JPH1171751A - ソイルモルタル地中連続壁の施工方法 - Google Patents
ソイルモルタル地中連続壁の施工方法Info
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- JPH1171751A JPH1171751A JP24938197A JP24938197A JPH1171751A JP H1171751 A JPH1171751 A JP H1171751A JP 24938197 A JP24938197 A JP 24938197A JP 24938197 A JP24938197 A JP 24938197A JP H1171751 A JPH1171751 A JP H1171751A
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- soil
- muddy water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の土留め工法による掘削時にセメントミ
ルクの置き換えにより廃泥が発生することがなく、工事
期間の短縮と工事費の低廉化をはかることができるソイ
ルモルタル地中連続壁の施工方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 泥水４を使用して掘削した掘削孔５に撹
拌機２４を配備し、撹拌機２４の下方に一定量のセメン
トミルクを注入して、撹拌機２４によって、撹拌機２４
より上方の泥水４とセメントミルクを隔離した状態で、
撹拌機２４より下方の泥水４とセメントミルクを撹拌機
２４によって撹拌混合することにより、現位置でソイル
セメント壁２５を形成し、その後撹拌機２４を撹拌機２
４の長さ分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔５の全
長に渡って行い、その後掘削孔中の固化前のソイルセメ
ントの中に芯材１０を建てこむソイルモルタル地中連続
壁の施工方法を提供する。
ルクの置き換えにより廃泥が発生することがなく、工事
期間の短縮と工事費の低廉化をはかることができるソイ
ルモルタル地中連続壁の施工方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 泥水４を使用して掘削した掘削孔５に撹
拌機２４を配備し、撹拌機２４の下方に一定量のセメン
トミルクを注入して、撹拌機２４によって、撹拌機２４
より上方の泥水４とセメントミルクを隔離した状態で、
撹拌機２４より下方の泥水４とセメントミルクを撹拌機
２４によって撹拌混合することにより、現位置でソイル
セメント壁２５を形成し、その後撹拌機２４を撹拌機２
４の長さ分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔５の全
長に渡って行い、その後掘削孔中の固化前のソイルセメ
ントの中に芯材１０を建てこむソイルモルタル地中連続
壁の施工方法を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は掘削孔を掘削精度が
確認できる状態で掘削するとともに、掘削孔の底部にセ
メントミルクを注入して撹拌機又は掘削機本体で攪拌す
ることにより、掘削孔中の泥水とセメントミルクを混合
して現位置でソイルセメント壁を構築するようにしたソ
イルモルタル地中連続壁の施工方法に関するものであ
る。
確認できる状態で掘削するとともに、掘削孔の底部にセ
メントミルクを注入して撹拌機又は掘削機本体で攪拌す
ることにより、掘削孔中の泥水とセメントミルクを混合
して現位置でソイルセメント壁を構築するようにしたソ
イルモルタル地中連続壁の施工方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年の地下工事の大深度化に伴って土留
め工法による掘削孔の深度は５０メートルを超え、最深
で１３０メートルもの大深度化が要求されている。従来
からこれらの大深度化土留め工法は、ＲＣ（rainforced
concrete,鉄筋コンクリート）地中連続壁工法が採用さ
れており、掘削孔は泥水を使用して、バケット式掘削
機、回転式掘削機等によって掘削を行う各種の泥水掘削
工法によって掘削されている。これらの泥水掘削工法は
施工実績も多々あるものの工事費が極めて高価となるた
め、工事費の低廉な工法の開発が希求されている現状に
ある。
め工法による掘削孔の深度は５０メートルを超え、最深
で１３０メートルもの大深度化が要求されている。従来
からこれらの大深度化土留め工法は、ＲＣ（rainforced
concrete,鉄筋コンクリート）地中連続壁工法が採用さ
れており、掘削孔は泥水を使用して、バケット式掘削
機、回転式掘削機等によって掘削を行う各種の泥水掘削
工法によって掘削されている。これらの泥水掘削工法は
施工実績も多々あるものの工事費が極めて高価となるた
め、工事費の低廉な工法の開発が希求されている現状に
ある。
【０００３】これらの泥水掘削工法では自然泥水、ベン
トナイト泥水、ポリマー泥水等の各種泥水が掘削孔の安
定液として、掘削土の輸送流体として、生コンクリート
打設時の生コンクリートの置換流体として使用されてお
り、更には掘削機の冷却等としても利用されている。
