JPH1173905A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JPH1173905A
JPH1173905A JP9234466A JP23446697A JPH1173905A JP H1173905 A JPH1173905 A JP H1173905A JP 9234466 A JP9234466 A JP 9234466A JP 23446697 A JP23446697 A JP 23446697A JP H1173905 A JPH1173905 A JP H1173905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、半導体ウェーハの回路パターン像
等を取得する検査装置に関し、特に試料全体から一部分
までを高速かつ高感度に検査することができる。 【解決手段】 ステージ1と、試料に電子ビームを照射
する照射手段2と、電子ビームの照射によって試料から
発生する二次電子等から試料の画像情報を生成する電子
検出手段3と、ステージ1を駆動するステージ駆動手段
4と、二次ビームを偏向する偏向手段5とを備え、電子
検出手段3は、蛍光部6と、TDIアレイCCDセンサ
7と、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷を
シフトさせる制御部8とを備えて構成され、試料の移動
に応じて、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電
荷をシフトさせるステージ走査モードと、偏向手段5に
よる電子検出手段3に投影される二次ビームの投影位置
に応じて、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電
荷をシフトさせる偏向器走査モードとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
ェーハの回路パターン像等を取得する検査装置に関し、
特に、試料の全体と局所部分とを検査することができる
パターン検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のLSIの高集積化に伴い、ウェー
ハ、マスクなどの試料に要求される欠陥検出感度は、よ
り一層高くなってきている。例えば、DRAMのパター
ン寸法0.25μmウェーハパターンに対して欠陥箇所
を検出する場合には、0.1μmの検出感度が必要とさ
れている。また、検出感度の高感度化とともに検出速度
の高速化も満足させた検査装置の要求が高まってきてい
る。これらの要求に応えるべく、電子ビームを用いた表
面検査装置が開発されている。
【0003】例えば、特開平7−249393号公報に
記載されているように、矩形陰極と四極子レンズとによ
ってビーム断面形状を矩形状または楕円形状に成形する
パターン検査装置が公知である。このパターン検査装置
は、従来の走査型電子顕微鏡のように電子ビームをスポ
ット状に集束させて試料面上を走査するのではなく、矩
形状の一定のビーム照射領域を有する矩形ビームで走査
するため、短時間で試料面上を走査することができ、検
出速度の高速化を実現することができる。
【0004】しかしながら、矩形ビームは、スポットビ
ームと比較すると、ビーム照射領域が広い分、単位面積
当たりに照射されるビーム量(電流密度)が低下し、検
出画像のコントラストが低下するという問題点があっ
た。そこで、本出願人は、この課題を解決するパターン
検査装置を特願平9−1178号出願により提案した。
【0005】図13は、このパターン検査装置を説明す
る図である。図13において、パターン検査装置は、一
次コラム51、ステージ52、二次コラム53を有して
いる。一次コラム51の真下にステージ52が配置さ
れ、ステージ52上には、試料54が載置される。試料
54から発生する二次電子を検出する位置に二次コラム
53が斜めに配置される。
【0006】一次コラム51の内部には、電子銃55が
配置され、電子銃55から照射される電子ビームの光軸
上に、一次光学系56が配置される。また、二次コラム
53の内部には、試料からの二次ビームの光軸上に、カ
ソードレンズ57および二次光学系58が配置される。
さらに、二次光学系58を介して二次ビームが集束する
