JPH1165563A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
- Publication number
- JPH1165563A JPH1165563A JP9224523A JP22452397A JPH1165563A JP H1165563 A JPH1165563 A JP H1165563A JP 9224523 A JP9224523 A JP 9224523A JP 22452397 A JP22452397 A JP 22452397A JP H1165563 A JPH1165563 A JP H1165563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- key
- performance data
- guide
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数トラックの内の所望のトラックを、簡単
な処理にてガイドトラックに指定することができる電子
楽器を実現する。 【解決手段】 ガイド専用のガイドトラックを設けてお
き、各パートの内からいずれかを択一選択したパートの
演奏データを、弾くべき鍵を案内するための演奏データ
としてガイドトラックに割当てる。このガイドトラック
を含む全てのトラックについての時分割処理順序は変更
されず、常にガイドトラックを一番最初に読み出すよう
にする。この結果、従来のように、”ガイドトラック”
に選定したトラックを、他のトラック再生に先立って読
み出すように時分割処理の順序を変更させる必要がな
く、極めて簡単な処理で所望のトラックを”ガイドトラ
ック”に割当てることができるので、処理の簡素化が図
られる。
な処理にてガイドトラックに指定することができる電子
楽器を実現する。 【解決手段】 ガイド専用のガイドトラックを設けてお
き、各パートの内からいずれかを択一選択したパートの
演奏データを、弾くべき鍵を案内するための演奏データ
としてガイドトラックに割当てる。このガイドトラック
を含む全てのトラックについての時分割処理順序は変更
されず、常にガイドトラックを一番最初に読み出すよう
にする。この結果、従来のように、”ガイドトラック”
に選定したトラックを、他のトラック再生に先立って読
み出すように時分割処理の順序を変更させる必要がな
く、極めて簡単な処理で所望のトラックを”ガイドトラ
ック”に割当てることができるので、処理の簡素化が図
られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記憶トラッ
クを有し、それらの内から選択した記憶トラックに登録
される演奏データに従って弾くべき鍵を案内させるよう
にした電子楽器に関する。
クを有し、それらの内から選択した記憶トラックに登録
される演奏データに従って弾くべき鍵を案内させるよう
にした電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の記憶トラックを有し、
これら記憶トラックに登録される演奏データに従って自
動演奏したり自動伴奏させたりする電子楽器が各種実用
化されている。この種の電子楽器では、複数の記憶トラ
ックについて、例えば、右手パート(メロディパー
ト)、左手パート(伴奏パート)およびリズムパートの
各演奏データの他、リズムコントロールする制御データ
(リズムスタート/ストップ、根音、コード種およびテ
ンポ)が、それぞれ曲の進行に対応して時系列に記憶さ
れており、これら記憶トラックを時分割に順次再生して
行くことで曲が演奏されるようになっている。
これら記憶トラックに登録される演奏データに従って自
動演奏したり自動伴奏させたりする電子楽器が各種実用
化されている。この種の電子楽器では、複数の記憶トラ
ックについて、例えば、右手パート(メロディパー
ト)、左手パート(伴奏パート)およびリズムパートの
各演奏データの他、リズムコントロールする制御データ
(リズムスタート/ストップ、根音、コード種およびテ
ンポ)が、それぞれ曲の進行に対応して時系列に記憶さ
れており、これら記憶トラックを時分割に順次再生して
行くことで曲が演奏されるようになっている。
【0003】そして、近年では、こうした電子楽器にお
いて、所定の記憶トラックに、弾くべき鍵を案内するた
めの演奏データを登録しておき、これを他のトラック再
生に先立って読み出し、各鍵に対応して配設されるLE
D等を点灯制御することにより弾くべき鍵を案内するガ
イド機能を有するものが知られている。
いて、所定の記憶トラックに、弾くべき鍵を案内するた
めの演奏データを登録しておき、これを他のトラック再
生に先立って読み出し、各鍵に対応して配設されるLE
D等を点灯制御することにより弾くべき鍵を案内するガ
イド機能を有するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ガイド機能を具備する電子楽器では、弾くべき鍵を案内