トナイト泥水、ポリマー泥水等の各種泥水が掘削孔の安
定液として、掘削土の輸送流体として、生コンクリート
打設時の生コンクリートの置換流体として使用されてお
り、更には掘削機の冷却等としても利用されている。
【０００４】上記ＲＣ地中連続壁工法に代えた土留め工
法として以下の工法がある。
法として以下の工法がある。
【０００５】ソイル柱列壁工法 従来から低深度工法として２５メートル程度の掘削孔を
掘削する際に採用されているソイル柱列壁工法を高深度
工法に適用した例である。この工法は土とセメントミル
クが良く混合するように工夫した特殊オーガを用いて現
位置で混合したソイルセメントにＨ鋼材などを挿入して
構造体としたもので、代表的工法としてＳＭＷ工法があ
る。ＳＭＷ工法は特殊多軸オーガの先端からセメントミ
ルクとかアスファルト乳液、ベントナイト液等の混合液
を吐出させて混合攪拌を行い、壁体を完成させる工法で
ある。壁体の連続性は各ユニット壁の完全連続造成によ
り達成させている。
掘削する際に採用されているソイル柱列壁工法を高深度
工法に適用した例である。この工法は土とセメントミル
クが良く混合するように工夫した特殊オーガを用いて現
位置で混合したソイルセメントにＨ鋼材などを挿入して
構造体としたもので、代表的工法としてＳＭＷ工法があ
る。ＳＭＷ工法は特殊多軸オーガの先端からセメントミ
ルクとかアスファルト乳液、ベントナイト液等の混合液
を吐出させて混合攪拌を行い、壁体を完成させる工法で
ある。壁体の連続性は各ユニット壁の完全連続造成によ
り達成させている。
【０００６】ＣＢモルタル置換工法（泥水固化置換工
法） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、地上で泥水とセ
メントミルクを混練したＣＢモルタル（セメントベント
ナイト）を作って掘削中の泥水と置換する工法である。
法） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、地上で泥水とセ
メントミルクを混練したＣＢモルタル（セメントベント
ナイト）を作って掘削中の泥水と置換する工法である。
【０００７】掘削土を利用した流動化材での置換工法
（泥水固化置換工法） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、掘削土にセメン
トミルクを加えて攪拌し、流動化材（比重１.６程度）
として置換する工法である。
（泥水固化置換工法） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、掘削土にセメン
トミルクを加えて攪拌し、流動化材（比重１.６程度）
として置換する工法である。
【０００８】泥水固化工法（泥水現位置攪拌工法−エ
アバッキ） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、泥水にセメント
ミルク、水ガラスを加え、エアバッキを行って泥水を現
位置で攪拌する工法である。
アバッキ） ＲＣ連続掘削機を使用して掘削した後、泥水にセメント
ミルク、水ガラスを加え、エアバッキを行って泥水を現
位置で攪拌する工法である。
【０００９】従来工法例として、ＣＢ（セメントベント
ナイト）モルタル置換式地中連続壁構築の施工例を説明
すると、図９に示すバケット車１のバケット１ａを用い
て口切掘削部２を掘削し、図１０に示したように口切掘
削部２上に掘削機３を据え付ける。次に図１１のように
掘削機３の掘削機本体３ａによって泥水４の併用下で掘
削孔５を掘削精度が確認できる状態で掘削する。
ナイト）モルタル置換式地中連続壁構築の施工例を説明
すると、図９に示すバケット車１のバケット１ａを用い
て口切掘削部２を掘削し、図１０に示したように口切掘
削部２上に掘削機３を据え付ける。次に図１１のように
掘削機３の掘削機本体３ａによって泥水４の併用下で掘
削孔５を掘削精度が確認できる状態で掘削する。
【００１０】地中連続壁の掘削に使用する掘削機には、
バケット式掘削機、回転式掘削機、ラダー式掘削機など
があるが、現在はバケット式掘削機と回転式掘削機が主
流となっている。尚、用途に応じて補助掘削機を使用す
る場合もある。
バケット式掘削機、回転式掘削機、ラダー式掘削機など
があるが、現在はバケット式掘削機と回転式掘削機が主
流となっている。尚、用途に応じて補助掘削機を使用す
る場合もある。
【００１１】次に図１２に示したようにスライムクリー
ナ６を用いて掘削孔５内のスライムを除去し、図１３の
ようにミキサー車７、コンクリートポンプ３０とホース
巻取装置８を用いて掘削孔５の底部からＣＢモルタル９
を打設する。次に図１４のようにＣＢモルタル９中に芯
材１０を搬入して建て込み、図１５に示したように地中
連続壁の構築が完成する。
ナ６を用いて掘削孔５内のスライムを除去し、図１３の
ようにミキサー車７、コンクリートポンプ３０とホース
巻取装置８を用いて掘削孔５の底部からＣＢモルタル９
を打設する。次に図１４のようにＣＢモルタル９中に芯
材１０を搬入して建て込み、図１５に示したように地中
連続壁の構築が完成する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】前記のソイル柱列壁
工法は掘削孔の精度が測定できないため、ジョイント部
の確実な止水ができない場合が有り、止水性に問題が残
