JP2007011589A - 商品説明補助システム及び商品説明補助方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 売場の商品分野ごとに販売員を配置することなく、時間帯に応じた適切な顧客対応が可能となる、商品説明補助システムを提供する。
【解決手段】 ユーザが商品に添付されているICタグのタグIDをリーダで読み取り、その読み取りを契機に端末が商品管理装置4へ商品の説明情報の検索依頼を送信する。そして、商品管理装置4においては、検索依頼に基づいてタグIDから商品の説明情報を返信すると共に、説明員が存在する場合にはその説明員の連絡の情報を検索依頼端末1に通知する。そして、必要であれば、ユーザは検索依頼端末1などからその連絡先へ連絡を取り、商品の詳細な説明を受ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品に添付されたICタグから商品割当情報を読み取ることにより、その商品に関するユーザへの説明を遠隔から行う商品説明補助システム及び商品説明補助方法に関する。
従来、百貨店などの大規模小売店では、商品の販売にあたり顧客が希望する商品が在庫にあるか否かを確認する為に、販売員が倉庫と売場とを往復することが多々ある。しかしながら、このような販売員の作業は、顧客を長時間待たせてしまうという問題や混雑時の顧客対応遅延などによる販売機会の損失という問題が発生する。また多品種を販売するために、各商品を適切に説明するための販売員個々のノウハウも必要であり、ユーザリクエストへの対応によってはサービスの低下が発生し、これにより販売機会の損失が発生していた。
上述のような問題を解決するために、ICタグによる商品管理が注目されている。この方法はRF信号により情報(商品の識別情報など)を発信するICタグと呼ばれるICチップを商品に取り付け、このICタグの情報を読み取ることによって、データベースに記録されている在庫情報や商品説明情報を端末のモニタなどに出力するものである。これにより顧客は自分の操作で在庫情報や商品の説明をモニタに表示させることができるので、販売員に問い合わせなくて済み、これにより販売員の対応の遅れや不備を解消することができる。そしてこの技術について非特許文献1に公開されている。
"NTTコムウェアの「RFIDミドルウェア」が三越、阪急百貨店で採用"、「online」、「平成17年06月13日検索」、インターネット<URL:http://www.nttcom.co.jp./news/pr05042601.html>
顧客は商品を購入する際に、上述のような方法により在庫や商品の説明を確認することができるが、その情報だけでは、顧客自身で購入の判断がつかない場合があり、このような場合には、商品に詳しい販売員のアドバイスを聞いた上で納得して購入してもらうことが重要となる。しかしながら、混雑時の顧客数や時間帯を考慮して商品分野ごとに販売員を売場に配置することは、小売店などの企業にとっては販売員の人数や人件費などを考慮すると現実的ではない。
そこでこの発明は、売場の商品分野ごとに販売員を配置することなく、時間帯に応じた適切な顧客対応が可能となる、商品説明補助システム及び商品説明補助方法を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、検索依頼端末と商品管理装置とが通信ネットワークを介して接続された商品説明補助システムであって、前記検索依頼端末が、商品に割り当てられた商品割当情報を少なくとも含む信号を受信する信号受信手段と、前記商品割当情報と検索依頼端末識別情報とを少なくとも含む商品の検索依頼を、前記商品割当情報から特定される商品管理装置へ送信する検索依頼手段と、前記検索依頼に応じて前記商品管理装置から商品説明情報とともに商品説明問い合わせ先情報を受信した場合には、当該商品説明問い合わせ先情報の示す問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求を出力する判断要求出力手段と、を備え、前記商品管理装置が、前記検索依頼に含まれる商品割当情報に対応付けられてデータベースで記憶する商品説明情報を読み取る商品説明情報読取手段と、前記検索依頼の時刻と、前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係ごとに前記商品説明問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先記憶手段と、前記検索依頼の時刻と、その検索依頼により受付けた前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係に基づいて、前記問い合わせ先記憶手段から商品説明問い合わせ先情報を読み取る問い合わせ先読取手段と、前記商品説明情報と前記商品説明問い合わせ先情報とを前記検索依頼端末へ送信する検索依頼返答手段と、を備えることを特徴とする商品説明補助システムである。
