JPH1173407A - シングルチップマイコン、バスアダプタ、及び半導体システム - Google Patents

シングルチップマイコン、バスアダプタ、及び半導体システム

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JPH1173407A
JPH1173407A JP9234746A JP23474697A JPH1173407A JP H1173407 A JPH1173407 A JP H1173407A JP 9234746 A JP9234746 A JP 9234746A JP 23474697 A JP23474697 A JP 23474697A JP H1173407 A JPH1173407 A JP H1173407A
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JP
Japan
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bus
ram
data
external
chip microcomputer
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JP9234746A
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Akira Nishimura
明 西村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの性能を低下させること無しに、外
部I/Oとのデータ転送を行うことができるシングルチ
ップマイコンを提供する。 【解決手段】 プログラムの実行により装置全体の動作
を制御するCPUと、前記プログラムが格納されたRO
Mと、前記CPUのワークエリアとしてデータを記憶す
るRAMと、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転
送を行うバスアダプタとを有し、これらがシステムバス
で接続されたシングルチップマイコンにおいて、前記R
AMと前記バスアダプタとの間に、前記システムバスと
別経路の専用バスを設け、前記RAMと前記外部I/O
とのデータ転送は、前記専用バスを介して行う構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部I/Oとの間
でデータ転送を行うシングルチップマイコン、前記シン
グルチップマイコンに搭載されたバスアダプタ、及び前
記シングルチップマイコンを搭載した半導体システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シングルチップマイコン内のRA
Mと外部I/Oとの間でデータ転送を行うためのシステ
ム構成としては、図3に示すようなバスアダプタを用い
たものが知られている。
【0003】図3は、従来のシングルチップマイコンの
構成を示すブロック図である。
【0004】このシングルチップマイコンは、CPU1
01、バスアダプタ102、ROM103、RAM10
4、及び内部I/O105を備え、これらがシステムバ
ス106で接続されている。ここで、システムバス10
6は、アドレス及び制御信号用のバスABと、データ用
のバスDBとから構成されている。さらに、バスアダプ
タ102とCPU101は、バス権制御信号線107に
より接続されている。
【0005】そして、バスアダプタ102は、アドレス
及び制御信号用のバスAOとデータ用のバスDOとから
構成された外部I/Oバス120を介して外部I/O1
10に接続されている。
【0006】図4は、図3中のバスアダプタ102の内
部構成を示すブロック図である。
【0007】図中の102aは制御レジスタ部であり、
CPU101からのコマンドを保持する。102bは転
送コントローラであり、制御レジスタ部102aからの
情報に基づいてバスアダプタ102によるデータ転送動
作を制御する。また、102cはバス権制御ブロックで
あり、CPU101に対してシステムバス106のバス
権を要求するときにバス権要求信号REQを発すると共
に、システムバス106の使用許可を示す許可信号GN
TをCPU101から受け取る。そして、102d及び
102eは転送データを一時保持するデータバッファで
ある。
【0008】以上の構成において、CPU101は、シ
ステムバス106を介してROM103よりプログラム
を読み込み、RAM104及び内部I/O105に対し
てデータアクセスを行う。また、CPU101は、バス
アダプタ102の制御レジスタ部102aにコマンドを
書き込み、バスアダプタ102の動作を制御する。
【0009】バスアダプタ102は、CPU101に対
しバス権要求信号REQを発してシステムバス106の
バス権を要求し、CPU101から許可信号GNTを受
けてバス権を得ると、システムバス106と外部I/O
バス120をコントロールし、外部I/O110とRA
M104の間でデータ転送を行う。
【0010】バスアダプタ102がRAM104から外
部I/O110へデータ転送を行う場合は、まず、シス
