JP2019101729A - データ送受信装置、データ送受信方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
災害時以外においても現在の状況を報告する他のシステムにも同様の問題がある。
1つの側面では、本発明は、離れた場所にいる者に刻々と変化する現在の状況を容易に伝えることを目的とする。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の通信システムを示す図である。
実施の形態の通信システム100は、災害時等にもICタグを用いて遠隔地にいるサービス利用者に保護対象の状況を知らせることを目的の1つとしている。
通信システム100は、ネットワーク50を介してスマートデバイス2がデータセンタ1に接続されている。
情報メディアの形状としては、タグ以外にもシール状のものや、カード状のものが挙げられる。また、保護対象としては、人間に限らず、物品であってもよい。
保育士が通信システム100を利用する際には、スマートデバイス2に予め記憶(インストール)されているアプリケーションを起動する。
アプリケーションを起動した後に、保育士は、スマートデバイス2をICタグ3aに近づける。
正常に読み取った後に、保育士は、スマートデバイス2をICタグ3bに近づける。
このように、保育士は、スマートデバイス2を用いて園児の名札に内蔵されたICタグ3a、3bを次々に読み込んでいく。
以下の説明では、第1のモードを「通常モード」といい、第2のモードを「非常用モード」という。
以下、開示の通信システムをより具体的に説明する。
図2は、実施の形態のデータセンタの機能を示すブロック図である。
データセンタ1には、受信サーバ1a、データサーバ1b、データ処理サーバ1c、メールサーバ1d、およびWebサーバ1eが設置されている。
受信サーバ1aは、スマートデバイス2が発信した通知用データを、ネットワーク50を介して受信する。
データサーバ1bには、サービス利用者が予め登録した情報が記憶されている。
図3は、データサーバに記憶される情報の一例を説明する図である。
タグIDの欄には、保護対象のICタグのタグIDが設定されている。
メールアドレスの欄には、サービス利用者が予め登録したメールアドレスが設定されている。
サービス利用者名の欄には、サービス利用者の氏名が設定されている。
なお、図示していないが、ICタグを身につけている園児の氏名が設定されるようにしてもよい。
再び図2に戻って説明する。
図4は、実施の形態の受信サーバのハードウェア構成を示す図である。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図5は、実施の形態のスマートデバイスのハードウェア構成を示す図である。
スマートデバイス2は、CPU(Central Processing Unit)201によって装置全体が制御されている。
CPU201には、バス209を介してRAM(Random Access Memory)202と複数の周辺機器が接続されている。
GPSモジュール208は、GPS衛星からの電波を受信し、当該スマートデバイス2の現在位置を計算する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図5に示すようなハードウェア構成のスマートデバイス2内には、以下のような機能が設けられる。
図6は、実施の形態のスマートデバイスの機能を示すブロック図である。
スマートデバイス2は、読み取り装置206と、GPSモジュール208と、制御部21と、データ処理部22と、通信部23と、通信部24とを有している。
制御部21は、スマートデバイス2全体を制御する。
図7は、データ処理部の機能を示すブロック図である。
図8は、設定情報記憶部に記憶されている情報を説明する図である。
ゲート番号の欄には、ステータスを識別する番号が設定される。
ステータスの欄には、サービス利用者および通知者に報知するステータスが設定される。
図9は、アプリケーションの画面例を説明する図である。
再び図7に戻って説明する。
図示していないが、設定情報記憶部22aには、予め設定された現在読み取りを行うICタグの種別が記憶されている。
<通常モード>
<非常用モード>
なお、本実施の形態では、非常用モードのみに現在位置情報を付加するようにしたが、通常モードにおいても現在位置情報を付加するようにしてもよい。
再び図6に戻って説明する。
通信部24は、受信サーバ1aからの戻り値を受信すると、モニタ204aに処理完了通知を表示させる。
以下、非常用モードについて、具体例を用いて説明する。
図10は、非常用画面を説明する図である。
非常用画面32には、メッセージ入力部32aが設けられている。
