JP4042185B2 - パターン検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、半導体ウェーハの回路パターン像等を取得する検査装置に関し、特に、試料の全体と局所部分とを検査することができるパターン検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のLSIの高集積化に伴い、ウェーハ、マスクなどの試料に要求される欠陥検出感度は、より一層高くなってきている。例えば、DRAMのパターン寸法0.25μmウェーハパターンに対して欠陥箇所を検出する場合には、0.1μmの検出感度が必要とされている。また、検出感度の高感度化とともに検出速度の高速化も満足させた検査装置の要求が高まってきている。これらの要求に応えるべく、電子ビームを用いた表面検査装置が開発されている。
【0003】
例えば、特開平7−249393号公報に記載されているように、矩形陰極と四極子レンズとによってビーム断面形状を矩形状または楕円形状に成形するパターン検査装置が公知である。このパターン検査装置は、従来の走査型電子顕微鏡のように電子ビームをスポット状に集束させて試料面上を走査するのではなく、矩形状の一定のビーム照射領域を有する矩形ビームで走査するため、短時間で試料面上を走査することができ、検出速度の高速化を実現することができる。
【0004】
しかしながら、矩形ビームは、スポットビームと比較すると、ビーム照射領域が広い分、単位面積当たりに照射されるビーム量(電流密度)が低下し、検出画像のコントラストが低下するという問題点があった。
そこで、本出願人は、この課題を解決するパターン検査装置を特願平9−1178号出願により提案した。
【0005】
図13は、このパターン検査装置を説明する図である。
図13において、パターン検査装置は、一次コラム51、ステージ52、二次コラム53を有している。一次コラム51の真下にステージ52が配置され、ステージ52上には、試料54が載置される。試料54から発生する二次電子を検出する位置に二次コラム53が斜めに配置される。
【0006】
一次コラム51の内部には、電子銃55が配置され、電子銃55から照射される電子ビームの光軸上に、一次光学系56が配置される。
また、二次コラム53の内部には、試料からの二次ビームの光軸上に、カソードレンズ57および二次光学系58が配置される。さらに、二次光学系58を介して二次ビームが集束する位置に検出器59が配置される。検出器59は、TDI(Time Delay Integration:時間遅延積分型)アレイCCDセンサを有しており、光電信号はCCDカメラ駆動制御部60を介して、CPU61に入力される。
【0007】
CPU61は、一次コラム制御ユニット62、二次コラム制御ユニット63およびステージ駆動機構64に制御信号を出力する。一次コラム制御ユニット62は、一次光学系56に対して、また、二次コラム制御ユニット63は、カソードレンズ57および二次光学系58に対してレンズ電圧制御を行う。また、ステージ駆動機構64は、ステージ52をXY方向に駆動する。
【0008】
さらに、ステージ52の位置情報がレーザ干渉計ユニット65を介してCCDカメラ駆動制御部60に入力される。
次に、このパターン検査装置の動作について説明する。
一次コラム51内の電子銃55から電子ビーム(一次ビーム)が照射される。一次ビームは、一次光学系56によってビーム断面が矩形状または楕円形状に成形されて、試料面上に照射される。その際、ビーム照射領域は、一定面積を有する矩形状または楕円形状になる。
【0009】
試料54にビームが照射されると、そのビーム照射領域から二次電子(二次ビーム)が発生する。二次ビームは、カソードレンズ57および二次光学系58により集束されて、検出器59の検出面に、所定の倍率で拡大投影される。
検出器59は、二次ビームを光信号に変換し、TDIアレイCCDセンサによって、さらに光電変換され、画像信号が生成される。なお、このTDIアレイCCDセンサの撮像動作については後述する。
【0010】
CCDカメラ駆動制御部60は、検出器59から画像信号を取り出し、CPU61に出力する。以下、ステージ52をXY方向に駆動して、試料の所定箇所に電子ビームを照射し、画像検出を繰り返す。
ここで、このパターン検査装置の特徴点であるTDIアレイCCDセンサの撮像動作について、図14を用いて説明する。
【0011】
