JPH116599A - ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置 - Google Patents
ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置Info
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- JPH116599A JPH116599A JP16280997A JP16280997A JPH116599A JP H116599 A JPH116599 A JP H116599A JP 16280997 A JP16280997 A JP 16280997A JP 16280997 A JP16280997 A JP 16280997A JP H116599 A JPH116599 A JP H116599A
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- drum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オペレータの安全に最大限に配慮すると共
に、操作性が一段と向上したドラム内蔵装置の記録又は
読取装置を提供する。 【解決手段】 カバー開閉センサがカバー開を検知して
いるとき、さらに前記ドラムが回転している場合はドラ
ムを所望の回転位置で停止させ、かつ、停止した後は再
回転しないようにロックするようにした。
に、操作性が一段と向上したドラム内蔵装置の記録又は
読取装置を提供する。 【解決手段】 カバー開閉センサがカバー開を検知して
いるとき、さらに前記ドラムが回転している場合はドラ
ムを所望の回転位置で停止させ、かつ、停止した後は再
回転しないようにロックするようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像やパターン、
文字等(以下、「画像等」と言う。)を記録媒体等に記
録するドラムを内蔵した画像記録装置あるいは、画像/
パターン/文字等を記録された記録媒体から画像等を読
み取るドラムを内蔵した画像読取装置等(以下、「ドラ
ム内蔵の画像等の記録又は読取装置」と言う。)に関す
るものである。
文字等(以下、「画像等」と言う。)を記録媒体等に記
録するドラムを内蔵した画像記録装置あるいは、画像/
パターン/文字等を記録された記録媒体から画像等を読
み取るドラムを内蔵した画像読取装置等(以下、「ドラ
ム内蔵の画像等の記録又は読取装置」と言う。)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の適用対象の一例である
画像記録又は読取装置の外観を示す斜視図である。図2
(A)は、画像記録又は読取装置10のカバー11が閉
じている状態を示している。画像記録又は読取装置10
とカバー11との間には裏側に隠れているヒンジがあ
り、ハンドル12を持って引き上げることにより、カバ
ー11を開くことができる。図2(B)は、カバー11
を開いた状態の画像記録又は読取装置10を示してお
り、中に大形のドラム13が収納されている。この状態
でオペレータがドラム13に記録・読取媒体をドラムに
取り付けるたり取り外したりする。その際、ドラム13
を手で回転させることができる状態になっている。
画像記録又は読取装置の外観を示す斜視図である。図2
(A)は、画像記録又は読取装置10のカバー11が閉
じている状態を示している。画像記録又は読取装置10
とカバー11との間には裏側に隠れているヒンジがあ
り、ハンドル12を持って引き上げることにより、カバ
ー11を開くことができる。図2(B)は、カバー11
を開いた状態の画像記録又は読取装置10を示してお
り、中に大形のドラム13が収納されている。この状態
でオペレータがドラム13に記録・読取媒体をドラムに
取り付けるたり取り外したりする。その際、ドラム13
を手で回転させることができる状態になっている。
【0003】このような本発明で対象にしているドラム
内蔵の画像等の記録又は読取装置は大形であり、したが
ってここに用いられているドラムも大形でかつ回転モー
メントも大きく、オペレータの安全上および装置の外観
美化のため、必ず上記のカバー11が設けられている。
しかし、これらの画像記録又は読取装置10の殆んど
は、カバー11を開いた際にはドラム13が大きな慣性
によりまだ回転している状態にあり、このままオペレー
タが手でドラム13に触れると怪我をする危険性があっ
た。例えば、洗濯機の脱水ドラムのようなものもカバー
を開いた際にはドラムにブレーキがかかりドラムの回転
を止めようとするものもあるが、本発明の適用対象とす
るスキャナ等のドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置
