JP5081786B2 - 情報提供方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、商品などの個品に関する情報について、当該個品の所有者や管理者に通知することを、情報処理によって支援する技術に関する。
近年、製品のリコールが相次ぎ、製造業者は回収などに多大な労力を強いられている。その一因として、製造業者が製品の所有者を把握できていない現状が挙げられる。また、生命・人体への影響が甚大である製品リコールが数多く発生しているいま、製造業者は特定製品につき、点検時期が来ればその旨を所有者に連絡し、点検を促すことが義務化される方向にあり、製造業者が製品の所有者を把握しなければならないシーンは今後増加する傾向にある。
製造業者が製品の所有者を把握するためには、所有者に事前にお客様登録はがきで通知しておいてもらうことや、小売業者などから購入者情報を開示してもらう必要がある。しかし、前者は所有者に労力を強いてしまうため、あまり期待できず、後者は個人情報保護の機運の高まりとともに、開示できない、または開示しにくいというシビアな状況である。
その中で、特許文献1では、イベントの通知者(上記で言う製造業者)にサービス所有者(上記で言う所有者)の連絡先を開示しなくても、イベントの通知者がサービス所有者にイベント通知メッセージ(上記で言うリコールや点検に関する情報)を通知できる方法および装置が開示されている。具体的には、代行サーバ(中継者)がメッセージIDと連絡先情報の組合せを管理し、代行依頼装置(イベントの通知者、連絡元)からメッセージIDとメッセージを受信すると、メッセージIDに対応する連絡先(サービス所有者)にメッセージを送信することにより実現している。
特開2007−34908号公報
しかし、中継者が複数(多数)、すなわちメッセージIDと連絡先情報の組合せが複数の中継者において管理される場合(上記のリコールや点検の問題の例で言うと、中継者は小売業者に相当。)、連絡元はどの中継者に依頼すれば連絡先に最良に通知できるか調べる必要があった。
また、本発明の一形態における課題として、連絡元は多くの中継者と契約を結ぶ必要があった。なぜなら、連絡元は中継者が連絡を代行したことに伴うコストを支払わなければならないからである。連絡元を製品の製造業者、中継者をその小売業者などと考えると、通知に係る労力の大きさは想像に難くない。なお、中継者と小売業者などを別と捉えた場合、中継者が予めあらゆる小売業者などからメッセージIDと連絡先情報の組合せを取得・一元管理するパターンも考えられるが、小売業者にとっては連絡先情報という個人情報は万一のときに限り公開したい傾向、すなわちいつ相手にとって必要となるかわかならい場合には公開しにくい傾向、中継者にとってはいつ必要となるかわかならない大量の個人情報を持つことによる流出リスクやストレージコストは負いたくない傾向にある。
そこで、本発明の目的は、連絡元がIDに対応する連絡先を知らず、IDと連絡先情報の組合せが他の多数のプレーヤで分散管理される場合であっても、連絡元がIDに対応する連絡先に効率的に通知できることと、個人情報保護の観点で、連絡先に受け入れられやすい仕組みを提供することにある。さらには、適切な通知に限り、連絡先に通知されるよう制御できる技術を提供することにある。
そこで、本発明では、個品(商品を含む)について、販売などを行うサービス業者(サービス提供者装置)の保持している所有者に関する情報(住所など)を利用し、これらを仲介装置に一元化するように制御する。言い換えると、各サービス提供者装置の連絡先情報を、仲介装置を介して連絡元装置に送信するようにしている。
このことで、一つひとつの所有者に対し連絡する技術に関し、特に、連絡元が所有者の氏名・連絡先等を知ることなく連絡を可能にしている。なお、連絡先などを連絡元が知るように構成することも本発明に含まれる。
なお、より詳細には、本発明は以下の構成となる。演算処理手段と、記憶手段と、通信手段と、を有する情報処理装置において、連絡元装置から商品の所有者への連絡を仲介する個品宛連絡方法であって、演算処理手段が、連絡元装置から通信手段を介して、その所有者への連絡の仲介を依頼する1以上の商品の個品IDと、連絡内容と、の組合せを取得する処理と、前記組合せを記憶手段に記憶させる処理と、前記個品IDに対応する商品の所有者情報を記憶する所有者管理装置から、通信手段を介して前記所有者情報を取得する処理と、前記個品IDと、前記所有者情報と、の組合せを記憶手段に記憶させる処理と、記憶手段から、前記個品IDに対応する所有者情報と、前記個品IDに対応する連絡内容と、を取得する処理と、前記所有者情報の宛先に前記連絡内容を連絡する処理と、前記連絡元装置に通信手段を介して、その所有者への連絡の仲介を依頼された商品の個品IDごとの結果を通知する処理と、を有することを特徴とする第1の個品宛連絡方法を提供する。
また、本発明は、演算処理手段と、記憶手段と、通信手段と、を有する情報処理装置において、連絡元装置から商品の所有者への連絡を仲介する個品宛連絡方法であって、演算処理手段が、連絡元装置から通信手段を介して、その所有者への連絡の仲介を依頼する1以上の商品の個品IDと、連絡内容と、の組合せを取得する処理と、前記組合せの情報が確かなものであることを保証する連絡情報保証装置に対し、通信手段を介して前記組合せの情報が保証されていることを確認する処理と、前記組合せの情報が前記連絡情報保証装置に保証されていれば、前記組合せを記憶手段に記憶させる処理と、前記個品IDに対応する商品の所有者情報を記憶する所有者管理装置から、通信手段を介して前記所有者情報を取得する処理と、前記個品IDと、前記所有者情報と、の組合せを記憶手段に記憶させる処理と、記憶手段から、前記個品IDに対応する所有者情報と、前記個品IDに対応する連絡内容と、を取得する処理と、前記所有者情報の宛先に前記連絡内容を連絡する処理と、前記連絡元装置に通信手段を介して、その所有者への連絡の仲介を依頼された商品の個品IDごとの結果を通知する処理と、を有することを特徴とする個品宛連絡方法を提供する。
