JPH1166470A - 訓練可能な送信装置とその使用方法 - Google Patents

訓練可能な送信装置とその使用方法

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JPH1166470A
JPH1166470A JP13194998A JP13194998A JPH1166470A JP H1166470 A JPH1166470 A JP H1166470A JP 13194998 A JP13194998 A JP 13194998A JP 13194998 A JP13194998 A JP 13194998A JP H1166470 A JPH1166470 A JP H1166470A
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JP
Japan
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signal
code
transmitter
carrier frequency
receiver
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JP13194998A
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English (en)
Inventor
Garry L Krouse
エル クロウゼ ギャリイ
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Johnson Controls Technology Co
Original Assignee
Prince Corp USA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単一の訓練可能な送信機が料金支払方法等のシ
ステムとまたすべての料金の支払状況等において適切に
協働するように広く使用できるシステムと方法の提供。 【解決手段】利用システムと方法は、独立した送信機か
ら送信される訓練信号のRF搬送周波数とコードとを学
習するように訓練される訓練可能な送信機を含み、この
場合訓練信号に含まれるコードは、個人に関連する唯一
の個人識別コードである。学習RF搬送周波数と個人識
別コードとを含む訓練可能な送信機から送信されるRF
信号は、受信機によって受信され、この受信機は受信し
た個人識別コードを分析すると共にそれに応答して個人
識別コードで識別される個人に関する特定の使命を実行
する。訓練可能な送信機によって学習RF信号が送信さ
れる受信機は、セキュリティシステムに、駐車場に、有
料道路に沿って、またはレストランまたはガソリンステ
ーションのようなサービスセンタのドライブスルーステ
ーションに組み込まれた受信機であることが可能である
訓練可能な送信機は車両内に組み込むか、またはキーフ
ォッブまたはRF識別カードに設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】概して本発明は、個人識別番
号を表すコードを含むRF信号を送信するように訓練可
能なRF(無線周波数)送信機を使用する新しい装置と
方法とに関する。より詳しくは、本発明は、セキュリテ
ィシステムおよび駐車料金、通行料金、ガソリンと食料
費のような料金を支払うためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、通常ガレージドア開放装置に使用
されるリモート制御送信機のような、リモート制御送信
機から送信されるRF制御信号の特性(すなわちRF搬
送周波数、コードおよび変調形態)を学習する能力のあ
る訓練可能なRF送信機が存在する。このような訓練可
能なRF送信機の実例は米国特許第5,442,34
0、5,479,155、5,583,485、5,6
14,885号および第5,614,891号に開示さ
れている。通常車両内部に組み込まれるこれらの訓練可
能な送信機は、学習した信号特性を表すデータを記憶
し、次に学習した特性を有する変調RF信号を、送信信
号に応答してガレージドアまたは安全ゲートの開放のよ
うな制御機能を実行する受信機に、訓練可能な送信機が
送信できるようにする。
【0003】車両の中にこの型式の訓練可能な送信機を
統合することによって、元のリモート制御のガレージド
ア送信機は、車両の訓練可能な送信機を訓練するために
使用した後、車両内に統合された訓練可能な送信機と交
換することができる。このようにして、若干目障りな元
のリモート送信機は、安全の妨げとなるかもしれない車
両のバイザにもはやクリップ留めする必要がない。この
ような訓練可能な送信機は車両製造業者によってOEM
製品として通常販売され、また車両の中にインストール
されるので、訓練可能な送信機はサンバイザ、バックミ
ラーまたはオーバヘッドコンソールのような車両付属品
の中に目立たないように統合することができる。
【0004】訓練可能なRF送信機の追加の用途によっ
て、応答して電灯のような家庭用機器に接続されたリモ
ートモジュールに家庭用AC電源ラインを通して制御信
号を送信する制御モジュールのRF受信機に、RF信号
を送信するために訓練可能なRF送信機が使用されるシ
ステムが提供される。リモートモジュールは、制御信号
に応答して器具の操作を制御する。
【0005】さらに、訓練可能な送信機の装置を車両に
含め、また車両制御バスへの送信機のマイクロコントロ
ーラによるアクセスを設けることによって、訓練モード
で信号を受信するための訓練可能な送信機に含まれる受
信回路は、関連するキーフォッブ送信機から制御信号を
受信するリモートキーレス入力(RKE)システムで使
用することが可能である。マイクロコントローラは、R
KE制御信号に応答して車両のドアロックにロック/ロ
ック解除命令を出力かつ供給するためにプログラミング
することが可能である。さらに、車両のセキュリティシ
ステムはドアのロック/ロック解除に応じて作動/非作
動にすることもできる。このような方法によって、RK
E制御信号を受信するための専用の第2の受信機はもは
や不必要である。これによって車両製造コストの相当の
低減がもたらされる。このような方法で使用される訓練
可能な送信機の実例が米国特許第5,614,885、
5,619,190、5,627,529号および第
5,646,701号に開示されている。
【0006】車両に組み込まれた訓練可能な送信機の別
の用途が1997年8月26日交付の米国特許第5,6
61,651号、名称:無線車両パラメータ監視システ
ムに開示されている。この出願では、車両に組み込まれ
た訓練可能な送信機の受信部は、各車両タイヤの圧力の
ような車両パラメータ情報を含むRF信号を受信するた
めに使用される。感知された車両パラメータが危険なレ
ベルに達すると、アラームまたは表示メッセージが出力
され、危険な状態をドライバに警告することができる。
【0007】訓練可能なRF送信機の上記のすべての用
途では、訓練可能な送信機は、システムに接続された各
送信機が共有するアクセス数または制御コードを表すコ
ードを学習するように訓練される。換言すれば、送信コ
ードは応答装置に接続された送信機を有するすべての人
によって使用される。しかしながらこのような装置は、
車両所有者またはシステムの使用資格のある特定の人を
特に識別するRF信号の送信を必要としない。
【0008】訓練可能なRF送信機の既知の用途に関し
て発明の背景を一般的に説明してきたが、あるシステム
と状況に関する背景について一般的説明を以下に行う。
その中に、訓練可能なRF送信機の新しい用途が本発明
に従って提供される。
【0009】従来のセキュリティシステムは、通常、応
答して保護領域内へのアクセスまたは進入を許容するセ
キュリティシステムに共有アクセスコードを入力するた
めに、キー、磁気帯を有するパスカードまたはキーパッ
ドを使用してきた。このような保護領域は建物、家、フ
ェンスを巡らした外側領域、車両、ガレージまたはまれ
には建物内の特定の1つまたは複数の部屋であり得る。
【0010】システム送信機によって問合わせされる時
に共有アクセスコードまたは個人識別コードを含むRF
信号を送信するようなポータブルRFトランスポンダ回
路を利用したセキュリティシステムがまた存在する。送
信されるアクセス/識別コードは、出入り口またはゲー
トのような保護領域への特定ポイントのアクセスに接続
されたシステム受信機によって受信され、また分析され
る。これらのRF識別システムのあるものはもっぱら共
有アクセスコードを使用し、この場合個人が携行するポ
ータブルトランスポンダは、これら個人のセキュリティ
