JPH1173463A - 介護サービス用icカード及び介護サービス支援システム - Google Patents

介護サービス用icカード及び介護サービス支援システム

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Publication number
JPH1173463A
JPH1173463A JP18296098A JP18296098A JPH1173463A JP H1173463 A JPH1173463 A JP H1173463A JP 18296098 A JP18296098 A JP 18296098A JP 18296098 A JP18296098 A JP 18296098A JP H1173463 A JPH1173463 A JP H1173463A
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JP
Japan
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user
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nursing
care
service
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Application number
JP18296098A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ono
博幸 小野
Hiroshi Okano
浩 岡野
Satoko Kaneko
聡子 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1173463A publication Critical patent/JPH1173463A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえ言葉の不自由な利用者17からでも介
護のための情報が容易に入手でき、各利用者に対して行
き届いた介護サービスを提供する。 【解決手段】 介護サービスの利用者宅に、利用者に所
持させた介護サービス用ICカード18に記憶された各
種情報を読出し、かつ名種情報の書込み及び更新を行
い、その情報を送出する利用者宅装置12を配設する。
そして、訪問看護ステーション11内に、各利用者毎に
当該利用者に関する介護サービス情報を記憶する介護サ
ービスデータベース14を備え、各利用者宅装置から受
信した利用者を指定した書込情報及び更新情報で介護サ
ービスデータベースの当該利用者の介護サービス情報を
更新するとともに、前記介護サービスデータベースに記
憶された各利用者の介護サービス情報に基づいて各利用
者宅に対する介護者の訪問介護を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体に障害のある
人に対して訪問介護を行う介護サービス支援システムに
係わり、特に各介護サービスの利用者に対して介護サー
ビス用ICカードを所持させるようにした介護サービス
支援システム及び介護サービス用ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】社会全体として、身寄のないお年寄や身
障者等の在宅介護を必要とする人に対して訪問介護を実
施する必要がある。訪問介護を効率的に実施するために
在宅介護サービスに関連する各種情報を一元的に管理す
る在宅介護サービスのための情報管理システムが提唱さ
れている(特開平8−30692号公報)。
【0003】この提唱された情報管理システムにおいて
は、図26に示すように、在宅介護支援センタ1内にお
いて、サーバ2に対して要援護者の各種情報及びサービ
ス提供者の各種情報を記憶するデータベース3とプリン
タ4とを接続している。さらに、サーバ2にLAN5を
介して受付端末5及び提供者端末7を接続している。そ
して、サービス提供能力に関する情報は提供者端末7か
ら入力され、要援護者に関する各種情報は受付端末5か
ら入力される。そして、入力された各情報はデータベー
ス3に登録される。サーバ2は、これらの情報に基づい
て要援護者に対する援助計画を立案し実行する。
【0004】また、サーバ2は、必要に応じて、その結
果をWAN8を介して市町村サービス調整チーム9a、
社会福祉協議会9b及び訪問看護ステーション9cに連
絡する。
【0005】また、上述した介護を必要とする各要援護
者は、病気にかかる確率が高く、病院で医師の診療を受
けることが多い。病院においては、各患者に対する診療
を効率的に実施するために、各患者に診療用ICカード
を所持させて、この診療用ICカードにカルテ情報、検
査情報を登録する技術が提唱されている(特開平5−2
25212号公報)。したがって、医師としては、当該
患者における過去の病状を的確に把握でき、かつ新たな
情報の登録が可能となるため、病院等の利用時において
も総合的な処置が可能である。
【0006】また、バイタルセンサより測定した患者の
体温、血圧、脈拍数等の医療測定データをICカードに
登録することにより、これらの情報も病院利用時の診断
の参考することも可能である(特開平4−57161号
公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図26
に示した在宅介護サービスのための情報処理システムに
おいても、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0008】すなわち、データベース3を用いてサーバ
2で一元管理されている在宅介護サービスに関連する各
種情報は、各市町村内の在宅介護関連機関9a〜9c内
で共用しているが、病院等への情報提供はされていな
い。
【0009】一方、介護サービスを利用している者が病
院で診察を受ける際、介護に関する情報が必要になる場
合があるが、医師はこれらの情報を問診するより手段が
ないため、利用者に対して言葉が不自由なことや難聴等
のためにミュニケーションを十分に図ることができない
場合、病院側において正確に情報を入手するのが困難な
場合がある。
【0010】前述したように、病院としては各患者に病
状を記憶した診療用ICカードを各患者に所持させるこ
とは可能であるが、この診療用ICカードにより、病院
側で治療情報、体温、血圧、脈拍等を入手できるが、具
体的な介護サービス情報は本人からの問診、もしくは訪
問看護ステーションへの問い合わせによる入手しかでき
ない。
【0011】また、一般に多数の介護サービスの利用者
に対して少数の介護者で訪問介護を実施する必要がある
ので、同一の利用者に対して常に同一の介護者が訪問介
護を実施できない場合が多発する。したがって、介護者
は、初めて介護する利用者については、介護の際、本人
であることを確認する必要がある。本人であることの確
認は直接本人もしくは同居人に問い合わせをし、照会を
行っている。
【0012】しかし、一人暮らしの利用者で言葉が不自
由なことや難聴等のためにコミュニケーションがとれな
い場合、本人であるか否かの確認が困難である場合が生
じる。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、介護サービスの利用者に介護サービスに関
する各種情報を記憶した介護サービス用ICカードを所
持させることによって、たとえ訪問介護者が変更になっ
たとしても在宅の各利用者に適格な介護サービスを提供
でき、かつ、病気等の緊急時においても、病院の医師に
対して診療に必要な適切な情報を即座に提供できる介護
サービス用ICカード及びこの介護サービス用ICカー
