JPH1170179A - 外壁昇・下降用昇降機 - Google Patents

外壁昇・下降用昇降機

Info

Publication number
JPH1170179A
JPH1170179A JP10105243A JP10524398A JPH1170179A JP H1170179 A JPH1170179 A JP H1170179A JP 10105243 A JP10105243 A JP 10105243A JP 10524398 A JP10524398 A JP 10524398A JP H1170179 A JPH1170179 A JP H1170179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lowering
raising
shaft
gear
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10105243A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyung-Joo Kim
▲キョン▼ 柱 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH1170179A publication Critical patent/JPH1170179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B1/00Devices for lowering persons from buildings or the like
    • A62B1/06Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/60Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans adapted for special purposes
    • B66D1/74Capstans
    • B66D1/7415Friction drives, e.g. pulleys, having a cable winding angle of less than 360 degrees
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B1/00Devices for lowering persons from buildings or the like
    • A62B1/06Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices
    • A62B1/08Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices with brake mechanisms for the winches or pulleys
    • A62B1/10Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices with brake mechanisms for the winches or pulleys mechanically operated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/02Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止した後再び上昇する時、下方に一旦下が
ることなく上昇でき、かつ低速上昇および定速で下降す
るのに利点があり、安定な姿勢で作業ができるようにし
た外壁昇・下降用昇降機に関するものである。 【解決手段】 使用者が着座する着座部材500と、建
物の所定部位にその一端が固定される少なくとも一対の
ロープ400,401と、着座部材の一側に設けられロ
ープ400を所定パターンで巻いて回す第1制御ユニッ
ト100と;第1制御ユニット中で一つの要素を回転駆
動させる駆動モーター300と;着座部材の他側に設け
られ、また一つのロープ401を所定パターンで巻いて
回す第2制御ユニット200と;駆動モーターの動力を
第2制御ユニット中で一つの要素に伝達する伝達手段
と;着座部材の下降時その下降を停止および解除させる
制動手段を備え、駆動モーターの動力により着座部材が
ロープ400,401に沿って上昇され、使用者を含む
要素等の自体の重みにより下降するように構成されるこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁に沿っ
て昇降することができるようになっている外壁昇・下降
用昇降機に関するものであって、特に上昇する途中に停
止したのち再び上昇しようとする場合に下方に一旦下が
るのが防止され、加速昇降を防止することができるよう
になっているし、かつ、その構造が簡単な携帯用外壁昇
・下降用昇降機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高層建物やアパート等で火事等の
非常事態が発生した時、居住者たちはエレベーターや非
常口等を用いて待避するかまた、高架梯子車等を用いて
非常脱出する。
【0003】しかし、上記したエレベーターや非常口等
は閉鎖的であるので、待避手段としては不適合でありま
た、高架梯子車はその到達高さに限界がある。また、高
層建物のガラス窓を掃除する時、作業者はロープの結び
構造に依存して下降および停止を繰り返しながら掃除す
る。しかし、ロープの結びが解ける場合、事故が発生す
るおそれがある。また、上昇するのが困難である問題も
ある。
【0004】こういう問題を解決するため本願出願人は
図1に示す如くの安全外壁昇・下降用昇降機を提案し
た。上記した安全外壁昇・下降用昇降機は手動またはモ
ーターの動力により上昇および下降することができる。
また、制動させることもできる。一方、下降時には障害
物が存在する時、停止することができる。さらに上昇し
てその障害物を避けることができる構造になっている。
【0005】こういう図1に示す安全外壁昇・下降用昇
降機は中心部の太陽歯車64と、これに外接する複数の
遊星歯車66,67,68と、これら遊星歯車66,6
7,68等が内接するリング形内歯車70が設けられた
変速部を備える。エンドプレート80にはシャフト12
が回転できるよう結合され内歯車70が組み立てられ
る。そして、上面に上記遊星歯車66,67,68等が
設けられ下面にロープ11が巻き回されるよう外周面に
