JP2004058554A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Hiroshi Kurata
倉田 宏
Kazuhiko Hatakeyama
畠山 和彦
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Abstract

【課題】サーマルヘッドの回動操作に関連した変更がないときは電源オン時から印字発行状態になるまでの時間を短縮し、印字効率の向上を図る。
【解決手段】回動操作可能なサーマルヘッド3を備えるとともに、電源オン時にサーマルヘッド3の回動操作に関連し電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する新規設定を実行してから印字制御を行なう制御部20を備え、制御部20に、電源オフの間にサーマルヘッド3の操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段25と、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段25が操作有を検知したとき上記新規設定を実行させ、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段25が操作無を検知したとき新規設定を実行しないで電源オン前に設定されたプリンタ条件の設定を維持する実行制御手段26とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、サーマルプリンタに係り、特に、インクリボンを取付けて行なう熱転写印字及びインクリボンを取外して感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字の両方の印字が可能なサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のサーマルプリンタとしては、例えば、所定長さのラベルを列設した用紙に印字を行なう所謂ラベルプリンタがある。これは、例えば、図8に示すように、プラテンローラ1と、このプラテンローラ1に対して当接して用紙に印字を可能にするクローズ位置R1 及びプラテンローラ1から離間してインクリボン2の取付け及び取外しを可能にするオープン位置R2 の2位置に回動操作可能なサーマルヘッド3と、インクリボン2を供給する供給リール4a及びインクリボン2を巻き取る巻取リール4bを回転可能に支持するインクリボン供給部4と、所定長さのラベル(図示せず)を列設した用紙5がロール状に巻回された用紙リール6aを回転可能に支持してこの用紙をプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に供給する用紙供給部6とを備えている。
【0003】
そして、インクリボン2を使用する熱転写印字においては、サーマルヘッド3をオープン位置R2 にして供給リール4a及び巻取リール4bを装着し、インクリボン2を用紙供給部6からの用紙5とともにプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に位置させ、それから、サーマルヘッド3をクローズ位置R1 に位置決めし、この状態で、熱転写印字を行なう。
【0004】
一方、インクリボン2を使用しないで、感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字においては、サーマルヘッド3をオープン位置R2 にして供給リール4a及び巻取リール4bを取外し、用紙供給部6に感熱用紙を用いてこれのみをプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に位置させ、それから、サーマルヘッド3をクローズ位置R1 に位置決めし、この状態で、ダイレクト印字を行なう。
【0005】
ところで、これらの印字方式は、サーマルヘッド3の印加エネルギー量の変更などを伴うことから、制御部(図示せず)での設定切換が必要であり、従来、例えば、この設定切換を自動で行なうものが開発されている(例えば、特開平2−2023号公報掲載)。
これは、電源オン時に、インクリボン2の装着の有無を検知し、インクリボン2が装着されているときは熱転写印字を行なうと判断して、熱転写印字を行なうための設定を自動で行ない、インクリボン2が装着されていないときはダイレクト印字を行なうと判断して、ダイレクト印字を行なうための設定を自動で行なう。
このような設定は、一般に、所謂ウォーミングアップと言われ、電源オン時に限らず、電源のオン中に用紙交換やインクリボンを変えるためにサーマルヘッドを動かしたときにも行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のサーマルプリンタにあっては、電源オフして、再び電源オンしたときに、熱転写印字またはダイレクト印字を行なうための設定を新規に行なうが、例えば、電源のオン,オフが、操作者が昼休みの間あるいは、帰宅してから翌朝までの間などの一時的にプリンタを休止するために行なわれるときや、間違ってオン,オフをした場合など、印字方式の変更などサーマルヘッドの回動操作に関連した変更がないにもかかわらず、電源オン時に、必ず、熱転写印字またはダイレクト印字を行なうための設定が自動で行なわれることになるので、電源オン時から印字発行状態(オンライン状態)になるまでの時間(ウォーミングアップ時間)が長くなってしまい、それだけ、効率が悪いという問題があった。