っている。更に背面薬注などの止水工事併用となる場合
が多く、ソイル柱列壁工法自体の工事費は安価であって
も止水工事費と合計すると工事費が高価になってしまう
という問題がある。
工法は掘削孔の精度が測定できないため、ジョイント部
の確実な止水ができない場合が有り、止水性に問題が残
っている。更に背面薬注などの止水工事併用となる場合
が多く、ソイル柱列壁工法自体の工事費は安価であって
も止水工事費と合計すると工事費が高価になってしまう
という問題がある。
【００１３】また、ソイル柱列壁工法は、掘削深度が深
くなると工事中にセメントミルクの硬化が始まるため、
掘削時にベントナイト泥水を使用しなければならず、堅
い地層などで掘削時間が長くなると、ベントナイトの注
入量（リットル／分）が一定であるため掘削容量以上の
廃泥が発生する難点がある。
くなると工事中にセメントミルクの硬化が始まるため、
掘削時にベントナイト泥水を使用しなければならず、堅
い地層などで掘削時間が長くなると、ベントナイトの注
入量（リットル／分）が一定であるため掘削容量以上の
廃泥が発生する難点がある。
【００１４】前記のＣＢモルタル置換工法の場合、Ｃ
Ｂモルタルの比重（１.２５程度）と泥水の比重（１.０
８程度）との比重差が少ないため、置換不良を起こす惧
れがある。また、後続の仮設設備はＲＣ地中連続壁工法
と同じであるため、材料費差程度しか工事費が安価にな
らないという問題がある。
Ｂモルタルの比重（１.２５程度）と泥水の比重（１.０
８程度）との比重差が少ないため、置換不良を起こす惧
れがある。また、後続の仮設設備はＲＣ地中連続壁工法
と同じであるため、材料費差程度しか工事費が安価にな
らないという問題がある。
【００１５】前記の掘削土を利用した流動化材での置
換工法は流動化材と泥水との比重差もあり、地上練りの
ため流動化材の品質を充分に管理することができる上、
残土処理費とか材料代が減少してトータルの工事費が安
価になるという利点があるが、後続の仮設設備はＲＣ地
中連続壁工法と同じであるため、仮設ヤードの減少には
つながらないという問題がある。更にの泥水固化工法
の場合には、大深度でのエアバッキ能力に問題点が残っ
ている。
換工法は流動化材と泥水との比重差もあり、地上練りの
ため流動化材の品質を充分に管理することができる上、
残土処理費とか材料代が減少してトータルの工事費が安
価になるという利点があるが、後続の仮設設備はＲＣ地
中連続壁工法と同じであるため、仮設ヤードの減少には
つながらないという問題がある。更にの泥水固化工法
の場合には、大深度でのエアバッキ能力に問題点が残っ
ている。
【００１６】そこで本発明は従来の土留め工法による掘
削孔の構築工法が有している課題を解消して、掘削後に
セメントミルクを注入撹拌する現位置改良工法となり、
又余剰泥水は再利用するため廃泥が発生することがな
く、工事期間の短縮と工事費の低廉化をはかることがで
きるソイルモルタル地中連続壁の施工方法を提供するこ
とを目的とするものである。
削孔の構築工法が有している課題を解消して、掘削後に
セメントミルクを注入撹拌する現位置改良工法となり、
又余剰泥水は再利用するため廃泥が発生することがな
く、工事期間の短縮と工事費の低廉化をはかることがで
きるソイルモルタル地中連続壁の施工方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機を
配備し、撹拌機の下方に一定量のセメントミルクを注入
して、撹拌機によって、撹拌機より上方の泥水とセメン
トミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥水とセ
メントミルクを撹拌機によって撹拌混合することによ
り、現位置でソイルセメント壁を形成するソイルモルタ
ル地中連続壁の施工方法、その後撹拌機を撹拌機の長さ
分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔の全長に渡って
行うソイルモルタル地中連続壁の施工方法、その後掘削
孔中の固化前のソイルセメントの中に芯材を建てこむソ
イルモルタル地中連続壁の施工方法を提供する。
するために、泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機を
配備し、撹拌機の下方に一定量のセメントミルクを注入
して、撹拌機によって、撹拌機より上方の泥水とセメン
トミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥水とセ
メントミルクを撹拌機によって撹拌混合することによ
り、現位置でソイルセメント壁を形成するソイルモルタ
ル地中連続壁の施工方法、その後撹拌機を撹拌機の長さ
分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔の全長に渡って
行うソイルモルタル地中連続壁の施工方法、その後掘削
孔中の固化前のソイルセメントの中に芯材を建てこむソ
イルモルタル地中連続壁の施工方法を提供する。
【００１８】また、泥水を使用して掘削した掘削孔に撹
拌機を配備し、撹拌機の下方にセメントミルクを連続し
て注入し、撹拌機を上昇させつつ、撹拌機より上方の泥
水とセメントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方