案内溝が設けられたプーリー69が固定設置される遊星
キャリア65が上記シャフト12に回転ができるよう結
合される。
【0006】そして、上記遊星歯車66,67,68等
の間にこれらと噛み合う太陽歯車64が設けられ、リム
(Rim )61の外周面に設けられた結合溝62にブレー
キウエート63が挿入されるフライホイール60がシャ
フト12に押入される。そして、フライホイール60の
外側にはカバー55が結合される。
【0007】エンドプレート80には上記プーリー69
にロープ11が接触されるよう案内する第1,2ロール
および第3ロール76,78,77が設けられる。
【0008】そして、上記カバー55にはフライホイー
ル60の外周面を密着させるブレーキバンド50が、一
端はカバー55にヒンジ結合され他端はレバー51に連
結されて設けられている。そして、ブレーキバンド50
がフライホイール60の外周面に弾性バイアスされるよ
うヒンジ53にはスプリング52とレバー51が結合さ
れる。このブレーキバンド50はスプリング52により
常にフライホイール60の外周面に密着されるようにな
る。そして、上記レバー51を回転させると、フライホ
イール60の制動を解除させることができる。
【0009】このような安全外壁昇・下降用昇降機にお
いて、使用者がレバー51を回転させてフライホイール
60の制動を解除させると、使用者の自体の重みにより
外壁昇・下降用昇降機が下降するようになる。この時、
遊星キャリア65のプーリー69の回転速度は低速で回
転される。これはフライホイール60の太陽歯車64の
回転速度より遊星キャリア65のプーリー69の回転速
度がその速度比程減速回転され、そのフライホイール6
0の回転による遠心力によりブレーキウエート63がブ
レーキバンド50に摩擦されることによってフライホイ
ール60の回転負荷が増大され遊星キャリア65のプー
リー69の回転を減速させることによってプーリー69
および第1,2,3ローラー76,77,78とロープ
11との間に摩擦力を増大させることによって低速で下
降することができる。
【0010】このように、低速に下降する途中に下部に
危険物等の障害物が存在すると、回転させたレバー51
を放して外壁昇・下降用昇降機を停止させる。すなわ
ち、回転させたレバー51を放すと、スプリング52の
復元力によって、ブレーキバンド50がフライホイール
60の外周面に密着されフライホイール60を停止させ
ることにより外壁昇・下降用昇降機の下降を停止させ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような安全外壁昇・下降用昇降機は次のような問題が
ある。第1に、下降する途中にレバー51の作動で停止
された状態において再び、上昇しようとする場合にレバ
ー51を作動してブレーキを解除させると外壁昇・下降
用昇降機が一時的に下降する。即ち、下部に危険物が存
在して停止した状態において再び、上昇しようとする場
合にブレーキ力が解除された時点において再び上昇力が
提供される前まで外壁昇・下降用昇降機が所定距離程下
降するので、避けるべき危険物と接触され事故が発生す
る問題がある。
【0012】第2に、各々ブレーキウエート63はフラ
イホイール60の結合溝62に単純結合される構造であ
るため携帯時騒音が発生する問題がある。
【0013】第3に、一つのロープ11に沿って昇降さ
れる構造を成すため昇降動作が不安になり、特に作業位
置で作業者が均衡をとるのが不便になりかつ、作業道具
等の携帯が煩わしい。また、作業者の中心にロープ11
が置かれることにより作業が不便である。
【0014】本発明は上記した課題を解決するために案
出したもので、本発明の目的は次の通りである。
【0015】本発明の第1の目的は、下降する途中に下
部に危険物が存在するとかで停止する必要がある場合、
停止した後再び上昇しようとする時、外壁昇・下降用昇
降機が下方に一旦下がることなく上昇するように構造が
改良された外壁昇・下降用昇降機を提供することにあ
る。
【0016】本発明の第2の目的は、下降する時安定に
定速で下降することができるように構造が改良された外
壁昇・下降用昇降機を提供することにある。
【0017】本発明の第3の目的は安定な姿勢で作業が
できるよう作業時ロープとの干渉を防止するようになっ
た外壁昇・下降用昇降機を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、使用者が着座する着座部材と;建物の所
定の部位にその一端が固定される少なくとも一対のロー
プと;上記着座部材の一側に設けられて上記一つのロー
プを所定パターンで巻いて回す第1制御ユニットと;上
記第1制御ユニットの中で一つの要素を回転駆動する駆
動モーターと;上記着座部材の他側に設けられて上記ま
た一つのロープを所定パターンで巻いて回す第2制御ユ
ニットと;上記駆動モーターの動力を上記第2制御ユニ
ット中で一つの要素に伝達する伝達手段と、上記着座部
材の下降時下降することを停止および解除させる制動手
段を備え、上記駆動モーターの動力により上記着座部材
が上記ロープに沿って上昇されて上記使用者を含む要素
等の自体の重みにより下降するようになったことを特徴
としている。
【0019】上記本発明の外壁昇・下降用昇降機におい
て、上記第1制御ユニットは所定空間を備え、上記一つ
のロープの引入口と引出口が形成された第1ケイシング
部材と;上記第1ケイシング部材に備えられて引入され
たロープが巻いて回されるガイド溝が形成され、上記駆
動モーターの動力により回転される第1メインプーリー
部材と;上記第1メインプーリー部材を所定速度で増・
減速させる第1速度制御手段を含む構造を成す。
【0020】そして、上記第2制御ユニットは所定の空
間を備え、上記したまた一つのロープの引入口と引出口
が形成された第2ケイシング部材と;上記第2ケイシン
グ部材に備えられ、引入されたロープが巻いて回される
ガイド溝が設けられ、上記伝達手段により伝達された駆
動モーターの動力により回転される第2メインプーリー
部材と;上記第2メインプーリー部材を処置速度で増・
減速させる第2速度制御手段を含む構造を成す。
【0021】上記着座部材は上記第1,2制御ユニット
により上記一対のロープに沿って下降する時一定の速度
で下降するよう制御する定速制御手段がさらに提供され
る。
【0022】上記本発明の特徴によると、本発明の外壁
昇・下降用昇降機は使用者が安着される着座部材が備え
ることによって安定な姿勢で昇降および作業を可能に
し、下降時定速制御手段により一定な速度で下降するの