10の場合は、このような洗濯機とは異なり、ドラム1
3の回転が停止した後、オペレータがドラム13を手動
で所定角度回転させて、フィルム等記録用紙の交換やセ
ットを行うため、一旦停止した後にはブレーキを自動的
に緩める必要があった。
内蔵の画像等の記録又は読取装置は大形であり、したが
ってここに用いられているドラムも大形でかつ回転モー
メントも大きく、オペレータの安全上および装置の外観
美化のため、必ず上記のカバー11が設けられている。
しかし、これらの画像記録又は読取装置10の殆んど
は、カバー11を開いた際にはドラム13が大きな慣性
によりまだ回転している状態にあり、このままオペレー
タが手でドラム13に触れると怪我をする危険性があっ
た。例えば、洗濯機の脱水ドラムのようなものもカバー
を開いた際にはドラムにブレーキがかかりドラムの回転
を止めようとするものもあるが、本発明の適用対象とす
るスキャナ等のドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置
10の場合は、このような洗濯機とは異なり、ドラム1
3の回転が停止した後、オペレータがドラム13を手動
で所定角度回転させて、フィルム等記録用紙の交換やセ
ットを行うため、一旦停止した後にはブレーキを自動的
に緩める必要があった。
【0004】図3は、このような画像記録又は読取装置
がそのように動作するための機構を示すブロック図であ
る。同図に基づいてその各ブロック動作の概要を説明す
ると、まず、カバー開検出センサ31は、記録又は読取
装置のカバー11が開かれている場合に、その旨を示す
信号を出力し、制御部33に送る。また、ドラム回転検
出センサ32は、記録又は読取装置内のドラム3が回転
している場合に、その旨を示す信号を出力するもので、
ドラム軸に直結されたエンコーダを用いている。この信
号は同じく制御部33に送られる。制御部33は、CP
U、ROM、RAM等から構成されており、ROM中に
記憶されている制御プログラムに従ってRAMのデータ
を用いながら制御動作を行なう。
がそのように動作するための機構を示すブロック図であ
る。同図に基づいてその各ブロック動作の概要を説明す
ると、まず、カバー開検出センサ31は、記録又は読取
装置のカバー11が開かれている場合に、その旨を示す
信号を出力し、制御部33に送る。また、ドラム回転検
出センサ32は、記録又は読取装置内のドラム3が回転
している場合に、その旨を示す信号を出力するもので、
ドラム軸に直結されたエンコーダを用いている。この信
号は同じく制御部33に送られる。制御部33は、CP
U、ROM、RAM等から構成されており、ROM中に
記憶されている制御プログラムに従ってRAMのデータ
を用いながら制御動作を行なう。
【0005】制御部33の制御対象として代表的なもの
3つを示している。第1は記録又は読取装置内のドラム
13を回転させるドラム駆動モータ34であり、第2は
回転中のドラム13を停止させるためのドラムロック3
5であり、第3はカバーロック装置36である。カバー
ロック装置36の機構は、ドラムが回転していることを
検出したらカバーロックし、非回転を検出したらカバー
ロックを解除するように作動する。その具体的な構成は
例えば図4(A)、(B)に示すようなものから成って
いる。
3つを示している。第1は記録又は読取装置内のドラム
13を回転させるドラム駆動モータ34であり、第2は
回転中のドラム13を停止させるためのドラムロック3
5であり、第3はカバーロック装置36である。カバー
ロック装置36の機構は、ドラムが回転していることを
検出したらカバーロックし、非回転を検出したらカバー
ロックを解除するように作動する。その具体的な構成は
例えば図4(A)、(B)に示すようなものから成って
いる。
【0006】図4において、カバーロック装置36は、
記録又は読取装置のカバー11の内側の一部に設けられ
た凹部45に、ロック用のロックバー43を挿入/退去
させるためのソレノイド41とバネ42から構成されて
いる。また、このカバー凹部45の他に、貫通穴でもよ
いし、突起でも良い。ソレノイド41の励磁はドラム1
3と同軸に付いている回転エンコーダからの回転信号を
受けて行われ、回転エンコーダからの回転信号がないと
き非励磁となる。図4(A)は、ソレノイド41が非励
磁の状態のときを示し、ロックバー43がバネ42の伸
張力により付き当て壁44に当接しておりカバー11の
凹部45から退去している状態、つまり、カバー11の
ロックが解除されていて、カバー11が開閉自由の状態
を示している。一方、図4(B)は、回転エンコーダか
らの回転信号を受けてソレノイド41が励磁された状態
を示している。すなわち、ロック用のロックバー43が
バネ42の伸張力に抗してカバー11の凹部45に挿入
