JPH1169830A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JPH1169830A JPH1169830A JP9230251A JP23025197A JPH1169830A JP H1169830 A JPH1169830 A JP H1169830A JP 9230251 A JP9230251 A JP 9230251A JP 23025197 A JP23025197 A JP 23025197A JP H1169830 A JPH1169830 A JP H1169830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- output
- signal
- inverter
- oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置のコンバータ及びインバータ
はスイッチング損失が増える過負荷の領域を考慮して大
容量のスイッチング素子を選定している。 【解決手段】 制御装置10は発振器1,発振器1の出
力周波数を1/N1又は1/N2に分周する分周装置
2,キャリア波生成回路3,過負荷検出器4等とから構
成されている。負荷が定格以内では過負荷検出器4は分
周装置2にオフの信号bを送出し、分周装置2は発振器
1の信号aを1/N1に分周して信号dを出力し、キャ
リア波生成回路3は三角波のスイッチング周波数を生成
して信号eを出力する。過負荷の場合には過負荷検出器
4は、分周装置2にオンの信号bを送出し、分周装置2
は発振器1の信号aを1/N2に分周して信号dを出力
し、キャリア波生成回路3は信号eを出力する。N1<
N2であり、スイッチング周波数を下げることによりス
イッチング損失を低減させている。
はスイッチング損失が増える過負荷の領域を考慮して大
容量のスイッチング素子を選定している。 【解決手段】 制御装置10は発振器1,発振器1の出
力周波数を1/N1又は1/N2に分周する分周装置
2,キャリア波生成回路3,過負荷検出器4等とから構
成されている。負荷が定格以内では過負荷検出器4は分
周装置2にオフの信号bを送出し、分周装置2は発振器
1の信号aを1/N1に分周して信号dを出力し、キャ
リア波生成回路3は三角波のスイッチング周波数を生成
して信号eを出力する。過負荷の場合には過負荷検出器
4は、分周装置2にオンの信号bを送出し、分周装置2
は発振器1の信号aを1/N2に分周して信号dを出力
し、キャリア波生成回路3は信号eを出力する。N1<
N2であり、スイッチング周波数を下げることによりス
イッチング損失を低減させている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルス幅変調を制御
する制御装置を備えたインバータ装置に関する。
する制御装置を備えたインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置の概要を図5に基づいて
説明する。図5は、インバータ装置の構成例を示す図で
ある。図において、インバータ装置20はコンバータ2
1,インバータ22,制御回路23及び過負荷検出器2
4等から構成されている。制御回路23は図示されてい
ないが、発振器,分周装置及びキャリア生成回路等から
構成されており、コンバータ21やインバータ22のス
イッチング素子を駆動制御する。過負荷検出器24はイ
ンバータに流れる電流を検出し、その検出データを制御
回路23に出力する。
説明する。図5は、インバータ装置の構成例を示す図で
ある。図において、インバータ装置20はコンバータ2
1,インバータ22,制御回路23及び過負荷検出器2
4等から構成されている。制御回路23は図示されてい
ないが、発振器,分周装置及びキャリア生成回路等から
構成されており、コンバータ21やインバータ22のス
イッチング素子を駆動制御する。過負荷検出器24はイ
ンバータに流れる電流を検出し、その検出データを制御
回路23に出力する。
【0003】次に従来例におけるインバータ装置の制御
について図6及び図7に基づいて説明する。図6は従来
例におけるインバータ装置の制御回路構成を示す図、図
7は動作波形例を示す図である。図において、1は発振
器,2は発振器1の出力を分周する分周装置,3はスイ
ッチング素子のスイッチング周波数を生成するキャリア
波生成回路である。発振器1の出力信号aは分周装置2
によって1/N1の周波数に分周される。すなわち、信
号a,信号dの周波数を信号a(f),信号d(f)で
表すと、次式に示される。 信号d(f)=信号a(f)/N1 (1) 分周装置2の出力信号dは、キャリア波生成回路3によ
り信号eに示される三角波に変換され、インバータのス
イッチング周波数となる。
について図6及び図7に基づいて説明する。図6は従来
例におけるインバータ装置の制御回路構成を示す図、図
7は動作波形例を示す図である。図において、1は発振
器,2は発振器1の出力を分周する分周装置,3はスイ
ッチング素子のスイッチング周波数を生成するキャリア
波生成回路である。発振器1の出力信号aは分周装置2