の泥水とセメントミルクを撹拌機によって連続的に撹拌
混合することにより、掘削孔の全長に渡って現位置でソ
イルセメント壁を形成するソイルモルタル地中連続壁の
施工方法、その後掘削孔中の固化前のソイルセメントの
中に芯材を建てこむソイルモルタル地中連続壁の施工方
法を提供する。
拌機を配備し、撹拌機の下方にセメントミルクを連続し
て注入し、撹拌機を上昇させつつ、撹拌機より上方の泥
水とセメントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方
の泥水とセメントミルクを撹拌機によって連続的に撹拌
混合することにより、掘削孔の全長に渡って現位置でソ
イルセメント壁を形成するソイルモルタル地中連続壁の
施工方法、その後掘削孔中の固化前のソイルセメントの
中に芯材を建てこむソイルモルタル地中連続壁の施工方
法を提供する。
【００１９】更に、掘削孔を掘削精度が確認できる状態
で掘削した施工方法、超音波測定器により掘削孔の掘削
精度を確認した後に撹拌機を配備する施工方法、掘削機
としてＲＣ地中連続壁用掘削機を使用する施工方法、地
上で作製したセメントミルクをモルタル打設装置により
供給する施工方法、撹拌機を配備することに代えて、掘
削孔を掘削した掘削機によって、注入されたセメントミ
ルクと泥水を撹拌混合する施工方法を提供する。
で掘削した施工方法、超音波測定器により掘削孔の掘削
精度を確認した後に撹拌機を配備する施工方法、掘削機
としてＲＣ地中連続壁用掘削機を使用する施工方法、地
上で作製したセメントミルクをモルタル打設装置により
供給する施工方法、撹拌機を配備することに代えて、掘
削孔を掘削した掘削機によって、注入されたセメントミ
ルクと泥水を撹拌混合する施工方法を提供する。
【００２０】かかるソイルモルタル地中連続壁の施工方
法によれば、先ず泥水を使用して掘削機によって掘削孔
を掘削し、掘削機とは別体の超音波測定器を利用して掘
削孔の掘削精度を確認した後、地上で作製したセメント
ミルクを掘削孔の底部に一定量毎に供給し、以後一定量
のセメントミルクの供給と攪拌を繰り返すことによっ
て、或いは連続してセメントミルクを供給して連続的に
撹拌することにより、掘削孔の全長に渡って現位置で矩
形ソイルセメント壁を構築することができる。このとき
撹拌機又は掘削機本体によって、撹拌機又は掘削機本体
より上方の泥水と供給されたセメントミルクを隔離した
状態で、撹拌機又は掘削機本体より下方の泥水とセメン
トミルクを撹拌混合するため、現位置でのセメントミル
クの攪拌と混練が確実に行われる。この工程を撹拌機又
は掘削機本体の長さ毎にバッチ式で、或いは連続して行
うことにより、高度の品質を保持した地下連続壁を構築
することが可能となる。
法によれば、先ず泥水を使用して掘削機によって掘削孔
を掘削し、掘削機とは別体の超音波測定器を利用して掘
削孔の掘削精度を確認した後、地上で作製したセメント
ミルクを掘削孔の底部に一定量毎に供給し、以後一定量
のセメントミルクの供給と攪拌を繰り返すことによっ
て、或いは連続してセメントミルクを供給して連続的に
撹拌することにより、掘削孔の全長に渡って現位置で矩
形ソイルセメント壁を構築することができる。このとき
撹拌機又は掘削機本体によって、撹拌機又は掘削機本体
より上方の泥水と供給されたセメントミルクを隔離した
状態で、撹拌機又は掘削機本体より下方の泥水とセメン
トミルクを撹拌混合するため、現位置でのセメントミル
クの攪拌と混練が確実に行われる。この工程を撹拌機又
は掘削機本体の長さ毎にバッチ式で、或いは連続して行
うことにより、高度の品質を保持した地下連続壁を構築
することが可能となる。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、本発明にか
かるソイルモルタル地中連続壁の施工方法の具体的な実
施形態を前記従来の構成と同一構成部分に同一の符号を
付して説明する。本実施形態では掘削精度を超音波測定
器を使用して測定できるＲＣ地中連続壁用掘削機を使用
して地中連続壁を掘削し、その精度を測定してジョイン
ト部のラップを確認し、その後に掘削孔底部にセメント
ミルクを注入すること、及び掘削孔底部に注入したセメ
ントミルクを撹拌機又は掘削機本体によって、撹拌機又
は掘削機本体より上方の泥水と隔離した状態で、撹拌機
又は掘削機本体より下方の泥水とセメントミルクを現位
置で撹拌混合を行うことにより、泥水を固化して矩形ソ
イルセメント壁を形成する工法が特徴となっている。
かるソイルモルタル地中連続壁の施工方法の具体的な実
施形態を前記従来の構成と同一構成部分に同一の符号を
付して説明する。本実施形態では掘削精度を超音波測定
器を使用して測定できるＲＣ地中連続壁用掘削機を使用
して地中連続壁を掘削し、その精度を測定してジョイン
ト部のラップを確認し、その後に掘削孔底部にセメント
ミルクを注入すること、及び掘削孔底部に注入したセメ
ントミルクを撹拌機又は掘削機本体によって、撹拌機又
は掘削機本体より上方の泥水と隔離した状態で、撹拌機
又は掘削機本体より下方の泥水とセメントミルクを現位
置で撹拌混合を行うことにより、泥水を固化して矩形ソ
イルセメント壁を形成する工法が特徴となっている。
【００２２】本実施形態の地中連続壁の施工例を説明す
ると、先ず図１に示すバケット車１のバケット１ａを用
いて口切掘削部２を掘削し、図２に示したように口切掘