レベルを表すアクセスコードを送信する。通常このよう
なシステムは、個人のトランスポンダから送信される特
定のアクセスコードを受け入れるそれら領域への個人の
進入を許容する。
【0011】他のシステムでは、セキュリティシステム
内の保護領域に入るための人物証明を有する個人に唯一
関連する識別コードが使用されている。これらのシステ
ムでは、保護領域に入ることが許されるそれら個人に対
応する識別コードの独立リストを記憶するために、各保
護領域はメモリデバイスを含むことが可能である。
【0012】しかしシステムがパスコードまたは識別コ
ードを利用するかどうかに関係なく、このようなRFセ
キュリティシステムには、この型式の他のセキュリティ
システムが蒙っている同一の問題があり、すなわちRF
トランスポンダ、キーまたはパスカードが無資格の人に
よって盗まれ、また使用され、彼が保護領域に入る可能
性があるということである。このような無資格の進入を
防止するために、識別カードの携帯者が識別カードで実
際に識別されるかを確認すべく、入ろうとしている個人
の識別を行うために、保護領域の主な入口箇所に警備員
を配置する必要がしばしば生じる。このようにして識別
点検のために警備員が必要であるならば、上述のRFセ
キュリティシステムは、相当の利点または追加セキュリ
ティを提供することにはならない。
【0013】上に指摘した型式のRFセキュリティシス
テムは、車両RKEシステムにも利用されている。車両
RKEシステムは非常に普及し、この結果しばしば1台
以上の車両を所有する個人は、これらのかさばったキー
フォッブ送信機の2つ以上を単一のキーチェーン上に携
行する必要が生じる。このようなキーフォッブを携行す
る個人がRF識別トランスポンダを利用したセキュリテ
ィシステムを有する会社で働いているならば、またこれ
もRF識別トランスポンダを利用したセキュリティシス
テムを利用した住宅団地に住んでいるならば、この人は
どんな時でも4つ以上の送信機を携行しなければなら
ず、この結果このような送信機を携行する負担が生じ
る。
【0014】本発明によって影響を受ける別の状況は料
金を支払う場合である。道路または橋の通行料金の現在
の支払い方法は、道路沿いの種々の位置、および/また
は道路または橋の入口および/または出口に料金所を設
ける方法を含む。このような料金所は、手でお金を徴収
するかまたはそこを通過する車両のドライバに料金カー
ドを配る担当者のために、簡単にシェルタを設けること
ができるか、または料金所は、お金を徴収および/また
は料金カードを配り/受けとるある形態の自動化装置を
含むことが可能である。しかしこのような料金所では、
車両は、料金所の要員とやりとりするかまたは機械を扱
うために著しくスピードを落とすか停止しなければなら
ない。このような処理は、料金カードを受けとり、料金
所要員にお金を手渡して料金を支払い、またおつりを受
けとり、または自動料金徴収装置のバスケットの中にお
金を投げ入れることを含む場合もある。このようにいち
いち車両を止めることは、しばしば望ましくない交通渋
滞を引き起こす。
【0015】このような交通渋滞を減らす努力の中で、
RF装置が開発されてきたが、この場合道路の上方に吊
設された多くの無線受信機は、車両のインストルメント
パネル上に配置されたRFトランスポンダユニットと通
信する。問合わせを受けると、トランスポンダはそのユ
ニットに割り当てられた唯一のコードをシステム受信機
に送信し、次にシステム受信機は応答して、トランスポ
ンダユニットをリース借りしている人のプリペイド口座
から金額を引き落とす。このシステムによって、ドライ
バは通行料金を支払うために速度を落とすかまたは停止
する必要がなく、したがって料金支払いによる交通渋滞
は生じない。しかし滑りやすいトランスポンダを車両内
に置く必要がドライバに生じることによって、目障りな
1つの装置が周囲を滑るわずらわしさについては言うに
及ばず、安全の妨げが生じる。さらに、このようなトラ
ンスポンダユニットが車両から盗まれ、次にそのトラン
スポンダに関連したプリペイド口座の残金が使われる恐
れがあることが推考し得る。さらに上述のシステムは、
カードが有料道路の入口でドライバに手渡され、次に可
変的な料金を決定するために所望の出口で料金担当者に
手渡される料金徴収システムの型式では利用することが
できなかった。さらに唯一のコードがユーザまたはユー
ザ用の広く識別された口座を識別するために他の型式の
システムで有効でない限り、トランスポンダユニットか
ら送信される唯一のコードは、実際にはユーザよりもむ
しろトランスポンダ自体に関連する。したがってトラン
スポンダユニットは、唯一個人に関連したコードの受信
に応答できる他の型式のシステムに広く利用することが
できなかった。
【0016】本発明のシステムの訓練可能な送信機の他
の状況は、料金の支払いを含み、より詳しくは車両に関
連するサービスまたは車両に関連しないが車両内の個人
または車両近傍の個人に提供されるサービスの料金支払
いを含む。このようなサービスは、洗車、燃料の供給お
よびドライブスルーレストランにおける食物と飲料の供
給を含む。他の実例は、徴収所のパーキングメータへの
支払い、または担当者または装置への駐車料金の支払い
である。このような状況では、過去においてドライバま
たは他の車両所有者は、適切に支払いを行うために車両
の狭い範囲の中で彼らの財布、クレジットカード、十分
な小銭等を探さなければならなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの観点
は、単一の訓練可能な送信機が上記の型式のシステムと
またすべての上記の状況において適切に協働するように
広く使用できるシステムと方法とを提供することであ
る。
【0018】本発明の別の観点は、RF受信機を備えた
種々の異なるシステムがこのような訓練可能な送信機か
らのこのような信号の送信によって支払いを受け入れる
ことができるように、個人またはクレジットカード番号
のような個人の広く識別された口座を個別識別するコー
ドを含むRF信号を送信するために、訓練可能な送信機
を利用する方法を提供することである。本発明のなお別
の観点は、駐車料金、通行料金、燃料費およびドライブ
スルーレストランからの購入食料の費用のような種々の
出費の遠隔請求処理のために、RF信号で個人クレジッ
ト口座番号を送信すべく車両に組み込まれた訓練可能な
RF送信機を提供することである。
【0019】さらに本発明の別の観点は、異なったセキ
ュリティシステムの複数の受信機にRF信号を送信する
単一のポータブル送信機の使用を可能にするために、複
数の識別/アクセスコード特性を訓練できるポータブル
送信機を提供することである。さらに別の観点は、複数
の車両の複数のアクセスコードを訓練できる訓練可能な
フォッブ内のRF送信機を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記と他の観点と利点を
達成するために、受信信号のRF搬送周波数とコードと
を学習するために訓練モードで操作可能であり、また学
習した受信信号のRF搬送周波数とコードとを有する信
号を送信するために送信モードで操作可能であるような
訓練可能な送信機を本発明は使用する。本発明の1つの
観点に基づく方法は、独立した送信機から送信される訓
練信号のRF搬送周波数とコードとを学習するように訓
練可能な送信機を訓練するステップを備え、前記訓練信
号に含まれるコードは個人に関連する唯一の個人識別コ
ードであり、また本発明の1つの観点に基づく方法は、
学習したRF搬送周波数と識別コードとを含む訓練可能
な送信機からのRF信号を、受信した識別コードを分析
すると共にそれに応答して個人識別コードで識別された
個人に関する特定の使命を実行する受信機に送信するス
テップを備える。
【0021】訓練可能な送信機によって学習RF信号が
送信される受信機は、セキュリティシステムの受信機で
あることが可能であり、この場合受信した識別コードに
応答して受信機によって実行される特定の使命は、セキ
ュリティシステムを無効にすることである。代わりにま
たは追加して、訓練可能な送信機によって学習RF信号
が送信される受信機は、パーキングメータの中に組み込
むことが可能であり、また受信した識別コードに応答し
て受信機によって実行される使命は、識別コードで識別
された個人の口座から金額を引き落とすことである。さ
らに、訓練可能な送信機によって学習RF信号が送信さ
れる受信機は、有料道路または橋に沿って組み込むこと
が可能であり、また受信した識別コードに応答して受信
機によって実行される使命は、識別コードで識別された
個人の口座から金額を引き落とすことである。さらに、
訓練可能な送信機によって学習RF信号が送信される受