によって1/N1の周波数に分周される。すなわち、信
号a,信号dの周波数を信号a(f),信号d(f)で
表すと、次式に示される。 信号d(f)=信号a(f)/N1 (1) 分周装置2の出力信号dは、キャリア波生成回路3によ
り信号eに示される三角波に変換され、インバータのス
イッチング周波数となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インバータ装置のコン
バータ及びインバータはスイッチング素子を有してお
り、その素子がオン/オフ動作するときにスイッチング
損失が発生する。このスイッチング損失はスイッチオン
/オフ時に電流が増えたり、スイッチング周波数が高く
なると増える傾向にある。従来例におけるスイッチング
素子を制御する制御回路はスイッチング周波数が一定で
あるために、スイッチング損失が増える過負荷の領域を
考慮して必要充分な電流耐量を有する大容量のスイッチ
ング素子の選定がなされていた。すなわち、従来のイン
バータ制御方式はインバータの負荷の大きさに関係な
く、一定の周波数でスイッチオン/オフ動作を繰り返し
ているため、インバータの最大負荷時(過負荷時)でも
問題のない電流耐量を有したスイッチング素子を選定す
る必要があり、経済的設計とはいえないという課題があ
った。
バータ及びインバータはスイッチング素子を有してお
り、その素子がオン/オフ動作するときにスイッチング
損失が発生する。このスイッチング損失はスイッチオン
/オフ時に電流が増えたり、スイッチング周波数が高く
なると増える傾向にある。従来例におけるスイッチング
素子を制御する制御回路はスイッチング周波数が一定で
あるために、スイッチング損失が増える過負荷の領域を
考慮して必要充分な電流耐量を有する大容量のスイッチ
ング素子の選定がなされていた。すなわち、従来のイン
バータ制御方式はインバータの負荷の大きさに関係な
く、一定の周波数でスイッチオン/オフ動作を繰り返し
ているため、インバータの最大負荷時(過負荷時)でも
問題のない電流耐量を有したスイッチング素子を選定す
る必要があり、経済的設計とはいえないという課題があ
った。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、定格負荷容量でコンバータ及びインバータの
スイッチング素子選定が可能となるインバータ装置を提
供することを目的とする。
のであり、定格負荷容量でコンバータ及びインバータの
スイッチング素子選定が可能となるインバータ装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はインバータ装置
のコンバータおよびインバータのスイッチング素子の選
定において経済設計をするためのものである。インバー
タ装置の過負荷状態を検出する過負荷検出器を設けて過
負荷を検出し、発振器からの発振周波数を分周装置にお
いて、1/N1から1/N2(N1<N2)に制御する
ものである。すなわち、スイッチング周波数を下げるこ
とによりスイッチング素子の損失を軽減している。
のコンバータおよびインバータのスイッチング素子の選
定において経済設計をするためのものである。インバー
タ装置の過負荷状態を検出する過負荷検出器を設けて過
負荷を検出し、発振器からの発振周波数を分周装置にお
いて、1/N1から1/N2(N1<N2)に制御する
ものである。すなわち、スイッチング周波数を下げるこ
とによりスイッチング素子の損失を軽減している。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
のインバータ装置は、パルス幅変調を制御する制御装置
を備えたインバータ装置において、前記制御装置10は
発振器1と、発振器1の出力を分周する分周装置2と、
スイッチング素子のスイッチング周波数を生成するキャ
リア波生成回路3と、インバータ装置の過電流を検出す
る過負荷検出装置4とで構成されており、過負荷検出器
4からの出力がない通常時には分周装置2は予め定めら
れた所定の周波数を出力し、過負荷検出器4からの出力
がある過負荷時には分周装置2は前記所定の周波数より
も低い周波数を出力することに特徴を有している。
のインバータ装置は、パルス幅変調を制御する制御装置
を備えたインバータ装置において、前記制御装置10は
発振器1と、発振器1の出力を分周する分周装置2と、
スイッチング素子のスイッチング周波数を生成するキャ
リア波生成回路3と、インバータ装置の過電流を検出す
る過負荷検出装置4とで構成されており、過負荷検出器
4からの出力がない通常時には分周装置2は予め定めら
れた所定の周波数を出力し、過負荷検出器4からの出力
がある過負荷時には分周装置2は前記所定の周波数より
も低い周波数を出力することに特徴を有している。
【0008】また、本発明のインバータ装置は、前記分
周装置2は直列に接続した複数の分周回路A,B・・
2a,2b・・と、これらの複数の分周回路A,B・・
2a,2b・・のうち少なくとも1つの分周回路A2
aの動作をオン/オフさせるスイッチ2aSとから構成
されており、分周装置2の出力周波数を変えるのに過負