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、サーマルヘッドの回動操作に関連した変更がないときは電源オン時から印字発行状態になるまでの時間を短縮し、印字効率の向上を図ったサーマルプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため本発明の技術的手段は、回動操作可能なサーマルヘッドを備えるとともに、電源オン時に上記サーマルヘッドの回動操作に関連し電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する新規設定を実行してから印字制御を行なう制御部を備えたサーマルプリンタにおいて、
上記制御部に、電源オフの間に上記サーマルヘッドの操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段と、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段が操作無を検知したとき上記新規設定を実行しないで該電源オン前に設定されたプリンタ条件の設定を維持する実行制御手段とを備えた構成としている。
【0009】
これにより、電源オフ時にサーマルヘッドの回動操作があったときは、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段がサーマルヘッドの操作有を検知し、これにより、制御部において、サーマルヘッドの回動操作に関連し電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する新規設定が実行され、それから印字制御が行なわれる。
このような印字を行なっていて、例えば、電源のオン,オフが、操作者が昼休みの間あるいは、帰宅してから翌朝までの間などの一時的にプリンタを休止するために行なわれるときや、間違ってオン,オフをした場合など、印字方式の変更などサーマルヘッドの回動操作に関連した変更がないのに行なわれたときは、電源をオンすると、サーマルヘッド操作検知手段が、サーマルヘッドの操作無を検知し、これにより、制御部において、実行制御手段が新規設定を実行しないで電源オン前に設定されたプリンタ条件の設定を維持し、印字制御が行なわれる。
そのため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間が短縮され、それだけ、印字効率の向上が図られる。
【0010】
また、上記の課題を解決するため本発明の技術的手段は、プラテンローラに対して当接して用紙に印字を可能にするクローズ位置及び上記プラテンローラから離間してインクリボンの取付け及び取外しを可能にするオープン位置の2位置に回動操作可能なサーマルヘッドを備えるとともに、上記インクリボンを取付けて熱転写印字を行なう熱転写印字モード及びインクリボンを取外して感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行ない、選択されたモードのプリンタ条件を設定してから該プリンタ条件に従って印字制御を行なう制御部を備えたサーマルプリンタにおいて、
上記制御部に、上記熱転写印字モード及びダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行なうモード選択手段と、該モード選択手段によって選択されたモードのプリンタ条件を記憶して設定する書き換え可能な不揮発性のプリンタ条件設定手段と、上記モード選択手段のモード選択毎にプリンタ条件設定手段の設定内容を書き換える書換手段と、電源オフの間に上記サーマルヘッドの操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段と、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段が操作有を検知したとき上記モード選択手段の機能を実行させる一方、該サーマルヘッド操作検知手段が操作無を検知したとき上記モード選択手段の機能を実行させないで上記プリンタ条件設定手段に設定された電源オン前のプリンタ条件を維持する実行制御手段とを備えた構成としている。
【0011】
これにより、熱転写印字モードあるいはダイレクト印字モードの切り替えのために、即ち、インクリボンの取付け及び取外しのために、電源オフ時にサーマルヘッドの回動操作があったときは、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段がサーマルヘッドの操作有を検知し、これにより、制御部において、モード選択手段が熱転写印字モード及びダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を行ない、書換手段がモード選択手段によって選択されたモードのプリンタ条件をプリンタ条件設定手段に書き換えて設定し、このプリンタ条件に従って印字制御が行なわれる。
このような印字を行なっていて、例えば、電源のオン,オフが、操作者が昼休みの間あるいは、帰宅してから翌朝までの間などで一時的にプリンタを休止するために行なわれるときや、間違ってオン,オフをした場合など、印字モードの切り替えがないのに行なわれたときは、電源をオンすると、サーマルヘッド操作検知手段が、サーマルヘッドの操作無を検知し、これにより、制御部において、実行制御手段がモード選択手段の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段に書き込まれた電源オン前のプリンタ条件を維持し、これにより印字制御が行なわれる。