で、作業位置の制御および昇降動作を安定にすることが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい一実施の
形態を添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】本発明の外壁昇・下降用昇降機を示した図
2,3および駆動部を断面図で示した図4を参照する
と、本実施の形態に適用された外壁昇・下降用昇降機
は、高層建物において非常脱出または建物の外壁、ガラ
ス窓の掃除、ペイントの作業時等に使用する。
【0025】本発明は使用者が安着される着座部材50
0と;各々一端が建物(図示せず)に固定される一対の
ロープ400,401と;着座部材500の一側に備え
られ、一つのロープ400を所定パターンで巻き回す第
1制御ユニット100と;この第1制御ユニット100
中で一つの要素を回転駆動させる駆動モーター300
と;着座部材500の他側に備えてまた一つのロープ4
01を所定パターンで巻き回す第2制御ユニット200
と;駆動モーター300の動力を第2制御ユニット20
0中で一つの要素に伝達する伝達手段と、着座部材50
0の下降時その下降を停止および解除させる制動手段を
備える。こういう外壁昇・下降用昇降機は概略的に駆動
モーター300の動力により着座部材500がロープ4
00,401に沿って上昇され、駆動モーター300の
off状態において使用者を含む要素等の自体の重みに
より下降するように作動される。
【0026】上記着座部材500は使用者が座ることが
できる水平部501と、この水平部501より小幅で垂
直に延長された垂直部503と、この垂直部503の縁
と回転ができるようヒンジ502に連結され使用者が寄
りかかることができる背支え部510とより構成され
る。
【0027】そして、着座部材500の背支え部510
の両側には各々第1,2制御ユニット100,200を
各々収容するフレーム520,530が回転できるよう
ヒンジ(図示せず)により連結されている。各々フレー
ム520,530にはロープ400,401をガイドす
るガイド部521,531が固定、設置される。従っ
て、図12に示した通り、上記各々ガイド部521,5
31およびフレーム520,530は水平部501、垂
直部503および背支え部510間の空間に収容するこ
とができる。
【0028】上記各々ガイド部521,531は着座部
材の水平部501の中央部を通過する各々ロープ40
0,401を背支え部510側にガイドするよう折曲さ
れており、各々ロープ400,401をガイドする複数
のガイドローラー523,533が備えられている。こ
ういう構造のガイド部521,531は作業時ロープ4
00,401等との干渉無く簡便な作業ができる。
【0029】そして、上記各々フレーム520,530
には作業者の腕支持台522,532およびこれを支持
するサポート522a,532aが着脱ができるように
備えられる。
【0030】一方、図4、図5および図9乃至図11を
参照すると、上記第1制御ユニット100は所定空間を
備え、ロープ400の引入口と引出口が設けられ、その
内部空間で所定間隔を置いて分割する一対の中間プレー
ト102,103が備えられている第1ケイシング部材
101と、この第1ケイシング部材101に備えられて
引入されたロープ400が巻き回されるガイド溝161
が形成され駆動モーター300の動力により回転される
第1メインプーリー部材160と、このメインプーリー
部材160を所定速度で増・減速させる第1速度制御手
段を備える。
【0031】上記第1速度制御手段は次の通りに構成さ
れる。上記第1メインプーリー部材160はその内周面
にギア部が設けられた環形のリングで形成され、第1ケ
イシング部材101の上下面に回転ができるよう支持さ
れて一端部の外周縁に第1太陽ギア111aが設けられ
ている第1シャフト111と;第1シャフト111の他
端部に押入設置され、駆動モーター300と連結され回
転駆動される第1マスター駆動部材110と;第1シャ
フト111の中間部に回転ができるよう結合され、その
外周縁に第2太陽ギア121が設けられた第1キャリア
120と、第1キャリア120に各々所定間隔を置いて
回転ができるよう支持され第1太陽ギア111aと外接
する複数の第1遊星ギア130と、各第1遊星ギア13
0が内接され第1ケイシング部材101に所定の第1固
定手段により固定設置される第1リングギア140と、
上記中間プレート102,103間に所定間隔を置いて
離隔され各々回転ができるよう支持され第2太陽ギア1
21と外接されメインプーリー部材160のギア部に内
接する複数の第2遊星ギア150を備える。
【0032】上記第1固定手段は図4,図5および図1
1に示した通り、上記中間プレート102に回転ができ
るよう結合され、その端部が上記リングギア140が一
方向に回転される時第1係止具170に掛かって回転停
止され、他方向に回転される時回転ができるようになる
構造を成す。
【0033】上記した第1速度制御手段は駆動モーター
300の動力により着座部材500が上昇される時第1
メインプーリー部材160を減速させて低速で運転して
駆動モーター300のoff時作業者および着座部材5
00を含む自体の重みにより下降する時第1メインプー
リー部材600は増速される。この時、増速されて下降
する着座部材500は以下説明する定速制御手段により
定速で下降することになる。
【0034】図4,図6および図9において、上記第2
制御ユニット200は所定空間を備え、ロープ401の
引入口と引出口が設けられ内部空間を所定間隔を置いて
分割する一対の中間プレート202,203が備えられ
た第2ケイシング部材201と、第2ケイシング部材2
01に備えられて引入されたロープ401が巻いて回さ
れるガイド溝261が設けられ、上記伝達手段により伝
達された駆動モーター300の動力により回転される第
2メインプーリー部材260と;第2メインプーリー部
材260を所定速度で増・減速させる第2速度制御手段
を備える。
【0035】上記第2速度制御手段は次の通りに構成さ
れる。上記第2メインプーリー部材260はその内周面
にギア部が形成された環形のリングで形成され、第2ケ
イシング部材201の上下面に回転ができるよう支持さ
れ一端部の外周縁に第3太陽ギア211aが設けられた
第2シャフト211と;第2シャフト211の他端部に
押入設置され、駆動モーター300と連結されて回転駆
動する第2マスター駆動部材210と;第2シャフト2
11の中間部に回転ができるように結合されその外周縁
に第4太陽ギアが設けられた第2キャリア220と;第