テムバス106を介してRAM104からデータを読み
出し、バスアダプタ102内のデータバッファ102d
に一旦取り込んだ後、データバッファ102eを経て外
部I/O110に該データを書き込む。
【0011】また、バスアダプタ102が外部I/O1
10からRAM104へデータ転送を行う場合は、まず
外部I/Oバス120を介して外部I/O110からデ
ータを読み出して、バスアダプタ102内のデータバッ
ファ102eに一旦取り込んだ後、システムバス106
を介してRAM104に該データを書き込む。
【0012】このように、従来では、外部I/O110
とRAM104との間でデータ転送を行う場合には、シ
ステムバス106を上述のように利用していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、次のような問題点があった。
【0014】システムバス106は、上記バスアダプタ
102によるデータ転送のほかに、CPU101がRO
Mからプログラムを読み込む命令フェッチや、RAM1
04及び内部I/O105にデータのリード/ライトを
行うデータアクセスの各動作に使用される。これら命令
フェッチ、データアクセス、及びバスアダプタ102に
よるデータ転送の各動作は、システムバス106におい
て排他的に行われなければならない。
【0015】従って、バスアダプタ102によるデータ
転送の頻度が多くなってシステムバス106の使用率が
大きくなると、CPU101の命令フェッチ及びデータ
アクセスの使用時間を圧迫する。この影響で、CPU1
01の命令フェッチやデータアクセスが高速に行えなく
なると、CPU101は命令待ちやデータ待ちで停止す
ることが多くなり、システムの性能が低下するという問
題があった。
【0016】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、システムの性
能を低下させること無しに、外部I/Oとのデータ転送
を行うことができるシングルチップマイコンを提供する
ことである。またその他の目的は、シングルチップマイ
コンの性能を低下させること無しに、シングルチップマ
イコンのRAMと外部I/O間のデータ転送を行うこと
ができるバスアダプタを提供することである。さらにそ
の他の目的は、システム全体の性能を低下させること無
しに、シングルチップマイコンと他のマイコンとのデー
タ転送を行うことができる半導体システムを提供するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明であるシングルチップマイコンの特徴
は、プログラムの実行により装置全体の動作を制御する
CPUと、前記プログラムが格納されたROMと、前記
CPUのワークエリアとしてデータを記憶するRAM
と、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転送を行う
バスアダプタとを有し、これらがシステムバスで接続さ
れたシングルチップマイコンにおいて、前記RAMと前
記バスアダプタとの間に、前記システムバスと別経路の
専用バスを設け、前記RAMと前記外部I/Oとのデー
タ転送は、前記専用バスを介して行う構成にしたことに
ある。
【0018】この第1の発明によれば、バスアダプタ
は、専用バスを使用してRAMとのデータのやりとりを
行うので、バスアダプタのデータ転送によってシステム
バスは占有されない。従って、バスアダプタのデータ転
送により、CPUの命令フェッチ及びデータアクセスの
使用時間が圧迫されることはない。
【0019】第2の発明であるシングルチップマイコン
の特徴は、プログラムの実行により装置全体の動作を制
御するCPUと、前記プログラムが格納されたROM
と、前記CPUのワークエリアとしてデータを記憶する
RAMと、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転送
を行うバスアダプタとを有し、これらがシステムバスで
接続されたシングルチップマイコンにおいて、前記RA
MをデュアルポートRAMで構成すると共に、該デュア
ルポートRAMと前記バスアダプタとの間に前記システ
ムバスと別経路の専用バスを設け、前記デュアルポート
RAMと前記外部I/Oとのデータ転送は、前記専用バ
スを介して行う構成にしたことにある。
【0020】この第2の発明によれば、上記第1の発明
と同様の作用を呈するほか、専用バスを使用するバスア
ダプタのデータ転送を、簡単な構成で且つ的確に行うこ
とができる。
【0021】第3の発明であるバスアダプタの特徴は、
プログラムの実行により装置全体の動作を制御するCP
Uと、前記プログラムが格納されたROMと、前記CP
Uのワークエリアとしてデータを記憶するRAMとがシ
ステムバスで接続されたシングルチップマイコン内に設
けれ、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転送をコ
ントロールする転送コントロール部と、前記データ転送
時の転送データを一時保持するデータ保持部とを有する
バスアダプタにおいて、前記RAMとの間に前記システ
