JPH1167598A - チップ形コンデンサ - Google Patents
チップ形コンデンサInfo
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- JPH1167598A JPH1167598A JP24462497A JP24462497A JPH1167598A JP H1167598 A JPH1167598 A JP H1167598A JP 24462497 A JP24462497 A JP 24462497A JP 24462497 A JP24462497 A JP 24462497A JP H1167598 A JPH1167598 A JP H1167598A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
配線基板への実装強度を十分に得ることのできるチップ
形コンデンサを得る。 【解決手段】 コンデンサ本体11の外形に適合した収
容空間を有する外装枠17に、コンデンサ本体11を収
容する。コンデンサ本体11の一端面から導出したリー
ド線15を、外装枠17の開口端面17b及び底面17
aに沿って折り曲げる。底面17aの一部分を欠切して
底面に傾斜して交わる傾斜面23を形成する。底面17
aと傾斜面23とに亘って半田付け可能な熱硬化性ペー
スト25を連続して塗布する。傾斜面23は、例えば、
底面17aと、リード線15を沿わした開口端面の反対
側の開口端面17aとの交わる角部の両端を欠切して形
成することができる。
Description
への表面実装に適するチップ形コンデンサに関するもの
である。
の表面実装は、例えばコンデンサ本体を外装枠内に収容
してチップ化し、コンデンサ本体の端面から導出したリ
ード線を外装枠の外面に沿って折り曲げ、このリード線
を印刷配線基板の導体に半田付けすることにより行って
いた。ところが、このようなチップ形コンデンサでは、
リード線が外装枠の一端側のみに配設されるため、半田
熱、或いは振動、衝撃により外装枠の他端側が印刷配線
基板から浮き上がってしまうことがあった。
デンサの一つに、例えば図6に示すようにコンデンサ本
体1の外形に適合した収容空間を有する外装枠3にコン
デンサ本体1を収容し、コンデンサ本体1の端面から導
出したリード線5を外装枠3の開口端面及び底面に沿っ
て折り曲げるとともに、リード線5と当接しない底面の
一部に半田付け可能な熱硬化性ペースト7を塗布したも
のがある。
線5と熱硬化性ペースト7とを印刷配線基板の導体に半
田付けすることにより、熱硬化性ペースト7が補助端子
となり、外装枠3の両端を印刷配線基板に固定できるの
で、半田熱、振動、衝撃による外装枠他端側の印刷配線
基板からの浮き上がりを防止することができた。
た従来のチップ形コンデンサでは、熱硬化性ペースト7
を補助端子とし、外装枠3の両端を印刷配線基板に固定
するので、リード線5のみを固定した場合に比べれば実
装強度は向上するものの、リード線5と熱硬化性ペース
ト7とを外装枠3の底面のみに配設するため、外装枠3
を同一平面のみでしか印刷配線基板に固定できず、例え
ば重量の大きい比較的大型のチップ形コンデンサを固定
する場合には固定強度を高める上で構造的に限界があ
り、十分な実装強度を得ることができなかった。また、
印刷配線基板への係止手段(外装枠に一体成形した弾性
係止片など)や螺合手段などを用いれば、固定強度は向
上するものの、構造が複雑になり、部品点数も増えて、
コストを増大させてしまう欠点があった。
で、簡素な構造で部品点数も増やさず、且つ印刷配線基
板への実装強度を十分に得ることのできるチップ形コン
デンサを提供し、表面実装構造の信頼性を向上させるこ
とを目的とする。
の本発明に係るチップ形コンデンサの構成は、コンデン
サ本体の外形に適合した収容空間を有する外装枠に前記
コンデンサ本体を収容し、前記コンデンサ本体の一端面
から導出したリード線を前記外装枠の開口端面及び底面
に沿って折り曲げるとともに、前記リード線と当接しな
い領域において前記底面の一部分を欠切して前記底面に
傾斜して交わる傾斜面を形成し、前記底面と該傾斜面と
に亘って半田付け可能な熱硬化性導電ペーストを連続し
て塗布したことを特徴とするものである。
わした前記開口端面と反対側の開口端面に近い側の底面
端部の両側の角部を欠切して形成することができる。
した前記開口端面と反対側の開口端面に近い側の底面端
部において両側の角部以外の一部分を欠切して形成する
ものであってもよい。
は、外装枠の底面に傾斜面が形成され、底面とこの傾斜
面に亘って熱硬化性ペーストが塗布され、実装時に、熱
硬化性ペーストに付着した溶融半田が表面張力により傾
斜面に這い上がり、外装枠と半田との接着面積が増大す
るとともに、底面以外の面を介しても外装枠が固定され
ことになる。傾斜面に沿って這い上がった半田が突起状
となり、この突起に外装枠が当接することで、外装枠の
実装面方向の移動が構造的に阻止される。
成したチップ形コンデンサでは、一対の突起状の半田が
印刷配線基板から突出するので、この半田の間で外装枠
が挟まれて配置されることになる。
を形成したチップ形コンデンサでは、外装枠の側面より
半田が突出しなくなる。
