JPH1171002A - 自動格納装置の制御方法 - Google Patents

自動格納装置の制御方法

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JPH1171002A
JPH1171002A JP23417497A JP23417497A JPH1171002A JP H1171002 A JPH1171002 A JP H1171002A JP 23417497 A JP23417497 A JP 23417497A JP 23417497 A JP23417497 A JP 23417497A JP H1171002 A JPH1171002 A JP H1171002A
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JP23417497A
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Harumi Murata
春美 村田
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Itoki Crebio Corp
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイルホルダの自動格納装置において、書類
が増えて許容限度以上に膨れてしまったファイルホルダ
を能率良く処置できるようにする。 【手段】台車18から棚ユニット17にファイルホルダ1を
移し換える入庫時に、厚さがオーバーしたファイルホル
ダ1を仮置き部25に溜めておく。仮置き部25に溜められ
たファイルホルダ1は、移載ユニット17によって台車18
に移し換えて一括して取り出し、厚いものにファイルし
直したり分冊化したりというように適当な処置を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルホルダのよう
な物品を多数格納する自動格納装置の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、カルテ等の書類を大量に
保管する手段として、ファイルホルダを利用した自動格
納装置を提案した(例えば特開平7-179207号公報等参
照)。すなわち前記ファイルホルダは、左右一対の表紙
を備えており、左右カバーの自由端に厚肉状の縁部材を
固着し、両縁部材をスナップ係合させることによって両
表紙を閉じた状態に保持するようにしたものである。
【0003】他方、自動格納装置は、ファイルホルダの
縁部材を吊懸ける単位収納部を多数設けた棚ユニット
と、同じくファイルホルダの縁部材を吊懸ける単位収納
部を多数設けた台車と、台車と棚ユニットとの間にファ
イルホルダを移し換えるための移載ユニットを備えてい
る。ところで、ファイルホルダは使用しているうちに書
類の枚数が増えて膨らむことがあり、ファイルホルダが
許容限度以上に膨らむと、弾性復元力によって表紙が自
然に開いてしまうといった問題があり、このため許容限
度以上に膨れたファイルホルダは棚ユニットに収納でき
ない。この場合の措置として従来は、厚さがオーバーし
たもののように棚ユニットに格納できないファイルホル
ダを保管する臨時保管部を設け、厚さオーバーのファイ
ルホルダはこの臨時保管部に保管しておいて後で手作業
で外部に取り出すか、又は、台車に残したままにしてお
くかしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】臨時保管部を設ける
と、入庫作業時に台車を空にすることができるため、入
庫作業に引き続いて出庫作業をするに際して時間のロス
をなくすことができる利点を有するが、ファイルホルダ
を臨時保管部から一々手作業で外部に取り出すのは面倒
である。
【0005】また、厚さオーバーのファイルホルダは、
分冊化したり厚さの厚いファイルホルダに綴じ直したり
と言うように何らかの処理をしなければならないが、厚
さオーバーのファイルホルダを台車に残したままにして
おくと、取り出したファイルホルダは別の場所に保管し
ておいて後で処理することになるため、ファイルホルダ
を紛失してしまう虞があった。
【0006】本発明は、厚さがオーバーしたファイルホ
ルダのように棚ユニットに格納できない物品の処置を能
率良く行えるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、多数の物品を格納できる棚ユニットと、
物品を搬送するための台車と、棚ユニットの近傍等に設
けた入出庫部にセットした台車と棚ユニットとの間に物
品を出し入れするための移載ユニットとを備えた自動格
納装置において、入庫に際して台車に棚ユニットへの格
納が不能又は不適な物品が収納されている場合に、格納
不能又は格納不適な物品を移載ユニットによって仮置き
部に溜めておき、その後、移載ユニットによって台車に