信機は、レストランまたはガソリンスタンドのようなサ
ービスセンタのドライブスルーステーションに組み込む
ことが可能であり、また受信した識別コードに応答して
受信機によって実行される使命は、識別コードで識別さ
れた個人の口座から金額を引き落とすことである。訓練
可能な送信機は車両内に組み込まれるか、またはキーフ
ォッブまたは識別カードの中に設けることができる。
【0022】本発明の追加の観点は、個人に関連して送
信機から送信されるRF信号の受信に応答して個人の画
像を表示するセキュリティシステムを提供することであ
る。これと他の観点と利点を達成するために、本発明の
セキュリティシステムは、唯一個人に関連する情報を含
むRF信号を送信するために訓練可能なRF送信機であ
ることが可能な送信機と、RF信号を受信するためにセ
キュリティ設備に組み込まれた受信機と、警備員に画像
を表示するためにセキュリティ設備に設けられた表示装
置と、受信機によって受信されたRF信号に含まれる情
報に関連する個人の画像を表示するディスプレイ装置を
制御するために受信機とディスプレイ装置とに結合され
たコントローラと、を備える。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の上記と他の特徴、利点お
よび目的は、次の詳述、請求項および添付図面を参考に
して当業者によってさらに良く理解かつ評価されるであ
ろう。
【0024】最初に図1では、本発明に基づく訓練可能
な送信機55を組み込んだ車両8が示されている。以下
により詳細に説明するように、訓練可能な送信機55
は、図1にブロック形態で示したガレージドア開放機構
14のようなRF制御信号によって制御される装置に、
矢印「T」によって示されるようなコード化RF信号を
選択的に送信する。従来のガレージドア開放機構14
は、受信機と、ガレージドアを開閉するために制御信号
「T」に応答する制御回路(図示せず)とを含む。訓練
可能な送信機55は、通常、キーフォッブ送信機22か
らコード化RF信号「K」を受信するために制御可能な
受信部を含み、前記キーフォッブ送信機に受信機は応答
し、車両ドアのロックまたはロック解除のような予め指
定した機能を実行する。
【0025】訓練可能な送信機55は車両内に取り付け
るために複数の形態をとることができる。図2と図3に
示したように、訓練可能な送信機55は、車両の付属品
の中に好ましくは永久的にまたは取外し自在に装着され
る長方形のハウジング40の中に装着することができ
る。例えば、図4に示したように、訓練可能な送信機5
5はオーバヘッドコンソール50の中に設けることがで
き、コンソールはさらにマップランプ52とマップラン
プスイッチ54、またはコンパス、トリップコンピュー
タおよび/またはディスプレイのような他の構成要素を
含むことが可能である。図5と図6に示したように、訓
練可能な送信機55はバイザ51またはバックミラー5
3の中に含むことが可能である。図2−図6に示したよ
うにまた以下に詳細に説明するように、訓練可能な送信
機55は、好ましくは3つ以上の押しボタンスイッチ4
4、46、47と、LEDあるいは英数字またはグラフ
ィックディスプレイであることが可能な表示器48とを
含む。3つ以上の押しボタンは、各押しボタンスイッチ
に関連した複数の信号をユーザが送信機に訓練できるよ
うにするために設けられ、これによって次にユーザは関
連する押しボタンスイッチの作動に応答して、学習した
信号を訓練可能な送信機55に送信させることができ
る。図3に示したように、また図7に関してさらに説明
するように、訓練可能な送信機55は車両制御バス43
に接続するために直列または並列のポート42を備える
ことができ、これによって車両のドアロックまたはロッ
ク解除のような、車両の受信部によって受信される信号
に応答した操作を訓練可能な送信機55に実行させる。
【0026】図7は、本発明の訓練可能な送信機55を
形成する一般的な構成要素を示している。訓練可能な送
信機55はユーザインタフェース49から入力信号を受
信するために結合されたマイクロコントローラ57を含
むことが好ましく、前記入力信号にマイクロコントロー
ラ57は応答して所定の使命を実行する。概してユーザ
インターフェース49は、図2−図6に示したようにス
イッチ44、46、47のような複数の押しボタンスイ
ッチから構成される。代わりにユーザインターフェース
49は、1996年9月10日交付の米国特許第5,5
55,172号、名称:付属品制御と車両のデータ入力
のためのユーザインターフェースに開示されたユーザイ
ンターフェースに従って構成することが可能であり、こ
の場合図7に示した英数字の表示装置48のような表示
装置は、ユーザインターフェースに接続した1つ以上の
スイッチ操作によって変更または選択可能な操作を表示
するために使用される。このようなユーザインターフェ
ースを使用する場合、各信号特性を記憶するために十分
なメモリーがあるならば、訓練可能な送信機55にRF
信号特性の任意の数を訓練することが可能である。この
場合ユーザインターフェースにより、ユーザは表示装置
上に表示されるメニュー構造を通して、またはこのよう
なユーザインターフェースに追加して設けられた関連押
しボタンスイッチを押すことによって、これらの多くの
学習RF信号の中から選択することができる。
【0027】さらに訓練可能な送信機55は、マイクロ
コントローラ57に結合されてその制御によって操作さ
れるRFトランシーバ回路58を含む。RFトランシー
バ回路58はアンテナ59に結合され、このアンテナは
他のシステム66の受信機に制御信号「T」を送信する
ために使用され、また訓練順序の間にキーフォッブ22
(図1)から制御信号「K」を受信し、またリモート送
信機65からRF制御信号「B」を受信するために利用
される。
【0028】以下に詳細に説明するように、マイクロコ
ントローラ57とRF受信回路58は、制御信号の
「B」を受信すると共に訓練モードの間にそのRF搬送
周波数、コードおよび変調形態を識別するために協働す
る。各受信周波数の学習RF搬送周波数、コードおよび
変調形態はメモリデバイス62に記憶され、このデバイ
スはマイクロコントローラ57内に含むかまたは外部か
らマイクロコントローラに結合することが可能である。
インターフェース49のスイッチ動作に応答して入力さ
れる送信モードの間、マイクロコントローラ57はメモ
リ62から関連するRF搬送周波数、コードおよび変調
形態データを読み取り、このデータをRFトランシーバ
ー回路58に供給し、この回路は学習した特性を有する
RF信号をアンテナ59を介して送信する。
【0029】上述のように訓練可能な送信機55は、車
両バス43に訓練可能な送信機55を接続するために、
車両バスインタフェース41を通してマイクロコントロ
ーラ57に結合された車両バスポート42を含むことが
可能である。車両バスインタフェース41は、ユーザイ
ンターフェース49からの命令信号に応答して、または
アンテナ59およびRF受信回路58を通して受信され
る命令信号に応答して、マイクロコントローラ57が車
両バス43に制御信号を送受信させるように構成され
る。
【0030】さらに訓練可能な送信機55は、その種々
の構成要素に電源を供給する電源回路56を含む。電源
56は内部バッテリを含むことが可能であり、および/
または外部バッテリ60に電源56を結合するためにコ
ネクタ61を含むことが可能であり、前記外部バッテリ
は訓練可能な送信機55が組み込まれた車両バッテリで
あることが可能である。訓練可能な送信機55がポータ
ブル装置として設けられるならば、電源56が交換可能
なバッテリを含み、コネクタ61を必要としないことを
当業者は理解するであろう。さらに、訓練可能な送信機
55が識別カードまたはキーフォッブのようなポータブ
ル携帯装置に実装されるならば、車両バスインタフェー
ス41とポート42も必要とされないであろう。
【0031】本発明の訓練可能な送信機を形成する一般
的な構成要素を説明してきたが、その一般的な操作を図
8を参考にして以下に説明する。図8に示したように、
マイクロコントローラ57によって実行されるステップ
200は、マイクロコントローラ57が最初に起動され
るかまたはリセットされる時にステップ202で始ま
る。マイクロコントローラ57は、スイッチが押された
かどうか、またはなんらかの命令がユーザインターフェ
ース49から受信されたかどうかを点検することによっ
て、プロセスを開始する。ユーザインターフェース49
から受信入力がなければ、マイクロコントローラ57は
ステップ206で受信モードに入り、次に着信信号がア
ンテナ59を通して受信されているかどうかをステップ
208で確認する。着信信号が現在受信されていないな