位置に検出器59が配置される。検出器59は、TDI
(Time Delay Integration:時間遅延積分型)アレイC
CDセンサを有しており、光電信号はCCDカメラ駆動
制御部60を介して、CPU61に入力される。
【0007】CPU61は、一次コラム制御ユニット6
2、二次コラム制御ユニット63およびステージ駆動機
構64に制御信号を出力する。一次コラム制御ユニット
62は、一次光学系56に対して、また、二次コラム制
御ユニット63は、カソードレンズ57および二次光学
系58に対してレンズ電圧制御を行う。また、ステージ
駆動機構64は、ステージ52をXY方向に駆動する。
【0008】さらに、ステージ52の位置情報がレーザ
干渉計ユニット65を介してCCDカメラ駆動制御部6
0に入力される。次に、このパターン検査装置の動作に
ついて説明する。一次コラム51内の電子銃55から電
子ビーム(一次ビーム)が照射される。一次ビームは、
一次光学系56によってビーム断面が矩形状または楕円
形状に成形されて、試料面上に照射される。その際、ビ
ーム照射領域は、一定面積を有する矩形状または楕円形
状になる。
【0009】試料54にビームが照射されると、そのビ
ーム照射領域から二次電子(二次ビーム)が発生する。
二次ビームは、カソードレンズ57および二次光学系5
8により集束されて、検出器59の検出面に、所定の倍
率で拡大投影される。検出器59は、二次ビームを光信
号に変換し、TDIアレイCCDセンサによって、さら
に光電変換され、画像信号が生成される。なお、このT
DIアレイCCDセンサの撮像動作については後述す
る。
【0010】CCDカメラ駆動制御部60は、検出器5
9から画像信号を取り出し、CPU61に出力する。以
下、ステージ52をXY方向に駆動して、試料の所定箇
所に電子ビームを照射し、画像検出を繰り返す。ここ
で、このパターン検査装置の特徴点であるTDIアレイ
CCDセンサの撮像動作について、図14を用いて説明
する。
【0011】図14(1)に示すように、電子ビーム
は、今試料54の所定箇所に照射されている。このと
き、TDIアレイCCDセンサには、図14(2)に示
すように、電子ビームが照射されている箇所に対応する
水平走査ラインAに、信号電荷が蓄積される。次に、C
PU61は、所定のタイミングで、図14(3)に示す
ようにステージ52および試料54をY方向に一水平走
査ライン分だけ移動させる。それと同時に、CCDカメ
ラ駆動制御部60は、ラインAに蓄積される信号電荷を
ラインBに転送する。したがって、図14(4)に示す
ように、ラインBには、前回時に蓄積された信号電荷と
今回の撮像時に得た信号電荷が加算されて累積される。
【0012】図14(5)に示すように、CPU61は
さらに一水平走査ライン分だけステージ52および試料
54を移動させる。それと同時に、CCDカメラ駆動制
御部60は、図14(6)に示すように、ラインAの信
号電荷をラインBに、ラインBの信号電荷をラインCに
転送する。したがって、ラインCには、前々回、前回、
今回の撮像時に得た信号電荷が加算されて蓄積される。
【0013】以上の動作を繰り返すと、水平走査ライン
の本数分だけ試料の同一箇所の信号電荷を加算して累積
させることができる。すなわち、TDIアレイCCDセ
ンサは、信号電荷を遅延させて撮像を繰り返し行うこと
で、試料の同一箇所の信号電荷を累積加算して増加させ
ることができる。これにより、試料の電流密度を増加さ
せ、検出画像のS/Nの向上を図ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パターン検査装置では、試料全体などの広範囲の画像を
検出する場合には適当だが、試料の局所領域を検出する
際には、以下の弊害が考えられる。例えば、試料の検出
領域が小さくなるに従って、相対的にステージの動作範
囲も小さくなる。これは、ステージの位置合わせ動作、
移動動作、停止動作等の全ての動作に関して高精度かつ
安定した制御が要求されることになり、より小さな局所
領域を検出するためには、さらなるステージ制御の高精
度化が求められる。
【0015】また、ステージは移動停止動作を繰り返す
ため、ステージに振動(ハンチング)が生じる。このと
き、試料の局所領域は、拡大投影されているので、軽微
なハンチングでさえも、検出画像にノイズとなって現
れ、S/Nが低下するという問題点が考えられた。そこ