図14(1)に示すように、電子ビームは、今試料54の所定箇所に照射されている。このとき、TDIアレイCCDセンサには、図14(2)に示すように、電子ビームが照射されている箇所に対応する水平走査ラインAに、信号電荷が蓄積される。次に、CPU61は、所定のタイミングで、図14(3)に示すようにステージ52および試料54をY方向に一水平走査ライン分だけ移動させる。それと同時に、CCDカメラ駆動制御部60は、ラインAに蓄積される信号電荷をラインBに転送する。したがって、図14(4)に示すように、ラインBには、前回時に蓄積された信号電荷と今回の撮像時に得た信号電荷が加算されて累積される。
【0012】
図14(5)に示すように、CPU61はさらに一水平走査ライン分だけステージ52および試料54を移動させる。それと同時に、CCDカメラ駆動制御部60は、図14(6)に示すように、ラインAの信号電荷をラインBに、ラインBの信号電荷をラインCに転送する。したがって、ラインCには、前々回、前回、今回の撮像時に得た信号電荷が加算されて蓄積される。
【0013】
以上の動作を繰り返すと、水平走査ラインの本数分だけ試料の同一箇所の信号電荷を加算して累積させることができる。すなわち、TDIアレイCCDセンサは、信号電荷を遅延させて撮像を繰り返し行うことで、試料の同一箇所の信号電荷を累積加算して増加させることができる。これにより、試料の電流密度を増加させ、検出画像のS/Nの向上を図ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のパターン検査装置では、試料全体などの広範囲の画像を検出する場合には適当だが、試料の局所領域を検出する際には、以下の弊害が考えられる。
例えば、試料の検出領域が小さくなるに従って、相対的にステージの動作範囲も小さくなる。これは、ステージの位置合わせ動作、移動動作、停止動作等の全ての動作に関して高精度かつ安定した制御が要求されることになり、より小さな局所領域を検出するためには、さらなるステージ制御の高精度化が求められる。
【0015】
また、ステージは移動停止動作を繰り返すため、ステージに振動(ハンチング)が生じる。このとき、試料の局所領域は、拡大投影されているので、軽微なハンチングでさえも、検出画像にノイズとなって現れ、S/Nが低下するという問題点が考えられた。
そこで、請求項1に記載の発明は、上述の問題点を解決するために、ステージ制御の精度に関わらず、試料の広範囲領域から局所領域までを高感度に検出することができるパターン検査装置を提供することを目的とする。
【0016】
請求項2に記載の発明は、自動的にパターンの欠陥箇所を検出するパターン検査装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
図1は、請求項1に記載の発明の原理ブロック図である。
【0018】
請求項1に記載の発明は、試料が載置され、駆動可能なステージ1と、ステージ1に載置される試料に電子ビームを照射する照射手段2と、電子ビームの照射によって、試料から発生する二次電子、反射電子または後方散乱電子の少なくとも1種が、二次ビームとして投影され、試料の画像情報を生成する電子検出手段3と、ステージ1を駆動するステージ駆動手段4と、二次ビームを偏向する偏向手段5とを備え、電子検出手段3は、二次ビームを光に変換する蛍光部6と、その光を光電変換し、変換された電荷を蓄積するTDIアレイCCDセンサ7と、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷をシフトさせる制御部8とを備えて構成され、ステージ駆動手段による試料の移動により、電子検出手段3に投影される二次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、制御部8は、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷をシフトさせるステージ走査モードと、偏向手段5によって電子検出手段3に投影される二次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、制御部8は、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷をシフトさせる偏向器走査モードとを有することを特徴とする。
【0019】
図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロック図である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパターン検査装置において、ステージ走査モードまたは偏向器走査モードにおいて、電子検出手段3により生成された試料の画像情報から欠陥箇所を検出する欠陥検出手段9を備えて構成する。
【0020】
(作用)