するための演奏データが登録されるトラック(以下、こ
れをガイドトラックと称す)を固定しており、例えば、
右手パート(メロディパート)がガイドトラックの場
合、時分割処理にてこの右手パートのトラックの演奏デ
ータを常に最初に読み出すようにし、他のトラック再生
による曲演奏に先立って運指をガイドするようになって
いる。したがって、各トラックの再生順序は予め固定化
されるため、時分割処理が比較的容易に行うことが出来
る。
ガイド機能を具備する電子楽器では、弾くべき鍵を案内
するための演奏データが登録されるトラック(以下、こ
れをガイドトラックと称す)を固定しており、例えば、
右手パート(メロディパート)がガイドトラックの場
合、時分割処理にてこの右手パートのトラックの演奏デ
ータを常に最初に読み出すようにし、他のトラック再生
による曲演奏に先立って運指をガイドするようになって
いる。したがって、各トラックの再生順序は予め固定化
されるため、時分割処理が比較的容易に行うことが出来
る。
【0005】しかしながら、近年では、複数のトラック
の内でユーザーが所望のトラックを”ガイドトラック”
として選択し得るようにするものが望まれている。しか
しながら、そのようにすると、ガイドトラックとして選
択されるトラックが異なる度に、その選択されたガイド
トラックを、他のトラック再生に先立って読み出すよう
に時分割処理の順序を変更させねばならず、これ故、処
理の複雑化を招致してしまう、という問題が生じる。
の内でユーザーが所望のトラックを”ガイドトラック”
として選択し得るようにするものが望まれている。しか
しながら、そのようにすると、ガイドトラックとして選
択されるトラックが異なる度に、その選択されたガイド
トラックを、他のトラック再生に先立って読み出すよう
に時分割処理の順序を変更させねばならず、これ故、処
理の複雑化を招致してしまう、という問題が生じる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、複数トラックの内の所望のトラックを、簡単
な処理にてガイドトラックに指定することができる電子
楽器を提供することを目的としている。
たもので、複数トラックの内の所望のトラックを、簡単
な処理にてガイドトラックに指定することができる電子
楽器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、各パートの演奏データ
をそれぞれ記憶する複数のトラックを具備し、これらの
内から選択したトラックに記憶される演奏データに従っ
て押鍵案内しつつ、それ以外のトラックに各々記憶され
る各パートの演奏データを再生する電子楽器において、
押鍵案内する専用のガイドトラックと、前記各パートの
内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内用の演
奏データとして前記ガイドトラックに割当てる割当て手
段と、この割当て手段によって押鍵案内用の演奏データ
が割当てられたガイドトラックを、他のトラックに先立
って常に一番最初に時分割読み出しして弾くべき鍵を案
内する押鍵案内手段と、前記ガイドトラックに続いて一
定の順番で順次時分割読み出しされる他のトラックに各
々記憶される各パートの演奏データを再生する再生手段
とを具備することを特徴としている。
め、請求項1に記載の発明では、各パートの演奏データ
をそれぞれ記憶する複数のトラックを具備し、これらの
内から選択したトラックに記憶される演奏データに従っ
て押鍵案内しつつ、それ以外のトラックに各々記憶され
る各パートの演奏データを再生する電子楽器において、
押鍵案内する専用のガイドトラックと、前記各パートの
内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内用の演
奏データとして前記ガイドトラックに割当てる割当て手
段と、この割当て手段によって押鍵案内用の演奏データ
が割当てられたガイドトラックを、他のトラックに先立
って常に一番最初に時分割読み出しして弾くべき鍵を案
内する押鍵案内手段と、前記ガイドトラックに続いて一
定の順番で順次時分割読み出しされる他のトラックに各
々記憶される各パートの演奏データを再生する再生手段
とを具備することを特徴としている。
【0008】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明によれば、前記再生手段は、前記ガイドトラック以
外の他のトラックの演奏データの再生にあたって、前記
ガイドトラックに割当てられたパートの演奏データと同
一であるか否かを判断し、同一である時にはその再生を
中止して押鍵案内に応じた発音との重複を回避すること
を特徴とする。
発明によれば、前記再生手段は、前記ガイドトラック以
外の他のトラックの演奏データの再生にあたって、前記