ムバスとは別経路で設けられた第1及び第2の専用バス
を前記転送コントロール部及び前記データバッファに接
続し、前記第1の専用線を前記RAMに対するアドレス
及び制御信号用とし、前記第2の専用線を前記RAMに
対する転送データ用として、前記RAMとの間でデータ
転送を行う構成にしたことにある。
【0022】この第3の発明によれば、データ保持部
は、RAMからの転送データまたは外部I/Oからの転
送データを一時的に保持する。転送コントロール部は、
このRAMと外部I/Oとの間のデータ転送をコントロ
ールする。その際、RAMとの間では、第1の専用線に
アドレス及び制御信号を乗せ、RAMに対する転送デー
タの伝送を第2の専用線を使用して行う。このように、
バスアダプタは、第1及び第2の専用線を使用してRA
Mとのデータのやりとりを行うので、バスアダプタのデ
ータ転送によってシステムバスが使用されることはな
い。
【0023】第4の発明であるバスアダプタの特徴は、
上記第3の発明において、前記RAMはデュアルポート
RAMで構成され、前記第1の専用線を前記デュアルポ
ートRAMに対するアドレス及び制御信号伝送用とし、
前記第2の専用線を前記デュアルポートRAMに対する
転送データ伝送用として、前記デュアルポートRAMと
の間でデータの転送を行う構成にしたことにある。
【0024】この第4の発明によれば、第1及び第2の
専用線を使用するデータ転送を、簡単な構成で且つ的確
に行うことができる。
【0025】第5の発明である半導体システムの特徴
は、第1の発明のシングルチップマイコンと、このシン
グルチップマイコンに接続されたマイコンとを備えた半
導体システムであって、前記シングルチップマイコン中
のRAM、専用バス及びバスアダプタを通る経路で、該
シングルチップマイコンと前記マイコンとの間の通信を
行う構成にしたことにある。
【0026】第5の発明によれば、シングルチップマイ
コンは第1の発明と同様に作用し、半導体システム全体
の性能を高めるように働く。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシ
ングルチップマイコンの構成ブロック図である。
【0028】このシングルチップマイコン10は、プロ
グラムの実行により装置全体の動作を制御するCPU1
と、前記プログラムが格納されたROM3と、CPU1
のワークエリアとしてデータを記憶するRAM4と、R
AM3と外部I/O20との間のデータ転送を行うバス
アダプタ2と、内部I/O5とを備えている。これらは
システムバス6で接続され、さらにRAM4とバスアダ
プタ2が、システムバス6とは別経路の専用バス7を介
して接続されている。
【0029】ここで、RAM4とバスアダプタ2とを接
続する専用バス7は、アドレス及び制御信号用のバスA
Sとデータ用のバスDSとから成る32ビットのバスで
あり、バスアダプタ2によるデータ転送専用に使用され
る。RAM4は、システムバス6及び専用バス7に接続
されるデュアルポートRAMより構成されている。ま
た、システムバス6は、アドレス及び制御信号用のバス
ABとデータ用のバスDBとから成る32ビットのバス
であり、高速なデータ転送が可能である。
【0030】さらに、バスアダプタ2と外部I/O20
の間が、外部I/Oバス30を介して接続されている。
外部I/Oバス30は、アドレス及び制御信号用のバス
AOとデータ用のバスDOとから成る8ビットのバスで
あり、低速なデータ転送を行う。
【0031】図2は、図1中のバスアダプタ2及びデュ
アルポートRAM4の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0032】バスアダプタ2は、CPU1からのコマン
ドを保持する制御レジスタ部2aと、この制御レジスタ
部2aからの情報に基づいてバスアダプタ2のデータ転
送動作を制御する転送コントローラ2bと、転送データ
を一時保持するデータバッファ2c,2dとを備えてい
る。制御レジスタ部2aに保持されるCPU1からのコ
マンドとしては、RAMアドレス、外部I/Oアドレ
ス、転送ワード数、及び転送方向等がある。データバッ
ファ2cは、専用バス7を使用したRAM4との間での
転送データを一時保持し、データバッファ2dは、外部
I/Oバス30を使用した外部I/O20との間での転
送データを一時保持する。
【0033】デュアルポートRAM4は、1つの記憶部
(メモリセル部)4aを共有する形で2つの読み書き用
の回路部、即ちデコード部4b,4dとトライステート
バッファ4c,4e等を有している。
【0034】そして、バスアダプタ2の転送コントロー
ラ2bとデュアルポートRAM4の一方のデコード部4
bとが、専用バス7中のバスASを介して接続され、バ
スアダプタ2のデータバッファ2cとデュアルポートR
AM4の一方のトライステートバッファ4cの出力側と
が、専用バス7中のバスDSを介して接続されている。
また、デュアルポートRAM4の他方のデコード部4d
とシステムバス6のバスABとが接続され、デュアルポ
ートRAM4の他方のトライステートバッファ4eの出
力側とシステムバス6のバスDBとが接続されている。