らば、マイクロコントローラ57はステップ210でス
リープタイマを設定し、またステップ212でスリープ
モードに入ってバッテリの過度の消費を防止する。マイ
クロコントローラ57の外部のスリープタイム回路は周
期的にウェークアップ信号を出力してマイクロコントロ
ーラ57のスリープモードを中断する。外部のタイマ割
り込みがスリープタイマ(ステップ214)から受信さ
れる時、マイクロコントローラ57はステップ204に
戻り、ユーザインターフェース49から入力が受信され
たかどうかを確認する。上述のようなプロセスは、ユー
ザインターフェース49からの入力がステップ204で
受信されたことをマイクロコントローラ57が検出する
まで、またはステップ208で着信信号が受信されてい
ることがマイクロコントローラ57によって確認された
場合、繰り返される。
【0032】着信信号が受信されているならば、マイク
ロコントローラ57はステップ208でこれを検出し、
次にマイクロコントローラ57が応答して受信コード
と、メモリ62に事前記憶されたコードとを比較しなけ
ればならない信号を、着信信号が示しているかどうかを
確認する(ステップ216)。応答が必要なければ、マ
イクロコントローラ57は、外部タイマ割り込みが受信
されるまでスリープ状態を再入力する。他方、マイクロ
コントローラ57が応答が必要であるとして識別するコ
ードを受信信号が含むならば、マイクロコントローラ5
7はステップ218で適切な応答を実行し、次にスリー
プモードを再入力する。このような適切な応答の実例
は、キーフォッブ22から信号が受信された場合の車両
のドアロックまたはロック解除であることが可能であ
る。以下に説明するように、受信信号のコード、または
コード、RF周波数と比較するために、キーフォッブか
らの信号コードならびに搬送周波数と変調形態はマイク
ロコントローラ57のメモリ62に事前記憶することが
でき、また変調形態を訓練順序の間に学習させることが
できる。キーフォッブからの信号特性を訓練可能な送信
機55に訓練することによって、異なったキーフォッブ
からの信号に応答して車両のドアロックまたはロック解
除機能を実行すべく応答するように、マイクロコントロ
ーラ57を訓練することが可能である。かくして、RK
Eシステムを装備する2台の車両を有する個人は単一の
キーフォッブを使用して、両方の車両の車両ロックをリ
モート操作する(または何か別の車両機能を働かせる)
ことができ、これによって個人は各車両毎に2つの独立
したキーフォッブを携行する必要がなくなる。
【0033】マイクロコントローラ57がユーザインタ
ーフェース49内のスイッチが押された(ステップ20
4)ことを検出した場合、マイクロコントローラ57は
送信モード(ステップ220)に入り、このモードで
は、マイクロコントローラはRF周波数、コードおよび
スイッチが押されている場合にメモリ62の位置に記憶
された変調形態データをRFトランシーバ回路58に伝
送する。RFトランシーバ回路58は応答して、搬送周
波数を有するRF信号、コードおよび変調形態をリモー
ト受信機に送信する(ステップ222)。このような受
信機は多くの形態をとり、また本発明に基づく多くの異
なった型式の装置の内の1つの構成要素として設けるこ
とが可能である。例えば、以下により詳細に説明するよ
うに、受信機はガレージドア開放機構、家庭用機器を制
御するために屋内AC配線に接続された制御モジュー
ル、盗難防止システム、ロードサイド料金所、ガソリン
ポンプ、現金自動支払機、ドライブスルーレストランま
たはパーキングメータの中に設けることが可能である。
【0034】ステップ224で、マイクロコントローラ
57はユーザインターフェース49のスイッチがなお押
されているかどうかを確認する。スイッチがもはや押さ
れていないならば、マイクロコントローラ57は受信モ
ードに戻り、また入着RF信号が受信されているかどう
かを点検する(ステップ208)。スイッチがなお押さ
れているならば、ステップ226でマイクロコントロー
ラ57は、スイッチが所定の時間間隔だけ押されていた
かどうかを確認する。スイッチがこの所定の時間間隔の
前に解除されるならば、マイクロコントローラ57は着
信信号が上述のステップ208で受信されているかどう
かを点検する。スイッチが所定の時間間隔だけ押されて
いたならば、マイクロコントローラ57はステップ22
8で訓練順序を実行する。訓練順序の詳細は既知であ
り、また米国特許第5,479,155;5,583,
485;5,442,340;5,614,885;
5,614,891:5,619,190に、訓練可能
な送信回路の種々の実施例の詳細な構造として開示され
ている。訓練順序が完了すると(ステップ230)、マ
イクロコントローラ57はステップ208を実行し、着
信信号が受信されているかどうかを確認する。上述のよ
うなプロセスは、訓練可能な送信機55に電源が供給さ
れる限り繰り返し実行される。
【0035】上述の訓練可能な送信機の好適な利用方法
の以下の説明から明らかとなるように、上述の種々のス
テップは図8に関して省略することができる。特に、受
信モードに関連したステップ(ステップ206、20
8、210、216、218)は、スイッチの1つが作
動されるまでマイクロコントローラ57がスリープモー
ドに留まるように、省略することが可能である。さらに
以下に説明する種々の実施例では、RFトランシーバ回
路58の受信部を省略することができると思われ、また
ユーザインターフェース49は直列または並列のポート
によって構成でき、このポートを通して、1つ以上の信
号についてRF搬送波周波数、コードおよび変調形態と
を、関連スイッチの作動または問合わせ信号の受信の際
の引き続く送信のために、マイクロコントローラ57を
通してメモリ62内にダウンロードすることができる。
このような構成は、訓練可能な送信機55が以下に説明
する方法でキーフォッブまたは識別カードに実装される
時に望ましいかもしれない。
【0036】図10と図11に示したように、訓練可能
な送信機55はシステム受信機66のアンテナ70に変
調RF信号「T」を送信するように、認証標識/カード
100またはキーフォッブ110の中に実装することが
可能である。送信信号「T」の特性は、ユニークなコー
ドを選択するためにDIPスイッチを含むことが可能な
独立したリモート送信機65から送信される信号「B」
から学習することができる。代わりに、この特性は訓練
可能な送信機55のメモリ内にダウンロードすることが
できるであろう。
【0037】図10に示したように、ユーザにより操作
可能な1つ以上のスイッチ44と46を有する識別カー
ド100の背部に訓練可能な送信機55を装着すること
が可能であり、これらスイッチは、識別カードの携帯人
が操作するためカード前部にアクセス可能なように、カ
ード内の2つの開口を通過する。代わりに、識別カード
100が使用されるシステムが問合わせ送信機を含むな
らば、ユーザにより操作可能なスイッチ44と46を省
略することができ、また訓練可能な送信機55のマイク
ロコントローラは、信号「T」の送信によって問合わせ
信号に応答するようにプログラミングすることが可能で
ある。このようにして識別カード100に訓練可能な送
信機55を設けることによって、仕事中のセキュリティ
システムに加えホームセキュリティシステムに識別方法
を提供するように識別カードを他の複数目的に使用する
ことができ、および/または個人車両にRKE制御信号
を送信するようにし、これによって多くの識別カードと
キーフォッブとを携行する必要をなくす。さらに、現金
自動支払機(ATM)が応答してその人の銀行預金口座
との取引を可能にするような信号特性を学習するよう
に、識別カード100の訓練可能な送信機55のチャネ
ルの1つを訓練することができるであろう。
【0038】このような識別カード上に訓練可能な送信
機55を装着する方法として、識別カード100が種々
の構造を取り得ることを当業者は理解するであろう。さ
らにユーザにより操作可能なスイッチ44と46は、図
10に示した方法と異なった方法で構成可能であり、ユ
ーザが操作する追加スイッチを設けることができ、また
訓練可能な送信機55に適切なコードを含む信号を送信
させるようにするならば、ユーザが操作可能なスイッチ
全部の省略が可能であることが理解されるであろう。
【0039】図11はキーホルダ115に取付け可能な
キーフォッブ110の訓練可能なRF送信機の実例を示
している。異なる多くのシステムに異なる多くの制御信
号または識別信号を送信できるという点で、識別カード
100に関する上述と同一の方法で訓練可能なキーフォ
ッブを使用できる。例えば、RKEシステムを有する1
台以上の車両を所有するかおよび/または運転する人が