戻して外部に取り出すように設定する構成にした。
【0008】
【発明の奏する効果】このように構成すると、格納不良
の物品は仮置き部に溜められるから、物品を紛失するよ
うなことはない。しかも、仮置き部に溜められた物品は
移載ユニットによって台車に戻すものであるから、外部
への取り出しに際して作業者に負担かかかることもな
い。更に、仮置き部に溜められた物品は適当な時に台車
に戻して一括して処置できるから、物品の処理を効率的
に行うことができる。
【0009】
【発明の実施形態】次に、本発明をカルテ用等のファイ
ルホルダの自動格納装置に適用した実施形態を図面に基
づいて説明する。先ず、ファイルホルダ1を図1〜図4
に基づいて説明する。ファイルホルダ1は例えば合成樹
脂シート製であり、まち部(底部或いは背表紙部)2を
挟んだ両側に一対の表紙3を屈曲自在に連接した形態で
あり、書類Sを保存できるように、図1のように表紙3
の内面に設けたポケット部4を設けたり、図2に示すよ
うにまち部2にバインダー5を設けたりしている。ポケ
ット部4とバインダー5とを併用したものもある。
【0010】両表紙3の自由端には、当該自由端の全長
にわたって延びる厚肉状の縁部材6が固着されており、
一方の縁部材6にはピン状の突起7を、他方の縁部材6
に前記突起7が弾性的に係脱する穴8をそれぞれ設ける
ことにより、ファイルホルダ1を閉じた状態に保持でき
るようにしている。両縁部材6の両端部には角形の係合
穴9を穿設している。なお、係合穴9は両縁部材6の一
端部のみに穿設するだけでも良い。また、図1のファイ
ルホルダ1では、両縁部材6に、ファイルホルダ1を開
くに際して表紙3を撮み易くするための切欠き10を形成
している。
【0011】例えば図3に示すように、一方の表紙3の
裏面に、シート11を溶着することによってバーコード紙
片装着部12を形成している。バーコード紙片13は、その
片面に表示したバーコードをファイルホルダ1の外側に
向けた状態でバーコード紙片装着部12に挿入されるもの
で、表紙3には、バーコードを外部から読み取りできる
ようにするための窓穴14を形成している。
【0012】バーコード紙片13には、ファイルした書類
に関する固有データが記録されている。例えばカルテ用
のファイルホルダ1の場合には、患者の氏名や保険証の
種類並びに番号、担当医師のように、ファイルホルダ1
を検索するために必要なデータが記録されている。ファ
イルホルダ1はまち部2の厚さ寸法を基準にして画定さ
れており、図4に示すように、一般に、基準厚さの異な
る複数種類が使用されている。例えば、基準寸法が8m
mのもの、15mmのもの、20mmのもの、30mmのもの
と言うように複数種類用意されている。図4の一点鎖線
では、使用していくうちに書類の枚数が増えて基準厚さ
以上に膨らんだ状態を示している。
【0013】次に、自動格納装置15の構造を図5〜図17
に基づいて説明する。図5(A)は自動格納装置15の全体の
一部破断斜視図、図5(B)は自動格納装置15の部分斜視
図、図6は自動格納装置15の部分平面図であり、先ず、
これらの図に基づいて自動格納装置15の概略を説明す
る。自動格納装置15は、相対向して配置された一対の棚
ユニット16と、両棚ユニット16の間の通路に沿って走行
するスタッカクレーン式の移載ユニット17と、ファイル
ホルダ1を搬送するための手押し式の台車18とを備えて
いる。棚ユニット16には、多数のファイルホルダ1を並
べて吊懸けできるようにした収納部19が多段に形成され
ている。
【0014】他方、移載ユニット17は水平走行自在なコ
ラム(支柱)20を備えており、このコラム20にリフト21
を昇降自在に装着し、リフト21に、棚ユニット16の任意
の部位にファイルホルダ1を出し入れするためのピッキ
ング装置22を装着している。台車18はその片面が開口し
ており、その内部には、ファイルホルダ1を並べて吊懸
けできる2段(1段又は3段以上でも良い)の収納部19
を形成している。
【0015】棚ユニット16の一端に近接して入出庫部23
が形成されており、台車18を、棚ユニット16と同じ方向
に開口する状態で入出庫部23にセットし、その状態で移
載ユニット17を駆動することにより、台車18と棚ユニッ
ト16との間にファイルホルダ1を移し換えることができ
る。一方の入出庫部23の上方には緊急出庫口24を設けて
いる。また、他方の入出庫部23の上方には仮置き部25を
形成している。図5(A)の符号26は扉、符号27は操作パネ
ルである。
【0016】棚ユニット16の収納部19と台車18の収納部
19、並びに仮置き部25は同じ構造になっており、この点
を図7〜図10に基づいて説明する。図7は収納部19及び
仮置き部25の側断面図、図8は図6のVIII−VIII視図、
図9は収納部19及び仮置き部25の部分斜視図、図10のう
ち (A)は側断面図、 (B)は (A)の B-B視平断面図、 (C)
は (A)の C-C視図である。
