JP2002259052A - タッチ入力方式の液晶表示装置 - Google Patents

タッチ入力方式の液晶表示装置

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JP2002259052A
JP2002259052A JP2001052010A JP2001052010A JP2002259052A JP 2002259052 A JP2002259052 A JP 2002259052A JP 2001052010 A JP2001052010 A JP 2001052010A JP 2001052010 A JP2001052010 A JP 2001052010A JP 2002259052 A JP2002259052 A JP 2002259052A
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transparent touch
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Takayuki Takagi
孝之 高木
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Nissha Printing Co Ltd
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Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶ディスプレイの前面に透明タッチパネル
を備えたタッチ入力方式の液晶表示装置であって、透明
タッチパネル、特にその最下層の撓み量を軽減させ、表
示装置全体の薄型化を実現できるものを提供する。 【解決手段】 液晶ディスプレイの前面に透明タッチパ
ネルを備えた表示装置において、上記液晶ディスプレイ
と上記透明タッチパネルとを全周縁部に設けた0.3〜
1.0mmの厚みを有するシール材にて貼り合せ、上記
液晶ディスプレイと上記透明タッチパネルとの間に透明
な気体を密封して気体緩衝層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードレス電話
機、携帯電話機、電卓、ノートパソコン、PDA(パー
ソナル・デジタル・アシスタント)、デジタルカメラ、
ビデオカメラ、業務用通信機器などにおいて使用され
る、液晶ディスプレイの前面に透明タッチパネルを備え
たタッチ入力方式の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶ディスプレイ1の前面に
透明タッチパネル2を配置したタッチ入力方式の液晶表
示装置がある。透明タッチパネル2は、フィルム状の上
部絶縁基板22の下面に透明導電膜からなる上部電極2
5が形成された上部電極板と、板状の下部絶縁基板21
の上面に透明導電膜からなる下部電極24が形成された
下部電極板とを備え、上部電極板と下部電極板とが電極
間に空気層を介して対向配置されている構造であり、デ
ィスプレイの表示面を透視しながら透明タッチパネル表
面の一部をペンや指などで押圧することにより両電極を
接触させて入力する方式のものが用いられる(図9参
照)。
【0003】上記透明タッチパネル2は、入力面から入
力時に加圧されるとパネル全体が液晶ディスプレイ1の
方向へ撓んでしまい、液晶ディスプレイ1との距離が近
すぎると液晶ディスプレイ1に局所的に接触してしま
う。液晶ディスプレイ1は、表面から局所的な加圧を受
けると、その部分に滲みを起こし表示不良となる。この
ため、液晶ディスプレイ1と透明タッチパネル2の向か
い合う面の間は、入力時に透明タッチパネル2の最下層
が撓んでも液晶ディスプレイ1に接触しないように充分
に距離をあけておく必要がある。
【0004】ところで、従来は下部電極24を形成する
下部絶縁基板21としては厚みのあるガラス基板が主流
であったが、最近では表示装置全体の薄型化の要求が高
くなり、透明タッチパネル2について薄型化が図られて
いる。具体的には、下部電極板に用いるガラス基板の厚
みは従来1.1mmであったが、0.7mm、さらには
0.5mmへと移行しつつある。
【0005】また、軽量化および透明タッチパネルの破
損防止を目的として,上記下部電極板に用いる下部絶縁
基板をガラス基板ではなくポリカーボネートやアクリル
樹脂などの透明樹脂板または/および透明樹脂フィルム
を使用するケースが増えつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
にガラス基板が薄くなると、透明タッチパネルの撓み量
が大きくなる。また、下部絶縁基板の材料としてガラス
の替わりに透明樹脂を使用すると、ガラスよりも硬度が