単一のキーフォッブのみを携行するだけで済むように、
異なった車両に異なったRKE制御信号を送信するよう
に、訓練可能なキーフォッブ110を訓練することがで
きる。さらに、セキュリティシステムに送信可能な識別
信号のような他の多くの信号、または金融取引目的の個
人のクレジットカード口座番号またはATM機械PIN
(個人識別番号)番号を含む信号を送信するように、キ
ーフォッブ110内の訓練可能な送信機を同様に訓練す
ることができる。再び図11ではキーフォッブ110は
ユーザにより操作可能な3つのスイッチ44、46、4
7を含むが、追加のスイッチを設けることが可能である
か、または他の形態のユーザ入力スイッチを本発明の精
神と範囲から逸脱することなしに使用することができる
であろう。また、フォッブ内の訓練可能な送信機に接続
されるマイクロコントローラは、単一スイッチの多数操
作の際に異なった信号を送信するためにプログラミング
することができる。
【0040】訓練可能な送信機が使用できるようなRF
個人識別信号の受信に応答する種々の装置の動作方法を
理解するために、図9と図12について次に説明する。
図12に示したように、上述の種々の構造に実装可能で
ある訓練可能な送信機55は、ATM121、パーキン
グメータ122、ドライブスルーサービスセンタ12
3、料金所124、ガソリンポンプ125、セキュリテ
ィシステム126および/または電話127に実装され
たシステム受信機とトランシーバとに信号を送信する
か、またはそれらから信号を受信するために使用するこ
とができる。
【0041】これらの種々の装置に受信機66が実装さ
れる方法を説明するために、模範的な受信機のブロック
図を示した図9について説明する。図示したように、シ
ステム受信機66は受信回路71に結合されたアンテナ
70を含み、受信回路は次にマイクロコントローラ72
に結合される。代表的な受信システムでは、受信回路7
1は所定の周波数帯域内の信号をフィルタ処理し、また
これらの信号を復調して信号内のコードをマイクロコン
トローラ72に供給する。次にマイクロコントローラ7
2は通常メモリ74内のデータベースにアクセスし、コ
ードが正当な事前記憶コードに対応するかどうかを確認
する。受信コードが正当であるならば、マイクロコント
ローラ72は、請求される特定の料金に対応する額だけ
受信コード内で確認された金額を差し引くような所定の
使命を実行するか、あるいはガソリンを供給するかまた
は銀行取引を可能にするような機能を別の装置に実行さ
せる。さらに受信システム66は、ユーザまたはユーザ
から遠く離れて位置する関係者に催促メッセージおよび
同種のものを表示するためにディスプレイ73を含むこ
とが可能であり、またユーザが選択的にまたは追加して
情報を入力できる場所に配置可能な、または第三者によ
るアクセスのために遠隔配置された入力装置75を含む
ことが可能である。さらにこのシステムは、通常、情報
を蓄積すると共にインボイスを送付および/または料金
を徴収するような他の使命を実行する他の中央集中シス
テムに受信システム66を連結するようなある形態のシ
ステムインタフェース76を含む。
【0042】本発明の方法がガソリンポンプ125に実
装される場合、磁気カードリーダを通してクレジットカ
ード番号を受信するシステムを既存のガソリンポンプが
すでに備えている限り、これらのポンプは、個人のクレ
ジットカード番号を受信するために、代替または追加手
段としての受信機を含むように改造するだけで済むこと
が理解されるであろう。この例外のほかには、本発明の
実施を考慮する他のどのような改造もガソリンポンプに
必要でないであろう。本発明の方法をガソリンポンプに
利用することによって、ドライバはガソリンポンプを使
用する前にクレジットカードを携行するかまたは探す必
要がない。
【0043】ATMに関して、ガソリンポンプのような
このような機械は、カードリーダと入力キーパッドとを
介して銀行口座を識別するコードと、PIN番号とを受
信するように構成される。したがって、ATMに本発明
を応用するために必要とされるような改造は、この情報
を入力するための代替手段として受信機を設けることで
済む。ATMに本発明を利用することによって、ATM
を使用するために個人はそれらのATMカードを携行し
たり、探す必要がない。これは乗りつけ式のATMに特
に有利である。
【0044】ドライブスルーレストランのようなドライ
ブスルーサービスセンタ123に本発明を利用すること
については、クレジットカードが読み取り部を通過する
時に磁気帯上の番号を読み取ることによってクレジット
カードを受け入れるような食料雑貨店で使用されるそれ
らのシステムに非常に類似した方法で、本システムを実
施することができるであろう。このようなシステムに対
する唯一の改造は、特定取引の実行に関して個人のクレ
ジットカード番号を入力するための追加手段として、R
F受信機に置き換えるかまたは追加することであろう。
ドライブスルーサービスセンタに創意に富んだ方法を利
用することによって、ドライバはこのようなドライブス
ルーサービスセンタで食物または他の商品あるいはサー
ビスに対して支払うために、小銭を求めて彼らの車両を
探す必要がない。その代わりに、ドライバは、オーバヘ
ッドコンソールのような内部車両附属品上に好便に配置
されたボタンを単に押せばよい。
【0045】ロードサイドに沿ってまたは入口または橋
の出口に設けられたような料金所に本発明を利用するた
めに、図4−図6に示した方法と同様の方法で訓練可能
な送信機55を車両の中に取り付けることができ、また
上述の従来のRF料金徴収システムで使用するために、
学習した問合わせ信号に応答して従来のトランスポンダ
ユニットによって送信される信号を送信するように、こ
の送信機を訓練することができる。代わりにRF料金徴
収システム設備は、スイッチ作動または問合わせ信号の
受信に応答して、訓練可能な送信機から送信できるクレ
ジットカード番号を受け入れるように、改造することが
できるであろう。RF料金徴収システムの受信機に適切
なコードを送信するためにスイッチ操作を行う必要があ
る場合、受信機の近傍にある時にユーザに適切なボタン
を押すように促すべくロードサイドサインを表示するこ
とが可能である。有料道路から出る時に適切な料金を決
定する目的で、有料道路に入る時にドライバに料金カー
ドが交付される型式の料金徴収システムで利用する場
合、進入地点に関して車両を記録すべく有料道路入口の
受信機に適切な信号を送信し、次に有料道路の出口の受
信機に適切な信号を引き続き送信するために訓練可能な
送信機55を操作することができ、その出口地点で入口
と出口ポイントの両方を確認し、適切な料金を計算し、
また計算された料金と等しい額だけその人のクレジット
カード口座または他のプリペイド口座から金額を自動引
き落としするために、料金徴収システムは中央データベ
ースにアクセスすることができる。従来のRF料金徴収
システムに関しては、ビデオカメラを入口と出口地点に
配置し、適切な地点で適切な信号を送信するように訓練
可能な送信機を制御することによって、協力を怠ったド
ライバを識別することが可能である。かくして、このよ
うな料金徴収システムに訓練可能な送信機を使用するこ
とによって、ドライバは車両の中で滑りやすい、目障り
なトランスポンダユニットと格闘する必要がなくなる。
【0046】料金徴収システムに関して上述の方法と同
様の方法で、本発明は駐車場/ランプ施設で利用するこ
とができ、この場合訓練可能な送信機55は、車両が施
設内に駐車していた時間に対応する額だけドライバに請
求できるように、駐車場施設内に入った時に適切な信号
を送信し、次に駐車施設から出る時に適切な信号を送信
するように操作される。
【0047】同様の利用方法で、訓練可能な送信機55
はパーキングメータの受信機に口座番号または他の情報
を送信するために使用することができるであろう。本発
明を利用することができると思われるパーキングメータ
122は、図9に示したシステム受信機66と同様の受
信システムを含むことが意図され、表示装置73は従来
のパーキングメータで使用される型式のデジタルディス
プレイであり、また入力装置75は、従来の方法でコイ
ン受入れを可能にする従来のパーキングメータに見られ
るようなコイン収容スロットとターンノブに対応する。
さらにパーキングメータ122はシステムインターフェ
ース76を含むことができ、これは請求処理のために中
央施設に口座取引を送信するためにケーブルまたは他の
RFデータリンクを介して中央施設に接続可能である。
代わりに、システムインターフェース76は通信ポート
であることが可能であり、この通信ポートには、引き続
き中央施設にダウンロードするために収集してメモリ7