ドを用いた介護サービス支援システムを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、介護
サービスの利用者が所持するための介護サービス用IC
カードである。そして、この介護サービス用ICカード
には、少なくとも、利用者の識別情報及び健康状態を含
む利用者情報と、他の介護者へ利用者に対する介護の引
継ぎを行うための前回訪問記録情報と、当該利用者に対
する看病や介添の介護情報と、当該利用者に対する緊急
治療のための当該利用者の病状情報と、当該利用者の身
体的特徴情報とが記憶されている。
【0015】このように、介護サービスの利用者に対し
て、当該利用者に関する介護サービスに関する各種の情
報及び緊急治療のための病状情報を記憶した介護サービ
ス用ICカードを常時所持させている。
【0016】したがって、たとえ訪問介護者が当該利用
者と円滑なコミュニケーションを図ることができなかっ
たとしても、該当利用者に関する介護サービスに関する
各種の情報が得られ、利用者に対して適切な介護を実施
できる。
【0017】また、当該利用者が急病になった場合にお
いても、当該利用者が搬入された病院においてはこの介
護サービス用ICカードの情報を用いることによってよ
り適切な緊急処置が実施できる。
【0018】また、請求項2の介護サービス支援システ
ムにおいては、予め登録された介護サービスの各利用者
に所持させた前述した介護サービス用ICカードに記憶
された各種情報を読出し、かつ必要に応じて各種種情報
の書込み及び更新を行い、その書込情報及び更新情報を
送出する複数の利用者側装置と、各利用者毎に当該利用
者に関する介護サービス情報を記憶する介護サービスデ
ータベースを有し、各利用者側装置から受信した利用者
を指定した書込情報及び更新情報で介護サービスデータ
ベースが当該利用者の介護サービス情報を更新するとと
もに、介護サービスデータベースに記憶された各利用者
の介護サービス情報に基づいて各利用者宅に対する介護
者の訪問介護を管理する訪問看護ステーションとを備え
ている。
【0019】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、介護サービスの各利用者の利用者側
装置が設けられている。なお、この利用者側装置として
は、例えば、利用者宅に予め設置されたパーソナルコン
ピュータ等の利用者宅装置や、利用者宅を訪問する介護
者が持参する携帯端末等が考えられる。
【0020】そして、利用者宅を訪問した介護者はこの
利用者側装置を用いて介護サービス用ICカードに記憶
された介護に必要な情報を読出して、この読出した情報
に基づいて利用者に対する介護を実施する。また、介護
結果に関する情報を介護サービス用ICカードに書込ん
だり、又は書込まれている情報を更新する。
【0021】すると、介護サービス用ICカードに新た
に書込まれた情報及び更新された情報は自動的に訪問看
護ステーションへ送信されて、介護サービスデータベー
スに記憶されている該当利用者の各情報が更新される。
【0022】したがって、介護者は訪問看護ステーショ
ンへ戻って介護結果等の情報を介護サービスデータベー
スに対して登録する作業を省略できる。
【0023】また、請求項3においては、請求項2の介
護サービス支援システムに対して、さらに、各病院に対
して、当該病院を訪れた介護サービスの利用者が所持す
る介護サービス用ICカードに記憶された緊急治療のた
めの病状情報を読出して当該利用者に対する診療の支援
を行う病院装置を設けている。
【0024】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、例えば、介護サービスの利用者が急
病等のために病院を訪れた場合、たとえ該当利用者との
間で円滑なコミュニケーションを図ることができなかっ
たとしても、医師は該当患者(利用者)に関する病状及
び介護サービス情報を直ちに把握できるので、適切な処
置を直ぐに実施できる。
【0025】また、請求項4においては、介護サービス
用ICカードに記憶された各種情報を読出すときに、各
情報毎に設定されたキーワードを用いて目標情報を検索
可能としている。
【0026】したがって、利用者宅装置や病院におい
て、介護者や医師は簡単に必要とする情報を確認するこ
とが可能である。
【0027】さらに、請求項5においては、介護サービ
ス用ICカードに記憶された各種情報を読出すときに、
利用者の身体的特徴情報を表示画面上に読出して、当該
介護サービス用ICカードの所持者が介護サービス用I
Cカードに記憶された利用者であることの照会を支援す
るようにしている。
【0028】したがって、介護者や医師がたとえ該当利
用者との間で円滑なコミュニケーションを図ることがで
きなかったとしても、簡単に本人確認ができる。
【0029】さらに、請求項6においては、利用者側装
置に対して、利用者の心身情報をバイタルセンサで測定
し、測定した心身情報を訪問看護ステーションへ送信す
る送信手段を付加し、さらに、訪問看護ステーションに
対して各利用者側装置から受信した心身情報に基づいて
当該利用者の体調を監視する監視手段を付加している。
【0030】したがって、訪問看護ステーションにおい
て、在宅している各利用者の健康状態を遠隔で監視する
ことができ、利用者の状態急変に対して直ちに介護者派
遣等の適切な対応を実施できる。
【0031】請求項7 の介護サービス支援システムにお
いては、予め登録された介護サービスの各利用者に所持
させた請求項1記載の介護サービス用ICカードに記憶
された介護サービスに必要な各種情報に対する書込み及
び更新を行い、かつこの各種情報を読取って記憶する携
帯端末と、各利用者毎に当該利用者の介護サービス情報
を記憶する介護サービスデータベースを有し、携帯端末
から入力された介護サービスに必要な各種情報で介護サ
ービスデータベースの介護サービス情報を更新するとと
もに、介護サービスデータベースに記憶された各利用者
の介護サービス情報に基づいて各利用者宅に対する介護
者の訪問介護を管理する訪問看護ステーションとを備て
いる。
【0032】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、各介護者は自己に与えられた携帯端
末を持参して利用者宅へ行き利用者に対する介護サービ
スを実施する。この介護サービスの実施過程で書込又は
更新された介護サービスに必要な各種情報は、携帯端末
に記憶されて訪問看護ステーションへ持ち帰えられ、介
護サービスデータベースに登録される。
【0033】請求項8においては、携帯端末は、介護サ
ービス用ICカードに記憶された介護サービスに必要な
各種情報を読取ってから訪問看護ステーションに接続さ
れるまでの期間、記憶した各種情報の読出しを禁止する
ようにしている。
【0034】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、介護者が利用者宅から訪問看護ステ
ーションへ帰る過程においては、携帯端末に記憶されて
いる介護サービスに必要な各種情報が不用意に読出され
ることはないので、個人情報の安全性が確保される。
【0035】請求項9においては、携帯端末は、入力さ
れたパスワードが該当携帯端末を所持する介護者に与え
られたパスワードに一致したとき、介護サービス用IC
カードに記憶された介護サービスに必要な各種情報に対
するアクセスを許可するパスワードチェック手段を有す
る。
【0036】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、携帯端末が第3者に不用意に使用さ
れることが未然に防止される。
【0037】請求項10においては、携帯端末は、介護
サービス用ICカードから読取った介護サービスに必要
な各種情報に含まれる利用者IDが予め訪問看護ステー