また、本発明は、演算処理手段と、記憶手段と、通信手段と、を有する連絡元装置において、情報処理装置に対し、商品の所有者への連絡の仲介を依頼する連絡仲介依頼方法であって、その所有者への連絡の仲介を依頼する1以上の商品の個品IDと、連絡内容と、の組合せを記憶手段に記憶させる処理と、演算処理手段が、前記組合せの情報が確かなものであることを保証する連絡情報保証装置に対し、通信手段を介して前記組合せの情報の保証を依頼する処理と、前記組合せの情報が前記連絡情報保証装置に保証されれば、前記情報処理装置に対し、通信手段を介して前記組合せを通知することで、商品の所有者への連絡の仲介を依頼する処理と、前記情報処理装置から通信手段を介して、その所有者への連絡の仲介を依頼した商品の個品IDごとの結果を取得する処理と、前記個品IDごとの結果を記憶手段に記憶させる処理と、を有することを特徴とする連絡仲介依頼方法を提供する。
また、本発明は、演算処理手段と、記憶手段と、通信手段と、を有する連絡情報保証装置において、連絡元装置が情報処理装置に対し商品の所有者への連絡の仲介を依頼する情報を保証する連絡情報保証方法であって、演算処理手段が、前記連絡元装置から通信手段を介して、前記情報を取得する処理と、前記情報を保証するために、前記情報を記憶手段に記憶させる処理と、前記情報処理装置から通信手段を介して、個品IDと連絡内容の組合せからなる連絡情報が確かなものであるかの確認要求を取得する処理と、前記組合せが記憶手段に記憶されていれば、保証されていることを、記憶されていなければ、保証されていないことを、通信手段を介して前記情報処理装置に通知する処理と、を有することを特徴とする連絡情報保証方法を提供する。
その他、本願が開示する課題、およびその解決手段は、発明を実施するための最良の形態の欄、および図面により明らかになる。
本発明によれば、より効率的に連絡先への個品に関する情報の連絡が可能になる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態などについて説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係るシステムの全体構成図であり、連絡情報保証装置500と、連絡仲介装置400と、少なくとも1以上の製造業者ごとに有する連絡元装置300と、少なくとも1以上の小売業者ごとに有する所有者管理装置200と、少なくとも1以上の消費者が有する商品に添付されている個品ID100と、通信路600と、から構成される。通信路600は、連絡情報保証装置500や連絡仲介装置400、連絡元装置300、所有者管理装置200などをつなぐ。
通信路600は、例えば有線LANや無線LANなどといった規格の通信路である。
次に、個品ID100は、例えばバーコードや二次元コード、RFIDタグなどの媒体に記憶されるデータであり、当該媒体が添付されている商品を個品レベルで(同じ種類の商品でも、1つ1つを区別できるレベルで)一意に特定するものである。
次に、所有者管理装置200は、例えばPCなどといった情報処理装置であり、取り扱った商品ごとに引き渡した所有者情報を管理し、連絡仲介装置400からの要求を受信して、商品の所有者情報を応答するものである。所有者管理装置200は、少なくともCPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、通信インタフェース204と、から構成される。通信インタフェース204は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、連絡仲介装置400と通信路600を介して通信する。記憶装置203は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。前記プログラムは、メモリ202に読み込まれ、CPU201に実行されることにより、処理が実行される。また、所有者管理装置200は、個品に添付されたRFIDタグなどの情報を読取り可能なリーダ部を備えている。また、このリーダ部を備えなくとも、個品ID100を入力可能な要件を備えていればよい。
次に、連絡元装置300は、例えばPCなどといった情報処理装置であり、取り扱った商品の所有者に連絡するために、連絡情報保証装置500に連絡情報の保証を依頼し、連絡仲介装置400に商品の所有者への連絡の仲介を依頼するものである。連絡元装置300は、少なくともCPU301と、メモリ302と、記憶装置303と、通信インタフェース304と、から構成される。通信インタフェース304は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、連絡仲介装置400や連絡情報保証装置500と通信路600を介して通信する。記憶装置303は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。前記プログラムは、メモリ302に読み込まれ、CPU301に実行されることにより、処理が実行される。
次に、連絡仲介装置400は、例えばPCなどといった情報装置で構成され、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか連絡情報保証装置500に確認し、所有者管理装置200から商品の所有者情報を取得し、商品の所有者に連絡することを仲介するものである。連絡仲介装置400は、少なくともCPU401と、メモリ402と、記憶装置403と、通信インタフェース404と、から構成される。通信インタフェース404は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、所有者管理装置200や連絡元装置300、連絡仲介装置400と通信路600を介して通信する。記憶装置403は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。前記プログラムは、メモリ402に読み込まれ、CPU401に実行されることにより、処理が実行される。
次に、連絡情報保証装置500は、例えばPCなどといった装置であり、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものであることを保証するとともに、連絡仲介装置400からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか確認し、結果を応答するものである。連絡情報保証装置500は、少なくともCPU501と、メモリ502と、記憶装置503と、通信インタフェース504と、から構成される。通信インタフェース504は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、連絡元装置300や連絡仲介装置400と通信路600を介して通信する。記憶装置503は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。前記プログラムは、メモリ502に読み込まれ、CPU501に実行されることにより、処理が実行される。
上述の図1のシステムの構成では、所有者管理装置200は小売業者が有するとしたが、それはあくまで一例に過ぎず、個品IDに対応する商品の所有者を管理する業者であれば特に問わず、例えば修理業者や引越業者なども考えられる。また、所有者管理装置200は業者ごとに複数、例えばある業者の店舗ごとに有する構成であってもよい。
また、上述の図1のシステムの構成では、連絡元装置300は製造業者が有するとしたが、それはあくまで一例に過ぎず、その商品の所有者への連絡を希望する業者であれば特に問わない。また、連絡元装置300は業者ごとに複数、例えばある業者の事業部ごとに有する構成であってもよい。
次に、図2は、小売業者にある所有者管理装置200を構成する記憶装置203の構成図であり、プログラムとして少なくとも会員管理プログラム210と、所有者管理プログラム220と、所有者情報応答プログラム230と、を含み、データとして少なくとも企業コード260と、会員管理DB270と、所有者管理DB280と、を含む。
企業コード260は、当該企業を一意に特定するためのコードである。なお、企業コード260は、所有者管理装置200の図示しない入力装置に入力されるなどにより、設定される。
会員管理DB270は、当該小売業者の会員を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも会員番号270aと、氏名270bと、連絡先270cと、を含む。
会員番号270aには、当該会員を一意に特定する会員番号を設定する。
氏名270bには、当該会員の氏名を設定する。
連絡先270cには、当該会員の連絡先、すなわち住所や電話番号、メールアドレスなどを設定する。
所有者管理DB280は、当該小売業者が取り扱った商品ごとに引き渡した会員を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも個品ID280aと、会員番号280bと、を含む。
個品ID280aには、会員に引き渡した商品に添付されていた個品ID100を設定する。
会員番号280bには、前記個品ID100が添付されていた商品を引き渡した会員の会員番号を設定する。
会員管理プログラム210は、当該小売業者の会員の情報を会員管理DB270に登録し、また会員管理DB270から参照するためのプログラムである。会員管理プログラム210は、所有者管理装置200に図示しない入力装置から入力されるなどにより、当該小売業者の会員の情報を会員管理DB270に適宜登録する。
所有者管理プログラム220は、当該小売業者が取り扱った商品ごとに、引き渡した会員の会員番号を所有者管理DB280に登録し、また所有者管理DB280から参照するためのプログラムである。所有者管理プログラム220は、商品に添付されている個品IDを所有者管理装置200に図示しないバーコードリーダや二次元コードリーダ、RFIDリーダなどから入力され、また図示しない会員証の会員番号(および/または会員に関する情報)を所有者管理装置200に図示しないリーダから入力されるなどにより、当該小売業者が取り扱った商品ごとに、引き渡した会員の会員番号を所有者管理DB280に適宜登録する。なお、会員番号でなく会員を識別できる他の情報を用いてもよい。
所有者情報応答プログラム230は、連絡仲介装置400からの要求を受けて、指定された個品IDの商品を引き渡した会員、すなわち所有者の情報を応答するためのプログラムである。
次に、図3は、製造業者にある連絡元装置300を構成する記憶装置303の構成図であり、プログラムとして少なくとも連絡管理プログラム310を含み、データとして少なくとも企業コード360と、連絡対象管理DB370と、連絡内容管理DB380と、を含む。
企業コード360は、当該企業を一意に特定するためのコードである。なお、企業コード360は、連絡元装置300の図示しない入力装置に入力されるなどにより、設定される。
連絡対象管理DB370は、取り扱った商品のうち、その所有者に連絡したい対象(連絡対象)と、それぞれの連絡状況を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡ID370aと、個品ID370bと、ステータス370cと、を含む。なお、連絡対象は連絡したい内容(連絡内容)ごと、すなわち連絡内容を一意に特定する連絡IDごとに管理する。
連絡ID370aには、連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
個品ID370bには、前記連絡ID370aに対応する連絡内容をその所有者に連絡したい対象商品の個品IDを設定する。
ステータス370cには、前記連絡ID370aに対応する連絡内容につき、前記個品ID370bに対応する商品の所有者への連絡状況を設定する。具体的には、当該レコードを追加したときに「−」を、当該レコードの内容につき、連絡情報保証装置500に保証されたときに「保証済」を、連絡仲介装置400に商品の所有者への連絡の仲介を依頼したときに「依頼済」を、商品の所有者への連絡が済んだときに「連絡済」を、連絡できなかったときに「連絡不可」を設定する。