請求項1に記載のパターン検査装置では、ステージ走査モードと偏向器操作モードとを有している。
【0021】
ステージ走査モードは、ステージ1およびその上に載置される試料を連続的に移動させながら撮像し、TDIアレイCCDセンサ7に電荷を蓄積させる。このとき、試料の移動に応じて、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷をシフト(転送)する。
一方、偏向器操作モードは、試料に電子ビームが照射されている状態で、偏向手段5を用いて、電子検出手段3に投影される二次ビームの投影位置を動かして撮像し、TDIアレイCCDセンサ7に電荷を蓄積させる。これにより、試料を移動させながら撮像した状態と同じ状態を実現している。このとき、二次ビームの投影位置の変動に応じて、TDIアレイCCDセンサ7に蓄積される電荷をシフトする。
【0022】
請求項2に記載のパターン検査装置では、欠陥検出手段9は、試料の画像情報から、例えば、テンプレートパターンマッチング等によって欠陥箇所を検出する。
このとき、まずステージ走査モードにおいて試料全体の欠陥箇所をサーチし、その後、偏向器操作モードにおいて各欠陥箇所を細かく観察してもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0024】
図3は、本実施形態の全体構成図である。また、図4は、検出器36の構成を示す図である。さらに、図5は、一次ビームの軌道を示す図であり、図6は、二次ビームの軌道を示す図である。なお、本実施形態は、請求項1、2に記載の発明に対応する。
図3において、パターン検査装置は、一次コラム21、二次コラム22、チャンバー23を有している。
【0025】
二次コラム22の側面には、一次コラム21が斜めに接続しており、二次コラム22の下部にはチャンバー23が配置される。
一次コラム21の内部には、電子銃24が設けられており、電子銃24から照射される電子ビーム(一次ビーム)の光軸上に、一次光学系25が配置され、さらにその先には、二次コラム22内部にあるウィーンフィルタ29が光軸に対して斜めに配置される。
【0026】
一方、チャンバー23の内部にはステージ26が設置され、ステージ26上には試料27が載置される。
また、二次コラム22の内部には、試料27から発生する二次ビームの光軸上に、カソードレンズ28、ウィーンフィルタ29、ニューメニカルアパーチャ30、第1レンズ31、フィールドアパーチャ32、第2レンズ33、第3レンズ34、偏向器35および検出器36が配置される。
【0027】
図4において、検出器36は、第1のMCP(マイクロチャネルプレート)45aと、第2のMCP45bと、蛍光面46を塗布したFOP(ファイバオプティックプレート)47と、TDIアレイCCDセンサを搭載したCCDカメラ48とから構成される。
検出器36の入出力端子は、CCDカメラ駆動制御部37の入出力端子と接続され、CCDカメラ駆動制御部37の出力は、CPU38を介してCRT39に入力される。
【0028】
また、CPU38は、一次コラム制御ユニット40、二次コラム制御ユニット41、偏向駆動制御部42、ステージ駆動機構43に制御信号を出力する。
一次コラム制御ユニット40は、一次光学系25のレンズ電圧を制御し、二次コラム制御ユニット41は、カソードレンズ28、第1レンズ31、第2レンズ33、第3レンズ34の各レンズ電圧を制御し、偏向駆動制御部42は、偏向器35に印加する電圧を制御し、ステージ駆動機構43は、ステージ26のXY方向の駆動制御を行う。
【0029】
また、CCDカメラ駆動制御部37には、レーザ干渉計ユニット44からの制御信号および偏向駆動制御部42からの制御信号が入力される。
さらに、一次コラム21、二次コラム22、チャンバー23は、真空排気系(不図示)と繋がっており、真空排気系のターボポンプにより排気されて、内部は真空状態を維持している。
【0030】
なお、請求項1に記載の発明と、本実施形態との対応関係については、ステージ1は、ステージ26に対応し、照射手段2は、電子銃24および一次光学系25に対応し、電子検出手段3は、検出器36に対応し、ステージ駆動手段4は、CPU38およびステージ駆動機構43に対応し、偏向手段5は、偏向器35および偏向駆動制御部42に対応し、蛍光部6は蛍光面46およびFOP47に対応し、TDIアレイCCDセンサ7はCCDカメラ48に対応し、制御部8はCCDカメラ駆動制御部37に対応する。
【0031】
また、請求項2に記載の発明と、本実施形態の対応関係については、上述の対応関係と併せて、欠陥検出手段9は、CPU38の画像処理部に対応する。