【0017】図9や図10から容易に理解できるように、
収納部19及び仮置き部25は多数のハンガー29を水平方向
に並設することによって構成されている。各ハンガー29
は、奥行き方向に長く延びる断面凸形のレール部30と、
レール部30の前後両端寄り部位に設けた上向き突出部31
とを備えており、上向き突出部31にレール部30よりも厚
肉の頭部31aを形成し、隣合ったハンガー29の頭部31a
に吊り棒32を貫通して、頭部31aが互いに密着させた状
態に固定している。
【0018】従って、隣合ったハンガー29におけるレー
ル部30の間に隙間が形成され、この隙間にファイルホル
ダ1の首下部を挿入することにより、隣合った一対のハ
ンガー29で1冊のファイルホルダ1が吊支される。換言
すると、一対のハンガー29により、1冊のファイルホル
ダ1を格納できる単位収納部が構成される。各ハンガー
29の先端には側面視L字状の張り出し板33が一体に連接
されており、この張り出し板33にスリット34を形成して
いる。移載ユニット17に設けたセンサーによってスリッ
ト34を検出することにより、移載ユニット17の走行位置
を微調整することができる。
【0019】次に、主として図11〜図17に基づいて搬送
ユニット3のピッキング装置22を説明する。図11はピッ
キング装置22の概略斜視図、図12はピッキング装置22の
平断面図で図13の XII-XII視断面図、図14は図13の XIV
-XIV視図、図15は図13の XV-XV断面図、図16のうち (A)
は格納ガイド手段の斜視図、 (B)は厚さ検出手段と格納
ガイド手段との部分斜視図、図17は厚さ検出手段の分離
斜視図である。
【0020】ピッキング装置22は、一側面にファイルホ
ルダ1の出入り口を開口した箱型のケース35を備えてい
る。図11に示すように、前記ケース35は、その開口部が
任意の棚ユニット16に面するようにリフト21に水平回転
自在に装着されている。なお、ケース35はリフト21に吊
り下げても良い。ケース35の内部には、ファイルホルダ
1を一つずつ吊懸けできるようにした2つの収納箱36が
配置されている。両収納箱36は一体に接続されており、
図12〜図14に示すように、ケース35の底面に設けた支持
レール37により、ファイルホルダ1の出し入れ方向(図
12の矢印A方向)と直交した水平方向(図12の矢印B方
向)に自在に横移動させることができる。
【0021】更に、ケース35の後部には、収納箱36を横
移動させるための一方向回転式の横移動用モータ38とリ
ンク39とを設けている。図12に示すように、ケース35の
底面には収納箱36の横移動を検出するための第1センサ
40を配置している。各収納箱36は、ファイルホルダ1を
出し入れできるようにケース35と同じ方向に開口してい
る。また、図13や図15に示すように、各収納箱36の上端
には、ファイルホルダ1の縁部材6を摺動自在に吊支で
きる第1ガイドレール41が設けられている。更に、図14
に示すように、ケース35の出入口には、左右一対のL字
状のブラケット42を介して左右対の第2ガイドレール43
が固定されており、収納箱36を図14の左右方向(図12の
矢印B方向)に横移動させると、いずれかの各収納箱36
の第1ガイドレール41と前記前第2ガイドレール43とが
一直線状に並んで、ファイルホルダ1を外側に繰り出し
たり引き込んだりすることができる。
【0022】図13に一点鎖線で一部だけ示すように、ケ
ース35には、ファイルホルダ1を前後動させるための移
動式のクランプ体45を設けている。このクランプ体45を
ファイルホルダ1の係合穴9に係合させ(クランプ
し)、その状態でクランプ体45を前進させたり後退させ
たりすることにより、収納箱36と棚ユニット16(又は台
車18若しくは仮置き部25)との間にファイルホルダ1を
移し換えできる。
【0023】クランプ体45は図12に示す出し入れ用モー
タ46によって駆動される。ケース35には、出し入れ用モ
ータ46で駆動されるチェーン47が複数のスプロケット48
を介して配置されており、このチェーン47の一部に前記
クランプ体45を固着することにより、クランプ体45を前
後移動させるようにしている。なお、ファイルホルダ1
は他の手段で移動させて良い。
【0024】図12に示すように、ケース35の一側には、
ファイルホルダ1のバーコードを検出するためのバーコ
ードスキャナ49を設けている。各収納箱36には、バーコ
ードスキャナ49から照射された光をファイルホルダ1に
照射するための透光穴50が開口している。台車18から移
載ユニット17にファイルホルダ1を取り込むときには、
先ず、バーコードスキャナ49から遠い側の収納箱36にフ
ァイルホルダ1を収納し、次いで、バーコードスキャナ
49に近い側の収納箱36に収納する。これにより、1台の
バーコードスキャナ49で両方のファイルホルダ1のバー
コードを読取ることができる。移載ユニット17から棚ユ