【0035】以上の構成において、バスアダプタ2は、
CPU1からコマンドを受け取ると以下の動作を行う。
【0036】バスアダプタ2がRAM4から外部I/O
20へデータ転送を行う場合では、まず、転送コントロ
ーラ2bは、専用バス7のバスASを使用してRAM4
のデコード部4bへ読み出し信号とアドレスを送る。そ
の結果、RAM4は読み出しモードに設定され、トライ
ステートバッファ4cが出力状態となる。さらに、前記
アドレスがデコード部4bによって解読され、該アドレ
スで指定されたデータがメモリセル部4aからトライス
テートバッファ4cを介して専用バス7のバスDSに読
み出される。このデータは、バスアダプタ2内のデータ
バッファ2cに一旦取り込まれる。
【0037】その後、転送コントローラ2bは、RAM
4から読み出された前記データを外部I/O20内の所
定領域に書き込むべく、外部I/Oバス30のバスAO
へ書き込み信号とアドレスを送出し、さらにデータバッ
ファ2dを経て外部I/Oバス30のバスDOへ前記デ
ータを送出する。
【0038】このように、バスアダプタ2がRAM4か
ら外部I/O20へデータ転送を行う場合では、まず、
専用バス7を介してRAM4からデータを読み出しバス
アダプタ2に取り込んだ後、このデータを外部I/Oバ
ス30を介して外部I/O20に書き込む。
【0039】一方、バスアダプタ2が外部I/O20か
らRAM4へデータ転送を行う場合は、まず、転送コン
トローラ2bは、外部I/Oバス30のバスAOを使用
して外部I/O20へ読み出し信号とアドレスを送る。
その結果、外部I/O20の所定領域のデータが外部I
/Oバス30のバスDOに読み出され、バスアダプタ2
内のデータバッファ2dに一旦取り込まれる。
【0040】その後、転送コントローラ2bは、外部I
/O20から読み出された前記データをRAM4内の所
定領域に書き込むべく、専用バス7のバスASへ書き込
み信号とアドレスを送出し、さらにデータバッファ2c
を経て専用バス7のバスDSへ前記データを送出する。
このとき、RAM4は書き込みモードに設定されている
ので、トライステートバッファ4cの出力はハイインピ
ーダンス状態である。その結果、データバッファ2cか
らバスDSへ送出されたデータは、メモリセル部4aに
書き込まれることになる。
【0041】このように、バスアダプタ2が外部I/O
20からRAM4へデータ転送を行う場合は、まず、外
部I/Oバス30を介して外部I/O20からデータを
読み出しバスアダプタ2に取り込んだ後、このデータを
専用バス7を介してRAM4に書き込む。
【0042】上述したように、本実施形態では、外部I
/O20とRAM4の間でデータ転送を行う場合に、シ
ステムバス6を利用せず、専用バス7を使用して転送を
行う。すなわち、バスアダプタ2は、専用バス7を使用
してRAM4とのデータのやり取りを行うので、バスア
ダプタ2のデータ転送によりシステムバス6が占有され
ることはない。従って、CPU1の命令フェッチや内部
データアクセスは何ら影響を受けず、従来例で問題であ
った、システムバスの使用制限によるCPUの性能低下
は回避される。
【0043】さらに、本実施形態では、バスアダプタ2
のデータ転送によりシステムバス6を使用することがな
いので、バスアダプタ2には、図4に示す従来例のよう
なバス権制御ブロック102cを設ける必要がない。こ
れにより、バスアダプタ2のハード構成が簡略化される
だけでなく、バスアダプタ2とCPU1間のバス権制御
信号線も省略でき、さらにはプログラムの簡素化も可能
になる。
【0044】また、外部I/O20として例えばマイコ
ンを用意することも可能である。上記シングルチップマ
イコン10とこれに接続されたマイコンとを含む半導体
システムを考慮し、シングルチップマイコン10中のR
AM4、専用バス7及びバスアダプタ2を通る経路で、
該シングルチップマイコン10と前記マイコンとの間で
通信を行うようにした場合は、当該半導体システム全体
の性能を高めることが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
であるシングルチップマイコンによれば、RAMと外部
I/Oとのデータ転送にシステムバスを使用せず専用バ
スを使用するので、システムの性能を低下させること無
しに、外部I/Oとのデータ転送を行うことが可能にな
る。また、バスアダプタとCPU間のバス権制御信号線
も省略でき、プログラムの簡素化も可能になる。
【0046】第2の発明であるシングルチップマイコン
によれば、上記第1の発明と同等の効果を得ることがで
きると共に、RAMをデュアルポートRAMで構成した
ため、専用バスを使用するバスアダプタのデータ転送
を、簡単な構成で且つ的確に行うことが可能になる。
【0047】第3の発明であるバスアダプタによれば、
RAMと外部I/O間のデータ転送にシステムバスを使
用せず第1及び第2の専用線を使用するので、バス権制
御ブロックを設ける必要がなくなり、ハード構成を簡略
化することが可能になる。
【0048】第4の発明であるバスアダプタによれば、
RAMをデュアルポートRAMで構成したため、第1及