下がるためやはり透明タッチパネルの撓み量が大きくな
る。その結果、透明タッチパネルと液晶ディスプレイの
空間の距離を大きくとらないと透明タッチパネルと液晶
ディスプレイとが接触してしまうようになる。
【0007】つまり、薄型化を狙って透明タッチパネル
のガラス基板を薄くしても、結果として透明タッチパネ
ルと液晶ディスプレイの間のギャップを大きくする構成
となり、装置全体としては薄型化を達成できない。ま
た、軽量化および透明タッチパネルの破損防止を狙って
透明タッチパネルのガラス基板を透明樹脂板または/お
よび透明樹脂フィルムに替えても、それらの目的を達成
する代わりに透明タッチパネルと液晶ディスプレイの間
のギャップを大きくする構成となり、装置全体として厚
くなるという新たな問題が生じてしまう。
【0008】例えば、1.1mmの厚みを有するガラス
基板を使用した場合、局所的に1kgf(=9.8N)
の荷重がかかってもその撓み量は0.3mm程度であ
り、透明タッチパネルと液晶ディスプレイとが入力時に
接触しないようにするには透明タッチパネルと液晶ディ
スプレイの間を0.3mm以上空けておけばよい。しか
し、下部電極板に下部絶縁基板として用いるガラス基板
の厚みを0.7mmに薄くするとその撓み量は約0.5
mmまで達し、下部電極板を1.0mmのポリカーボネ
ート樹脂板に片面一面に透明導電膜を有する樹脂フィル
ムを貼り合わせたものを使用した場合、局所的に1kg
fの荷重を与えると撓み量は1.5mmを超える。
【0009】したがって、本発明の目的は、上記の問題
を解決することにあって、液晶ディスプレイの前面に透
明タッチパネルを備えたタッチ入力方式の液晶表示装置
であって、透明タッチパネル、特にその最下層の撓み量
を軽減させ、表示装置全体の薄型化を実現できるものを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタッチ入力方式の液晶表示装置は、液晶デ
ィスプレイの前面に透明タッチパネルを配置した表示装
置において、上記液晶ディスプレイと上記透明タッチパ
ネルとを全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを
有するシール材にて貼り合せ、上記液晶ディスプレイと
上記透明タッチパネルとの間に透明な気体を密封して気
体緩衝層を形成するように構成した。
【0011】また、上記構成において、上記液晶ディス
プレイを反射型とし、上記透明タッチパネルの下部電極
板をフロントライト用の透明導光板の一面に下部電極が
直接形成されたものとしてもよい。
【0012】また、本発明のタッチ入力方式の液晶表示
装置は、反射型液晶ディスプレイの前面に透明タッチパ
ネルを備え、該透明タッチパネルと上記液晶ディスプレ
イとの間にフロントライト用の透明導光板が上記透明タ
ッチパネルとは別体で配置された表示装置において、上
記反射型液晶ディスプレイと上記透明導光板とを全周縁
部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材
にて貼り合せ、上記反射型液晶ディスプレイと上記透明
導光板との間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成
するように構成した。
【0013】また、本発明のタッチ入力方式の液晶表示
装置は、反射型液晶ディスプレイの前面に透明タッチパ
ネルを備え、該透明タッチパネルと上記反射型液晶ディ
スプレイとの間にフロントライト用の透明導光板が上記
透明タッチパネルとは別体で配置された表示装置におい
て、上記透明タッチパネルと上記透明導光板とを全周縁
部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材
にて貼り合せ、上記透明タッチパネルと上記透明導光板
との間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成するよ
うに構成した。
【0014】また、本発明のタッチ入力方式の液晶表示
装置は、反射型液晶ディスプレイの前面に透明タッチパ
ネルを備え、該透明タッチパネルの背面にフロントライ
ト用の透明導光板が一体的に全面接着された表示装置に
おいて、上記反射型液晶ディスプレイと上記透明導光板
とを全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有す
るシール材にて貼り合せ、上記反射型液晶ディスプレイ
と上記透明導光板との間に透明な気体を密封して気体緩
衝層を形成するように構成した。
【0015】また、上記の各構成において、シール材を
高分子ゲル状の再剥離シートとしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1〜6は本発
