JP2004258734A - 無線タグを用いた状態判定方法及び状態判定システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通知信号を受信する受信手段51と、状態検出ロジックを管理する状態検出ロジック管理手段53と、管理対象ID、状態検出ロジックにより検出された状態、及び前記状態検出ロジックにより指定された状態を通知する際の時間帯や状態検出タグのタグID等の通知条件を管理する状態管理手段54と、状態検出タグのタグID、管理対象ID及び管理対象となる人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレス等を管理する状態検出タグ情報管理手段55と、上記メッセージを通知先の端末に送信するメッセージ送信手段52と、状態検出ロジックを選択して起動し、状態検出ロジックに従って通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定し、該判定結果を前記状態管理手段に記録するとともに、管理する制御手段56とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線タグを用いた状態判定方法及びそれを実現するための状態判定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータや移動体端末等が普及しており、これらの端末はユーザの気持ちや状況等の状態を示すメッセージを送信するツールを組み込むことにより、インターネット等の通信ネットワークを介して他の端末との間で、このようなメッセージを交換することが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、このような端末ユーザを自動で識別する方法として、複数の端末が配置された室内またはフィールド環境において、ユーザが無線タグを携帯している場合にその無線タグとの交信により、接近した端末の起動とともに、ユーザの識別や認証を行うことが可能となっている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3304887号公報
【特許文献2】
特開2002−157040号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ツールを利用して他のユーザとの間で状態を示すメッセージを交換する際、ユーザの識別や認証は無線タグを用いて自動で行うことが可能であるが、ユーザの状態を自動で判定することは必ずしも可能では無いため、当該ユーザの状態が変化する度に、それを他のユーザに伝えるためのメッセージ入力やメニュー選択を必要とする場合があり、この作業のための手間を要した。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザや物の状態を自動で判定し、かつ管理することができる無線タグを用いた状態判定方法及び状態判定システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、無線タグに予め書き込まれた識別子(タグID)や該タグIDを読み取る読み取り装置の識別子(リーダID)から前記無線タグや前記読み取り装置を所有する人や設置した物を特定し、あらかじめ指定された状態検出ロジックに従って、通知された前記タグIDや前記リーダID及び時間帯等の条件から人や物の状態を判定し、管理することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線タグを用いた状態判定方法において、前記状態検出ロジックとして、前記タグIDや前記リーダID及びその通知信号を受信した時間帯等の条件と、当該無線タグや当該読み取り装置を所有する人や設置した物の状態及びその通知条件との対応関係を、条件式やテーブル等の形式により指定可能としたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定方法において、特定の無線タグ(状態検出タグ)のタグIDと、人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレスとを関連付けて管理し、読み取り装置で状態検出タグのタグIDを読み取った通知信号を受信した場合に、該当する人や物の状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信し、さらに該当する人や物の状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを前記通知先のアドレスに送信することを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定方法において、特定の無線タグ(状態検出タグ)を名刺、商品パッケージや商品の管理棚や陳列棚等に設置し、名刺の所有者や、商品の購入者または管理者等が読み取り装置を使用して前記状態検出タグのタグIDを読み取った通知信号を前記読み取り装置から受信した場合に、前記名刺に表示された人の位置や状況、前記商品に関連する商品の入荷状況やコールセンタの通話可否等の状態を検出し、当該状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、読み取り装置で無線タグに予め書き込まれたタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置から受信し、該通知信号に基づいて人や物の状態を判定する状態判定システムであって、前記読み取り装置より無線タグのタグIDを読み取った通知信号を受信する受信手段と、前記通知信号により通知されたタグIDや読み取り装置の識別子(リーダID)及び時間帯等の条件から人や物の状態を判定するための状態検出ロジックを管理する状態検出ロジック管理手段と、状態を管理する対象となる人や物の識別子である管理対象ID、状態検出ロジックにより検出された状態、及び前記状態検出ロジックにより指定された状態を通知する際の時間帯や状態検出タグのタグID等の通知条件を管理する状態管理手段と、状態検出タグのタグID、管理対象ID及び管理対象となる人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレス等の状態検出タグに関連する情報を管理する状態検出タグ情報管理手段と、前記状態検出ロジックにより判定した管理対象である人や物の状態をメッセージとして通知先のユーザが所有する端末に送信するメッセージ送信手段と、前記状態検出ロジック管理手段より状態検出ロジックを選択して起動し、状態検出ロジックに従って通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定し、該判定結果を前記状態管理手段に記録するとともに、管理する制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の無線タグを用いた状態判定システムにおいて、前記状態検出ロジック管理手段では、状態検出ロジックとして、タグIDやリーダID及びその通知信号を受信した時間帯等の条件と、当該無線タグや当該読み取り装置を所有する人や設置した物の状態及びその通知条件との対応関係を、条件式やテーブル等の形式により指定可能としたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定システムにおいて、前記制御手段は、前記通知信号に含まれるタグIDと前記状態検出タグ情報管理手段で管理するタグIDの照合により、当該無線タグが状態検出タグであることが判明した場合に、当該状態検出タグのタグIDに関連付けて管理されている管理対象IDで特定される人や物の状態を前記状態管理手段より取得し、該状態を示すメッセージを送信し、さらに該当する人やものの状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信するように前記メッセージ送信手段に指示する手段を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。実施形態の説明に先立ち、本発明の概要について説明する。
ユーザが使用する物や所有する物、周囲の環境等に無線タグを設置した状況下においては、無線タグのタグIDや読み取り装置の識別子(リーダID)を通知する通知信号から無線タグや読み取り装置を設置した位置や物を判定することが可能である。
【0014】
そこで、例えば「オフィスにいる」、「パーソナルコンピュータを使用している」といったユーザの位置や使用しているものと、「仕事中」といったユーザの状態との間に相関関係がある場合には、ユーザの位置や使用しているものをタグIDやリーダIDの通知信号を受信して判定し、さらにタグIDやリーダID及び時間帯等の条件とユーザの状態との対応関係を状態検出ロジックとして予め指定しておくことにより、タグIDやリーダIDを通知する通知信号からユーザの状態を自動で判定し管理することが可能となる。
【0015】
また、特定の無線タグ(状態検出タグ)のタグIDと、状態を示すメッセージの通知先アドレスとを関連付けて管理し、読み取り装置で状態検出タグを読み取った後に通知信号を受信した場合に、当該人や物の状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信することにより、この様な状態を示すメッセージの通知先や通知要否も無線タグを用いて自動で判定することが可能となる。
【0016】
そこで、例えば、状態検出タグを名刺に設置し、名刺を渡された人が当該無線タグを読み取り装置から読み取った後に状態を示すメッセージの通知先アドレスを指定することにより、名刺を渡された人のアドレスに名刺に表示された人の位置や状況等を示すメッセージを受信するといった使用法や、状態検出タグを商品の陳列棚に設置し、当該商品が品切れの際に顧客が当該無線タグのタグIDを読み取り装置から読み取った後に状態を示すメッセージの通知先アドレスを指定することにより、商品の入荷状況を示すメッセージを受信するといった使用法を実現し、更なる利便性の向上を図ることが可能となる。
【0017】
