JP2008310474A - 派遣業務用管理システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 派遣社員又は派遣スタッフの派遣先での出退勤の状況や作業工数を、不正を完全に防止しつつ、正確にしかも低コストの装置にて管理可能にした派遣業務用管理システムを提供する。
【解決手段】 派遣社員又は派遣スタッフの派遣を依頼した派遣先20(要介護者宅)が、カードIDと識別コードを備えたICカード21を所持し、派遣社員又は派遣スタッフ13は、打刻処理アプリケーションソフトが実装された携帯電話機12を所持して、上記ICカード21の読取りによって携帯電話機12が打刻した勤怠データを、利害関係の無い第三者のデータセンター30が受信・管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば小規模ながら多店舗を有する企業や事業所、或いは、派遣社員を派遣する派遣会社における派遣先での勤怠や作業工数の管理を適正に行うための勤怠管理システムに関するものであって、更に具体的には、派遣作業の実績を偽る等の不正を防止する機能を備えた派遣業務用管理システムに関するものである。
近年、わが国では高齢者割合が増加の一途を辿っており、寝たきりや認知症等の高齢者の介護が切実な問題となってきている。
一般的に、寝たきりや認知症の高齢者の介護は、その厳しい作業内容や、長期化、介護する家族自体の高齢化などにより、介護者が体調を崩したり、精神的に不安定な状態に陥るケースも少なくない。また、介護にはある程度の専門的な知識も必要とされ、家族による介護では十分な対応が困難であるのが実状である。こうした背景から、介護に関連する知識を備えた派遣スタッフが高齢者介護を専門に行う介護サービス事業が注目されている。
介護事業所に所属している派遣スタッフ(訪問介護者)が介護対象者の自宅に直接訪問して介護を行う介護サービスを提供する事業形態では、派遣スタッフは介護対象者の元へ直接出勤し、退勤時も所属事業所に立ち寄ることなく直接帰宅するケースも多い。このような事業形態における派遣スタッフの出退勤管理は、介護事務所から派遣されている介護者が、介護対象者より勤務時間承認印を貰い、時間を用紙に記録し、所属事務所に後日提出する方法が一般的であった。
しかし、このような従来の方法では、介護対象者より承認印を貰った後に介護者が時間を修正・改竄したりすることが可能であり、所属事業所では正確な出退勤を管理できず、介護対象者と事業者間でトラブルとなることがあった。また、派遣スタッフの自己申告だけで出退勤状況を把握しているケースもあるが、確認作業や事務処理にも手間が掛かる上に実働時間の把握も困難かつ不正確であるという問題点があった。
そこで、特許文献1に見られるように、派遣スタッフの出退勤を正確に管理可能にした勤怠管理方法および勤怠管理システムが開発された。この特許文献1に記載されている方法およびシステムの作用、効果は以下の通りである。
(1) 派遣先で、派遣先に設置されている打刻データ生成用端末と勤務者が所持している携帯電話を接続して打刻、勤怠情報を電子メールによりネットワークを介してホストコンピュータに送信する。
(2) 打刻データ生成用端末に勤務地を示す識別データが予め設定されていて、勤怠情報と共に送信することにより、勤務地以外でのデータ入力を防止できる。
(3) 打刻の時刻は打刻データ生成用端末の時計を使用するため、勤務者が虚偽の時刻データを設定することが不可能。また、打刻データ生成用端末の操作によって時刻データが補正された履歴をホストコンピュータに送信して、チェックすることも可能。
(4) 打刻データ生成用端末で勤怠情報を暗号化して送信するので、データの改ざんを防止できる。
(5) 携帯電話の電話番号による個人認証により簡単な操作で打刻できる。また、携帯電話は気軽に貸し借りできないので、代行不正の抑止になる。
(6) サーバーアクセスの打刻方式ではリアルタイムでの接続が必要に対し、打刻後に勤怠情報を電子メールで送信するので、アクセスが集中してレスポンスが悪くなったり、通信システムが一時的にダウンしても問題ない。
特開2004−355344号公報
ところが、上記特許文献1に記載の勤怠管理方法およびシステムは、以下に述べる如き問題点を有していた。
(1) 各派遣先に打刻データ生成機能と携帯電話との接続機能を持った端末装置が必須となる。派遣先の小さな支店や事業所、介護対象者宅の全てに専用端末を予め設置する必要が有るためコストが掛かるし、急な追加等の変更に柔軟に対応することが難しい。
(2) 打刻データの生成からホストコンピュータでのデータ収集、その後の各種勤怠処理の各処理に、社外の第三者が介在しないため、社内担当者間で協力すれば不正が可能となる。
(3) 打刻時刻等の各処理時刻が各処理装置に内蔵された時計に依存するため、正確な時刻の記録が残らない。また、各装置に内蔵された時計の設定変更による不正を完全に防止することができない。