図5に示すように、電子銃24からの一次ビームは、一次光学系25によってレンズ作用を受けて、ウィーンフィルタ29に入射する。
ここでは電子銃のチップとして、矩形陰極で大電流を取り出すことができるLaB6を用いる。また、一次光学系25は、回転軸非対称の四重極または八重極の静電レンズを使用する。このレンズは、いわゆるシリンドリカルズレンズと同様にX軸、Y軸各々で集束と発散とを引き起こすことができる。このレンズを2段で構成し、各レンズ条件を最適化することによって、照射電子を損失することなく、試料面上のビーム照射領域を、任意の矩形状、または楕円形状に成形することができる。
【0032】
一次ビームがウィーンフィルタ29に入射すると、ウィーンフィルタ29の偏向作用により軌道が曲げられる。ウィーンフィルタ29は、磁界と電界を直交させ、電界をE、磁界をB、荷電粒子の速度をvとした場合、E=vBのウィーン条件を満たす荷電粒子のみを直進させ、それ以外の荷電粒子の軌道を曲げる。図7に示すように、一次ビームに対しては、磁界による力FBと電界による力FEとが発生し、ビーム軌道は曲げられる。一方、二次ビームに対しては、力FBと力FEとが逆方向に働くため、互いに相殺されて二次ビームはそのまま直進する。
【0033】
カソードレンズ28を通過した一次ビームは、試料27に垂直に照射される。ここでは、試料27に照射される一次ビームの照射領域は矩形状である。試料27のビーム照射領域全面からは、二次電子、反射電子または後方散乱電子が二次ビームとして発生する。すなわち、この二次ビームは、矩形状の二次元画像情報を有していることになる。さらに、一次ビームは、試料27に垂直に照射されるので、二次ビームは影のない鮮明な電子像を有する。
【0034】
二次ビームは、カソードレンズ28によるレンズ作用を受けながら、レンズを通過し、ウィーンフィルタ29に入射する。
ところで、カソードレンズ28は、3枚の電極で構成されている。一番下の電極は、試料27側の電位との間で、二次ビームに対して正の電界を形成し、電子(特に、指向性が小さい二次電子)を引き込み、効率よくレンズ内に導くように設計されている。また、レンズ作用は、カソードレンズ28の下から1番目、2番目の電極に電圧を印加し、3番目の電極をゼロ電位にすることで行われる。
【0035】
カソードレンズ28を通過した二次ビームは、ウィーンフィルタ29の偏向作用を受けずに、そのまま直進して、ニューメニカルアパーチャ30を通過する。なお、ウィーンフィルタ29に印加する電磁界を変えることで、二次ビームから、特定のエネルギーを持つ電子(例えば2次電子、又は反射電子、又は後方散乱電子)のみを検出器36に導くことができる。
【0036】
また、ニューメニカルアパーチャ30は、開口絞りに相当するもので、二次ビームに対して第1レンズ31、第2レンズ33および第3レンズ34のレンズ収差を抑える役割を果たしている。
ところで、二次ビームを、カソードレンズ28のみで結像させると、レンズ作用が強くなり収差が発生しやすい。そこで、図6に示すように、第1レンズ31と合わせて、1回の結像を行わせる。二次ビームは、カソードレンズ28および第1レンズ31により、フィールドアパーチャ32上で中間結像を得る。
【0037】
この場合、通常、二次光学系として必要な拡大倍率が、不足することが多いため、中間像を拡大するためのレンズとして、第2レンズ33および第3レンズ34を加えた構成にする。二次ビームは、第2レンズ33および第3レンズ34によって拡大結像し、合計2回結像する。
なお、第1レンズ31、第2レンズ33および第3レンズ34はすべて、ユニポテンシャルレンズまたはアインツェルレンズとよばれる回転軸対称型のレンズである。各レンズは、3枚電極の構成で、通常は外側の2電極をゼロ電位とし、中央の電極に印加する電圧で、レンズ作用を行わせて制御する。
【0038】
また、中間の結像点には、フィールドアパーチャ32が配置されているが、このフィールドアパーチャ32は光学顕微鏡の視野絞りと同様に、視野を必要範囲に制限している。それと同時に、電子ビームの場合、装置内に散乱する余計な電子を、後段の第2レンズ33および第3レンズ34と共に遮断して、検出器36のチャージアップや汚染を防いでいる。なお、拡大倍率は、この第2レンズ33および第3レンズ34のレンズ条件(焦点距離)を変えることで設定される。
【0039】
二次ビームは、偏向器35を通過して検出器36の検出面に結像する。なお、このとき、二次ビームは、偏向器35による偏向作用は受けていない。
図4に示すように、二次ビームは、第1のMCP45aに入射する。二次ビームは、その電流量を第1のMCP45a内で増幅しながら、第2のMCP45bを経由して蛍光面46に衝突する。その際、第1のMCP45aの入口の電位を調節して、二次ビームの加速電圧をMCPの検出効率の最もよい値に設定する。