ションから指示され利用者IDでないとき、該当介護サ
ービスに必要な各種情報に対する書込み更新及び記憶す
ることを禁止するようにしている。
【0038】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、何らかの手違いが生じて、この携帯
端末を用いて訪問看護ステーションから指示され利用者
以外の利用者に対して介護サービスが実施されることが
未然に防止される。
【0039】請求項11においては、携帯端末は、介護
サービス用ICカードの各種情報に対する書込み更新及
び記憶の開始時間及び終了期間を介護サービスの訪問開
始時間及び訪問終了時間として介護サービスに必要な各
種情報の一つとして記憶する時間記憶手段を有してい
る。さらに、訪問看護ステーションは、携帯端末から入
力された介護サービスに必要な各種情報に含まれる訪問
開始時間及び訪問終了時間に基づいて介護者の労働時間
管理を行う労働時間管理手段を有する。
【0040】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、各介護者が各利用者宅を訪問して介
護サービスを実施する場合における労働時間管理を訪問
看護ステーションにおいて正確に実施することができ
る。
【0041】請求項12の介護サービス支援システムに
おいては、予め登録された介護サービスの各利用者に所
持させた請求項1記載の介護サービス用ICカードに記
憶された介護サービスに必要な各種情報に対する書込み
及び更新を行い、かつこの各種情報を読取ってオンライ
ン回線を介して送出するパーソナルコンピユータと、各
利用者毎に当該利用者の介護サービス情報を記憶する介
護サービスデータベースを有し、パーソナルコンピユー
タからオンライン回線を介して入力された介護サービス
に必要な各種情報で介護サービスデータベースの介護サ
ービス情報を更新するとともに、介護サービスデータベ
ースに記憶された各利用者の介護サービス情報に基づい
て各利用者宅に対する介護者の訪問介護を管理する訪問
看護ステーションとを備えている。
【0042】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、利用者宅には、訪問看護ステーショ
ンに対してオンライン回線を介して接続されたパーソナ
ルコンピユータが設けられている。
【0043】したがって、訪問看護ステーションは、必
要な情報を実時間で監視又は収集できる、請求項13に
おいては、パーソナルコンピユータは、介護サービス用
ICカードから読取った介護サービスに必要な各種情報
に含まれる利用者IDが予め訪問看護ステーションから
指示され利用者IDでないとき、該当介護サービスに必
要な各種情報に対する書込み更新及び記憶することを禁
止している。
【0044】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、請求項10とほぼ同様の作用効果が
得られる。
【0045】請求項14においては、パーソナルコンピ
ユータは、介護サービス用ICカードの各種情報に対す
る書込み更新及び記憶の開始時間及び終了期間を介護サ
ービスの訪問開始時間及び訪問終了時間として介護サー
ビスに必要な各種情報の一つとして記憶する時間記憶手
段を有している。さらに、訪問看護ステーションは、パ
ーソナルコンピユータから入力された介護サービスに必
要な各種情報に含まれる訪問開始時間及び訪問終了時間
に基づいて前記介護者の労働時間管理を行う労働時間管
理手段を有する。
【0046】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、請求項11とほぼ同様の作用効果が
得られる。
【0047】請求項15においては、パーソナルコンピ
ユータは、入力されたパスワードが正当な介護者のパス
ワードに一致したとき、介護サービス用ICカードに記
億された介護サービスに必要な各種情報に対するアクセ
スを許可するパスワードチェック手段を有する。
【0048】このように構成された介護サービス支援シ
ステムにおいては、利用者の個人情報がより厳格に管理
される。
【0049】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。
【0050】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係わる介護サービス支援システムの概略構成を示
すブロック図である。この第1実施形態の介護サービス
支援システムは大きく分けて、予め登録された介護サー
ビスの各利用者の介護を管理する訪問看護ステーション
11と、利用者側装置としての各利用者の利用者宅に配
設された複数の利用者宅装置12と各病院に配設された
複数の病院装置13とで構成されている。
【0051】訪問看護ステーション11内には、各利用
者の介護サービス情報を記憶している介護サービス情報
データベース14と、管理者が任意の利用者の状態を映
像や各種データで確認するための監視モニタ15と、介
護サービスデータベース14に記憶された各利用者の介
護サービス情報に基づいて各利用者宅に対する介護者の
訪問介護の管理を立案及び実行するためのホストコンピ
ュータからなるサーバ16とが収納されている。
【0052】各利用者宅装置12内には、利用者17が
所持する介護サービス用ICカード18に対して各種情
報の読出及び書込みを実施するためのICカードリード
ライタ19と、利用者17の状態を撮影する監視カメラ
20と、利用者17の体温、脈拍、血圧等の心身情報を
測定するバイタルセンサ21と、各部の動作を制御する
パーソナルコンピュータ22とが収納されている。
【0053】さらに、病院装置13内には、この病院を
訪れた介護サービスの利用者17が所持する介護サービ
ス用ICカード18に記憶された各種情報を読取った
り、記憶された病状等の情報を変更または更新するため
のICカードリードライタ23と、読取った情報を表示
したり、医師が介護サービス用ICカード18に対して
書込むべき情報を入力するためのパーソナルコンピュー
タ24と、各患者のカルテを含む全ての診療情報を記憶
する患者データベース25とが収納されている。
【0054】そして、訪問看護ステーション11のサー
バ16は、例えば公衆電話回線を介して各利用者の自宅
に配設された各利用者宅装置12のパーソナルコンピュ
ータ22との間で各種の情報交換が可能である。また、
訪問看護ステーション11のサーバ16は、必要に応じ
て、公衆電話回線を介して各病院の病院装置13のパー
ソナルコンピュータ24との間で各種の情報交換が可能
である。
【0055】各利用者が所持する介護サービス用ICカ
ード18の記憶部内には、図2に示すように、管理領域
18aとデータ領域18bとが形成されている。管理領
域18a内には、データ領域18bに記憶された介護に
関する多数の情報のなかから介護者や医師が必要とする
情報を簡単に検索するためのキーワード検索ファイル2
6、コード検索ファイル27、及び項目検索ファイル2
8が形成されている。
【0056】キーワード検索ファイル26内には、図3
(a)に示すように、データ領域18bに記憶された介
護に関する多数の情報のうちの代表的な複数の語句をキ
ーワードに設定して、各キーワードの語句(情報)に該
当するデータ領域18b内の実データの格納場所(アド
レス)が記憶されている。
【0057】したがって、例えば、介護者や医師が利用
者17に関する各種の情報を知りたい場合、「利用者」
というキーワードをパーソナルコンピュータ22,24
からから入力することにより、データ領域18b内の利
用者17に関する目的とする情報を表示画面上で即座に
確認することができる。
【0058】また、コード検索ファイル27内には、図
