JPH1165764A - タッチパネル付き液晶表示素子 - Google Patents
タッチパネル付き液晶表示素子Info
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- JPH1165764A JPH1165764A JP22922797A JP22922797A JPH1165764A JP H1165764 A JPH1165764 A JP H1165764A JP 22922797 A JP22922797 A JP 22922797A JP 22922797 A JP22922797 A JP 22922797A JP H1165764 A JPH1165764 A JP H1165764A
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- panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力機能を備えた液晶表示素子において、ペ
ン等の押圧によって表示異常をきたすことなく、しかも
明るく、高コントラストであり、さらには軽くて薄いタ
ッチパネル付き液晶表示素子を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 抵抗膜方式のタッチパネル７が、液晶表
示パネル１４の表示面に密着して配置されており、液晶
パネルの表示面側基板８と裏面側基板９との間に封入さ
れた液晶層１１は液晶材料１２を固体材料１３中に分散
保持してなる。タッチパネルと液晶表示パネルとの間に
空隙がないので光反射が低減され、明るく高コントラス
となり、かつ液晶材料を固体材料中に分散保持した液晶
層１１が固く、変形しにくいものとなるので、たとえ液
晶パネルに押圧が加わっても、パネルがたわむことな
く、表示に異常をきたすことがなくなった。
ン等の押圧によって表示異常をきたすことなく、しかも
明るく、高コントラストであり、さらには軽くて薄いタ
ッチパネル付き液晶表示素子を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 抵抗膜方式のタッチパネル７が、液晶表
示パネル１４の表示面に密着して配置されており、液晶
パネルの表示面側基板８と裏面側基板９との間に封入さ
れた液晶層１１は液晶材料１２を固体材料１３中に分散
保持してなる。タッチパネルと液晶表示パネルとの間に
空隙がないので光反射が低減され、明るく高コントラス
となり、かつ液晶材料を固体材料中に分散保持した液晶
層１１が固く、変形しにくいものとなるので、たとえ液
晶パネルに押圧が加わっても、パネルがたわむことな
く、表示に異常をきたすことがなくなった。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等のディ
スプレイに用いられる液晶表示素子に関し、より詳しく
は、抵抗膜方式のタッチパネルによる入力機能を備えた
液晶表示素子に関する。
スプレイに用いられる液晶表示素子に関し、より詳しく
は、抵抗膜方式のタッチパネルによる入力機能を備えた
液晶表示素子に関する。
【０００２】
【従来の技術】以下では、液晶表示パネルの上にタッチ
パネルを重ねて配置してなる従来の液晶表示素子につい
て、その断面図を示す図３を参照しながら説明する。
パネルを重ねて配置してなる従来の液晶表示素子につい
て、その断面図を示す図３を参照しながら説明する。
【０００３】図３に示す液晶表示素子において、７はタ
ッチパネル、１４は液晶表示パネルを示している。
ッチパネル、１４は液晶表示パネルを示している。
【０００４】このタッチパネル７は、ＩＴＯ等からなる
透明導電膜４及び５が各々形成された透明な可撓基板１
と固定基板２が、透明導電膜同士が対向するように接着
層６により接着された構成となっており、また固定基板
２側にはスペーサ３が形成されている。なお、このスペ
ーサ３の機能については、後述することとする。通常、
可撓基板にはＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等
の可撓性プラスチックフィルムが用いられ、固定基板に
はガラス等の固い基板が用いられる。一方液晶表示パネ
ル１４は、表示面側基板８と裏面側基板９とが接着層１
０を介して貼り合わされ、シールされた空間内に液晶材
料１６が封入された構成となっている。そして、これら
の液晶表示パネル１４とタッチパネル７は、間隔１７を
設けて両面テープ１８等によって接合されている。
透明導電膜４及び５が各々形成された透明な可撓基板１
と固定基板２が、透明導電膜同士が対向するように接着
層６により接着された構成となっており、また固定基板
２側にはスペーサ３が形成されている。なお、このスペ