ニット16にファイルホルダ1を繰り出すときには、バー
コードスキャナ49に近い側の収納箱36のファイルホルダ
1を先に繰り出す。なお、収納箱36は2個には限らず、
1個だけでも良いし3個以上10個程度であっても良い。
【0025】図15に示すように、ケース35の左右両側に
光透過型の第2センサ51を設けて、この第2センサ51に
より、ケース35内でのファイルホルダ1の有無を検出で
きるようにしている。ケース35の出入口には格納ガイド
手段52を設けている。この格納ガイド手段52は、ファイ
ルホルダ1を収納箱36から棚ユニット16の収納部19に繰
り出すに際して、目的とする単位収納部の隣に既に吊懸
けられているファイルホルダ1の上下中途部を横方向に
偏位させて、繰り出すべきファイルホルダ1の進入隙間
を確保するためのものである。この点を図12〜図16(A)
に基づいて説明する。
【0026】格納ガイド手段52は左右一対のガイド体53
を備えており、両ガイド体53の間の隙間からファイルホ
ルダ1が繰り出される。また、格納ガイド手段52は、ケ
ース35の内面に前後方向(ファイルホルダ1の出し入れ
方向)に沿って延びるように設けた上下及び左右対(合
計4本)のコ字状ガイドレール54と、前記コ字状ガイド
レール54に沿ってコロ55を介して移動する4本の移動梁
56と、該各移動梁56に枢軸57を介して左右回動(水平回
動)する4本のアーム58とを備えている。
【0027】図16(A) から容易に理解できるように、ガ
イド体53は、ファイルホルダ1の出し入れ方向に向かっ
て右側に位置した上下の各アーム58及び左側に位置した
上下アーム58の各々先端に跨がって固着されている。図
14及び図15に示すように、下側の左右の移動梁56は連結
ブラケット59で補強されている。更に、図16(A) に示す
ように、各アーム58は、枢軸57の箇所に遊嵌した捩じり
ばね60により、左右一対のガイド体53の先端側が閉じ勝
手となるように付勢されており、且つ、移動梁56に固定
したストッパー片61でアーム58の内向き回動範囲を規制
することにより、左右のガイド体53の先端の左右間隔が
ファイルホルダ1の上部の厚みより若干大きい間隔で保
持されるように設定されている。また、ケース35に一端
を係止した復帰ばね62にて、移動梁56を後退方向に付勢
している。図12及び図16(A) に示す符号63は、移動梁56
の後退位置を規制すると共に後退時の衝撃を緩和するた
めのダンパーである。
【0028】図面には明瞭に示していないが、前記クラ
ンプ体45が前進すると、その前進過程において移動梁56
が一緒に前進し、これにより、ガイド体53が収納部19に
進入して、収納部19へのファイルホルダ1の進入がガイ
ドされる。そして、ファイルホルダ1の先端部が収納部
19に進入したら移動梁56及びガイド体53は後退する(ク
ランプ体45と格納ガイド手段52との連動関係については
前記公開公報を参照されたい)。
【0029】次に、図17も参照して厚さ検出手段65を説
明する。厚さ検出手段65は、例えば図12に示すように、
格納ガイド手段52における左右一対のガイド体53と収納
箱36との間の空間に配置されるもので、図17に示すよう
に、左右一対の縦軸66,67 と一体的に水平回動するよう
にケース35に装着された縦長の一対のセンサ体68,69
と、両センサ体68,69 の回動角度を検出するためのロー
タリエンコーダ70とを備えている。そして、ファイルホ
ルダ1を台車18から取り込むときにファイルホルダ1を
両センサ体68,69 の間に通過させて、ファイルホルダ1
によって両センサ体68,69 を回動させ、その回動角度を
ロータリエンコーダ70で検出し、その検出値を厚さ寸法
に換算することにより、ファイルホルダ1の最も厚い部
分の寸法を検出する。
【0030】図14及び図17に特に示すように、一方のセ
ンサ体68が取付けられた一方の縦軸66は、ケース35に固
定された第1支持ブラケット71に回動自在に支持されて
おり、一方の縦軸66の下端には、センサ体68と一体的に
回動するリンク板72が取付けられている。このリンク板
72にはラック73と左右長手の案内溝74を設けている。他
方のセンサ体69と一体的に回動する縦軸67は、上下対の
第2支持ブラケット板75に回動可能に嵌挿されており、
この上下第2支持ブラケット板75は連結体76に取付けら
れている。連結体76の基部は、復帰ばね77付きのピン軸
78を介して第3支持ブラケット79に左右回動可能に装着
されており、第3支持ブラケット79はケース35に固定さ
れている。
【0031】他方の縦軸67には第1歯車80が固定されて
おり、この第1歯車80は、上部の第2支持ブラケット75
に回転可能に支持された第2歯車81に噛合しており、第
2歯車81は、上部の第2支持ブラケット75に軸支された
第3歯車82に噛合している。前記第3歯車82にはロータ
リエンコーダ70が取り付けられている。他方の縦軸67の