(4) 打刻データ生成用端末に設定されている勤務地を示す識別データを改ざんすれば勤務地を偽る不正が不可能ではない。
(5) 携帯電話は(仕事に必要な業務情報や個人情報が保存されているため)気軽に貸し借りできないので、代行不正の抑止効果をある程度は期待されるが、完全に防止することはできないので、代行不正の危険性が残ってしまう。
従って本発明の技術的課題は、派遣社員又は派遣スタッフの派遣先での出退勤の状況や作業工数を、不正を完全に防止しつつ、正確にしかも低コストの装置にて管理可能にした派遣業務用管理システムを提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る派遣業務用管理システムは、派遣社員又は派遣スタッフなどから成る就業者を派遣した派遣事業者が、派遣先での上記就業者の勤怠状況や作業工数などの管理を適正に行うための派遣業務用管理システムであって、上記就業者の派遣を受入れる派遣先が、少なくともカードIDと派遣先識別コードを備えたICカードやRFIDタグ等のID識別媒体を所持し、上記派遣社員又は派遣スタッフなどから成る就業者の各々は、少なくともネットワーク接続可能な無線通信機能と、ID識別媒体読取り機能と、上記就業者自身のIDが設定登録済みの記憶装置、及び、打刻処理アプリケーションソフトが実装された携帯電話機等の携帯端末を所持して、上記ID識別媒体の読取りによって上記の携帯端末電話機を用いて上記就業者による就業開始或いは作業開始の打刻処理と、就業終了或いは作業終了の打刻処理を行って、これ等の打刻情報を上記ネットワーク接続可能な無線通信機能を介して予め設定されたサーバーや通信端末に送信するように構成すると共に、
上記就業者保有の携帯端末から送信されて来た上記打刻情報を受信することができる利害関係の無い第三者のデータセンターを設けて、このデータセンターには、少なくとも、送信されて来た打刻情報を打刻情報データベースに記録する打刻情報受信・記録機能と、上記派遣事業者の通信端末から受信した指定条件に従って、上記の打刻情報データベースより該当の打刻情報データを抽出して実績データファイルを作成する実績データファイル作成機能と、この作成した実績データファイルを上記派遣事業者の通信端末に送信する実績データファイル送信機能とが、具備されていることを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る派遣業務用管理システムは、前記データセンターには、前記実績データファイル作成機能によって作成された実績データファイルに対して、データセンターの電子署名生成作成鍵によって生成した電子署名を付与する電子署名機能と、この電子署名が付与された実績データファイルのハッシュ値等を含むタイムスタンプリクエストを作成して、タイムスタンプ発行機関に送信するタイムスタンプ発行要求機能と、このタイムスタンプリクエストに従ってタイムスタンプ発行機関から返信されたタイムスタンプトークンを、上記電子署名が付与された実績データファイルに付与するタイムスタンプ付与機能と、タイムスタンプが付与された前記実績データファイルを前記派遣事業者の通信端末に送信する機能とが、設けられていることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る派遣業務用管理システムは、前記派遣先が所持するID識別媒体には、派遣先位置情報が設定され、前記就業者が所持する携帯端末には、GPS受信機能と、受信したGPSデータから位置情報を算出する機能または携帯電話基地局から通信により位置情報を取得する機能の少なくともどちらか一方の機能と、上記派遣先位置情報を上記GPSデータから算出した位置情報或いは携帯電話基地局から取得した位置情報のどちらか一方または両方とを比較して、これ等取得した位置情報が誤差の範囲内に入っているか否かを判定する位置情報比較照合機能とが具備されていることを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る派遣業務用管理システムは、前記就業者が所持する携帯端末には、GPSデータまたは携帯電話基地局から正確な時刻を取得する時刻取得機能と、打刻時刻としてこれ等GPS時刻又は携帯電話基地局時刻を採用する打刻時刻採用機能が具備されると共に、前記データセンターには、協定世界時(UTC)に同期した正確な時刻を保持する機能と、前記打刻データの受信時に、この打刻データを上記正確な時刻と共に保存管理する保存機能が具備されていることを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る派遣業務用管理システムは、前記携帯端末に、当該携帯端末が打刻時に通信不可の場合、携帯端末の内部記憶装置に打刻データを保存し、後で再送信する再送信機能が具備されていることを特徴としている。