ーサ３の機能については、後述することとする。通常、
可撓基板にはＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等
の可撓性プラスチックフィルムが用いられ、固定基板に
はガラス等の固い基板が用いられる。一方液晶表示パネ
ル１４は、表示面側基板８と裏面側基板９とが接着層１
０を介して貼り合わされ、シールされた空間内に液晶材
料１６が封入された構成となっている。そして、これら
の液晶表示パネル１４とタッチパネル７は、間隔１７を
設けて両面テープ１８等によって接合されている。
【０００５】上記のような抵抗膜方式のタッチパネル付
き液晶表示素子は、図４に示すように、ペン等で押され
ると可撓基板１が変形することにより、透明導電膜同士
が接触して導通し、その位置を電気的に検出する仕組み
になっており、この時、スペーサ３の存在により、ペン
等により押された部分おいてのみ透明導電膜同士が接触
して導通するようにすることができる。
き液晶表示素子は、図４に示すように、ペン等で押され
ると可撓基板１が変形することにより、透明導電膜同士
が接触して導通し、その位置を電気的に検出する仕組み
になっており、この時、スペーサ３の存在により、ペン
等により押された部分おいてのみ透明導電膜同士が接触
して導通するようにすることができる。
【０００６】ここで、ペン等の押圧が液晶表示パネルの
表示面側基板８に加わって表示面基板がたわんでしまう
と、液晶の配向状態が変化して濃淡むらや色むら等の表
示異常をきたしてしまうので、タッチパネルの固定基板
２をガラス等の固い変形しにくい基板とし、さらに２つ
のパネル間に上記のように間隔１７を設けて、ペン等の
押圧が表示面基板８にかからない構成にしている。
表示面側基板８に加わって表示面基板がたわんでしまう
と、液晶の配向状態が変化して濃淡むらや色むら等の表
示異常をきたしてしまうので、タッチパネルの固定基板
２をガラス等の固い変形しにくい基板とし、さらに２つ
のパネル間に上記のように間隔１７を設けて、ペン等の
押圧が表示面基板８にかからない構成にしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成によると、液晶表示パネルとタッチパネル
との間（間隔１７）に屈折率の小さな空気層が存在する
ため、表示面基板と空気の界面及び空気と固定基板の界
面での光の反射が大きくなり、結果として、暗くて、コ
ントラストが低く、視認性に劣るという問題点が発生す
る。
た従来の構成によると、液晶表示パネルとタッチパネル
との間（間隔１７）に屈折率の小さな空気層が存在する
ため、表示面基板と空気の界面及び空気と固定基板の界
面での光の反射が大きくなり、結果として、暗くて、コ
ントラストが低く、視認性に劣るという問題点が発生す
る。
【０００８】そこで本発明は、上記した従来の欠点に鑑
み、ペン等の押圧によって表示異常をきたすことなく、
しかも明るく、高コントラストであり、さらには軽くて
薄いタッチパネル付き液晶表示素子を提供することを目
的とする。
み、ペン等の押圧によって表示異常をきたすことなく、
しかも明るく、高コントラストであり、さらには軽くて
薄いタッチパネル付き液晶表示素子を提供することを目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタッチパネル付き液晶表示素子は、液晶表
示パネルの表示面にタッチパネルを密着して配置すると
ともに、液晶パネル内の液晶層として液晶材料を固体材
料中に分散保持した液晶層を用いる構成となっている。
この構成によれば、液晶材料を固体材料中に分散保持し
た液晶層は固く、変形しにくいので、たとえ液晶パネル
に押圧が加わっても、パネルがたわむことなく、表示に
異常をきたさない。上記構成においては、タッチパネル
の裏面側基板にプラスチックフィルムを用いることが好
ましく、この場合には、薄くて軽いタッチパネル付き液
晶表示素子となるので好ましい。
に、本発明のタッチパネル付き液晶表示素子は、液晶表
示パネルの表示面にタッチパネルを密着して配置すると
ともに、液晶パネル内の液晶層として液晶材料を固体材
料中に分散保持した液晶層を用いる構成となっている。
この構成によれば、液晶材料を固体材料中に分散保持し
た液晶層は固く、変形しにくいので、たとえ液晶パネル
に押圧が加わっても、パネルがたわむことなく、表示に
異常をきたさない。上記構成においては、タッチパネル
の裏面側基板にプラスチックフィルムを用いることが好
ましく、この場合には、薄くて軽いタッチパネル付き液
晶表示素子となるので好ましい。
【００１０】また本発明のタッチパネル付き液晶表示素
子は、液晶表示パネルの表示面側基板とタッチパネルの
固定基板とを共通の一枚の基板で構成するとともに、液