下端には第4歯車83が取り付けられており、この第4歯
車83は、前記リンク板72のラック73に噛合している。更
に、他方の縦軸67の下端はリンク板72の案内溝74に嵌挿
されて外れ不能になっている。
【0032】一方のセンサ体68が回動するとリンク板72
が回動するが、他方のセンサ体69の縦軸67の下端が案内
溝74に嵌まっているので、その縦軸67の下端の第4歯車
83とリンク板72におけるラック73との噛み合いは外れな
い。従って、一方のセンサ体68の回動及び/又は他方の
センサ体69自体の回動にて第4歯車83が回動し、その回
動角度が他方の縦軸67、第1歯車80、第2歯車81を介し
て第3歯車82に伝達されて、その回動角度がロータリエ
ンコーダ70で読取られて寸法に換算される。
【0033】このようにして、左右センサ体68,69 の回
動角度の総和量を1台のロータリエンコーダ70で検出で
きるから、左右両のセンサ体68,69 に対するファイルホ
ルダ2の当たり(接触)が偏っていても、1台のロータ
リエンコーダ70でファイルホルダ1の最大厚さを正確に
検出できるのである。各センサ体68,69 ごとにロータリ
エンコーダ70を装着して、その両者の検出値を加算して
ファイルホルダ1の厚みを正確に検出するようにしても
良い。
【0034】図14及び図16(A) に示すように、格納ガイ
ド手段52における一方のガイド体53の基部側には透孔84
が穿設されており、この透孔84の箇所に、厚さ検出手段
65の第2支持ブラケット75、連結体76及び第3支持ブラ
ケット79を配置している。なお、ファイルホルダ1は、
棚ユニット16から取り出して再度入庫するに際してカル
テ等を加除することによって厚さが変化するものである
から、ファイルホルダ1の厚さの検出は、入出庫部23内
にて台車18から移載ユニット17にファイルホルダ1を移
し換えるときのみ行えば良い。
【0035】ファイルホルダ1を収納箱36から外に排出
するときにも左右両センサ体68,69は回動するが、この
排出モード(繰り出しモード)のときには、検出値を出
力しないか又は検出値データを記憶しないように設定す
れば良い。図16(B) に示すように、左右両ガイド体53の
基部に設けたローラ85が矢印C方向に回動するセンサ体
68,69 にて押圧されるように構成するか、或いは、セン
サ体68,69 を媒体とせず、ファイルホルダ1を繰り出す
とき、左右ガイド体53の基部側の内側面にファイルホル
ダ1の端部を直接当接させると、左右ガイド体53は枢軸
57箇所を中心にして開き回動するから、ファイルホルダ
1を収納箱36から外に排出するとき、左右両ガイド体53
の相対向する内側面間の間隔が広がり、繰り出されるフ
ァイルホルダ1の左右両外側面との接触抵抗がなくなる
(又は少なくなる)ので、ファイルホルダ1を円滑に繰
り出すことができる。
【0036】図13に示すように、ケース35の前端部上端
には、収納部19におけるハンガー29のスリット34を検知
するための第3センサー86と、棚ユニット16等における
ファイルホルダ1の有無を検出するための第4センサー
87を設けている。図18ではファイルホルダ1の厚さと棚
ユニット16の収納部位との関係を示している。
【0037】この例では基準厚さが8mm、15mm、20
mm、30mmの4種類のファイルホルダ1を使用してい
る。また、棚ユニット16におけるハンガー29の並設間隔
は分図(B) に示すように8mmに設定している。従っ
て、ファイルホルダ1の最大許容厚さ寸法は、ハンガー
29に隙間なく吊懸ける場合は8mm、ハンガー29に1つ
飛びで吊懸ける場合は16mm、ハンガー29に2つ飛びで
吊懸ける場合は24mm、ハンガー29に3つ飛びで吊懸け
る場合は32mm、ハンガー29に4つ飛びで吊懸ける場合
は40mmになる。
【0038】そこで、分図(A) に示すように、棚ユニッ
ト16を、ファイルホルダ1を間断なく吊懸ける第1ゾー
ン、ファイルホルダ1を1つ飛びで吊懸ける第2ゾー
ン、ファイルホルダ1を2つ飛びで吊懸ける第3ゾー
ン、ファイルホルダ1を3つ飛びで吊懸ける第4ゾー
ン、ファイルホルダ1を4つ飛びで吊懸ける第5ゾーン
の5つのゾーンに分けている。
【0039】他方、ファイルホルダ1は書類で膨れるこ
とがあるが、過度に膨れ過ぎると突起7と穴8との係合
が簡単に外れてしまう等の弊害があり、このため各種類
のファイルホルダ1とも基準厚さ以上に膨れた場合の許
容限度が存在する。その最大寸法は、8mmの場合は8
+w1、15mmの場合は15+w2、20mmの場合に20+w3、
30mmの場合は30+w4となる。w1〜w4の具体的な数字は
ファイルホルダ1の大きさや厚さによって異なるもの
で、経験や実験に基づいて定められる。
【0040】また、各ファイルホルダ1とも製造誤差に
よって基準寸法が設定値よりも小さい場合があり、この
誤差をeと仮定すると、棚ユニット16に適正に格納でき
