JPH1168281A - 回路基板 - Google Patents

回路基板

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JPH1168281A
JPH1168281A JP23901697A JP23901697A JPH1168281A JP H1168281 A JPH1168281 A JP H1168281A JP 23901697 A JP23901697 A JP 23901697A JP 23901697 A JP23901697 A JP 23901697A JP H1168281 A JPH1168281 A JP H1168281A
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建夫 中島
Kazuo Arisue
一夫 有末
Yoshinori Sakai
良典 酒井
Hiroyuki Uchiyama
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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    • H05K3/3452Solder masks

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装する電子部品の間隔を最小限にとどめて
高密度な実装ができ、直接不要な設備や材料を用いるこ
となく、電子部品の実装時の傾きを防止することのでき
る回路基板を提供する。 【解決手段】 電子部品の端子が突出する側の電子部品
挿入孔周辺部に、前記電子部品挿入孔と連通するほぼ同
径の孔を有する導電材を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の電源回
路を構成する回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器は機能向上、小型化、軽
量化に伴い電子部品実装の高密度が求められている。ま
た、品質、信頼性の面から実装後の電子部品は整列し、
電子部品同士接触してはならない。以下図面を参照しな
がら、従来の電子部品の倒れを防ぐ構成について説明す
る。図12から図14は、それぞれ異なる従来例を示す
回路基板の要部拡大断面図であり、図中1は回路基板の
絶縁体、2は回路基板の導体、3は半田レジスト、4は
電子部品の挿入孔、5は挿入した電子部品を示してい
る。図12に示す従来例は、電子部品5を挿入実装後に
電子部品5の端子を曲げたもので、6は折り曲げた端子
ある。このように電子部品5の端子を曲げることによ
り、電子部品5の底面と曲げた端子6とで回路基板に電
子部品5が固定される。図13に示す従来例は、電子部
品5の実装される位置に、支えピン7を設けたものであ
る。このように電子部品5は、支えピン7で支えられる
ために倒れることはない。図14に示す従来例は、あら
かじめ、くの字に曲げた端子8を挿入することで電子部
品5の倒れを防ぐものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図12に
示す従来の構成では、電子部品5のリード端子を曲げる
スペースを回路基板に確保しなければならない。また、
端子を曲げる設備と工数が必要となってしまうという課
題を有している。また、図13に示す従来の構成では、
支えピン7の材料費と支えピン7を取り付けるスペース
を回路基板に確保しなければならないという課題を有し
ている。また、図14に示す従来の構成では、各電子部
品5の端子に、くの字の加工を施さねばならないという
課題を有している。
【0004】そこで、本発明は、実装する電子部品の間
隔を最小限にとどめて高密度な実装ができ、直接不要な
設備や材料を用いることなく、電子部品の実装時の傾き
を防止することのできる回路基板を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
回路基板は、電子部品の端子が突出する側の電子部品挿
入孔周辺部に、前記電子部品挿入孔と連通するほぼ同径
の孔を有する導電材を設けたことを特徴とする。請求項
2記載の本発明の回路基板は、請求項1に記載の回路基
板において、前記電子部品挿入孔周辺部に貫通孔を設け
たことを特徴とする。請求項3記載の本発明の回路基板
は、電子部品の端子が突出する側の電子部品挿入孔周辺
部に、前記電子部品挿入孔を塞ぐようにペースト状導電
材を設けたことを特徴とする。請求項4記載の本発明の
回路基板は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
回路基板において、前記導電材の厚さを回路基板の厚さ
以上としたことを特徴とする。請求項5記載の本発明の
回路基板は、電子部品挿入側の電子部品挿入位置に、電
子部品を回路基板に接着するための接着材を設けたこと
を特徴とする。請求項6記載の本発明の回路基板は、請
