JPH1174946A - データ送信方式 - Google Patents

データ送信方式

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JPH1174946A
JPH1174946A JP9231399A JP23139997A JPH1174946A JP H1174946 A JPH1174946 A JP H1174946A JP 9231399 A JP9231399 A JP 9231399A JP 23139997 A JP23139997 A JP 23139997A JP H1174946 A JPH1174946 A JP H1174946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
data
data transmission
call
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP9231399A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehide Aoki
重英 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP9231399A priority Critical patent/JPH1174946A/ja
Publication of JPH1174946A publication Critical patent/JPH1174946A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回線品質悪化時も着信に失敗する頻度を少なく
できるようにする。 【解決手段】受信側システム2との間で呼の接続のため
の送受信を行っているときに、第一層4は回線の状態を
監視して回線品質悪化を検知し第一層・第三層レイヤ間
インタフェース7を介して第三層6に通知する。第三層
6は呼の接続のためのデータを第二層5を経由して送信
しタイマを起動する。そして、第一層4が、第三層6が
送信したデータの送信を、例えば、失敗する。第三層6
は送信したデータに対応する応答を受信できずに、起動
したタイマのタイムアップを検出し、回線品質悪化の通
知を第一層4より受けているときには、呼の接続のため
のデータを再送する。そして、データの送信に失敗した
後に回線品質の状態が変化し回線品質良好になっている
と、データの再送が成功し、第三層6は再送したデータ
に対応する応答を受け、着信に成功する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ送信方式に関
し、特にOSI参照モデルの第一層から第三層を有する
システムにおけるデータの再送を行うデータ送信方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ送信方式はOSI
参照モデルの第一層から第三層を有し、送信が失敗した
ときにデータの再送を行うために用いられている。
【0003】この従来のデータ送信方式のブロック図で
ある図3を参照すると、従来のデータ送信方式は、物理
層として通信の電気的,物理的制御を行う第一層と、デ
ータリンク層として論理リンクレイヤ上での第三層情報
の転送を行う第二層と、ネットワーク層として呼の設定
や解放等の呼制御を行う第三層とを有する構成である。
なお図3は、受信側システム2と網3とを併せて示して
いる。そして、従来のデータ送信方式のOSI参照モデ
ルにおける第三層は、呼の接続に関する管理を行い、デ
ータの送信時には、デジタル式自動車システム標準規格
(RCR STD−27D)等の第三層で規定されるタ
イマの規定(すなわち、送信したデータに対応する応答
を予め定めた時間経過しても受信しなかったときに、タ
イムアウトによって呼を切断する規定)にしたがってい
る。また、従来のデータ送信方式では、受信側とのデー
タのやりとりの制御は、OSI参照モデルの第二層の有
する確認形情報転送サービスによって管理されており、
送信が失敗したときにデータの再送を行うようにしてい
る。
【0004】次に、従来のデータ送信方式の動作を図4
を参照して説明する。
【0005】図4は、従来のデータ送信方式の動作を示
す図である。
【0006】図3において、網3を介して受信側システ
ム2との間で、認証要求,認証応答,チャネル指定等の
呼の接続のための送受信を行っているときに(S4
1)、第三層は呼の接続のためのデータを第二層を経由
して送信しタイマを起動する(S42)。第一層は回線
の状態を監視して回線品質悪化を検知しており回線品質
悪化のために第三層が送信したデータの送信に失敗する
(S43)。ここで、第一層は回線品質悪化を検知して
もこの情報を上位層に通知しない。そして、第三層は送
信したデータに対応する応答を受信するまえに、起動し
たタイマのタイムアップを検出しタイムアウトを送信し
(S44)、着信に失敗する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
送信方式は、回線の品質が悪化したときに第三層が送信
したデータの送信を第一層が失敗すると、第三層は、送
信したデータに対応する応答を受信するまえにタイマの
タイムアップを検出しタイムアウトを送信するので、着
信に失敗するため、回線の品質が悪化すると着信に失敗
する頻度が多くなるという問題がある。
【0008】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、回線の品質が悪化しても着信に失敗する頻
度を少なくできるデータ送信方式を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送信方式
は、OSI参照モデルの第一層から第三層を有するシス
テムのデータ送信方式において、前記第一層が監視して
いる回線状態を前記第三層に通知し、その回線状態に基
づいて前記第三層がデータの再送を行うようにしてい
る。
【0010】また、本発明のデータ送信方式は、OSI
参照モデルの第一層から第三層を有するシステムのデー
タ送信方式において、回線の状態を監視しこの回線状態
を通知する第一層と、呼の接続処理中に呼の接続ために
送信したデータに対応する応答を予め定めた時間経過し
ても受信しなかったときに、前記第一層から通知された
前記回線状態が回線品質悪化を示す場合、呼の接続ため
に送信した前記データを再送するようにした第三層と、
を備えて構成されている。
【0011】さらに、本発明のデータ送信方式の前記第
三層は、呼の接続ための前記データを送信したときに、
前記予め定めた時間経過後に経過したことを示すタイマ
を起動するようにしている。
【0012】また、本発明のデータ送信方式は、前記第
一層が監視している前記回線状態を前記第三層に通知す
るためにレイヤ間インタフェースを前記第一層と前記第
三層との間に備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明のデータ送信方式の一つの
実施の形態を示すブロック図である。
【0015】図1に示す本実施の形態は、OSI参照モ
デルの第一層4から第三層6を有するシステムのデータ
送信方式において、回線の状態を監視しこの回線状態を
通知する第一層4と、呼の接続処理中に呼の接続ために
送信したデータに対応する応答を予め定めた時間経過し
ても受信しなかったときに、第一層4から通知された回
線状態が回線品質悪化を示す場合、呼の接続ために送信
したデータを再送するようにした第三層6とにより構成
されている。
【0016】第三層6は、呼の接続ためのデータを送信
したときに、予め定めた時間経過後に経過したことを示