削部２上にＲＣ地中連続壁用の掘削機３を据え付ける。
そして図３のように掘削機３の掘削機本体３ａによって
泥水４の併用下で掘削孔５を掘削する。
ると、先ず図１に示すバケット車１のバケット１ａを用
いて口切掘削部２を掘削し、図２に示したように口切掘
削部２上にＲＣ地中連続壁用の掘削機３を据え付ける。
そして図３のように掘削機３の掘削機本体３ａによって
泥水４の併用下で掘削孔５を掘削する。
【００２３】次に掘削機３とは別体の公知の超音波測定
器を利用して掘削孔５の掘削精度を確認した後、図４に
示すモルタル打設装置１１により掘削孔５中にセメント
ミルクを注入する。
器を利用して掘削孔５の掘削精度を確認した後、図４に
示すモルタル打設装置１１により掘削孔５中にセメント
ミルクを注入する。
【００２４】モルタル打設装置１１は、クローラ式の走
行装置１２上にブーム１３とホースドラム巻取装置１４
が配置されていて、セメントサイロ１５で得られるセメ
ントと清水槽１６から得られる清水とをミキサー１７で
混合して得たセメントミルクを、アジテータ１８及び圧
送ポンプ１９により一時貯留槽２０に送り込み、更にポ
ンプ２１を介してホースドラム巻取装置１４から繰り出
したホース２２からガイドシーブ２３を介して掘削孔５
の底部にセメントミルクを注入し、撹拌機２４もしくは
掘削機本体３ａにより攪拌を行い、泥水４を利用して矩
形ソイルセメント壁２５を形成する。このように、泥水
４とセメントミルクの撹拌には撹拌機２４を使用しても
よく、掘削機本体３ａを使用することもできる。
行装置１２上にブーム１３とホースドラム巻取装置１４
が配置されていて、セメントサイロ１５で得られるセメ
ントと清水槽１６から得られる清水とをミキサー１７で
混合して得たセメントミルクを、アジテータ１８及び圧
送ポンプ１９により一時貯留槽２０に送り込み、更にポ
ンプ２１を介してホースドラム巻取装置１４から繰り出
したホース２２からガイドシーブ２３を介して掘削孔５
の底部にセメントミルクを注入し、撹拌機２４もしくは
掘削機本体３ａにより攪拌を行い、泥水４を利用して矩
形ソイルセメント壁２５を形成する。このように、泥水
４とセメントミルクの撹拌には撹拌機２４を使用しても
よく、掘削機本体３ａを使用することもできる。
【００２５】その後撹拌機２４又は掘削機本体３ａをそ
の長さ分だけ上昇させて、該上昇した個所にセメントミ
ルクを注入して前記と同様の作業を順次掘削孔５の全長
に渡って行う。このように地上で作製したセメントミル
クを一定量毎にポンプ２１を用いて掘削孔５の底部に供
給し、矩形ソイルセメント壁２５を形成した後、以後一
定量のセメントミルクの供給と攪拌を繰り返すことによ
って掘削孔５の全長に渡って現位置で矩形ソイルセメン
ト壁２５を構築する。特に一定量のセメントミルクを供
給することによって掘削孔の他の泥水４は撹拌機２４又
は掘削機本体３ａによって隔てられるため、現位置での
セメントミルクの攪拌と混練が確実に行われる。
の長さ分だけ上昇させて、該上昇した個所にセメントミ
ルクを注入して前記と同様の作業を順次掘削孔５の全長
に渡って行う。このように地上で作製したセメントミル
クを一定量毎にポンプ２１を用いて掘削孔５の底部に供
給し、矩形ソイルセメント壁２５を形成した後、以後一
定量のセメントミルクの供給と攪拌を繰り返すことによ
って掘削孔５の全長に渡って現位置で矩形ソイルセメン
ト壁２５を構築する。特に一定量のセメントミルクを供
給することによって掘削孔の他の泥水４は撹拌機２４又
は掘削機本体３ａによって隔てられるため、現位置での
セメントミルクの攪拌と混練が確実に行われる。
【００２６】また、撹拌機２４又は掘削機本体３ａの下
方にセメントミルクを連続して注入し、撹拌機２４又は
掘削機本体３ａを上昇させつつ、撹拌機２４又は掘削機
本体３ａより上方の泥水４とセメントミルクを隔離した
状態で、撹拌機より下方の泥水４とセメントミルクを撹
拌機２４又は掘削機本体３ａによって連続的に撹拌混合
することにより施工することもできる。
方にセメントミルクを連続して注入し、撹拌機２４又は
掘削機本体３ａを上昇させつつ、撹拌機２４又は掘削機
本体３ａより上方の泥水４とセメントミルクを隔離した
状態で、撹拌機より下方の泥水４とセメントミルクを撹
拌機２４又は掘削機本体３ａによって連続的に撹拌混合
することにより施工することもできる。
【００２７】次に撹拌機２４もしくは掘削機本体３ａを
引き上げ、図５のように矩形ソイルセメント壁２５中に
芯材１０を搬入して建て込み、固化することによって図
６に示したように地中連続壁の構築が完成する。
引き上げ、図５のように矩形ソイルセメント壁２５中に
芯材１０を搬入して建て込み、固化することによって図
６に示したように地中連続壁の構築が完成する。
【００２８】特に上記の工程を撹拌機２４又は掘削機本
体３ａの長さ毎のバッチ式で攪拌することにより、セメ
ントミルクの添加量と攪拌時間を制御し、高度の品質を
保持した地下連続壁を構築することができる。特に本方
法によれば後続設備の回収槽とか良液槽は不要であり、
狭いスペースでの施工を可能とするとともにトレミー管
などの打設治具とか建て込み工程を省略して施工能率を
向上させることができる。
体３ａの長さ毎のバッチ式で攪拌することにより、セメ
ントミルクの添加量と攪拌時間を制御し、高度の品質を
保持した地下連続壁を構築することができる。特に本方