されている状態であり、カバー11がロックされている
状態を示している。
記録又は読取装置のカバー11の内側の一部に設けられ
た凹部45に、ロック用のロックバー43を挿入/退去
させるためのソレノイド41とバネ42から構成されて
いる。また、このカバー凹部45の他に、貫通穴でもよ
いし、突起でも良い。ソレノイド41の励磁はドラム1
3と同軸に付いている回転エンコーダからの回転信号を
受けて行われ、回転エンコーダからの回転信号がないと
き非励磁となる。図4(A)は、ソレノイド41が非励
磁の状態のときを示し、ロックバー43がバネ42の伸
張力により付き当て壁44に当接しておりカバー11の
凹部45から退去している状態、つまり、カバー11の
ロックが解除されていて、カバー11が開閉自由の状態
を示している。一方、図4(B)は、回転エンコーダか
らの回転信号を受けてソレノイド41が励磁された状態
を示している。すなわち、ロック用のロックバー43が
バネ42の伸張力に抗してカバー11の凹部45に挿入
されている状態であり、カバー11がロックされている
状態を示している。
【0007】以上は、駆動源として、ソレノイドを用い
た場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他の駆動源、例えばリニアモータ、
それにステッピングモータ・DCモータ等の回転モー
タ、また、エアシリンダや油圧シリンダなど制御部33
からの信号で動作でき、突起と穴、突起と突起等の構成
でカバーをロックできる構造であるものなら何でもよ
い。
た場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他の駆動源、例えばリニアモータ、
それにステッピングモータ・DCモータ等の回転モー
タ、また、エアシリンダや油圧シリンダなど制御部33
からの信号で動作でき、突起と穴、突起と突起等の構成
でカバーをロックできる構造であるものなら何でもよ
い。
【0008】このような要求を満たすため、従来の技術
では、ドラム回転センサとカバーとカバー開閉センサと
カバーロック機構とを備えて成るドラム内蔵の画像等の
記録又は読取装置に次の点を考慮している。すなわち、 カバー開閉センサ31がカバー11の閉を検知しか
つドラム回転センサ32が回転を検知しているときは、
カバーロック機構36がカバー11をロックすること。 カバー開閉センサ31がカバー11の閉を検知しか
つドラム回転センサ32が非回転を検知しているとき
は、カバーロック機構36がカバー11をロック解除し
かつドラム13を非駆動とすること。 カバー開閉センサ31がカバー11の開を検知して
いるときは、カバーロック機構36がカバー11をロッ
ク解除しかつドラム13を非駆動とすること。 このようにすることにより、上述の如き問題は解消し、
オペレータの安全に最大限に配慮すると共に、ドラム1
3の回転が一旦停止した後には、オペレータの意志でド
ラム13を手動で自由に回転させることも可能とした、
洗濯機とは異なるドラム内蔵装置の記録又は読取装置1
0となっている。
では、ドラム回転センサとカバーとカバー開閉センサと
カバーロック機構とを備えて成るドラム内蔵の画像等の
記録又は読取装置に次の点を考慮している。すなわち、 カバー開閉センサ31がカバー11の閉を検知しか
つドラム回転センサ32が回転を検知しているときは、
カバーロック機構36がカバー11をロックすること。 カバー開閉センサ31がカバー11の閉を検知しか
つドラム回転センサ32が非回転を検知しているとき
は、カバーロック機構36がカバー11をロック解除し
かつドラム13を非駆動とすること。 カバー開閉センサ31がカバー11の開を検知して
いるときは、カバーロック機構36がカバー11をロッ
ク解除しかつドラム13を非駆動とすること。 このようにすることにより、上述の如き問題は解消し、
オペレータの安全に最大限に配慮すると共に、ドラム1
3の回転が一旦停止した後には、オペレータの意志でド
ラム13を手動で自由に回転させることも可能とした、
洗濯機とは異なるドラム内蔵装置の記録又は読取装置1
0となっている。
【0009】上述のような構成を有する記録又は読取装
置の制御動作は図5のフローによるると次のようにな
る。記録媒体の取り付け/取り外しの作業を行う場合、
カバー11が開いていれば(ブロック51)、カバー1
1をロックせず、ドラム13を動力では回転させないよ
うにする(ブロック54)。また、カバー11が開いて
いて、ドラム13に記録媒体の取り付け/取り外しの作
業を行う際には、ドラム13を手動で自由に回転させる
ことが必要である。このときドラム13に励磁がかかっ
ているとドラム13を手動で自由に回転させることがで
きないので、ドラム13の励磁が解除されている。
置の制御動作は図5のフローによるると次のようにな
る。記録媒体の取り付け/取り外しの作業を行う場合、