2キャリア220に各々所定間隔を置いて回転ができる
よう支持され第3太陽ギア211aと外接する複数の第
3遊星ギア230と;各々第3遊星ギア230が内接し
て第2ケイシング部材201に所定の第2固定手段によ
り固定設置される第2リングギア240と;中間プレー
ト202,203間に所定間隔を置いて離隔され各々回
転ができるよう支持し、第4太陽ギア221と外接して
第2メインプーリー部材260のギア部に内接する複数
の第4遊星ギア250を備える。
【0036】上記第2固定手段は図4、図6および図1
1に示した如く、上記中間プレート203に回転ができ
るよう結合され、その端部が上記第2リングギア240
の内側に結合される第2係止具270を備えて第2リン
グギア240が一方向に回転される時第2係止具270
に掛かって回転停止し、他方向に回転される時回転がで
きるようになった構造を成す。
【0037】上記したように第2速度制御手段は上記第
1速度制御手段と同様の作動をする。
【0038】一方、上記着座部材500が上記第1、2
制御ユニット100,200により一対のロープ40
0,401に沿って下降する時一定の速度で下降するよ
う制御する定速制御手段は次の通りに構成される。図4
および図6を参照すると、第2ケイシング部材201の
外周面には所定空間を形成するサブケイス206が備え
られている。また、第2ケイシング部材より上記空間に
環形リブ204が延長して設けられており、この環形リ
ブ204の内周面には摩擦パッド205が備えられてい
る。そして、第2ケイシング部材201には駆動回転体
280が回転ができるよう支持されている。この駆動回
転体280はその一端部が上記第2マスター駆動部材2
10と噛み合って回転され、その他端部が上記空間に突
出されている。
【0039】上記サブケイス206には連動回転体29
0が回転ができるよう支持されている。この連動回転体
290は所定の一方向クラッチ手段により上記駆動回転
体280と連結すると共に回転される。そして、この連
動回転体290にはその連動回転体290の一方向の回
転による遠心力により上記摩擦パッド205に摩擦され
る摩擦ウエート291が回転ができるよう結合されてい
る。上記摩擦ウエート291は上記着座部材500が上
昇する時、摩擦パッド205より分離され下降する時、
摩擦パッド205と摩擦接触されるよう一方向に弾性バ
イアスされる。
【0040】上記一方向クラッチ手段は連動回転体29
0の外周面に複数の一方向係止あごを備えているレチ2
90aが設けられ、駆動回転体280の端部には上記各
々レチ290aに係止される複数のポール281が回転
ができるよう設置された構造を成す。この時、各々ポー
ル281は上記着座部材500が上昇する時駆動回転体
280の遠心力によりレチ290aから分離され、下降
する時レチ290aに係止されるようレチ290a側に
弾性バイアスされる。
【0041】上記した如く定速制御手段は着座部材50
0が下降する時、ポール281により連動回転体290
が駆動回転体280と一体に回転するようになり摩擦ウ
エート291が摩擦パッド205に摩擦接触されながら
回転され下降速度を低速で制御する。この時着座部材5
00の下降速度に比例して摩擦ウエート291の遠心力
が高くなるので、定速で下降することができる。
【0042】一方、図2、図4および図6を参照する
と、上記制動手段は連動回転体290の外周面に弾性バ
イアスされるブレーキパッド292,293が各々端部
に備えられている一対のブレーキレバー部材294,2
95がサブケイス206の外側に設けられている構造を
成す。
【0043】上記一対のブレーキレバー部材294,2
95はスプリング部材297により相互弾性バイアスさ
れて連動回転体290の外周面にブレーキパッド29
2,293が密着されるようになっている。ブレーキレ
バー部材294,295の解除作動によりブレーキパッ
ド292,293が連動回転体290から分離されるよ
うになっている。ここで、ブレーキレバー部材294,
295の腕支持台532に回転ができるように設けられ
た作動レバー298により作動できる。この作動レバー
298はワイヤ296によりブレーキレバー部材29
4,295と連結されている。
【0044】上記したように制動手段において、ブレー
キパッド292,293は駆動モーター300のon/
off時に全て連動回転体290の外周面に密着されて
いる。特に駆動モーター300のoff時作動レバー2
98を作動して制動力を解除させると第1,2マスター
駆動部材110,210が回転されながら第1,2メイ
ンプーリー部材160,260を回転させて着座部材5
00の下降を可能にする。
【0045】図4および図7を参照すると、駆動モータ
ー300の動力を第2制御ユニット200に伝達する上
記伝達手段は上記第1ケイシング部材101に回転がで
きるよう支持され、第1マスター駆動部材110と噛み
合う駆動ギア311を備え、駆動モーター300と連結
される駆動軸310と、第2ケイシング部材201に回
転ができるよう支持され、第2マスター駆動部材210
と噛み合う従動ギア321を備える従動軸320と、駆
動軸310と従動軸320を所定の連結手段により連結
する連結軸330を備える。
【0046】上記連結手段は駆動軸310と従動軸32
0の端部および上記連結軸330の両端部は各々対応す
る多角形に形成され、駆動軸310と連結軸330、か
つ、従動軸320と連結軸330とを各々連結ブシュ3
50,351に連結した構造を成す。ここで、各々キャ
プ部材360,361が第1,2ケイシング部材10
1,201と螺着される時連結ブシュ350,351が
移動して駆動軸310と連結軸330また、従動軸32
0と連結軸330を各々連結させ、上記連結軸330は
外部の衝撃などより保護されるよう保護パイプ340に
内装設置される。上記各々キャプ部材360,361の
内側には連結ブシュ350,351が連結部より離脱さ
れることを防止するスプリング362が内装されてい
る。
【0047】上記連結軸330および保護パイプ340
は背支え部510を横切って設けられ、この場合、連結
軸330および保護パイプ340を作業中または設置時
外部衝撃より保護されるよう保護プレート(図示せず)
を背支え部510に設置することが望ましい。
【0048】図5,図6および図8A,図8Bを参照す
ると、第1,2メインプーリー部材160,260の各
々ガイド溝161,261の両側壁にはガイドリブ16
1a,261aがジグザグで形成されている。この時、
各々ロープ400,401はガイド溝161,261に
ジグザグで巻いて回され各々ガイドリブ161a,26
