演算結果が目標数表示領域に表示された値と同一に
なる数字の組み合せは1つのパターンに特定されず多数
存在するので、画面遊技の内容が変化に富むものにな
り、その遊技性を高めることができる。
【0069】また、表示された数字どうしを遊技者に暗
算等により計算させることになるので、遊技者の画面遊
技への参加意識が高まり、画面遊技に対する興味を十分
引き起すことができる。
【0070】さらに、最後の数字か確定するまで、当た
りになる可能性を残すように数字を順に表示するもので
は、遊技者の当たりに対する期待感を画面遊技の最後ま
で維持させることができ、スリルと興奮を持続させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
の概要を表したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の行なう動
作の流れを表した流れ図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の可変表示
手段における表示内容の一例を表した説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…特定入賞口 20…可変表示手段 30…抽選手段 40…目標数表示制御手段 41…目標数字設定手段 50…当選数字設定手段 60…当選数表示制御手段 70…外れ数字設定手段 80…外れ数表示制御手段 90…特別価値発生手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打ち出された球の特定入賞口
    への入賞に基づき無作為抽選を行い、その抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技機
    において、 任意の数字を表示することのできる目標数表示領域と、
    任意の数字をそれぞれ表示することのできる複数の被演
    算数表示領域とを備えた可変表示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、無作為抽選を行な
    う抽選手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、前記可変表示手段
    の有する前記目標数表示領域に任意の1つの数字を表示
    させる目標数表示制御手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が当たりのとき、前記
    可変表示手段の有する前記複数の被演算数表示領域と等
    しい個数の数字であって、これらの数字どうしに予め定
    めた演算を施した結果が前記目標数表示領域に表示され
    た数字と同一の値になる数字の組み合せを設定する当選
    数字設定手段と、 前記当選数字設定手段によって設定された数字の組み合
    せを前記被演算数表示領域に表示させる当選数表示制御
    手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が外れのとき、前記可
    変表示手段の有する前記被演算数表示領域と等しい個数
    の数字であって、これらの数字どうしに前記演算を施し
    た結果が前記目標数表示領域に表示された数字と同一の
    値にならない数字の組み合せを設定する外れ数字設定手
    段と、 前記外れ数字設定手段によって設定された数字の組み合
    せを前記被演算数表示領域に表示させる外れ数表示制御
    手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が当たりとなり、前記
    当選数字設定手段によって設定された数字の組み合せが
    前記被演算数表示領域に表示されたとき、遊技者に有利
    な特別価値を発生させる特別価値発生手段と、 を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面上に打ち出された球の特定入賞口
    への入賞に基づき無作為抽選を行い、その抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技機
    において、 任意の数字を表示することのできる目標数表示領域と,
    任意の数字をそれぞれ表示することのできる複数の被演
    算数表示領域とを備えた可変表示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、無作為抽選を行な
    う抽選手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、前記可変表示手段
    の有する前記目標数表示領域に任意の1つの数字を表示
    させる目標数表示制御手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が当たりのとき、前記
    可変表示手段の有する前記複数の被演算数表示領域と等
    しい個数の数字であって、これらの数字どうしに予め定
    めた演算を施した結果が前記目標数表示領域に表示され
    た数字と同一の値になる数字の組み合せを設定する当選
    数字設定手段と、 前記当選数字設定手段によって設定された数字の組み合
    せをそれに含まれる任意の数字から順次前記被演算数表
    示手段に表示させる当選数表示制御手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が外れのとき、前記可
    変表示手段の有する前記被演算数表示領域と等しい個数
    の数字であって、これらの数字どうしに前記演算を施し
    た結果が前記目標数表示領域に表示された数字と同一の
    値にならない数字の組み合せを設定する外れ数字設定手
    段と、 前記外れ数字設定手段によって設定された前記数字の組
    み合せをそれに含まれる任意の数字から順次前記被演算
    数表示領域に表示させる外れ数表示制御手段と、 前記抽選手段の行なった抽選結果が当たりとなり、前記
    当選数字設定手段によって設定された数字の組み合せが
    前記被演算数表示領域に表示されたとき、遊技者に有利
    な特別価値を発生させる特別価値発生手段と、 を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記数字の組み合せを設定する際の演算
    が、数字どうしの加算演算であることを特徴とする請求
    項1または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記数字の組み合せを設定する際の演算
    が、その組み合せに含まれるいずれか1つの数字から残
    りの数字を減算する減算演算であることを特徴とする請
    求項1または2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記当選数字設定手段および前記外れ数字
    設定手段は、前記数字の組み合せに含まれる複数の数字
    うちの1つを除く残りの数字として、前記演算をそれら
    残りの数字どうしに施した結果と任意の1つの数字との
    間に前記演算を施した結果が前記目標数表示制御手段に
    よって表示された数字と同一の値になり得る数字を選択
    し、前記当選数表示制御手段および前記外れ数表示制御
    手段は、設定された数字の組み合せのうち前記残りの数
    字を表示した後に、前記除かれた1つの数字を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  6. 【請求項6】遊技盤面上に打ち出された球の特定入賞口
    への入賞に基づき無作為抽選を行い、その抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技方
    法において、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、任意の数字を表示
    することのできる目標数表示領域と任意の数字をそれぞ
    れ表示することのできる複数の被演算数表示領域とを備
    えた可変表示手段の前記目標数表示領域に任意の1つの
    数字を表示し、 前記特定入賞口に球が入賞したとき無作為抽選を行い、
    その抽選結果が当たりのとき前記可変表示手段の有する
    前記複数の被演算数表示領域と等しい個数の数字であっ
    て、これらの数字どうしに予め定めた演算を施した結果
    が前記目標数表示領域に表示された数字と同一の値にな
    る数字の組み合せを前記被演算数表示領域に表示し、 前記無作為抽選の抽選結果が外れのとき、前記可変表示
    手段の有する前記被演算数表示領域と等しい個数の数字
    であって、これらの数字どうしに前記演算を施した結果
    が前記目標数表示領域に表示された数字と同一の値にな
    らない数字の組み合せを前記被演算数表示領域に表示
    し、 前記無作為抽選の抽選結果が当たりとなり、前記目標数
    表示領域に表示された数字と前記演算の結果の一致する
    数字の組み合せが前記被演算数表示領域に表示されたと
    き、遊技者に有利な特別価値を発生させることを特徴と
    する遊技方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177546A (ja) * 2000-12-12 2002-06-25 Aruze Corp 遊技機、遊技機の画面画像表示方法、記憶媒体、サーバー機器及び娯楽提供方法
JP2007125060A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012095687A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Sammy Corp 弾球遊技機

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JP2007125060A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012095687A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Sammy Corp 弾球遊技機

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