JPH1175046A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1175046A
JPH1175046A JP9234824A JP23482497A JPH1175046A JP H1175046 A JPH1175046 A JP H1175046A JP 9234824 A JP9234824 A JP 9234824A JP 23482497 A JP23482497 A JP 23482497A JP H1175046 A JPH1175046 A JP H1175046A
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JP
Japan
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communication
data rate
modem
data
procedure
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Pending
Application number
JP9234824A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Namikawa
浩史 並川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V.34通信手順によりたとえばファクシミリ通
信等のデータ通信の実行中に、受信側において受信した
データにエラーが検出されない場合には、受信側から要
請することによりその時点のデータレートよりも高いデ
ータレートで爾後の通信を行なうことが可能になるが、
そのようにしてデータレートを上げた場合にはエラー発
生の可能性が高くなる。 【解決手段】 データレートの設定が通信の開始時にお
いて、また変更が通信途中においてそれぞれ可能なモデ
ム5と、本来の通信に先立つ前手順によりモデム5が検
出する通信回線の S/Nに対応して予め定められているデ
ータレートより高いデータレートでのモデムによる通信
を禁じるCPU1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばファクシ
ミリ装置等の通信端末装置に関し、より詳細には、たと
えばITU-T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門) の
勧告V.34に準拠して、通信実行中にデータレート(通信
速度)の変更が可能な変復調装置 (モデム) を使用した
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等のデータ通信を行な
う通信端末装置は一般的には、送信時にはディジタル信
号を音声信号に変換して一般公衆電話回線へ送信し、ま
た受信時には一般公衆電話回線から音声信号を受信して
ディジタル信号に変換する変復調装置(モデム)を備え
ている。
【0003】従来の通信端末装置でデータ通信を行なう
場合には半二重方式のたとえばITU-T(国際電気通信連合
−電気通信標準化部門) の勧告V.17通信手順等に準拠し
た変復調装置を使用し、またファクシミリ通信を行なう
場合にはV.17通信手順を利用して現在一般的なG3規格の
ファクシミリ通信手順でもある同勧告T.30に規定されて
いる手順に従って行なわれている。
【0004】しかし、同勧告V.34に準拠した最大通信速
度(データレート)が33.6Kbpsの超高速の通信手順(以
下、V.34通信手順と言う) も実用化されており、このV.
34通信手順では通信の開始時点において、受信側でその
時点の回線状況、具体的にはS/N, 帯域幅に応じてデー
タレートを指定することが可能であり、送信側ではその
ようにして受信側で指定されたデータレートで送信を行
なうように決定する。また、このV.34通信手順では通信
実行中において、受信側でエラーが検出されない場合に
は、データレートを上げることが可能であり、送信側で
はそのようにして受信側で指定されたデータレートで送
信を行なうように変更する。なお、V.34通信手順でデー
タ通信を行なう場合には同じく同勧告 V.8通信手順で通
信を行なって実際のデータレートを決定する必要があ
る。
【0005】次に、従来のV.34通信手順について、その
通信開始時の信号の送受を示す図4の模式図を参照して
説明する。但し、V.34通信手順の実行に際しては前述の
ように V.8通信手順により最初にデータレートが決定さ
れるが、この手順はフェーズ1からフェーズ4までの4
段階に別れている。
【0006】フェーズ1のネットワークインタラクショ
ンにおいて送受信両装置間で相互の能力の確認が行なわ
れる。発信側 (発呼側) 装置は発呼トーンCNG または機