荷検出器4の出力に基づいてスイッチ2aSのオン/オ
フの状態を切り換えることによって行うことに特徴を有
している。
周装置2は直列に接続した複数の分周回路A,B・・
2a,2b・・と、これらの複数の分周回路A,B・・
2a,2b・・のうち少なくとも1つの分周回路A2
aの動作をオン/オフさせるスイッチ2aSとから構成
されており、分周装置2の出力周波数を変えるのに過負
荷検出器4の出力に基づいてスイッチ2aSのオン/オ
フの状態を切り換えることによって行うことに特徴を有
している。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施例におけるインバー
タ装置の制御構成を示す図である。図において、制御装
置10は発振器1,発振器1の出力周波数を所定の周波
数(例では発振器1の出力周波数を1/N1に分周した
周波数)又は1/N2に分周する分周装置2,キャリア
波生成回路3,インバータ装置の過電流を検出して通常
時にはオフ、過負荷時にはオン信号を出力する過負荷検
出器4等とから構成されている。
明する。図1は本発明の第1の実施例におけるインバー
タ装置の制御構成を示す図である。図において、制御装
置10は発振器1,発振器1の出力周波数を所定の周波
数(例では発振器1の出力周波数を1/N1に分周した
周波数)又は1/N2に分周する分周装置2,キャリア
波生成回路3,インバータ装置の過電流を検出して通常
時にはオフ、過負荷時にはオン信号を出力する過負荷検
出器4等とから構成されている。
【0010】図2は本発明の第1の実施例におけるイン
バータ装置の各部動作波形を示す図である。図におい
て、左端の信号aは発振器1の出力,信号bは過負荷検
出器4の出力,信号dは分周装置2の出力,信号eはキ
ャリア波生成回路3の出力である。上段の(a)は過負
荷検出器4の出力が通常時のオフ状態を示しており、
(b)は過負荷検出器4の出力が過負荷時のオン状態を
示している。
バータ装置の各部動作波形を示す図である。図におい
て、左端の信号aは発振器1の出力,信号bは過負荷検
出器4の出力,信号dは分周装置2の出力,信号eはキ
ャリア波生成回路3の出力である。上段の(a)は過負
荷検出器4の出力が通常時のオフ状態を示しており、
(b)は過負荷検出器4の出力が過負荷時のオン状態を
示している。
【0011】続いて動作について説明する。インバータ
装置の負荷が定格以内で使用されている状態ではインバ
ータの出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周装置
2にオフの信号bを送出する。すなわち(a)の状態の
時は、分周装置2は発振器1の出力周波数を1/N1に
分周している。分周装置2の出力は左側の信号dの波形
である。キャリア波生成回路3の出力は左側の信号eの
波形である。負荷が過負荷となった場合にインバータの
出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周装置2にオ
ンの信号bを送出する。すなわち(b)の状態の時は、
分周装置2は発振器1の出力周波数を1/N1から1/
N2に分周する。ただし、 N1<N2 (2) である。分周装置2の出力は右側の信号dの波形であ
り、キャリア波生成回路3の出力は右側の信号eの波形
である。周波数が低くなっていることが分かる。
装置の負荷が定格以内で使用されている状態ではインバ
ータの出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周装置
2にオフの信号bを送出する。すなわち(a)の状態の
時は、分周装置2は発振器1の出力周波数を1/N1に
分周している。分周装置2の出力は左側の信号dの波形
である。キャリア波生成回路3の出力は左側の信号eの
波形である。負荷が過負荷となった場合にインバータの
出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周装置2にオ
ンの信号bを送出する。すなわち(b)の状態の時は、
分周装置2は発振器1の出力周波数を1/N1から1/
N2に分周する。ただし、 N1<N2 (2) である。分周装置2の出力は右側の信号dの波形であ
り、キャリア波生成回路3の出力は右側の信号eの波形
である。周波数が低くなっていることが分かる。
【0012】図3は本発明の第2の実施例におけるイン
バータ装置の制御構成を示す図である。図において、制
御装置11は発振器1,1/N1′に分周する分周回路
A2a,1/N1に分周する分周回路B2b,分周回路
A2aの動作をオン/オフさせるスイッチ2aS,キャ
リア波生成回路3,過負荷検出器4等とから構成されて
いる。本実施例では分周回路と並列に設けるスイッチ2
aSを分周回路A2aに設けているが、分周回路B2b
に設けても構成できる。
バータ装置の制御構成を示す図である。図において、制
御装置11は発振器1,1/N1′に分周する分周回路
A2a,1/N1に分周する分周回路B2b,分周回路
A2aの動作をオン/オフさせるスイッチ2aS,キャ
リア波生成回路3,過負荷検出器4等とから構成されて
いる。本実施例では分周回路と並列に設けるスイッチ2