そのため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間が短縮され、それだけ、印字効率の向上が図られる。
【0012】
そして、必要に応じ、上記制御部に、用紙の検知による用紙に係る用紙情報を電源オン時に取得する用紙情報取得手段が備えられ、
上記制御部のプリンタ条件設定手段は、上記用紙情報取得手段により取得された用紙情報が設定される機能を備え、
上記制御部の実行制御手段は、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段による操作有の検知があったとき上記用紙情報取得手段の機能を実行させる一方、該サーマルヘッド操作検知手段による操作無の検知があったとき上記用紙情報取得手段の機能を実行させないで上記プリンタ条件設定手段に設定された電源オン前の用紙情報を維持する構成としている。
【0013】
これによれば、用紙の変更などが無い電源のオン,オフが行なわれたときは、電源をオンすると、サーマルヘッド操作検知手段が、サーマルヘッドの操作無を検知し、これにより、制御部において、実行制御手段が用紙情報取得手段の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段に書き込まれた電源オン前の用紙情報を維持し、これにより印字制御が行なわれる。
そのため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間が短縮され、それだけ、印字効率の向上が図られる。
【0014】
また、必要に応じ、上記サーマルヘッド操作検知手段を、上記サーマルヘッドの操作に連動して第一位置から第二位置に切り替えられる作動片と、該作動片が第一位置から第二位置に移動させられたとき第一位置から第二位置に移動させられ通電時に第二位置から第一位置に復帰させられるスイッチ片と、第一位置から第二位置に移動させられた上記スイッチ片を保持する保持手段と、該保持手段に保持されたスイッチ片を第二位置から第一位置に復帰させるリセット手段とを備えたスイッチ体を備えて構成し、電源オン時にスイッチ体のスイッチ片が保持手段に保持されていることを検知することでサーマルヘッドの操作有を検知する構成としている。
スイッチ体を用いるので、機械的検知によりサーマルヘッドの操作の検知を行なうことになることから、検知が確実になるとともに、比較的簡易に取付けができる。
【0015】
更に、必要に応じ、上記サーマルヘッドを保持体に保持し、該保持体をベースフレームに支持された回動軸に回動可能に支持し該回動によりサーマルヘッドをクローズ位置及びオープン位置の2位置に回動可能にし、サーマルヘッドがクローズ位置のときこれをロックしロック解除により該サーマルヘッドのオープン位置への回動を許容するロック機構を設け、上記サーマルヘッド操作検知手段を、上記ロック機構のロック解除があったときサーマルヘッドの操作有として検知する機能を備えて構成している。
ロック機構のロック解除によりサーマルヘッドの操作有として検知することから、プリンタ条件の設定が新規に行なわれ、そのため、プリンタ条件の設定を確実にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタを説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタPは、所定長さのラベルを列設した用紙に印字を行なう所謂ラベルプリンタである。このサーマルプリンタPは、図1に示すように、プラテンローラ1と、このプラテンローラ1に対して当接して用紙5に印字を可能にするクローズ位置R1 及びプラテンローラ1から離間してインクリボン2の取付け及び取外しを可能にするオープン位置R2 の2位置に回動操作可能なサーマルヘッド3と、インクリボン2を供給する供給リール4a及びインクリボン2を巻き取る巻取リール4bを回転可能に支持するインクリボン供給部4と、所定長さのラベル(図示せず)を列設した用紙5がロール状に巻回された用紙リール6aを回転可能に支持してこの用紙5をプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に供給する用紙供給部6とを備えている。
【0017】
サーマルヘッド3は、図2及び図3に示すように、所謂片持ちタイプのものであり、保持体7に保持されている。この保持体7は、ベースフレーム8に片持ち支持されたシャフト9に回動可能に支持されており、この保持体7の回動によりサーマルヘッド3は、クローズ位置R1 及びオープン位置R2 の2位置に回動可能になっている。シャフト9の他端にはプレート10が設けられている。
11はサーマルヘッド3がクローズ位置R1 のときこれをロックし、ロック解除によりオープン位置R2 への回動を許容するロック機構である。ロック機構11は、ベースフレーム8とプレート10との間に回動可能に架設された回動軸12と、回動軸12と同動しロック時に保持体7を押えてサーマルヘッド3をプラテンローラ1に当接させる一対の押え部材13と、プレート10の外側に設けたピン14に係合して保持体7をロックするとともに係合解除されてロック解除するフック体15と、プレート10の外側において回動軸12に設けられ回動軸12を回動させるレバー16とを備えている。17はフック体15のロック解除時の回動を停止させるストッパである。