求項5に記載の回路基板において、前記接着材を粘着層
と粘着層取付用台座とから構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る回路基板は、電子部品の端子が突出する側の電子部品
挿入孔周辺部に、電子部品挿入孔と連通するほぼ同径の
孔を有する導電材を設けることにより、電子部品の端子
が導電材の孔によって支えられる状態となる。従って、
電子部品の傾きを防止することができる。本発明の第2
の実施の形態における回路基板は、このような導電材を
設ける場合に、電子部品挿入孔周辺部に貫通孔を設けた
ものである。このような貫通穴をあらかじめ設けておく
ことで、導電材を半田付けによって設けるときに生じる
ガスを逃がすことができ、半田ぬれ不良の発生を防ぐこ
とができる。本発明の第3の実施の形態における回路基
板は、電子部品の端子が突出する側の電子部品挿入孔周
辺部に、前記電子部品挿入孔を塞ぐようにペースト状導
電材を設けることにより、電子部品の端子がこのペース
ト状導電材によって支えられる状態となる。従って、電
子部品の傾きを防止することができる。本発明の第4の
実施の形態における回路基板は、導電材を設ける場合
に、これらの導電材の厚さを回路基板の厚さ以上とする
ことにより、電子部品の端子をより確実に保持すること
ができ、電子部品の傾きを最小限にとどめることができ
る。 本発明の第5の実施の形態における回路基板は、
電子部品挿入側の電子部品挿入位置に、電子部品を回路
基板に接着するための接着材を設けることにより、電子
部品を回路基板に傾くことなく固定することができる。
このとき、接着材は電子部品の挿入位置に設けるため
に、接着材を設けるためのスペースを回路基板上に別途
設ける必要もない。本発明の第6の実施の形態における
回路基板は、接着材を粘着層と粘着層取付用台座とから
構成することによって、電子部品をより確実に回路基板
に固定することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例の回路基板について、
図面を参照しながら説明する。図1から図3は、本発明
の第1の実施例における回路基板を示すもので、図1は
同回路基板の要部拡大断面図、図2は同回路基板に電子
部品を挿入した状態を示す要部拡大断面図、図3は2つ
の近接した電子部品挿入孔に電子部品を挿入した状態を
示す要部拡大断面図である。図において、11は回路基
板の絶縁体、12は回路基板の導体、13は半田レジス
ト、14は電子部品挿入孔、15は電子部品の接続材料
として用いられる半田材等の導電材、16は電子部品挿
入孔14と連通するほぼ同径の孔、17は端子を有する
電子部品である。なお、孔16は、電子部品挿入孔14
と完全に同径である必要はないが、電子部品挿入孔14
より小さいと端子挿入時に障害となることもあるため
に、できれば電子部品挿入孔14以上の大きさが好まし
い。ただしこの孔14の径が大きくなるに従い、電子部
品17の傾き防止機能は低下するために可能な限り小さ
い方が好ましい。また、導電材15の厚さは、回路基板
の厚さ以上とすることが電子部品17の傾きを効果的に
防止する上で好ましい。
【0008】図2に示すように、挿入後の電子部品17
は、その底面が回路基板面と接触するとともに、その端
子が孔16の内壁によって支えられるため、電子部品1
7の傾きを最小限に押さえることができる。また、図3
に示すように、回路基板上に電子部品17を隣接して設
けた場合にも電子部品の傾きによる接触を防止すること
ができる。
【0009】図4及び図5は、本発明の第2の実施例に
おける回路基板を示すもので、図4は同回路基板の要部
拡大断面図、図5は同回路基板に電子部品を挿入した状
態を示す要部拡大断面図である。なお、第1の実施例と
同一の機能を有する部材には、同一符号を付して説明を
省略する。また以下の実施例の説明においても同様とす
る。図において、18は電子部品の接続材料として用い
られる半田ペースト材等のペースト状導電材である。図
5に示すように、挿入後の電子部品17は、その底面が
回路基板面と、端子がペースト状導電材18に支えられ
るために倒れない。
【0010】図6及び図7は本発明の第3の実施例にお
ける回路基板を示すもので、図6は同回路基板に電子部
品を挿入した状態を示す正面の要部拡大断面図、図7は
同側面の要部拡大断面図である。図において、19は粘
着層取付用台座、20は粘着層である。この粘着層取付
用台座19と粘着層20によって接着材が構成される。
なお、粘着層20は粘着剤の他接着剤であってもよい。
また、粘着層取付用台座19及び粘着層20は、絶縁体
11と同時に形成してもよい。図に示すように、電子部
品17は、その底面において粘着層20によって回路基
板面に固定されるために倒れない。
【0011】図8及び図9は本発明の第4の実施例にお
ける回路基板を示すもので、図8は同回路基板に電子部
品を挿入した状態を示す正面の要部拡大断面図、図9は
同側面の要部拡大断面図である。図において、21は接