晶パネル内の液晶層として液晶材料を固体材料中に分散
保持した液晶層を用いる構成となっている。この構成に
よれば、基板が１枚少なくなってさらに光透過率を高く
することができる。
子は、液晶表示パネルの表示面側基板とタッチパネルの
固定基板とを共通の一枚の基板で構成するとともに、液
晶パネル内の液晶層として液晶材料を固体材料中に分散
保持した液晶層を用いる構成となっている。この構成に
よれば、基板が１枚少なくなってさらに光透過率を高く
することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態における
タッチパネル付き液晶表示素子について図面を参照しな
がら説明する。
タッチパネル付き液晶表示素子について図面を参照しな
がら説明する。
【００１２】（実施の形態１）図１は、本発明実施の形
態１におけるのタッチパネル付き液晶表示素子の断面図
を示したものである。
態１におけるのタッチパネル付き液晶表示素子の断面図
を示したものである。
【００１３】本実施の形態におけるタッチパネル付き液
晶表示素子も、従来のものと同様に、基本的は液晶表示
パネルの上にタッチパネルを重ねて配置した構造となっ
ており、図１において、７はタッチパネル、１４は液晶
表示パネルを示している。
晶表示素子も、従来のものと同様に、基本的は液晶表示
パネルの上にタッチパネルを重ねて配置した構造となっ
ており、図１において、７はタッチパネル、１４は液晶
表示パネルを示している。
【００１４】このタッチパネル７は、ＩＴＯ等からなる
透明導電膜４及び５が各々形成された透明な可撓基板１
と固定基板２が、透明導電膜同士が対向するように接着
層６により接着された構成となっており、また固定基板
２側にはスペーサ３が形成されている。可撓基板には、
例えばＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等のプラ
スチックフィルムを用い、固定基板にはガラス基板や、
アクリル、ポリカーボネート等の樹脂基板が用いる。
透明導電膜４及び５が各々形成された透明な可撓基板１
と固定基板２が、透明導電膜同士が対向するように接着
層６により接着された構成となっており、また固定基板
２側にはスペーサ３が形成されている。可撓基板には、
例えばＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等のプラ
スチックフィルムを用い、固定基板にはガラス基板や、
アクリル、ポリカーボネート等の樹脂基板が用いる。
【００１５】一方液晶表示パネル１４は、表示面側基板
８と裏面側基板９とが接着層１０を介して貼り合わさ
れ、シールされた空間内には、液晶材料１２を固体材料
１３中に分散保持してなる液晶層１１が封入されてい
る。そして、これらの液晶表示パネル１４とタッチパネ
ル７は、抵抗膜方式のタッチパネル７が、液晶表示パネ
ル１４の表示面に密着して配置されている。なお、液晶
表示パネル表示面にタッチパネルを密着して配置させる
には、例えば接着剤で貼りあわせる方法や、２枚のパネ
ルをかしめ手段で固定する方法等を適用することができ
る。
８と裏面側基板９とが接着層１０を介して貼り合わさ
れ、シールされた空間内には、液晶材料１２を固体材料
１３中に分散保持してなる液晶層１１が封入されてい
る。そして、これらの液晶表示パネル１４とタッチパネ
ル７は、抵抗膜方式のタッチパネル７が、液晶表示パネ
ル１４の表示面に密着して配置されている。なお、液晶
表示パネル表示面にタッチパネルを密着して配置させる
には、例えば接着剤で貼りあわせる方法や、２枚のパネ
ルをかしめ手段で固定する方法等を適用することができ
る。
【００１６】なお、液晶材料を固体材料中に分散保持す
る構成としては、例えば図１に示したように固体材料中
に液晶材料が液晶滴となって分散している状態や、また
は固体材料中に液晶材料が連続的につながって分散して
いる状態であればよい。また固体材料としては、例えば
アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、各種レジスト材
料、ＵＶ硬化性樹脂等の高分子樹脂や、あるいはシリカ
等の無機材料を用いることができる。
る構成としては、例えば図１に示したように固体材料中
に液晶材料が液晶滴となって分散している状態や、また
は固体材料中に液晶材料が連続的につながって分散して
いる状態であればよい。また固体材料としては、例えば
アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、各種レジスト材
料、ＵＶ硬化性樹脂等の高分子樹脂や、あるいはシリカ
等の無機材料を用いることができる。
【００１７】以上のような本実施の形態におけるタッチ