本発明では、読み取り装置で無線タグのタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置から受信するシステムにおいて、タグIDやリーダIDから当該無線タグや当該読み取り装置を所有する人や設置した物を特定し、予め指定された状態検出ロジックに従って、通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定して管理し、また特定の無線タグ(状態検出タグ)のタグIDと、人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレスとを関連付けて管理し、読み取り装置で状態検出タグのタグIDを読み取った通知信号を受信した場合に、該当する人や物の状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信し、さらに該当する人や物の状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信することを特徴とする無線タグを用いた状態判定方法と、それを実現するための手段を有する状態判定システムを提供する。
【0018】
次に、本発明の実施形態に係る無線タグを用いた状態判定方法及び状態判定システムの一形態について、図を用いて説明する。本発明の実施形態に係る無線タグを用いた状態判定システムの構成を図1に示す。
同図において、読み取り装置2で無線タグ1のタグIDを読み取った通知信号は、当該読み取り装置2からインターネット等の通信ネットワーク4を介して状態判定システム5に通知される。
【0019】
なお、この通知信号は、有線または無線の通信手段により、通信ネットワーク4を介さずに読み取り装置2から状態判定システム5に直接送信される形態も可能である。
状態判定システム5で検出した人や物の状態を示すメッセージは、メッセージの通知先として指定されたアドレスをもとに、状態判定システム5からインターネット等の通信ネットワーク4を介して通知先のユーザが使用するパーソナルコンピュータや移動体端末等のユーザ端末3に送信される。
【0020】
状態判定システム5は、無線タグ読み取り信号受信手段51と、状態通知メッセージ送信手段52と、状態検出ロジック管理手段53と、状態管理手段54と、状態検出タグ情報管理手段55と、制御手段56とを有している。
無線タグ読み取り信号受信手段51は、インターネット等の通信ネットワーク4を介して読み取り装置2で無線タグ1のタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置2から受信する機能を有する。
【0021】
また、状態通知メッセージ送信手段52は、状態検出ロジックにより判定した人や物の状態をメッセージとして通知する際に、制御手段56の制御下にインターネット等の通信ネットワーク4を介して通知先のユーザが使用するパーソナルコンピュータや移動体端末等の端末3にメッセージを送信する機能を有する。
状態検出ロジック管理手段53は、通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定するための状態検出ロジックを管理する機能を有する。
【0022】
この様な状態検出ロジックは、状態を発信する人や、状態を発信する物の管理者等が、パーソナルコンピュータや移動体端末等の端末上で定義し設定することを可能とする。そして、状態検出ロジック管理手段53において、状態検出ロジックは、タグIDやリーダID及びその通知信号を受信した時間帯等の条件と、当該無線タグ1や当該読み取り装置2を所有する人や設置した物の状態及びその通知条件との対応関係を、条件式やテーブル等の形式により指定することができるようになっている。
【0023】
状態管理手段54は、状態を管理する対象となる人や物の識別子(管理対象ID)、状態検出ロジックにより検出された状態、及び状態検出ロジックにより指定された状態を通知する際の時間帯や状態検出タグのタグID等の通知条件を管理する機能を有する。
状態検出タグ情報管理手段55は、状態検出タグのタグID、管理対象ID及び管理対象となる人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレス等を管理する機能を有する。
【0024】
制御手段56は、読み取り装置2で無線タグ1のタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置2から受信した際に、タグIDやリーダID等に関係付けられた状態検出ロジックを状態検出ロジック管理手段53から選択して起動し、当該状態検出ロジックに従って、通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定し、その結果を状態管理手段54に記録する機能を有する。
【0025】
また、制御手段56は、前記通知信号に含まれるタグIDと状態検出タグ情報管理手段55で管理するタグIDの照合により、当該無線タグが状態検出タグであることが判明した場合に、当該状態検出タグのタグIDに関連付けて管理されている管理対象IDで特定される人や物の状態を状態管理手段54より取得し、該状態を示すメッセージを送信し、さらに該当する人や物の状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信するように状態通知メッセージ送信手段52に指示する手段(機能)を有する。