能表示信号CIを送出する。これに対して着呼すると、受
信側装置は送信側装置に対して V.8通信手順の機能を有
していることを示す変形応答トーンANSam を返送する。
この変形応答トーンANSam を受信することにより、送信
側装置は自身のモデムの能力を示す起呼メニュー信号CM
を送出する。この起呼メニュー信号CMを受信すると受信
側装置は送受信双方の装置のモデムの能力から最高の能
力を選択し、それを示す共通メニュー信号JMを送出す
る。なお、この共通メニュー信号JMに対する応答として
送信側装置はCM終端信号CJを送出する。以上でフェーズ
1が終了する。
【0007】この後、フェーズ2においてラインプロー
ビングが行なわれる。送受信両装置間において信号INFO
によりモデム能力, 回線プロービング結果, データモー
ド変調パラメータ等の情報が交換され、トーンA,Bの
送受が行なわれた後、ラインプロービングが実行され
る。このラインプロービングは送信側装置からプロービ
ング信号(L1, L2)を送出することにより受信側装置で回
線の状態を検出するために行なわれ、これにより受信側
装置ではその時点の回線の S/N及び帯域幅が判明する。
この結果に従って、受信側装置からモデム能力, 回線プ
ロービング結果,データモード変調パラメータ等を再度
信号INFOにより送出する。
【0008】次にフェーズ3の等化器トレーニングにお
いて、送信側装置からトレーニング信号TRN が送出され
る。このトレーニング信号TRN を受信することにより受
信側装置においてデータレートを決定する。そして、フ
ェーズ4の最終トレーニングにおいて両者間で速度変更
要求信号PPh が送受され、最終的に速度指定信号MPhが
送受されてデータレートが決定される。この後、ITU-T
勧告T30 に準拠したファクシミリ通信が行なわれる。
【0009】図5は画像データ(Image Data)の通信実行
中のページの切れ目においてデータレートの変更が行な
われない場合の信号の送受(ページ間手順)を示す模式
図である。
【0010】1ページの画像データ(Image Data)の送信
が終了した時点において、送信側装置からは次ページの
画像データ(Image Data)の送信を行なうための通常の手
順が開始されて信号Shが送出され、受信側装置からも同
様に信号Shが送出され、以下通常の手順で次のページの
画像データ(Image Data)が送信側装置から送信される。
【0011】図6は画像データ(Image Data)の通信実行
中のページの切れ目においてデータレートの変更を送信
側装置から要求した場合の信号の送受(ページ間手順)
を示す模式図である。
【0012】1ページの画像データ(Image Data)の送信
が終了した時点において、まず送信側装置から速度変更
要求信号PPh が送出され、それに対して受信側装置も速
度変更要求信号PPh を送出し、最終的には両者間で速度
指定信号MPh が送受されてデータレートが決定し、次の
ページの画像データ(Image Data)の送信が行なわれる。
【0013】図7は画像データ(Image Data)の通信実行
中のページの切れ目においてデータレートの変更を受信
側装置から要求した場合の信号の送受(ページ間手順)
を示す模式図である。
【0014】1ページの画像データ(Image Data)の送信
が終了した時点において、送信側装置からは次ページの
画像データ(Image Data)の送信を行なうための通常の手
順が開始されて信号Shが送出されるが、受信側装置から
は速度変更要求信号PPh が送出され、それに対して送信
側装置も速度変更要求信号PPh を送出し、最終的には両
者間で速度指定信号MPh が送受されてデータレートが決
定し、次のページの画像データ(Image Data)の送信が行
なわれる。
【0015】このように従来のV.34通信手順及びその前
手順としての V.8通信手順においては、通信開始時点及
び通信実行中においてデータレートの変更が可能であ
る。従って、送信したデータにエラーが検出されない場
合にはデータレートを上げて次の頁を送信することが可
能になるが、データレートを変更するための信号の送受
に時間を要し、またそのようにしてデータレートを上げ
た場合にはエラーが発生する可能性が高く、その場合に
は上述の図6,図7に示されているような手順を反復す
ることにより元のデータレートに低下させて再送信する
必要が生じる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなV.34通信
手順によりたとえばファクシミリ通信等のデータ通信の
実行中に、受信側において受信したデータにエラーが検
出されない場合には、受信側から要請することによりそ
の時点のデータレートよりも高いデータレートで爾後の
通信を行なうことが可能になるが、そのようにしてデー