カバー11が開いていれば(ブロック51)、カバー1
1をロックせず、ドラム13を動力では回転させないよ
うにする(ブロック54)。また、カバー11が開いて
いて、ドラム13に記録媒体の取り付け/取り外しの作
業を行う際には、ドラム13を手動で自由に回転させる
ことが必要である。このときドラム13に励磁がかかっ
ているとドラム13を手動で自由に回転させることがで
きないので、ドラム13の励磁が解除されている。
【0010】一方、カバー11が閉まっている状態(ブ
ロック52)は、ドラム13に記録媒体が取り付けら
れ、記録操作/読み取り操作の待機・動作中・または終
了した状態である。このうち、ドラム13が回転してい
る記録動作/読み取り動作中はカバー11がロックされ
ている(ブロック53)。
ロック52)は、ドラム13に記録媒体が取り付けら
れ、記録操作/読み取り操作の待機・動作中・または終
了した状態である。このうち、ドラム13が回転してい
る記録動作/読み取り動作中はカバー11がロックされ
ている(ブロック53)。
【0011】また、カバー11が閉まっている状態(ブ
ロック52)でもドラム13が回転していない状態(す
なわち待機状態または動作終了状態)ではカバー11を
開いても安全なのでカバー11をロックせず、かつドラ
ム13を回転させないようにしている(ブロック5
5)。
ロック52)でもドラム13が回転していない状態(す
なわち待機状態または動作終了状態)ではカバー11を
開いても安全なのでカバー11をロックせず、かつドラ
ム13を回転させないようにしている(ブロック5
5)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の記録又は読取装置であっても、まだ次のような問題
があった。 記録・読取媒体をドラム13に取り付けるとき、ド
ラム13が任意の位置に停止している場合はドラム13
の取り付け位置を見つけるため大形ドラム13を回転さ
せながら取り付け位置を探さなければならないこと。 同じく、記録・読取媒体をドラム13から取り外す
ときも、ドラム13の取り外し位置を見つけるため大形
ドラム13を回転させながら取り外し位置を探さなけれ
ばならないこと。 このような記録又は読取装置10に記録又は読取用
のレーザが用いられるような場合、カバー11が開いて
いるときにそのレーザが発光すると人体に危険なこと。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、さらにオペレータの使い易いかつ安全には最大限
に配慮した記録又は読取装置を提供することにある。
来の記録又は読取装置であっても、まだ次のような問題
があった。 記録・読取媒体をドラム13に取り付けるとき、ド
ラム13が任意の位置に停止している場合はドラム13
の取り付け位置を見つけるため大形ドラム13を回転さ
せながら取り付け位置を探さなければならないこと。 同じく、記録・読取媒体をドラム13から取り外す
ときも、ドラム13の取り外し位置を見つけるため大形
ドラム13を回転させながら取り外し位置を探さなけれ
ばならないこと。 このような記録又は読取装置10に記録又は読取用
のレーザが用いられるような場合、カバー11が開いて
いるときにそのレーザが発光すると人体に危険なこと。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、さらにオペレータの使い易いかつ安全には最大限
に配慮した記録又は読取装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明によれば、カバー開閉センサが
カバー開を検知しているとき、さらに前記ドラムが回転
している場合は該ドラムを所望の回転位置で停止させる
ことようにしている。このことにより、記録媒体の取り
付け・取り外しが行ない易い所望の回転位置で停止する
ので、記録媒体の取り付け・取り外しが定位置で行わ
れ、操作性がよくなる。また、請求項2記載の発明によ
れば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置にお
いて、前記ドラムが所望の回転位置で停止した後は再回
転しないようにロックされることを特徴とするものであ
り、記録媒体の取り付け・取り外し時に、ドラムが回転
しないので操作性がよい。そして、請求項3記載の発明
によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置
であってさらに記録又は読取用レーザを有するものにお
いて、前記カバー開閉センサがカバー開を検知している
ときは前記記録又は読取用レーザを非発光とすることを
特徴とするものである。これにより、オペレータの安全
が確保される。さらに、請求項4記載の発明によれば、