ガイドトラックに割当てられたパートの演奏データと同
一であるか否かを判断し、同一である時にはその再生を
中止して押鍵案内に応じた発音との重複を回避すること
を特徴とする。
【0009】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の発明によれば、前記再生手段は、前記押鍵案内手
段によって案内された弾くべき鍵が押鍵されるまで前記
ガイドトラック以外の他のトラックの演奏データの再生
を止めておき、弾くべき鍵が押鍵されてから再生を進行
させることを特徴としている。
記載の発明によれば、前記再生手段は、前記押鍵案内手
段によって案内された弾くべき鍵が押鍵されるまで前記
ガイドトラック以外の他のトラックの演奏データの再生
を止めておき、弾くべき鍵が押鍵されてから再生を進行
させることを特徴としている。
【0010】本発明では、押鍵案内する専用のガイドト
ラックを設けておき、このガイドトラックに各パートの
内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内用の演
奏データとして割当て、これを他のトラックに先立って
常に一番最初に時分割読み出しするようにして弾くべき
鍵を案内する一方で、当該ガイドトラックに続いて一定
の順番で順次時分割読み出しされる他のトラックに各々
記憶される各パートの演奏データを順次再生する。これ
により、従来のように、”ガイドトラック”に選定した
トラックを、他のトラック再生に先立って読み出すよう
に時分割処理の順序を変更させる必要がなく、極めて簡
単な処理で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当
てることができ、その結果、処理の簡素化が図られる。
ラックを設けておき、このガイドトラックに各パートの
内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内用の演
奏データとして割当て、これを他のトラックに先立って
常に一番最初に時分割読み出しするようにして弾くべき
鍵を案内する一方で、当該ガイドトラックに続いて一定
の順番で順次時分割読み出しされる他のトラックに各々
記憶される各パートの演奏データを順次再生する。これ
により、従来のように、”ガイドトラック”に選定した
トラックを、他のトラック再生に先立って読み出すよう
に時分割処理の順序を変更させる必要がなく、極めて簡
単な処理で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当
てることができ、その結果、処理の簡素化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による電子楽器は、コンピ
ュータを用いたデジタル楽器類はもとより、ネットワー
クを利用したDTM装置などにも適用され得る。以下で
は、本発明の実施の形態である電子楽器を実施例として
図面を参照して説明する。
ュータを用いたデジタル楽器類はもとより、ネットワー
クを利用したDTM装置などにも適用され得る。以下で
は、本発明の実施の形態である電子楽器を実施例として
図面を参照して説明する。
【0012】A.実施例の構成 (1)全体構成 図1は、本発明の一実施例による電子楽器の構成を示す
ブロック図である。この図において、1は鍵盤であり、
押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフ信号、キーコー
ドおよび押鍵速度(強度)に対応したベロシティ等の演
奏情報を発生する。この鍵盤1の各鍵は透光性樹脂材等
で形成され、その内部には発光点灯するLEDあるいは
ランプ等の発光手段が設けられている。これら発光手段
は、後述するガイドモード下にある場合に、ガイドトラ
ック(後述する)から読み出される演奏データに従って
点灯駆動され、これにより弾くべき鍵を案内する。な
お、このように、発光手段を各鍵内部に設ける方式に替
えて、各鍵の近傍に鍵とは別体で発光手段を配設する態
様としても良い。
ブロック図である。この図において、1は鍵盤であり、
押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフ信号、キーコー
ドおよび押鍵速度(強度)に対応したベロシティ等の演
奏情報を発生する。この鍵盤1の各鍵は透光性樹脂材等
で形成され、その内部には発光点灯するLEDあるいは
ランプ等の発光手段が設けられている。これら発光手段
は、後述するガイドモード下にある場合に、ガイドトラ
ック(後述する)から読み出される演奏データに従って
点灯駆動され、これにより弾くべき鍵を案内する。な
お、このように、発光手段を各鍵内部に設ける方式に替
えて、各鍵の近傍に鍵とは別体で発光手段を配設する態
様としても良い。
【0013】次に、2は操作パネルに配設される各種ス