4に記憶された情報をダウンロードするために、ポータ
ブル装置を接続することができる。このようにしてメー
タのコイン徴収担当者は、コインと口座情報を回収した
最後の時点からの期間のメモリに記憶された口座取引情
報を同時に収集することができる。
【0048】運転中、ドライバがパーキングメータに乗
りつけた時、最も近いパーキングメータ122の中に設
けられた受信機に、唯一の識別コードを含むRF信号を
送信するために、ドライバは訓練可能な送信機55を操
作する。このような信号を受信すると、マイクロコント
ローラ72は、受信コードがクレジットカード番号また
は他の口座番号の複数の識別フォーマットの内の1つで
あるかどうかを確認する。受信コードが正当なフォーマ
ットを有するならば、マイクロコントローラ72は信号
が受信された時間と日付と共に口座番号をメモリ74に
記録する。マイクロコントローラ72は、その口座番号
に関連してメモリ74に時間と日付を記録するために、
ドライバがパーキングメータから離れる時に同一信号の
次の受信を待つ。代わりにパーキングメータ122の送
信機は、応答が受信されなくなるまで、周期的に車両の
訓練可能な送信機に問合わせすることができ、これによ
って車両が関連した空間に駐車していないことが示され
る。マイクロコントローラ72は、車両が駐車していた
時間に基づいて適切な駐車料金を計算するようにプログ
ラミングすることができるか、または中央施設のコンピ
ュータは、時間がダウンロードされるかまたは時間がパ
ーキングメータから前記コンピュータに供給されると、
これらの料金を計算するようにプログラミングすること
ができる。さらにマイクロコントローラ72は、正当な
信号が受信されたというメッセージ、および適切な料金
を駐車車両のドライバ/所有者が支払ったか、または支
払うかどうかを警官または他の要員が確認することがで
きるように、メータが使用中であるというメッセージを
ディスプレイ73上に表示するように、プログラミング
することが可能である。さらに、駐車車両の出発を示す
同一の信号が次に受信された場合、パーキングメータが
信号を受信して駐車料金がそれ以上加算されないことを
ドライバが確認できるように、パーキングメータを消去
することができる。さらにマイクロコントローラ72
は、関連駐車場の駐車制限時間が切れた時に、または入
力装置75のコインデポジットによって購入された駐車
時間量が経過した時に「時間切れ」メッセージを表示す
るようにプログラミングすることができる。
【0049】パーキングメータの中にこのような受信シ
ステムを設け、また本発明のシステムを利用することに
よって、管理施設によって駐車料金が収納される可能性
が増加するだけでなく、ユーザは所望の駐車時間量を提
供するのに十分なコインをパーキングメータに納めるた
めに、車両の中に十分なコインを探したり、同乗者に頼
る必要がないメリットが得られる。
【0050】さらに本発明のさらに別の実施例では、上
記の方法は、個人のクレジットカード番号を電話に入力
するための手段として使用することができる。従来のガ
ソリンポンプとATMと同じように、既存の電話は、ク
レジットカード上の磁気帯からクレジットカード番号を
読み取るための手段を含む。したがって本発明を実施す
るために、実施する必要がある唯一の改造は、クレジッ
トカード番号を電話に入力するための代替または追加手
段として受信機を設けることである。
【0051】既存のRFセキュリティシステムに本発明
を応用するために実施すべきことは、セキュリティシス
テム内の受信機が応答するアクセスコードまたは識別コ
ードを、個人が携行する訓練可能な送信機55に学習さ
せることである。さらに、訓練可能な送信機が問合わせ
信号に応答してその信号を送信するならば、問合わせ信
号が受信される時に訓練可能な送信機55が信号特性を
識別し、また前記送信機が応答して、セキュリティシス
テムが応答する識別/アクセスコードの学習した特性を
有する信号を送信するように、訓練可能な送信機のコン
トローラは、それがセキュリティシステムに送信しなけ
ればならない信号特性を学習するだけでなく、問合わせ
信号の特性も学習するように、再プログラミングされ
る。
【0052】本発明の他の実施例によれば、守衛詰所ま
たは中央施設のようなセキュリティ設備のCRT73の
ようなディスプレイ上に、その信号に関連した特定の個
人の画像を表示させることによって、携帯送信機からま
たは車両の中に組み込まれた送信機から個人によって送
信されるアクセス/識別信号に応答するセキュリティシ
ステムを利用することができる。このようなセキュリテ
ィシステムでは、メモリ74(図9)のようなメモリデ
バイスに予め画像を記憶することが可能であり、この結
果受信システム66は受信した識別信号に対応する予め
記憶された画像を調べ、またディスプレイ73上にそれ
を表示できる。代わりに、画像データは送信される識別
信号に含めることが可能である。
【0053】個人の予め記憶された画像を表示するよう
なセキュリティシステムを設けることによって、警備員
は、直接的にまたは入口箇所に配置されたビデオカメラ
を通して間接的にその人を見ることによって、また表示
画像を見ることによって、入口を探している人の身元を
素早く確認することができる。このようにして、警備員
は必ずしも遠い守衛詰所に配置する必要がなく、また車
両のドライバが所持する小さな識別カード上の写真を見
るために車両まで歩いて行く必要がない。かくして、リ
モートカメラを通して得られるドライバの画像と表示画
像とを比較するかなり少数の警備員によって、多くのセ
キュリティ守衛詰所を中央施設で監視することが可能で
あり、警備員が入口を探している人の身元を確認できる
ならば、次に警備員はゲートまたは出入り口を開放する
スイッチを作動することができるであろう。
【0054】これらの種々のシステムで使用される訓練
可能な送信機は、携帯式に利用できるかまたは車両の中
に組込み可能であることが当業者には明白であろう。さ
らに、本発明の種々の型式のシステムに関して別々に説
明してきたが、開示した種々のシステムを組み合わせた
あらゆるシステムに信号を送信するために、単一の訓練
可能な送信機が利用可能であることが理解されるであろ
う。例えば、個人のクレジットカード番号を送信するよ
うに訓練可能な送信機55(図12)を訓練するなら
ば、また種々のシステムがこのような信号を処理する受
信機を備えるならば、訓練可能な送信機55は、これら
すべてのシステムに、ならびに従来の電子手段を通して
クレジットカード番号を受け入れる未開示の他のシステ
ムに信号を送信するために、容易に使用することができ
るであろう。
【0055】個人が通常自分自身のキーセットと自分自
身の識別カードを携行する限り、訓練可能な送信機に単
一の個人識別番号を学習させるだけで済むように、1人
以上の人間が訓練可能なキーフォッブまたは識別カード
を利用することはないであろう。他方、車両内に組み込
まれた訓練可能な送信機については、1人以上の人間が
車両を操作することができる。したがって、訓練可能な
送信機に1つ以上の識別コードを送信するように訓練す
ることが必要であろう。訓練可能な送信機のある実施例
では、これは問題とならないかもしれない。しかし訓練
可能なチャネル数が、例えばユーザにより操作可能なス
イッチ数に限定されるならば、識別コードの送信のため
に1つ以上のチャネルを使用することを望まないかもし
れない。1つ以上のチャネルを使用しないでこのような
訓練可能な送信機から1つ以上の識別コードを送信する
ようにするために、現在のドライバに対応するその番号
を送信するために使用される1つのチャネルの適切な識
別番号をメモリから検索するように、ドライバ識別スイ
ッチの操作に基づき、またはRKEロック解除信号に含
まれるドライバ番号コードの受信に基づき、どの人が現
在車両を運転しているかを識別するように、訓練可能な
送信機をプログラミングすることができる。
【0056】無資格の人が送信コードを識別して盗むの
を防止するために、送信中に送信識別コードを暗号化す
ることが可能であり、またそうすることが好ましいこと
を当業者は理解するであろう。さらに上記の内のあるシ
ステムでは、識別信号によって送信されるコードの一部
が送信毎に異なるように、変動コードアルゴリズムを利
用することが可能である。
【0057】上記の説明は好適な実施例の説明にすぎな
いと考えるべきである。本発明の修正が当業者および本
発明を実施または利用する人々によって行われるであろ
う。したがって、図面に示しまた上に説明した実施例は
単に説明目的であることが理解され、また本発明の範囲
を限定することは意図せず、前記範囲は、等価物の原理
を含む特許法の原則に従って解釈されるように次の請求