1aとの摩擦により引出および進入するようになる。
【0049】ここで、底面161b,261bの幅は実
質的にロープ400,401の直径と同一に形成され
る。従って、ロープ400,401は第1,2メインプ
ーリー部材160,260に巻いて回される時変形され
なく、各々ガイドリブ161a,261aとの摩擦によ
り引出および進入するようになる。
【0050】図4乃至図6を参照すると、第1,2メイ
ンプーリー部材160,260の外周縁には巻いて回さ
れるロープ400,401の離脱およびスリップを防止
するために複数のガイドローラー601,602,60
3,701,702,703が備えられている。特に、
これらガイドローラーは第1,2メインプーリー部材1
60,260と噛み合って設置するのが望ましい。
【0051】上記したような構成を成す本発明の外壁昇
・下降用昇降機は次の通りに作動する。 [上昇動作]まず、駆動モーター300が駆動すると上
記第1,2マスター駆動部材110,210は反時計の
方向に回転駆動され、各々第1遊星ギア130および第
3遊星ギア230が時計の方向に自転しながら第1,2
キャリア120,220が反時計の方向に回転される。
【0052】この時、第1,2リングギア140,24
0は第1,2係止具170,270により固定される。
従って、第1,2キャリア120,220は一次的に減
速された速度で回転されることになり、この第1,2キ
ャリア120,220の第2,4太陽ギア121,22
1に噛み合った第2,4遊星ギア150,250は時計
の方向に自転され、第1,2メインプーリー部材16
0,260は時計の方向回転されながらロープ400,
401を巻いて回される。この時、第1,2メインプー
リー部材160,260は二次的に減速され着座部材5
00を低速で上昇させる。
【0053】一方、上記第2マスター駆動部材210が
反時計の方向に回転駆動される時、上記駆動回転体28
0は時計の方向に回転され、その遠心力により上記複数
のポール281は連動回転体290のレチ290aより
分離されるようになる。従って、第1,2マスター駆動
部材110,210は上記制動手段による制動力とは関
係なく回転駆動するようになる。
【0054】[下降動作]まず、駆動モーター300の
電源をoffさせる。この時、着座部材500はロープ
400,401に沿って下降されるが、上記制動手段に
より停止状態を維持することになる。すなわち、上記ブ
レーキパッド292,293は連動回転体290の外周
縁に密着され、その連動回転体290を停止させ、各々
ポール281は連動回転体290のレチ290aに掛か
って駆動回転体280も停止されるので、第1,2メイ
ンプーリー部材160,260は停止される。この時、
第1,2メインプーリー部材160,260は上記ガイ
ド突起161a,261aとの摩擦力により停止状態を
維持し、下降を防止する。
【0055】一方、上記作動レバー298を作動してブ
レーキパッド292,293を連動回転体290より分
離させると第1,2メインプーリー部材160,260
の制動力が解除されて反時計の方向に回転される。この
時、第2,4遊星ギア150,250は反時計の方向に
自転されることになり第1,2キャリア120,220
は反時計の方向に増速回転される。
【0056】そして、第1,2キャリア120,220
に設けられた第1,3遊星ギア130,230は反時計
の方向に自転されながら時計の方向に公転し、第1,2
マスター駆動部材110,210は時計の方向に回転さ
れる。この時、上記駆動回転体280は反時計の方向に
回転され、ポール281は連動回転体290に密着され
る。従って、連動回転体290は第2マスター駆動部材
210とのギア比により増速回転する。また、摩擦ウェ
ート291は遠心力により摩擦パッド205に摩擦接触
される。この摩擦力は連動回転体290の回転速度に比
例して増加するので、着座部材500は定速で下降す
る。
【0057】一方、図3乃至図6および図11に示した
如く、本発明の外壁昇・下降用昇降機の設置作業中にも
ロープ400,401に支持されている着座部材500
の水平を取ることができない場合には調整穴の調整ギア
180,280aを第1,2リングギア140,240
に噛み合わせて第1,2リングギア140,240を選
択的に回転させ着座部材500の水平状態を手動で調節
することができる。ここで、上記第1,2ケイシング1
01,201には上記調整ギア180,280aが通過
することができる貫通穴(図示せず)が設けられる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】第1に、下降する途中に下部に危険物が存
在するとかで停止する必要がある場合、停止した後再
び、上昇しようとする時、外壁昇・下降用昇降機が下部
に押されなくて安全である。即ち、上記制動手段は上記
手動レバー298を作動しない時には、常に制動力が掛
かった状態であり、作動時に限って制動力が解除され下
降することができるようになり、上昇時にも常に制動力
が掛かっている状態において上昇することができるの
で、上昇中にモーターの停止により停止したとしても下
方に押されないようになる。
【0060】第2に、下降時には増速下降されてもその
増速に比例して摩擦ウェート291の摩擦力が増加する
ことになる上記定速制御手段により下降時定速下降がで
きるので安全下降するのに利点がある。
【0061】第3に、一対のロープ400,401にガ
イドされ昇降される着座部材500を採用することによ
り安全な姿勢で作業ができる。かつ、作業時、ロープと
の干渉が防止され作業の効率が高まる。
【0062】第4に、上記着座部材500および第1,
2制御ユニット100,200を収容するフレーム52
0,530は相互回転ができるように連結されることに
より折り畳まれることができるので、携帯が簡便であ
る。
【0063】第5に、外壁昇・下降用昇降機を分解しな
くても着座部材500の水平状態を上記調整ギア18
0,280aにより簡便に調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の外壁昇・下降用昇降機を示した斜視図で
ある。
【図2】本発明の外壁昇・下降用昇降機を示した斜視図
である。
【図3】本発明の外壁昇・下降用昇降機を示した斜視図
である。
【図4】本発明の外壁昇・下降用昇降機に採用される第
1,2制御ユニットを示した断面図である。
【図5】本発明の外壁昇・下降用昇降機に採用される第
1制御ユニットを示した斜視図である。
【図6】本発明の外壁昇・下降用昇降機に採用される第