aSを分周回路A2aに設けているが、分周回路B2b
に設けても構成できる。
【0013】図4は本発明の第2の実施例におけるイン
バータ装置の各部動作波形を示す図である。図におい
て、左端の信号aは発振器1の出力,信号bは過負荷検
出器4の出力,信号cは分周回路A2aの出力,信号d
は分周回路B2bの出力,信号eはキャリア波生成回路
3の出力である。上段の(a)は過負荷検出器4の出力
が通常時のオフ状態を示しており、(b)は過負荷検出
器4の出力が過負荷時のオン状態を示している。
バータ装置の各部動作波形を示す図である。図におい
て、左端の信号aは発振器1の出力,信号bは過負荷検
出器4の出力,信号cは分周回路A2aの出力,信号d
は分周回路B2bの出力,信号eはキャリア波生成回路
3の出力である。上段の(a)は過負荷検出器4の出力
が通常時のオフ状態を示しており、(b)は過負荷検出
器4の出力が過負荷時のオン状態を示している。
【0014】続いて動作について説明する。インバータ
装置の負荷が定格以内で使用されている状態ではインバ
ータの出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周回路
A2aと並列に設けられたスイッチ2aSをオンにする
オフの信号bを送出する。すなわち(a)の状態の時
は、スイッチ2aSは分周回路A2aの動作をオフ状態
にし、分周回路A2aの出力は発振器1の出力信号aの
ままである。分周回路A2aの出力は左側の信号cの波
形である。分周回路B2bは出力信号c(=出力信号
a)を1/N1に分周する。分周回路B2bの出力は左
側の信号dの波形であり、キャリア波生成回路3の出力
は左側の信号eの波形である。
装置の負荷が定格以内で使用されている状態ではインバ
ータの出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周回路
A2aと並列に設けられたスイッチ2aSをオンにする
オフの信号bを送出する。すなわち(a)の状態の時
は、スイッチ2aSは分周回路A2aの動作をオフ状態
にし、分周回路A2aの出力は発振器1の出力信号aの
ままである。分周回路A2aの出力は左側の信号cの波
形である。分周回路B2bは出力信号c(=出力信号
a)を1/N1に分周する。分周回路B2bの出力は左
側の信号dの波形であり、キャリア波生成回路3の出力
は左側の信号eの波形である。
【0015】負荷が過負荷となった場合にインバータの
出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周回路A2a
と並列に設けられたスイッチ2aSをオフにするオンの
信号bを送出する。すなわち(b)の状態の時は、分周
回路A2aは発振器1の出力周波数を1/N1′に分周
する。分周回路A2aの出力は右側の信号cの波形であ
る。分周回路B2bは出力信号cを1/N1に分周して
1/N1′×1/N1に分周した周波数を出力する。例
では分周は次式に示される。 1/N1′×1/N1=1/N2 (3) 分周回路B2bの出力は右側の信号dの波形であり、キ
ャリア波生成回路3の出力は右側の信号eの波形であ
る。
出力電流を検出した過負荷検出器4は、分周回路A2a
と並列に設けられたスイッチ2aSをオフにするオンの
信号bを送出する。すなわち(b)の状態の時は、分周
回路A2aは発振器1の出力周波数を1/N1′に分周
する。分周回路A2aの出力は右側の信号cの波形であ
る。分周回路B2bは出力信号cを1/N1に分周して
1/N1′×1/N1に分周した周波数を出力する。例
では分周は次式に示される。 1/N1′×1/N1=1/N2 (3) 分周回路B2bの出力は右側の信号dの波形であり、キ
ャリア波生成回路3の出力は右側の信号eの波形であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインバータ
装置は、制御装置10は発振器1と、発振器1の出力を
分周する分周装置2と、スイッチング素子のスイッチン
グ周波数を生成するキャリア波生成回路3と、インバー
タ装置の過電流を検出する過負荷検出装置4とで構成さ
れており、過負荷検出器4からの出力がない通常時には
分周装置2は予め定められた所定の周波数を出力し、過
負荷検出器4からの出力がある過負荷時には分周装置2
は前記所定の周波数よりも低い周波数を出力するので、
また、本発明のインバータ装置は、前記分周装置2は直
列に接続した複数の分周回路A,B・・ 2a,2b・
・と、これらの複数の分周回路A,B・・ 2a,2b
・・のうち少なくとも1つの分周回路A2aの動作をオ
ン/オフさせるスイッチ2aSとから構成されており、
分周装置2の出力周波数を変えるのに過負荷検出器4の
出力に基づいてスイッチ2aSのオン/オフの状態を切
り換えることによって行うので、インバータ装置の定格
出力容量を越える範囲で運転される場合でも、インバー
タ装置の出力は変えることなく、コンバータおよびイン
バータのスイッチング周波数のみを下げて使用すること
によりスイッチング損失が低減し、スイッチング素子の
経済化が図れるとともにインバータ装置の小型化にも貢
