JP4792074B2 - 基板検査方法および基板検査装置 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、矩形状の電子ビームを電子照射手段にて形成して一次電子ビームとして試料に照射し、その試料表面の形状/材質/電位の変化に応じて発生した二次電子、反射電子および後方散乱電子である二次電子ビームを写像投影光学手段にて電子検出部に拡大投影し、試料表面画像を得る手法が記載されている。さらに、この手法に加え、例えば特許文献2には、一次電子ビームを電子ビーム偏向手段であるウィーンフィルタにて偏向させ、試料表面に対してほぼ垂直に入射させ、なおかつ二次電子ビームを同一のウィーンフィルタ内を直進させて写像投影手段に導入する方法が提案されている。
電子ビームを生成して試料である基板に一次電子ビームとして照射する工程と、
前記一次電子ビームの照射を受けて前記基板から放出される二次電子、反射電子および後方散乱電子の少なくともいずれかを導き、二次電子ビームとして拡大投影して結像させる工程と、
結像した前記二次電子ビームを検出して前記基板の状態を表わす信号を出力する工程と、
前記一次電子ビームの焦点面に前記二次電子ビームの焦点が含まれるように前記一次電子ビームおよび前記二次電子ビームの少なくともいずれかを偏向する工程と、
を備え、
前記拡大投影して結像させる工程は、前記一次電子ビームについては前記基板の手前で減速させる一方、前記二次電子ビームについては検出面側へ導かれるように前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを加速させる第1の電界を形成する工程を含み、
前記焦点面を内部に含むように前記第1の電界と前記検出面との間に設けられ、前記二次電子ビームを前記焦点面で加速させる第2の電界を形成する工程をさらに備える、ことを特徴とする、
基板検査方法が提供される。
電子ビームを生成して試料である基板に一次電子ビームとして照射する電子ビーム照射手段と、
前記一次電子ビームの照射を受けて前記基板から放出される二次電子、反射電子および後方散乱電子の少なくともいずれかを検出して前記基板の状態を表わす信号を出力する検出手段と、
前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを導いて二次電子ビームとして拡大投影し、前記検出手段の検出面に結像させる写像投影手段と、
前記一次電子ビームの焦点面に前記二次電子ビームの焦点が含まれるように前記一次電子ビームおよび前記二次電子ビームの少なくともいずれかを偏向する偏向手段と、
前記二次電子ビームを前記焦点面で加速させる電界を形成する加速電界形成手段と、
を備え、
前記写像投影手段は、前記一次電子ビームについては前記基板の手前で減速させる一方、前記二次電子ビームについては検出面側へ導かれるように前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを加速させる第1の電界を形成する手段を含み、
前記加速電界形成手段は、前記焦点面を内部に含むように、前記第1の電界と前記検出面との間に設けられる、ことを特徴とする、
基板検査装置が提供される。
図1は、本発明の第1の実施の形態による基板検査装置の概略構成を示すブロック図である。後に詳述するように、本実施形態の特徴は、複数段四極子レンズ15とウィーンフィルタ41との間に偏向器68を設置し、この偏向器68により一次電子ビームBpの軌道を制御して一次電子ビームBpおよび二次電子ビームBsの重複領域を縮小する点にある。
図6は、本発明の第2の実施の形態による基板検査装置の概略構成を示すブロック図であり、また、図7は本実施形態の基板検査方法を説明する電子ビーム軌道図である。本実施形態の基板検査装置3の特徴は、ウィーンフィルタ41とカソードレンズ21の間に配設され電源74,84にそれぞれ接続された回転対称円孔電極72,82をさらに備え、これらの電極72,82により加速電界を形成することにより、一次電子ビームBpおよび二次電子ビームBsの重複領域内で二次電子ビームBsを加速させる点にある。
上述した基板検査方法を半導体装置の製造工程で用いることにより、高感度で半導体装置を検査できるので、短いTAT(Turn Around Time)で、かつ、高い歩留まりで半導体装置を製造することが可能になる。
10 一次光学系
11 電子銃部
15 四極子レンズ
16,51〜56 制御部
17 四極子レンズ制御部
20 二次光学系
30 電子検出部
31 MCP検出器
41 ウィーンフィルタ
43 ステージ
58 画像信号処理部
60 ホストコンピュータ
62 表示部
68 偏向器
72,82 回転対称円孔電極
74,84 電源
112 LaB6線状陰極
Bp 一次電子ビーム
Bs 二次電子ビーム
Claims (4)
- 電子ビームを生成して試料である基板に一次電子ビームとして照射する工程と、
前記一次電子ビームの照射を受けて前記基板から放出される二次電子、反射電子および後方散乱電子の少なくともいずれかを導き、二次電子ビームとして拡大投影して結像させる工程と、
結像した前記二次電子ビームを検出して前記基板の状態を表わす信号を出力する工程と、
前記一次電子ビームの焦点面に前記二次電子ビームの焦点が含まれるように前記一次電子ビームおよび前記二次電子ビームの少なくともいずれかを偏向する工程と、
を備え、
前記拡大投影して結像させる工程は、前記一次電子ビームについては前記基板の手前で減速させる一方、前記二次電子ビームについては検出面側へ導かれるように前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを加速させる第1の電界を形成する工程を含み、
前記焦点面を内部に含むように前記第1の電界と前記検出面との間に設けられ、前記二次電子ビームを前記焦点面で加速させる第2の電界を形成する工程をさらに備える、ことを特徴とする、
基板検査方法。 - 前記焦点面において、前記一次電子ビームの焦点と前記二次電子ビームの焦点とが一致することを特徴とする請求項1に記載の基板検査方法。
- 電子ビームを生成して試料である基板に一次電子ビームとして照射する電子ビーム照射手段と、
前記一次電子ビームの照射を受けて前記基板から放出される二次電子、反射電子および後方散乱電子の少なくともいずれかを検出して前記基板の状態を表わす信号を出力する検出手段と、
前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを導いて二次電子ビームとして拡大投影し、前記検出手段の検出面に結像させる写像投影手段と、
前記一次電子ビームの焦点面に前記二次電子ビームの焦点が含まれるように前記一次電子ビームおよび前記二次電子ビームの少なくともいずれかを偏向する偏向手段と、
前記二次電子ビームを前記焦点面で加速させる電界を形成する加速電界形成手段と、
を備え、
前記写像投影手段は、前記一次電子ビームについては前記基板の手前で減速させる一方、前記二次電子ビームについては検出面側へ導かれるように前記二次電子、前記反射電子および前記後方散乱電子の少なくともいずれかを加速させる第1の電界を形成する手段を含み、
前記加速電界形成手段は、前記焦点面を内部に含むように、前記第1の電界と前記検出面との間に設けられる、ことを特徴とする、
基板検査装置。 - 前記偏向手段は、前記一次電子ビームの焦点面において、前記一次電子ビームの焦点と前記二次電子ビームの焦点とが一致するように前記一次電子ビームおよび前記二次電子ビームの少なくともいずれかを偏向することを特徴とする請求項3に記載の基板検査装置。
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