イッチからなるパネルスイッチ部であり、各スイッチ操
作に対応したスイッチ信号を発生する。3はLCDパネ
ルや複数のLED(発光素子)から構成される表示部で
あり、LCDパネル側には後述するCPU4から供給さ
れる表示制御信号に従って各種の設定値や動作モードが
表示され、一方、複数のLEDは上記パネルスイッチ部
2の操作状態を表示する。
イッチからなるパネルスイッチ部であり、各スイッチ操
作に対応したスイッチ信号を発生する。3はLCDパネ
ルや複数のLED(発光素子)から構成される表示部で
あり、LCDパネル側には後述するCPU4から供給さ
れる表示制御信号に従って各種の設定値や動作モードが
表示され、一方、複数のLEDは上記パネルスイッチ部
2の操作状態を表示する。
【0014】ここで、図2を参照して、パネルスイッチ
部2を構成する主要なスイッチ類と、それに対応して配
設されるLEDについて説明しておく。図2において、
2aは押下操作される毎に、オルタネートに曲再生の開
始あるいは停止を指示するスタート/ストップスイッチ
である。本スイッチ2aに対応して配設されるLED4
は曲再生の開始時に点灯され、停止時に消灯される。
部2を構成する主要なスイッチ類と、それに対応して配
設されるLEDについて説明しておく。図2において、
2aは押下操作される毎に、オルタネートに曲再生の開
始あるいは停止を指示するスタート/ストップスイッチ
である。本スイッチ2aに対応して配設されるLED4
は曲再生の開始時に点灯され、停止時に消灯される。
【0015】2bは押下操作される毎に、オルタネート
にプレイモードあるいはガイドモードに切替えるモード
スイッチである。このスイッチ2bに対応して配設され
るLED1は、ガイドモード設定時に点灯され、プレイ
モード時に消灯される。なお、これらモードの内容につ
いては追って述べる。
にプレイモードあるいはガイドモードに切替えるモード
スイッチである。このスイッチ2bに対応して配設され
るLED1は、ガイドモード設定時に点灯され、プレイ
モード時に消灯される。なお、これらモードの内容につ
いては追って述べる。
【0016】2cは、後述するユーザーメモリエリアU
MEに予め記憶させておいた「ユーザーメロディA」あ
るいは「ユーザーメロディB」の各演奏データのいずれ
を選択するかを指定するユーザーメモリ選択スイッチで
ある。このスイッチ2cに対応して配設されるLED2
は、「ユーザーメロディA」側を選択した時に点灯さ
れ、「ユーザーメロディB」側を選択した時に消灯され
る。
MEに予め記憶させておいた「ユーザーメロディA」あ
るいは「ユーザーメロディB」の各演奏データのいずれ
を選択するかを指定するユーザーメモリ選択スイッチで
ある。このスイッチ2cに対応して配設されるLED2
は、「ユーザーメロディA」側を選択した時に点灯さ
れ、「ユーザーメロディB」側を選択した時に消灯され
る。
【0017】2dはガイドモード下におけるガイド対象
を選択するガイド選択スイッチである。ガイド対象とな
るパートは、上述したユーザーメモリエリアに予め記憶
される「ユーザーメロディA」、「ユーザーメロディ
B」もしくは後述する「プリセットメロディA」、「プ
リセットメロディB」の内のいずれかとなる。
を選択するガイド選択スイッチである。ガイド対象とな
るパートは、上述したユーザーメモリエリアに予め記憶
される「ユーザーメロディA」、「ユーザーメロディ
B」もしくは後述する「プリセットメロディA」、「プ
リセットメロディB」の内のいずれかとなる。
【0018】すなわち、上述したユーザーメモリ選択ス
イッチ2cの操作により「ユーザーメロディA」あるい
は「ユーザーメロディB」のいずれかが選択された時に
は、そのうちのいずれか一方をガイド対象として選択す
る。一方、ユーザーメモリ選択スイッチ2cが操作され
ない時には、「プリセットメロディA」、「プリセット
メロディB」の内のいずれか一方をガイド対象として選
択する。
イッチ2cの操作により「ユーザーメロディA」あるい
は「ユーザーメロディB」のいずれかが選択された時に
は、そのうちのいずれか一方をガイド対象として選択す
る。一方、ユーザーメモリ選択スイッチ2cが操作され
ない時には、「プリセットメロディA」、「プリセット
メロディB」の内のいずれか一方をガイド対象として選
択する。
【0019】このスイッチ2dに対応して配設されるL
ED3は、ユーザーメロディA(あるいはプリセットメ
ロディA)を選択した時に点灯され、ユーザーメロディ
B(あるいはプリセットメロディB)を選択した時に消
灯される。
ED3は、ユーザーメロディA(あるいはプリセットメ
ロディA)を選択した時に点灯され、ユーザーメロディ
B(あるいはプリセットメロディB)を選択した時に消
灯される。
【0020】次に、再び図1に戻り、実施例の構成につ
いて説明を進める。図において、4は楽器各部を制御す
るCPUであり、その動作については後述する。5は上