るファイルホルダ1の厚さの範囲は、 (8-e)〜(8+w1)
、(15-e)〜 (15+w2) 、(20-e)〜 (20+w3) 、(30-e)
〜 (30+w4) の4つの範囲になる。そこで、最大厚さが
8mm以下のファイルホルダ1は第1ゾーンに格納し、
最大厚さが8〜(8+w1) 及び(15-e)〜16の範囲にあるフ
ァイルホルダ1は第2ゾーンに格納し、最大厚さが16〜
(16+w2) 及び(20-e)〜 (20+w3) の範囲にあるファイ
ルホルダ1は第3ゾーンに格納し、最大厚さが(30-e)〜
32の範囲にあるファイルホルダ1は第4ゾーンに格納
し、最大厚さが32〜 (30+w4) の範囲にあるファイルホ
ルダ1は第5ゾーンに格納する。
【0041】ファイルホルダ1の最大厚さ寸法が上記の
範囲から外れている場合は、許容限度以上に膨れた厚さ
オーバーとして認識される。すなわち、図18(A) におい
て、ファイルホルダ1の厚さがE1の範囲にある場合には
基準厚さ8mmのものが許容限度以上に膨れたもの、E2
の範囲にある場合には基準厚さ15mmのものが許容限度
以上に膨れたもの、E3の範囲にある場合には基準厚さ20
mmのものが許容限度以上に膨れたもの、E4の範囲にあ
る場合には基準厚さ30mmのものが許容限度以上に膨れ
たものとして認識される。
【0042】ファイルホルダ1が許容限度以上に膨れて
いるか否かを検出するには、各種類のファイルホルダ1
について最大厚さと基準厚さとの寸法差を検出してか
ら、その寸法差が許容限度以上であるか否かを比較演算
しても良いが、この方法では、ファイルホルダ1の最大
厚さを検出するための検出手段の外に、各ファイルホル
ダ1がどの基準厚さであるかを検知するための検出手段
が必要となり、それだけ構造が複雑になる。これに対し
て本実施形態のように各基準厚さに応じて許容範囲を予
め設定しておくと、最大厚さを検出するための厚さ検出
手段65を設けるだけで、許容限度以上に膨れたファイル
ホルダ1を検知できるから、複数種類のファイルホルダ
1を使用するものでありながら構造を簡単にできる利点
がある。
【0043】なお、本実施形態の場合、例えば基準厚さ
8mmのものが15mmに膨れた場合のように、ファイル
ホルダ1が次の厚さのランクの基準厚さまで膨れてしま
うと正常な厚さとして認識されてしまうことになるが、
現実にはこのように膨れると異常な膨れ方として使用者
にチェックされ、台車18に戻されることなく何らかの処
置が施されるため、実際上の問題は生じない。
【0044】図19では入庫に際しての制御システムを大
まかに示している。台車18を入出庫部23にセットして入
庫開始ボタンを押すと、ピッキング装置22が台車18の上
下収納部19をすべてサーチし、どの部位にファイルホル
ダ1が存在しているかを記録する。次いで、端から順に
ファイルホルダ1を取り出すモードに移行する(全体を
サーチせずに端から順に取り出していっても良い)。
【0045】台車18から各ファイルホルダ1を収納箱36
に取り込む過程で、前記した厚さ検出手段65によってフ
ァイルホルダ1の最大厚さを検出すると共に、バーコー
ドスキャナ49によってバーコードが読取られる。そし
て、最大厚さが適正範囲内でかつバーコードスキャナ49
によってバーコードを適正に読取った場合は、ファイル
ホルダ1を2冊ずつ移載ユニット17に取り込んでから、
各ファイルホルダ1の最大厚さに応じて棚ユニット16の
いずれかのゾーンに格納される。
【0046】ファイルホルダ1の厚さが許容限度以上に
厚い場合、すなわち、最大厚さ寸法が図18(A) のE1〜E4
の範囲にある場合には、そのファイルホルダ1は仮置き
部25に溜められ、その旨が操作パネル37や操作用パソコ
ン(図示せず)のディスプレイに表示される。台車18へ
のファイルホルダ1の挿入姿勢が誤っていたためにパー
コードスキャナ49でバーコードを読取れない場合や、バ
ーコードに記憶された情報が誤っている場合には、その
ファイルホルダ1は移載ユニット17に取り出されること
なく台車18に残されたままになり、その旨の表示(注意
或いは警告)が操作パネル27等に表示される。使用者は
その表示(警告)に従って、ファイルホルダ1を挿入し
直す等の適当な処置を取る(これらのエラーのファイル
ホルダ1も仮置き部25に溜めておいても良い)。
【0047】仮置き部25に収納されたファイルホルダ1
は、入庫作業の後の適当な時に移載ユニット17によって
台車18に移し換えられて外部に取り出され、分冊化した
り厚いファイルホルダ1にファイルし直す等の適当な処
置が採られる。この場合、仮置き部25から台車18へのフ
ァイルホルダ1の移し換えは、適当な期間ごとに一括し
て行ったり、ある程度の量が溜まった時点で一括して行
ったり、或いは、作業者に時間的な余裕があるときに随
時行ったり、更には、入庫作業が終わったら直ちに移し
換えに移行するなど、ユーザーの状況に応じて設定した
