JPH1165647A - プログラマブルコントローラの故障診断方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラの故障診断方法

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JPH1165647A
JPH1165647A JP22857597A JP22857597A JPH1165647A JP H1165647 A JPH1165647 A JP H1165647A JP 22857597 A JP22857597 A JP 22857597A JP 22857597 A JP22857597 A JP 22857597A JP H1165647 A JPH1165647 A JP H1165647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
programmable controller
card
time
error code
Prior art date
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Pending
Application number
JP22857597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fujino
賀須男 藤野
Akihiro Suzuki
章洋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH1165647A publication Critical patent/JPH1165647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障発生時のリアルタイムのデータを人手を
使わずに外部記憶媒体に記録保存すること。 【解決手段】 PCカードのインタフェースを持つプロ
グラマブルコントローラにおいて、プログラマブルコン
トローラ1が故障発生時のエラーコード3と故障履歴4
および各種テーブル5の内容を書き込んだファイルをP
Cカード6に作成し、PCカードのインタフェースを持
つパソコン7にてエラーコード、故障履歴、タイムスタ
ンプの情報を解析することで、プログラマブルコントロ
ーラ本体の故障原因を追求することを特徴とするプログ
ラマブルコントローラの故障診断方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラおよびその属する周辺機器に発生した故障内
容をリアルタイムに診断する故障診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ本体側およ
びその周辺機器で発生した故障直後のデータを採取する
従来例について、図面を参照してそれぞれ説明する。図
6はプログラマブルコントローラ本体側で故障した場合
の従来例の構成を示す概念図、図7は従来例におけるメ
ンテナンスフローを示す図である。いま、プログラマブ
ルコントローラ本体側が故障停止した場合、図7に示す
メインテナンスフローにしたがって、ユーザは図6の正
常表示灯36が消灯したのを確認して(S11)、故障
による停止が発生したことを認識する。次にエラーコー
ドをモニタするために通信ポート37にプログラミング
装置38を接続し(S12)、エラーコードを確認する
(S13)。また、詳細な故障内容を解析および記録す
るためにプログラミング装置38を介してシステムメモ
リ32のエラーコード33、故障履歴34および各種テ
ーブル35を記憶媒体39に対してセーブ操作を行い記
録する(S14)。ここまではユーザの人手を煩わせて
いた。さらに記憶媒体39に記録された情報を基に確認
しながら原因を解析し、故障原因の除去を行っていた
(S16)。
【0003】ところが、従来の方法ではプログラマブル
コントローラ本体側が故障停止した瞬間の情報を入手す
るため、故障直後にプログラミング装置を使ってセーブ
操作を必要とするため、故障情報を記録する前にプログ
ラミング装置を接続する手間と通信による時間を必要と
していた。また、リアルタイムのデータかどうかの信頼
性に欠けていた。次に、プログラマブルコントローラお
よび周辺機器で構成されるシステムにおいて、周辺機器
に故障が発生した場合には、システム全体としては、ユ
ーザプログラムのインタロック回路に基づいて停止状態
となるが、プログラマブルコントローラの挙動として
は、ユーザプログラムの解読処理は継続して実行され続
ける。したがって、故障が発生した時点における入出力
回路等のON/OFF状態や内部データは記憶されてい
ないことになる。故障が発生した後の状態からは、故障
の真因を突き止めるのに時間がかかるばかりでなく、真
因究明が困難である場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来技術の上記問題点に鑑み、プログラマブルコントロー
ラ本体側の故障発生時のリアルタイムのデータを人手を