3(b)に示すように、データ領域18bに記憶された
利用者17の病状情報における各疾病名分類コードに対
して正しい疾病名分類名称と各疾病名に該当するデータ
領域18b内の実データ格納場所(アドレス)が記憶さ
れている。したがって、医師がキーワードでなく疾病名
分類コードを入力した場合には、このコード検索ファイ
ル27に基づき、正しい疾病名分類名称が表示されると
共に、データ領域18b内の該当箇所の情報が表示画面
上に表示される。
【0059】項目検索ファイル28内には、図4に示す
ように、データ領域18bに記憶されているそれぞれの
データに関する項目{利用者情報(項目1)から身体部
位状況情報(項目13)}と、各項目番号に対応する情
報内容と、各情報内容に該当するデータ領域18b内に
おける実データの格納場所(アドレス)が記憶されてい
る。
【0060】したがって、介護者や医師が利用者17に
関する各項目の情報を確認したい場合や、予め、例えば
項目1は利用者情報の記録書、項目2は利用者情報の指
示書というように、各項目対応する情報が分かれている
ような場合には、キーワードを入力するよりも項目番号
を入力する方が早いため、該当情報の項目番号をパーソ
ナルコンピュータ22,24でキー入力すると、この項
目検索ファイル28に基づき、該当項目の情報の詳細が
表示画面上に表示されると共に、該当するデータの表示
も可能である。
【0061】このように、介護サービス用ICカード1
8内の管理領域18aに、互いに検索方法が異なる複数
の検索ファイル26,27,28を設けることによっ
て、介護者や医師が利用者17に関する必要な介護サー
ビスに関する情報を短時間で確認できる。
【0062】ここでは、キーワード、分類コード、項目
番号をキー入力する方法で説明したが、画面にこれらを
選択情報として表示し、表示された項目に対する検索を
行うようにすることも可能であり、介護者や医師の入力
の手間を省くことができる。
【0063】次に、介護サービス用ICカード18のデ
ータ領域18bに記憶された項目1〜項目13の各情報
の詳細を順番に説明する。
【0064】図5は項目1の「利用者情報(記録書)」
の詳細図である。この利用者情報(記録書)内には、図
示するように、利用者17を特定する識別情報としての
利用者IDや該当利用者17の健康状態が記憶されてい
る。具体的には、病状、既往歴、家族構成、サービス利
用状況、平常時心身情報等が記憶されている。
【0065】図6は項目2の「利用者情報(指示書)」
の詳細図である。この利用者情報(指示書)内には、主
たる疾病名、病状治癒状態、投与中の薬剤、痴呆の状
態、リハビリテーションの留意事項、緊急時の連絡先等
が記憶されている。
【0066】図7は項目3の「訪問記録情報」の詳細図
である。この訪問記録情報は介護者が利用者17に対し
て訪問介護する毎に、介護者がパーソナルコンピュータ
22を用いて入力した訪問介護の結果が記憶されてい
る。例えば、訪問年月日、訪問した介護者のID(識別
番号)、介護基本料、訪問の種別等が記憶されている。
【0067】図8は項目4の「報告書」の詳細図であ
る。この報告書は介護者が訪問介護する毎に、介護者が
パーソナルコンピュータ22を用いて入力した次の介護
者に引き継ぐべき具体的介護結果が記憶さている。例え
ば、病床の経過、介護、リハビリテーションの内容、特
記すべき事項等が記憶されている。
【0068】項目3の「訪問記録情報」と項目4の「報
告書」とで前回訪問記録情報を構成している。したがっ
て、たとえ同一利用者17に対して前回と異なる介護者
が訪問したとしても、介護者はこの介護サービス用IC
カード18に記憶されたこの前回訪問記録情報を表示画
面上に読出して前回の介護情報を確認できる。よって、
介護者はこの前回の介護情報を参考にして該当利用者1
7に対して適切な介護サービスを提供できる。
【0069】図9は項目5の「情報提供書情報」の詳細
図であり、図10は項目6の「療養費用明細書情報」の
詳細図である。
【0070】また、図11は項目7の「介護サービス情
報」である。この介護サービス情報には、介護者が利用
者17に対して実施する介護サービスの具体的内容が記
憶されている。よって、利用者17の家族や親戚はこの
情報を参照し、利用者17の看病や対応のしかたを確認
することができる。
【0071】図12は項目8の「疾病名情報」の詳細図
であり、当該利用者17の病気の疾病名コード、疾病名
分類コード,疾病名カナ名称、疾病名等が記憶されてい
る。したがって、この利用者17が病院を訪れた場合
に、医師はこの疾病名情報を読出しすることによって、
簡単に該当患者(利用者17)の疾病名を確認できる。
【0072】よって、この項目8の「疾病名情報」及び
項目2の「利用者情報」とで該当利用者17に対する緊
急治療のための病状情報を構成する。
【0073】図13(a)は項目9の「関係機関情報」
の詳細図であり、図13(b)は項目10の「関係者情
報」の詳細図である。この関係機関情報及び関係者情報
は、該当利用者17に前述した緊急入院や交通事故等の
緊急自体が発生した場合において、緊急に連絡する必要
がある市町村の福祉事務所等の関係機関や家族や親戚等
の関係者の連絡先等が記憶されている。
【0074】図14は項目11の「事前訪問記録情報
(身体状況情報)」の詳細図である。この事前訪問記録
情報には利用者17の痩せ型、太り型等の体型や日常生
活を行う上での聴力や視力等の能力に関する身体的特徴
が記憶されている。
【0075】図15は項目12の「身体状況情報」の詳
細図である。この身体状況情報においては、介護者か介
護サービスで実施した利用者17の入浴前と入浴後にお
ける血圧や脈拍等のデータや顔色,意識、目つき,睡
眠,排泄等の身体状況が記憶されている。
【0076】図16は項目13の「身体部位状況情報
(イメージ情報)」の詳細図である。この身体部位状況
情報には、利用者17において、身体的に不自由な部位
や外観上の特徴点が人体のイメージ上にプロットされて
いる。
【0077】したがって、この項目13の身体部位状況
情報(イメーシ情報)と項目11の事前訪問記録情報
(身体状況情報)とで利用者17を特定するための身体
的特徴情報を構成する。
【0078】次に、以上説明した介護サービスに関する
項目1〜項目13の各情報が記憶された介護サービス用
ICカード18を用いる図1に示す第1実施形態の介護
サービス支援システムにおける各動作を説明する。
【0079】訪問看護ステーション11から利用者宅に
派遣された介護者は、図17に示すように、利用者宅装
置12において、ICカードリードライタ19へ持参し
た新規の介護サービス用ICカード18をセットし、パ
ーソナルコンピュータ22から利用者17に関する前述
した各種の情報を入力する。入力された各種の情報は介
護サービス用ICカード18のデータ領域18bへ書込
まれると共に、訪問看護ステーション11へ送信され
て、サーバ16にて介護サービスデータベース14に登
録される。
【0080】したがって、訪問看護ステーション11の
介護サービスデータベース14に各利用者17が所持す
る介護サービス用ICカード18に記憶された項目1〜
項目13の各情報と、訪問介護を行う各介護者の訪問介
護の各スケジュールが記憶されている。なお、各利用者
17の介護サービス用ICカード18におけるデータ領
域18aの各種の情報のうち基本的な情報は該当利用者
17に対する介護サービスの提供開始時点において、訪
問看護ステーション11でサーバ16を用いて書込まれ
る。同一内容が介護サービスデータベース14に初期登
録される。
【0081】そして、介護者は、介護サービス用ICカ
ード18から読出した介護サービス情報を読出して、こ
の指定する介護サービスを利用者17に対して実施す
る。指定された介護サービスが終了すると、パーソナル