連絡内容管理DB380は、取り扱った商品の所有者に連絡したい内容(連絡内容)を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡ID380aと、連絡内容380bと、を含む。
連絡ID380aには、連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
連絡内容380bには、前記連絡ID380aに対応する連絡内容を設定する。
連絡管理プログラム310は、連絡対象管理DB370や連絡内容管理DB380の登録・参照・変更を行いつつ、取り扱った商品の所有者に連絡するために、連絡情報保証装置500に連絡情報の保証を依頼し、連絡仲介装置400に商品の所有者への連絡の仲介を依頼するためのプログラムである。連絡管理プログラム310は、連絡元装置300に図示しない入力装置から入力されるなどにより、連絡情報(連絡対象や連絡内容)を連絡対象管理DB370や連絡内容管理DB380に適宜登録する。
次に、図4は、連絡仲介装置400を構成する記憶装置403の構成図であり、プログラムとして少なくとも連絡仲介管理プログラム410を含み、データとして少なくとも連絡仲介対象管理DB470と、連絡仲介内容管理DB480と、を含む。
連絡仲介対象管理DB470は、連絡元装置300から所有者への連絡の仲介を依頼された対象商品(連絡対象)のうち、連絡情報保証装置400に保証されているもの(連絡仲介対象)と、それぞれの連絡仲介状況を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡元企業コード470aと、連絡ID470bと、個品ID470cと、ステータス470dと、所有者管理企業コード470eと、氏名470fと、連絡先470gと、を含む。
連絡元企業コード470aには、所有者への連絡の仲介を依頼した製造業者(連絡元装置300)を一意に特定する企業コードを設定する。
連絡ID470bには、前記連絡元企業コード470aに対応する製造業者(連絡元装置300)から所有者への連絡の仲介を依頼された連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
個品ID470cには、前記連絡元企業コード470aに対応する製造業者(連絡元装置300)から所有者への連絡の仲介を依頼された、前記連絡ID470bに対応する連絡内容をその所有者に連絡すべき対象商品の個品IDを設定する。
ステータス470dには、前記連絡元企業コード470aと前記連絡ID470bの組合せに対応する連絡内容につき、前記個品ID470cに対応する商品の所有者への連絡状況を設定する。具体的には、当該レコードを追加したときに「−」を、当該レコードの個品ID470cに対応する商品の所有者の情報を所有者管理装置200から取得・登録したときに「取得済」を、取得できなかったときに「連絡不可」を、当該レコードの個品ID470cに対応する商品 の所有者への連絡が済んだときに「連絡済」を、連絡できなかったときに「連絡不可」を設定する。
所有者管理企業コード470eには、前記個品ID470cに対応する商品の所有者の情報の提供を受けた小売業者(所有者管理装置200)を一意に特定する企業コードを設定する。
氏名470fには、前記所有者管理企業コード470eに対応する小売業者(所有者管理装置200)から提供を受けた、前記個品ID470cに対応する商品の所有者の氏名を設定する。
連絡先470gには、前記所有者管理企業コード470eに対応する小売業者(所有者管理装置200)から提供を受けた、前記個品ID470cに対応する商品の所有者の連絡先を設定する。
連絡仲介内容管理DB480は、連絡元装置300から商品の所有者への連絡の仲介を依頼された内容(連絡内容)のうち、連絡情報保証装置400に保証されているもの(連絡仲介内容)を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡元企業コード480aと、連絡ID480bと、連絡内容480cと、を含む。
連絡元企業コード480aには、所有者への連絡の仲介を依頼した製造業者(連絡元装置300)を一意に特定する企業コードを設定する。
連絡ID480bには、前記連絡元企業コード480aに対応する製造業者(連絡元装置300)から所有者への連絡の仲介を依頼された連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
連絡内容480cには、前記連絡元企業コード480aと前記連絡ID480bの組合せに対応する連絡内容を設定する。
連絡仲介管理プログラム410は、連絡仲介対象管理DB470や連絡仲介内容管理DB480の登録・参照・変更を行いつつ、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか連絡情報保証装置500に確認し、所有者管理装置200から商品の所有者情報を取得し、商品の所有者に連絡することを仲介するためのプログラムである。
次に、図5は、連絡情報保証装置500を構成する記憶装置503の構成図であり、プログラムとして少なくとも連絡情報保証プログラム510を含み、データとして少なくとも連絡対象保証DB570と、連絡内容保証DB580と、を含む。
連絡対象保証DB570は、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報(連絡対象と連絡内容)のうち、確かなものであると保証する連絡対象を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡元企業コード570aと、連絡ID570bと、個品ID570cと、を含む。
連絡元企業コード570aには、連絡情報の保証を依頼した製造業者(連絡元装置300)を一意に特定する企業コードを設定する。
連絡ID570bには、前記連絡元企業コード570aに対応する製造業者(連絡元装置300)から保証を依頼された連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