明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の一実施例を示
す断面図。図2は本発明に係るタッチ入力方式の液晶表
示装置のシール状態を示す説明図、図7および図8は耐
荷重試験の結果を示すグラフである。図中、1は液晶デ
ィスプレイ、11は反射型液晶ディスプレイ、2は透明
タッチパネル、21は下部絶縁基板、22は上部絶縁基
板、23は接着層、24は下部電極、25は上部電極、
3はシール材、4は気体緩衝層、5は透明導光板、6は
光源、7は接着層をそれぞれ示す。
【0017】図1に示すタッチ入力方式の液晶表示装置
は、液晶ディスプレイ1の前面に透明タッチパネル2を
配置しており、上記液晶ディスプレイ1と上記透明タッ
チパネル2とを全周縁部に設けた一定の厚みを有するシ
ール材3にて貼り合せ、上記液晶ディスプレイ1と上記
透明タッチパネル2との間に透明な気体を密封して気体
緩衝層4を形成している。
【0018】上記透明タッチパネル2には、フィルム状
の上部絶縁基板22の下面に透明導電膜からなる上部電
極25が形成された上部電極板と、板状またはフィルム
状の下部絶縁基板21の上面に透明導電膜からなる下部
電極24が形成された下部電極板とを備え、上部電極板
と下部電極板とが電極間に空気層を介して対向配置され
ている構造で、入力面側からパネル表面の一部を押圧す
ることにより両電極を接触させて入力する方式のものが
用いられる。なお、フィルム状の上部絶縁基板22の材
質としては透明樹脂のみを用いるが、板状の下部絶縁基
板21の材質としてはガラス又は透明樹脂板を用いる。
あるいは透明導電膜を形成した樹脂フィルムをガラス板
又は透明樹脂板に貼り合せて下部電極板としてもよい。
通常、透明樹脂板にはポリカーボネート、アクリル、ポ
リオレフィン系などの透明な樹脂材料が用いられる。ま
た、電極間の間隙はスペーサーによって形成され、上部
電極板と下部電極板は入力領域の外側に設けた両面粘着
テープなどの接着層23によって接着固定されている。
【0019】上記液晶ディスプレイ1と上記透明タッチ
パネル2との間の気体が密封されていない状態では、ペ
ンや指などにより局部的に荷重を加えると、上記透明タ
ッチパネル2の構成材料の弾性率のみが入力時の加圧方
向に対する反作用を示す。しかし、本構成では上記液晶
ディスプレイ1と上記透明タッチパネル2の間を密封す
る(図2参照)ことで内部に気体が閉じ込められてい
る。このため、透明タッチパネル2側より入力時に荷重
を加えても、上記液晶ディスプレイ1と上記透明タッチ
パネル2の間に閉じ込められて逃げ場のない気体(気体
緩衝層4)によって加圧方向に対する反作用が大きくな
り、上記透明タッチパネル2の最下層の撓み量は少なく
なる。つまり、上記液晶ディスプレイ1と上記透明タッ
チパネル2との間の気体が密封されていない場合では、
ペンや指などの入力により透明タッチパネル2の最下層
が撓む大きさは入力荷重が一定とすると、透明タッチパ
ネル2の弾性率、特に下部電極24側のガラスまたは樹
脂板の弾性率によって決まるが、上記気体が密封されて
いる場合では、閉じ込められた気体を圧縮する際に生ず
る圧力が入力荷重の負荷になるため、撓みを軽減できる
のである。したがって、従来技術と比べると耐荷重量を
上げられ、入力時の液晶ディスプレイ1と透明タッチパ
ネル2との接触による液晶の滲みをより発生しにくくす
ることができる。
【0020】上記したシール材3は、気体を外部に逃が
さないようにするだけでなく、液晶ディスプレイ1と透
明タッチパネル2との間の空間を保つスペーサーの役目
を持っている。シール材3の厚みは透明タッチパネル2
の最下層の撓み量の大きさによって適当な厚みを選択し
て設計する必要があるが、本発明の気体緩衝層4を形成
する構成におけるタッチ入力であれば、0.3〜1.0
mmの範囲で撓み量の大きさによって決定すればよい。
0.3mmに満たないと密封された気体の緩衝効果が十
分でなく、1mmを超えると装置全体の総厚が厚くなっ
てしまうからである。
【0021】上記シール材3の材料は、上記液晶ディス
プレイ1と上記透明タッチパネル2とを全周縁部にて貼
り合わせたときに両部材間の気体を完全に密封できるも
のであればよい。また、上記シール材3の材料は、シー
ル材3が液晶ディスプレイ1と透明タッチパネル2間の
距離を一定に保つスペーサーの役目も果たす必要がある
ため、それが可能な程度の硬度が必要である。
【0022】例えば、基材に気密性が高く一定の厚みを
維持できるだけの硬度を有する材料を使用しその両面に
粘着剤を塗布した両面粘着テープを、前記シール材3と
して用いることができる。上記基材としては、高分子ゲ
ル状樹脂やゴム状樹脂などが適している。また、厚みを