ところで、保育士がOKボタン32bを選択すると、ホーム画面30に遷移する。
なお、保育士自身もICタグを有していてもよい。施設内の管理者(例えば園長)は保育士の状況報告メールの受信者(送信先)になっている場合もある。
また、役職などにより利用者権限を設定付与し、最高位の権限保有者はWebサイト上から手動でデータの書き換え(新規データの手動生成)を可能とする
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態の通信システムについて説明する。
以下、第2の実施の形態の通信システムについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態の通信システムを示す図である。
図11に示す第2の実施の形態の通信システム100aは、通信先を切り換える機能を備えている。
通信部24は、受信サーバ5aからの戻り値を受信すると、モニタ204aに処理完了通知を表示させる。
第2の実施の形態の通信システム100aによれば、第1の実施の形態の通信システム100と同様の効果が得られる。
そして、第2の実施の形態の通信システム100aによれば、さらに、通信処理の安定性、信頼性を確保できる。
<応用例>
例えば、建設業務では、勤務現地での勤怠管理に用いることができる。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1a 受信サーバ
1b データサーバ
1c データ処理サーバ
1d メールサーバ
1e Webサーバ
2 スマートデバイス
21 制御部
22 データ処理部
23、24 通信部
3a、3b ICタグ
4a、4b、4c 携帯端末装置
30 ホーム画面
31 ステータス選択画面
32 非常用画面
32a メッセージ入力部
206 読み取り装置
208 GPSモジュール
T1 データ管理テーブル
T2 設定情報管理テーブル
Claims (6)
- ICタグと、予め設定される連絡先情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
携帯端末装置にて送信状況に応じて入力されるメッセージおよび前記携帯端末装置の位置情報が記憶され、前記携帯端末装置が読み取ったICタグに前記メッセージおよび位置情報が関連づけられたデータの入力を受け付ける受付部と、
前記記憶部を参照し、受け付けた前記データに関連づけられたICタグに一致するICタグに関連づけられた連絡先情報宛に、前記メッセージを送信する送信部と、
を有することを特徴とするデータ送受信装置。 - 前記携帯端末装置は、前記ICタグ保持者のステータスと、前記ステータスに応じて予め用意された定型文とが関連づけられて記憶されており、前記定型文を含むデータを送信する第1のモードと、前記メッセージを含むデータを送信する第2のモードを備える請求項1または2に記載のデータ送受信装置。
- 前記第2のモードにおいて、現在のモードと前記メッセージとが前記携帯端末装置のICタグの読み取り画面に表示される請求項2に記載のデータ送受信装置。
- 前記第2のモードにおいて、前記データの送信に応じて前記連絡先情報とは別個に前記第2のモード用に設定された連絡先情報宛に前記メッセージを送信する請求項2または3に記載の送受信装置。
- ICタグと、予め設定される連絡先情報とを関連づけて記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
携帯端末装置にて送信状況に応じて入力されるメッセージおよび前記携帯端末装置の位置情報が記憶され、前記携帯端末装置が読み取ったICタグに前記メッセージおよび位置情報が関連づけられたデータの入力を受け付け、
前記記憶部を参照し、受け付けた前記データに関連づけられたICタグに一致するICタグに関連づけられた連絡先情報宛に、前記メッセージを送信する、
ことを特徴とするデータ送受信方法。 - ICタグと、予め設定される連絡先情報とを関連づけて記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
携帯端末装置にて送信状況に応じて入力されるメッセージおよび前記携帯端末装置の位置情報が記憶され、前記携帯端末装置が読み取ったICタグに前記メッセージおよび位置情報が関連づけられたデータの入力を受け付け、
前記記憶部を参照し、受け付けた前記データに関連づけられたICタグに一致するICタグに関連づけられた連絡先情報宛に、前記メッセージを送信する、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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