また本発明は、前記商品には前記商品割当情報を記憶するRFIDタグが取り付けられており、上述の商品説明補助システムにおいて、前記検索依頼端末は、前記RFIDタグから発信される前記商品割当情報を受信するリーダよりその商品割当情報を受信することを特徴とする。
また本発明は、上述の商品説明補助システムが検索依頼先特定装置を更に有し、前記検索依頼端末は、前記商品割当情報を含む検索依頼先問い合わせ情報を前記検索依頼先特定装置に送信する検索依頼先問い合わせ手段を備え、前記検索依頼先特定装置は、前記商品割当情報と商品管理装置の識別情報とを対応付けて記憶する商品管理装置特定データベースと、前記検索依頼先問い合わせ情報に含まれる商品割当情報に基づいて、前記商品管理装置の識別情報を読み取って、前記検索依頼端末へ送信する検索依頼先回答手段と、を備え、 前記検索依頼端末の検索依頼手段は、前記検索依頼先特定装置から受信した商品管理装置の識別情報に基づいて、前記検索依頼を送信する商品管理装置を特定することを特徴とする。
また本発明は、上述の商品説明補助システムにおいて、前記検索依頼端末は、前記問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求の出力に応じて、前記問い合わせ処理の実行の入力を受付けた場合には、前記問い合わせ先への問い合わせ処理を行う問い合わせ手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、前記問い合わせ先情報が宛先IPアドレス(または電話番号でもよい)であり、前記問い合わせ手段は、前記宛先IPアドレスへの通話開始を処理することを特徴とする。
また本発明は、検索依頼端末と商品管理装置とが通信ネットワークを介して接続された商品説明補助システムにおける商品説明補助方法であって、前記検索依頼端末が、商品に割り当てられた商品割当情報を少なくとも含む信号を受信し、前記検索依頼端末が、前記商品割当情報と検索依頼端末識別情報とを少なくとも含む商品の検索依頼を、前記商品割当情報から特定される商品管理装置へ送信し、前記商品管理装置が、前記検索依頼に含まれる商品割当情報に対応付けられてデータベースで記憶する商品説明情報を読み取り、前記商品管理装置が、問い合わせ先記憶手段において、前記検索依頼の時刻と、前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係ごとに前記商品説明問い合わせ先情報を記憶し、前記商品管理装置が、前記前記検索依頼の時刻と、その検索依頼により受付けた前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係に基づいて、前記問い合わせ先記憶手段から商品説明問い合わせ先情報を読み取り、前記商品管理装置が、前記商品説明情報と前記商品説明問い合わせ先情報とを前記検索依頼端末へ送信し、前記検索依頼端末が、前記検索依頼に応じて前記商品管理装置から商品説明情報とともに商品説明問い合わせ先情報を受信した場合には、当該商品説明問い合わせ先情報の示す問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求を出力し、前記検索依頼端末が、前記問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求の出力に応じて、前記問い合わせ処理の実行の入力を受付けた場合には、前記問い合わせ先への問い合わせ処理を行うことを特徴とする商品説明補助方法である。
本発明によれば、リーダが読み取った、タグIDで示される商品についての問合せ先として、リーダの識別情報や、時間帯に応じた問合せ先の情報が商品管理装置から返信される。そしてその問合せ先に問い合わせることで、売場の商品分野ごとに販売員を配置することなく、時間帯に応じた適切な顧客対応が可能となる、商品説明補助システムを提供することができる。またこれにより、ユーザは商品の詳細な説明を受けたい場合に、店舗に販売員がいない場合や、販売員がいても接客中で忙しい場合、問合せ先に問い合わせることによって、直ちに詳細な商品の説明を受けることができる。
以下、本発明の一実施形態による商品説明補助システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態による商品説明補助システムの構成を示すブロック図である。この図において、符号1は検索依頼端末である。この検索依頼端末1は例えば小売店の各商品の売場ごとに設置されている。また2はリーダである。このリーダ2は商品に添付されているICタグから情報を読み取る。ICタグは、RFIDタグとも呼ばれており、メモリなどの記憶部に記録されている情報を無線信号により発信するものである。具体的には、リーダ1からの電磁波をICタグ内のアンテナが受信して、その共振作用により起電力を発生させ、メモリに格納されている情報を無線信号により発信する処理を行う。ここでリーダ2は商品に取り付けられたICタグから商品割当情報を読み取り、該商品割当情報に紐付けられている商品説明情報(商品名、製造メーカ、価格、色、在庫有無、在庫数、類似商品、その他商品の説明)を表示する処理を行う。なお、商品割当情報は以下タグIDと呼び、このタグIDにより商品個体が特定できるものとする。