で、請求項1に記載の発明は、上述の問題点を解決する
ために、ステージ制御の精度に関わらず、試料の広範囲
領域から局所領域までを高感度に検出することができる
パターン検査装置を提供することを目的とする。
【0016】請求項2に記載の発明は、自動的にパター
ンの欠陥箇所を検出するパターン検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の原理ブロック図である。
【0018】請求項1に記載の発明は、試料が載置さ
れ、駆動可能なステージ1と、ステージ1に載置される
試料に電子ビームを照射する照射手段2と、電子ビーム
の照射によって、試料から発生する二次電子、反射電子
または後方散乱電子の少なくとも1種が、二次ビームと
して投影され、試料の画像情報を生成する電子検出手段
3と、ステージ1を駆動するステージ駆動手段4と、二
次ビームを偏向する偏向手段5とを備え、電子検出手段
3は、二次ビームを光に変換する蛍光部6と、その光を
光電変換し、変換された電荷を蓄積するTDIアレイC
CDセンサ7と、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積さ
れる電荷をシフトさせる制御部8とを備えて構成され、
ステージ駆動手段による試料の移動により、電子検出手
段3に投影される二次ビームの投影位置が変動し、その
変動に応じて、制御部8は、TDIアレイCCDセンサ
7に蓄積される電荷をシフトさせるステージ走査モード
と、偏向手段5によって電子検出手段3に投影される二
次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、制御
部8は、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷
をシフトさせる偏向器走査モードとを有することを特徴
とする。
【0019】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載のパターン検査装置において、ステージ走査モードま
たは偏向器走査モードにおいて、電子検出手段3により
生成された試料の画像情報から欠陥箇所を検出する欠陥
検出手段9を備えて構成する。
【0020】(作用)請求項1に記載のパターン検査装
置では、ステージ走査モードと偏向器操作モードとを有
している。
【0021】ステージ走査モードは、ステージ1および
その上に載置される試料を連続的に移動させながら撮像
し、TDIアレイCCDセンサ7に電荷を蓄積させる。
このとき、試料の移動に応じて、TDIアレイCCDセ
ンサ7に蓄積される電荷をシフト(転送)する。一方、
偏向器操作モードは、試料に電子ビームが照射されてい
る状態で、偏向手段5を用いて、電子検出手段3に投影
される二次ビームの投影位置を動かして撮像し、TDI
アレイCCDセンサ7に電荷を蓄積させる。これによ
り、試料を移動させながら撮像した状態と同じ状態を実
現している。このとき、二次ビームの投影位置の変動に
応じて、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷
をシフトする。
【0022】請求項2に記載のパターン検査装置では、
欠陥検出手段9は、試料の画像情報から、例えば、テン
プレートパターンマッチング等によって欠陥箇所を検出
する。このとき、まずステージ走査モードにおいて試料
全体の欠陥箇所をサーチし、その後、偏向器操作モード
において各欠陥箇所を細かく観察してもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。
【0024】図3は、本実施形態の全体構成図である。
また、図4は、検出器36の構成を示す図である。さら
に、図5は、一次ビームの軌道を示す図であり、図6
は、二次ビームの軌道を示す図である。なお、本実施形
態は、請求項1、2に記載の発明に対応する。図3にお
いて、パターン検査装置は、一次コラム21、二次コラ
ム22、チャンバー23を有している。
【0025】二次コラム22の側面には、一次コラム2
1が斜めに接続しており、二次コラム22の下部にはチ
ャンバー23が配置される。一次コラム21の内部に
は、電子銃24が設けられており、電子銃24から照射
される電子ビーム(一次ビーム)の光軸上に、一次光学