パネル付き液晶表示素子によれば、液晶層１１として、
液晶材料を固体材料中に分散保持したものを用いている
ため、液晶層１１が固く変形しにくいものとなるので、
たとえ液晶パネルに押圧が加わっても、パネルがたわむ
ことなく、タッチパネル７を液晶表示パネル１４の表示
面に密着して配置しても表示に異常をきたすことがな
く、結果として従来よりも明るくてコントラストの高い
表示を行うことができる。
パネル付き液晶表示素子によれば、液晶層１１として、
液晶材料を固体材料中に分散保持したものを用いている
ため、液晶層１１が固く変形しにくいものとなるので、
たとえ液晶パネルに押圧が加わっても、パネルがたわむ
ことなく、タッチパネル７を液晶表示パネル１４の表示
面に密着して配置しても表示に異常をきたすことがな
く、結果として従来よりも明るくてコントラストの高い
表示を行うことができる。
【００１８】なお、上記の図１に示す例では、液晶表示
パネル１４の表示面に密着されるタッチパネル７の基板
には、ガラス基板などの硬い材料を用いているが、本実
施の形態によれば液晶層１１そのものがかなりの強度を
有しているため、必ずしも硬い材料を用いる必要性はな
く、プラスチックフィルムのような可撓性基板を用いる
こともできる。その場合はより薄く軽いタッチパネル付
き液晶表示素子を形成することができる。
パネル１４の表示面に密着されるタッチパネル７の基板
には、ガラス基板などの硬い材料を用いているが、本実
施の形態によれば液晶層１１そのものがかなりの強度を
有しているため、必ずしも硬い材料を用いる必要性はな
く、プラスチックフィルムのような可撓性基板を用いる
こともできる。その場合はより薄く軽いタッチパネル付
き液晶表示素子を形成することができる。
【００１９】（実施の形態２）図２は、本発明実施の形
態２におけるのタッチパネル付き液晶表示素子の断面図
を示したものである。
態２におけるのタッチパネル付き液晶表示素子の断面図
を示したものである。
【００２０】本実施の形態におけるタッチパネル付き液
晶表示素子も、液晶層に液晶材料を固体材料中に分散保
持したものを用いており、基本的には上記した実施の形
態１におけるタッチパネル付き液晶表示素子と同様であ
るが、図１における液晶表示パネル１４の表示面側基板
とタッチパネル７の固定基板とを共通の一枚の基板１５
で構成している点が異なる。
晶表示素子も、液晶層に液晶材料を固体材料中に分散保
持したものを用いており、基本的には上記した実施の形
態１におけるタッチパネル付き液晶表示素子と同様であ
るが、図１における液晶表示パネル１４の表示面側基板
とタッチパネル７の固定基板とを共通の一枚の基板１５
で構成している点が異なる。
【００２１】ここで、液晶表示パネルの表示面側基板と
タッチパネルの固定基板とを兼用する基板１５には、ガ
ラス基板や、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂基
板、あるいはＰＥＴ等のプラスチックフィルムを用いる
ことができる。
タッチパネルの固定基板とを兼用する基板１５には、ガ
ラス基板や、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂基
板、あるいはＰＥＴ等のプラスチックフィルムを用いる
ことができる。
【００２２】本実施の形態によれば、基板が１枚少なく
なってさらに光透過率を高くなるので、実施の形態１に
おけるタッチパネル付き液晶表示素子と比較して、明る
く見やすいタッチパネル付き液晶表示素子となる。ま
た、より軽く、薄くいものとなり、さらには必要な部材
が少なくて済み、製造工程も簡略化できるという利点も
ある。
なってさらに光透過率を高くなるので、実施の形態１に
おけるタッチパネル付き液晶表示素子と比較して、明る
く見やすいタッチパネル付き液晶表示素子となる。ま
た、より軽く、薄くいものとなり、さらには必要な部材
が少なくて済み、製造工程も簡略化できるという利点も
ある。
【００２３】以上本発明のタッチパネル付き液晶表示素
子について実施の形態とともに説明を行ったが、本発明
は下記にしめすような応用を付け加えることも可能であ
る。
子について実施の形態とともに説明を行ったが、本発明
は下記にしめすような応用を付け加えることも可能であ
る。
【００２４】まず、本発明のタッチパネル付き液晶表示
素子は、反射層を備える反射型の液晶表示装置であって
も、バックライトを備える透過型の液晶表示素子であっ
てもかまわないが、タッチパネル付き液晶表示素子が携
帯用機器に多く用いられており、省電力化が求められる
点から、バックライトが不要な反射型の液晶表示素子で
あるほうが適している。なお、反射型の液晶表示素子と
する際には、裏面側基板の内面または外面にアルミニウ