また3は検索依頼先特定装置である。また4は商品管理装置である。商品管理装置4は、例えば小売店毎や商品の製造元毎などに、複数存在している。そして検索依頼先特定装置3は検索依頼端末1から受信したタグIDに基づいて、複数の商品管理装置4のうちの1つを特定し検索依頼端末1へ返信する処理を行う。また商品管理装置4は、検索依頼端末1から受信した検索依頼に基づいて、その検索依頼に含まれるタグIDに紐付けられている商品説明情報をデータベースなどから読み取って返信する処理を行う。また商品管理装置4は商品説明情報と共に、商品の問い合わせ先の情報(例えば、IPアドレスや電話番号など)を検索依頼端末1に返信する処理を行う。
そして検索依頼端末1やリーダ2は、商品説明情報を表示すると共に、ユーザからの指示を受付けた場合には、商品の問い合わせ先情報を用いて問い合わせ処理を行う。例えば商品の問い合わせ先情報が電話番号である場合には、検索依頼端末1またはリーダ2はその電話番号に発信処理を行い、電話交換機5を介して説明員端末6へ電話接続する。なお、図1に示すように検索依頼端末1と検索依頼先特定装置3と商品管理装置4と電話交換機5は通信ネットワークを介して接続されている。また電話交換機5と説明員端末6も通信ネットワークで接続されている。リーダ2は図1においては有線により検索依頼端末1と接続されているが、無線により接続されるようにしてもよい。
図2は商品管理装置の機能ブロック図である。
図2において符号41は通信処理部であり、通信ネットワークを介して検索依頼端末1や他の装置と情報の送受信を行う。また42は制御部(検索依頼返答手段)であり商品管理装置4の各処理部を制御する。また43は商品説明情報検索部(商品説明情報読取手段)であり、検索依頼端末1から受付けた検索依頼に基づいて、商品説明情報の検索を行なう。また44は問合せ先検索部44(問い合わせ先読取手段)であり、検索依頼端末1から受付けた検索依頼に基づいて、商品についての問合せ先の情報(本実施形態においては電話番号)の検索を行なう。また45はデータベース(問い合わせ先記憶手段)であり、各処理に利用されるデータテーブルを保持する。また検索依頼端末1には、商品説明補助システムを利用する為のアプリケーションプログラムがインストールされる事によって、商品説明補助機能が備えられる。この機能は、例えば商品管理装置4への商品の説明情報の検索依頼や、問合せ先へ問い合わせるか否かの判断要求画面のモニタへの出力の処理や、その問合せ先への問合せ処理などを行う。
次に商品管理装置のデータベースの記憶するデータテーブルについて説明する。
図3は説明員有無特定テーブルの構成を示す図である。
この図が示すように、説明員有無特定テーブルは、タグIDと説明員の有無を表す識別子と、タグパターンとを対応付けたテーブルである。タグIDは商品に割り当てられた情報を示しており、またこの商品に対応した説明員が現在存在するかいなかを示す情報が、説明員有無を表す識別子である。またタグパターンはタグIDから判定されるタグの分類を示している。このタグパターンは、上記問合せ先の情報を判定するために用いられる。
図4はリーダパターン特定テーブルの構成を示す図である。
この図が示すように、リーダパターン特定テーブルは、ICタグからタグIDを読み取るリーダ2のリーダIDと、そのリーダパターンが対応付けられている。リーダパターンはリーダの分類(例えばリーダが設置されている店舗ごとの分類)を示す情報である。そしてこのリーダパターンは、上記タグパターンと共に、上記問合せ先の情報を判定するために用いられる。
図5は時刻パターン特定テーブルの構成を示す図である。
この図が示すように、時刻パターン特定テーブルは、リーダパターンと時刻とに対応付けられて時刻パターンが記録されている。時刻パターンとは、午前/午後やその他の時間帯の分類を示す情報であり、時刻パターン特定テーブルにより、リーダパターン、つまりリーダが設置されている場所に応じた時刻ごとの時刻パターンが特定できる。
図6は連絡パターン特定テーブルを示す図である。
この図が示すように、連絡パターン特定テーブルは、タグパターンと時刻パターンとに対応する連絡パターンが記録されている。連絡パターンは、連絡先を特定する為の分類情報である。
図7は電話番号特定テーブルを示す図である。
この図が示すように、電話番号特定テーブルは、連絡パターンと問合せ情報である電話番号とを対応付けて記憶している。