【0026】
なお、状態判定システム5は、読み取り装置2と一体として実現する形態、またはユーザが使用するパーソナルコンピュータや移動体端末等の端末3と一体として実現する形態も可能である。
【0027】
図2は、状態検出ロジックをテーブルの形式で指定した場合の一例を示している。通知する状態は、親しい相手に通知する場合とそれ以外の相手に通知する場合で異なり、いずれの状態を通知するかは状態検出タグのタグIDにより判定する。
なお、ここで例示した状態検出ロジック以外に、通知する状態をリーダIDから判定すること、状態に応じて通知先を変更すること、時間帯等の条件により通知する状態や通知の要否を変更すること等の指定も可能とする。
例えば、図2において、管理対象ID:#abc−003により特定される人が所有する無線タグから通知されるタグIDが00103であれば、その人が「仕事中」または「通信不可」の状態であることを判定して管理し、また通信相手が所有する無線タグ(状態検出タグ)のタグIDが10100であれば、「仕事中」の状態を、10200であれば「通信不可」の状態を通知する。
【0028】
次に、読み取り装置2で無線タグ1のタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置2から受信した際の、本発明に係る状態判定システム5の処理手順を図3に示す。同図において、無線タグ読み取り信号受信手段51が、インターネット等の通信ネットワーク4を介して読み取り装置2で無線タグ1のタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置2から受信すると(ステップ100)、制御手段56は、当該通知信号に含まれるタグIDと状態検出タグ情報管理手段55で管理するタグIDとを照合して、当該無線タグ1が状態検出タグであるか否かを判定する(ステップ101)。
【0029】
次いで、ステップ102で、当該無線タグ1が状態検出タグでない場合には、ステップ103で、制御手段56は、タグIDやリーダID等に関係付けられた状態検出ロジックを状態検出ロジック管理手段53から選択して起動し、当該状態検出ロジックに従って、通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定する。
【0030】
さらに、ステップ104では、制御手段56は、状態を管理する対象となる人や物の管理対象ID、状態検出ロジックにより検出された状態、及び状態検出ロジックにより指定された状態を通知する際の時間帯や状態検出タグのタグID等の通知条件を状態管理手段54に記録する。
【0031】
一方、ステップ102で、無線タグ1が状態検出タグである場合には、ステップ105で、制御手段56は、状態検出タグ情報管理手段55から、状態を通知すべき管理対象ID、その状態、メッセージの通知先アドレスを検索し、かつ状態管理手段54から、上記管理対象IDにより特定される人や物の状態、通知条件を検索し、取得する。
そして制御手段56は、状態管理手段54で管理する通知条件に状態管理手段54から取得される状態、時間帯や状態検出タグのタグID等が合致する場合には、当該状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信するように状態通知メッセージ送信手段52に指示し、その結果、状態通知メッセージ送信手段52は通知先のアドレスに上記メッセージを送信する。
この際に、状態管理手段54で管理する通知条件に状態管理手段54から取得される状態、時間帯や状態検出タグのタグID等が合致しない場合はこの状態通知メッセージは送信しない。
【0032】
さらに、制御手段56は、状態検出ロジックで指定された状態の通知条件に従って、該当する人や物の状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも、該当する人や物の状態を示すメッセージを状態通知メッセージ送信手段52により通知先のアドレスに送信するように状態通知メッセージ送信手段52に指示する。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが使用するものや所有するもの、周囲の環境等に無線タグを設置した状況下において、無線タグに予め書き込まれた識別子(タグID)や該タグIDを読み取る読み取り装置の識別子(リーダID)から前記無線タグや前記読み取り装置を所有する人や設置した物を特定し、あらかじめ指定された状態検出ロジックに従って、通知された前記タグIDや前記リーダID及び時間帯等の条件から人や物の状態を自動で判定し、かつ管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る無線タグを用いた状態判定システムの構成を示すブロック図。
【図2】状態検出ロジックをテーブル形式で指定した場合の一例を示す説明図。
【図3】本発明の実施形態に係る状態判定システムの、無線タグのタグIDを読み取った通知信号を受信した際の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…無線タグ