ム等からなる膜を設けて反射膜とすると、よりいっそう
の軽量、薄型化がはかれるので好ましい。
素子は、反射層を備える反射型の液晶表示装置であって
も、バックライトを備える透過型の液晶表示素子であっ
てもかまわないが、タッチパネル付き液晶表示素子が携
帯用機器に多く用いられており、省電力化が求められる
点から、バックライトが不要な反射型の液晶表示素子で
あるほうが適している。なお、反射型の液晶表示素子と
する際には、裏面側基板の内面または外面にアルミニウ
ム等からなる膜を設けて反射膜とすると、よりいっそう
の軽量、薄型化がはかれるので好ましい。
【００２５】次に、本発明のタッチパネル付き液晶表示
素子は、モノクロ表示であっても、カラー表示であって
もかまわないが、液晶層中に二色性色素を含むことによ
り、カラー表示のタッチパネル付き液晶表示素子とする
ことができる。さらには液晶表示パネル内に複数の液晶
層が累積されてなり、かつ各液晶層中に各々異なる色の
二色性色素を含むことにより、フルカラー表示が可能な
タッチパネル付き液晶表示素子を実現できる。
素子は、モノクロ表示であっても、カラー表示であって
もかまわないが、液晶層中に二色性色素を含むことによ
り、カラー表示のタッチパネル付き液晶表示素子とする
ことができる。さらには液晶表示パネル内に複数の液晶
層が累積されてなり、かつ各液晶層中に各々異なる色の
二色性色素を含むことにより、フルカラー表示が可能な
タッチパネル付き液晶表示素子を実現できる。
【００２６】また、液晶表示パネルの裏面側基板上に、
液晶表示パネル及びタッチパネルを駆動する駆動回路部
を備えれば、電子機器等に実装する際の回路部品と配線
工程を不要とすることができる。上記構成においては、
液晶表示パネルの裏面側基板上にシリコン等からなる多
結晶半導体膜を設け、その多結晶半導体膜を半導体領域
とする駆動回路部を備えることにより、非常に薄く軽い
タッチパネル付き液晶表示素子とすることができる。
液晶表示パネル及びタッチパネルを駆動する駆動回路部
を備えれば、電子機器等に実装する際の回路部品と配線
工程を不要とすることができる。上記構成においては、
液晶表示パネルの裏面側基板上にシリコン等からなる多
結晶半導体膜を設け、その多結晶半導体膜を半導体領域
とする駆動回路部を備えることにより、非常に薄く軽い
タッチパネル付き液晶表示素子とすることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上のように本発明のタッチパネル付き
液晶表示素子は、液晶表示パネルの表示面にタッチパネ
ルを密着して配置するとともに、液晶パネル内に有する
液晶層として、液晶材料を固体材料中に分散保持した液
晶層を用いるものである。以上の構成は、液晶表示パネ
ルとタッチパネルとの空隙をなくすことにより、光の反
射を低減させ、明るくコントラストの高いものとし、か
つ以上のような固く変形しにくい液晶層を用いることに
より、ペン等の押圧による表示ムラ等が起こらないタッ
チパネル付き液晶表示素子を実現するものである。
液晶表示素子は、液晶表示パネルの表示面にタッチパネ
ルを密着して配置するとともに、液晶パネル内に有する
液晶層として、液晶材料を固体材料中に分散保持した液
晶層を用いるものである。以上の構成は、液晶表示パネ
ルとタッチパネルとの空隙をなくすことにより、光の反
射を低減させ、明るくコントラストの高いものとし、か
つ以上のような固く変形しにくい液晶層を用いることに
より、ペン等の押圧による表示ムラ等が起こらないタッ
チパネル付き液晶表示素子を実現するものである。
【００２８】さらに、タッチパネルの裏面側基板をプラ
スチックフィルムとすることにより、薄く軽いタッチパ
ネル付き液晶表示素子とすることができる。
スチックフィルムとすることにより、薄く軽いタッチパ
ネル付き液晶表示素子とすることができる。
【００２９】また、液晶表示パネルの表示面側基板とタ
ッチパネルの固定基板とを共通の一枚の基板で構成する
ことによって、さらに光透過率が上がり、より明るく高
コントラストであり、かつ薄く軽いッチパネル付き液晶
表示素子とするものである。このように本発明は工業的
価値の大なるものである。
ッチパネルの固定基板とを共通の一枚の基板で構成する
ことによって、さらに光透過率が上がり、より明るく高
コントラストであり、かつ薄く軽いッチパネル付き液晶
表示素子とするものである。このように本発明は工業的
価値の大なるものである。
【図１】本発明の実施の形態１におけるタッチパネル付
き液晶表示素子の断面図
き液晶表示素子の断面図
【図２】本発明の実施の形態２におけるタッチパネル付
き液晶表示素子の断面図
き液晶表示素子の断面図
【図３】従来のタッチパネル付き液晶表示素子を示す模
式断面図
式断面図