【0018】
図1に示すように、サーマルプリンタPは、制御部20を備えている。この制御部20は、インクリボン2を取付けて熱転写印字を行なう熱転写印字モード及びインクリボン2を取外して感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行なって選択されたモードのプリンタ条件に従って印字制御を行なうものである。また、制御部20は、電源オン時にサーマルヘッド3の回動操作に関連し電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する新規設定を実行してから印字制御を行なう。
【0019】
詳しくは、制御部20は、熱転写印字モード及びダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行なうモード選択手段21を備えている。モード選択手段21は、インクリボン2の有無を検知して、インクリボン2があるときは熱転写印字モードと判断し、インクリボン2がないときはダイレクト印字モードと判断する。
また、制御部20は、このモード選択手段21によって選択されたモードのプリンタ条件を記憶して設定する書き換え可能な不揮発性のプリンタ条件設定手段22と、モード選択手段21のモード選択毎にプリンタ条件設定手段22の設定内容を書き換える書換手段23とを備えている。
【0020】
更に、制御部20は、用紙5を検知して用紙5に係る用紙情報を電源オン時に取得する用紙情報取得手段24を備えている。用紙情報取得手段24は、例えば、用紙5が所定長さのラベルを列設したものであるとき、用紙5のラベルの長さを計測する計測センサー(図示せず)を備えている。
そして、プリンタ条件設定手段22は、用紙情報取得手段24が取得した用紙情報を記憶する機能を備えている。例えば、計測したラベル長を記憶する。
【0021】
また、制御部20は、電源オフの間にサーマルヘッド3の操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段25を備えている。
サーマルヘッド操作検知手段25は、図2乃至図4に示すように、スイッチ体30を備えて構成されている。このスイッチ体30は、例えばロッカースイッチであり、サーマルヘッド3の回動に連動して第一位置A1 から第二位置A2 の2位置に切り替えられる作動片31と、図4に示すように、作動片31が第一位置A1 から第二位置A2 に移動させられたとき第一位置A1 から第二位置A2 に移動させられ通電時に第二位置A2 から第一位置A1 に復帰させられて検知回路32を切り替えるスイッチ片33と、電源オフ時に作動片31の移動にかかわらず第一位置A1 から第二位置A2 に移動させられたスイッチ片33を保持する永久磁石からなる保持手段34と、保持手段34に保持されたスイッチ片33を第二位置A2 から第一位置A1 に復帰させる通電により、もとにもどす電磁石からなるリセット手段35とを備えている。そして、サーマルヘッド操作検知手段25は、電源オン時にスイッチ体30のスイッチ片33が保持手段34に保持されていることを検知回路32を介して検知することでサーマルヘッド3の操作有を検知する。保持手段34に保持されていないときは、サーマルヘッド3の操作無を検知する。
【0022】
このスイッチ体30は、図2乃至図3に示すように、ベースフレーム8の内側に取付けられており、ロック機構11の回動軸12に設けたカム36によって、その作動片31が移動させられる。即ち、ロック解除状態では作動片31はカム36により第一位置A1 から第二位置A2 に位置させられる。尚、ロック状態では、作動片31はリセット手段35によりスイッチ片33を介して第一位置A1 に位置させられる。即ち、ロック機構11の操作により、サーマルヘッド3が操作されたとする。ロック機構11の動作に連動させるので、検知を確実にすることができる。
【0023】
また、図1に示すように、制御部20は、実行制御手段26を備えている。この実行制御手段26は、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段25が操作有を検知したときモード選択手段21の機能を実行させる一方、サーマルヘッド操作検知手段25が操作無を検知したときモード選択手段21の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段22に書き込まれた電源オン前のプリンタ条件を維持する。
更に、この実行制御手段26は、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段25が操作有を検知したとき用紙情報取得手段24の機能を実行させる一方、サーマルヘッド操作検知手段25が操作無を検知したとき用紙情報取得手段24の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段22に書き込まれた電源オン前の用紙情報を維持する機能を備えて構成されている。
【0024】