使わずに外部記憶媒体に記録保存することを目的とし、
また、システムに属する周辺機器に故障が発生した瞬間
の状態を保存し、その保存したデータをできるだけ容易
に表示させることにより故障の真因の究明に要する時間
を短縮することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、PCカードのインタフェースを持つプロ
グラマブルコントローラが故障発生時のエラーコード、
故障履歴および各種テーブルの内容を書き込んだファイ
ルをPCカードに作成し、PCカードのインタフェース
を持つパソコンで故障内容をモニタし、プログラマブル
コントローラのシステム本体の故障診断を行うものであ
る。上記構成により、プログラマブルコントローラの故
障発生情報をリアルタイムに人手を使うことなく、外部
記憶媒体に記憶することが可能となる。また、本発明
は、コントローラ起動前にユーザにより設定されたシス
テムの故障条件になったことを検出し、故障検出したそ
の時点でのプログラマブルコントローラの内部状態を記
憶させ、記憶された内部状態を基に、故障時のプログラ
マブルコントローラの状態を再現し、プログラマブルコ
ントローラの主に周辺機器の故障診断を行うものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】先ず、プログラマブルコントロー
ラ本体側に故障発生した場合の第1の実施形態について
図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形
態の構成を示す概念図、図2は本実施形態におけるメン
テナンスフローを示す図である。本実施形態は、大きく
分けると、PCカード等のメモリカード(PCカードと
称する)のインタフェースを持つプログラマブルコント
ローラ1、PCカード6およびPCカードのインタフェ
ースを持つパソコン7とから構成される。プログラマブ
ルコントローラ1はシステムメモリ2を有し、システム
メモリはエラーコード3、故障履歴4および各種テーブ
ル5を保有している。また、PCカード6も後述するよ
うに、エラーコード3、故障履歴4および各種テーブル
5を保有することになる。
【0007】プログラマブルコントローラ本体側の故障
発生の検出は従来からプログラマブルコントローラ内部
で常時監視して行っている。いま、図2のフローに示さ
れるように、プログラマブルコントローラ本体側が故障
停止したことを検出すると(S1)、プログラマブルコ
ントローラ1は、図1のPCカード6にシステムのメモ
リ2のエラーコード3、故障履歴4、各種テーブル5を
書き込んだファイルを作成する(S2)。PCカード6
をプログラマブルコントローラ1から抜き、パソコン7
に挿入し(S3)、パソコン7によってエラーコード
3、故障履歴4および各種テーブル5の内容をモニタし
(S4)、故障原因を認識する(S5)。このようにし
て、本体側の故障を認識した時に、なぜそのように認識
したか、その時のデータをPCカードに自動的に記憶さ
せることによって人手による操作を省くことができる。
【0008】次に、周辺機器に故障発生した場合の第2
の実施形態について説明する。図3は本発明第2の実施
形態のシステム構成を示す概念図である。この例では、
コントローラの内部状態を記憶しておくシステムとして
PCカードを用いる例を示している。本実施形態は、C
PU21、ROM22、RAM23、I/Oインターフ
ェース24、PCカードインターフェース25およびモ
ニタインターフェース26を有するプログラマブルコン
トローラ20と、プログラマブルコントローラにそれぞ
れのインターフェース24、25および26を介して接
続される複数のI/O装置27、モニタ装置28および
PCカード29より構成される。まず、故障を検出する
機能について説明する。故障の判断は基本的にユーザに
依存するため、ユーザプログラムにおいて、例えば、あ
るコイルがON状態になった場合に故障が発生したと判
断する等の故障検出用のプログラムを記述してもらう必
要がある。これらコイルやデータの状態を故障検出用シ
ステムに予め登録する。図4は故障登録例を示す図であ
る。
【0009】図4に示すように、既にユーザプログラム
において、電気的要因による故障をレファレンス番号4
0のコイルで、機械的要因における故障をレファレンス
番号100のコイルで検出できるようにプログラムして
もらう必要がある。また、レファレンス番号40100
はモーション制御用の位置管理を行っているものであ
り、このデータが10000以上の値になったら異常と
みなす例を示している。コントローラはこの故障検出設
定に基づいて毎ユーザプログラムの解読終了後、故障が
発生していないかのチェックを行う。次に図4で設定し
た周辺機器に故障を検出した場合に、プログラマブルコ
ントローラ20の内部状態を記憶する手段であるが、P
Cカード29等の大容量の記憶装置をプログラマブルコ
ントローラのシステムの一部として図3のように組み込
む。このようなシステムを構築することによって、故障
が発生した際に内部状態をこの記憶装置に書き込み保存