コンピュータ22を介して介護サービス用ICカード1
8に対して項目3,4の訪問記録情報及び報告書からな
る情報を前回訪問記録情報として書込む。この前回訪問
記録情報は当然訪問看護ステーション11の介護サービ
スデータベース14へも登録される。そして、介護者は
各種情報が書込まれた介護サービス用ICカード18を
利用者17に手渡す。
【0082】そして、それ以降、訪問看護ステーション
11のサーバ16は、介護サービスデータベース14に
記憶された各利用者17の介護サービス情報に基づいて
各利用者17に対する訪問介護の立案及び実施の管理を
行う。
【0083】訪問看護ステーション11の指示に従って
一人の介護者が指定された利用者宅へ訪問し、利用者1
7から介護サービス用ICカード18を受取って、パー
ソナルコンピュータ22を用いてこの介護サービス用I
Cカード18から前回訪問記録情報や介護サービス情報
を含む各種の情報を読出して、この情報に基づいて介護
サービスを提供する。そして、介護サービス用ICカー
ド18の前回訪問記録情報を更新する。
【0084】なお、介護者が利用者17に対して初対面
であり、利用者17が介護サービス用ICカード18に
記憶された利用者17であることを確認する必要が生じ
た場合は、図18に示すように、介護者はパーソナルコ
ンピュータ22を操作して、前述した項目11及び項目
13の身体的特徴情報を表示画面上に読出すことによっ
て、この介護サービス用ICカード18を所持している
利用者17の本人照会を簡単に実施できる。
【0085】また、この利用者17が体の不調等を訴え
て病院を訪れた場合、病院の医師は、利用者17(患
者)が所持する介護サービス用ICカード18を受取っ
てICカードリードライタ23へ挿入して、パーソナル
コンピュータ24を操作して、前述と同様の手順で本人
照会を実施する。
【0086】医師は、本人照会が終了すると、パーソナ
ルコンピュータ24を操作して、介護サービス用ICカ
ード18に記憶されている前述した項目1及び項目8の
情報に含まれる病状情報を表示画面に読出して、その病
状情報を確認する。そして、その病状情報を参考にして
利用者17に対する診療を実施する。なお、医師は必要
に応じて介護サービス用ICカード18に記憶されてい
る病状情報を更新する。
【0087】さらに、例えば来院した利用者17が介護
サービス用ICカード18を所持していない場合、医師
は、パーソナルコンピュータ24を操作して、訪問看護
ステーション11のサーバ16を介して介護サービスデ
ータベース14に登録されている該当利用者17に関す
る各種情報を読出して自己のパーソナルコンピュータ2
4の表示画面に表示出力させることも可能である。
【0088】また、図19に示すように、在宅の利用者
17にバイタルセンサ20を持たせて、定期的に利用者
17の体温、血圧、脈拍等の心身情報を測定することも
可能である。この場合、利用者宅装置12のパーソナル
コンピュータ22はその測定結果を訪問看護ステーショ
ン11へ転送する。訪問看護ステーション11のサーバ
16は、受信した測定結果を介護サービスデータベース
14内の該当利用者17の項目1の利用者情報に登録す
るとともに、監視モニタ15へ測定結果を表示させ、異
常値がないか否かを操作者に監視を促す。
【0089】さらに、図20に示すように、訪問看護ス
テーション11の管理者は、サーバ16を操作して、利
用者宅の利用者宅装置12の監視カメラ20を遠隔操作
して、この監視カメラ20で利用者17の顔や身体状況
を撮影する。そして、撮影された利用者17の映像をパ
ーソナルコンピュータ22を介して訪問看護ステーショ
ン11へ転送させる。そして、管理者は、その映像を監
視モニタ15に表示出力させることによって、利用者1
7の状況を遠隔操作で監視できる。特に、緊急時におい
ては。迅速に利用者17の状況を把握でき、介護者派遣
を含む素早い対策を講ずることができる。
【0090】なお、本発明は上述した第1実施実施形態
の介護サービス支援システムに限定されるものではな
い。例えば、利用者宅装置12内にプリンタを設置し、
必要に応じて、このプリンタで、バイタルセンサ21で
測定した体温、血圧,脈拍等の心身情報等の種々な情報
の履歴を印刷することも可能である。
【0091】(第2実施形態)図21は本発明の第2実
施形態に係わる介護サービス支援システムの概略構成を
示すブロック図である。図1示す第1実施形態の介護サ
ービス支援システムと同一部部分には同一符号が付して
ある。したがって、重複する部分の詳細説明を省略す
る。
【0092】この第2実施形態の介護サービス支援シス
テムにおいては、携帯端末30を採用している。すなわ
ち、前述した第1実施形態においては、各利用者宅にて
ICカード18に記憶された情報の読出及び情報の更新
操作を利用者宅に設置されている利用者宅装置12を用
いて実施した。
【0093】しかし、図21の第2実施形態に示すよう
に、例えば、介護者が携帯している携帯端末30にIC
カードリーダライタ19を備えておくことによって、同
様にICカード18に記憶された情報の読出及び情報の
更新を実施できる。
【0094】また、この携帯端末30を携帯電話や加入
者電話32にモデム31を介して接続することによっ
て、上述した利用者宅装置12と同様に、訪問看護ステ
ーション11との間で情報交換も可能である。
【0095】このように、各利用者宅で利用する利用者
側装置としては、利用者宅に設置された利用者宅装置1
2や介護者が所持している携帯端末30等のICカード
リードライタ19を備えた装置であれば、十分利用可能
である。
【0096】(第3実施形態)図22は本発明の第3実
施形態に係わる介護サービス支援システムの概略構成を
示すブロック図である。図1示す第1実施形態の介護サ
ービス支援システムと同一部分には同一符号が付してあ
る。したがって、重複する部分の詳細説明を省略する。
【0097】この第3実施形態の介護サービス支援シス
テムにおいては、ICカード18を所持する利用者17
の利用者宅で介護者が操作する利用者側装置33とし
て、図1に示す第1実施形態の介護サービス支援システ
ムにおける該当利用者宅に常設されたパーソナルコンピ
ユータ22、又は介護者が所持している例えばモバイル
コンピユータからなる携帯端末34のいずれか一方の装
置が使用される。
【0098】そして、利用者側装置33としてパーソナ
ルコンピユータ22が作用された場合、前述したよう
に、訪問看護ステーション11のサーバ16は、例えば
公衆電話回線を介して各利用者の自宅に配設された各利
用者宅装置12のパーソナルコンピュータ22との間で
オンラインによる各種の情報交換が可能である。
【0099】一方、利用者側装置33として携帯端末3
4が採用された場合、この携帯端末33を図21に示す
第2実施形態の携帯端末30と同様に、モデムを介して
訪問看護ステーション11のサーバ16に対してオンラ
イン接続することも可能であるが、この第3実施形態に
おいては、オンライン通信機能を有していない通常の携
帯端末である。
【0100】そして、この携帯端末34に対して、必要
に応じて、ICカードリードライタ19,監視カメラ2
0,バイタルセンサ21が接続可能である。また、当
然、この携帯端末34を直接訪問看護ステーション11
のサーバ16に接続ケーブルで接続することによって、
この携帯端末34とサーバ16との間で自由に情報交換
が可能である。
【0101】この、モバイルコンピユータからなる携帯
端末34には、訪問看護プログラムが記憶されていると
共に、記憶部内には、図23に示すように、利用者に対
する介護サービスに必要な各種情報としての介護情報を
記憶する介護情報メモリ35と、パスワードメモリ36
と、利用者IDメモリ37が形成されている。