更にまた、制御部20は、使用すべき透過または反射式などのセンサーを電源オン時に確定する機能を備え、プリンタ条件設定手段22は、確定したセンサーの情報も記憶する機能を備えている。実行制御手段26は、電源オン時にサーマルヘッド操作検知手段25が操作有を検知したとき各種センサーの確定の機能を実行させる一方、サーマルヘッド操作検知手段25が操作無を検知したとき各種センサーの確定の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段22に書き込まれた電源オン前の各種センサーの情報を維持する機能を備えて構成されている。
尚、制御部20は、電源オンの間にサーマルヘッド3の操作が有ったか無いかの操作有無を検知するセンサー(図示せず)を備えており、電源オン中に用紙交換やインクリボンを変えるためにサーマルヘッド3を動かしたときには、これを検知して、プリンタ条件を新規に設定する新規設定を実行してから印字制御を行なう。
【0025】
図5には、制御部20の回路構成を示す。回路構成において、41はCPUであって、バス42を介してROM43に格納されたプログラムにより各回路の制御及びプリンタ作動を司る。上記のモード選択手段21,書換手段23,実行制御手段26などは、このCPU41の機能によって実現される。バス42は各回路の状態をCPU41に伝達し、また、CPU41が各回路に行なう指示を伝達する。
【0026】
ROM43は、各種プログラムや熱転写モードとダイレクト印字モードにおけるサーマルヘッド3の印加エネルギーテーブルなどを格納する。44はRAMであって、外部から受信したコマンドやビット展開した印字イメージを格納し、また、各種作業ワークエリアとして使用される。
45はEEPROMであって、ROM43に記憶された印字動作に必要な各種の設定内容を格納する不揮発性メモリである。EEPROM45は上記のプリンタ条件設定手段22の機能を実現する。
ヘッド制御51は1ライン分のデータをサーマルヘッド3に転送し、加熱することで用紙5に印字を行なう。46は用紙5の搬送を制御する搬送モータ、47は用紙5やリボンの検知や制御を行なう各種センサーである。48は外部インタフェースであり、PCなどのホストと印字データの受信及びプリンタ状態の通知を行なう。49は入力部であり、釦やキーボードなどにより印字に関する設定やデータの入力を行なう。50は表示部であり、液晶パネルなどでプリンタの状態の表示や各種設定画面を表示する。
【0027】
従って、この実施の形態に係るサーマルプリンタPによって、印字を行なうときは、以下のようにして行なう。
インクリボン2を使用する熱転写印字においては、図1乃至図3に示すように、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3のロックを解除し、サーマルヘッド3をオープン位置R2 にして供給リール4a及び巻取リール4bを装着し、インクリボン2を用紙供給部6からの用紙5とともにプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に位置させ、それから、サーマルヘッド3をクローズ位置R1 に位置決めし、再び、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3をロックする。
【0028】
一方、インクリボン2を使用しないで、感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字においては、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3をオープン位置R2 にして供給リール4a及び巻取リール4bを取外し、用紙供給部6に感熱用紙5を用いてこれのみをプラテンローラ1とサーマルヘッド3との間に位置させ、それから、サーマルヘッド3をクローズ位置R1 に位置決めし、再び、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3をロックする。
【0029】
このようなサーマルヘッド3の操作が電源オフ時に行なわれると、ロック機構11のレバー16を操作するので、レバー16によって回動する回動軸12に設けたカム36によって、スイッチ体30の作動片31が切り替えられる。即ち、このサーマルヘッド3の操作においては、ロック機構11は、ロック状態からロック解除状態になり、再びロック状態になる。これにより、スイッチ体30の作動片31はカム36により第一位置A1 から第二位置A2 に位置させられる。
この場合、図4に示すように、スイッチ片33は、先ず、作動片31により第一位置A1 から第二位置A2 に移動させられ、検知回路32を切り替えて、保持手段34により第二位置A2 に保持される。
【0030】
次に、図6に示す制御部20の機能をフローチャートに従って説明する。電源をオンすると(S1)、ハードウエアの初期化及び動作確認を行ない(S2)、サーマルヘッド3の開閉の確認を行なう(S3)。
この場合、サーマルヘッド操作検知手段25がスイッチ体30のスイッチ片33が保持手段34に保持されているか否かを検知回路32を介して検知することでサーマルヘッド3の操作の有無を検知する。保持手段34に保持されているときは、サーマルヘッド3の操作有を検知する(S4)。この場合、スイッチ体30を用いているので、機械的検知によりサーマルヘッド3の操作の検知を行なうことになることから、検知が確実になる。
【0031】