記CPU4にロードされる各種制御プログラムを記憶す
るプログラムROMである。6は各種の演奏データを記
憶する演奏データROMである。
いて説明を進める。図において、4は楽器各部を制御す
るCPUであり、その動作については後述する。5は上
記CPU4にロードされる各種制御プログラムを記憶す
るプログラムROMである。6は各種の演奏データを記
憶する演奏データROMである。
【0021】この演奏データROM3には、図3に図示
するように、ファクトリープリセットされるプリセット
メロディA,Bパートの各演奏データが記憶されるプリ
セットソングエリアE1、リズムコントロールデータエ
リアE2およびリズムデータエリアE3から構成されて
いる。そして、プリセットソングエリアE1は、更にプ
リセットメロディAエリアPE1とプリセットメロディ
BエリアPE2とから構成され、各エリアPE1,PE
2には、それぞれ楽曲の進行順に時系列に並べたイベン
ト時間TIMEと、発音イベントあるいは消音イベント
を表わすイベント情報EVENTとから形成される演奏
データが記憶されている。
するように、ファクトリープリセットされるプリセット
メロディA,Bパートの各演奏データが記憶されるプリ
セットソングエリアE1、リズムコントロールデータエ
リアE2およびリズムデータエリアE3から構成されて
いる。そして、プリセットソングエリアE1は、更にプ
リセットメロディAエリアPE1とプリセットメロディ
BエリアPE2とから構成され、各エリアPE1,PE
2には、それぞれ楽曲の進行順に時系列に並べたイベン
ト時間TIMEと、発音イベントあるいは消音イベント
を表わすイベント情報EVENTとから形成される演奏
データが記憶されている。
【0022】リズムコントロールデータエリアE2に
は、リズムスタート/ストップ、根音、コード種および
テンポを指示するリズムコントロールデータが記憶さ
れ、リズムデータエリアE3には、リズム楽器音の発音
タイミングを指示するリズムパターンデータが記憶され
ている。なお、上記プリセットソングエリアE1には、
説明の簡略化を図るべく、プリセットメロディA,B各
1種類の演奏データしか図示していないが、ここには複
数種記憶される形態であっても構わない。
は、リズムスタート/ストップ、根音、コード種および
テンポを指示するリズムコントロールデータが記憶さ
れ、リズムデータエリアE3には、リズム楽器音の発音
タイミングを指示するリズムパターンデータが記憶され
ている。なお、上記プリセットソングエリアE1には、
説明の簡略化を図るべく、プリセットメロディA,B各
1種類の演奏データしか図示していないが、ここには複
数種記憶される形態であっても構わない。
【0023】さて、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図1において、7はCPU4のワ
ークエリアとして用いられるワークRAMであり、各種
レジスタ・フラグデータや、前述したメモリメロディ
A,Bパートの各演奏データが記憶される他、複数の記
憶トラックを有する。このワークRAM7のメモリ構成
ついては後述する。
ついて説明を進める。図1において、7はCPU4のワ
ークエリアとして用いられるワークRAMであり、各種
レジスタ・フラグデータや、前述したメモリメロディ
A,Bパートの各演奏データが記憶される他、複数の記
憶トラックを有する。このワークRAM7のメモリ構成
ついては後述する。
【0024】8は周知の波形メモリ読み出し方式によっ
て構成され、時分割動作する複数の同時発音チャンネル
を備える音源である。音源8では、CPU4の指示の下
に、上記ワークRAM7の各記憶トラック(後述する)
からそれぞれ読み出される演奏データ、リズムパターン
等に基づき楽音合成し、これを楽音波形Wとして出力す
る。9は音源8から出力される楽音波形Wをアナログ波
形信号に変換した後、これを増幅してスピーカから発音
するサウンドシステムである。
て構成され、時分割動作する複数の同時発音チャンネル
を備える音源である。音源8では、CPU4の指示の下
に、上記ワークRAM7の各記憶トラック(後述する)
からそれぞれ読み出される演奏データ、リズムパターン
等に基づき楽音合成し、これを楽音波形Wとして出力す
る。9は音源8から出力される楽音波形Wをアナログ波
形信号に変換した後、これを増幅してスピーカから発音
するサウンドシステムである。
【0025】(2)ワークRAM7のメモリ構成 次に、図4を参照してワークRAM7のメモリ構成RA
M6について説明する。図において、UMEはユーザー
メモリエリアであり、ステップ入力あるいはリアルタイ
ム入力されるメモリメロディAパートまたはメモリメロ
ディBパートの各演奏データがエリアMM1,MM2に
それぞれ格納される。これらエリアMM1,MM2に格
納される演奏データは、前述したプリセットソングと同
様、楽曲の進行順に時系列に並べたイベント時間TIM