前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置において、
前記ドラムのロック/非ロック用のスイッチを設けたこ
とを特徴とするものであり、これにより、記録又は読取
装置の操作性がさらに向上する。また、請求項5記載の
発明によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置において、前記ドラムのロック/非ロックのスイッ
チをコントロール用ホストコンピュータで行わせること
を特徴とするものである。これにより、記録又は読取装
置の操作性がさらに向上する。そして、請求項6記載の
発明によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置であってさらに記録又は読取用レーザを有するもの
において、前記カバー開閉センサがカバー閉を検知し
て、初めて前記記録又は読取用レーザを発光可能とする
ようにしており、これによってカバーが開いているとき
記録又は読取用レーザを発光しないようにしていた請求
項3の発明を更に改良して操作性が一段と向上する。
め、請求項1記載の発明によれば、カバー開閉センサが
カバー開を検知しているとき、さらに前記ドラムが回転
している場合は該ドラムを所望の回転位置で停止させる
ことようにしている。このことにより、記録媒体の取り
付け・取り外しが行ない易い所望の回転位置で停止する
ので、記録媒体の取り付け・取り外しが定位置で行わ
れ、操作性がよくなる。また、請求項2記載の発明によ
れば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置にお
いて、前記ドラムが所望の回転位置で停止した後は再回
転しないようにロックされることを特徴とするものであ
り、記録媒体の取り付け・取り外し時に、ドラムが回転
しないので操作性がよい。そして、請求項3記載の発明
によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置
であってさらに記録又は読取用レーザを有するものにお
いて、前記カバー開閉センサがカバー開を検知している
ときは前記記録又は読取用レーザを非発光とすることを
特徴とするものである。これにより、オペレータの安全
が確保される。さらに、請求項4記載の発明によれば、
前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置において、
前記ドラムのロック/非ロック用のスイッチを設けたこ
とを特徴とするものであり、これにより、記録又は読取
装置の操作性がさらに向上する。また、請求項5記載の
発明によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置において、前記ドラムのロック/非ロックのスイッ
チをコントロール用ホストコンピュータで行わせること
を特徴とするものである。これにより、記録又は読取装
置の操作性がさらに向上する。そして、請求項6記載の
発明によれば、前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置であってさらに記録又は読取用レーザを有するもの
において、前記カバー開閉センサがカバー閉を検知し
て、初めて前記記録又は読取用レーザを発光可能とする
ようにしており、これによってカバーが開いているとき
記録又は読取用レーザを発光しないようにしていた請求
項3の発明を更に改良して操作性が一段と向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る画像記録又は読取装置の制御動作を示すフローチャー
トである。以下、図1に基づいて、制御動作の概要を説
明する。図において、点線内は前述の従来装置のフロー
チャートであり、その外側に位置する制御部分が本発明
によるフローチャートである。
る画像記録又は読取装置の制御動作を示すフローチャー
トである。以下、図1に基づいて、制御動作の概要を説
明する。図において、点線内は前述の従来装置のフロー
チャートであり、その外側に位置する制御部分が本発明
によるフローチャートである。
【0015】カバー開閉センサ31がカバー11の開を
検知しているときは、たいていはドラムの慣性でまだ回
転中の場合がおおい。この場合、オペレータが手に触れ
ると危険であるので、ドラムを従来も停止させていた
が、本発明によると必ず所定の定位置(すなわち、記録
・読取媒体をドラム13に取り付け易い位置。)で自動
的にドラム回転を停止させるようにしている。(ブロッ
ク6)。このようにすることにより、オペレータが記録
・読取媒体をドラム13に取り付けたり記録・読取媒体
をドラム13から取り外したりするとき、ドラム13の
取り付け位置を見つけるため大形ドラム13を再回転さ
せる必要がなくなる。