ら良い。複数の処理モードを用意しておいて、作業者の
繁忙状況等に応じて選択できるようにしておいても良
い。
【0048】仮置き部25に溜めていたファイルホルダ1
を処置する前に出庫指示があって、仮置き部25に溜めて
おいたファイルホルダ1と適正な厚さのファイルホルダ
1と一緒に出庫することになった場合は、操作パネル27
又は操作用パソコンのディスプレイに、厚さオーバーの
ファイルホルダ1が混入している旨を表示し、適切な処
置を採らせる。
【0049】図20〜図23では、棚ユニット16へのファイ
ルホルダ1の格納形態をそれぞれ示している。このうち
図20では、基準厚さが8mm、15mm、20mm、30mm
の4種類のファイルホルダ1を使用した場合において、
ハンガー29の設置間隔を11.5mm(他の寸法でも良い)
に設定して、棚ユニット16を、ファイルホルダ1を隙間
なく吊懸ける第1ゾーン(最大厚さ11.5mm) と、1つ
飛びに吊懸ける第2ゾーン(最大厚さ23mm) と、2つ
飛びに吊懸ける第3ゾーン(最大厚さ34.5mm) の3つ
のゾーンに区分している。
【0050】そして、 (8-e)〜11.5mmの範囲、(15-e)
〜 (15+w2) mmの範囲、(20-e)〜23mmの範囲、(30-
e)〜34.5mmの範囲を適正な厚さの範囲として設定し、
(8-e) 〜11.5mmの範囲のファイルホルダ1は第1ゾー
ンに格納し、(15-e)〜 (15+w2) mmの範囲と(20-e)〜
23mmの範囲とのファイルホルダ1は第2ゾーンに格納
し、(30-e)〜34.5mmの範囲のファイルホルダ1は第3
ゾーンに格納し、これらの適正な範囲から外れた厚さオ
ーバーのファイルホルダ1は仮置き部25に収納するよう
に設定している。この図20の実施形態では棚ユニット16
のゾーン数を少なくできる利点がある。
【0051】図21では、ハンガー29の間隔を8mmに設
定した場合において、ファイルホルダ1の基準厚さを8
mmの倍数である8mm、16mm、24mm、32mmの4
種類に設定し、棚ユニット16をファイルホルダ1を隙間
なく吊懸ける第1ゾーン、ファイルホルダ1を一つ飛び
で吊懸ける第2ゾーン、ファイルホルダ1を2つ飛びで
吊懸ける第3ゾーン、ファイルホルダ1を3つ飛びで吊
懸ける第4ゾーン、ファイルホルダ1を4つ飛びで吊懸
ける第5ゾーンに区分している。
【0052】そして、最大厚さが8mm以下のものは第
1ゾーンに、8〜(8+w1) mmの範囲と(16-e)〜16mm
の範囲のものは第2ゾーンに、16〜(16 +w2) mmの範
囲と(24-e)〜24mmの範囲のものは第3ゾーンに、24〜
(24 +w3) mmの範囲と(32-e)〜32mmの範囲のものは
第4ゾーンに、32〜 (32+w4) の範囲のものは第5ゾー
ンにそれぞれ格納し、その他の厚さ範囲のものは厚さオ
ーバーとして仮置き部25に収納するように設定してい
る。このようにファイルホルダ1の基準厚さをハンガー
29の間隔の倍数に設定すると、ファイルホルダ1が膨ら
むことが殆どない場合に収納効率が高い利点がある。
【0053】図22(A) の例では、8mmと15mmと20m
mの3種類の基準厚さのファイルホルダ1を使用して、
それぞれ斜線で示した厚さの範囲を許容範囲に設定し、
8mmの基準厚さのファイルホルダ1は第1ゾーンに、
15mmの基準厚さのファイルホルダ1は第2ゾーンに、
20mmの基準厚さのファイルホルダ1は第3ゾーンに格
納するように設定している。
【0054】そして、ハンガー29の間隔Pを12mmに設
定し、第1ゾーンではハンガー29に間断なく吊懸け、第
2ゾーンでは、図23に示すように、ハンガー29に対して
2つずつ吊懸けで一つ空けると言うように、3つのハン
ガー29に対して2つのファイルホルダ1を吊懸け、更
に、第3ゾーンでは、ハンガー29に対して二つ飛びで吊
懸け、許容範囲を越えた厚さのファイルホルダ1は仮置
き部25に仮収納するように設定している。
【0055】図22(B) の例では、15mmと20mmと30m
mの3種類の基準厚さのファイルホルダ1を使用して、
それぞれ斜線で示した厚さの範囲を許容範囲に設定し、
15mmの基準厚さのファイルホルダ1は第1ゾーンに、
20mmの基準厚さのファイルホルダ1は第2ゾーンに、
30mmの基準厚さのファイルホルダ1は第3ゾーンに格
納し、許容範囲を越えた厚さのファイルホルダ1は仮置
き部25に仮収納するように設定している。
【0056】そして、ハンガー29の間隔Pを19mmに設
定し、第1ゾーンではハンガー29に間断なく吊懸け、第
2ゾーンでは、図23に示すように、ハンガー29に対して
2つずつ吊懸けで一つ空けると言うように、3つのハン
ガー29に対して2つのファイルホルダ1を吊懸け、更
に、第3ゾーンでは、ハンガー29に対して二つ飛びで吊
懸けるように設定している。
【0057】この図22及び図23における第2ゾーンの吊
懸け形態にすると、ファイルホルダ1の最大厚さw′が