個品ID570cには、前記連絡元企業コード570aに対応する製造業者(連絡元装置300)から保証を依頼された、前記連絡ID570bに対応する連絡内容をその所有者に連絡すべき対象商品の個品IDを設定する。
連絡内容保証DB580は、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報(連絡対象と連絡内容)のうち、確かなものであると保証する連絡内容を管理するためのデータであり、レコードのフィールドとして少なくとも連絡元企業コード580aと、連絡ID580bと、連絡内容580cと、を含む。
連絡元企業コード580aには、連絡情報の保証を依頼した製造業者(連絡元装置300)を一意に特定する企業コードを設定する。
連絡ID580bには、前記連絡元企業コード580aに対応する製造業者(連絡元装置300)から保証を依頼された連絡内容を一意に特定する連絡IDを設定する。
連絡内容580cには、前記連絡元企業コード580aと前記連絡ID580bの組合せに対応する連絡内容を設定する。
連絡情報保証プログラム510は、連絡対象保証DB570や連絡内容保証DB580の登録・参照を行いつつ、連絡元装置300からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものであることを保証するとともに、連絡仲介装置400からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか確認し、結果を応答するためのプログラムである。
次に、図6は、連絡仲介処理、連絡情報保証状況応答処理、および所有者情報応答処理のフロー図であり、当該フローに従って、連絡仲介管理プログラム410が連絡仲介処理を行い、連絡情報保証プログラム510が連絡情報保証状況応答処理を行い、所有者情報応答プログラム230が所有者情報応答処理を行う。具体的には、連絡仲介管理プログラム410が、連絡管理プログラム310からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか連絡情報保証プログラム510に確認し、前記要求に含まれる個品IDに対応する商品の所有者情報を所有者情報応答プログラム230から取得し、前記要求に含まれる連絡内容を前記所有者情報をもとに所有者に連絡することを仲介し、連絡管理プログラム310に結果を応答する一方で、連絡情報保証プログラム510が、連絡仲介管理プログラム410からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものか確認し、結果を応答し、所有者情報応答プログラム230が、連絡仲介管理プログラム410からの要求を受けて、指定された個品IDの商品を引き渡した会員、すなわち所有者の情報を応答する。
まず、前記フローは、連絡仲介管理プログラム410が連絡管理プログラム310から連絡仲介要求を受信したことを契機に開始される(S4101)。前記連絡仲介要求には、前記連絡管理プログラム310を有する製造業者(連絡元装置300)の企業コードと、前記製造業者が商品の所有者への連絡の仲介を依頼するために必要な情報のまとまりである連絡情報を含む。前記連絡情報には、連絡したい内容である連絡内容と、その連絡内容を一意に特定する連絡IDと、その所有者に連絡したい少なくとも1以上の商品の個品IDを含む。
前記フローが開始されると、連絡仲介管理プログラム410は、前記連絡仲介要求に含まれる企業コードと連絡情報を連絡情報保証プログラム510に通知することで、前記企業コードに対応する製造業者(連絡元装置300)が連絡情報保証装置500から前記連絡情報の保証を受けているか確認要求する(S4102)。
連絡情報保証プログラム510は前記確認要求を受けると、連絡対象保証DB570から、前記企業コードと連絡元企業コード570aが一致し、前記連絡情報に含まれる連絡IDと連絡ID570bが一致し、前記連絡情報に含まれるそれぞれの個品IDと個品ID570cが一致するレコードの参照を試み、また連絡内容保証DB580から、前記企業コードと連絡元企業コード580aが一致し、前記連絡情報に含まれる連絡IDと連絡ID580bが一致し、前記連絡情報に含まれる連絡内容と連絡内容580cが一致するレコードの参照を試みる。すべて参照できればOK、1つでも参照できなければNGという保証状況を連絡仲介管理プログラム410に応答する(S5101)。
連絡仲介管理プログラム410は前記応答を受けると、前記保証状況がNGのとき、ここで当該フローを終了させ、前記保証状況がOKのとき、当該フローを継続させ(S4103)、連絡仲介対象管理DB470に、連絡元企業コード470aが前記企業コードで、連絡ID470bが前記連絡情報に含まれる連絡IDで、個品ID470cが前記連絡情報に含まれるそれぞれの個品IDで、ステータス470d、所有者管理企業コード470e、氏名470f、連絡先470gが「−」であるレコードを登録し、連絡仲介内容管理DB480に、連絡元企業コード480aが前記企業コードで、連絡ID480bが前記連絡情報に含まれる連絡IDで、連絡内容480cが前記連絡情報に含まれる連絡内容であるレコードを登録する(S4104)。
そして連絡仲介管理プログラム410は、ステップS4104で連絡仲介対象管理DB470に登録したすべての個品ID470cをすべての所有者情報応答プログラム230に通知することで、前記個品ID470cに対応する商品の所有者の情報を要求する(S4105)。
所有者情報応答プログラム230は前記要求を受けると(S2301)、所有者管理プログラム220を介して所有者管理DB280から、個品ID280aが前記個品IDのいずれかと一致するレコードすべてを参照し、前記レコードそれぞれにつき、会員番号280bと会員管理DB270の会員番号270aが一致する当該DBのレコードを会員管理プログラム210を介して参照し、参照できた前記個品ID280aと、参照できた前記レコードの氏名270bと、参照できた前記レコードの連絡先270cからなる組合せのすべてと、当該小売業者(所有者管理装置200)の企業コード(所有者情報応答プログラム230が企業コード260から参照した企業コード)を連絡仲介管理プログラム410に応答する(S2302)。なお、所有者情報応答プログラム230は、連絡仲介装置400の連絡仲介管理プログラム410からの要求に限り、受け付けるものとする。