デンサの好適な実施形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
形コンデンサを底面の一端側から視た斜視図、図2は図
1のチップ形コンデンサを底面の他端側から視た斜視図
である。
と電解紙とを巻回して形成したコンデンサ素子を、アル
ミニウムなどからなる有底筒状のハウジングに収容して
形成し、ハウジング開口端を封口体13で密封するとと
もに、コンデンサ素子に接続したリード線15を封口体
13に貫通させて外部へ導出している。
本体11の外形に適合した円筒状の収容空間を有する外
装枠17に収容する。外装枠17は、耐熱性に優れた材
質を用いることが望ましく、例えば耐熱性に優れたエポ
キシ、フェノール、ポリイミドなどの耐熱性合成樹脂、
セラミック材などが好適となる。
の一部を覆う突出部19を設けてあり、突出部19は外
装枠17の収容空間に収容したコンデンサ本体11の端
面と当接する。コンデンサ本体11の端面から導出され
たリード線15は、外装枠17の開口端面(この例で
は、突出部19の端面)及び底面17aに沿って折り曲
げられ、外装枠17の底面17aに形成した溝部21に
収容される。従って、コンデンサ本体11は、突出部1
9と、折り曲げられたリード線15とによって外装枠1
7内に固定される。
ンサ本体11を用いているため、外装枠17の収容空間
を同形状の円筒形状に形成してあるが、非円筒状のコン
デンサ本体11を用いる場合には、その形状に適合した
収容空間を有する外装枠を用いることになる。
を欠切して、底面17aに傾斜して交わる傾斜面23を
形成してある。この実施形態では、リード線15を沿わ
した開口端面の反対側の開口端面17b側の底面部分の
両側の角部を欠切して傾斜面23、23を形成してあ
る。この傾斜面23、23には、底面17aの一部分と
に亘って熱硬化性ペースト25を連続して塗布してあ
る。
金属、例えば、錫、鉛、亜鉛、ニッケル、鉄、銅などの
金属粉、又はこれらの混合粉、或いはこれらの合金から
なる金属粉を、合成樹脂に混入して生成する。金属粉を
混入する合成樹脂としては、耐熱性に優れた熱硬化性の
合成樹脂、例えばエポキシ、フェノール、ポリイミド、
ポリアミドイミドなどが好ましい。
作用を図3に基づき説明する。図3は印刷配線基板に表
面実装した第一実施形態のチップ形コンデンサの図であ
り(A)は正面視(B)は(A)のa−a矢視である。
の底面17aに、コンデンサ本体11から導出されたリ
ード線15と、傾斜面23、23へ連続する熱硬化性ペ
ースト25とが配置される。このチップ形コンデンサ2
7を印刷配線基板29に実装すると、不図示の部分でリ
ード線15が印刷配線基板29の導体に半田固定される
とともに、熱硬化性ペースト25が印刷配線基板29の
導体に半田固定され、外装枠17が両端で印刷配線基板
29に固定されることとなる。
融半田33は、傾斜面23、23に塗布した熱硬化性ペ
ースト25に沿って表面張力により這い上がり硬化す
る。従って、硬化した半田33は、印刷配線基板29か
ら一対の突起状となって突出し、外装枠17の傾斜面2
3、23を挟んだ状態で印刷配線基板29へ固着する。
これにより、外装枠17は、半田33との接着面積が増
大するとともに、底面17a以外の面を介しても固定さ
れ、印刷配線基板29への密着性が良好となる。そし
て、外装枠17は、半田33の接着力のみならず、印刷
配線基板29から突出した突起状の半田33に傾斜面2
3、23が当接して、印刷配線基板29と平行な方向へ
の移動が構造的にも阻止されるので、振動、衝撃に対す
る強度も高まることになる。また、他部品を必要としな
いので、簡素な構造で実装強度が高められる。
ンサ27では、開口端面17bと底面17aとの交わる
角部の両端を欠切して傾斜面23、23を形成したの
で、一対の突起状の半田33が印刷配線基板29から突
出することになり、この半田33の間で外装枠17を挟
むことで高い固定力が得られることになる。
第二実施形態を図4に基づき説明する。図4は本発明に
係るチップ形コンデンサの第二実施形態を底面の一端側
から視た斜視図である。なお、図1、図2に示した部材
と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省
略するものとする。
切して、底面41aに傾斜して交わる傾斜面43を形成
してある。この実施形態では、リード線15を沿わした
開口端面の反対側の開口端面41b側の底面部分の両側
端以外の一部分、例えば中央部分、を欠切して傾斜面4
3を形成してある。この傾斜面43には、底面41aの
一部分とに亘って熱硬化性ペースト25を連続して塗布
してある。他の構成は、上述のチップ形コンデンサ27
と同様である。
作用を図5に基づき説明する。図5は印刷配線基板に表
面実装した第二実施形態のチップ形コンデンサの図であ
り(A)は正面視(B)は(A)のb−b矢視である。
7では、外装枠41の底面41aに、コンデンサ本体1
1から導出されたリード線15と、傾斜面43へ連続す
る熱硬化性ペースト25とが配置される。チップ形コン
デンサ47を印刷配線基板29に実装すると、不図示の
部分でリード線15が印刷配線基板29の導体に半田固
定されるとともに、熱硬化性ペースト25が印刷配線基