Eと、発音イベントあるいは消音イベントを表わすイベ
ント情報EVENTとから形成されている。
M6について説明する。図において、UMEはユーザー
メモリエリアであり、ステップ入力あるいはリアルタイ
ム入力されるメモリメロディAパートまたはメモリメロ
ディBパートの各演奏データがエリアMM1,MM2に
それぞれ格納される。これらエリアMM1,MM2に格
納される演奏データは、前述したプリセットソングと同
様、楽曲の進行順に時系列に並べたイベント時間TIM
Eと、発音イベントあるいは消音イベントを表わすイベ
ント情報EVENTとから形成されている。
【0026】TRE1〜TRE7はトラックエリアであ
り、その内、トラック2エリアTRE2〜トラック7エ
リアTRE7には、前述した「プリセットメロディ
A」、「プリセットメロディB」、「ユーザーメロディ
A」、「ユーザーメロディB」、「リズム」および「リ
ズムコントロール」の各パートの演奏データ(あるいは
リズムパターンデータ、リズムコントロールデータ)が
割当てられる。
り、その内、トラック2エリアTRE2〜トラック7エ
リアTRE7には、前述した「プリセットメロディ
A」、「プリセットメロディB」、「ユーザーメロディ
A」、「ユーザーメロディB」、「リズム」および「リ
ズムコントロール」の各パートの演奏データ(あるいは
リズムパターンデータ、リズムコントロールデータ)が
割当てられる。
【0027】本実施例の場合、図5に図示する通り、ト
ラック2エリアTRE2は「プリセットメロディAパー
ト」が、トラック3エリアTRE3は「プリセットメロ
ディBパート」がそれぞれ割当てられ、また、トラック
4エリアTRE4は「ユーザーメロディAパート」が、
トラック5エリアTRE5は「ユーザーメロディBパー
ト」がそれぞれ割当てられる。さらに、トラック6エリ
アTRE6は「リズムコントロール」が、トラック7エ
リアTRE7は「リズム」がそれぞれ割当てられる。
ラック2エリアTRE2は「プリセットメロディAパー
ト」が、トラック3エリアTRE3は「プリセットメロ
ディBパート」がそれぞれ割当てられ、また、トラック
4エリアTRE4は「ユーザーメロディAパート」が、
トラック5エリアTRE5は「ユーザーメロディBパー
ト」がそれぞれ割当てられる。さらに、トラック6エリ
アTRE6は「リズムコントロール」が、トラック7エ
リアTRE7は「リズム」がそれぞれ割当てられる。
【0028】一方、トラック1エリアTRE1は、弾く
べき鍵を案内するための演奏データのみが割当てられる
専用トラック(ガイドトラックと称す)である。このガ
イドトラックには、上述した「プリセットメロディ
A」、「プリセットメロディB」、「ユーザーメロディ
A」および「ユーザーメロディB」の各パートの内、い
ずれかを択一選択して割当てる。この選択に際しては、
前述したユーザメモリ選択スイッチ2cあるいはガイド
選択スイッチ2d(図2参照)を操作する。
べき鍵を案内するための演奏データのみが割当てられる
専用トラック(ガイドトラックと称す)である。このガ
イドトラックには、上述した「プリセットメロディ
A」、「プリセットメロディB」、「ユーザーメロディ
A」および「ユーザーメロディB」の各パートの内、い
ずれかを択一選択して割当てる。この選択に際しては、
前述したユーザメモリ選択スイッチ2cあるいはガイド
選択スイッチ2d(図2参照)を操作する。
【0029】B.実施例の動作 次に、図6〜図19を参照し、上記構成による実施例の
動作について説明する。以下では、最初に、動作概要と
してメインルーチンの動作について説明した後、メイン
ルーチンからコールされる一連の処理動作について説明
して行く。
動作について説明する。以下では、最初に、動作概要と
してメインルーチンの動作について説明した後、メイン
ルーチンからコールされる一連の処理動作について説明
して行く。
【0030】(1)メインルーチンの動作 さて、上記構成による実施例に電源が投入されると、C
PU4はプログラムROM5から所定の制御プログラム
を読み出してロードし、図6に示すメインルーチンを実
行してステップSA1に処理を進める。
PU4はプログラムROM5から所定の制御プログラム
を読み出してロードし、図6に示すメインルーチンを実
行してステップSA1に処理を進める。
【0031】ステップSA1では、ワークRAM7に格
納される各種レジスタ/フラグをゼロリセットしたり初
期値をセットする他、音源8に対して各種レジスタ/フ
ラグ類の初期化指示を与える等のイニシャライズ処理を
行う。イニシャライズ処理が完了すると、CPU4はス
テップSA2に処理を進め、鍵盤1の各鍵について鍵操
作イベントの有無を検出すべく鍵走査を行い、その結果
に応じて押離鍵操作がなされた鍵についての発音指示も
しくは消音指示を音源8に与える鍵盤処理を行う。
納される各種レジスタ/フラグをゼロリセットしたり初