連絡仲介管理プログラム410は前記応答を受けると(S4106)、前記個品ID280aそれぞれにつき、連絡仲介対象管理DB470の個品ID470cと一致するレコードに対し、ステータス470dに「取得済」を、所有者管理企業コード470eに前記企業コードを、氏名470fに当該個品ID470cと組合せをなす前記氏名270bを、連絡先470gに当該個品ID470cと組合せをなす前記連絡先270cを設定する(S4107)。なお、ステップS4105で所有者情報応答プログラム230に通知した個品ID470cそれぞれにつき、一定時間(一日など、予め設定)が経っても所有者情報応答プログラム230から応答を受けなかったものについては、前記個品ID470cに対応する連絡仲介対象管理DB470のレコードのステータス470dに「連絡不可」を設定する。
そして連絡仲介管理プログラム410は、ステップS4104で連絡仲介対象管理DB470に登録したレコードのうち、ステータス470dが「取得済」のレコードすべてを参照する。そして、前記レコードそれぞれにつき、氏名470f、連絡先470gの所有者に対し、連絡仲介内容管理DB480から前記レコードの連絡ID470bと連絡ID480bが一致するレコードの連絡内容480cを連絡する。そして、前記連絡が成功したときには、連絡仲介対象管理DB470から参照した当該レコードのステータス470dに「連絡済」を設定し、前記連絡が失敗したときには、連絡仲介対象管理DB470から参照した当該レコードのステータス470dに「連絡不可」を設定する(S4108)。なお、所有者に連絡する方法としては、例えば連絡先470gがメールアドレスのときはメールであり、電話番号のときは電話であり、住所のときは葉書である。メールが届かなかった、電話が通じなかった、葉書が届かなかったなど、連絡が失敗したときには、前記ステータス470dに「連絡不可」を設定する。「連絡不可」を設定する方法としては、連絡仲介装置400に図示しない入力装置から入力されるなどによる方法が考えられる。
そして連絡仲介管理プログラム410は、ステップS4104で連絡仲介対象管理DB470に登録したレコードすべてを参照し、前記レコードから連絡ID470bと、個品ID470cと、ステータス470dからなる組合せのすべてを連絡管理プログラム310に応答する(S4109)。なお、連絡仲介管理プログラム410がどの製造業者(連絡元装置300)の連絡管理プログラム310に応答すべきかは、ステップS4101で受信した連絡仲介要求に含まれる企業コードに基づき、記憶装置403に図示しない企業コードと連絡元装置300のアドレスの対応表から判明する。以上で、当該フローは終了する。
次に、図7は、連絡処理、および連絡情報保証処理のフロー図であり、当該フローに従って、連絡管理プログラム310が連絡処理を行い、連絡情報保証プログラム510が連絡情報保証処理を行う。具体的には、連絡管理プログラム310が、当該製造業者が取り扱った商品の所有者に連絡するために、連絡情報保証プログラム510に連絡情報の保証を要求し、連絡仲介管理プログラム410に商品の所有者への連絡の仲介を要求する一方で、連絡情報保証プログラム510が、連絡管理プログラム310からの要求を受けて、前記要求に含まれる連絡情報が確かなものであることを保証する。
まず、前記フローは、連絡管理プログラム310が連絡元装置300に図示しない入力装置から連絡内容と連絡対象を入力されたことなどを契機に開始される。前記連絡内容には、取り扱った商品の所有者に連絡したい内容が含まれ、前記連絡対象には、前記連絡内容をその所有者に連絡したいすべての対象商品の個品IDが含まれる。連絡管理プログラム310は、連絡内容管理DB380に、連絡ID380aが当該連絡内容管理DB380においてユニークな連絡IDで、連絡内容380bが前記連絡内容であるレコードを登録し、連絡対象管理DB370に、連絡ID370aが前記連絡IDで、個品ID370bが前記個品IDのそれぞれで、ステータス370cが「−」である1以上のレコードを登録する(S3101)。なお、前記連絡ID380aにユニークな連絡IDを生成する方法としては、前回生成した連絡IDを別に記憶しておき、その前回生成した連絡IDをインクリメントしたものを今回の連絡IDとする方法などが考えられる。
そして連絡管理プログラム310は、ステップS3101で連絡内容管理DB380に登録した連絡IDと連絡内容と、連絡対象管理DB370に登録したすべての個品IDと、当該製造業者(連絡元装置300)の企業コード360を連絡情報保証プログラム510に通知することで、連絡情報保証要求を送信する(S3102)。ここで連絡情報保証要求とは、当該連絡情報保証要求に含まれる連絡情報(連絡内容と連絡対象)が当該製造業者(連絡元装置300)が通知した確かなものであることを、連絡情報保証装置500に保証を求めることである。
連絡情報保証プログラム510は前記連絡情報保証要求を受けると(S5102)、前記連絡情報保証要求が当該要求に含まれる企業コードに対応する製造業者(連絡元装置300)から通知された確かなものであることを確認すると、そのことを保証すべく、連絡内容保証DB580に、連絡元企業コード580aが前記企業コードで、連絡ID570bが前記連絡情報保証要求に含まれる連絡IDで、連絡内容570cが前記連絡情報保証要求に含まれる連絡内容であるレコードを登録し、連絡対象保証DB570に、連絡元企業コード570aが前記企業コードで、連絡ID570bが前記連絡情報保証要求に含まれる連絡IDで、個品ID570cが前記連絡情報保証要求に含まれる個品IDのそれぞれである1以上のレコードを登録し、連絡情報の保証結果として「OK」を連絡管理プログラム310に応答する。一方、前記連絡情報保証要求が当該要求に含まれる企業コードに対応する製造業者(連絡元装置300)から通知された確かなものであることを確認できないと、連絡情報の保証結果として「NG」を連絡管理プログラム310に応答する(S5103)。