ハンガー29の設置間隔Pの整数倍でなくても効率良く格
納できる。なお、各ファイルホルダ1は鉛直線に対して
傾斜した姿勢になるが、傾斜角度は僅かであるため、前
記した格納ガイド手段52により、棚ユニット16に支障な
く出し入れできる。
【0058】この場合、4つのハンガー29に3冊のファ
イルホルダ1を吊懸けると言うように、ハンガー29の飛
び間隔は任意に設定できる。また、第2ゾーンのみでな
く、他のゾーンにおいてもこのように複数飛びで空白ハ
ンガー29を設定した吊懸け形態にしても良い。上記の各
実施形態は、棚ユニット16の全体にわたってハンガー29
の間隔を一定にした場合であったが、ファイルホルダ1
の厚さに応じてハンガー29の間隔を異ならせておいても
良い。また、実施形態は台車に収納部を直接に形成した
場合であったが、台車に着脱自在に装着できるボックス
にファイルホルダを吊懸けるように構成しても良い。
【0059】本発明はファイルホルダを格納する自動格
納装置のみでなく、他の物品の自動格納装置にも適用で
きる。また、移載ユニットはスタッカクレーン式には限
らない。また、台車は人手によって地面を押し移動させ
るものに限らず、例えば天井に配置したコンベヤを走行
するものなども含む概念である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファイルホルダの一例を示す斜視図である。
【図2】ファイルホルダの別例を示す斜視図である。
【図3】バーコード紙片挿入部の分離斜視図である。
【図4】ファイルホルダの側面図である。
【図5】自動格納装置の斜視図である。
【図6】自動格納装置の部分的な平断面図である。
【図7】収納部及び仮置き部の側断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII視図である。
【図9】収納部並びに仮置き部の部分斜視図である。
【図10】収納部及び仮置き部を示す図である。
【図11】ピッキング装置の概略斜視図である。
【図12】ピッキング装置の平断面図で図13の XII-XII
視断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII視断面図である。
【図14】図13のXIV-XIV 視図である。
【図15】図13のXV-XV 断面図である。
【図16】(A)は格納ガイド手段の斜視図、 (B)は厚さ
検出手段と格納ガイド手段との部分斜視図である。
【図17】厚さ検出手段の分離斜視図である。
【図18】ファイルホルダの最大厚さの範囲と格納形態
とを示す図である。
【図19】入庫時の制御のブロック図である。
【図20】ファイルホルダの最大厚さの範囲と格納形態
との別例を示す図である。
【図21】ファイルホルダの最大厚さの範囲と格納形態
との別例を示す図である。
【図22】ファイルホルダの厚さと格納形態との関係の
別例を示す図である。
【図23】図22における第2ゾーンでの格納形態を示
す図である。
【符号の説明】
1 物品の一例としてのファイルホルダ 3 表紙 6 縁部材 15 自動格納装置 16 棚ユニット 17 移載ユニット 18 台車 19 収納部 22 ピッキング装置 25 仮置き部 29 ハンガー 65 厚さ検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の物品を格納できる棚ユニットと、物
    品を搬送するための台車と、棚ユニットの近傍等に設け
    た入出庫部にセットした台車と棚ユニットとの間に物品
    を出し入れするための移載ユニットとを備えた自動格納
    装置において、 入庫に際して台車に棚ユニットへの格納が不能又は不適
    な物品が収納されている場合に、格納不能又は格納不適
    な物品を移載ユニットによって仮置き部に溜めておき、
    その後、移載ユニットによって台車に戻して外部に取り
    出すように設定していることを特徴とする自動格納装置
    の制御方法。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記物品は書類を
    保存するためのファイルホルダであって、このファイル
    ホルダを棚ユニット及び台車並びに仮置き部に吊懸けで
    きるように構成し、台車に厚さが許容限度をオーバーし
    たファイルホルダが吊懸けられている場合に、その厚さ
    オーバーのファイルホルダを仮置き部に溜めておき、仮
    置き部に溜められたファイルホルダを移載ユニットによ
    って台車に一括して戻せるように設定していることを特
    徴とする自動格納装置の制御方法。
JP23417497A 1997-08-29 1997-08-29 自動格納装置の制御方法 Pending JPH1171002A (ja)

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