献する。
装置は、制御装置10は発振器1と、発振器1の出力を
分周する分周装置2と、スイッチング素子のスイッチン
グ周波数を生成するキャリア波生成回路3と、インバー
タ装置の過電流を検出する過負荷検出装置4とで構成さ
れており、過負荷検出器4からの出力がない通常時には
分周装置2は予め定められた所定の周波数を出力し、過
負荷検出器4からの出力がある過負荷時には分周装置2
は前記所定の周波数よりも低い周波数を出力するので、
また、本発明のインバータ装置は、前記分周装置2は直
列に接続した複数の分周回路A,B・・ 2a,2b・
・と、これらの複数の分周回路A,B・・ 2a,2b
・・のうち少なくとも1つの分周回路A2aの動作をオ
ン/オフさせるスイッチ2aSとから構成されており、
分周装置2の出力周波数を変えるのに過負荷検出器4の
出力に基づいてスイッチ2aSのオン/オフの状態を切
り換えることによって行うので、インバータ装置の定格
出力容量を越える範囲で運転される場合でも、インバー
タ装置の出力は変えることなく、コンバータおよびイン
バータのスイッチング周波数のみを下げて使用すること
によりスイッチング損失が低減し、スイッチング素子の
経済化が図れるとともにインバータ装置の小型化にも貢
献する。
【図1】本発明の第1の実施例におけるインバータ装置
の制御構成を示す図である。
の制御構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるインバータ装置
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるインバータ装置
の制御構成を示す図である。
の制御構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるインバータ装置
の各部動作波形を示す図である。
の各部動作波形を示す図である。
【図5】インバータ装置の構成例を示す図である。
【図6】従来例におけるインバータ装置の制御回路構成
を示す図である。
を示す図である。
【図7】従来例におけるインバータ装置の動作波形例を
示す図である。
示す図である。
1 発振器 2 分周装置 2a 分周回路A 2b 分周回路B 2aS スイッチ 3 キャリア波生成回路 4 過負荷検出器 10 制御装置 11 制御装置 20 インバータ装置 21 コンバータ 22 インバータ 23 制御回路 24 過負荷検出器 30 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 パルス幅変調(PWM)を制御する制御
装置を備えたインバータ装置において、 前記制御装置(10)は発振器(1)と、 発振器(1)の出力を分周する分周装置(2)と、 スイッチング素子のスイッチング周波数を生成するキャ
リア波生成回路(3)と、 インバータ装置の過電流を検出する過負荷検出装置
(4)とで構成されており、 過負荷検出器(4)からの出力がない通常時には分周装
置(2)は予め定められた所定の周波数を出力し、 過負荷検出器(4)からの出力がある過負荷時には分周
装置(2)は前記所定の周波数よりも低い周波数を出力
することを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項2】 前記分周装置(2)は直列に接続した複
数の分周回路A,B・・(2a,2b・・)と、 これらの複数の分周回路A,B・・(2a,2b・・)
のうち少なくとも1つの分周回路A(2a)の動作をオ
ン/オフさせるスイッチ(2aS)とから構成されてお
り、 分周装置(2)の出力周波数を変えるのに過負荷検出器
(4)の出力に基づいてスイッチ(2aS)のオン/オ
フの状態を切り換えることによって行うことを特徴とす
る請求項1記載のインバータ装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230251A JPH1169830A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230251A JPH1169830A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169830A true JPH1169830A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16904890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230251A Pending JPH1169830A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169830A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341752A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電力変換装置 |
JP2010221860A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 操舵制御装置 |
