JPH1167586A - チップ型ネットワーク電子部品 - Google Patents

チップ型ネットワーク電子部品

Info

Publication number
JPH1167586A
JPH1167586A JP9218640A JP21864097A JPH1167586A JP H1167586 A JPH1167586 A JP H1167586A JP 9218640 A JP9218640 A JP 9218640A JP 21864097 A JP21864097 A JP 21864097A JP H1167586 A JPH1167586 A JP H1167586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
chip
electronic component
external electrodes
type network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9218640A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ishiyama
正之 石山
Masaichi Nakajima
政一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP9218640A priority Critical patent/JPH1167586A/ja
Publication of JPH1167586A publication Critical patent/JPH1167586A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークの発生を低減できるチップ型ネ
ットワーク電子部品を提供する。 【解決手段】 2つのコンデンサを直列接続した接続部
を共通端子とすると共に両端を信号端子とする3端子回
路を2組備えた略直方体形状のチップ型ネットワーク電
子部品を構成する際に、各3端子回路の外部電極(27a,2
7b.27c)(27d,27e,27f)を、3端子回路毎に素体26の異な
る側面に形成すると共に、各3端子回路の共通端子とな
る外部電極27b,27eは、他の2つの信号端子となる外部
電極27a,27b,27d,27fの間に形成する。これにより、異
なる3端子回路の外部電極間の間隔を大きく設定でき、
これら異なる3端子回路の外部電極間に生じる浮遊容量
が低減される。さらに、3端子回路の共通端子となる外
部電極27b,27eが他の2つの信号端子となる外部電極の
間に形成されているため、該2つの信号端子間の間隔を
大きく設定でき、これらの信号端子間に生じる浮遊容量
が低減され、これらの浮遊容量によって生じる異なる信
号間のクロストークを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ、抵抗
器、インダクタ等の回路素子を複数個一体形成したチッ
プ型ネットワーク電子部品に関し、特にクロストークの
低減を図ったチップ型ネットワーク電子部品に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路の小型化及び集積化が進
み、これに伴い個々の電子部品の複合化やアレイ化を施
したチップ型ネットワーク電子部品の需要が高まってい
る。この様な電子部品は、3.2×1.6×0.8(mm)程度の大
きさの素体内に複数の回路素子、例えば、コンデンサ、
抵抗器、インダクタ等を一体形成し、この素体の表面に
外部電極を形成して構成されている。
【0003】これにより、チップ型ネットワーク電子部
品を1個用いることにより、複数の回路素子を使用する
ことができるので、回路の小型化、及び部品実装密度の
向上を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなチップ型ネットワーク電子部品を用いた場合、
個々の回路素子にはそれぞれ異なる信号が印加される
が、隣り合う外部電極間の間隔が非常に狭いため、それ
ぞれの信号間にクロストーク(混信)を生じることがあ
った。
【0005】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、クロ
ストークの発生を低減できるチップ型ネットワーク電子
部品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、2つの回路素子を直列接続
し、該2つの回路素子の接続部を共通端子とすると共に
両端を信号端子とする3端子回路を少なくとも2組備
え、該2組の3端子回路を一体に形成した略直方体形状
の素体と、該素体の外面に前記3端子回路の各端子に導
電接続して形成された少なくとも6つの外部電極とから
なるチップ型ネットワーク電子部品であって、各3端子
回路の外部電極は、3端子回路毎に前記素体の異なる側
面に形成されると共に、前記3端子回路の共通端子とな
る外部電極は、他の2つの信号端子となる外部電極の間
に形成されているチップ型ネットワーク電子部品を提案
する。
【0007】該チップ型ネットワーク電子部品によれ
ば、各3端子回路の外部電極が、3端子回路毎に素体の
異なる側面に形成されるため、異なる3端子回路の外部
電極間の間隔を大きく設定でき、これら異なる3端子回
路の外部電極間に生じる浮遊容量が低減される。さら
に、前記3端子回路の共通端子となる外部電極が他の2
つの信号端子となる外部電極の間に形成されているた
め、該2つの信号端子間の間隔を大きく設定でき、これ
らの信号端子間に生じる浮遊容量が低減される。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載のチッ
プ型ネットワーク電子部品において、前記素体内には2
組の3端子回路を備え、前記素体の一の面に一方の3端
子回路の外部電極が形成されると共に、該面に対向する
面に他方の3端子回路の外部電極が形成されているチッ