項によって規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく送信機を含む車両の絵図面であ
る。
【図2】本発明に基づく送信機ハウジングの前部斜視図
である。
【図3】図2に基づく送信機ハウジングの後部斜視図で
ある
【図4】本発明の訓練可能な送信機を収容するためのオ
ーバヘッドコンソールを有する車両内部の部分斜視図で
ある。
【図5】本発明の訓練可能な送信機を組み込んだバイザ
の斜視図である。
【図6】本発明の訓練可能な送信機を組み込んだバック
ミラーアセンブリの斜視図である。
【図7】本発明に基づく送信機のブロック形態の回路図
である。
【図8】図7に示した送信機の操作を制御するためのプ
ログラムのフローチャートである。
【図9】図7に示したシステム受信機のブロック形態の
回路図である。
【図10】本発明に基づく訓練可能な送信機を含む識別
カードを使用した電気システムのブロック絵図面であ
る。
【図11】本発明に基づく訓練可能な送信機を含む電気
システムのキーフォッブとブロック図の絵図面である。
【図12】本発明に基づく訓練可能な送信機の用途を示
すブロック図形態の電気回路である。
【符号の説明】
8 車両 14 ガレージドア開放機構 22 キーフォッブ送信機 40 ハウジング 41 車両バスインタフェース 42 ポート 43 車両制御バス 44、46、47 押しボタンスイッチ 48 表示器 49 ユーザインタフェース 50 オーバヘッドコンソール 51 バイザ 52 マップランプ 53 バックミラー 54 マップランプスイッチ 55 訓練可能な送信機 56 電源回路 57 マイクロコントローラ 58 RFトランシーバ回路 59 アンテナ59 60 バッテリ 61 コネクタ 62 メモリデバイス 65 リモート送信機 66 受信機 70 アンテナ70 71 受信回路 72 マイクロコントローラ 74 メモリ 100 認証標識/カード 110 キーフォッブ 115 キーホルダ 121 ATM 122 パーキングメータ 123 ドライブスルーサービスセンタ 124 料金所 125 ガソリンポンプ 126 セキュリティシステム 127 電話 B RF制御信号 K コード化RF信号 T 変調RF信号

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号のRF搬送周波数とコードと
    を学習するために訓練モードで操作可能であり、また受
    信信号の学習したRF搬送周波数とコードとを有する信
    号を送信するために送信モードで操作可能であるような
    訓練可能な送信機を使用する方法であって、前記方法
    が:独立した送信機から送信される訓練信号のRF搬送
    周波数とコードとを学習するように訓練可能な送信機を
    訓練するステップであって、前記訓練信号に含まれるコ
    ードが、個人に唯一関連する個人識別コードであるよう
    なステップと;学習したRF搬送周波数と個人識別コー
    ドとを含む訓練可能な送信機からのRF信号を、受信し
    た個人識別コードを分析すると共にそれに応答して個人
    識別コードによって唯一識別された個人に関する特定の
    使命を実行する受信機に送信するステップと;を備える
    方法。
  2. 【請求項2】 前記訓練可能な送信機によって学習R
    F信号が送信される受信機がセキュリティシステムの受
    信機である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記受信識別コードに応答して受信機
    によって実行される特定の使命が、セキュリティシステ
    ムを無効にすることである、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記受信識別コードに応答して受信機
    によって実行される特定の使命が、受信個人識別コード
    で識別された個人によるアクセスを許容するようにセキ
    ュリティシステムに指示することである、請求項2に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記訓練可能な送信機によって学習R
    F信号が送信される受信機が駐車場に組み込まれ、また
    受信識別コードに応答して受信機によって実行される使
    命が、個人識別コードで識別された個人の口座から金額
    を引き落とすことである、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記訓練可能な送信機によって学習R
    F信号が送信される受信機が有料道路に沿って組み込ま
    れ、また受信識別コードに応答して受信機によって実行
    される使命が、個人識別コードで識別された個人の口座
    から金額を引き落とすことである、請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記受信機が有料ブリッジの入口に組
    み込まれる、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記訓練可能な送信機によって学習R
    F信号が送信される受信機がサービスセンタのドライブ
    スルーステーションに組み込まれ、また受信識別コード
    に応答して受信機によって実行される使命が、個人識別
    コードで識別された個人の口座から金額を引き落とすこ
    とである、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記サービスセンタがガソリンステー
    ションであり、また前記受信機が、ガソリンポンプから
    供給されたガソリンの費用に等しい金額だけ個人の口座
    から引き落とす、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記サービスセンタがドライブスル
    ーレストランであり、また前記受信機が、個人が購入し
    た食料の費用に等しい金額だけ個人の口座から引き落と
    す、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記訓練可能な送信機が車両内に組
    み込まれる、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記訓練可能な送信機がキーフォッ
    ブ内に設けられる、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 セキュリティシステムであって:唯
    一個人に関連する個人識別情報を含むRF信号を送信す
    るための送信機と;RF信号を受信するためにセキュリ
    ティ設備に組み込まれた受信機と;警備要員に画像を表
    示するためにセキュリティ設備に設けられた表示装置
    と;前記受信機によって受信されたRF信号に含まれる
    個人識別情報に関連する個人の画像を表示するディスプ
    レイ装置を制御するために前記受信機と前記ディスプレ
    イ装置とに結合されたコントローラと、を備えるセキュ
    リティシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のセキュリティシ
    ステムであって、複数の個人の画像を記憶するための前
    記コントローラに結合されたメモリをさらに含み、この
    場合各RF信号に含まれる個人識別情報が個人に関連す
    る唯一の個人識別コードを含み、前記コントローラがR
    F信号の受信に応答して前記メモリにアクセスし、 受
    信RF信号の個人識別コードに関連する個人に関し、前
    記表示装置に画像を提供するセキュリティシステム。
  15. 【請求項15】 前記送信機が、訓練可能な送信機内
    に入力されると共に唯一個人に関連する個人識別情報を
    含むRF信号を送信するように訓練される訓練可能な送
    信機である、請求項13に記載のセキュリティシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 個人識別情報を含む訓練信号を受信
    し、また受信情報を記憶することによって、前記訓練可
    能な送信機に唯一個人に関連する個人識別情報を学習さ
    せる、請求項15に記載のセキュリティシステム。
  17. 【請求項17】 前記訓練可能な送信機に受信訓練信
    号のRF搬送周波数を訓練可能である、請求項16に記
    載のセキュリティシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のセキュリティシ