【図４】動作原理を説明するためのタッチパネル付き液
晶表示素子の断面図
晶表示素子の断面図
１ 可撓基板 ２ 固定基板 ３ スペーサ ４，５ 透明導電膜 ６ 接着層 ７ タッチパネル ８ 表示面側基板 ９ 裏面側基板 １０ 接着層 １１ 液晶層 １２ 液晶材料（液晶滴） １３ 固体材料 １４ 液晶表示パネル １５ 液晶表示パネルの表示面側基板とタッチパネルの
固定基板とを兼用する基板 １６ 液晶材料 １７ 間隔（空気層） １８ 両面テープ
固定基板とを兼用する基板 １６ 液晶材料 １７ 間隔（空気層） １８ 両面テープ
Claims (5)
- 【請求項１】液晶表示パネルとタッチパネルを重ねて配
置したタッチパネル付き液晶表示素子であって、前記液
晶表示パネルの表示面に前記タッチパネルを密着して配
置するとともに、前記液晶パネル内の液晶層として液晶
材料を固体材料中に分散保持した液晶層を用いることを
特徴とするタッチパネル付き液晶表示素子。 - 【請求項２】タッチパネルの液晶表示パネルと接する側
の裏面側基板がプラスチックフィルムであることを特徴
とする請求項１に記載のタッチパネル付き液晶表示素
子。 - 【請求項３】液晶表示パネルとタッチパネルを重ねて配
置したタッチパネル付き液晶表示素子であって、前記液
晶表示パネルの表示面側基板と前記タッチパネルの固定
基板とを共通の一枚の基板で構成するとともに、前記液
晶パネル内の液晶層として液晶材料を固体材料中に分散
保持した液晶層を用いることを特徴とするタッチパネル
付き液晶表示素子。 - 【請求項４】固体材料が高分子樹脂であることを特徴と
する請求項１〜３いずれかに記載のタッチパネル付き液
晶表示素子。 - 【請求項５】液晶表示パネルの裏面側基板の内面または
外面に反射膜を設けたことを特徴とする請求項１〜４い
ずれかに記載のタッチパネル付き液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22922797A JPH1165764A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | タッチパネル付き液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22922797A JPH1165764A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | タッチパネル付き液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1165764A true JPH1165764A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16888836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22922797A Pending JPH1165764A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | タッチパネル付き液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1165764A (ja) |
Cited By (39)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063394A1 (en) * | 1998-06-02 | 1999-12-09 | Nissha Printing Co., Ltd. | Touch screen with front lighting |
| JP2002259052A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-13 | Nissha Printing Co Ltd | タッチ入力方式の液晶表示装置 |
| US6592234B2 (en) | 2001-04-06 | 2003-07-15 | 3M Innovative Properties Company | Frontlit display |
| US6738051B2 (en) | 2001-04-06 | 2004-05-18 | 3M Innovative Properties Company | Frontlit illuminated touch panel |
| SG121800A1 (en) * | 2002-10-01 | 2006-05-26 | Sony Corp | Display unit and its manufacturing method |
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