プ型ネットワーク電子部品を提案する。
【0009】該チップ型ネットワーク電子部品によれ
ば、素体内に備わるのは2組の3端子回路であり、且つ
一方の3端子回路の外部電極が形成された素体側面に対
向する側面に他方の3端子回路の外部電極が形成されて
いるため、該2組の3端子回路の外部電極の間隔は最も
大きくなり、これら異なる3端子回路の外部電極間に生
じる浮遊容量が低減される。
【0010】また、請求項3では、請求項1又は2記載
のチップ型ネットワーク電子部品において、前記素体
は、前記回路素子を構成する導体パターンからなる導体
層と、絶縁体層とを積層してなり、前記各組の3端子回
路を構成する導体パターンは異なる層に配置されている
チップ型ネットワーク電子部品を提案する。
【0011】該チップ型ネットワーク電子部品によれ
ば、各組の3端子回路を構成する導体パターンが異なる
層に配置されているため、異なる3端子回路の間隔を大
きく設定でき、これら異なる3端子回路の間に生じる浮
遊容量が低減される。
【0012】また、請求項4では、請求項1乃至3の何
れかに記載のチップ型ネットワーク電子部品において、
前記各組の3端子回路の共通端子は、前記素体内で導電
接続されているチップ型ネットワーク電子部品を提案す
る。
【0013】該チップ型ネットワーク電子部品によれ
ば、各組の3端子回路の共通端子が素体内で導電接続さ
れる。
【0014】また、請求項5では、請求項1乃至4の何
れかに記載のチップ型ネットワーク電子部品において、
前記回路素子の全てがコンデンサであるチップ型ネット
ワーク電子部品を提案する。
【0015】該チップ型ネットワーク電子部品によれ
ば、素体内の全ての回路素子としてコンデンサが形成さ
れている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施形態のチップ型ネット
ワーク電子部品を示す外観斜視図、図2は要部分解斜視
図、図3は平面図、図4は図3のA−A線矢視方向断面
図であり、本構成は4つの回路素子の全てをコンデンサ
としたものである。図において、20は内部に積層型コ
ンデンサが4つ形成されているチップ型ネットワーク電
子部品で、上面に4つのL字型内部電極211,212,213,21
4を形成した誘電体層21、上面に2つのT字型内部電
極221,222を形成した誘電体層22、上面に4つのL字
型内部電極231,232,233,234を形成した誘電体層23、
上面に2つのT字型内部電極241,242を形成した誘電体
層24及び上面に内部電極を形成していない誘電体層2
5を複数積層してなる素体26と、素体26の対向する
2つの側面において露出した内部電極を接続している6
つの外部電極27a〜27fとから構成されている。
【0017】これにより、図5に示すような配置で、素
体26内部に4つの積層コンデンサ20a,20b,2
0c,20dが形成され、積層コンデンサ20a,20
bが直列に接続されると共に、積層コンデンサ20c,
20dが直列に接続され、2組の3端子回路が構成され
ている。即ち、コンデンサ20aは内部電極211,221,23
1,241によって2つの外部電極27a,27b間に形成
され、コンデンサ20bは内部電極212,221,232,241に
よって2つの外部電極27b,27c間に形成されてい
る。また、コンデンサ20cは内部電極213,222,233,24
2によって2つの外部電極27d,27e間に形成さ
れ、コンデンサ20dは内部電極214,222,234,242によ
って2つの外部電極27e,27f間に形成されてい
る。
【0018】さらに、積層コンデンサ20a,20bに
よって構成される一方の3端子回路の共通端子となる外
部電極27bは2つの信号端子となる外部電極27a,
27cの間に形成され、積層コンデンサ20c,20d
によって構成される他方の3端子回路の共通端子となる
外部電極27eは2つの信号端子となる外部電極27
d,27fの間に形成されている。
【0019】誘電体層21〜25のそれぞれは矩形をな
したシート状のセラミック焼結体からなり、セラミック
焼結体は、例えばチタン酸マグネシウム等を主成分とす
る誘電体磁器材料から形成されている。
【0020】各内部電極は金属ペーストを焼結させた金
属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばPdや
Ag−Pdのような貴金属材料を主成分とするものが使
用され、金属含有量は主に40重量%〜80重量%が用
いられている。
【0021】外部電極27a〜27fも内部電極と同様
の材料により形成され、表面には半田濡れ性をよくする
ために半田メッキが施されている。
【0022】前述のコンデンサアレイは次のようにして
製造した。まず、誘電体の原料粉末に有機バインダーを
15重量%添加し、さらに水を50重量%加え、これら
をボールミルに入れて十分に混合し、誘電体磁器原料の
スラリーを作成した。
【0023】次に、このスラリーを真空脱泡器に入れて
脱泡した後、リバースロールコーターに入れ、ポリエス
テルフィルム上にこのスラリーからなる薄膜を形成し、
この薄膜をポリエステルフィルム上で100℃に加熱し
て乾燥させ、これを打ち抜いて、10cm角、厚さ約2
0μmのグリーンシートを得た。
【0024】一方、平均粒径が1.5μmのパラジウム
粉末10gと、エチルセルロース0.9gをブチルカル
ビトール9.1gに溶解させたものとを攪拌器に入れ、
10時間攪拌することにより内部電極22用の導電性ペ
ーストを得た。
【0025】この後、上述した内部電極のパターンを有
する各スクリーンを用いて、上記グリーンシートの片面
にこの導電性ペーストからなる内部電極のパターンを各
々印刷し、これを乾燥させた。
【0026】次に、上記印刷面を上にしてグリーンシー
トを所定の順序で積層し、さらにこの積層物の上下両面
に印刷の施されていないグリーンシートを積層した。次
いで、この積層物を約50℃の温度で厚さ方向に約40
トンの圧力を加えて圧着させた。この後、この積層物を