そして、本実施形態の商品説明補助システムでは、ユーザが商品に添付されているICタグのタグIDをリーダ2で読み取り、その読み取りを契機に検索依頼端末1が商品管理装置4へ商品の説明情報の検索依頼を送信する。そして、商品管理装置4においては、検索依頼に基づいてタグIDから商品の説明情報を返信すると共に、説明員が存在する場合にはその説明員の問合せ先の情報を検索依頼端末1に通知する。そして、必要であれば、ユーザは検索依頼端末1などからその問合せ先へ連絡を取り、商品の詳細な説明を受ける。
図8は商品説明補助システムの処理フローを示す図である。
以下、商品説明補助システムの処理フローについて説明する。
まず、店舗へ来店した顧客などのユーザが商品に添付されているICタグにリーダ2を近づけ、読み取り指示をリーダ2へ入力する。なお明示的にリーダへ近づける必要はなく、リーダが検知したことにより、読取り指示がリーダ2へ入力される。これにより、リーダ2は電波を発信し、その電波を受信したICタグはメモリに記録されているタグIDを含む無線信号を発信する。するとリーダ2は無線信号を受信し、無線信号からタグIDを検出する。そしてリーダ2はそのタグIDと、リーダ2のメモリ等に記憶しているリーダIDと、無線信号の受信時刻と、を検索依頼端末1へ送信する(ステップS1)。
検索依頼端末1は、タグID、リーダID、時刻の情報を受信すると、そのタグIDで示される商品の説明情報を検索する下記の処理を開始する。まず、検索依頼端末1は検索依頼先特定装置3へ依頼先検索要求の情報を送信し(ステップS2)、商品の説明情報を検索する商品管理装置4のうち、タグIDから特定できる商品管理装置4(検索依頼先)の検索を依頼する。依頼先検索要求の情報にはタグIDが含まれる。すると検索依頼先特定装置3は、自装置が備えるデータベースを用いて、タグIDに対応付けられて記録されている商品管理装置4のIPアドレス(またはURLなど)を検索する。そして、その結果得られた検索結果情報を検索依頼端末1へ返送する(ステップS3)。すると、検索依頼端末1は、その商品管理装置4のIPアドレス(またはURLなど)宛てに、検索依頼の情報を送信する(ステップS4)。検索依頼の情報には、リーダ2から受信したタグID、リーダID、時刻の情報が含まれる。
次に、商品管理装置4は、検索依頼を受付けると、制御部42が受信した検索依頼の情報からタグID、リーダID、時刻の情報を読み取る。そして商品説明情報検索部43は、タグIDに対応付けられてデータベース45に記録されている説明情報(例えば、説明のための文書情報や図データなど)を検索して読み取る(ステップS5)。また、商品管理装置4においては、問合せ先検索部44が、タグIDに対応付けられてデータベース45の説明員有無特定テーブルに記録されている説明員有無の情報とタグパターンの情報とを読み取る。ここで説明員有無情報において説明員有りを示す情報が読み取れた場合には、問合せ先検索部44は問合せ先情報を商品説明情報と共に送信すると判断し、その後、問合せ先の検索を開始する(ステップS6)。説明員有無情報において説明員無しを示す情報が記録されている場合には、問合せ先の検索を終了する。
次に、問合せ先検索部44は、検索依頼で受付けたリーダIDと上記処理で読み取ったタグパターンに対応付けられてリーダパターン特定テーブルに記録されているリーダパターンの情報を読み取る。このリーダパターンの情報を読み取ることにより、検索依頼を行なった検索依頼端末1のリーダ2の設置場所などが特定できる。また問合せ先検索部44は、上述の処理で読み取ったリーダパターンと、検索依頼において受信した時刻と、に対応付けられて、データベース45の時刻パターン特定テーブルに記録されている時刻パターンを読み取る。この時刻パターンにより、検索依頼を受付けた時刻の検索依頼端末設置場所ごとの時刻パターンを特定することができる。
そして、問合せ先検索部44はタグパターンと時刻パターンとに対応付けられて連絡パターン特定テーブルに記録されている連絡パターンを読み取る。これにより、タグパターンにより特定される商品の分類と、その時刻パターンに応じた、商品の問合せ先の分類を特定することができる。次に問合せ先検索部44は、連絡パターンに対応する問合せ先情報(本実施形態においては電話番号)を電話番号特定テーブルから読み取る。これにより、タグパターンにより特定される商品の分類と、その時刻パターンに応じた商品問合せ先としての電話番号を特定することができる。次に、制御部42は、商品説明情報検索部43で検索された商品説明情報と、問合せ先検索部44で検索された問合せ先情報とを、検索依頼に対する検索結果として検索依頼端末1へ返送する(ステップS7)。
