JPH1168568A - D/aコンバータ - Google Patents

D/aコンバータ

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JPH1168568A
JPH1168568A JP22856697A JP22856697A JPH1168568A JP H1168568 A JPH1168568 A JP H1168568A JP 22856697 A JP22856697 A JP 22856697A JP 22856697 A JP22856697 A JP 22856697A JP H1168568 A JPH1168568 A JP H1168568A
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JP
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standby
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Takahiro Hatsutori
敬宙 服部
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 D/Aコンバータにおいて、D/A出力未使
用時の消費電流を抑え、および基準電圧を安定化するこ
とをシリアル信号によって可能にする。 【解決手段】 デコード回路2はバイナリデータBDを
入力し、スタンバイモードのとき“1”、通常のD/A
データモードのとき“0”の判定信号を出力する。この
判定信号はラッチ回路3にラッチされる。判定信号が
“1”のときスタンバイ信号STBYINが“1”とな
り、バッファアンプ1の出力はハイインピーダンス状態
となり、R−2Rダラー回路への電流供給が停止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はD/Aコンバータに
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の代表的なD/Aコンバータ
の回路図である。図5に示すD/Aコンバータは、R−
2Rラダー回路を構成する、抵抗値がRのn−1個の抵
抗R11,・・・,R1i,・・・,R1n-1,および抵抗値
が2Rの(n+1)個の抵抗R 21,・・・,R2i,・・
・,R2n-1,R2n,R2n+1,と、2種類の電圧のいずれ
かを選択するn個のスイッチSW1・・・,SWi ,・
・・,SWn-1 ,SWnと、n個のバイナリデータBD
を入力するバイナリデータ入力端子BDINで構成され
る。
【0003】スイッチSW1 〜SWn の切替えはバイナ
リデータ入力端子BDINからnビットのバイナリデー
タBDがクロック入力(CLK)に同期して入力され、
入力確定信号Loadが入力されることで決定される。
スイッチSW1〜SWnの切替えによりR−2Rラダー回
路の合成抵抗値が変化する。D/A出力端子Voutに
はR−2Rラダー回路の合成抵抗値により決定される正
基準電圧VrefUと負基準電圧VrefLの間の電圧
が出力される。出力電圧の分解能はスイッチSW1〜S
nの個数n(=バイナリデータの数)で決まり、2の
n乗となる。
【0004】上述の従来のR−2R方式のD/Aコンバ
ータではD/A出力端子Voutを使用していない場合
においてもスイッチSW1〜SWnの状態によってR−2
Rラダー回路の抵抗に電流が流れるために、電流を消費
する。図6はバイナリデータBDとR−2Rラダー回路
の抵抗(合成抵抗値に換算)に流れる電流の関係を示
す。例えば、スイッチSW1のみ負基準電圧VrefL
側に接続し、残りの全てのスイッチを正基準電圧Vre
fU側に接続した場合、R−2Rラダー回路の抵抗に流
れる電流Iは(VrefU−VrefL)/4Rとな
り、VrefU=5V,VrefL=0V,R=10k
Ωとすると、I=125μAとなり、R−2Rラダー回
路には常時125μAの電流が流れることになる。した
がって、D/A出力端子Voutを使用していない場合
にR−2Rラダー回路に流れる電流を抑えるためには一
旦出力電圧を正基準電圧VerfUに設定する(n個の
バイナリデータBDによりスイッチSW1〜SWn全てを
正基準電圧VerfU側に設定する)必要がある。ま
た、再度D/A出力端子Voutを使用する場合にはバ
イナリデータBDを再設定する必要がある。
【0005】図7は上述の従来のR/2R方式のD/A
コンバータにスタンバイ機能付バッファアンプを追加し