これにより、制御部20は実行制御手段26により、電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する。先ず、用紙情報取得手段24の機能を実行させ、例えば、用紙5のセンサーレベルを検出し、使用する透過または反射式などのセンサーの確定をするとともに、用紙長さ(ラベル長さ)を計測する(S5)。用紙情報や確定したセンサーの情報はプリンタ条件設定手段22に記憶される。
次に、実行制御手段26によりモード選択手段21が機能させられ、インクリボン2の有無を判断する(S6)。インクリボン2が有るときは(S6)、熱転写印字モードと判断し、書換手段23によってプリンタ条件設定手段22の内容がこのモード選択手段21によって選択された熱転写モードのプリンタ条件に書き換えられて記憶させられる(S7)。また、リボンエラーを検出する機能が有効に設定される(S8)。
【0032】
一方、インクリボン2が無いときは(S6)、ダイレクト印字モードと判断し、書換手段23によってプリンタ条件設定手段22の内容がこのモード選択手段21によって選択されたダイレクト印字のプリンタ条件に書き換えられて記憶させられる(S9)。また、リボンエラーを検出する機能は不要なので、無効に設定される(S10)。
そして、選択された印字モードのプリンタ条件に従った印加エネルギーテーブルが設定される(S11)。
この印字モードに係る設定においては、スイッチ体30は、ロック機構11の動作に連動させて検知するので、サーマルヘッド3の操作有として検知することから、プリンタ条件の設定が新規に行なわれ、そのため、プリンタ条件の設定を確実にすることができる。
【0033】
この状態になると、サーマルヘッド3の開閉検知がリセットされる(S12)。即ち、図4に示すように、スイッチ体30においては、リセット手段35に通電させられ、保持手段34に保持されたスイッチ片33が第二位置A2 から第一位置A1 に復帰させられる。また、作動片31も、第二位置A2 から第一位置A1 に復帰させられる。
そして、制御部20は選択されたモードのプリンタ条件に従って印字制御を行なう。
【0034】
このような印字を行なっていて、印字モードを切り替えたいときは、一度電源をオフにし、それから、上記のように、電源オフ時に、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3のロックを解除し、サーマルヘッド3をオープン位置R2 にして、所要に設定した後、それから、サーマルヘッド3をクローズ位置R1 に位置決めし、再び、ロック機構11のレバー16を操作してサーマルヘッド3をロックする。
それから、電源をオンにすると、上記と同様に、制御部20は実行制御手段26により、電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する(S5〜S11)。
【0035】
また、上記のような印字を行なっていて、例えば、電源のオン,オフが、操作者が昼休みの間あるいは、帰宅してから翌朝までの間などの一時的にプリンタを休止するために行なわれるときや、間違ってオン,オフをした場合など、印字方式の変更などサーマルヘッドの回動操作に関連した変更がないオン,オフが行なわれたときは以下のようになる。
図6に示すように、電源をオンすると(S1)、ハードウエアの初期化及び動作確認を行ない(S2)、サーマルヘッド3の開閉の確認を行なう(S3)。
この際も、サーマルヘッド操作検知手段25がスイッチ体30のスイッチ片33が保持手段34に保持されているか否かを検知回路32を介して検知することでサーマルヘッド3の操作の有無を検知する。この場合は、図4に示すように、スイッチ片33の移動がないので、スイッチ片33は第一位置A1 にあり、そのため、サーマルヘッド操作検知手段25は、サーマルヘッド3の操作無を検知する(S4)。
【0036】
すると、制御部20は実行制御手段26により、電源オン前に設定されたプリンタ条件をそのまま維持する(S13)。即ち、用紙情報取得手段24,モード選択手段21の機能の実行を行なわない。
そのため、即座にサーマルヘッド3の開閉検知がリセットされ(S12)、電源オン前に選択されたモードのプリンタ条件に従って印字制御が行なわれる。このため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間が短縮され、それだけ、印字効率の向上が図られる。
【0037】
尚、上記実施の形態のサーマルヘッド操作検知手段25において、スイッチ体30とカム36の位置関係は、図2乃至図3に示す関係に限定されるものではなく、図7に示すように、別の位置関係にしても良く、適宜変更して差支えない。この場合には、ロック解除状態では作動片31はカム36により第一位置A1 から第二位置A2 に位置させられ、ロック状態では作動片31はカム36により第二位置A2 から第一位置A1 に位置させられる。この場合も、作動片31の移動にかかわらず第一位置A1 から第二位置A2 に移動させられたスイッチ片33は保持手段34に保持され、サーマルヘッド操作検知手段25は電源オン時にスイッチ体30のスイッチ片33が保持手段34に保持されていることを検知回路32を介して検知することでサーマルヘッド3の操作有を検知する。