(6) また、本発明の請求項6に係る派遣業務用管理システムは、前記ID識別媒体のアクセス時、或いは、GPSや携帯電話基地局又はその他各装置における各通信の動作時において、エラー発生時にはエラーログを保存して、前記データセンターにてこのエラーログを収集・管理することを特徴としている。
(7) また、本発明の請求項7に係る派遣業務用管理システムは、前記派遣事業者の通信端末からネットワークを介して前記データセンターにアクセスして、期間や就業者情報、或いは、就業先情報、分類といった出力条件を指定すると、指定された条件に従って、前記打刻情報データベースより該当の打刻情報データを抽出して前記実績データファイルを作成し、上記派遣事業者の通信端末に送信することを特徴としている。
(8) 更に、本発明の請求項8に係る派遣業務用管理システムは、前記ID識別媒体がICカードであって、前記携帯端末にICカード書込み機能を備え、上記ICカードの記憶装置に、前回までの各打刻情報を記憶装置の未使用容量に合わせて記憶することを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、派遣先ではICカードやRFIDタグ等のID識別媒体と携帯電話機等の携帯端末だけを使用して就業或いは作業の開始と終了を打刻処理できるため、簡便なシステム構成で正確に勤怠状況や作業工数などを管理できると共に、事業所担当者や介護対象者といった派遣先が保持・管理するID識別媒体を使って打刻するため、不正抑止になって派遣業務を適正に管理することを可能にする。
更に上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、利害関係の無い第三者であるデータセンターが打刻情報の記録と管理を行うため、派遣社員や派遣スタッフを派遣した事業者の負担が頗る軽減されると共に、第三者の介在によってデータの改ざんを抑止することができる。
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、上記第三者であるデータセンターは、データセンターの電子署名を付与した実績データファイルに、タイムスタンプ発行機関から返信されたタイムスタンプトークンを付与した後、このデータファイルを派遣事業者に送信するため、派遣事業者は将来的にもデータファイルの発行元と非改ざん性を客観的に証明することができる。例えば、不定期に行われる自治体等から介護事業者への監査時には、電子署名とタイムスタンプが付与された実績データファイルを提示することによって、不正がないことを容易に証明することを可能にする。
上記(3)と(4)で述べた請求項3及び4に係る手段によれば、打刻時にGPSにより取得した位置情報または携帯電話基地局より取得した位置情報を、ID識別媒体に保存された位置情報と比較確認するため、位置情報の不正を防止することができ、また、打刻時には、GPSまたは携帯電話基地局より正確な時刻を取得し、この時刻を打刻時刻とするため、より正確な打刻時刻とすることができるものであって、携帯端末の内部時計の時刻を使用しないので、時計を変更することによる不正を防止することができる。また、データセンターにおいて打刻データ受信時に協定世界時(UTC)に同期した正確な時刻と共に保存することと併せて、システム全体で一貫して正確な時刻を使用するので、時刻に関する不正を抑止することができる。
上記(5)、(6)で述べた請求項5及び6に記載の手段によれば、携帯端末が通信可能状態の場合は、打刻直後に打刻情報をデータセンターにリアルタイムに送信して、不正抑制効果を発揮するが、リアルタイム送信ができない場合は、携帯電話機の内部に保存して、その後、通信可能時に再送信し、更に、ID識別媒体アクセス・GPS・基地局の各エラーログデータも送信するため、後から追跡調査が可能となる。
また、正確な時刻取得ができなかった場合には、携帯電話機の内部時計の時刻を使用するが、打刻データと各エラーログ、データセンターの登録情報の相関関係の追跡調査により妥当性・正当性をチェックすることができる。
上記(7)で述べた請求項7に記載の手段によれば、派遣事業者から指定された期間やその他各種の情報、或いは、就業(派遣)地域、加入自治体、要介護度、担当ケアマネージャーといった各種分類毎に該当する打刻データを打刻情報データベースから収集し、実績データファイルを作成して、派遣事業者の通信端末に送信するため、派遣事業者は必要な時に必要な打刻情報を指定した条件で受け取ることができ、派遣スタッフの勤怠管理や派遣報酬の算出を容易にすることを可能にする。
上記(8)で述べた請求項8に記載の手段によれば、就業者の派遣を受入れる派遣先が所持するID識別媒体をICカードとすることにより、打刻データをICカード内にも保存して、ファーストインファーストアウトで新しいデータを残すことができるため、何らかの障害でデータにトラブルが発生した場合に対処できる(予備データ)ものであって、派遣先にもデータを残すことにより不正への抑止効果を更に高めることができる。