    ステムであって、唯一の個人識別コードを入力するため
    の入力手段を有する第2の送信機をさらに含み、この場
    合前記第2の送信機が、固定搬送周波数と、訓練可能な
    送信機に学習させることができる唯一の個人識別コード
    とを有する前記訓練可能な送信機に、訓練信号を送信す
    るセキュリティシステム。
  19. 【請求項19】 前記受信機が、所定の搬送周波数を
    有するRF信号を除いてすべての受信RF信号をフィル
    タ処理し、また前記訓練可能な送信機が、所定の搬送周
    波数を有する信号を送信するように訓練される、請求項
    17に記載のセキュリティシステム。
  20. 【請求項20】 前記訓練可能な送信機が車両内に組
    み込まれる、請求項13に記載のセキュリティシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記送信機が、複数の信号特性を事
    前記憶するためのメモリデバイスを含む車両に組み込ま
    れた訓練可能な送信機であり、また前記訓練可能な送信
    機に前記複数の信号の1つを送信するようにさせるため
    の、複数のユーザにより操作されるスイッチである、請
    求項13に記載のセキュリティシステム。
  22. 【請求項22】 前記複数の信号の1つが、ガレージ
    ドア開放装置の受信機が応答してガレージドアを開放す
    るような特性を有する信号である、請求項21に記載の
    セキュリティシステム。
  23. 【請求項23】 前記送信機がユーザにより操作され
    るスイッチを含み、また前記送信機が前記スイッチの作
    動に応答してRF信号を送信する、請求項13に記載の
    セキュリティシステム。
  24. 【請求項24】 個人識別情報が送信される前記送信
    機が個人によって携行可能であるように、前記送信機が
    ポータブルである、請求項13に記載のセキュリティシ
    ステム。
  25. 【請求項25】 前記ポータブル送信機がキーフォッ
    ブ内に含まれる、請求項24に記載のセキュリティシス
    テム。
  26. 【請求項26】 前記ポータブル送信機が識別カード
    に設けられる、請求項24に記載のセキュリティシステ
    ム。
  27. 【請求項27】 キーフォッブであって:キーチェー
    ンに取り付けられたハウジングと;前記ハウジング内に
    装着された訓練可能なRF訓練可能な送信機であって、
    該訓練可能な送信機が:複数の信号のRF搬送周波数と
    コードとを記憶するためのメモリであって、前記少なく
    とも1つの信号のRF搬送周波数とコードが事前記憶さ
    れ、また車両に組み込まれた受信機が応答して車両上の
    少なくとも1つのドアロックを制御するような信号特性
    に、前記少なくとも1つの信号のRF搬送周波数とコー
    ドが対応するようなメモリと;前記ハウジング上に配設
    された、ユーザにより操作される複数のスイッチであっ
    て、各スイッチが前記メモリ内の記憶位置に接続される
    ようなスイッチと;前記メモリと、前記複数のスイッチ
    とに結合されたコントローラと;前記コントローラによ
    って決定されるようなRF搬送周波数とコードとを有す
    る変調RF信号を出力し、また送信するために前記コン
    トローラに結合された送信機であって、前記スイッチの
    1つが作動される時、前記コントローラが、前記スイッ
    チに接続された前記メモリの記憶位置に記憶されたRF
    搬送周波数とコードとを読み取り、また供給されたRF
    搬送周波数とコードとを有する信号を送信するために、
    読み取ったRF搬送周波数とコードとを前記送信機へ供
    給するような送信機と;を備えるような訓練可能な送信
    機と;を備えるキーフォッブ。
  28. 【請求項28】 前記コントローラが訓練モードにあ
    る時、前記訓練可能な送信機がRF信号を受信するため
    にさらに受信機を含み、伝送モードの時、前記コントロ
    ーラが前記スイッチの作動に応答して、スイッチに接続
    された前記メモリの記憶位置に記憶された学習RF搬送
    周波数とコードとを読み取り、また供給されたRF搬送
    周波数とコードとを有する信号を送信するために、読み
    取ったRF搬送周波数とコードとを前記送信機へ供給す
    るように、前記スイッチの1つに接続された記憶位置で
    前記メモリ内の受信RF信号のRF搬送周波数とコード
    とを識別し、また記憶するために、前記の訓練モードで
    前記コントローラが操作可能である、請求項27に記載
    のキーフォッブ。
  29. 【請求項29】 前記メモリに記憶された前記複数の
    信号の内の少なくとも1つの信号のRF搬送周波数とコ
    ードが、第2の車両に組み込まれた受信機が応答して第
    2の車両の少なくとも1つドアロックを制御するような
    信号の学習信号特性である、請求項27に記載のキーフ
    ォッブ。
  30. 【請求項30】 前記メモリに記憶された前記複数の
    信号の内の少なくとも1つの信号のRF搬送周波数とコ
    ードが、現金自動支払機に組み込まれた受信機に対し個
    人を個別識別するために使用される信号の学習信号特性
    である、請求項27に記載のキーフォッブ。
  31. 【請求項31】 前記メモリに記憶された前記複数の
    信号の内の少なくとも1つの信号のRF搬送周波数とコ
    ードが、セキュリティシステムに組み込まれた受信機に
    対し個人を個別識別するために使用される信号の学習信
    号特性である、請求項27に記載のキーフォッブ。
  32. 【請求項32】 RF識別カードであって:ハウジン
    グと;前記ハウジング内に装着された訓練可能なRF訓
    練可能な送信機であって、該訓練可能な送信機が:少な
    くとも1つの信号のRF搬送周波数とコードとを記憶す
    るためのメモリであって、少なくとも1つの信号のコー
    ドが、個人に関する唯一の個人識別コードであるような
    メモリと;前記メモリに結合されたコントローラと;前
    記コントローラによって決定されるようなRF搬送周波
    数とコードとを有する変調RF信号を出力し、また送信
    するために前記コントローラに結合された可変周波数送
    信機と;を備える訓練可能な送信機と;を備えるRF識
    別カードであって、 この場合前記コントローラが、前記メモリに記憶された
    RF搬送周波数とコードとを読み取り、また供給された
    RF搬送周波数とコードとを有する信号を送信するため
    に、読み取ったRF搬送周波数とコードとを前記送信機
    へ供給する、RF識別カード。
  33. 【請求項33】 前記コントローラが訓練モードにあ
    る時、前記訓練可能な送信機がRF信号を受信するため
    にさらに受信機を含み、伝送モードの時、前記コントロ
    ーラが前記メモリに記憶された学習RF搬送周波数とコ
    ードとを読み取り、また供給されたRF搬送周波数とコ
    ードとを有する信号を送信するために、読み取ったRF
    搬送周波数とコードとを前記送信機へ供給するように、
    前記メモリ内の受信RF信号のRF搬送周波数とコード
    とを識別し、また記憶するために、前記の訓練モードで
    前記コントローラが操作可能である、請求項32に記載
    のRF識別カード。
  34. 【請求項34】 前記メモリに記憶された少なくとも
    1つの信号のRF搬送周波数とコードが、車両に組み込
    まれた受信機が応答して車両のドアロックを制御するよ
    うな信号の学習信号特性である、請求項32に記載のR
    F識別カード。
  35. 【請求項35】 前記メモリに記憶された少なくとも
    1つの信号のRF搬送周波数とコードが、現金自動支払
    機に組み込まれた受信機に対し個人を個別識別するため
    に使用される信号の学習信号特性である、請求項32に
    記載のRF識別カード。
  36. 【請求項36】 前記メモリに記憶された少なくとも
    1つの信号のRF搬送周波数とコードが、セキュリティ
    システムに組み込まれた受信機に対し個人を個別識別す
    るために使用される信号の学習信号特性である、請求項
    32に記載のRF識別カード。
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