期値をセットする他、音源8に対して各種レジスタ/フ
ラグ類の初期化指示を与える等のイニシャライズ処理を
行う。イニシャライズ処理が完了すると、CPU4はス
テップSA2に処理を進め、鍵盤1の各鍵について鍵操
作イベントの有無を検出すべく鍵走査を行い、その結果
に応じて押離鍵操作がなされた鍵についての発音指示も
しくは消音指示を音源8に与える鍵盤処理を行う。
【0032】次いで、ステップSA3では、前述したパ
ネルスイッチ部2の各種スイッチ2a〜2d(図2参
照)の操作に応じてモード設定、ユーザーメモリ選択、
ガイド選択、曲再生のスタート/ストップをCPU4に
指示したり、スイッチ操作に応じてLED1〜LED4
(図2参照)を点灯・消灯させるスイッチ処理を行う。
そして、このスイッチ処理が完了すると、CPU4は次
のステップSA4に進み、スイッチ処理にて設定された
モードおよびガイド選択状況等に従って、前述したガイ
ドトラックにアサインされた指定パートの演奏データ
や、各トラックから対応する演奏データ(あるいはリズ
ムパターン/リズムコントロールデータ)をトラック順
に時分割読み出しするトラック処理を実行する。
ネルスイッチ部2の各種スイッチ2a〜2d(図2参
照)の操作に応じてモード設定、ユーザーメモリ選択、
ガイド選択、曲再生のスタート/ストップをCPU4に
指示したり、スイッチ操作に応じてLED1〜LED4
(図2参照)を点灯・消灯させるスイッチ処理を行う。
そして、このスイッチ処理が完了すると、CPU4は次
のステップSA4に進み、スイッチ処理にて設定された
モードおよびガイド選択状況等に従って、前述したガイ
ドトラックにアサインされた指定パートの演奏データ
や、各トラックから対応する演奏データ(あるいはリズ
ムパターン/リズムコントロールデータ)をトラック順
に時分割読み出しするトラック処理を実行する。
【0033】次いで、CPU4はステップSA5に進
み、ガイド(運指案内)されたイベントと同じイベント
が入力されない場合、つまり、弾くべき鍵が押鍵される
まで曲再生の進行を一時停止させる時間経過処理を実行
する。そして、この後、CPU4はステップSA2に処
理を戻し、電源がオフされる迄、上記ステップSA2〜
SA5を繰り返す。
み、ガイド(運指案内)されたイベントと同じイベント
が入力されない場合、つまり、弾くべき鍵が押鍵される
まで曲再生の進行を一時停止させる時間経過処理を実行
する。そして、この後、CPU4はステップSA2に処
理を戻し、電源がオフされる迄、上記ステップSA2〜
SA5を繰り返す。
【0034】(2)タイマインタラプト処理ルーチンの
動作 ところで、CPU4では上述のメインルーチンを実行し
ている最中に、図7に図示するタイマインタラプト処理
ルーチンを一定周期毎に起動している。すなわち、一定
周期毎に割込みマスクが解除されると、CPU4は当該
ルーチンを起動してステップSB1に処理を進め、タイ
マ値を累算するタイマレジスタTを1イクンクリメント
して歩進させた後、本ルーチンを完了させて上述のメイ
ンルーチンへ復帰する。
動作 ところで、CPU4では上述のメインルーチンを実行し
ている最中に、図7に図示するタイマインタラプト処理
ルーチンを一定周期毎に起動している。すなわち、一定
周期毎に割込みマスクが解除されると、CPU4は当該
ルーチンを起動してステップSB1に処理を進め、タイ
マ値を累算するタイマレジスタTを1イクンクリメント
して歩進させた後、本ルーチンを完了させて上述のメイ
ンルーチンへ復帰する。
【0035】(3)鍵盤処理ルーチンの動作 次に、図8を参照して鍵盤処理ルーチンの動作について
説明する。前述したメインルーチンのステップSA2
(図6参照)に進むと、CPU4は図8に示す鍵盤処理
ルーチンを実行してステップSC1に処理を進める。ス
テップSC1では、鍵走査を行うべくレジスタNに鍵番
号「1(初期値)」をセットし、続くステップSC2で
は、この鍵番号に対応する鍵の状態を判別する。以下、
判別した鍵状態別の処理について述べる。
説明する。前述したメインルーチンのステップSA2
(図6参照)に進むと、CPU4は図8に示す鍵盤処理
ルーチンを実行してステップSC1に処理を進める。ス
テップSC1では、鍵走査を行うべくレジスタNに鍵番
号「1(初期値)」をセットし、続くステップSC2で
は、この鍵番号に対応する鍵の状態を判別する。以下、
判別した鍵状態別の処理について述べる。
【0036】オンイベントの場合 いま、例えば、レジスタNに格納される鍵番号に対応し
た鍵が押鍵され、鍵状態がオフからオンに変化するオン
イベントが発生したとする。そうすると、CPU4は上
記ステップSC2を経てステップSC3に進み、正解入
力待ちフラグ(後述する)が「1」であるか否か、つま
り、後述するトラック1処理により弾くべき鍵がガイド
(押鍵案内)されている状態にあるかどうかを判断す
る。
た鍵が押鍵され、鍵状態がオフからオンに変化するオン