することが可能となる。また、全てのデータを保存する
場合、システムによっては長い時間を要しシステムの動
作に異常をきたす場合がある為、ユーザプログラムが大
きい場合等はユーザが指定した範囲のデータのみを書き
込むようにする設定も可能としておく。
【0010】最後に記憶された内部状態を基に、故障が
発生したスキャンにおける状態を再現させる方法である
が、従来プログラマブルコントローラ20には、プログ
ラム入力装置もしくはモニタ装置28が必須である。こ
れらの装置は、プログラマブルコントローラ20からユ
ーザプログラムや内部状態を読み込み表示させる機能が
ある。この機能を利用して、故障が発生した際に記憶さ
れた内部状態を表示させることが可能である。PCカー
ド29に記憶されるデータは内部データのみであるた
め、コントローラ20内のユーザプログラムのバックア
ップを保存してある場合には、モニタ装置28において
ユーザプログラムをハードディスク等から、また内部状
態をPCカード29から読み込むことによって故障時の
状態を再現することができる。また、ユーザプログラム
のバックアップを保存していない場合には、モニタ装置
28をプログラマブルコントローラ20に接続し、ユー
ザプログラムをコントローラから、また内部状態をPC
カード29から読み込むことによって故障時の状態を再
現することができる。
【0011】ただし、本来のモニタ装置は、サイクリッ
クにプログラマブルコントローラから内部状態を読み込
みこれを表示しているが、故障診断用に利用する場合
は、記憶された内部状態を1回表示させるのみとなる。
故障診断表示例を図5に示す。図5は実際にプログラマ
ブルコントローラに接続した場合と同様に、リレーやコ
イルのON/OFF状態を表示しており、反転して表示
されているものがON状態を示している。この画面から
確認・追跡していくことで、どの要因でシステムとして
故障が発生しているかを診断することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、故障発生時のリアルタイムのデータを人手を使わ
ずに外部記憶媒体に記録保存することができ、またその
保存したデータをできるだけ容易に表示させることによ
り故障真因の究明に要する時間を短縮することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す概念図
【図2】本発明の実施形態におけるメンテナンスフロー
を示す図
【図3】本発明の第2の実施形態のシステム構成を示す
概念図
【図4】第2の実施形態における故障登録例を示す図
【図5】第2の実施形態における故障診断表示例を示す
【図6】プログラマブルコントローラ本体側で故障した
場合の従来の構成を示す概念図
【図7】従来例のメンテナンスフローを示す図
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ 2 システムメモリ 3 エラーコード 4 故障履歴 5 各種テーブル 6 PCカード 7 パソコン 20 プログラマブルコントローラ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 I/Oインターフェース 25 PCカードインターフェース 26 モニタインターフェース 27 I/O 28 PCカード 29 モニタ装置 31 プログラマブルコントローラ 32 システムメモリ 33 エラーコード 34 故障履歴 35 各種テーブル 36 正常表示灯 37 通信ポート 38 プログラミング装置 39 記憶媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCカードのインタフェースを持つプロ
    グラマブルコントローラにおいて、プログラマブルコン
    トローラが故障発生時のエラーコードと故障履歴および
    各種テーブルの内容を書き込んだファイルをPCカード
    に作成し、PCカードのインタフェースを持つパソコン
    にてエラーコード、故障履歴、タイムスタンプの情報を
    解析することで、プログラマブルコントローラのシステ
    ム本体の故障原因を追求することを特徴とするプログラ
    マブルコントローラの故障診断方法。
  2. 【請求項2】 プログラマブルコントローラにおいて、
    コントローラ起動前にユーザにより設定されたシステム
    の故障条件になったことを検出し、故障検出したその時
    点でのプログラマブルコントローラの内部状態を記憶さ
    せ、記憶された内部状態を基に、故障時のプログラマブ
    ルコントローラの状態を再現し、プログラマブルコント
    ローラの主に周辺機器の故障診断を行うことを特徴とす
    るプログラマブルコントローラの故障診断方法。
JP22857597A 1997-08-25 1997-08-25 プログラマブルコントローラの故障診断方法 Pending JPH1165647A (ja)

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