以上述べた次第で、本発明に係る派遣業務用管理システムによれば、派遣先ではICカードやRFIDタグ等のID識別媒体と携帯電話機等の携帯端末との簡易な構成で勤怠状況や作業工数を適正に管理できるものであって、例えば、訪問先の介護対象者が保持する非接触ICカードを使用して打刻するので、確実に相手先の元を訪問したことが確認できると共に、打刻には介護対象者の同意が必要となるため、より不正が難しくなって、派遣事業者による適正な管理が可能となる。
また、打刻データには、GPSまたは携帯電話基地局からの位置情報とのチェック結果と、GPSまたは携帯電話基地局からの正確な時刻を付与されると共に、位置情報チェックにより必ずその場所であることが要求され、更に、携帯電話機の内部時計を使用しないので、時刻を変更する不正ができないため、例えば、今まで有りがちだった、「実際には訪問していないのに訪問したと偽る行為」や、「装置の内部時計の時刻設定を変更して時間を偽る行為」が全く不可能になって、打刻データの信頼性を更に高めることができる。
更に、各システムへのアクセスができなった場合にエラーログを残すことにより打刻データとデータセンターの登録情報と併せて追跡チェックが可能となり、また、第三者であるデータセンターが介在することによるデータ改ざんの防止効果と、電子署名とタイムスタンプを付与することにより、将来的にもデータの発行元と非改ざん性を証明できる点とが相俟って、不正抑止の効果を更に高めることができる。
更にまた、不定期に行われる自治体から介護事業者への監査時には、タイムスタンプが付与された実績データファイルを提示することにより、不正がない事を容易に証明できる。
即ち、
1.個々の打刻データに対する不正抑制・防止効果
2.利害関係のない第三者がデータを収集、集計、管理=データの中立性
3.タイムスタンプ認証により実績データの改ざんが不可能
といった効果を発揮でき、加えて、データセンターが各個別データの収集管理と集計及び複雑な不正防止システムを代行するため、介護事業者の負担が頗る軽減され、中小の事業者に於いても介護サービス事業の経営が容易になる。
以下に、上述した本発明に係る派遣業務用管理システムに実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の一実施例である訪問介護管理システムの全体を説明した構成図であって、図中10は、派遣社員又は派遣スタッフ(訪問介護者)を派遣する派遣事業者(介護事業者)、20は派遣社員又は派遣スタッフが派遣される派遣先(要介護者宅)、30は第三者としてのデータセンター、40はタイムスタンプ発行機関、50は各種携帯電話サービスを提供する携帯電話関連事業者、60と70は上記各部の間を通信可能に結ぶインターネット回線網と電話回線網、80は位置情報と標準時刻を取得するためのGPS衛星、90は携帯電話基地局を示す。
11は派遣事業者10(介護事業者)の通信端末、12は派遣事業者10が派遣する就業者13(派遣社員、派遣スタッフ、訪問介護者等)が所持する携帯電話機、21は派遣先(派遣受入れ先事業所の担当者や介護対象者等)が所持する非接触式ICカードを示す。
上記のICカード21は、カードID・派遣先識別IDコード・派遣先氏名(名称)・派遣先位置情報・前回までの打刻データの各データエリアを内部記憶装置に保持したカードであって、具体的にはFelica(ソニー株式会社の登録商標)に代表される非接触式で読み書き可能なICカード媒体が使用される。
上記内部記憶装置に保持されているデータのうち、カードIDは、IDmとして、カード個々に固有のコードであって、カード製造時に記録され、書き換え不可能な固定データとなっている。また、派遣先識別IDコードは、派遣先毎に個別に付与された識別コードで、派遣先名称(氏名)は、ICカードを保持する介護対象者の氏名や派遣を受け入れる事業所の名称等であり、派遣先位置情報は、ICカードの置かれる介護対象者宅や事業所の所在地を示す緯度・経度の値等で、打刻データは、前回までの各打刻情報をメモリの未使用容量に合わせて記憶すると共に、予め派遣先識別IDコード・派遣先名称・位置情報等の固定データを記憶させて、派遣・訪問先である各家屋や事業所に配布しておく。
上述した携帯電話機12には、就業者13(派遣スタッフ、訪問介護者)の固有情報(就業者ID、就業者氏名、他)が予め記憶されていて、就業者13自身が携帯している。この携帯電話機12には、キースイッチ等の入力機能や表示機能、音声入出力等の標準機能の他に、上記(非接触)ICカードへの読み書き機能と、前記GPS衛星80から電波を受信し、時刻情報を受け取ると共に、各衛星の軌道と時刻差から位置情報を算出する機能と、携帯電話基地局90と通信して、正確な時刻および位置情報を取得する機能と、携帯電話基地局90を介してインターネット等の通信網60によりデータセンター30と送受信する機能と、各打刻処理を行うためのアプリケーションプログラム(例えばiアプリ「株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社の登録商標」)が予めセットされていると共に、打刻データ及び障害情報(エラーログ)を記憶するメモリが具備されていて、就業者13(派遣スタッフ、訪問介護者)が派遣・訪問先に持参するものである。