2制御ユニットを示した斜視図である。
【図7】第1,2制御ユニットとの間の動力伝達部を示
した概略断面図である。
【図8】A及びBは第1,2メインプーリー部材の要部
正面図である。
【図9】図4のA−A線に沿った断面図である。
【図10】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図11】図4のC−C線に沿った断面図である。
【図12】本発明の外壁昇・下降用昇降機を折り畳んだ
状態を示した要部斜視図である。
【符号の説明】
100 第1,2制御ユニット 101,201 第1,2ケイシング部材 110,210 第1,2マスター駆動部材 130,230 第1,3遊星ギア 140,240 第1,2リングギア 150,250 第2,4遊星ギア 160,260 第1,2メインプーリー部材 170,270 第1,2係止具 300 駆動モーター 400,401 ロープ 500 着座部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が着座する、折り畳まれるよう構
    成された着座部材と;建物の所定部位上にその一端が固
    定される少なくとも一対のロープと;上記着座部材の一
    側に設けられ、上記一つのロープを所定パターンで巻き
    回す第1制御ユニットと;上記第1制御ユニット中で一
    つの要素を回転駆動させる駆動モーターと;上記着座部
    材の他側に設けられ上記他のロープを所定パターンで巻
    き回す第2制御ユニットと;上記駆動モーターの動力を
    上記第2制御ユニット中で一つの要素に伝達する伝達手
    段と;上記着座部材の下降時、その下降を停止および解
    除させる制動手段で構成され、 上記着座部材は駆動モーターの動力により上記ロープに
    沿って上昇し、使用者の重みを含む各々構成要素等の自
    体の重みにより下降するよう構成されたことを特徴とす
    る外壁昇・下降用昇降機。
  2. 【請求項2】 上記着座部材は使用者が安着される水平
    部と、上記水平部の一端部から垂直に所定幅程延長され
    る垂直部と、上記垂直部の端部に回転ができるよう連結
    され、使用者の身体の一部を支持する背支え部とから構
    成されることを特徴とする請求項1記載の外壁昇・下降
    用昇降機。
  3. 【請求項3】 上記着座部材は両側に各々回転ができる
    よう結合された上記第1、2制御ユニットを各々収容す
    るフレームと:上記各々ロープを上記各々第1、2制御
    ユニット側にガイドし、上記フレームに各々固定される
    ガイド部とから構成され、上記フレームは背支え部の両
    側縁に回転ができるよう連結され、水平部と垂直部およ
    び背支え部間の空間に収容されるよう構成されたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の外壁昇・下降
    用昇降機。
  4. 【請求項4】 上記第1制御ユニットは、ロープの引入
    口と引出口が形成され、上記第1フレームに収容される
    第1ケイシング部材と;上記第1ケイシング部材に設け
    られ、その外周面に引入されたロープが巻き回されるガ
    イド溝が設けられ、駆動モーターの動力により回転され
    る第1メインプーリー部材と;上記第1メインプーリー
    部材を所定の速度で増・減速させる第1速度制御手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載の外壁昇・下降用昇
    降機。
  5. 【請求項5】 上記第1速度制御手段は、第1ケイシン
    グ部材の上下面に回転ができるよう支持され、一端部の
    外周縁に第1太陽ギアが設けられている第1シャフト
    と;上記第1シャフトの他端部に押入設置され、上記駆
    動モーターに連結され回転駆動する第1マスター駆動部
    材と;上記第1シャフトの中間部に回転ができるよう結
    合され、その外周縁に第2太陽ギアが設けられている第
    1キャリアと、上記第1キャリアに各々所定間隔を置い
    て回転ができるよう支持され、上記太陽ギアと外接する
    複数の第1遊星ギアと;上記各々第1遊星ギアが内接
    し、上記ケイシング部材に所定の第1固定手段により一
    方向に回転が停止されるリングギアと;上記中間プレー
    ト間に所定の間隔を置いて離隔され各々回転ができるよ
    う支持され、上記第2太陽ギアと外接し、上記メインプ
    ーリー部材のギア部に内接する複数の第2遊星ギアを含
    むことを特徴とする請求項4記載の外壁昇・下降用昇降
    機。
  6. 【請求項6】 上記第1固定手段は中間プレートに回転
    ができるよう結合され、その端部が第1リングギアの内
    側に結合される第1係止具を備え、上記第1リングギア
    が一方向に回転する時第1係止具に掛かってその回転が
    停止され、他の方向に回転する時には回転ができるよう
    構成されたことを特徴とする請求項5記載の外壁昇・下
    降用昇降機。
  7. 【請求項7】 上記第2制御ユニットは、ロープの引入
    口と引出口が形成された第2ケイシング部材と;上記第
    2ケイシング部材に設けられて引入されたロープが巻き
    回されるガイド溝が設けられ、上記伝達手段により伝達
    された駆動モーターの動力により回転される第2メイン
    プーリー部材と;上記第2メインプーリー部材を所定の
    速度で増・減速させる第2速度制御手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載の外壁昇・下降用昇降機。
  8. 【請求項8】 上記第1、2メインプーリー部材はロー
    プの直径と実質的に同じ底面と、上記底面の縁に対向し
    て設けられ、相互ジグザグでガイドリブが形成された両
    側壁を各々持つことを特徴とする請求項4または請求項
    7記載の外壁昇・下降用昇降機。
  9. 【請求項9】 上記第2速度制御手段は第2ケイシング
    部材の上下面に回転ができるよう支持され、一端部の外
    周縁に第3太陽ギアが設けられた第2シャフトと;上記
    第2シャフトの他端部に押入設置され、上記駆動モータ
    ーと連結され回転駆動する第2マスター駆動部材と;上
    記第2シャフトの中間部に回転ができるよう結合されそ
    の外周縁に第4太陽ギアが設けられた第2キャリアと;