法によれば後続設備の回収槽とか良液槽は不要であり、
狭いスペースでの施工を可能とするとともにトレミー管
などの打設治具とか建て込み工程を省略して施工能率を
向上させることができる。
【００２９】泥水を利用して固化処理したソイルセメン
トの品質、即ち強度は泥水中の水分量、乾土量、セメン
トミルク中のセメント量、セメントミルク中の水分量に
よって決定される。ここでＷ1：泥水中の水分量、Ｓ：
泥水中の乾土重量、Ｗ：セメントミルク中の水分量、
Ｃ：セメントミルク中のセメント重量とすると、（Ｗ＋
Ｗ1）／（Ｃ＋Ｓ）と強度間には図７に示す相関関係が
ある。
トの品質、即ち強度は泥水中の水分量、乾土量、セメン
トミルク中のセメント量、セメントミルク中の水分量に
よって決定される。ここでＷ1：泥水中の水分量、Ｓ：
泥水中の乾土重量、Ｗ：セメントミルク中の水分量、
Ｃ：セメントミルク中のセメント重量とすると、（Ｗ＋
Ｗ1）／（Ｃ＋Ｓ）と強度間には図７に示す相関関係が
ある。
【００３０】品質管理方法の一例として、図８に示すサ
ンプリングマシン２６を用いてサンプラー２６ａを掘削
孔５内に垂下し、掘削孔５内の泥水比重を固化長さ毎に
測定して乾土重量を求め、必要とするセメントミルクを
注入した後に撹拌機２４により攪拌を行い、泥水を利用
して固化長さ毎に一定強度のソイルセメント壁２５，２
５を形成する。
ンプリングマシン２６を用いてサンプラー２６ａを掘削
孔５内に垂下し、掘削孔５内の泥水比重を固化長さ毎に
測定して乾土重量を求め、必要とするセメントミルクを
注入した後に撹拌機２４により攪拌を行い、泥水を利用
して固化長さ毎に一定強度のソイルセメント壁２５，２
５を形成する。
【００３１】今、Ｖ：固化部容量、γ：固化部の測定比
重値、Ｃｗ：乾燥土重量濃度、Ｓ：乾燥土重量、Ｗ1：
固化部水分重量とすると、 Ｃｗ＝〔ρｓ（γ−１）〕／〔γ（ρｓ−１）〕 Ｓ＝Ｖ×γ×Ｃｗ Ｗ1＝Ｖ×γ×（１−Ｃｗ） 従って乾燥土重量Ｓ，固化部水分重量Ｗ1，セメントミ
ルクのＷ／Ｃ及び設定した（Ｗ＋Ｗ1）／（Ｃ＋Ｓ）に
より前記必要とするセメントミルク量を決定する。
重値、Ｃｗ：乾燥土重量濃度、Ｓ：乾燥土重量、Ｗ1：
固化部水分重量とすると、 Ｃｗ＝〔ρｓ（γ−１）〕／〔γ（ρｓ−１）〕 Ｓ＝Ｖ×γ×Ｃｗ Ｗ1＝Ｖ×γ×（１−Ｃｗ） 従って乾燥土重量Ｓ，固化部水分重量Ｗ1，セメントミ
ルクのＷ／Ｃ及び設定した（Ｗ＋Ｗ1）／（Ｃ＋Ｓ）に
より前記必要とするセメントミルク量を決定する。
【００３２】品質管理方法の他の例として、掘削孔５内
の泥水４を循環させて全体を均一な比重とし、必要とす
るセメントミルク量を決定するようにしてもよい。
の泥水４を循環させて全体を均一な比重とし、必要とす
るセメントミルク量を決定するようにしてもよい。
【００３３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるソイルモルタル地中連続壁の施工方法によれば、泥
水を使用してＲＣ掘削機によって掘削孔を掘削し、掘削
機とは別体の超音波測定器を利用して掘削孔の掘削精度
を確認した後、地上で作製したセメントミルクを掘削孔
の底部に一定量毎に供給し、以後一定量のセメントミル
クの供給と攪拌を繰り返すことによって、或いは連続し
てセメントミルクを供給して連続的に撹拌することによ
り、掘削孔の全長に渡って現位置で矩形ソイルセメント
壁を構築することができる。特に現位置での攪拌のため
工事のスピードが早く、かつ、従来の土留め工法のよう
に掘削時にセメントミルクの置き換えに伴う廃泥が発生
することがなく、工事期間の短縮と工事費の低廉化をは
かることができる。
かるソイルモルタル地中連続壁の施工方法によれば、泥
水を使用してＲＣ掘削機によって掘削孔を掘削し、掘削
機とは別体の超音波測定器を利用して掘削孔の掘削精度
を確認した後、地上で作製したセメントミルクを掘削孔
の底部に一定量毎に供給し、以後一定量のセメントミル
クの供給と攪拌を繰り返すことによって、或いは連続し
てセメントミルクを供給して連続的に撹拌することによ
り、掘削孔の全長に渡って現位置で矩形ソイルセメント
壁を構築することができる。特に現位置での攪拌のため
工事のスピードが早く、かつ、従来の土留め工法のよう
に掘削時にセメントミルクの置き換えに伴う廃泥が発生
することがなく、工事期間の短縮と工事費の低廉化をは
かることができる。
【００３４】また、撹拌機又は掘削機本体によって、撹
拌機又は掘削機本体より上方の泥水と供給されたセメン
トミルクを隔離した状態で、撹拌機又は掘削機本体より
下方の泥水とセメントミルクを撹拌混合するため、現位
置でのセメントミルクの攪拌と混練が確実に行われる。
この工程を撹拌機又は掘削機本体の長さ毎にバッチ式
で、或いは連続して行うことにより、高度の品質を保持
した地下連続壁を構築することが可能となる。
拌機又は掘削機本体より上方の泥水と供給されたセメン
トミルクを隔離した状態で、撹拌機又は掘削機本体より
下方の泥水とセメントミルクを撹拌混合するため、現位
置でのセメントミルクの攪拌と混練が確実に行われる。
この工程を撹拌機又は掘削機本体の長さ毎にバッチ式
で、或いは連続して行うことにより、高度の品質を保持
した地下連続壁を構築することが可能となる。
【図１】本発明の実施例で用いたバケット車による口切
掘削部を掘削した状態を示す概要図。
掘削部を掘削した状態を示す概要図。