WO2015045565A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置および制御方法 |
JP2015142432A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | アイシン精機株式会社 | モータ制御装置およびモータ制御方法 |
CN110572015A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-13 | 无锡江南计算技术研究所 | 一种基于耦合电感的vrm相数扩展电路 |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP9230251A patent/JPH1169830A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341752A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電力変換装置 |
JP2010221860A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 操舵制御装置 |
WO2015045565A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置および制御方法 |
JP2015070703A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置および制御方法 |
JP2015142432A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | アイシン精機株式会社 | モータ制御装置およびモータ制御方法 |
CN110572015A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-13 | 无锡江南计算技术研究所 | 一种基于耦合电感的vrm相数扩展电路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4529927A (en) | Apparatus for the control of a switched power regulator | |
EP0229656B1 (en) | A control method for pulse width modulation inverters | |
EP1137162B1 (en) | Analog/digital PWM control circuit of a winding | |
JP2003324944A (ja) | 電源回路 | |
US7426122B2 (en) | Power-converter control apparatus employing pulse width modulation and adjusting duration of a zero-voltage vector | |
JPS602873B2 (ja) | スイツチング安定化電源回路 | |
JPH1169830A (ja) | インバータ装置 | |
JP3678570B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH03178565A (ja) | インバータ装置 | |
JPH11235025A (ja) | Pwm方式のスイッチング・レギュレータ制御回路及びスイッチング・レギュレータ | |
US6366064B1 (en) | Dual mode controller for switching circuirty | |
JP2006280062A (ja) | スイッチングレギュレータを用いる半導体装置およびスイッチングレギュレータの制御方法 | |
JPH0744834B2 (ja) | パルス幅制御方式電力変換装置 | |
JP2021069213A (ja) | 電力変換器の制御方法、及び電力変換器の制御システム | |
JP2003111428A (ja) | インバータ制御エンジン駆動発電機 | |
JPH0549246A (ja) | スイツチング電源の過電流保護回路 | |
JP2712418B2 (ja) | パルス幅変調形インバータ装置 | |
JP2002300782A (ja) | 多重インバータ装置およびその制御方法 | |
JPH02164277A (ja) | 電圧形インバータの制御回路 | |
JP3396775B2 (ja) | 逆変換器の制御回路 | |
JPS5911736A (ja) | 送電制御装置 | |
CN117220479A (zh) | 打嗝控制方法、装置、设备及存储介质 | |
JPH02184292A (ja) | パルス幅変調形インバータ装置 | |
JPH03265486A (ja) | インバータの制御方式 | |
JPH08116674A (ja) | 単相pwmコンバータ制御装置 |