【0102】介護情報メモリ35内には、3〜6の記憶
領域35aが形成されており、各記憶領域35a内に
は、各利用者17のICカード18から読取った各利用
者17の介護サービスに必要な各種情報としての介護情
報が書込まれる。
【0103】パスワードメモリ36内にはこの携帯端末
34の使用者を特定するためのパスワードが記憶されて
いる。さらに、利用者IDメモリ37内には、サーバ1
6から指定された、これから訪問する利用者IDが記憶
されている。
【0104】なお、介護情報メモリ35は、利用者宅に
設置されたパーソナルコンピユータ22内にも形成され
ている。
【0105】また、訪問看護ステーション11のサーバ
16は、第1実施形態で説明した各種の管理及び監視処
理を実行するとともに、自己に接続された状態の携帯端
末34に対してこの携帯端末34を所持する介護者がこ
れから訪問する利用者17の利用者IDを書込むととも
に、オンライン回線を介して、利用者宅に設置されたパ
ーソナルコンピユータ22に対して、訪問先の利用者1
7の利用者IDを送出する。
【0106】また、訪問看護ステーション11のサーバ
16は、携帯端末34又はパーソナルコンピユータ22
を介して収集した利用者17の介護情報で、介護サービ
スデータベース14の該当利用者17の介護情報を更新
する。
【0107】さらに、サーバ16は、更新された介護情
報における訪問記録情報に含まれる訪問開始時間と訪問
終了時間とから、該当利用者17を訪問介護した介護者
の労働時間管理を実施する。
【0108】このように携帯端末34又はパーソナルコ
ンピユータ22が採用された利用者側装置33の処理動
作を図24,図25の流れ図を用いて説明する。
【0109】介護者が利用者宅で利用者側端末装置33
の電源を投入して、訪問看護プログラムを立ち上げると
(S1)、介護者によるバスワード入力操作でもつて、
該当介護者が正当な介護者であることを確認する(S
2)。この正当な介護者か否かの判断は、携帯端末の場
合は、訪問看護ステーション11のサーバ16から携帯
端末を切り離す際に、その日の担当介護者のパスワード
を携帯端末に記偉させておくことによりチェックが可能
となる。
【0110】一方、利用者宅に常設されたパーソナルコ
ンビュータの場合には、後述する利用者のIDの一致の
確認の際に、訪問看護ステーシヨン11のサーバ16上
で管理されている、ICカードの入力により特定された
利用者IDに対する担当介護者のパスワードと比較する
ことによりチェックが可能となる。次に、利用機種が携
帯端末かパーソナルコンピュータかを判定して(S
3)、携帯端末の場合にはサーバ16とは切り離されて
いることを確認する(S4)。
【0111】そして、携帯端末がサーバ16と切り離さ
れている場合およびパーソナルコンビュータの場合に
は、次にICカードリードウイタ19に利用者17が所
持しているICカード18が挿入されると(S5)、こ
のICカード18に記憶されている介護情報を読取り介
護情報メモリ35内へ格納する。さらにこの介護情報に
含まれる利用者IDを読取る(S6)。そして、この読
取った利用者IDがサーバ16がオンラインを介して指
示された利用者IDであることを確認する。なお、携帯
端末34の場合は、利用者IDメモリ37に記憶されて
いる利用者IDに一致することを確認する(S7)。
【0112】次に、図示しない時計回路から読取った現
在時刻をICカード18から読取った図7に示す介護情
報における訪問記録情報に訪問開始時刻として書込む
(S8)。
【0113】これ以降、介護者は、利用者17に対する
実際の介護サービスを実施する。この介護サービスの実
施過程で、必要に応じて、ICカード18から読取った
介護情報を参照したり、介護情報を更新し、新規データ
を書込む(S9)。
【0114】そして、利用者17に対する一連の介護サ
ービスが終了すると(S10)、図示しない時計回路か
ら読取った現在時刻をICカード18から読取った図7
に示す介護情報(利用者情報)における訪問記情報に訪
問終了時刻として書込む。そして、更新後の介護情報を
元のICカード18に書込む。その結果、利用者17が
所持するICカード18に記憶されている該当利用者1
7の介護情報が最新の介護情報に更新される(S1
1)。
【0115】そして、再度自己の機種を判断して(S1
2)、パーソナルコンピユータ22の場合は、介護情報
メモリ35内に記憶している更新後の該当利用者の介護
情報をオンライン回線を介して訪問看護ステーション1
1のサーバ16へ送信する(S13)。その後、今回の
訪問介護プログラムを終了させる(S14)。
【0116】S12にて、機種が携帯端末34の場合、
そのまま今回の訪問介護プログラムを終了させる(S1
5)。
【0117】そして、介護者が自己の携帯端末34を訪
問看護ステーション11へ持帰り、携帯端末34をサー
バ16に接続して、電源を投入して、訪問看護プログラ
ムを立上げると(S16)、自己がサーバ16に接続中
であることを確認する(S17)。そして、介護者のパ
スワード入力待ちを解除する。すなわち、携帯端末34
がサーバ16に接続されている状態においては、この携
帯端末34の使用者は特定されずに、任意の人が取り扱
い可能となる(S18)。
【0118】そして、介護情報メモリ35に記憶してい
る各利用者17の介護情報をサーバ16へ転送する。そ
して、介護情報メモリ35の記憶内容をクリアする。サ
ーバ16は受領した介護情報で介護サービスデータベー
ス14内の対応する介護情報を更新する(S19)。次
に、サーバ16から、この携帯端末34を所持する介護
者が訪問すべき利用者17の利用者IDを取込んで、利
用者IDメモリ37へ書き込む(S20)。そして、今
回の訪問看護プログラムを終了させる(S21)。
【0119】なお、S17にて、携帯端末34がサーバ
16に接続されていない場合は、この携帯端末34を所
持する介護者は、一人の利用者17に対する介護サービ
スが終了したのち訪問看護ステーション11に戻らず
に、そのまま次の利用者17の利用者宅へ向かって、こ
の利用者宅で訪問介護プログラムを立上げて、次の利用
者17に対する介護サービスを開始したと判断して、S
5へ戻り、次の利用者宅で利用者宅側端末装置33の電
源が投入されると、介護者のパスワードの入力操作でも
って、当該介護者が正当な介護者であることを確認す
る。
【0120】このように構成された第3実施形態の介護
サービス支援システムにおいては、各介護者が所持する
携帯端末34の介護情報メモリ35内には、該当介護者
が介護サービスを行なった利用者17の介護情報が記憶
されている。この介護情報は、きわめて個人的なもので
あるので、この個人情報である介護情報の取扱いには十
分注意を払う必要がある。
【0121】これに対処するために、携帯端末34をサ
ーバ16から切り離している状態、すなわち、訪問のた
めにこの携帯端末を外部に持出している状態において
は、介護者のパスワード入力操作がないとICカード1
8の読取及び読取った介護情報の参照を実施できない。
したがって、第3者が携帯端末34を操作して介護情報
を見ることが未然に防止され、利用者17の個人情報の
安全性が十分確保される。
【0122】さらに、訪問介護サービスが終了して、訪
問看護ステーション11のサーバ16に接続するまでの
期間における介護情報メモリ35内に介護情報が記憶さ
れた状態においては、利用者宅側端末装置33の電源が
投入され、パスワード入力により正当な介護者であるこ
とが確認されたとしても、既に介護を実施し携帯端末に
記億されている介護情報については、アクセスできない
ように制御しておくことにより、たとえ、担当介護者で
あっても介護情報を見ることができない。
【0123】さらに、利用者17のICカード18の介
護情報を読取った時点で、この介護情報に含まれる利用