2…読み取り装置
3…ユーザ端末
4…通信ネットワーク
5…状態判定システム
51…無線タグ読み取り信号受信手段
52…状態通知メッセージ送信手段
53…状態検出ロジック管理手段
54…状態管理手段
55…状態検出タグ情報管理手段
56…制御手段
Claims (7)
- 無線タグに予め書き込まれた識別子(タグID)や該タグIDを読み取る読み取り装置の識別子(リーダID)から前記無線タグや前記読み取り装置を所有する人や設置した物を特定し、あらかじめ指定された状態検出ロジックに従って、通知された前記タグIDや前記リーダID及び時間帯等の条件から人や物の状態を判定し、管理することを特徴とする無線タグを用いた状態判定方法。
- 前記状態検出ロジックとして、前記タグIDや前記リーダID及びその通知信号を受信した時間帯等の条件と、当該無線タグや当該読み取り装置を所有する人や設置した物の状態及びその通知条件との対応関係を、条件式やテーブル等の形式により指定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の無線タグを用いた状態判定方法。
- 特定の無線タグ(状態検出タグ)のタグIDと、人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレスとを関連付けて管理し、読み取り装置で状態検出タグのタグIDを読み取った通知信号を受信した場合に、該当する人や物の状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信し、さらに該当する人や物の状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを前記通知先のアドレスに送信することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定方法。
- 特定の無線タグ(状態検出タグ)を名刺、商品パッケージや商品の管理棚や陳列棚等に設置し、名刺の所有者や、商品の購入者または管理者等が読み取り装置を使用して前記状態検出タグのタグIDを読み取った通知信号を前記読み取り装置から受信した場合に、前記名刺に表示された人の位置や状況、前記商品に関連する商品の入荷状況やコールセンタの通話可否等の状態を検出し、当該状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定方法。
- 読み取り装置で無線タグに予め書き込まれたタグIDを読み取った通知信号を当該読み取り装置から受信し、該通知信号に基づいて人や物の状態を判定する状態判定システムであって、
前記読み取り装置より無線タグのタグIDを読み取った通知信号を受信する受信手段と、
前記通知信号により通知されたタグIDや読み取り装置の識別子(リーダID)及び時間帯等の条件から人や物の状態を判定するための状態検出ロジックを管理する状態検出ロジック管理手段と、
状態を管理する対象となる人や物の識別子である管理対象ID、状態検出ロジックにより検出された状態、及び前記状態検出ロジックにより指定された状態を通知する際の時間帯や状態検出タグのタグID等の通知条件を管理する状態管理手段と、
状態検出タグのタグID、管理対象ID及び管理対象となる人や物の状態を示すメッセージの通知先アドレス等の状態検出タグに関連する情報を管理する状態検出タグ情報管理手段と、
前記状態検出ロジックにより判定した管理対象である人や物の状態をメッセージとして通知先のユーザが所有する端末に送信するメッセージ送信手段と、
前記状態検出ロジック管理手段より状態検出ロジックを選択して起動し、状態検出ロジックに従って通知されたタグIDやリーダID及び時間帯等の条件から管理対象である人や物の状態を判定し、該判定結果を前記状態管理手段に記録するとともに、管理する制御手段と、
を有することを特徴とする無線タグを用いた状態判定システム。 - 前記状態検出ロジック管理手段では、状態検出ロジックとして、タグIDやリーダID及びその通知信号を受信した時間帯等の条件と、当該無線タグや当該読み取り装置を所有する人や設置した物の状態及びその通知条件との対応関係を、条件式やテーブル等の形式により指定可能としたことを特徴とする請求項5に記載の無線タグを用いた状態判定システム。
- 前記制御手段は、
前記通知信号に含まれるタグIDと前記状態検出タグ情報管理手段で管理するタグIDの照合により、当該無線タグが状態検出タグであることが判明した場合に、当該状態検出タグのタグIDに関連付けて管理されている管理対象IDで特定される人や物の状態を前記状態管理手段より取得し、該状態を示すメッセージを送信し、さらに該当する人やものの状態が変化した場合や一定時間経過した場合にも状態を示すメッセージを通知先のアドレスに送信するように前記メッセージ送信手段に指示する手段を有することを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の無線タグを用いた状態判定システム。
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