タレートを上げた場合にはエラー発生の可能性が高くな
る。この場合には受信側からの要求によりデータレート
を下げて再通信を行なうことになるが、その際にエラー
が検出されなければ再度データレートを上げることにな
る。
【0017】結局、従来は、上述のようにデータレート
を上げてはエラーが発生し、そのためにデータレートを
下げて再送信し、またデータレートを上げるということ
が反復されることになってしまい、結果的には通信時間
が長くなるという問題があった。
【0018】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、たとえばファクシミリ装置等の通信端末装
置において、通信開始時の前手順において検出された通
信回線の S/Nに基づいてデータレートを決定し、それよ
り高いデータレートでは通信を行なわないようにして通
信エラーの発生を抑制することにより、実質的に通信時
間を短縮することが可能な通信端末装置の提供を目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置の第1の発明は、データレートの設定が本来の通信に
先立つ前手順により、また変更が通信途中においてそれ
ぞれ可能なモデムと、前手順によりモデムが検出する通
信回線の S/Nに対応して予め定められているデータレー
トより高いデータレートでのモデムによる通信を禁じる
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】このような本発明の通信端末装置の第1の
発明では、前手順により検出された通信回線の S/Nに対
応して予め定められているデータレートより高いデータ
レートでの通信が禁じられるため、通信エラーの発生が
抑制される。
【0021】また本発明に係る通信端末装置は、上述の
第1の発明において、通信回線のS/Nとそれに対応す
る最適データレートとを記憶した記憶手段を備え、制御
手段が、モデムが前手順において検出したS/Nより大
きいS/Nに対応して記憶手段に記憶されているデータ
レートより高いデータレートでの通信を禁じるべくなし
たことを特徴とする。
【0022】このような本発明の通信端末装置の第2の
発明では、制御手段が検出された S/Nに対応する最適デ
ータレートと前手順により決定されたデータレートとを
比較し、前者が後者より小であるという条件に合致する
場合には、それ以上の S/Nに対応する高いデータレート
での通信が禁じられるので、通信回線の S/Nに対応した
最適なデータレートで通信が行なわれる。
【0023】更に本発明に係る通信端末装置は、上述の
第2の発明において、モデムはデータレジスタを有し、
制御手段は、モデムが前手順において検出したS/Nよ
り大きいS/Nに対応して記憶手段に記憶されているデ
ータレートより高いデータレートをマスクしたデータを
データレジスタに書き込むべくなしたことを特徴とす
る。
【0024】このような本発明の通信端末装置の第3の
発明では、制御手段が、モデムが前手順において検出し
たS/Nより大きいS/Nに対応して記憶手段に記憶さ
れているデータレートより高いデータレートをマスクし
たデータをデータレジスタに書き込むので、通信回線の
S/Nに対応した最適なデータレートで通信が行なわれ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る通信
端末装置(以下、本発明装置と言う) をファクシミリ装
置として具体化した場合の実施の形態の一構成例を示す
ブロック図である。
【0026】図1において、参照符号1はファクシミリ
装置の制御部として機能するCPU(中央処理装置) を示し
ており、このファクシミリ装置全体の動作を制御するた
めのプログラムと後述するデータレートと S/Nとの関係
を記憶した交信速度制御テーブル (データレートと S/N
との関係を記述したテーブル) 21と等を予め記憶したRO
M (Read Only Memory)2と、CPU1による制御に必要なデ
ータ、及び動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶す
る記憶部として機能するRAM(Random Access Memory) 3
とが接続されている。
【0027】また、CPU1にはNCU (Network Control Uni
t)4, モデム5が接続されている。NCU4は、CPU1により
制御されて、回線Lとこのファクシミリ装置との接続を
制御すると共に、通信相手の電話番号に応じたダイヤル
パルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有して
いる。なお、回線Lは図示されていない一般公衆電話回
線に接続されている。
【0028】モデム5は、送受信データの変復調、具体