系25が配置され、さらにその先には、二次コラム22
内部にあるウィーンフィルタ29が光軸に対して斜めに
配置される。
【0026】一方、チャンバー23の内部にはステージ
26が設置され、ステージ26上には試料27が載置さ
れる。また、二次コラム22の内部には、試料27から
発生する二次ビームの光軸上に、カソードレンズ28、
ウィーンフィルタ29、ニューメニカルアパーチャ3
0、第1レンズ31、フィールドアパーチャ32、第2
レンズ33、第3レンズ34、偏向器35および検出器
36が配置される。
【0027】図4において、検出器36は、第1のMC
P(マイクロチャネルプレート)45aと、第2のMC
P45bと、蛍光面46を塗布したFOP(ファイバオ
プティックプレート)47と、TDIアレイCCDセン
サを搭載したCCDカメラ48とから構成される。検出
器36の入出力端子は、CCDカメラ駆動制御部37の
入出力端子と接続され、CCDカメラ駆動制御部37の
出力は、CPU38を介してCRT39に入力される。
【0028】また、CPU38は、一次コラム制御ユニ
ット40、二次コラム制御ユニット41、偏向駆動制御
部42、ステージ駆動機構43に制御信号を出力する。
一次コラム制御ユニット40は、一次光学系25のレン
ズ電圧を制御し、二次コラム制御ユニット41は、カソ
ードレンズ28、第1レンズ31、第2レンズ33、第
3レンズ34の各レンズ電圧を制御し、偏向駆動制御部
42は、偏向器35に印加する電圧を制御し、ステージ
駆動機構43は、ステージ26のXY方向の駆動制御を
行う。
【0029】また、CCDカメラ駆動制御部37には、
レーザ干渉計ユニット44からの制御信号および偏向駆
動制御部42からの制御信号が入力される。さらに、一
次コラム21、二次コラム22、チャンバー23は、真
空排気系(不図示)と繋がっており、真空排気系のター
ボポンプにより排気されて、内部は真空状態を維持して
いる。
【0030】なお、請求項1に記載の発明と、本実施形
態との対応関係については、ステージ1は、ステージ2
6に対応し、照射手段2は、電子銃24および一次光学
系25に対応し、電子検出手段3は、検出器36に対応
し、ステージ駆動手段4は、CPU38およびステージ
駆動機構43に対応し、偏向手段5は、偏向器35およ
び偏向駆動制御部42に対応し、蛍光部6は蛍光面46
およびFOP47に対応し、TDIアレイCCDセンサ
7はCCDカメラ48に対応し、制御部8はCCDカメ
ラ駆動制御部37に対応する。
【0031】また、請求項2に記載の発明と、本実施形
態の対応関係については、上述の対応関係と併せて、欠
陥検出手段9は、CPU38の画像処理部に対応する。
図5に示すように、電子銃24からの一次ビームは、一
次光学系25によってレンズ作用を受けて、ウィーンフ
ィルタ29に入射する。ここでは電子銃のチップとし
て、矩形陰極で大電流を取り出すことができるLaB6
を用いる。また、一次光学系25は、回転軸非対称の四
重極または八重極の静電レンズを使用する。このレンズ
は、いわゆるシリンドリカルズレンズと同様にX軸、Y
軸各々で集束と発散とを引き起こすことができる。この
レンズを2段で構成し、各レンズ条件を最適化すること
によって、照射電子を損失することなく、試料面上のビ
ーム照射領域を、任意の矩形状、または楕円形状に成形
することができる。
【0032】一次ビームがウィーンフィルタ29に入射
すると、ウィーンフィルタ29の偏向作用により軌道が
曲げられる。ウィーンフィルタ29は、磁界と電界を直
交させ、電界をE、磁界をB、荷電粒子の速度をvとし
た場合、E=vBのウィーン条件を満たす荷電粒子のみ
を直進させ、それ以外の荷電粒子の軌道を曲げる。図7
に示すように、一次ビームに対しては、磁界による力F
Bと電界による力FEとが発生し、ビーム軌道は曲げられ
る。一方、二次ビームに対しては、力FBと力FEとが逆
方向に働くため、互いに相殺されて二次ビームはそのま
ま直進する。
【0033】カソードレンズ28を通過した一次ビーム
は、試料27に垂直に照射される。ここでは、試料27
に照射される一次ビームの照射領域は矩形状である。試
料27のビーム照射領域全面からは、二次電子、反射電
子または後方散乱電子が二次ビームとして発生する。す
なわち、この二次ビームは、矩形状の二次元画像情報を
有していることになる。さらに、一次ビームは、試料2