より安定させるために基材内部にさらにガラスクロスな
どを用いてもよい。上記粘着剤としては、アクリル酸エ
ステル共重合体などのアクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、シリコン系樹脂、ゴム系樹脂などがある。
【0023】また、液晶ディスプレイ1と透明タッチパ
ネル2とを貼り合わせた後もこれらを脱着可能とするよ
うに、高分子ゲル状の再剥離シートを前記シール材3と
して用いてもよい。再剥離シートは、高分子粘着剤をゲ
ルシートに形成したものである。高分子粘着剤として
は、ウレタン系、アクリル系、天然高分子材料系などが
ある。高分子ゲル状の再剥離シートを用いて液晶ディス
プレイ1と透明タッチパネル2とを脱着可能とすること
により、内部に付着したゴミ異物を除去したり、貼り合
わせの位置ずれを訂正したり、透明タッチパネルまたは
液晶ディスプレイのどちらかに問題があったときにその
パーツだけを修理または交換して部品の余計なロスを防
いだりすることができる。また、上記再剥離シートの片
面に接着剤を塗布したものを前記シール材3として用
い、透明タッチパネル2または液晶ディスプレイ1のど
ちらかにシール材を接着固定し、シール材3が一方の面
のみで再剥離可能となるようにしてもよい。
【0024】また、貼り合わせた液晶ディスプレイ1と
透明タッチパネル2の密着力が上がるように、UV硬化
性接着剤を前記シール材3に用いてもよい。なお、シー
ル材3全体がUV硬化樹脂となるように用いてもよい
し、基材にはUV硬化樹脂とは別の気密性が高く一定の
厚みを維持できるだけの硬度を有する材料を使用して基
材の表面にUV硬化接着剤を設けてシール材3とするよ
うに用いてもよい。
【0025】なお、本発明では密封の際に気体を圧縮す
ることはしない。気体を圧縮して注入すれば、確かに撓
み量をより軽減させることができるが、以下のような問
題が新たに発生するからである。まず、圧縮された気体
を注入すると、液晶ディスプレイ1と透明タッチパネル
2との間のシール、圧縮された気体を内部へ注入する為
の穴あけ加工、圧縮された気体の注入、注入口の封着な
どの多数の工程が必要となり製品のコストが高くなる。
また、透明タッチパネル2表面に入力などの荷重が少し
でも加わると、圧縮された気体を介して液晶面にも瞬時
に荷重がかかりやすく、均一に分散されるため局所的に
滲みを起こすことはなくても、液晶の品質維持という点
で良くない。気体を圧縮せずにそのまま使用した方が、
製造上最も簡易であり余計なコストがかからず、気体を
介して液晶面に荷重がかかりにくい点では優れているの
である。
【0026】以上、液晶ディスプレイ1の前面に透明タ
ッチパネル2を配置した表示装置について透明タッチパ
ネル2の最下層の撓み軽減策を述べたが、他の構成から
なるタッチ入力方式の液晶表示装置についても前記した
のと同様の撓み軽減策をとることができる。
【0027】例えば、タッチ入力方式の液晶表示装置に
は、反射型液晶ディスプレイ11の前面に透明タッチパ
ネル2を備え、該透明タッチパネル2と上記反射型液晶
ディスプレイ11との間にフロントライト用の透明導光
板5が上記透明タッチパネル2とは別体で配置されたも
のがある。この透明導光板5の端面に光源6を配置する
ことにより、該端面より取り込まれた光線は、全反射を
繰り返すことによって透明導光板5の入光端面と対向す
る端面へ送られ、その過程で一部の光が透明導光板5の
反射型液晶ディスプレイ11側の面より出射し反射型液
晶ディスプレイ11に対して均一に照射される。上記透
明導光板5の材料としては、透明性、導光性に優れたア
クリロニトリル−スチレン共重合体樹脂、ポリメチルメ
タクリレート樹脂、セルロースアセトブチレート樹脂、
セルロースプロピオネート樹脂、ポリメチルペンテン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ガラスなどが用いられる。ところが、透明
タッチパネル2が大きく撓むと、最終的に反射型液晶デ
ィスプレイ11と透明タッチパネル2との間に配置され
た上記材料からなる透明導光板5も大きく撓み、反射型
液晶ディスプレイ11に接触してしまう。そこで前記し
たのと同様に反射型液晶ディスプレイ11とこれに対向
する部材との間に気体緩衝層4を形成し、反射型液晶デ
ィスプレイ11に対向する部材の撓みを軽減するのであ
る。つまり、図3に示すように、上記反射型液晶ディス
プレイ11と上記透明導光板5とを全周縁部に設けた
0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材3にて貼り
合せ、上記反射型液晶ディスプレイ11と上記透明導光
板5との間に透明な気体を密封して気体緩衝層4を形成
することにより、上記反射型液晶ディスプレイ11と対