すタイマを起動するようにしている。
【0017】また、第一層4が監視している回線状態を
第三層6に通知するためにレイヤ間インタフェース(第
一層・第三層レイヤ間インタフェース7)を第一層4と
第三層6との間に備えている。
【0018】そして、第一層4は物理層として通信の電
気的,物理的制御を行い、第二層5はデータリンク層と
して論理リンクレイヤ上での第三層6の情報の転送を行
い、第三層6はネットワーク層として呼の設定や解放等
の呼制御を行う。また、レイヤ間インタフェース8は各
層間のデータ転送を行う。
【0019】なお、図1には、受信側システム2と網3
とを併せて示している。
【0020】次に、本実施の形態のデータ送信方式の動
作を図2を参照して詳細に説明する。
【0021】図2は、本発明の実施の形態の動作の一例
を示す図である。
【0022】図1において、網3を介して受信側システ
ム2との間で、認証要求,認証応答,チャネル指定等の
呼の接続のための送受信を行っているときに(S21)
第一層4は回線の状態を監視して回線品質悪化を検知し
回線品質悪化を第一層・第三層レイヤ間インタフェース
7を介して第三層6に通知する(S22)。第三層6は
呼の接続のためのデータを第二層5を経由して送信しタ
イマを起動する(S23)。そして、第一層4が回線品
質の悪化のために第三層6が送信したデータの網3への
送信を、例えば、失敗する(S24)。第三層6は送信
したデータに対応する応答を受信できずに、起動したタ
イマのタイムアップを検出し(S25)、回線品質悪化
の通知を第一層4より受けているときには、呼の接続の
ためのデータを第二層5を経由して再送する(S2
6)。そして、ステップS24でデータの送信に失敗し
た後に回線品質の状態が変化し回線品質悪化から回線品
質良好になっていると(S27)、ステップS26での
データの再送が成功し、第三層6は再送したデータに対
応する応答を受け(S28)、着信に成功する。ステッ
プS25でタイムアップを検出したときに、回線品質悪
化の通知を第一層4より受けていない場合には、タイム
アウトを送信し着信に失敗する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ送
信方式によれば、第一層が監視している回線状態を第一
層と第三層との間に備えたレイヤ間インタフェースを介
して第三層に通知し、第三層は、呼の接続処理中に呼の
接続ために送信したデータに対応する応答を予め定めた
時間経過しても受信しなかったときに、第一層から通知
された回線状態が回線品質悪化を示す場合、呼の接続た
めに送信したデータを再送するようにしたので、データ
の送信に失敗した後に回線状態が回線品質悪化から回線
品質良好に変化したときにはデータの再送が成功するの
で、回線の品質が悪化しても着信に失敗する頻度を少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ送信方式の一つの実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作の一例を示す図であ
る。
【図3】従来のデータ送信方式のブロック図である。
【図4】従来のデータ送信方式の動作を示す図である。
【符号の説明】
2 受信側システム 3 網 4 第一層 5 第二層 6 第三層 7 第一層・第三層レイヤ間インタフェース 8 レイヤ間インタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OSI参照モデルの第一層から第三層を
    有するシステムのデータ送信方式において、前記第一層
    が監視している回線状態を前記第三層に通知し、その回
    線状態に基づいて前記第三層がデータの再送を行うよう
    にしたことを特徴とするデータ送信方式。
  2. 【請求項2】 OSI参照モデルの第一層から第三層を
    有するシステムのデータ送信方式において、 回線の状態を監視しこの回線状態を通知する第一層と、 呼の接続処理中に呼の接続ために送信したデータに対応
    する応答を予め定めた時間経過しても受信しなかったと
    きに、前記第一層から通知された前記回線状態が回線品
    質悪化を示す場合、呼の接続ために送信した前記データ
    を再送するようにした第三層と、 を備えたことを特徴とするデータ送信方式。
  3. 【請求項3】 前記第三層は、呼の接続ための前記デー
    タを送信したときに、前記予め定めた時間経過後に経過
    したことを示すタイマを起動するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のデータ送信方式。
  4. 【請求項4】 前記第一層が監視している前記回線状態
    を前記第三層に通知するためにレイヤ間インタフェース
    を前記第一層と前記第三層との間に備えたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のデータ送信方式。
JP9231399A 1997-08-27 1997-08-27 データ送信方式 Pending JPH1174946A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012085244A (ja) * 2010-10-15 2012-04-26 Fujitsu Ltd シリアル伝送装置、情報処理装置、及びシリアル伝送方法
DE112018007489B4 (de) 2018-05-21 2022-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationsvorrichtung, kommunikationsverfahren und kommunikationsprogramm
US11463369B2 (en) 2018-08-23 2022-10-04 Mitsubishi Electric Corporation Communication device, communication method and computer readable medium

Cited By (4)

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JP2012085244A (ja) * 2010-10-15 2012-04-26 Fujitsu Ltd シリアル伝送装置、情報処理装置、及びシリアル伝送方法
DE112018007489B4 (de) 2018-05-21 2022-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationsvorrichtung, kommunikationsverfahren und kommunikationsprogramm
US11677515B2 (en) 2018-05-21 2023-06-13 Mitsubishi Electric Corporation Retransmission control device, method, and computer readable medium for time sensitive network communications
US11463369B2 (en) 2018-08-23 2022-10-04 Mitsubishi Electric Corporation Communication device, communication method and computer readable medium

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020312