カッターにより格子状に裁断し、約50個の積層チップ
を得た。
【0027】次に、この積層チップを雰囲気焼成可能な
炉に入れ、大気中で600℃まで加熱して、有機バイン
ダーを焼成させ、その後、炉の雰囲気を大気中雰囲気と
し、積層チップの加熱温度を600℃から焼成温度の1
150℃(最高温度)を3時間保持した。この後、10
0℃/hrの速度で600℃まで降温し、室温まで冷却
して、焼結チップを得た。
【0028】次いで、焼結チップの端面において内部電
極が露出する部分に銀とガラスフリットとビヒクルから
なる導電性ペーストを塗布して乾燥させ、これを大気中
で800℃の温度で15分間焼き付け、銀電極層を形成
し、さらにこの上に銅を無電解メッキで被着させ、この
上に電気メッキ法でPb−Sn半田層を設けて、外部電
極27a〜27fを形成した。これによってチップ型ネ
ットワーク電子部品20が得られた。
【0029】前述の構成によれば、各3端子回路の外部
電極27a〜27fが、3端子回路毎に素体26の異な
る側面に形成されるため、異なる3端子回路の外部電極
間の間隔を大きく設定でき、これら異なる3端子回路の
外部電極間に生じる浮遊容量を低減することができるの
で、この浮遊容量によって生じる異なる信号間のクロス
トークを抑制することができる。
【0030】さらに、前記3端子回路の共通端子となる
外部電極27b,27eが他の2つの信号端子となる外
部電極27a,27c,27d,27fの間に形成され
ているため、3端子回路における2つの信号端子間の間
隔を大きく設定でき、これらの信号端子間、即ち外部電
極27a,27c間、及び外部電極27d,27f間の
それぞれに生じる浮遊容量が低減され、この浮遊容量に
よって生じる異なる信号間のクロストークを抑制するこ
とができる。
【0031】尚、ネットワーク電子部品20の使用対象
となる電子回路において、前述した2組の3端子回路の
共通端子に同じ信号或いは同電位を印加する場合には、
図6及び図7に示す第2の実施形態のネットワーク電子
部品20’のように、素体26内部において共通端子間
を導電接続すれば、外部回路での配線を省略することが
できる。この場合、図に示すように、誘電体層22上の
2つの内部電極221,222をその中央部において接続し、
誘電体層24上の2つの内部電極241,242をその中央部
において接続すればよい。
【0032】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。図8は第3の実施形態のチップ型ネットワーク電子
部品20”を示す要部分解斜視図であり、外観斜視図は
前述した第1の実施形態のもの(図1参照)と同一であ
る。図において前述した第1の実施形態と同一構成部分
は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、第
1の実形態と第3の実施形態との相違点は、2組の3端
子回路の積層コンデンサ20a〜20dのそれぞれを構
成する内部電極を、3端子回路毎に異なる層に形成した
ことにある。
【0033】即ち、一方の3端子回路の積層コンデンサ
20a,20bを形成する内部電極211,212,221,231,23
2,241は第1の実施形態と同様に誘電体層21,22,
23,24上に形成されている。また、他方の3端子回
路の積層コンデンサ20c,20dを形成する内部電極
213,214は誘電体層28A上に、内部電極222は誘電体層
28B上に、内部電極233,234は誘電体層28C上に、
内部電極242は誘電体層28D上にそれぞれ形成されて
いる。
【0034】また、外部電極27a〜27fの形成位
置、及びこれらの外部電極と各積層コンデンサの端子関
係は第1の実施形態と同じである。
【0035】前述の構成によれば、第1の実施形態と同
様に、各3端子回路の外部電極27a〜27fが、3端
子回路毎に素体26の異なる側面に形成されるため、異
なる3端子回路の外部電極間の間隔を大きく設定でき、
これら異なる3端子回路の外部電極間に生じる浮遊容量
を低減することができるので、この浮遊容量によって生
じる異なる信号間のクロストークを抑制することができ
る。
【0036】また、前記3端子回路の共通端子となる外
部電極27b,27eが他の2つの信号端子となる外部
電極27a,27c,27d,27fの間に形成されて
いるため、3端子回路における2つの信号端子間の間隔
を大きく設定でき、これらの信号端子間、即ち外部電極
27a,27c間、及び外部電極27d,27f間のそ
れぞれに生じる浮遊容量が低減され、この浮遊容量によ
って生じる異なる信号間のクロストークを抑制すること
ができる。
【0037】さらに、各3端子回路を構成する内部電極
が異なる層に配置されているため、異なる3端子回路の
間隔を大きく設定でき、これら異なる3端子回路の間に
生じる浮遊容量が低減され、この浮遊容量によって生じ
る異なる信号間のクロストークを抑制することができ
る。
【0038】尚、前述した第1乃至第3の実施形態にお
ける構成は一例であり、本願発明がこれらに限定される
ことはない。例えば、第1乃至第3の実施形態では、回
路素子としてコンデンサを用いたが、抵抗器、インダク
タ、或いはこれらを組み合わせて用いた場合においても
同様の効果を得ることができる。
【0039】また、第1乃至第3の実施形態では、2組
の3端子回路を有するネットワーク電子部品を構成した
が、3組或いは4組の3端子回路を有するものであって
も、各3端子回路の外部電極を3端子回路毎に素体の異
なる側面に形成すると共に、3端子回路の共通端子とな
る外部電極を他の2つの信号端子となる外部電極の間に
形成することにより、前述と同様の効果を得ることがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至5記載のチップ型ネットワーク電子部品によれば、各
3端子回路の外部電極が、3端子回路毎に素体の異なる
側面に形成されるため、異なる3端子回路の外部電極間
の間隔を大きく設定でき、これら異なる3端子回路の外