連絡管理プログラム310は前記応答を受けると、前記保証結果がNGのとき、ここで当該フローを終了させ、前記保証結果がOKのとき、当該フローを継続させ(S3103)、連絡対象管理DB370から、連絡ID370aがステップS3101で生成・登録した連絡IDと一致するレコードすべてを参照し、前記レコードそれぞれにつき、ステータス370cに「保証済」を設定する(S3104)。
そして連絡管理プログラム310は、連絡内容管理DB380から、連絡ID380aがステップS3101で生成・登録した連絡IDと一致するレコードを参照し、連絡対象管理DB370から、連絡ID370aがステップS3101で生成・登録した連絡IDと一致するレコードすべてを参照する。そして連絡管理プログラム310は、連絡内容管理DB380から参照したレコードに含まれる連絡内容380bと、連絡対象管理DB370から参照したすべてのレコードの個品ID370bと、前記連絡IDと、当該製造業者(連絡元装置300)の企業コード360を連絡仲介管理プログラム410に通知することで、所有者への連絡の仲介要求を送信する(S3105)。
すると、ここで図6に示される一連の処理フローが行われる。
図7の説明に戻り、連絡管理プログラム310は連絡仲介管理プログラム410から連絡仲介結果の応答(連絡仲介対象管理DB470の連絡ID470bと、個品ID470cと、ステータス470dからなる組合せ(1つ以上))を受けると(S3106)、前記組合せのそれぞれにつき、連絡対象管理DB370の連絡ID370aと前記連絡ID470bが一致し、個品ID370bと前記個品ID470cが一致するレコードのステータス470cに前記ステータス470d(「連絡済」または「連絡不可」)を設定する(S3107)。以上で、当該フローは終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、本発明を実施するための最良の形態では、連絡仲介装置400は連絡元装置300からの要求に含まれる連絡情報が確かなものか、連絡情報保証装置500に確認していたが、当該連絡元装置300(製造業者)が信頼できるのであれば、連絡情報保証装置500への確認を省略する形態も考えられる。そのとき、連絡仲介装置400は、信頼できる連絡元装置300(製造業者)の企業コードのリストを管理することで、連絡情報保証装置500に確認すべきか、しなくてよいか判断できる。連絡情報保証装置500への確認を省略できるとき、図6のステップS4102、ステップS5101、ステップS4103の処理をスキップできる。また、連絡仲介装置400に信頼されている連絡元装置300(製造業者)であれば、図7のステップS3102、S5102、S5103、S3103の処理をスキップできる。また、連絡仲介装置400がすべての連絡元装置300(製造業者)を信頼するモデルであれば、連絡情報保証装置500もろとも省略できる。
また、本発明を実施するための最良の形態では、連絡情報保証装置500はシステムに1つとしたが、複数の構成も考えられる。例えば、製造業者Aは連絡情報保証装置Bに、製造業者Cは連絡情報保証装置Dに連絡情報の保証を求めるケースや、商品が家電の場合は連絡情報保証装置Eに、自動車の場合は連絡情報保証装置Fに連絡情報の保証を求めるケースなどである。その場合、図7のステップS3105において、連絡管理プログラム310が連絡情報の保証を受けた連絡情報保証装置500のアドレス(またはコード)を連絡仲介管理プログラム410への連絡仲介要求に含め、図6のステップS4101において、連絡仲介管理プログラム410が前記連絡仲介要求から前記アドレスを取得することで(または、前記コードを取得し、前記コードから連絡情報保証装置500のアドレスに変換することで)、どの連絡情報保証装置500に連絡情報の保証状況を確認すればよいか判断できる。
本発明を実施するための最良の形態に係るシステムの全体構成図である。 所有者管理装置を構成する記憶装置の構成図である。 連絡元装置を構成する記憶装置の構成図である。 連絡仲介装置を構成する記憶装置の構成図である。 連絡情報保証装置を構成する記憶装置の構成図である。 連絡仲介処理、連絡情報保証状況応答処理、および所有者情報応答処理のフロー図である。 連絡処理、および連絡情報保証処理のフロー図である。
符号の説明
100 個品ID
200 所有者管理装置
230 所有者情報応答プログラム
270 会員管理DB
280 所有者管理DB
300 連絡元装置
310 連絡管理プログラム
370 連絡対象管理DB
380 連絡内容管理DB
400 連絡仲介装置
410 連絡仲介管理プログラム
470 連絡仲介対象管理DB
480 連絡仲介内容管理DB
500 連絡情報保証装置
510 連絡情報保証プログラム
570 連絡対象保証DB
580 連絡内容保証DB

Claims (15)

  1. 個品についての情報を、当該個品の所有者に連絡する連絡元において用いられる連絡元装置と、前記所有者に対して個品についてのサービスを実行するサービス提供者が利用する複数のサービス提供者装置と、前記連絡に関する仲介装置を用いた情報提供方法において、
    前記複数のサービス提供者装置が、
    前記サービスの提供の際に、リーダ部から読み取った前記個品の個品IDと当該個品の所有者の連絡先を対応付けた連絡先情報を記憶装置に記憶し、
    前記仲介装置に対して、前記連絡先情報を送信し、
    前記仲介装置が、前記複数のサービス提供者装置から前記連絡先情報を受信して、当該連絡先情報を記憶装置に記憶し、
    前記連絡元装置が、前記仲介装置に、指定された個品IDを含む連絡先情報を要求する要求情報を送信し、
    前記仲介装置が、
    前記記憶装置に記憶された前記連絡先情報から、前記要求情報に対応する連絡先情報を検索することで、