向する上記透明導光板5の入力時の撓みを軽減すること
ができる。
【0028】また、図4に示すように、上記透明タッチ
パネル2と上記透明導光板11とを全周縁部に設けた
0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材3にて貼り
合せ、上記透明タッチパネル2と上記透明導光板5との
間に透明な気体を密封して気体緩衝層4を形成すること
により、上記透明タッチパネル2の入力時の撓みを軽減
し、延いては上記反射型液晶ディスプレイ11と対向す
る上記透明導光板5の入力時の撓みを軽減することもで
きる。
【0029】また、図5に示すように、上記反射型液晶
ディスプレイ11と上記透明導光板5とを全周縁部に設
けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材3にて
貼り合せ、上記反射型液晶ディスプレイ11と上記透明
導光板5との間に透明な気体を密封して気体緩衝層4を
形成するとともに、上記透明タッチパネル2と上記透明
導光板11とを全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの
厚みを有するシール材3にて貼り合せ、上記透明タッチ
パネル2と上記透明導光板5との間に透明な気体を密封
して気体緩衝層4を形成するようにしてもよい。
【0030】また、反射型液晶ディスプレイ11の前面
に透明タッチパネル2を備え、該透明タッチパネル2の
背面にフロントライト用の透明導光板5が一体的に全面
接着された構成の表示装置では、透明タッチパネル2と
透明導光板5とが接着層7により一体となって撓み、そ
の撓み量が大きくなると反射型液晶ディスプレイ11に
接触してしまうが、やはりこのような構成においても前
記したのと同様の撓み軽減策をとることができる。つま
り、図6に示すように、上記反射型液晶ディスプレイ1
1と上記透明導光板5とを全周縁部に設けた0.3〜
1.0mmの厚みを有するシール材にて貼り合せ、上記
反射型液晶ディスプレイ11と上記透明導光板5との間
に透明な気体を密封して気体緩衝層4を形成することに
より、上記反射型液晶ディスプレイ11と対向する上記
透明導光板5の入力時の撓みを軽減することができる。
【0031】また、図1に示されるタッチ入力方式の液
晶表示装置の構成において、上記液晶ディスプレイ1が
反射型であり、上記透明タッチパネル2の下部電極板が
フロントライト用の透明導光板の一面に下部電極24を
直接形成したものであってもよい。この場合、フロント
ライト用の透明導光板と透明タッチパネル2の下部電極
板の下部絶縁基板21とを兼用するため、さらに装置全
体の薄型化が図れる。
【0032】
【実施例】<実施例1>本実施例の表示装置は、液晶デ
ィスプレイの前面に透明タッチパネルを備え、上記透明
タッチパネルと液晶ディスプレイとを全周縁部に設けた
シール材にて貼り合せ、上記透明タッチパネルと上記液
晶ディスプレイの間に透明な気体を密封したものであ
る。上記透明タッチパネルの下部電極板としては、フィ
ルムの透明導電膜が形成されていない側に透明粘着材を
介して厚み1.0mmのポリカーボネート板を貼り合わ
せた、90mm×65mmの寸法のものを使用した。ま
た、上記シール材には、発泡加工を施したアクリル材を
基材としてその両面に接着剤を塗布した、厚み0.5m
m、幅3mmの両面粘着テープを使用した。
【0033】上記構成の表示装置について耐荷重性を評
価する方法として、サンプルの透明タッチパネルの面に
対してその中央部に垂直方向より荷重を与え、このとき
の荷重量と透明タッチパネルの撓み量を確認した。荷重
は、φ17mmの鋼球を透明タッチパネルに対し垂直方
向に毎分10mmの等速で透明タッチパネル側へ運動さ
せて加えた。また、サンプルを支える支持台として厚さ
100mmの平滑な鉄板を用い、各辺の最外部3mmを
支持した。
【0034】図7に荷重量(kgf)を横軸、撓み量
(mm)を縦軸にとって試験の結果をグラフに表した。
各曲線の終点は荷重によりポリカーボネート板と液晶デ
ィスプレイが接触したことを示す。また、図7には、同
じシール材を用い一箇所に約1mm幅の隙間を設けた表
示装置での撓み量データ(比較例1)、厚み1.0mm
のポリカーボネート板単体での撓み量データ(比較例
2)を同時に記載した。シール材で密封した実施例1
は、シール材で密封しない比較例1と比べると約7倍以
上の荷重まで透明タッチパネルと液晶ディスプレイとが
接触するのを耐えることができる。また、シール材で密
封した実施例1は、ポリカーボネート板単体の比較例2
と比べると1kgf(=9.8N)の荷重を与えたとき
の撓み量は1.3mmも小さく抑えられ、透明タッチパ
ネル下面は液晶ディスプレイに接触していない。つま