検知しているときは、たいていはドラムの慣性でまだ回
転中の場合がおおい。この場合、オペレータが手に触れ
ると危険であるので、ドラムを従来も停止させていた
が、本発明によると必ず所定の定位置(すなわち、記録
・読取媒体をドラム13に取り付け易い位置。)で自動
的にドラム回転を停止させるようにしている。(ブロッ
ク6)。このようにすることにより、オペレータが記録
・読取媒体をドラム13に取り付けたり記録・読取媒体
をドラム13から取り外したりするとき、ドラム13の
取り付け位置を見つけるため大形ドラム13を再回転さ
せる必要がなくなる。
【0016】また、取り付け・取り外しの際に、ドラム
が回転しないように、ドラムをロックするようにしてい
る。(ブロック6)。
が回転しないように、ドラムをロックするようにしてい
る。(ブロック6)。
【0017】もちろん、そのあと改めてオペレータがド
ラムを手動で回転させることもありうるので、ドラム1
3の手動による回転ができるように後述のドラムロック
/非ロック用スイッチ14を押すことにより、ドラムロ
ック35は外される。
ラムを手動で回転させることもありうるので、ドラム1
3の手動による回転ができるように後述のドラムロック
/非ロック用スイッチ14を押すことにより、ドラムロ
ック35は外される。
【0018】さらにオペレータがドラムを手動で回転さ
せたとき、ドラム回転検出センサ32がドラム13の回
転を検出してカバーロック機構36をロックすると困る
ので、カバー開の場合はドラム回転検出センサ32がド
ラム13の回転を検出してもカバーロック機構36は働
かないように、カバーロック機構36は解除状態にして
おく。(ブロック4)。また、カバー開の場合はいかな
ることがあっても、モータによってドラムが駆動されて
はならないので、ドラムは非駆動状態におかれている。
(ブロック4)。
せたとき、ドラム回転検出センサ32がドラム13の回
転を検出してカバーロック機構36をロックすると困る
ので、カバー開の場合はドラム回転検出センサ32がド
ラム13の回転を検出してもカバーロック機構36は働
かないように、カバーロック機構36は解除状態にして
おく。(ブロック4)。また、カバー開の場合はいかな
ることがあっても、モータによってドラムが駆動されて
はならないので、ドラムは非駆動状態におかれている。
(ブロック4)。
【0019】そして、記録又は読取用レーザを用いてい
るような記録又は読取装置にあっては、カバー開閉セン
サ31がカバー11の開を検知しているときは、この記
録又は読取用レーザを非発光としている。このようにす
ることにより、カバー11を開けてオペレータが記録紙
の取り付けなどの操作中に誤ってレーザスイッチに触れ
たとしても、レーザが発光することはなく、オペレータ
の安全が確保される。(ブロック7)。
るような記録又は読取装置にあっては、カバー開閉セン
サ31がカバー11の開を検知しているときは、この記
録又は読取用レーザを非発光としている。このようにす
ることにより、カバー11を開けてオペレータが記録紙
の取り付けなどの操作中に誤ってレーザスイッチに触れ
たとしても、レーザが発光することはなく、オペレータ
の安全が確保される。(ブロック7)。
【0020】さらに、ドラムのロック/非ロック用のス
イッチ14を別途設けることにより、上記のステップな
どでドラムロックが掛かった後も、その解除を自由に行
うことができる。また、このドラムのロック/非ロック
のスイッチをコントロール用ホストコンピュータで以上
のフローを記憶させておき、フローにしたがって随時ロ
ック/非ロックを行わせると一層操作性がよくなる。
(ブロック8)。
イッチ14を別途設けることにより、上記のステップな
どでドラムロックが掛かった後も、その解除を自由に行
うことができる。また、このドラムのロック/非ロック
のスイッチをコントロール用ホストコンピュータで以上
のフローを記憶させておき、フローにしたがって随時ロ
ック/非ロックを行わせると一層操作性がよくなる。
(ブロック8)。
【0021】オペレータが記録・読取媒体をドラム13
に取り付けたあとカバー11を閉じたら、次に記録又は
読取用レーザを発光するようになるので、開閉センサ3
1がカバー閉を検知して、初めて前記の非発光状態に置
かれていた記録又は読取用レーザを発光可能としてい
る。(ブロック9)。
に取り付けたあとカバー11を閉じたら、次に記録又は
読取用レーザを発光するようになるので、開閉センサ3
1がカバー閉を検知して、初めて前記の非発光状態に置
かれていた記録又は読取用レーザを発光可能としてい
る。(ブロック9)。
【0022】以上のように、本発明によれば、ドラム内
蔵の画像等の前記記録又は読取装置において、カバー開
閉センサがカバー開を検知しているときで、さらにドラ
ムが回転している場合はドラムを所望の回転位置で停止