的には送信データを音声信号に変調してNCU4を介して回
線Lへ送出し、また逆に回線LからNCU4を介して受信し
た音声信号をディジタル信号に復調する。なお、モデム
5としては種々の能力の製品が存在するが、この例では
V.34通信手順が可能なモデムであるとする。V.34通信手
順が可能なモデムは一般的には、通信実行中に通信速度
の変更が可能であると共に、通信相手から受信した信号
からその時点の通信回線の状況、具体的には S/N, 帯域
幅のデータをステータスとして外部からモニタ可能であ
る。
【0029】なお、モデム5はデータレジスタ50有して
おり、このデータレジスタ50にはモデムが動作するため
に必要な種々のデータ、たとえば通信可能なデータレー
ト等が記憶されている。
【0030】CPU1には更に、読取部6, 画像メモリ7,
コーデック8, 記録部9, 操作部10, 表示部11等が接続
されている。読取部6はたとえば CCDイメージセンサ等
を利用して原稿画像の読み取りを行なう。画像メモリ7
は、読取部6が読み取った画データを記憶し、また外部
から回線L及びモデム5を介して受信した画データを記
憶する。コーデック8は、送信すべき画データを符号化
し、また受信した画データを復号化する。記録部9は受
信画データまたは読取部6が読み取った画データを記録
紙(用紙)上に記録する。操作部10は電話番号等の数字
を入力するためのテンキー, ワンタッチキー, 短縮キ
ー, 種々の動作を指示するための操作キー等で構成され
ている。表示部11は、操作部10の操作により入力された
電話番号等の種々の情報を表示する CRTディスプレイま
たはLCD(液晶表示装置) 等で構成されている。
【0031】次に、上述のような構成の本発明装置とし
てのファクシミリ装置の動作について、ROM 2に設定さ
れる交信速度制御テーブル21の内容を示す図2の模式図
と、CPU1の動作手順を示す図3のフローチャートとを参
照して以下に説明する。
【0032】まず、図2の模式図を参照して交信速度制
御テーブル21について説明する。この交信速度制御テー
ブル21はROM 2内の適宜の記憶領域に予め記憶されてお
り、図2に示されているように、 S/Nに対応してV.34通
信手順で規定されている通信速度 (データレート) が予
め最適に設定されている。そして、通信開始時点におけ
るラインプロービングの結果、その時点の S/Nがたとえ
ば1D(H) であれば最適データレートとして28.8kbpsが選
択されることになる。但し、(H) は16進数を表してい
る。
【0033】次に、本発明装置が受信側 (着呼側) 装置
になった場合のCPU1による実際の制御手順について、図
3に示されているフローチャートを参照して説明する。
なお、以下の説明では、送信側 (発呼側) 装置も本発明
装置と同等の機能を有していることを前提とする。
【0034】まず、着呼があると、CPU1は前述の図4に
示されている従来例と同様の手順でフェーズ1,フェー
ズ2の処理を行なう (ステップS11)。この結果、フェー
ズ2において前述の如くラインプロービングが行なわれ
るので、CPU1はモデム5からS/N(但し、交信速度制御テ
ーブル21に示されている16進数のしきい値) を読み取り
(ステップS12)、またROM 2から交信速度制御テーブル
21をRAM 3にロードする (ステップS13)。
【0035】次に、CPU1は上述のようにしてモデム5か
ら読み取った S/Nと、交信速度制御テーブル21から読み
取った S/Nとを比較し (ステップS14)、前者が後者より
小さいという条件に適合するデータレートが存在する場
合には (ステップS14 で”YES ”) 、モデム5から読み
取った S/Nに対応するデータレート以上のデータレート
が使用禁止になるように、モデム5のデータレジスタ50
に記憶されているデータレートのデータをマスクする
(ステップS15)。たとえば、モデム5から読み取った S/
Nの値が”1F”であったとすると、図2に示されている
交信速度制御テーブル21のしきい値の欄では”1F”より
高いしきい値に対応するデータレート、即ち31.2kbps及
び33.6kbpsがマスクされて使用禁止にされる。
【0036】一方、モデム5から読み取った S/Nが交信
速度制御テーブル21から読み取ったS/Nより小さいとい
う条件に適合するデータレートが存在しない場合には
(ステップS14 で”NO”) 、CPU1はそのままステップS16
へ処理を進める。換言すれば、ステップS14 におい
て”YES ”であった場合には、モデム5から読み取った
S/Nに対応するデータレートが最適の通信速度と見なさ
れ、ステップS14 において”NO”であった場合には、ラ
インプロービングで決定されたデータレートが最適の通
信速度と見なされる。