り、透明タッチパネルの入力荷重が1kgfまで保証が
必要な製品においては、本構成をとることによって製品
の総厚が1.3mmも薄く設計することができる。
【0035】<実施例2>実施例1のポリカーボネート
板をアクリル板に替え、その他の構成は実施例1と同仕
様とした表示装置について、実施例1と同様の手法を用
いて耐荷重性を評価し、図8に結果を示した。また、図
8には、同じシール材を用い一箇所に約1mm幅の隙間
を設けた表示装置での撓み量データ(比較例3)、厚み
1.0mmのアクリル板単体での撓み量データ(比較例
4)を同時に記載した。シール材で密封した実施例2
は、シール材で密封しない比較例3と比べると約5倍以
上の荷重まで透明タッチパネルと液晶ディスプレイとが
接触するのを耐えることができる。実施例1のポリカー
ボネート板で行った時のデータとほぼ同じである。ま
た、シール材で密封した実施例2は、アクリル板単体の
比較例4と比べると1kgf(=9.8N)の荷重を与
えたときの撓み量を0.9mmも小さく抑えられ、透明
タッチパネル下面は液晶ディスプレイに接触していな
い。つまり、透明タッチパネルの入力荷重が1kgfま
で保証が必要な製品においては、本構成をとることによ
って製品の総厚を0.9mm程薄く設計することができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明のタッチ入力方式の液晶表示装置
は、以上のような構成および作用からなるので、次の効
果が奏される。
【0037】すなわち、液晶ディスプレイの前面に透明
タッチパネルを備えた表示装置において、上記液晶ディ
スプレイと上記透明タッチパネルとを全周縁部に設けた
0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材にて貼り合
せ、上記液晶ディスプレイと上記透明タッチパネルとの
間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成したので、
透明タッチパネルの撓み量が軽減され、表示装置全体の
薄型化を実現できる。
【0038】また、液晶ディスプレイの前面に透明タッ
チパネルを備え、該透明タッチパネルの背面にフロント
ライト用の透明導光板が一体的に全面接着された表示装
置において、上記液晶ディスプレイと上記透明導光板と
を全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有する
シール材にて貼り合せ、上記液晶ディスプレイと上記透
明導光板との間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形
成したので、透明タッチパネルの撓み量が軽減され、表
示装置全体の薄型化を実現できる。
【0039】また、液晶ディスプレイの前面に透明タッ
チパネルを備え、該透明タッチパネルと上記液晶ディス
プレイとの間にフロントライト用の透明導光板が上記透
明タッチパネルとは別体で配置された表示装置におい
て、上記液晶ディスプレイと上記透明導光板を全周縁部
に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材に
て貼り合せ、上記液晶ディスプレイと上記透明導光板と
の間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成したの
で、透明タッチパネルの撓み量が軽減され、表示装置全
体の薄型化を実現できる。
【0040】また、液晶ディスプレイの前面に透明タッ
チパネルを備え、該透明タッチパネルと上記液晶ディス
プレイとの間にフロントライト用の透明導光板が上記透
明タッチパネルとは別体で配置された表示装置におい
て、上記透明タッチパネルと上記透明導光板とを全周縁
部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシール材
にて貼り合せ、上記透明タッチパネルと上記透明導光板
との間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成したの
で、透明タッチパネルの撓み量が軽減され、表示装置全
体の薄型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
シール状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
一実施例を示す断面図である。
【図5】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
一実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の
一実施例を示す断面図である。