た回路例である。D/A出力端子未使用時に消費電流を
抑えることができ、かつ基準電圧を安定化することがで
きる。
【0006】図7において、図6の従来のD/Aコンバ
ータの第(n+1)番目の抵抗R2n +1と正基準電圧端子
VerfUの間にバッファアンプ1を挿入し、抵抗R
2n+1とバッファアンプ1の出力端子を接続し、正基準電
圧端子VerfUとバッファアンプ1の入力端子を接続
する。バッファアンプ1はその出力をハイインピーダン
ス状態にすることが可能なスタンバイ端子を有し、D/
A出力端子Voutの未使用時にはスタンバイ入力信号
STBYを“1”状態にすることによりバッファアンプ
1の出力をハイインピーダンスにすることでR−2Rラ
ダー回路への電流供給を止め、消費電流を抑えることが
できる。
【0007】再度D/A出力端子Voutを使用する際
にはスタンバイ入力信号STBYを“0”状態とするこ
とでバッファアンプ1が動作し、R−2Rラダー回路に
電流が供給される。
【0008】また、バッファアンプ1を内蔵することに
より、バッファンプ1の出力インピーダンスが無視でき
るほど小さくインピーダンス変化の役割を果たすため、
通常動作時において正基準電圧端子VerfUのインピ
ーダンスがR−2Rラダー回路の抵抗値に比較して大き
い場合においても、一定の電流をR−2Rラダー回路に
供給することができる。例えば、バッファアンプを内蔵
していない従来のD/Aコンバータにおいて図8のよう
に外部電源から分割抵抗を用いて基準電圧を得ている場
合、外部電源5V,外部電源の分割抵抗をR=10k
Ω,R−2Rラダー回路の抵抗値をR=10kΩとした
ときの基準電圧端子の基準電圧とR−2Rラダー回路に
流れる電流の関係は図9のようになる。このことからわ
かるように、R−2Rラダー回路に流れる電流によって
基準電圧端子の基準電圧は最大、(2.5−2.22)
=0.28Vの誤差電圧が生じることになる。
【0009】一方、基準電圧端子とR−2Rラダー回路
の間にバッファンプを挿入した場合、R−2Rラダー回
路の電流値に関わらず安定した基準電圧とすることが可
能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の図7
のD/Aコンバータはスタンバイ機能付バッファンプの
制御用にスタンバイ端子を有するため、この端子のため
に制御用IC(例としてマイコン)の出力ポートを少な
くとも1端子消費することになる。
【0011】上述した従来のスタンバイ機能付バッファ
アンプを追加したD/Aコンバータでは、マイコンとの
通信にポートを消費してしまうため、制御用ICにポー
ト数の制限がある場合にはスタンバイ端子を利用できな
くなるという問題がある。
【0012】本発明の目的は、制御用ICの使用ポート
数を抑えることができるD/Aコンバータを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のD/Aコンバー
タは、バイナリデータをデコードし、スタンバイモード
か通常のD/Aデータ出力モードかを判定するデコード
回路と、判定結果をラッチし、スタンバイ機能付バッフ
ァを判定結果に応じてスタンバイ状態または動作させる
ラッチ回路を有する。
【0014】本発明では、従来のスタンバイ機能付バッ
ファアンプを有するD/Aコンバータに対して、スタン
バイ機能用の端子を有することなくスタンバイ機能を実
現するシリアル信号制御方式を用いることで、D/A出
力電圧端子未使用時の消費電力の抑制および基準電圧の
安定化を実現することに加えて、マイコンのポート消費
を抑えることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明の一実施形態の
D/Aコンバータは、図7のスタンバイ機能付バッファ
アンプを有するD/Aインバータに対して、バイナリデ
ータBDを入力し、スタンバイモードのとき“1”、通
常のD/Aデータ出力モードのとき“0”の判定信号を
出力するデコード回路2と、デコード回路2の判定信号
をラッチし、スタンバイ機能付バッファンプ1をハイイ
ンピーダンス状態または動作状態とするラッチ回路3を
備えている。
【0017】デコード回路2は、図2に示すように、バ
イナリデータを入力するnビットのシフトレジスタ4
と、クロック信号をカウントするn進カウンタ5と、n
進カウンタ5のN個(2N-1<n≦2N)のカウントデー
タを入力し、スタンバイモードのとき“1”の判定信号
を出力し、通常のD/Aデータ出力モードのとき“0”