    上記第2キャリアに各々所定間隔を置いて回転ができる
    よう支持されて上記第3太陽ギアと外接する複数の第3
    遊星ギア(planetary gear)と;上記第3遊星ギアが内
    接して上記第2ケイシング部材に所定の第2固定手段に
    より一方向に回転するのが停止される第2リングギア
    と;上記中間プレートとの間に所定間隔を置いて離隔さ
    れ、各々回転ができるように支持され上記第4太陽ギア
    と外接し、上記第2メインプーリー部材のギア部に内接
    する複数の第4遊星ギアを備えることを特徴とする請求
    項7記載の外壁昇・下降用昇降機。
  10. 【請求項10】 上記第2固定手段は中間プレートに回
    転ができるよう結合され、その端部が第2リングギアの
    内側に結合される第2係止具を備え、上記第2リングギ
    アが一方向に回転する時、第2係止具に掛かってその回
    転が停止され、他の方向に回転する時には回転ができる
    よう構成されたことを特徴とする請求項9記載の外壁昇
    ・下降用昇降機。
  11. 【請求項11】 上記外壁昇・下降用昇降機は着座部材
    が第1、2制御ユニットにより一対のロープに沿って下
    降する時、一定の速度で下降するよう制御する定速制御
    手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の外壁
    昇・下降用昇降機。
  12. 【請求項12】 上記定速制御手段はその一端部が上記
    第2マスター駆動部材と噛み合って、その他端部が空間
    に突出される駆動回転体と;サブケイスに回転ができる
    よう支持され、一方向のクラッチ手段により上記駆動回
    転体に連結すると共に回転される連動回転体と;上記環
    形リブの内周面に備えられる摩擦パッドと;上記連動回
    転体に回転ができるように設けられ、上記連動回転体の
    一方向の回転による遠心力により摩擦パッドに摩擦接触
    される摩擦ウエートを備えることを特徴とする請求項1
    1記載の外壁昇・下降用昇降機。
  13. 【請求項13】 上記一方向のクラッチ手段は、駆動回
    転体の端部に回転ができるよう設けられ、一方向に弾性
    バイアスされる複数のポールと;連動回転体の外周面に
    上記ポールが掛かるよう一方向の係止あごを備えるレチ
    とより構成され、上記駆動回転体が一方向に回転する時
    上記ポールは上記レチに掛かって、駆動回転体が他の方
    向に回転する時には上記ポールは上記レチより分離され
    ることを特徴とする請求項12記載の外壁昇・下降用昇
    降機。
  14. 【請求項14】 上記伝達手段は上記ケイシング部材に
    回転ができるよう支持され、上記第1マスター駆動部材
    と噛み合う駆動ギアを備え、上記駆動モーターに連結さ
    れる駆動軸と;上記第2ケイシング部材に回転ができる
    よう支持され、上記第2マスター駆動部材と噛み合う従
    動ギアを備える従動軸と;上記駆動軸と従動軸を所定の
    連結手段により連結する連結軸とかならることを特徴と
    する請求項1記載の外壁昇・下降用昇降機。
  15. 【請求項15】 上記駆動軸と従動軸の端部および上記
    連結軸の両端部は、各々対応する多角形の形態に形成さ
    れ、上記駆動軸と連結軸かつ、従動軸と連結軸は連結ブ
    シュ部位により各々連結されることを特徴とする請求項
    14記載の外壁昇・下降用昇降機。
  16. 【請求項16】 上記連結軸は外部の衝撃等より保護さ
    れるようその内側に保護パイプが内装されたことを特徴
    とする請求項14または請求項15記載の記載の外壁昇
    ・下降用昇降機。
  17. 【請求項17】 上記制動手段は連動回転体の外周面に
    弾性バイアスされるブレーキパッドが各々端部に設けら
    れた一対のブレーキのレバー部材を備え、上記ブレーキ
    パッドはブレーキレバー部材の回転により連動回転体に
    接触または分離されるよう構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の外壁昇・下降用昇降機。
JP10105243A 1997-05-06 1998-04-15 外壁昇・下降用昇降機 Pending JPH1170179A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019970017337A KR100251014B1 (ko) 1997-05-06 1997-05-06 승강기
KR1997/17337 1997-05-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1170179A true JPH1170179A (ja) 1999-03-16

Family

ID=19504961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10105243A Pending JPH1170179A (ja) 1997-05-06 1998-04-15 外壁昇・下降用昇降機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6009979A (ja)
EP (1) EP0876987A1 (ja)
JP (1) JPH1170179A (ja)
KR (1) KR100251014B1 (ja)
CN (1) CN1198499A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160017969A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 삼성전자주식회사 구동 모듈, 구동 모듈을 포함하는 운동 보조 장치 및 운동 보조 장치의 제어 방법
KR20160017953A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 삼성전자주식회사 구동 모듈, 구동 모듈을 포함하는 운동 보조 장치 및 운동 보조 장치의 제어 방법

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1010908C2 (nl) * 1998-12-28 2000-06-30 Altrex Bv Liftkooigeleidingsstelsel.