【0040】
例えば、二次ビームの加速電圧が、+5kVの場合、第1のMCP45aの入口の電位をー4.5kVに設定して減速させ、電子エネルギーを0.5keV程度にする。
二次ビームの電流増幅率は、第1のMCP45aと第2のMCP45bとの間に印加される電圧で規定される。例えば、1kVを印加すると1×104の増幅率となる。また、第2のMCP45bから出力される二次ビームの拡がりを可能な限り抑制するために、第2のMCP45bと蛍光面46との間には、4kV程度の電圧を印加する。
【0041】
蛍光面46では、電子を光学像に変換し、光学像は、FOP47を通過して、CCDカメラ48で撮像される。ここでは、蛍光面46での画像サイズとCCDカメラ48の撮像サイズとを合わせるために、FOP47で、約1/3に縮小して投影する。
【0042】
光学像は、CCDカメラ48のTDIアレイCCDセンサにより光電変換され、TDIアレイCCDセンサには、信号電荷が蓄積される。CCDカメラ駆動制御部37は、TDIアレイCCDセンサから画像情報をシリアルに読み出し、CPU38へ出力する。CPU38は、CRT39に検出画像を表示させる。
次に、本実施形態の動作上の特徴点であるステージ走査モードと偏向器操作モードとについて図面を参照して説明する。なお、図8は、欠陥箇所検出の動作を説明する流れ図である。
【0043】
(ステージ走査モード)
図9に示すように、半導体ウェーハを試料とした場合、ラスタ走査してチップ全面の画像の検出を行う。その際、一次ビームは、固定位置を照射しており、ステージ26を駆動することで、ビームを試料面上に走査させる。
ステージ26上に載置された試料は、CPU38およびステージ駆動機構43により、一定の速度でY方向に移動する。
【0044】
ここでは、検査対象領域として、(X1,Y1)から(X512,Y256)までの領域が設定されている。TDIアレイCCDセンサは、例えば、512×256の画素数を有しており、検査対象領域は、TDIアレイCCDセンサに適合するように投影される。
今、検査対象領域の(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像がTDIアレイCCDセンサに撮像される。信号電荷は、図10に示すTDIアレイCCDセンサのROW1に蓄積される。CPU38の指示により、ステージ26がY方向に移動することで、ビーム照射領域がTDIアレイCCDセンサの一水平走査ライン分だけ走査方向に移動する。それと同時に、レーザ干渉計ユニット44は、垂直クロック信号をCCDカメラ駆動制御部37に送出する。
【0045】
垂直クロック信号が入力されると、CCDカメラ駆動制御部37は、転送パルスを送出し、ROW1に蓄積された信号電荷をROW2に転送する。ROW2では、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像が撮像されて信号電荷が蓄積されるが、その際、ROW1から転送されてきた信号電荷と加算されて蓄積される。また、ROW1には、(X1,Y2)から(X512,Y2)までの画像が撮像され、信号電荷が蓄積される。
【0046】
以上のように、ステージ26をY方向に順次駆動することにより、一次ビームは、検査対象領域を走査する。そして、ステージの駆動に応じて、蓄積電荷を隣接するROWへ順次転送する。
検査対象領域の(X1,Y256)から(X512,Y256)までの画像が撮像され、TDIアレイCCDセンサのROW1に蓄積されるとき、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像は、水平走査ラインの本数分加算累積されて、TDIアレイCCDセンサのROW256に蓄積される。
【0047】
この状態で、TDIアレイCCDセンサに転送パルスが入力されると、ROW256に蓄積される信号電荷は、転送ゲート(不図示)を介して、CCDシフトレジスタに転送され、CCDカメラ駆動制御部37を経由してCPU38へ出力される。
このように、ステージ26を順次駆動させることにより、一次ビームは試料を走査することになり、試料画像が、TDIアレイCCDセンサから一水平走査ラインずつ取り出される。
【0048】
以上の動作をチップ全面に対して実施し、チップ全面の画像を取得する(図8のステップS1)。