の判定信号を出力するNORゲート6で構成されてい
る。
【0018】D/Aデータを出力する場合にはnビット
のバイナリデータBDi (i=1〜n)からなるバイナ
リデータBDをシフトレジスタ4に入力し、入力確定信
号LoadによりD/Aデータを確定する(図3)。一
方、スタンバイ機能を使用する場合にはバイナリデータ
BDを1ビットのみ入力し、入力確定信号Loadによ
り確定する。これによりNORゲート6の出力が“1”
となり、ラッチ回路3からのスタンバイ信号STBYI
Nがイネーブルになってスタンバイモードになる(図
4)。このように、D/A出力の未使用時にはスタンバ
イ信号STBYINを“1”状態にすることによりバッ
ファアンプ1の出力をハイインピーダンスにすることで
R−2Rラダー回路への電流供給を止め、消費電流を抑
えることができる。このときD/A出力端子Voutの
状態はハイインピーダンス状態となる。再度D/A出力
を使用する際にはスタンバイ信号STBYINを“0”
状態とすることでバッファンプ1が動作し、R−2Rラ
ダー回路に電流が供給される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スタン
バイ機能付バッファアンプを有するD/Aコンバータに
シリアル制御方式を追加することで、内部回路への電流
供給を止めるスイッチの役割と内部に一定の電流を供給
するバッファを兼ねることができ、D/A出力電圧端子
未使用時の低消費電力化を図ることができかつ通常動作
時に安定な基準電圧を供給することができると同時に、
制御用ICのポート数を抑えることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のD/Aコンバータの回路
図である。
【図2】図1中のデコード回路2の回路図である。
【図3】図1のD/AコンバータのD/A出力時のタイ
ミングチャートである。
【図4】図1のD/Aコンバータのスタンバイモード時
のタイミングチャートである。
【図5】従来の代表的なD/Aコンバータの回路図であ
る。
【図6】図5のD/Aコンバータにおけるバイナリデー
タとR−2Rラダー回路の抵抗に流れる電流の関係を示
す図である。
【図7】スタンバイ機能付バッファアンプを有するD/
Aコンバタの回路図である。
【図8】外部電源から分割抵抗により基準電圧を得る場
合のブロック図である。
【図9】図8における基準電圧端子の基準電圧とR−2
Rラダー回路に流れる電流の関係を示す図である。
【符号の説明】
11〜R1n-1,R21〜R2n+1 抵抗 SW1 〜SWn スイッチ BD バイナリデータ CLK クロック入力信号 VrefU 正基準電圧 VrefL 負基準電圧 Load 入力確定信号 Vout D/A出力電圧 1 バッファアンプ STBY 外部スタンバイ信号 STBYIN 内部スタンバイ信号 2 デコード回路 3 ラッチ回路 4 シフトレジスタ 5 n進カウンタ 6 NORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R−2Rラダー回路と、正基準電圧端子
    と、負基準電圧端子と、バイナリデータ入力端子と、D
    /A出力端子と、前記正基準電圧端子と前記R−2Rラ
    ダー回路の間に設けられたスタンバイ機能付バッファア
    ンプとを有するD/Aコンバータにおいて、 バイナリデータをデコードし、スタンバイモードか通常
    のD/Aデータ出力モードかを判定するデコード回路
    と、 前記判定結果をラッチし、前記スタンバイ機能付バッフ
    ァを前記判定結果に応じてスタンバイ状態または動作さ
    せるラッチ回路を有することを特徴とするD/Aコンバ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記デコード回路は、バイナリデータを
    入力し、前記スタンバイモードのときバイナリデータを
    1ビットだけ入力するnビットのシフトレジスタと、ク
    ロック信号を入力するn進カウンタと、前記n進カウン
    タのN個(2 N-1<n≦2N)のカウントデータを入力
    し、前記シフトレジスタにバイナリデータが1ビットだ
    け入力されたときスタンバイモードを示し、それ以外の
    とき通常のD/Aデータ出力モードを示す判定信号を出
    力するゲート回路を有する、請求項1記載のD/Aコン
    バータ。
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