するようにしている。このことにより、記録媒体の取り
付け・取り外しが定位置で行われ、操作性がよくなる。
また、ドラムが所望の回転位置で停止した後は再回転し
ないようにロックをしている。これにより記録媒体の取
り付け・取り外し時にドラムが回転しないので操作性が
よい。そして、記録又は読取用レーザを有するものにお
いては、カバー開閉センサがカバー開を検知していると
きは記録又は読取用レーザは絶対に非発光としている。
これにより、オペレータの安全が確保される。さらに、
ドラムのロック/非ロック用のスイッチを設け、これを
コントロール用ホストコンピュータで操作させるので、
操作性がさらに向上する。また、カバー開閉センサがカ
バー開を検知しているときは記録又は読取用レーザは絶
対に非発光としているが、その後、カバーが閉じられた
ことを条件として、レーザを発光可能とするようにして
いる。
蔵の画像等の前記記録又は読取装置において、カバー開
閉センサがカバー開を検知しているときで、さらにドラ
ムが回転している場合はドラムを所望の回転位置で停止
するようにしている。このことにより、記録媒体の取り
付け・取り外しが定位置で行われ、操作性がよくなる。
また、ドラムが所望の回転位置で停止した後は再回転し
ないようにロックをしている。これにより記録媒体の取
り付け・取り外し時にドラムが回転しないので操作性が
よい。そして、記録又は読取用レーザを有するものにお
いては、カバー開閉センサがカバー開を検知していると
きは記録又は読取用レーザは絶対に非発光としている。
これにより、オペレータの安全が確保される。さらに、
ドラムのロック/非ロック用のスイッチを設け、これを
コントロール用ホストコンピュータで操作させるので、
操作性がさらに向上する。また、カバー開閉センサがカ
バー開を検知しているときは記録又は読取用レーザは絶
対に非発光としているが、その後、カバーが閉じられた
ことを条件として、レーザを発光可能とするようにして
いる。
【0023】
【発明の効果】このようにすることにより、従来装置の
問題が解消し、オペレータの安全に最大限に配慮すると
共に、操作性が一段と向上したドラム内蔵装置の記録又
は読取装置が得られる。
問題が解消し、オペレータの安全に最大限に配慮すると
共に、操作性が一段と向上したドラム内蔵装置の記録又
は読取装置が得られる。
【図1】本発明の画像記録又は読取装置の制御動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図2】本発明の適用対象の一例である画像記録又は読
取装置の外観斜視図。(A)はカバーが閉じた状態、
(B)はカバーが開いた状態。
取装置の外観斜視図。(A)はカバーが閉じた状態、
(B)はカバーが開いた状態。
【図3】図1の動作を実行させるための制御機構を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】実施例に係るカバーロック装置の具体的構成
図。
図。
【図5】従来例の画像記録又は読取装置の制御動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
10 画像記録又は読取装置 11 カバー 12 ハンドル 13 ドラム 14 ドラムのロック/非ロック用スイッチ 31 カバー開検出センサ 32 ドラム回転検出センサ 33 制御部 34 ドラム駆動モータ 35 ドラムロック 36 カバーロック装置 41 ソレノイド 42 バネ 43 バー 44 付き当て壁 45 カバー凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 ドラム回転センサと、カバーと、カバー
開閉センサと、カバーロック機構とを備えて成るドラム
内蔵の画像等の記録又は読取装置であって、 前記カバー開閉センサがカバー閉を検知しかつ前記
ドラム回転センサが回転を検知しているときは前記カバ
ーロック機構が前記カバーをロックし、 前記カバー開閉センサがカバー閉を検知しかつ前記
ドラム回転センサが非回転を検知しているときは前記カ
バーロック機構が前記カバーをロック解除しかつ前記ド
ラムを非駆動とし、 前記カバー開閉センサがカバー開を検知していると
きは前記カバーロック機構が前記カバーをロック解除し
かつ前記ドラムを非駆動とする前記ドラム内蔵の画像等
の記録又は読取装置において、 前記カバー開閉センサがカバー開を検知しているとき、
さらに前記ドラムが回転している場合は該ドラムを所望
の回転位置で停止させること、を特徴とするドラム内蔵
の画像等の記録又は読取装置。 - 【請求項2】 前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置において、 前記ドラムが所望の回転位置で停止した後は再回転しな
いようにロックされることを特徴とする請求項1記載の
ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置。 - 【請求項3】 前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置であってさらに記録又は読取用レーザを有するもの
において、 前記カバー開閉センサがカバー開を検知しているときは
前記記録又は読取用レーザを非発光とすること、を特徴
とする請求項1又は2記載のドラム内蔵の画像等の記録
又は読取装置。 - 【請求項4】 前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置において、 前記ドラムのロック/非ロック用のスイッチを設けたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のドラ
ム内蔵の画像等の記録又は読取装置。 - 【請求項5】 前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置において、 前記ドラムのロック/非ロックのスイッチをコントロー
ル用ホストコンピュータで行わせることを特徴とする請
求項4記載のドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置。 - 【請求項6】 前記ドラム内蔵の画像等の記録又は読取
装置であってさらに記録又は読取用レーザを有するもの
において、 前記カバー開閉センサがカバー閉を検知して、初めて前
記記録又は読取用レーザを発光可能とすること、を特徴
とする請求項3記載のドラム内蔵の画像等の記録又は読
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16280997A JPH116599A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16280997A JPH116599A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116599A true JPH116599A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15761643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16280997A Pending JPH116599A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ドラム内蔵の画像等の記録又は読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH116599A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222617B1 (en) * | 1998-09-18 | 2001-04-24 | Konica Corporation | Image forming apparatus |
US7088475B1 (en) * | 1998-10-05 | 2006-08-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading device |
EP2030797A1 (de) * | 2007-08-25 | 2009-03-04 | Mondi Business Paper Services AG | Optisch thermisch beschreibbare Nanobeschichtung |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16280997A patent/JPH116599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222617B1 (en) * | 1998-09-18 | 2001-04-24 | Konica Corporation | Image forming apparatus |
US7088475B1 (en) * | 1998-10-05 | 2006-08-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading device |
EP2030797A1 (de) * | 2007-08-25 | 2009-03-04 | Mondi Business Paper Services AG | Optisch thermisch beschreibbare Nanobeschichtung |
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