7に垂直に照射されるので、二次ビームは影のない鮮明
な電子像を有する。
【0034】二次ビームは、カソードレンズ28による
レンズ作用を受けながら、レンズを通過し、ウィーンフ
ィルタ29に入射する。ところで、カソードレンズ28
は、3枚の電極で構成されている。一番下の電極は、試
料27側の電位との間で、二次ビームに対して正の電界
を形成し、電子(特に、指向性が小さい二次電子)を引
き込み、効率よくレンズ内に導くように設計されてい
る。また、レンズ作用は、カソードレンズ28の下から
1番目、2番目の電極に電圧を印加し、3番目の電極を
ゼロ電位にすることで行われる。
【0035】カソードレンズ28を通過した二次ビーム
は、ウィーンフィルタ29の偏向作用を受けずに、その
まま直進して、ニューメニカルアパーチャ30を通過す
る。なお、ウィーンフィルタ29に印加する電磁界を変
えることで、二次ビームから、特定のエネルギーを持つ
電子(例えば2次電子、又は反射電子、又は後方散乱電
子)のみを検出器36に導くことができる。
【0036】また、ニューメニカルアパーチャ30は、
開口絞りに相当するもので、二次ビームに対して第1レ
ンズ31、第2レンズ33および第3レンズ34のレン
ズ収差を抑える役割を果たしている。ところで、二次ビ
ームを、カソードレンズ28のみで結像させると、レン
ズ作用が強くなり収差が発生しやすい。そこで、図6に
示すように、第1レンズ31と合わせて、1回の結像を
行わせる。二次ビームは、カソードレンズ28および第
1レンズ31により、フィールドアパーチャ32上で中
間結像を得る。
【0037】この場合、通常、二次光学系として必要な
拡大倍率が、不足することが多いため、中間像を拡大す
るためのレンズとして、第2レンズ33および第3レン
ズ34を加えた構成にする。二次ビームは、第2レンズ
33および第3レンズ34によって拡大結像し、合計2
回結像する。なお、第1レンズ31、第2レンズ33お
よび第3レンズ34はすべて、ユニポテンシャルレンズ
またはアインツェルレンズとよばれる回転軸対称型のレ
ンズである。各レンズは、3枚電極の構成で、通常は外
側の2電極をゼロ電位とし、中央の電極に印加する電圧
で、レンズ作用を行わせて制御する。
【0038】また、中間の結像点には、フィールドアパ
ーチャ32が配置されているが、このフィールドアパー
チャ32は光学顕微鏡の視野絞りと同様に、視野を必要
範囲に制限している。それと同時に、電子ビームの場
合、装置内に散乱する余計な電子を、後段の第2レンズ
33および第3レンズ34と共に遮断して、検出器36
のチャージアップや汚染を防いでいる。なお、拡大倍率
は、この第2レンズ33および第3レンズ34のレンズ
条件(焦点距離)を変えることで設定される。
【0039】二次ビームは、偏向器35を通過して検出
器36の検出面に結像する。なお、このとき、二次ビー
ムは、偏向器35による偏向作用は受けていない。図4
に示すように、二次ビームは、第1のMCP45aに入
射する。二次ビームは、その電流量を第1のMCP45
a内で増幅しながら、第2のMCP45bを経由して蛍
光面46に衝突する。その際、第1のMCP45aの入
口の電位を調節して、二次ビームの加速電圧をMCPの
検出効率の最もよい値に設定する。
【0040】例えば、二次ビームの加速電圧が、+5k
Vの場合、第1のMCP45aの入口の電位をー4.5
kVに設定して減速させ、電子エネルギーを0.5ke
V程度にする。二次ビームの電流増幅率は、第1のMC
P45aと第2のMCP45bとの間に印加される電圧
で規定される。例えば、1kVを印加すると1×104
の増幅率となる。また、第2のMCP45bから出力さ
れる二次ビームの拡がりを可能な限り抑制するために、
第2のMCP45bと蛍光面46との間には、4kV程
度の電圧を印加する。
【0041】蛍光面46では、電子を光学像に変換し、
光学像は、FOP47を通過して、CCDカメラ48で
撮像される。ここでは、蛍光面46での画像サイズとC
CDカメラ48の撮像サイズとを合わせるために、FO
P47で、約1/3に縮小して投影する。
【0042】光学像は、CCDカメラ48のTDIアレ
イCCDセンサにより光電変換され、TDIアレイCC
Dセンサには、信号電荷が蓄積される。CCDカメラ駆
動制御部37は、TDIアレイCCDセンサから画像情
報をシリアルに読み出し、CPU38へ出力する。CP