尚また、上記実施の形態では、サーマルヘッド3は、片持ちタイプのものを示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、両持ちタイプのものでも良く、適宜変更して差支えない。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のサーマルプリンタによれば、サーマルヘッドの回動操作に関連した変更が無い電源のオン,オフが行なわれたときは、電源をオンすると、サーマルヘッド操作検知手段が、サーマルヘッドの操作無を検知し、これにより、制御部において、実行制御手段が新規設定を実行しないで電源オン前に設定されたプリンタ条件の設定を維持し、印字制御を行なうことができ、そのため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間を短縮することができ、それだけ、印字効率の向上を図ることができる。
【0039】
また、本発明のサーマルプリンタによれば、熱転写印字モードあるいはダイレクト印字モードの切り替えを行なわないオン,オフが行なわれたときは、電源をオンすると、サーマルヘッド操作検知手段が、サーマルヘッドの操作無を検知し、これにより、制御部において、実行制御手段がモード選択手段の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段に書き込まれた電源オン前のプリンタ条件を維持し、印字制御を行なうことができ、そのため、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間を短縮することができ、それだけ、印字効率の向上を図ることができる。
【0040】
そして、実行制御手段が、サーマルヘッド操作検知手段による操作無の検知があったとき用紙情報取得手段の機能を実行させないでプリンタ条件設定手段に書き込まれた電源オン前の用紙情報を維持する場合には、電源オン時から印字発行状態になるまでの時間がより一層短縮され、それだけ、印字効率の向上を図ることができる。
【0041】
また、サーマルヘッド操作検知手段を、スイッチ体を用いて構成した場合には、機械的検知によりサーマルヘッドの操作の検知を行なうことになることから、検知を確実にすることができるとともに、比較的簡易に取付けを行なうことができる。
【0042】
更に、サーマルヘッド操作検知手段を、ロック機構のロック解除があったときサーマルヘッドの操作有として検知する構成とした場合には、ロック機構の動作をサーマルヘッドの操作有として検知することから、プリンタ条件の設定を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタを示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタの要部図であり、(a)はサーマルヘッドのある部分を示す図、(b)はサーマルヘッド操作検知手段のカムとスイッチ体との関係を抜き出して示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタのサーマルヘッドのある部分を示す図2(a)中Y線視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタにおいて、サーマルヘッド操作検知手段のスイッチ体の原理を示す回路図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタにおいて、制御部の回路構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタにおいて、制御部の制御工程を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るサーマルプリンタの変形例を示す要部図であり、(a)はサーマルヘッドのある部分を示す図、(b)はサーマルヘッド操作検知手段のカムとスイッチ体との関係を抜き出して示す図である。
【図8】従来からあるサーマルプリンタの一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
P サーマルプリンタ
1 プラテンローラ
2 インクリボン
3 サーマルヘッド
R1   クローズ位置
R2   オープン位置
4 インクリボン供給部
5 用紙
6 用紙供給部
7 保持体
8 ベースフレーム
9 シャフト
10 プレート
11 ロック機構
12 回動軸
13 押え部材
14 ピン
15 フック体
16 レバー
17 ストッパ
20 制御部
21 モード選択手段
22 プリンタ条件設定手段
23 書換手段
24 用紙情報取得手段
25 サーマルヘッド操作検知手段
26 実行制御手段
30 スイッチ体
31 作動片
32 検知回路
33 スイッチ片
A1   第一位置
A2   第二位置
34 保持手段
35 リセット手段
36 カム
41 CPU
42 バス
43 ROM
44 RAM
45 EEPROM

Claims (5)

  1. 回動操作可能なサーマルヘッドを備えるとともに、電源オン時に上記サーマルヘッドの回動操作に関連し電源オン前に設定されたプリンタ条件を新規に設定する新規設定を実行してから印字制御を行なう制御部を備えたサーマルプリンタにおいて、