着剤である。なお、接着剤21は粘着剤であってもよ
い。本実施例は、接着剤21だけによって接着材とした
ものである。図に示すように、回路基板に予め備えた接
着剤21により、電子部品17は、その底面において接
着剤21によって回路基板面に固定されるために倒れな
い。
【0012】図10及び図11は、本発明の第5の実施
例における回路基板を示すもので、図10は同回路基板
の要部拡大断面図、図11は同回路基板に電子部品を挿
入した状態を示す要部拡大断面図である。図において、
22は貫通孔(ガス抜き孔)である。本実施例は、この
貫通孔22により半田付け時に生じるガスを逃がして、
半田に気泡が溜まることを防ぐ。従って、半田ぬれ不良
が起こらず品質の良い半田付けができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、回路基板に電子
部品端子の折り曲げ用のスペースや、専用の倒れ防止ピ
ンを立てるスペースの確保をしたり、予め電子部品の端
子を、くの字に曲げ加工する必要等がないので、効率の
良い、高密度な且つ品質の良い電子部品実装が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における回路基板の要部
拡大断面図
【図2】同回路基板に電子部品を挿入した状態を示す要
部拡大断面図
【図3】同回路基板の2つの近接した電子部品挿入孔に
電子部品を挿入した状態を示す要部拡大断面図
【図4】本発明の第2の実施例における回路基板の要部
拡大断面図
【図5】同回路基板に電子部品を挿入した状態を示す要
部拡大断面図
【図6】本発明の第3の実施例における回路基板に電子
部品を挿入した状態を示す正面の要部拡大断面図
【図7】同回路基板の側面の要部拡大断面図
【図8】本発明の第4の実施例における回路基板に電子
部品を挿入した状態を示す正面の要部拡大断面図
【図9】同回路基板の側面の要部拡大断面図
【図10】本発明の第5の実施例における回路基板の要
部拡大断面図
【図11】同回路基板に電子部品を挿入した状態を示す
要部拡大断面図
【図12】従来例を示す回路基板の要部拡大断面図
【図13】さらに異なる従来例を示す回路基板の要部拡
大断面図
【図14】さらに異なる従来例を示す回路基板の要部拡
大断面図
【符号の説明】 11 回路基板の絶縁体 12 回路基板の導体 13 半田レジスト 14 電子部品挿入孔 15 半田材(導電材) 16 孔 17 電子部品 18 半田ペースト材(ペースト状導電材) 19 粘着層取付用台座 20 接着剤 21 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の端子が突出する側の電子部品
    挿入孔周辺部に、前記電子部品挿入孔と連通するほぼ同
    径の孔を有する導電材を設けたことを特徴とする回路基
    板。
  2. 【請求項2】 前記電子部品挿入孔周辺部に貫通孔を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
  3. 【請求項3】 電子部品の端子が突出する側の電子部品
    挿入孔周辺部に、前記電子部品挿入孔を塞ぐようにペー
    スト状導電材を設けたことを特徴とする回路基板。
  4. 【請求項4】前記導電材の厚さを回路基板の厚さ以上と
    したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の回路基板。
  5. 【請求項5】 電子部品挿入側の電子部品挿入位置に、
    電子部品を回路基板に接着するための接着材を設けたこ
    とを特徴とする回路基板。
  6. 【請求項6】 前記接着材を粘着層と粘着層取付用台座
    とから構成したことを特徴とする請求項5に記載の回路
    基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012038740A (ja) * 2007-01-30 2012-02-23 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置
WO2020166000A1 (ja) * 2019-02-14 2020-08-20 株式会社日立産機システム 電力変換装置

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JP2012038740A (ja) * 2007-01-30 2012-02-23 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置
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JPWO2020166000A1 (ja) * 2019-02-14 2021-12-23 株式会社日立産機システム 電力変換装置

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