次に、上述したデータセンター30は、第三者の立場より、派遣先打刻データ等の各種情報の収集及び不正防止サービスを提供するためのものであって、このデータセンター30には、ネットワーク60との通信機能と、協定世界時(UTC)に同期した正確な時刻機能(NTP等の各種時刻同期システムによる)と、派遣事業者から指定された期間、分類毎に打刻データを収集したデータファイル作成機能と、電子署名生成鍵Kdsと、電子署名付与機能、ハッシュ値等を含むタイムスタンプリクエスト(発行要求)の作成機能と、打刻情報データベース32(各打刻データとエラーログデータ)と、これ等の各機能を備えたコンピュータ装置33とを備えている。
次に、上述したタイムスタンプ発行機関40は、クライアントからのタイムスタンプリクエストに対して、タイムスタンプトークンを返し、タイムスタンプ認証サービスを提供するものであって、ネットワークとの通信機能と、正確な時刻機能(正確且つ公正な時刻を刻む原子時計などの基準時計41による)と、タイムスタンプ発行機関固有の署名生成鍵Ktsを有しており、タイムスタンプ発行要求の検証機能と、タイムスタンプ発行機能とを有している。
尚、上記タイムスタンプリクエストやタイムスタンプトークン等のタイムスタンプサービスのプロトコルは、ISO/IEC18014、RFC3161、JISX5063等において標準規格化されている。これらのプロトコルのタイムスタンプ発行システムは、ディジタルデータの存在時刻証明と非改ざん証明を目的とし、タイムスタンプを発行するタイムスタンプ発行機関と、タイムスタンプの発行要求を行うクライアントから構成される。
次いで、派遣社員やスタッフ、或いは、訪問者を送る派遣事業者10は、派遣会社、介護サービス事業者、小規模ながら多店舗を有する企業や事業所であって、通信端末11から期間や分類を指定してデータセンター30より打刻実績データを受信し、派遣社員スタッフ(訪問介護者)の勤怠管理を行う。
次に、上記本発明の処理の流れを訪問介護を例として説明する。
≪派遣先20での処理≫
(A) 就業先(介護対象者)に対して、就業先(介護対象者)特定用のICカード21(FeliCa カード)が予め配布されているものとする。
(B) 就業者(訪問介護者)は、派遣(訪問介護)の打刻処理アプリケーションソフト(iアプリ)を実装した携帯電話機12を持って、就業先(介護対象者宅)を訪問する。
(C) 作業(サービス)内容について、事前に説明・打ち合わせ等の事前準備を済ませる。
例えば、ケアマネージャーから提出された介護プランを双方で確認する等。
(D) 携帯電話機12を操作して、サービス開始打刻処理を行う。打刻処理の詳細は後述する。
(E) 就業者13(訪問介護者)は指定のサービスを行う。
(F) サービスが終了した時点で、サービス終了打刻処理を行う。
(G) 当日の作業(サービス)が複数予定されている場合は(C)〜(F)を繰り返し、作業(サービス)毎にサービス開始とサービス終了の打刻を行う。
前述したICカード21を用いて行う打刻処理は、前述した携帯電話機12を操作して、予め実装されている打刻処理アプリケーションソフト(例えばiアプリで作成した)を起動することによって行うものであって、以降は図2の打刻処理フローチャートに従って処理が進む。
始めのステップS1では、初期画面の打刻処理メニュー画面(図3)が表示され、メニューのどれかが選択されると、ステップS2で選択された内容を判断し、サービス開始または終了が選択された場合には、ステップS3に進む。ステップS3では、選択されたサービス開始または終了に該当する処理コード(01または02)を所定のエリアに記憶する。ステップS2でサービス開始が選択されると、サービスメニュー(図4)が表示され、ステップS4で該当するサービスを選択すると、選択されたサービスに該当するコードを所定のエリアに記憶する。
次いで、携帯電話機12の表示部12AにICカード21を近付けるよう表示することにより(図示しない。音声ガイド等を併用でも良い)、介護対象者22にICカード21を携帯電話機12にかざしてもらうと、ステップS5に進んでICカード21から非接触で、各カードデータ(IDm、派遣先識別IDコード、派遣先名称、派遣先位置情報)を読み込む。読込みが正常に行われた場合にはICカード21を近付ける表示を変更して、読込み完了を操作者に明示する。一定時間内に読取りが正常に完了しなかった場合は、ICカード読取り不可のエラーログデータを作成・保存し、処理を継続する。ICカード読取り不可のエラーログデータは図5の打刻情報データにて、処理コードに06(カードリードエラー)をセット後、各エリアに適宜データをセットして作成する。