【図２】口切掘削部上にＲＣ地中連続壁用の掘削機を据
え付けた状態を示す概要図。
え付けた状態を示す概要図。
【図３】掘削機により泥水の併用下で掘削孔を掘削した
状態を示す概要図。
状態を示す概要図。
【図４】モルタル打設装置の概要図。
【図５】矩形ソイルセメント壁中に芯材を搬入して建て
込んだ状態を示す概要図。
込んだ状態を示す概要図。
【図６】本実施形態により構築したソイルモルタル地中
連続壁の概要図。
連続壁の概要図。
【図７】ソイルセメントの強度と泥水中の水分量、乾土
量、セメントミルク中のセメント量と水分量の相関を示
すグラフ。
量、セメントミルク中のセメント量と水分量の相関を示
すグラフ。
【図８】本実施例の品質管理方法の一例を示す概要図。
【図９】従来例におけるバケット車による口切掘削部を
掘削した状態を示す概要図。
掘削した状態を示す概要図。
【図１０】従来例における口切掘削部上に掘削機を据え
付けた状態を示す概要図。
付けた状態を示す概要図。
【図１１】従来例における掘削機により掘削孔を掘削し
た状態を示す概要図。
た状態を示す概要図。
【図１２】従来例におけるスライムクリーナを用いた掘
削孔内のスライム除去方法を示す概要図。
削孔内のスライム除去方法を示す概要図。
【図１３】従来例における掘削孔の底部にＣＢモルタル
を打設した状態を示す概要図。
を打設した状態を示す概要図。
【図１４】従来例におけるＣＢモルタル中に芯材を搬入
して建て込んだ状態を示す概要図。
して建て込んだ状態を示す概要図。
【図１５】従来例で構築した地下連続壁の概要図。
１…バケット車 １ａ…バケット ２…口切掘削部 ３…（ＲＣ地中連続壁用の）掘削機 ３ａ…掘削機本体 ４…泥水 ５…掘削孔 １１…モルタル打設装置 １２…走行装置 １３…ブーム １４…ホースドラム巻取装置 １５…セメントサイロ １６…清水槽 １７…ミキサー １８…アジテータ １９…圧送ポンプ ２０…一時貯留槽 ２１…ポンプ ２２…ホース ２３…ガイドシーブ ２４…撹拌機 ２５…矩形ソイルセメント壁 ２６…サンプリングマシン ２６ａ…サンプラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 聰 千葉県印西市大塚一丁目５番地１ 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 弘瀬 馨 高知県高知市一ッ橋町２丁目142番地１ (72)発明者 弘瀬 友一朗 高知県高知市一ッ橋町２丁目142番地１
Claims (10)
- 【請求項１】 泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機
を配備し、撹拌機の下方に一定量のセメントミルクを注
入して、撹拌機によって、撹拌機より上方の泥水とセメ
ントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥水と
セメントミルクを撹拌機によって撹拌混合することによ
り、現位置でソイルセメント壁を形成することを特徴と
するソイルモルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項２】 泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機
を配備し、撹拌機の下方に一定量のセメントミルクを注
入して、撹拌機によって、撹拌機より上方の泥水とセメ
ントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥水と
セメントミルクを撹拌機によって撹拌混合することによ
り、現位置でソイルセメント壁を形成し、その後撹拌機
を撹拌機の長さ分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔
の全長に渡って行うことにより地中連続壁を構築するこ
とを特徴とするソイルモルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項３】 泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機
を配備し、撹拌機の下方に一定量のセメントミルクを注
入して、撹拌機によって、撹拌機より上方の泥水とセメ
ントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥水と
セメントミルクを撹拌機によって撹拌混合することによ
り、現位置でソイルセメント壁を形成し、その後撹拌機
を撹拌機の長さ分上昇させて、同様の作業を順次掘削孔
の全長に渡って行い、その後掘削孔中の固化前のソイル
セメントの中に芯材を建てこむことを特徴とするソイル
モルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項４】 泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機
を配備し、撹拌機の下方にセメントミルクを連続して注
入し、撹拌機を上昇させつつ、撹拌機より上方の泥水と
セメントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥
水とセメントミルクを撹拌機によって連続的に撹拌混合
することにより、掘削孔の全長に渡って現位置でソイル