チップ全面の画像を取得すると、CPU38は、設計データに基づいて予め作成されたテンプレート画像とのテンプレートマッチングにより欠陥箇所を特定する。具体的には、CPU38は、エッジ保存平滑化フィルタによる平滑化処理によりノイズの低減を行った後、テンプレート画像と検出画像との相互相関係数を求めて、マッチングしていない箇所、すなわち欠陥箇所を特定する(図8のステップS2)。CPU38は、欠陥箇所のアドレスを内部メモリに記憶する。
【0049】
(偏向器操作モード)
次に、欠陥箇所があった場合(図8のステップS3)、欠陥箇所を拡大表示する偏向器操作モードについて説明する。
CPU38は、ステージ駆動機構43を介してステージ26を駆動させ、欠陥箇所に位置を合わせ(図8のステップS4)、第2レンズ33および第3レンズ34の焦点距離を変更して欠陥箇所を拡大表示する。
【0050】
図11(1)に示すように、今、欠陥箇所の検査対象領域における(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像が、図10のTDIアレイCCDセンサのROW1に撮像蓄積される。
CPU38は、設定されている拡大倍率に基づいて偏向器35に印加する電圧値を算出し、偏向駆動制御部42に制御信号を出力する。偏向駆動制御部42は、CPU38からの制御信号に従って、偏向器35に印加する電圧を制御し、図11(2)に示すように、検出器36の検出面に投影される二次ビームの投影位置を、一水平走査ライン分だけ偏向させて移動させる。
【0051】
それと同時に、偏向駆動制御部42は、CCDカメラ駆動制御部37に垂直クロック信号を送出する。CCDカメラ駆動制御部37は、転送パルスを送出し、ROW1に蓄積された信号電荷をROW2に転送する。
ROW2では、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像が撮像されて信号電荷が蓄積されるが、その際、ROW1から転送されてきた信号電荷と加算されて蓄積される。また、ROW1には、(X1,Y2)から(X512,Y2)までの画像が撮像され、信号電荷が蓄積される。
【0052】
以上のように、偏向器35によって二次ビームの投影位置を順次移動させていくことにより、検査対象領域が走査される。そして、このとき、二次ビームの投影位置に応じて、蓄積される信号電荷を隣接するROWへ順次転送する。
検査対象領域の(X1,Y256)から(X512,Y256)の画像が撮像されて、TDIアレイCCDセンサのROW1に蓄積されるとき、(X1,Y1)から(X512,Y1)までの画像は、水平走査ラインの本数分加算されて、TDIアレイCCDセンサのROW256に蓄積される。
【0053】
この状態で、転送パルスが入力されると、ROW256に蓄積される信号電荷は、転送ゲート(不図示)を介して、CCDシフトレジスタに転送され、CCDカメラ駆動制御部37を経由してCPU38へ出力される。
このように、偏向器35により二次ビームの投影位置を順次移動させることにより、試料画像が、TDIアレイCCDセンサから一水平走査ラインずつ取り出され、CPU38は、欠陥箇所の画像を取得することができる(図8のステップS5)。
【0054】
以上の動作を全ての欠陥箇所に対して実施し、欠陥箇所の画像を順次取得し、画像ファイルとして記録媒体へ格納が完了するまで繰り返す(図8のステップS6)。
このように、本実施形態のパターン検査装置では、チップ全面に対しては、ステージ26を駆動することにより、ビーム走査を実行し、TDIアレイCCDセンサにより撮像して、欠陥箇所を検出する。一方、欠陥箇所に対しては、偏向器35によって二次ビームの投影位置を移動させることにより、試料の走査を行っている。
【0055】
したがって、試料全面の画像検出には、ステージ走査モードを利用し、試料の局所領域には、偏向器操作モードを利用することで、試料の欠陥パターン検出を高速かつ高精度に実行することができる。
特に、局所領域においては、ステージ26を駆動させて撮像するわけではないため、ステージ26を高精度に制御する必要がない。また、ステージ26のハンチングによる検出画像のS/Nの低下が問題視されたが、このような画質の低下も回避することができる。
【0056】
なお、試料の走査方法として、本実施形態ではラスタ走査を実行したが、それに限定されるものではない。
また、偏向器操作モードでは、欠陥箇所の大きさに応じてビーム照射領域を変更してもよい。また、ビーム照射領域の形状は、矩形状に限定されるものではない。
【0057】
また、パターンマッチングにおけるマッチング手法は、本実施形態で述べた手法に限定されるものではなく、残差逐次検定法(SSDA法)、差分二乗和など、他のマッチング手法でもよい。
【0058】
【発明の効果】