【図7】耐荷重試験の結果を示すグラフである。
【図8】耐荷重試験の結果を示すグラフである。
【図9】従来技術に係るタッチ入力方式の液晶表示装置
の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 液晶ディスプレイ 11 反射型液晶ディスプレイ 2 透明タッチパネル 21 下部絶縁基板 22 上部絶縁基板 23 接着層 24 下部電極 25 上部電極 3 シール材 4 気体緩衝層 5 透明導光板 6 光源 7 接着層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月7日(2002.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1及び図3〜
6は本発明に係るタッチ入力方式の液晶表示装置の一実
施例を示す断面図。図2は本発明に係るタッチ入力方式
の液晶表示装置のシール状態を示す説明図、図7および
図8は耐荷重試験の結果を示すグラフである。図中、1
は液晶ディスプレイ、11は反射型液晶ディスプレイ、
2は透明タッチパネル、21は下部絶縁基板、22は上
部絶縁基板、23は接着層、24は下部電極、25は上
部電極、3はシール材、4は気体緩衝層、5は透明導光
板、6は光源、7は接着層をそれぞれ示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶ディスプレイの前面に透明タッチパ
    ネルを配置した表示装置において、上記液晶ディスプレ
    イと上記透明タッチパネルとを全周縁部に設けた0.3
    〜1.0mmの厚みを有するシール材にて貼り合せ、上
    記液晶ディスプレイと上記透明タッチパネルとの間に透
    明な気体を密封して気体緩衝層を形成したことを特徴と
    するタッチ入力方式の液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 反射型液晶ディスプレイの前面に透明タ
    ッチパネルを備え、該透明タッチパネルと上記液晶ディ
    スプレイとの間にフロントライト用の透明導光板が上記
    透明タッチパネルとは別体で配置された表示装置におい
    て、上記反射型液晶ディスプレイと上記透明導光板とを
    全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシ
    ール材にて貼り合せ、上記反射型液晶ディスプレイと上
    記透明導光板との間に透明な気体を密封して気体緩衝層
    を形成したことを特徴とするタッチ入力方式の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】 反射型液晶ディスプレイの前面に透明タ
    ッチパネルを備え、該透明タッチパネルと上記反射型液
    晶ディスプレイとの間にフロントライト用の透明導光板
    が上記透明タッチパネルとは別体で配置された表示装置
    において、上記透明タッチパネルと上記透明導光板とを
    全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚みを有するシ
    ール材にて貼り合せ、上記透明タッチパネルと上記透明
    導光板との間に透明な気体を密封して気体緩衝層を形成
    したことを特徴とするタッチ入力方式の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 反射型液晶ディスプレイの前面に透明タ
    ッチパネルを備え、該透明タッチパネルの背面にフロン
    トライト用の透明導光板が一体的に全面接着された表示
    装置において、上記反射型液晶ディスプレイと上記透明
    導光板とを全周縁部に設けた0.3〜1.0mmの厚み
    を有するシール材にて貼り合せ、上記反射型液晶ディス
    プレイと上記透明導光板との間に透明な気体を密封して
    気体緩衝層を形成したことを特徴とするタッチ入力方式
    の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 上記液晶ディスプレイが反射型であり、
    上記透明タッチパネルの下部電極板がフロントライト用
    の透明導光板の一面に下部電極を直接形成したものであ
    る請求項1記載のタッチ入力方式の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 シール材が高分子ゲル状の再剥離シート
    である請求項1〜5のいずれかに記載されたタッチ入力
    方式の液晶表示装置。
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