び第2の専用線を使用するデータ転送を、簡単な構成で
且つ的確に行うことができる。
【0049】第5の発明である半導体システムによれ
ば、シングルチップマイコンにおいて第1の発明と同等
の効果を得ることができるため、該シングルチップマイ
コン及び他のマイコンを含めた半導体システム全体の性
能を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシングルチップマイコ
ンの構成ブロック図である。
【図2】図1中のバスアダプタ2及びデュアルポートR
AM4の内部構成を示すブロック図である。
【図3】従来のシングルチップマイコンの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3中のバスアダプタ102の内部構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 バスアダプタ 2a 制御レジスタ部 2b 転送コントローラ 2c,2d データバッファ 3 ROM 4 RAM 6 システムバス 7 専用バス 10 シングルチップマイコン 20 外部I/O 30 外部I/Oバス AB,AS アドレス/コントロールバス DB,DS データバス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの実行により装置全体の動作
    を制御するCPUと、前記プログラムが格納されたRO
    Mと、前記CPUのワークエリアとしてデータを記憶す
    るRAMと、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転
    送を行うバスアダプタとを有し、これらがシステムバス
    で接続されたシングルチップマイコンにおいて、 前記RAMと前記バスアダプタとの間に、前記システム
    バスと別経路の専用バスを設け、 前記RAMと前記外部I/Oとのデータ転送は、前記専
    用バスを介して行う構成にしたことを特徴とするシング
    ルチップマイコン。
  2. 【請求項2】 プログラムの実行により装置全体の動作
    を制御するCPUと、前記プログラムが格納されたRO
    Mと、前記CPUのワークエリアとしてデータを記憶す
    るRAMと、前記RAMと外部I/Oとの間のデータ転
    送を行うバスアダプタとを有し、これらがシステムバス
    で接続されたシングルチップマイコンにおいて、 前記RAMをデュアルポートRAMで構成すると共に、
    該デュアルポートRAMと前記バスアダプタとの間に前
    記システムバスと別経路の専用バスを設け、 前記デュアルポートRAMと前記外部I/Oとのデータ
    転送は、前記専用バスを介して行う構成にしたことを特
    徴とするシングルチップマイコン。
  3. 【請求項3】 プログラムの実行により装置全体の動作
    を制御するCPUと、前記プログラムが格納されたRO
    Mと、前記CPUのワークエリアとしてデータを記憶す
    るRAMとがシステムバスで接続されたシングルチップ
    マイコン内に設けれ、前記RAMと外部I/Oとの間の
    データ転送をコントロールする転送コントロール部と、
    前記データ転送時の転送データを一時保持するデータ保
    持部とを有するバスアダプタにおいて、 前記RAMとの間に前記システムバスとは別経路で設け
    られた第1及び第2の専用バスを前記転送コントロール
    部及び前記データバッファに接続し、 前記第1の専用線を前記RAMに対するアドレス及び制
    御信号用とし、前記第2の専用線を前記RAMに対する
    転送データ用として、前記RAMとの間でデータ転送を
    行う構成にしたことを特徴とするバスアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記RAMはデュアルポートRAMで構
    成され、 前記第1の専用線を前記デュアルポートRAMに対する
    アドレス及び制御信号伝送用とし、前記第2の専用線を
    前記デュアルポートRAMに対する転送データ伝送用と
    して、前記デュアルポートRAMとの間でデータの転送
    を行う構成にしたことを特徴とする請求項3記載のバス
    アダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシングルチップマイコン
    と、このシングルチップマイコンに接続されたマイコン
    とを備えた半導体システムであって、 前記シングルチップマイコン中のRAM、専用バス及び
    バスアダプタを通る経路で、該シングルチップマイコン
    と前記マイコンとの間の通信を行う構成にしたことを特
    徴とする半導体システム。
JP9234746A 1997-08-29 1997-08-29 シングルチップマイコン、バスアダプタ、及び半導体システム Pending JPH1173407A (ja)

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