請求項1に記載のパターン検査装置では、ステージを駆動させることで、電子ビームが試料を走査するステージ走査モードと、偏向手段を利用して二次ビームの投影位置を移動させて撮像する偏向器操作モードとを有している。したがって、検査対象領域が大きい場合には、ステージ走査モードを利用して高速に画像を検出し、検査対象領域が小さい場合には、偏向器操作モードを利用することで、高感度かつ高画質に画像の検出を行うことができる。特に、局所領域の画像検出は、ステージを高精度かつ安定させて制御する必要があったが、偏向器操作モードを利用することで、このようなステージの複雑かつ高度な制御が不要になり、極端に狭い領域を検出する際にも対応することができる。
【0059】
請求項2に記載のパターン検査装置では、ステージ走査モードは、試料全体の欠陥検出に適している。また、偏向器操作モードは、試料の局所領域の欠陥検出に適している。したがって、2つのモードを組み合わせて使用することにより、画像の欠陥箇所の検出を高速かつ高精度に検出することができる。
このようにして、本発明を適用したパターン検査装置では、ステージの駆動を高精度に制御する必要がなく、また、ステージの振動によるS/Nの低下を回避することができるため、検査の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図である。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図である。
【図3】本実施形態の全体構成図である。
【図4】検出器の構成を示す図である。
【図5】一次ビームの軌道を示す図である。
【図6】二次ビームの軌道を示す図である。
【図7】ウィーンフィルタを説明する図である。
【図8】欠陥箇所検出の動作を説明する流れ図である。
【図9】ステージ走査モードを説明する図である。
【図10】TDIアレイCCDセンサの構成ブロック図である。
【図11】偏向器操作モードを説明する図である。
【図12】TDIアレイCCDセンサを搭載した検査装置の構成図である。
【図13】TDIアレイCCDセンサの動作を説明する図である。
【符号の説明】
1、26、52 ステージ
2 照射手段
3 電子検出手段
4 ステージ駆動手段
5 偏向手段
6 蛍光部
7 TDIアレイCCDセンサ
8 制御部
9 欠陥検出手段
21、51 一次コラム
22、53 二次コラム
23 チャンバー
24、55 電子銃
25、56 一次光学系
27、54 試料
28、57 カソードレンズ
29 ウィーンフィルタ
30 ニューメニカルアパーチャ
31 第1レンズ
32 フィールドアパーチャ
33 第2レンズ
34 第3レンズ
35 偏向器
36、59 検出器
37、60 CCDカメラ駆動制御部
38、61 CPU
39 CRT
40、62 一次コラム制御ユニット
41、63 二次コラム制御ユニット
42 偏向駆動制御部
43、64 ステージ駆動機構
44、65 レーザ干渉計ユニット
58 二次光学系

Claims (2)

  1. 試料が載置され、駆動可能なステージと、
    前記ステージに載置される試料に電子ビームを照射する照射手段と、
    前記電子ビームの照射によって、前記試料から発生する二次電子、反射電子または後方散乱電子の少なくとも1種が、二次ビームとして投影され、前記試料の画像情報を生成する電子検出手段と、
    前記ステージを駆動するステージ駆動手段と、
    前記二次ビームを偏向する偏向手段とを備え、
    前記電子検出手段は、
    前記二次ビームを光に変換する蛍光部と、該光を光電変換し、変換された電荷を蓄積するTDIアレイCCDセンサと、該TDIアレイCCDセンサに蓄積される電荷をシフトさせる制御部とを備えて構成され、
    前記ステージ駆動手段による前記試料の移動により、前記電子検出手段に投影される二次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、前記制御部は、前記TDIアレイCCDセンサに蓄積される電荷をシフトさせるステージ走査モードと、
    前記偏向手段によって前記電子検出手段に投影される二次ビームの投影位置が変動し、その変動に応じて、前記制御部は、前記TDIアレイCCDセンサに蓄積される電荷をシフトさせる偏向器走査モードとを有する
    ことを特徴とするパターン検査装置。
  2. 請求項1に記載のパターン検査装置において、
    前記ステージ走査モードまたは前記偏向器走査モードにおいて、前記電子検出手段により生成された試料の画像情報から欠陥箇所を検出する欠陥検出手段を備えた
    ことを特徴とするパターン検査装置。
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