者IDが訪問看護ステーション11のサーバ16から指
示された利用者IDであることを確認するようにしてい
る。
【0124】したがって、介護者はサーバ16から指令
された利用者17以外の他の利用者17に対する介護サ
ービスを実施できないので、より一層利用者17の個人
情報の安全性が確保される。
【0125】さらに、各介護者が各利用者宅で利用者1
7に対して行った介護サービスの開始時間と終了時間と
は自動的に読取られて、介護サービスデータベース14
に登録される。
【0126】よって、サーバ16は、更新された介護情
報における訪問記録情報に含まれる訪問開始時間と訪問
終了時間とから、該当利用者17を訪問介護した介護者
の正確な労働時間管理が実施可能となる。
【0127】したがって、従来、介護者の申告に基づい
て実施していた労働時間管理に比較して、介護者及び訪
問看護ステーション11の管理者の事務処理負担を大幅
に軽減できる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明の介護サービ
ス用ICカード及び介護サービス支援システムにおいて
は、介護サービス用ICカードをこの介護サービスを受
ける全ての利用者に所持させている。そして、その介護
サービス用ICカードに介護サービス利用者の様々な個
人情報を登録している。その情報の内容は、介護者の視
点からの利用者の各種情報であり、介護者にとって正確
な情報となり、また、家族にとっても利用者への正しい
介護法を知ることのできる情報であり、緊急時には病院
で医師が治療をする際の参考情報となる。
【0129】したがって、介護サービス用ICカードに
より常に利用者の正確な情報を知ることができる。特に
他人とのコミュニケーションが実施できない利用者にと
っては、とても便利なものとなる。
【0130】また、介護サービスに関する全ての情報は
介護サービス用ICカードに登録されているため、病院
等の施設でも即時に利用者の情報が確認できる。
【0131】介護サービス用ICカードに登録された情
報は内容別に分類されている。介護者、家族、医師等そ
れぞれの立場によって情報の内容を参照したい部分も異
なるので、キーワードを設けることで知りたい情報を素
早く参照できる。
【0132】介護サービスデータベースおよび介護サー
ビス用ICカードに記憶された利用者の身体状況に関す
る情報から本人照会を行うため、たとえ他人とのコミュ
ニケーションが困難な利用者であっても簡単に本人照会
が実施できる。
【0133】監視カメラ、バイタルセンサを使用するこ
とから、訪問せずに利用者の状態を映像や数値で確認で
き、利用者の状態が瞬時に把握でき、また映像の保管に
よる視覚的な利用者の状態変化も確認できる。
【0134】さらに、利用者宅で利用者に対する介護サ
ービスで使用し、また得られた介護情報に対する安全性
が十分確保できる。
【0135】また、各利用者宅を訪問して介護サービス
を実施する各介護者に対する労働時間管理が正確に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係わる介護サービス
支援システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 本発明の介護サービス用ICカードの記憶内
容の全体フォーマット図
【図3】 同介護サービス用ICカード内に形成された
各検索ファイルの記憶内容を示す図
【図4】 同介護サービス用ICカード内に形成された
項目検索ファイルの記憶内容を示す図
【図5】 同介護サービス用ICカード内に記憶された
項目1の利用者情報を示す図
【図6】 同介護サービス用ICカード内に記憶された
項目2の利用者情報を示す図
【図7】 同介護サービス用ICカード内に記憶された
項目3の訪問記録情報を示す図
【図8】 同介護サービス用ICカード内に記憶された
項目4の報告書を示す図
【図9】 同介護サービス用ICカード内に記憶された
項目5の情報提供書情報を示す図
【図10】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目6の療養費明細情報を示す図
【図11】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目7の介護サービス情報を示す図
【図12】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目8の疾病名情報を示す図
【図13】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目9の関係機関情報及び項目10の関係者情報を示
す図
【図14】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目11の事前訪問記録情報を示す図
【図15】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目12の身体状況情報を示す図
【図16】 同介護サービス用ICカード内に記憶され
た項目13の身体部位状況情報を示す図
【図17】 同介護サービス支援システムにおける介護
サービス用ICカード及び介護サービスデータベースに
対する情報検索及び情報登録時における情報の流れを示
す図
【図18】 同介護サービス支援システムにおける利用
者の本人照会時における情報の流れを示す図
【図19】 同介護サービス支援システムにおける利用
者の体温等を測定する場合における情報の流れを示す図
【図20】 同介護サービス支援システムにおける利用
者の映像を監視する場合における情報の流れを示す図
【図21】 本発明の第2実施形態に係わる介護サービ
ス支援システムの概略構成を示すブロック図
【図22】 本発明の第3実施形態に係わる介護サービ
ス支援システムの概略構成を示すブロック図
【図23】 同介護サービス支援システムに採用される
携帯端末内に形成された介護情報メモリの記憶内容を示
す図
【図24】 同介護サービス支援システムにおける利用
者側装置の処理動作を示す流れ図
【図25】 同じく同介護サービス支援システムにおけ
る利用者側装置の処理動作を示す流れ図
【図26】 従来の在宅介護サービスのための情報処理
システムの概略構成図
【符号の説明】
11…訪問看護ステーション 12…利用者宅装置 13…病院装置 14…介護サービスデータベース 15…監視モニタ 16…サーバ 17…利用者 18…介護サービス用ICカード 19,23…ICカードリードライタ 20…監視カメラ 21…バイタルセンサ 22,24…パーソナルコンピュータ 25…患者データベース 26…キーワード検索ファイル 27…コード検索ファイル 28…項目検索ファイル 30,34…携帯端末 33…利用者側装置 35…介護情報メモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 介護サービスの利用者が所持するための
    介護サービス用ICカードであって、少なくとも、前記
    利用者の識別情報及び健康状態を含む利用者情報と、他
    の介護者へ前記利用者に対する介護の引継ぎを行うため
    の前回訪問記録情報と、当該利用者に対する看病や介添
    の介護情報と、当該利用者に対する緊急治療のための当
    該利用者の病状情報と、当該利用者の身体的特徴情報と
    を記憶する介護サービス用ICカード。
  2. 【請求項2】 予め登録された介護サービスの各利用者
    に所持させた請求項1記載の介護サービス用ICカード
    に記憶された各種情報を読出し、かつ必要に応じて前記
    各種情報の書込み及び更新を行い、その書込情報及び更
    新情報を送出する複数の利用者側装置と、 前記各利用者毎に当該利用者に関する介護サービス情報