    上記制御部に、電源オフの間に上記サーマルヘッドの操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段と、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段が操作無を検知したとき上記新規設定を実行しないで該電源オン前に設定されたプリンタ条件の設定を維持する実行制御手段とを備えたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. プラテンローラに対して当接して用紙に印字を可能にするクローズ位置及び上記プラテンローラから離間してインクリボンの取付け及び取外しを可能にするオープン位置の2位置に回動操作可能なサーマルヘッドを備えるとともに、上記インクリボンを取付けて熱転写印字を行なう熱転写印字モード及びインクリボンを取外して感熱紙に直接印字を行なうダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行ない、選択されたモードのプリンタ条件を設定してから該プリンタ条件に従って印字制御を行なう制御部を備えたサーマルプリンタにおいて、
    上記制御部に、上記熱転写印字モード及びダイレクト印字モードのいずれかのモード選択を電源オン時に行なうモード選択手段と、該モード選択手段によって選択されたモードのプリンタ条件を記憶して設定する書き換え可能な不揮発性のプリンタ条件設定手段と、上記モード選択手段のモード選択毎にプリンタ条件設定手段の設定内容を書き換える書換手段と、電源オフの間に上記サーマルヘッドの操作が有ったか無いかの操作有無を検知するサーマルヘッド操作検知手段と、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段が操作有を検知したとき上記モード選択手段の機能を実行させる一方、該サーマルヘッド操作検知手段が操作無を検知したとき上記モード選択手段の機能を実行させないで上記プリンタ条件設定手段に設定された電源オン前のプリンタ条件を維持する実行制御手段とを備えたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  3. 上記制御部に、用紙の検知による用紙に係る用紙情報を電源オン時に取得する用紙情報取得手段が備えられ、
    上記制御部のプリンタ条件設定手段は、上記用紙情報取得手段により取得された用紙情報が設定される機能を備え、
    上記制御部の実行制御手段は、電源オン時に上記サーマルヘッド操作検知手段による操作有の検知があったとき上記用紙情報取得手段の機能を実行させる一方、該サーマルヘッド操作検知手段による操作無の検知があったとき上記用紙情報取得手段の機能を実行させないで上記プリンタ条件設定手段に設定された電源オン前の用紙情報を維持することを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタ。
  4. 上記サーマルヘッド操作検知手段を、上記サーマルヘッドの操作に連動して第一位置から第二位置に切り替えられる作動片と、該作動片が第一位置から第二位置に移動させられたとき第一位置から第二位置に移動させられ通電時に第二位置から第一位置に復帰させられるスイッチ片と、第一位置から第二位置に移動させられた上記スイッチ片を保持する保持手段と、該保持手段に保持されたスイッチ片を第二位置から第一位置に復帰させるリセット手段とを備えたスイッチ体を備えて構成し、電源オン時にスイッチ体のスイッチ片が保持手段に保持されていることを検知することでサーマルヘッドの操作有を検知することを特徴とする請求項2または3記載のサーマルプリンタ。
  5. 上記サーマルヘッドを保持体に保持し、該保持体をベースフレームに支持された回動軸に回動可能に支持し該回動によりサーマルヘッドをクローズ位置及びオープン位置の2位置に回動可能にし、サーマルヘッドがクローズ位置のときこれをロックしロック解除により該サーマルヘッドのオープン位置への回動を許容するロック機構を設け、上記サーマルヘッド操作検知手段を、上記ロック機構のロック解除があったときサーマルヘッドの操作有として検知する機能を備えて構成したことを特徴とする請求項2,3または4記載のサーマルプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7120812B2 (en) 2004-03-11 2006-10-10 Seiko Epson Corporation Power supply control apparatus and power supply control method
US7160041B2 (en) 2004-09-07 2007-01-09 Paxar Americas, Inc. Linerless label printer with controller to relieve print pressure following print cycle
US7408564B2 (en) 2004-11-22 2008-08-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for setting print condition according to thermal printhead
US8659769B2 (en) 2010-11-01 2014-02-25 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, state detection method of control apparatus, storage medium, and program therefor

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