次のステップS6では、GPS衛星80からの受信を行い、受信結果をチェックする。受信がOKなら、ステップS7に進んで時刻データを取得し、位置情報を算出するが、ステップS6でGPS衛星80からの受信がNGの場合は、ステップS13にてGPS受信不可のエラーログデータを作成・保存する。GPSエラーログデータは図6の打刻情報データにて、処理コードに03(GPSエラー)をセット後、各エリアに適宜データをセットして作成する。次いで、ステップS14で携帯電話基地局90から位置情報と正確な時刻を受信した後、ステップS8へ戻る。
尚、携帯電話機12には携帯電話基地局90と通信して自動的に時刻を補正する機能を持っているものがある。この場合、時刻自動補正機能とは別に、意図してその時点の正確な時刻を携帯電話基地局90から受信するように構成する。また、携帯電話基地局90への接続ができなかった場合は、GPS衛星80の場合と同様に携帯電話基地局受信不可のエラーログデータを作成・保存する。この場合の処理コードは04(基地局エラー)をセットする。
次いで、ステップS8に進んで、ICカード21から読み取った位置情報とGPS衛星80から受信したデータにより算出または携帯電話基地局90より取得した位置情報とを比較チェックし、所定の範囲内であるか判定する。その判定結果を所定のエリアに記憶して、次のステップS9へ進む。図にはないが、この判定結果がNGの場合にはエラーを表示や音により通知出力しても良い。ステップS9では図5の打刻情報を作成する。具体的には、処理コード(ステップS3で記憶された)と、ステップS5で読み込まれたICカード21のIDmと、携帯電話機12に予め設定されている就業者13のIDコード、及び、ステップS4で選択されたサービス内容に該当するサービスコード、現在時刻(GPS衛星80または携帯電話基地局90から取得した正確な時刻、GPS衛星80と携帯電話基地局90の両方共に受信不可の場合は、携帯電話機12の内部時計の時刻)、位置情報(ICカード21から読み込んだデータとGPS衛星80または携帯電話基地局90から取得したデータ及びその比較判定結果)、また、派遣先20の識別IDコード、更には派遣先20の名称や就業者氏名等を含めても良い。更に、作成した打刻情報の一部または全部を表示し、確認入力操作後に次の送信処理へ移行しても良い。
次いで、ステップS10に進んで、作成した打刻情報と、これまでに発生した各エラーログデータが有ればそれも一緒にデータセンター30へ送信し、ステップS11の送信チェックにてOKなら、打刻データをステップS12でICカード21に書き込んだ後、打刻処理を終了して待機状態に戻る。書き込み処理はステップS5と同様に、携帯電話機12の表示部12AにICカード21を近付けるようにガイド表示する(図示しない。音声ガイド等でも良い)。介護対象者22にICカード21を携帯電話機12にかざしてもらい、ICカード21に非接触で書き込む。書込みが一定時間内に正常に完了しなかった場合は、処理コード07(カードライトエラー)をセットして、これまでのエラーログデータと同様の方法でICカード書込み不可のエラーログデータを作成し、送信する。
一方、上記ステップS11の送信チェックにてNGの場合は、処理コードに05(送信エラー)をセットしたエラーログデータを作成・保存し、ステップS15で送信情報を携帯電話機12の内部メモリに保存した後、打刻処理を終了して待機状態に戻る。ここで携帯電話機12の内部メモリに保存した送信情報は、後でメニューから再送信することが可能。
[打刻情報再送信処理]
携帯電話機12に保存された打刻情報及びエラーログデータは操作によって消去できない。これ等はデータセンター30への送信が完了した時点で初めて消去されるため、不正防止効果を有している。再送信しないでデータを溜めておいた場合、一定の件数になったら以降の処理を禁止するようにしておけば、就業者13(訪問介護者)は業務に支障をきたす為に再送信せざるを得ないことになる。
また、ステップS11で送信エラーになり、保存されている打刻情報や各種エラーログデータが有る場合、メニューから手動で再送信が可能となる。保存された再送信データがない場合は、打刻処理メニュー画面で[3.データ再送信]は選択不能になる。
図2のステップS1で初期画面の打刻処理メニュー画面(図3)を表示し、[3.データ再送信]を選択すると、ステップS2からステップS16を経てステップS17に進み、データ再送信処理を行って、保存された各送信情報(打刻データと各種エラーログデータ)に対して、各々再送フラグと再送時刻をセットした後、全ての送信情報をデータセンター30へ送信する。
以上の如く正常に送信された送信情報は、携帯電話機12のメモリから消去され、送信が正常に完了しなかった場合は、ステップS11と同様に処理コードに05(送信エラー)をセットした送信エラーログデータを作成・保存し、送信されなかった送信情報をそのまま携帯電話機12のメモリに残しておく。(次の再送信まで保存しておく。)