U38は、CRT39に検出画像を表示させる。次に、
本実施形態の動作上の特徴点であるステージ走査モード
と偏向器操作モードとについて図面を参照して説明す
る。なお、図8は、欠陥箇所検出の動作を説明する流れ
図である。
【0043】(ステージ走査モード)図9に示すよう
に、半導体ウェーハを試料とした場合、ラスタ走査して
チップ全面の画像の検出を行う。その際、一次ビーム
は、固定位置を照射しており、ステージ26を駆動する
ことで、ビームを試料面上に走査させる。ステージ26
上に載置された試料は、CPU38およびステージ駆動
機構43により、一定の速度でY方向に移動する。
【0044】ここでは、検査対象領域として、(X1,
Y1)から(X512,Y256)までの領域が設定さ
れている。TDIアレイCCDセンサは、例えば、51
2×256の画素数を有しており、検査対象領域は、T
DIアレイCCDセンサに適合するように投影される。
今、検査対象領域の(X1,Y1)から(X512,Y
1)までの画像がTDIアレイCCDセンサに撮像され
る。信号電荷は、図10に示すTDIアレイCCDセン
サのROW1に蓄積される。CPU38の指示により、
ステージ26がY方向に移動することで、ビーム照射領
域がTDIアレイCCDセンサの一水平走査ライン分だ
け走査方向に移動する。それと同時に、レーザ干渉計ユ
ニット44は、垂直クロック信号をCCDカメラ駆動制
御部37に送出する。
【0045】垂直クロック信号が入力されると、CCD
カメラ駆動制御部37は、転送パルスを送出し、ROW
1に蓄積された信号電荷をROW2に転送する。ROW
2では、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画
像が撮像されて信号電荷が蓄積されるが、その際、RO
W1から転送されてきた信号電荷と加算されて蓄積され
る。また、ROW1には、(X1,Y2)から(X51
2,Y2)までの画像が撮像され、信号電荷が蓄積され
る。
【0046】以上のように、ステージ26をY方向に順
次駆動することにより、一次ビームは、検査対象領域を
走査する。そして、ステージの駆動に応じて、蓄積電荷
を隣接するROWへ順次転送する。検査対象領域の(X
1,Y256)から(X512,Y256)までの画像が
撮像され、TDIアレイCCDセンサのROW1に蓄積
されるとき、(X1,Y1)から(X512,Y1)まで
の画像は、水平走査ラインの本数分加算累積されて、T
DIアレイCCDセンサのROW256に蓄積される。
【0047】この状態で、TDIアレイCCDセンサに
転送パルスが入力されると、ROW256に蓄積される
信号電荷は、転送ゲート(不図示)を介して、CCDシ
フトレジスタに転送され、CCDカメラ駆動制御部37
を経由してCPU38へ出力される。このように、ステ
ージ26を順次駆動させることにより、一次ビームは試
料を走査することになり、試料画像が、TDIアレイC
CDセンサから一水平走査ラインずつ取り出される。
【0048】以上の動作をチップ全面に対して実施し、
チップ全面の画像を取得する(図8のステップS1)。
チップ全面の画像を取得すると、CPU38は、設計デ
ータに基づいて予め作成されたテンプレート画像とのテ
ンプレートマッチングにより欠陥箇所を特定する。具体
的には、CPU38は、エッジ保存平滑化フィルタによ
る平滑化処理によりノイズの低減を行った後、テンプレ
ート画像と検出画像との相互相関係数を求めて、マッチ
ングしていない箇所、すなわち欠陥箇所を特定する(図
8のステップS2)。CPU38は、欠陥箇所のアドレ
スを内部メモリに記憶する。
【0049】(偏向器操作モード)次に、欠陥箇所があ
った場合(図8のステップS3)、欠陥箇所を拡大表示
する偏向器操作モードについて説明する。CPU38
は、ステージ駆動機構43を介してステージ26を駆動
させ、欠陥箇所に位置を合わせ(図8のステップS
4)、第2レンズ33および第3レンズ34の焦点距離
を変更して欠陥箇所を拡大表示する。
【0050】図11(1)に示すように、今、欠陥箇所
の検査対象領域における(X1,Y1)から(X512,
Y1)までの画像が、図10のTDIアレイCCDセン
サのROW1に撮像蓄積される。CPU38は、設定さ
れている拡大倍率に基づいて偏向器35に印加する電圧
値を算出し、偏向駆動制御部42に制御信号を出力す