部電極間に生じる浮遊容量を低減することができるの
で、この浮遊容量によって生じる異なる信号間のクロス
トークを抑制することができる。さらに、前記3端子回
路の共通端子となる外部電極が他の2つの信号端子とな
る外部電極の間に形成されているため、3端子回路にお
ける2つの信号端子間の間隔を大きく設定でき、これら
の外部電極間に生じる浮遊容量が低減され、この浮遊容
量によって生じる異なる信号間のクロストークを抑制す
ることができる。
【0041】また、請求項3によれば、上記の効果に加
えて、各3端子回路を構成する内部電極が異なる層に配
置されているため、異なる3端子回路の間隔を大きく設
定でき、これら異なる3端子回路の間に生じる浮遊容量
が低減され、この浮遊容量によって生じる異なる信号間
のクロストークを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す外観斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す要部分解斜視図
【図3】本発明の第1の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す平面図
【図4】図3のA−A線矢視方向断面図
【図5】本発明の第1の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す回路図
【図6】本発明の第2の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す要部分解斜視図
【図7】本発明の第2の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す回路図
【図8】本発明の第3の実施形態のチップ型ネットワー
ク電子部品を示す要部分解斜視図
【符号の説明】
20,20’,20”…チップ型ネットワーク電子部
品、20a〜20d…積層コンデンサ、21〜25,2
8A〜28D…誘電体層、211〜214,221,222,231〜234,
241,242…内部電極、26…素体、27a〜27f…外
部電極。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの回路素子を直列接続し、該2つの
    回路素子の接続部を共通端子とすると共に両端を信号端
    子とする3端子回路を少なくとも2組備え、該2組の3
    端子回路を一体に形成した略直方体形状の素体と、該素
    体の外面に前記3端子回路の各端子に導電接続して形成
    された少なくとも6つの外部電極とからなるチップ型ネ
    ットワーク電子部品であって、 各3端子回路の外部電極は、3端子回路毎に前記素体の
    異なる側面に形成されると共に、 前記3端子回路の共通端子となる外部電極は、他の2つ
    の信号端子となる外部電極の間に形成されていることを
    特徴とするチップ型ネットワーク電子部品。
  2. 【請求項2】 前記素体内には2組の3端子回路を備
    え、前記素体の一の面に一方の3端子回路の外部電極が
    形成されると共に、該面に対向する面に他方の3端子回
    路の外部電極が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のチップ型ネットワーク電子部品。
  3. 【請求項3】 前記素体は、前記回路素子を構成する導
    体パターンからなる導体層と、絶縁体層とを積層してな
    り、前記各組の3端子回路を構成する導体パターンは異
    なる層に配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のチップ型ネットワーク電子部品。
  4. 【請求項4】 前記各組の3端子回路の共通端子は、前
    記素体内で導電接続されていることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載のチップ型ネットワーク電子部
    品。
  5. 【請求項5】 前記回路素子の全てがコンデンサである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のチッ
    プ型ネットワーク電子部品。
JP9218640A 1997-08-13 1997-08-13 チップ型ネットワーク電子部品 Withdrawn JPH1167586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218640A JPH1167586A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 チップ型ネットワーク電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218640A JPH1167586A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 チップ型ネットワーク電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1167586A true JPH1167586A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16723124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9218640A Withdrawn JPH1167586A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 チップ型ネットワーク電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1167586A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100552A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Murata Mfg Co Ltd 3端子型セラミックコンデンサ