US20080087497A1 (en) * 2006-10-13 2008-04-17 Sky Climber Access Solutions, Llc Suspended work platform with an integrated rescue system and a method for rescuing a worker
KR101216217B1 (ko) * 2009-05-12 2012-12-26 전병수 승강기 와이어로프 장력 균등화 장치
DE102010000363A1 (de) * 2010-02-11 2011-08-11 Widmesser, Florian, Dipl.-Ing., 93053 Sicherungsvorrichtung, insbesondere Seilsicherung
KR101023580B1 (ko) * 2010-07-15 2011-03-21 전병수 승강기 와이어로프 장력 자동 균등화 장치
AT510556B1 (de) * 2011-04-11 2012-05-15 Univ Wien Tech Kletterseilsicherung
KR101463511B1 (ko) 2013-02-25 2014-11-19 한국과학기술원 자전거 브레이크 및 이를 포함하는 자전거
LU92298B1 (fr) * 2013-10-28 2015-04-29 Capital Access Sarl Treuil à poulie d'adhérence autonome
WO2015155082A1 (en) * 2014-04-07 2015-10-15 Actsafe Systems AB Portable power driven system comprising a rope grab arrangement
CN106237552A (zh) * 2016-09-13 2016-12-21 山东创能机械科技有限公司 一种高楼多人缓降逃生装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2036970B1 (ja) * 1969-04-23 1976-04-16 Pomagalski Jean Sa
GB1285473A (en) * 1969-07-21 1972-08-16 Thomas Ltd Martin Improvements in or relating to rope climbing devices
US3944185A (en) * 1974-06-28 1976-03-16 Mayco Equipment Co., Inc. Hoist apparatus
US4225012A (en) * 1979-04-06 1980-09-30 International Telephone And Telegraph Corporation Safety clamp device and apparatus utilizing same
DE3475772D1 (en) * 1983-02-24 1989-02-02 Novitec Sc Lifting device, in particular a working-platform
US5203265A (en) * 1991-04-26 1993-04-20 Nii Koichi P Self-propelling, multi-route transport for movement along both horizontal and vertical sections of track

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160017969A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 삼성전자주식회사 구동 모듈, 구동 모듈을 포함하는 운동 보조 장치 및 운동 보조 장치의 제어 방법
KR20160017953A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 삼성전자주식회사 구동 모듈, 구동 모듈을 포함하는 운동 보조 장치 및 운동 보조 장치의 제어 방법
JP2016036902A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 駆動モジュール、駆動モジュールを含む運動補助装置及び運動補助装置の制御方法
US10285892B2 (en) 2014-08-07 2019-05-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Driving module, motion assistance apparatus including the driving module, and method of controlling the motion assistance apparatus
US11672722B2 (en) 2014-08-07 2023-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Driving module, motion assistance apparatus including the driving module, and method of controlling the motion assistance apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
KR100251014B1 (ko) 2000-04-15
US6009979A (en) 2000-01-04
EP0876987A1 (en) 1998-11-11
CN1198499A (zh) 1998-11-11
KR980001798A (ko) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8181741B2 (en) Life saving implement
EP0516798B1 (en) Safety anchorages for controlling pay-out of a safety line
US5927438A (en) Personnel lifting-lowering system
US4416430A (en) Load lowering device
JPH1170179A (ja) 外壁昇・下降用昇降機
KR101026277B1 (ko) 고층건물용 비상 완강장치
KR20100110515A (ko) 완강기
KR100907005B1 (ko) 리프트형 완강기
JP6206959B2 (ja) 避難用昇降機
JP2005517512A (ja) 降下装置
KR101898984B1 (ko) 고층건물의 긴급 대피용 엘리베이트장치
WO2013060046A1 (zh) 一种悬吊下降系统
KR950004519B1 (ko) 안전 승강기
JP2003137485A (ja) 手動昇降ケージ
KR0181389B1 (ko) 휴대용 승강기의 브레이크장치
JP3328158B2 (ja) エレベータ据付用昇降装置及びその組立方法
JPH0725963Y2 (ja) 緊急避難装置
JP2004331231A (ja) エレベータ
CN117180651A (zh) 一种往复式灾难救生装置
JPH10212081A (ja) 非常停止時の乗員による手動緩降エレベーター
JPH0522188Y2 (ja)
RU2141444C1 (ru) Подъемник для осмотра строительной части гидротехнических сооружений
JP4018871B2 (ja) 昇降装置
CN118025929A (zh) 一种具有应急救援功能的电梯
JPH08239196A (ja) 逆吊りチェーンホイスト