る。偏向駆動制御部42は、CPU38からの制御信号
に従って、偏向器35に印加する電圧を制御し、図11
(2)に示すように、検出器36の検出面に投影される
二次ビームの投影位置を、一水平走査ライン分だけ偏向
させて移動させる。
【0051】それと同時に、偏向駆動制御部42は、C
CDカメラ駆動制御部37に垂直クロック信号を送出す
る。CCDカメラ駆動制御部37は、転送パルスを送出
し、ROW1に蓄積された信号電荷をROW2に転送す
る。ROW2では、(X1,Y1)から(X512,Y
1)までの画像が撮像されて信号電荷が蓄積されるが、
その際、ROW1から転送されてきた信号電荷と加算さ
れて蓄積される。また、ROW1には、(X1,Y2)
から(X512,Y2)までの画像が撮像され、信号電
荷が蓄積される。
【0052】以上のように、偏向器35によって二次ビ
ームの投影位置を順次移動させていくことにより、検査
対象領域が走査される。そして、このとき、二次ビーム
の投影位置に応じて、蓄積される信号電荷を隣接するR
OWへ順次転送する。検査対象領域の(X1,Y25
6)から(X512,Y256)の画像が撮像されて、
TDIアレイCCDセンサのROW1に蓄積されると
き、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像
は、水平走査ラインの本数分加算されて、TDIアレイ
CCDセンサのROW256に蓄積される。
【0053】この状態で、転送パルスが入力されると、
ROW256に蓄積される信号電荷は、転送ゲート(不
図示)を介して、CCDシフトレジスタに転送され、C
CDカメラ駆動制御部37を経由してCPU38へ出力
される。このように、偏向器35により二次ビームの投
影位置を順次移動させることにより、試料画像が、TD
IアレイCCDセンサから一水平走査ラインずつ取り出
され、CPU38は、欠陥箇所の画像を取得することが
できる(図8のステップS5)。
【0054】以上の動作を全ての欠陥箇所に対して実施
し、欠陥箇所の画像を順次取得し、画像ファイルとして
記録媒体へ格納が完了するまで繰り返す(図8のステッ
プS6)。このように、本実施形態のパターン検査装置
では、チップ全面に対しては、ステージ26を駆動する
ことにより、ビーム走査を実行し、TDIアレイCCD
センサにより撮像して、欠陥箇所を検出する。一方、欠
陥箇所に対しては、偏向器35によって二次ビームの投
影位置を移動させることにより、試料の走査を行ってい
る。
【0055】したがって、試料全面の画像検出には、ス
テージ走査モードを利用し、試料の局所領域には、偏向
器操作モードを利用することで、試料の欠陥パターン検
出を高速かつ高精度に実行することができる。特に、局
所領域においては、ステージ26を駆動させて撮像する
わけではないため、ステージ26を高精度に制御する必
要がない。また、ステージ26のハンチングによる検出
画像のS/Nの低下が問題視されたが、このような画質
の低下も回避することができる。
【0056】なお、試料の走査方法として、本実施形態
ではラスタ走査を実行したが、それに限定されるもので
はない。また、偏向器操作モードでは、欠陥箇所の大き
さに応じてビーム照射領域を変更してもよい。また、ビ
ーム照射領域の形状は、矩形状に限定されるものではな
い。
【0057】また、パターンマッチングにおけるマッチ
ング手法は、本実施形態で述べた手法に限定されるもの
ではなく、残差逐次検定法(SSDA法)、差分二乗和
など、他のマッチング手法でもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載のパターン検査装置で
は、ステージを駆動させることで、電子ビームが試料を
走査するステージ走査モードと、偏向手段を利用して二
次ビームの投影位置を移動させて撮像する偏向器操作モ
ードとを有している。したがって、検査対象領域が大き
い場合には、ステージ走査モードを利用して高速に画像
を検出し、検査対象領域が小さい場合には、偏向器操作
モードを利用することで、高感度かつ高画質に画像の検
出を行うことができる。特に、局所領域の画像検出は、
ステージを高精度かつ安定させて制御する必要があった
が、偏向器操作モードを利用することで、このようなス
テージの複雑かつ高度な制御が不要になり、極端に狭い
領域を検出する際にも対応することができる。