≪データセンター30での処理≫
第三者であるデータセンター30は、打刻情報の記録・管理を行うため、就業者13(訪問介護者)や派遣事業者10に対する不正抑止に繋がる利点を有している。
[打刻情報受信処理]
データセンター30は、就業者(訪問介護者)保有の携帯電話機12から送信されてきた打刻情報を受信し、協定世界時(UTC)に同期した正確な時刻を付与して打刻情報データベースに記録する。また、受信時の正確な時刻を記録することで、時系列の追跡・条理チェックが行えるため、不正抑止効果を発揮することができる。
[実績データファイル送信処理]
更にデータセンター30は、派遣事業者10(介護事業者)の通信端末11からのアクセス(ブラウザ、定型電子メール等)を受け付け、期間(年月単位、日単位)や就業者情報、就業先情報、分類等の出力条件の指定を受信すると、指定された条件に従って、打刻情報データベースより該当の打刻情報データを抽出し、実績データファイル(CSV、PDF等の形式)を作成し、作成された実績データファイルに対し、電子署名生成鍵Kdsによりデータセンターの電子署名を付与する。
次いで、データセンター30は、電子署名が付与された実績データファイルのハッシュ値を算出し、このハッシュ値を含むタイムスタンプリクエスト(発行要求)を作成して、タイムスタンプ発行機関に送信すると共に、タイムスタンプ発行機関40から返信されたタイムスタンプトークンを上記電子署名が付与された実績データファイルに付与後、派遣事業者(介護事業者)へ送付するように構成される。そして、派遣事業者10(介護事業者)は、受信した打刻情報の実績データファイルを元に介護ポイントを集計し、自治体へ申請することができる。
[実績データファイル検証処理]
一方、派遣事業者10(介護事業者)やその監査機関(自治体等)にて、実績データファイルの正当性を検証したい時には、実績データファイルに付与されているタイムスタンプと電子署名を検証することにより、当該ファイルの発行元と、当該ファイルの内容が改ざんされていないこと、とを確認できる。
以上述べた如く、本発明に係る派遣業務用管理システムによれば、介護対象者22が保持する非接触ICカード21を使用して打刻する、即ち、介護対象者22の同意を得て打刻するため、不正打刻が非常に難しくなる。また、位置情報のチェックと正確な時刻(GPSまたは携帯電話基地局より取得)による打刻を併せて、確実にその時間にその場所を訪問したことが証明される。
また、打刻データの打刻時刻とデータセンター30の受信時刻の誤差が相応の範囲内で、前後にその打刻データに関連したエラーログがなければ、そのデータは殆ど不正の可能性がないと言える。打刻の各処理にチェックを入れ、エラー時にはログを残すシステムなので、エラーログが無いという事は全てが順調に処理されて打刻が行われたということになり、殆どの打刻データはこのようになる。
即ち、GPS衛星80から位置情報と正確な時刻を取得、打刻データを生成、データセンター30でタイムラグ無く受信されたことになると、GPS衛星80からの電波を偽造するには高度な技術と知識を要し、一般には殆ど不可能である。また、携帯電話機12の内部に読み込まれたデータを改ざんするには、実装されたアプリケーションの知識とソフトウェアの作成技術が必要なので、やはり一般には殆ど不可能である。また、高い信頼性の打刻時刻と位置情報の判定結果を持ち、更にリアルタイムでデータセンター30で受信しているので、何かの仕掛けを施す時間的な余裕も無い。よって、不正の可能性は皆無に近いと考えられる。
上記の通り、本発明によれば、何か不正を行うとすれば何らかのエラーが発生する筈で、エラー発生の時間と前後の状況が記録されているので、その時点での状況を確認すれば、エラー発生の正当性をチェックできると共に、エラー発生時の各時点でのエラーログを残すことにより不正への抑制効果が期待できる。
本発明に係る派遣業務用管理システムの一実施例である訪問介護管理システムの全体を説明した構成図。 ICカードと携帯電話機による打刻処理の手順を説明したフローチャート。 携帯電話機の打刻処理メニュー画面を示した構成図。 携帯電話機の介護サービスメニュー画面を示した構成図。 携帯電話機の打刻情報データと各データ内容の説明を示した構成図。
符号の説明
10 派遣事業者又は介護事業者
11 通信端末
12 携帯電話機
13 派遣社員又は派遣スタッフ(就業者)
20 派遣先(要介護者宅)
21 ICカード
30 データセンター
40 タイムスタンプ発行機関
50 携帯電話関連事業者
60 インターネット回線網
70 電話回線網
80 GPS衛星
90 携帯電話基地局

Claims (8)

  1. 派遣社員又は派遣スタッフなどから成る就業者を派遣した派遣事業者が、派遣先での上記就業者の勤怠状況や作業工数などの管理を適正に行うための派遣業務用管理システムであって、
    上記就業者の派遣を受入れる派遣先が、少なくともカードIDと派遣先識別コードを備えたICカードやRFIDタグ等のID識別媒体を所持し、