検索依頼端末1においては、検索依頼に対応する検索結果を受信すると、その検索結果に含まれる商品説明情報と問合せ先情報とを読み取る。そして、商品説明情報で示される文書や図面などのデータを画面に表示する(ステップS8)。これにより、ユーザはICタグの添付された商品の説明を文章や図などによって確認することができる。また、検索依頼端末1は、検索結果に問合せ先情報が含まれている場合、その問合せ先に問い合わせるか否かの判断を受付けるための画面を画面に出力する(ステップS9)。ユーザは商品についてのより詳細な情報を知りたい場合には、その画面において問合せ開始を指示する。検索依頼端末1は問合せ開始の指示を受付けると、問合せ先情報となる電話番号への接続要求を電話交換機5へ送信する(ステップS10)。すると電話交換機5はその電話番号への発信処理を電話番号で特定される説明員端末6に対して行う(ステップS11)。説明員端末6は着信を受けると、発信元である検索依頼端末1へ着信応答処理を行う(ステップS12)。そして、これにより検索依頼端末1と説明員端末6はお互いに電話の通信処理を行う(ステップS13)。ここで、電話の通信処理は、例えばインターネット回線を介してお互いに音声情報を送信するVOIPの技術などを用いる。またVOIPの技術を用いて映像データを配信し、対面接客ができるようにしてもよい。これにより、ユーザは、商品に関する詳細な情報を説明員端末6を用いている説明員へ問い合わせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明によれば、リーダ2が読み取った、タグIDで示される商品についての問合せ先として、リーダのIDや、時間帯に応じた問合せ先の情報が商品管理装置4から返信される。従って、売場の商品分野ごとに販売員を配置することなく、時間帯に応じた適切な顧客対応が可能となる、商品説明補助システムを提供することができる。これにより、ユーザは商品の詳細な説明を受けたい場合に、店舗に販売員がいなくとも、問合せ先に問い合わせることによって、直ちに詳細な商品の説明を受けることができる。
さらに、このシステムを配置することで、大規模小売店などでは、売場に配置する説明員の人数を最低限の接客可能な人数に削減することができ、ユーザ数>説明員となった場合においても、例えば説明員端末とユーザが利用する端末でテレビ電話の技術を利用すれば、全てのユーザに対する対面接客を可能とすることができる。
なお、本実施形態においては、検索依頼端末1が自端末の画面に商品説明情報や、問合せ先に問い合わせるか否かの判断を受付けるための画面を出力しているが、例えばリーダ2が画面を備えており、検索依頼端末1がリーダ2へ商品管理装置4からの検索結果の情報を送信することにより、当該リーダ2の画面に商品説明情報や、問合せ先に問い合わせるか否かの判断を受付けるための画面を出力するようにしても良い。またリーダ2の代わりに別のモニタや端末に商品説明情報や、問合せ先に問い合わせるか否かの判断を受付けるための画面を出力するようにしてもよい。
またRFIDの特性を活かし、リーダ2でICタグの読取りを明確に行うだけでなく、リーダ2がある一定の距離に近づいた際に自動的に商品説明を行ったり、リーダ2から離れた場合に自動で通信を切断するようにしてもよい。これらは接客の方法や連絡手段として、どのように導入店舗でユーザ対応を考えるかによる。
上述の各端末や装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本実施形態による商品説明補助システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態による商品管理装置の機能ブロック図である。 本実施形態による説明員有無特定テーブルの構成を示す図である。 本実施形態によるリーダパターン特定テーブルの構成を示す図である。 本実施形態による時刻パターン特定テーブルの構成を示す図である。 本実施形態による連絡パターン特定テーブルを示す図である。 本実施形態による電話番号特定テーブルを示す図である。 本実施形態による商品説明補助システムの処理フローを示す図である。
符号の説明
1・・・検索依頼端末、2・・・リーダ、3・・・検索依頼先特定装置、4・・・商品管理装置、5・・・電話交換機、6・・・説明員端末

Claims (6)

  1. 検索依頼端末と商品管理装置とが通信ネットワークを介して接続された商品説明補助システムであって、
    前記検索依頼端末が、
    商品に割り当てられた商品割当情報を少なくとも含む信号を受信する信号受信手段と、
    前記商品割当情報と検索依頼端末識別情報とを少なくとも含む商品の検索依頼を、前記商品割当情報から特定される商品管理装置へ送信する検索依頼手段と、
    前記検索依頼に応じて前記商品管理装置から商品説明情報とともに商品説明問い合わせ先情報を受信した場合には、当該商品説明問い合わせ先情報の示す問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求を出力する判断要求出力手段と、