板29の導体に半田固定され、外装枠41が両端で印刷
配線基板29に固定されることとなる。
融半田33は、傾斜面43に塗布した熱硬化性ペースト
25に沿って表面張力により這い上がり硬化する。従っ
て、硬化した半田33は、印刷配線基板29から突起状
となって突出し、外装枠41を印刷配線基板29へ固定
する。これにより、外装枠41は、半田33との接着面
積が増大するとともに、底面41a以外の面を介しても
固定され、印刷配線基板29への密着性が良好となる。
また、外装枠41は、半田33の接着力のみならず、印
刷配線基板29から突出した突起状の半田33に傾斜面
43が当接して、印刷配線基板29と平行な方向への移
動が構造的に阻止されるので、振動、衝撃に対する強度
も高まる。
ンサ47では、開口端面41b側の底面部分の両側端以
外の一部分を欠切して傾斜面43を形成したので、第一
実施形態に比べて使用半田量を少なくできるとともに、
外装枠41の側面より外側に補助端子としての半田33
が突出することがなく、印刷配線基板29の実装密度を
低下させる心配がない。
るチップ形コンデンサによれば、外装枠の底面に交わる
傾斜面を形成し、底面とこの傾斜面に亘って熱硬化性ペ
ーストを塗布したので、実装時に、熱硬化性ペーストに
付着した溶融半田を表面張力により傾斜面に這い上がら
せて硬化させることができる。この結果、外装枠と半田
との接着面積を増大させることができるとともに、底面
以外の面を介しても外装枠を固定でき、印刷配線基板へ
の密着性を向上させて、実装強度を高めることができ
る。また、他部品を必要としないので、簡素な構造で且
つ安価に実装強度を高めることができる。
成したチップ形コンデンサによれば、一対の突起状の半
田が印刷配線基板から突出するので、この半田の間で外
装枠を挟むことで高い固定力を得ることができる。
斜面を形成したチップ形コンデンサによれば、外装枠の
側面より半田が突出しないので、印刷配線基板の実装密
度を低下させることがない。
サを底面の一端側から視た斜視図である。
サを底面の他端側から視た斜視図である。
ップ形コンデンサの説明図であり(A)は正面視(B)
は(A)のa−a矢視である。
サを底面の一端側から視た斜視図である。
ップ形コンデンサの説明図であり(A)は正面視(B)
は(A)のb−b矢視である。
視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 コンデンサ本体の外形に適合した収容空
間を有する外装枠に前記コンデンサ本体を収容し、前記
コンデンサ本体の一端面から導出したリード線を前記外
装枠の開口端面及び底面に沿って折り曲げるとともに、
前記リード線と当接しない領域において前記底面の一部
分を欠切して前記底面に傾斜して交わる傾斜面を形成
し、前記底面と該傾斜面とに亘って半田付け可能な熱硬
化性導電ペーストを連続して塗布したことを特徴とする
チップ形コンデンサ。 - 【請求項2】 前記傾斜面は、 前記リード線を沿わした前記開口端面と反対側の開口端
面に近い側の底面端部の両側の角部を欠切して形成した
ことを特徴とする請求項1記載のチップ形コンデンサ。 - 【請求項3】 前記傾斜面は、 前記リード線を沿わした前記開口端面と反対側の開口端
面に近い側の底面端部において両側の角部以外の一部分
を欠切して形成したことを特徴とする請求項1記載のチ
ップ形コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24462497A JP3903544B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | チップ形コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24462497A JP3903544B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | チップ形コンデンサ |
Publications (2)
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---|---|
JPH1167598A true JPH1167598A (ja) | 1999-03-09 |
JP3903544B2 JP3903544B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24462497A Expired - Fee Related JP3903544B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | チップ形コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3903544B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP24462497A patent/JP3903544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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