    検索された前記連絡先情報に対して、指定された前記個品IDに対応する個品についての情報の連絡を実行可能とすることを特徴とする情報提供方法。
  2. 請求項1に記載の情報提供方法において、
    前記仲介装置および前記連絡元装置は、前記連絡先情報の真正性を保証する連絡情報保証装置と接続し、
    前記連絡情報保証装置は、
    前記複数のサービス提供装置から連絡先情報を受信し、
    受信した連絡先情報の真正性を確認し、真正性が確認された場合に、当該連絡先情報を前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供方法。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の情報提供方法において、
    前記複数のサービス提供者装置が、前記仲介装置から前記連絡先情報を要求する情報を受信した場合に、前記仲介装置に前記連絡先情報を送信することを特徴とする情報提供方法。
  4. 請求項3に記載の情報提供方法において、
    前記複数のサービス提供者装置が、
    指定された個品IDを含む前記連絡先情報を要求する情報を受信し、
    受信された前記個品IDに対応する連絡先情報を前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供方法。
  5. 請求項1または2のいずれかに記載の情報提供方法において、
    前記複数のサービス提供者装置が、所定のタイミングで前記連絡先情報を、前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供方法において、
    前記連絡先情報は、前記所有者の情報送信先を示す情報が含まれ、
    前記仲介装置が、前記情報送信先に、前記個品についての情報を送信することを特徴とする情報提供方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供方法において、
    前記連絡先情報は、前記所有者の住所を示す情報が含まれ、
    前記仲介装置が、前記住所を表示することを特徴とする情報提供方法。
  8. 個品についての情報を、当該個品の所有者に連絡する連絡元において用いられる連絡元装置と、前記所有者に対して個品についてのサービスを実行するサービス提供者が利用する複数のサービス提供者装置と、前記連絡に関する仲介装置からなる情報提供システムにおいて、
    前記複数のサービス提供者装置が、
    前記サービスの提供の際に、リーダ部から読み取った前記個品の個品IDと当該個品の所有者の連絡先を対応付けた連絡先情報を記憶装置に記憶し、
    前記仲介装置に対して、前記連絡先情報を送信し、
    前記仲介装置が、前記複数のサービス提供者装置から前記連絡先情報を受信して、当該連絡先情報を記憶装置に記憶し、
    前記連絡元装置が、前記仲介装置に、指定された個品IDを含む連絡先情報を要求する要求情報を送信し、
    前記仲介装置が、
    前記記憶装置に記憶された前記連絡先情報から、前記要求情報に対応する連絡先情報を検索し、
    検索された前記連絡先情報に、指定された前記個品IDに対応する個品についての情報の連絡を実行可能とすることを特徴とする情報提供システム。
  9. 請求項8に記載の情報提供システムにおいて、
    さらに、前記連絡先情報の真正性を保証する連絡情報保証装置を有し、
    前記連絡情報保証装置は、
    前記複数のサービス提供装置から連絡先情報を受信し、
    受信した連絡先情報の真正性を確認し、真正性が確認された場合に、当該連絡先情報を前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供システム。
  10. 請求項8または9のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記複数のサービス提供者装置が、前記仲介装置から前記連絡先情報を要求する情報を受信した場合に、前記仲介装置に前記連絡先情報を送信することを特徴とする情報提供システム。
  11. 請求項10に記載の情報提供システムにおいて、
    前記複数のサービス情報者装置が、
    指定された個品IDを含む前記連絡先情報を要求する情報を受信し、
    受信された前記個品IDに対応する連絡先情報を前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供システム。
  12. 請求項8または9のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記複数のサービス提供者装置が、所定のタイミングで前記連絡先情報を、前記仲介装置に送信することを特徴とする情報提供システム。
  13. 請求項8乃至12のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記連絡先情報には、前記所有者の情報送信先を示す情報が含まれ、
    前記仲介装置が、前記情報送信先に、前記個品についての情報を送信することを特徴とする情報提供システム。
  14. 請求項8乃至12のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記連絡先情報は、前記所有者の住所を示す情報が含まれ、
    前記仲介装置が、前記住所を表示することを特徴とする情報提供システム。
  15. 請求項8乃至14のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、前記サービスとして前記個品を販売する販売店、前記サービスとして前記個品の修理の実行もしくは受付けのうち少なくとも一方を行う修理店の少なくとも一方で利用される装置であることを特徴とする情報提供システム。
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