    を備え、
    前記商品管理装置が、
    前記検索依頼に含まれる商品割当情報に対応付けられてデータベースで記憶する商品説明情報を読み取る商品説明情報読取手段と、
    前記検索依頼の時刻と、前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係ごとに前記商品説明問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先記憶手段と、
    前記検索依頼の時刻と、その検索依頼により受付けた前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係に基づいて、前記問い合わせ先記憶手段から商品説明問い合わせ先情報を読み取る問い合わせ先読取手段と、
    前記商品説明情報と前記商品説明問い合わせ先情報とを前記検索依頼端末へ送信する検索依頼返答手段と、
    を備える
    ことを特徴とする商品説明補助システム。
  2. 前記商品には前記商品割当情報を記憶するRFIDタグが取り付けられており、
    前記検索依頼端末は、前記RFIDタグから発信される前記商品割当情報を受信するリーダよりその商品割当情報を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品説明補助システム。
  3. 検索依頼先特定装置を更に有し、
    前記検索依頼端末は、前記商品割当情報を含む検索依頼先問い合わせ情報を前記検索依頼先特定装置に送信する検索依頼先問い合わせ手段を備え、
    前記検索依頼先特定装置は、
    前記商品割当情報と商品管理装置の識別情報とを対応付けて記憶する商品管理装置特定データベースと、
    前記検索依頼先問い合わせ情報に含まれる商品割当情報に基づいて、前記商品管理装置の識別情報を読み取って、前記検索依頼端末へ送信する検索依頼先回答手段と、を備え、 前記検索依頼端末の検索依頼手段は、前記検索依頼先特定装置から受信した商品管理装置の識別情報に基づいて、前記検索依頼を送信する商品管理装置を特定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品説明補助システム。
  4. 前記検索依頼端末は、
    前記問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求の出力に応じて、前記問い合わせ処理の実行の入力を受付けた場合には、前記問い合わせ先への問い合わせ処理を行う問い合わせ手段
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の商品説明補助システム。
  5. 前記問い合わせ先情報が宛先IPアドレスであり、
    前記問い合わせ手段は、前記宛先IPアドレスへの通話開始を処理する
    ことを特徴とする請求項1から請求4に記載の商品説明補助システム。
  6. 検索依頼端末と商品管理装置とが通信ネットワークを介して接続された商品説明補助システムにおける商品説明補助方法であって、
    前記検索依頼端末が、商品に割り当てられた商品割当情報を少なくとも含む信号を受信し、
    前記検索依頼端末が、前記商品割当情報と検索依頼端末識別情報とを少なくとも含む商品の検索依頼を、前記商品割当情報から特定される商品管理装置へ送信し、
    前記商品管理装置が、前記検索依頼に含まれる商品割当情報に対応付けられてデータベースで記憶する商品説明情報を読み取り、
    前記商品管理装置が、問い合わせ先記憶手段において、前記検索依頼の時刻と、前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係ごとに前記商品説明問い合わせ先情報を記憶し、
    前記商品管理装置が、前記前記検索依頼の時刻と、その検索依頼により受付けた前記商品割当情報と、検索依頼端末識別情報との対応関係に基づいて、前記問い合わせ先記憶手段から商品説明問い合わせ先情報を読み取り、
    前記商品管理装置が、前記商品説明情報と前記商品説明問い合わせ先情報とを前記検索依頼端末へ送信し、
    前記検索依頼端末が、前記検索依頼に応じて前記商品管理装置から商品説明情報とともに商品説明問い合わせ先情報を受信した場合には、当該商品説明問い合わせ先情報の示す問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求を出力し、
    前記検索依頼端末が、前記問い合わせ先へ問い合わせ処理を行うか否かの判断要求の出力に応じて、前記問い合わせ処理の実行の入力を受付けた場合には、前記問い合わせ先への問い合わせ処理を行う
    ことを特徴とする商品説明補助方法。
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