    を記憶する介護サービスデータベースを有し、前記各利
    用者側装置から受信した利用者を指定した書込情報及び
    更新情報で前記介護サービスデータベースの当該利用者
    の介護サービス情報を更新するとともに、前記介護サー
    ビスデータベースに記憶された各利用者の介護サービス
    情報に基づいて各利用者宅に対する介護者の訪問介護を
    管理する訪問看護ステーションとを備えた介護サービス
    支援システム。
  3. 【請求項3】 各病院に設けられ、当該病院を訪れた介
    護サービスの利用者が所持する介護サービス用ICカー
    ドに記憶された緊急治療のための病状情報を読出して当
    該利用者に対する診療の支援を行う病院装置を備えた請
    求項2記載の介護サービス支援システム。
  4. 【請求項4】 前記介護サービス用ICカードに記憶さ
    れた各種情報を読出すときに、前記各情報毎に設定され
    たキーワードを用いて目標情報を検索することを特徴と
    する請求項2又は請求項3記載の介護サービス支援シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記介護サービス用ICカードに記憶さ
    れた各種情報を読出すときに、前記利用者の身体的特徴
    情報を表示画面上に読出して、当該介護サービス用IC
    カードの所持者が介護サービス用ICカードに記憶され
    た利用者であることの照会を支援することを特徴とする
    請求項2又は請求項3記載の介護サービス支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記利用者側装置は、前記利用者の心身
    情報をバイタルセンサで測定し、測定した心身情報を前
    記訪問看護ステーションへ送信する送信手段を有し、 前記訪問看護ステーションは前記各利用者側装置から受
    信した心身情報に基づいて当該利用者の体調を監視する
    監視手段を有することをを特徴とする請求項2又は請求
    項3記載の介護サービス支援システム。
  7. 【請求項7】 予め登録された介護サービスの各利用者
    に所持させた請求項1記載の介護サービス用ICカード
    に記憶された介護サービスに必要な各種情報に対する書
    込み及び更新を行い、かつこの各種情報を読取って記憶
    する携帯端末と、 前記各利用者毎に当該利用者の介護サービス情報を記憶
    する介護サービスデータベースを有し、前記携帯端末か
    ら入力された前記介護サービスに必要な各種情報で前記
    介護サービスデータベースの介護サービス情報を更新す
    るとともに、前記介護サービスデータベースに記憶され
    た各利用者の介護サービス情報に基づいて各利用者宅に
    対する介護者の訪問介護を管理する訪問看護ステーショ
    ンとを備えた介護サービス支援システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯端末は、前記介護サービス用I
    Cカードに記憶された介護サービスに必要な各種情報を
    読取ってから前記訪問看護ステーションに接続されるま
    での期間、記憶した各種情報の読出しを禁止することを
    特徴とする請求項7記載の介護サービス支援システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末は、入力されたパスワード
    が該当携帯端末を所持する介護者に与えられたパスワー
    ドに一致したとき、前記介護サービス用ICカードに記
    憶された介護サービスに必要な各種情報に対するアクセ
    スを許可するパスワードチェック手段を有することを特
    徴とする請求項7又は8記載の介護サービス支援システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記携帯端末は、介護サービス用IC
    カードから読取った介護サービスに必要な各種情報に含
    まれる利用者IDが予め訪問看護ステーションから指示
    され利用者IDでないとき、該当介護サービスに必要な
    各種情報に対する書込み更新及び記憶することを禁止す
    ることを特徴とする請求項7記載の介護サービス支援シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記携帯端末は、前記介護サービス用
    ICカードの各種情報に対する書込み更新及び記憶の開
    始時間及び終了期間を介護サービスの訪問開始時間及び
    訪問終了時間として前記介護サービスに必要な各種情報
    の一つとして記憶する時間記憶手段を有し、 前記訪問看護ステーションは、前記携帯端末から入力さ
    れた前記介護サービスに必要な各種情報に含まれる訪問
    開始時間及び訪問終了時間に基づいて前記介護者の労働
    時間管理を行う労働時間管理手段を有することを特徴と
    する請求項7記載の介護サービス支援システム。
  12. 【請求項12】 予め登録された介護サービスの各利用
    者に所持させた請求項1記載の介護サービス用ICカー
    ドに記憶された介護サービスに必要な各種情報に対する
    書込み及び更新を行い、かつこの各種情報を読取ってオ
    ンライン回線を介して送出するパーソナルコンピユータ
    と、 前記各利用者毎に当該利用者の介護サービス情報を記憶
    する介護サービスデータベースを有し、前記パーソナル
    コンピユータから前記オンライン回線を介して入力され
    た前記介護サービスに必要な各種情報で前記介護サービ
    スデータベースの介護サービス情報を更新するととも
    に、前記介護サービスデータベースに記憶された各利用
    者の介護サービス情報に基づいて各利用者宅に対する介
    護者の訪問介護を管理する訪問看護ステーションとを備
    えた介護サービス支援システム。
  13. 【請求項13】 前記パーソナルコンピユータは、介護
    サービス用ICカードから読取った介護サービスに必要
    な各種情報に含まれる利用者IDが予め訪問看護ステー
    ションから指示され利用者IDでないとき、該当介護サ
    ービスに必要な各種情報に対する書込み更新及び記憶す
    ることを禁止することを特徴とする請求項12記載の介
    護サービス支援システム。
  14. 【請求項14】 前記パーソナルコンピユータは、前記
    介護サービス用ICカードの各種情報に対する書込み更
    新及び記憶の開始時間及び終了期間を介護サービスの訪
    問開始時間及び訪問終了時間として前記介護サービスに
    必要な各種情報の一つとして記憶する時間記憶手段を有
    し、 前記訪問看護ステーションは、前記パーソナルコンピユ
    ータから入力された前記介護サービスに必要な各種情報
    に含まれる訪問開始時間及び訪問終了時間に基づいて前
    記介護者の労働時間管理を行う労働時間管理手段を有す
    ることを特徴とする請求項12記載の介護サービス支援
    システム。
  15. 【請求項15】 前記パーソナルコンビュータは、入力
    されたパスワードが正当な介護者のパスワードに一致し
    たとき、前記介護サービス用ICカードに記億された介
    護サービスに必要な各種情報に対するアクセスを許可す
    るパスワードチェック手段を有することを特徴とする請
    求項12又は13記載の介護サービス支援システム。
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