    上記派遣社員又は派遣スタッフなどから成る就業者の各々は、少なくともネットワーク接続可能な無線通信機能と、ID識別媒体読取り機能と、上記就業者自身のIDが設定登録済みの記憶装置、及び、打刻処理アプリケーションソフトが実装された携帯電話機等の携帯端末を所持して、
    上記ID識別媒体の読取りによって上記の携帯端末を用いて上記就業者による就業開始或いは作業開始の打刻処理と、就業終了或いは作業終了の打刻処理を行って、これ等の打刻情報を上記ネットワーク接続可能な無線通信機能を介して予め設定されたサーバーや通信端末に送信するように構成すると共に、
    上記就業者保有の携帯端末から送信されて来た上記打刻情報を受信することができる利害関係の無い第三者のデータセンターを設けて、このデータセンターには、少なくとも送信されて来た打刻情報を打刻情報データベースに記録する打刻情報受信・記録機能と、
    上記派遣事業者の通信端末から受信した指定条件に従って、上記の打刻情報データベースより該当の打刻情報データを抽出して実績データファイルを作成する実績データファイル作成機能と、
    この作成した実績データファイルを上記派遣事業者の通信端末に送信する実績データファイル送信機能とが、具備されていることを特徴とする派遣業務用管理システム。
  2. 前記データセンターには、前記実績データファイル作成機能によって作成された実績データファイルに対して、データセンターの電子署名生成鍵によって生成した電子署名を付与する電子署名機能と、この電子署名が付与された実績データファイルのハッシュ値等を含むタイムスタンプリクエストを作成して、タイムスタンプ発行機関に送信するタイムスタンプ発行要求機能と、このタイムスタンプリクエストに従ってタイムスタンプ発行機関から返信されたタイムスタンプトークンを、上記電子署名が付与された実績データファイルに付与するタイムスタンプ付与機能と、タイムスタンプが付与された前記実績データファイルを前記派遣事業者の通信端末に送信する機能とが、設けられていることを特徴とする請求項1記載の派遣業務用管理システム。
  3. 前記派遣先が所持するID識別媒体には、派遣先位置情報が設定され、前記就業者が所持する携帯端末には、GPS受信機能と、受信したGPSデータから位置情報を算出する機能または携帯電話基地局から通信により位置情報を取得する機能の少なくともどちらか一方の機能と、上記派遣先位置情報を上記GPSデータから算出した位置情報或いは携帯電話基地局から取得した位置情報のどちらか一方または両方とを比較して、これ等取得した位置情報が誤差の範囲内に入っているか否かを判定する位置情報比較照合機能とが具備されていることを特徴とする請求項1に記載の派遣業務用管理システム。
  4. 前記就業者が所持する携帯端末には、GPSデータまたは携帯電話基地局から正確な時刻を取得する時刻取得機能と、打刻時刻としてこれ等GPS時刻又は携帯電話基地局時刻を採用する打刻時刻採用機能が具備されると共に、前記データセンターには、協定世界時(UTC)に同期した正確な時刻を保持する機能と、前記打刻データの受信時に、この打刻データを上記正確な時刻と共に保存管理する保存機能が具備されていることを特徴とする請求項項1、2又は3に記載の派遣業務用管理システム。
  5. 前記携帯端末に、当該携帯端末が打刻時に通信不可の場合、携帯端末の内部記憶装置に打刻データを保存し、後で再送信する再送信機能が具備されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の派遣業務用管理システム。
  6. 前記ID識別媒体のアクセス時、或いは、GPSや携帯電話基地局又はその他各装置における各通信の動作時において、エラー発生時にはエラーログを保存して、前記データセンターにてこのエラーログを収集・管理することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の派遣業務用管理システム。
  7. 前記派遣事業者の通信端末からネットワークを介して前記データセンターにアクセスして、期間や就業者情報、或いは、就業先情報、分類といった出力条件を指定すると、指定された条件に従って、前記打刻情報データベースより該当の打刻情報データを抽出して前記実績データファイルを作成し、上記派遣事業者の通信端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の派遣業務用管理システム。
  8. 前記ID識別媒体がICカードであって、前記携帯端末にICカード書込み機能を備え、上記ICカードの記憶装置に、前回までの各打刻情報を記憶装置の未使用容量に合わせて記憶することを特徴とする請求項1、3又は6に記載の派遣業務用管理システム。
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