DE10224566A1 (de) * 2002-06-03 2003-12-18 Epcos Ag Elektrisches Vielschichtbauelement
JP2009016613A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Sony Corp コンデンサアレイ
US7675732B2 (en) 2007-03-30 2010-03-09 Tdk Corporation Multilayer capacitor array
JP2010098254A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Tdk Corp 積層コンデンサ
JP2011119482A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Sony Corp 可変容量デバイス
KR101401269B1 (ko) * 2006-12-13 2014-06-19 티디케이가부시기가이샤 관통 콘덴서 어레이
DE102016106425A1 (de) * 2016-04-08 2017-10-12 Hochschule Hannover Übertragungseinrichtung zum Übertragen eines Wechselspannungssignals
KR20190053693A (ko) * 2017-11-10 2019-05-20 삼성전기주식회사 3단자 적층형 커패시터

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100552A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Murata Mfg Co Ltd 3端子型セラミックコンデンサ
JP4682491B2 (ja) * 2001-09-20 2011-05-11 株式会社村田製作所 3端子型セラミックコンデンサ
DE10224566A1 (de) * 2002-06-03 2003-12-18 Epcos Ag Elektrisches Vielschichtbauelement
KR101401269B1 (ko) * 2006-12-13 2014-06-19 티디케이가부시기가이샤 관통 콘덴서 어레이
US7675732B2 (en) 2007-03-30 2010-03-09 Tdk Corporation Multilayer capacitor array
KR101422053B1 (ko) * 2007-03-30 2014-07-23 티디케이가부시기가이샤 적층 콘덴서 어레이
JP2009016613A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Sony Corp コンデンサアレイ
JP2010098254A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Tdk Corp 積層コンデンサ
JP2011119482A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Sony Corp 可変容量デバイス
DE102016106425A1 (de) * 2016-04-08 2017-10-12 Hochschule Hannover Übertragungseinrichtung zum Übertragen eines Wechselspannungssignals
KR20190053693A (ko) * 2017-11-10 2019-05-20 삼성전기주식회사 3단자 적층형 커패시터
US10840024B2 (en) 2017-11-10 2020-11-17 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer capacitor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09260206A (ja) 積層コンデンサ
JPH09266130A (ja) 積層コンデンサ
JPH1167586A (ja) チップ型ネットワーク電子部品
JPH1126291A (ja) チップ型コンデンサアレイ
JPH1167583A (ja) 積層型電子部品
JPH1116776A (ja) コンデンサアレイ
JPH09260196A (ja) 積層コンデンサ
JPH09260192A (ja) 積層コンデンサ
JPH09129477A (ja) 積層コンデンサ
JPH09266131A (ja) 積層電子部品
JPS6221260B2 (ja)
JPH0563928B2 (ja)
JPH09260204A (ja) 積層コンデンサ
JPH1116778A (ja) コンデンサアレイ及びその製造方法
JP3246166B2 (ja) 薄膜コンデンサ
JPH09260194A (ja) 積層電子部品
JPH09260199A (ja) 積層コンデンサ
JPS6092697A (ja) 複合積層セラミツク部品
JPH09260203A (ja) 積層コンデンサ
JPH1126292A (ja) チップ型cr複合アレイ
JPH1116775A (ja) コンデンサアレイ及びその製造方法
JPH1116774A (ja) コンデンサアレイ及びその製造方法
JPH09120930A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JPH09129493A (ja) 積層コンデンサ
JPH09260197A (ja) 積層電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102