セメント壁を形成することを特徴とするソイルモルタル
地中連続壁の施工方法。 - 【請求項５】 泥水を使用して掘削した掘削孔に撹拌機
を配備し、撹拌機の下方にセメントミルクを連続して注
入し、撹拌機を上昇させつつ、撹拌機より上方の泥水と
セメントミルクを隔離した状態で、撹拌機より下方の泥
水とセメントミルクを撹拌機によって連続的に撹拌混合
することにより、掘削孔の全長に渡って現位置でソイル
セメント壁を形成し、その後掘削孔中の固化前のソイル
セメントの中に芯材を建てこむことを特徴とするソイル
モルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項６】 掘削孔を掘削精度が確認できる状態で掘
削した請求項１，２，３，４又は５記載のソイルモルタ
ル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項７】 超音波測定器により掘削孔の掘削精度を
確認した後に撹拌機を配備する請求項１，２，３，４，
５又は６記載のソイルモルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項８】 掘削機としてＲＣ地中連続壁用掘削機を
使用する請求項１，２，３，４，５，６又は７記載のソ
イルモルタル地中連続壁の施工方法。 - 【請求項９】 地上で作製したセメントミルクをモルタ
ル打設装置により供給する請求項１，２，３，４，５，
６，７又は８記載のソイルモルタル地中連続壁の施工方
法。 - 【請求項１０】 撹拌機を配備することに代えて、掘削
孔を掘削した掘削機によって、注入されたセメントミル
クと泥水を撹拌混合する請求項１，２，３，４，５，
６，７，８又は９記載のソイルモルタル地中連続壁の施
工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938197A JPH1171751A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ソイルモルタル地中連続壁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938197A JPH1171751A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ソイルモルタル地中連続壁の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171751A true JPH1171751A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17192174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24938197A Pending JPH1171751A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ソイルモルタル地中連続壁の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171751A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013122166A (ja) * | 2013-02-18 | 2013-06-20 | Mitani Sekisan Co Ltd | セメントミルク類の固化強度判定方法、基礎杭の構築方法、セメントミルク柱体の構築方法、試料採取装置 |
| CN103898901A (zh) * | 2014-04-22 | 2014-07-02 | 上海市基础工程集团有限公司 | 套铣地墙钢筋笼定位器 |
| CN115198728A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-10-18 | 中铁十一局集团有限公司 | 一种水泥土连续墙的施工方法及混合制浆系统 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP24938197A patent/JPH1171751A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013122166A (ja) * | 2013-02-18 | 2013-06-20 | Mitani Sekisan Co Ltd | セメントミルク類の固化強度判定方法、基礎杭の構築方法、セメントミルク柱体の構築方法、試料採取装置 |
| CN103898901A (zh) * | 2014-04-22 | 2014-07-02 | 上海市基础工程集团有限公司 | 套铣地墙钢筋笼定位器 |
| CN103898901B (zh) * | 2014-04-22 | 2016-01-20 | 上海市基础工程集团有限公司 | 套铣地墙钢筋笼定位器 |
| CN115198728A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-10-18 | 中铁十一局集团有限公司 | 一种水泥土连续墙的施工方法及混合制浆系统 |
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