【0059】請求項2に記載のパターン検査装置では、
ステージ走査モードは、試料全体の欠陥検出に適してい
る。また、偏向器操作モードは、試料の局所領域の欠陥
検出に適している。したがって、2つのモードを組み合
わせて使用することにより、画像の欠陥箇所の検出を高
速かつ高精度に検出することができる。このようにし
て、本発明を適用したパターン検査装置では、ステージ
の駆動を高精度に制御する必要がなく、また、ステージ
の振動によるS/Nの低下を回避することができるた
め、検査の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】本実施形態の全体構成図である。
【図4】検出器の構成を示す図である。
【図5】一次ビームの軌道を示す図である。
【図6】二次ビームの軌道を示す図である。
【図7】ウィーンフィルタを説明する図である。
【図8】欠陥箇所検出の動作を説明する流れ図である。
【図9】ステージ走査モードを説明する図である。
【図10】TDIアレイCCDセンサの構成ブロック図
である。
【図11】偏向器操作モードを説明する図である。
【図12】TDIアレイCCDセンサを搭載した検査装
置の構成図である。
【図13】TDIアレイCCDセンサの動作を説明する
図である。
【符号の説明】
1、26、52 ステージ 2 照射手段 3 電子検出手段 4 ステージ駆動手段 5 偏向手段 6 蛍光部 7 TDIアレイCCDセンサ 8 制御部 9 欠陥検出手段 21、51 一次コラム 22、53 二次コラム 23 チャンバー 24、55 電子銃 25、56 一次光学系 27、54 試料 28、57 カソードレンズ 29 ウィーンフィルタ 30 ニューメニカルアパーチャ 31 第1レンズ 32 フィールドアパーチャ 33 第2レンズ 34 第3レンズ 35 偏向器 36、59 検出器 37、60 CCDカメラ駆動制御部 38、61 CPU 39 CRT 40、62 一次コラム制御ユニット 41、63 二次コラム制御ユニット 42 偏向駆動制御部 43、64 ステージ駆動機構 44、65 レーザ干渉計ユニット 58 二次光学系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/66 H01L 21/66 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が載置され、駆動可能なステージ
    と、 前記ステージに載置される試料に電子ビームを照射する
    照射手段と、 前記電子ビームの照射によって、前記試料から発生する
    二次電子、反射電子または後方散乱電子の少なくとも1
    種が、二次ビームとして投影され、前記試料の画像情報
    を生成する電子検出手段と、 前記ステージを駆動するステージ駆動手段と、 前記二次ビームを偏向する偏向手段とを備え、 前記電子検出手段は、 前記二次ビームを光に変換する蛍光部と、該光を光電変
    換し、変換された電荷を蓄積するTDIアレイCCDセ
    ンサと、該TDIアレイCCDセンサに蓄積される電荷
    をシフトさせる制御部とを備えて構成され、 前記ステージ駆動手段による前記試料の移動により、前
    記電子検出手段に投影される二次ビームの投影位置が変
    動し、その変動に応じて、前記制御部は、前記TDIア
    レイCCDセンサに蓄積される電荷をシフトさせるステ
    ージ走査モードと、 前記偏向手段によって前記電子検出手段に投影される二
    次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、前記
    制御部は、前記TDIアレイCCDセンサに蓄積される
    電荷をシフトさせる偏向器走査モードとを有することを
    特徴とするパターン検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターン検査装置にお
    いて、 前記ステージ走査モードまたは前記偏向器走査モードに
    おいて、前記電子検出手段により生成された試料の画像
    情報から欠陥箇所を検出する欠陥検出手段を備えたこと
    を特徴とするパターン検査装置。
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