【0037】上述のステップS15 の処理が済んだ後、及
びステップS14 で”NO”であった場合には、前述の従来
例の図4に示されているのと同様にフェーズ3が実行さ
れ (ステップS16)、次にフェーズ4の速度指定信号MPh
の交換により通信速度(データレート) が決定される
(ステップS17)。勿論、モデム5のデータレジスタ50の
データレートに関するデータは前述のように既にマスク
されているので、その状態において最高のデータレート
が通信速度として決定される。
【0038】この後、従来例と同様にして、CPU1は送信
側装置とのハンドシェーク処理を行ない、ファクシミリ
画像データを受信する (ステップS18)。
【0039】ここで注意すべき点は、前述の従来例では
図5, 図6または図7に示されているように、ファクシ
ミリ画像データの各頁の切れ目において通信速度の変
更、特に受信側装置においてエラー無しで受信出来た場
合に通信速度を上げる変更が行なわれるが、本発明にお
いてはエラー発生により通信速度を下げることはあって
も、マスクされた通信速度まで通信速度を上げることは
しない。このことにより、通信速度を上げた場合のエラ
ー発生に起因する再送信等の無駄な制御は行なわれない
ので、現実的にはもっとも迅速に通信が終了する。
【0040】なお、一旦通信が終了して再度通信が開始
される場合には、上述同様の処理により、通信開始時点
での最適な通信速度 (データレート) が新たに決定され
ることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の通信端末
装置によれば、前手順により検出された通信回線の S/N
に対応して予め定められているデータレートより高いデ
ータレートでの通信が禁じられるため、通信エラーの発
生が抑制されて実質的に通信時間が短縮される。
【0042】また、通信回線の S/Nに対応した最適なデ
ータレート、またはモデムが前手順で決定した最適なデ
ータレートのいずれかで通信が行なわれるため、事実
上、通信エラーが発生しない最高のデータレートで通信
が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置をファクシミリ装置とし
て具体化した場合の実施の形態の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の通信端末装置の交信速度制御テーブル
の内容例を示す模式図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】一般的なV.34通信手順の前手順としての V.8通
信手順を説明するための模式図である。
【図5】一般的なV.34通信手順を説明するための模式図
である。
【図6】一般的なV.34通信手順を説明するための模式図
である。
【図7】一般的なV.34通信手順を説明するための模式図
である。
【符号の説明】
1 CPU 、3 RAM 、5 モデム、2 ROM 、21 交信
速度制御テーブル、3RAM 、50 データレジスタ、L
通信回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データレートの設定が本来の通信に先立
    つ前手順により、また変更が通信途中においてそれぞれ
    可能で且つ通信回線のS/Nを検出可能なモデムと、前
    記前手順において前記モデムが検出する通信回線のS/
    Nに対応して予め定められているデータレートより高い
    データレートでの前記モデムによる通信を禁じる制御手
    段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 通信回線のS/Nとそれに対応する最適
    データレートとを記憶した記憶手段を備え、前記制御手
    段は、前記モデムが前手順において検出したS/Nより
    大きいS/Nに対応して前記記憶手段に記憶されている
    データレートより高いデータレートでの通信を禁じるべ
    くなしたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記モデムはデータレジスタを有し、前
    記制御手段は、前記モデムが前手順において検出したS
    /Nより大きいS/Nに対応して前記記憶手段に記憶さ
    れているデータレートより高いデータレートをマスクし
    たデータを前記データレジスタに書き込むべくなしたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
JP9234824A 1997-08-29 1997-08-29 通信端末装置 Pending JPH1175046A (ja)

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