イベントが発生したとする。そうすると、CPU4は上
記ステップSC2を経てステップSC3に進み、正解入
力待ちフラグ(後述する)が「1」であるか否か、つま
り、後述するトラック1処理により弾くべき鍵がガイド
(押鍵案内)されている状態にあるかどうかを判断す
る。
【0037】ここで、ガイドされている状態であれば、
判断結果が「YES」となり、次のステップSC4に処
理を進めるが、そうでなければ、判断結果が「NO」と
なり、後述のステップSC6に進む。さて、ガイドされ
ている状態でステップSC4に進むと、レジスタGUI
DEに格納される鍵番号とレジスタNに格納される鍵番
号とが同一であるか否か、つまり、ガイドされた鍵が押
鍵されたか否かを判断する。そして、ガイドされている
鍵が押鍵された時には、ここでの判断結果が「YES」
となり、次のステップSC5に処理を進めて正解入力待
ちフラグをゼロリセットし、次のステップSC6に進
む。
判断結果が「YES」となり、次のステップSC4に処
理を進めるが、そうでなければ、判断結果が「NO」と
なり、後述のステップSC6に進む。さて、ガイドされ
ている状態でステップSC4に進むと、レジスタGUI
DEに格納される鍵番号とレジスタNに格納される鍵番
号とが同一であるか否か、つまり、ガイドされた鍵が押
鍵されたか否かを判断する。そして、ガイドされている
鍵が押鍵された時には、ここでの判断結果が「YES」
となり、次のステップSC5に処理を進めて正解入力待
ちフラグをゼロリセットし、次のステップSC6に進
む。
【0038】一方、ガイドされた鍵が押鍵されない場
合、もしくはガイドされている状態にない場合にも、上
記ステップSC3、SC4を経てステップSC6に進
む。ステップSC6では、レジスタNに格納される鍵番
号をレジスタNOTEにストアする一方、このレジスタ
NOTEに格納された鍵番号の楽音を発音させるよう音
源8に指示する発音処理を行う。これにより、押鍵され
た鍵に対応する音高の楽音が発音される。この後、CP
U4は、ステップSC8以降に処理を進める。
合、もしくはガイドされている状態にない場合にも、上
記ステップSC3、SC4を経てステップSC6に進
む。ステップSC6では、レジスタNに格納される鍵番
号をレジスタNOTEにストアする一方、このレジスタ
NOTEに格納された鍵番号の楽音を発音させるよう音
源8に指示する発音処理を行う。これにより、押鍵され
た鍵に対応する音高の楽音が発音される。この後、CP
U4は、ステップSC8以降に処理を進める。
【0039】オフイベントの場合 これに対し、レジスタNに格納される鍵番号に対応した
鍵が離鍵され、鍵状態がオフからオンに変化するオフイ
ベントが発生すると、CPU4は上記ステップSC2を
経てステップSC7に処理を進め、レジスタNに格納さ
れる鍵番号を、レジスタNOTEにストアする一方、こ
のレジスタNOTEに格納された鍵番号の楽音を消音さ
せるよう音源8に指示する消音処理を行い、ステップS
C8に進む。なお、レジスタNに格納される鍵番号に対
応した鍵について何等鍵操作が行われない場合には、上
記ステップSC2を経てステップSC8に進む。
鍵が離鍵され、鍵状態がオフからオンに変化するオフイ
ベントが発生すると、CPU4は上記ステップSC2を
経てステップSC7に処理を進め、レジスタNに格納さ
れる鍵番号を、レジスタNOTEにストアする一方、こ
のレジスタNOTEに格納された鍵番号の楽音を消音さ
せるよう音源8に指示する消音処理を行い、ステップS
C8に進む。なお、レジスタNに格納される鍵番号に対
応した鍵について何等鍵操作が行われない場合には、上
記ステップSC2を経てステップSC8に進む。
【0040】こうして、ステップSC8に進むと、CP
U4は次の鍵について鍵状態を判別する為、レジスタN
に格納される鍵番号を歩進させ、続くステップSC9で
は、歩進された鍵番号が鍵数を超えたか否か、つまり、
全ての鍵について鍵走査が完了したか否かを判断する。
ここで、鍵走査の途中であれば、判断結果が「NO」と
なり、前述したステップSC2に処理を戻すが、全ての
鍵について鍵走査が完了した時には判断結果が「YE
S」となり、本ルーチンを完了させてメインルーチンに
復帰する。
U4は次の鍵について鍵状態を判別する為、レジスタN
に格納される鍵番号を歩進させ、続くステップSC9で
は、歩進された鍵番号が鍵数を超えたか否か、つまり、
全ての鍵について鍵走査が完了したか否かを判断する。
ここで、鍵走査の途中であれば、判断結果が「NO」と
なり、前述したステップSC2に処理を戻すが、全ての
鍵について鍵走査が完了した時には判断結果が「YE
S」となり、本ルーチンを完了させてメインルーチンに
復帰する。
【0041】以上のように、鍵盤処理ルーチンでは、鍵
盤1の各鍵について鍵走査を行い、その結果、オンイベ
ントを検出した時にはガイドされた鍵が押鍵されたかど
うかを判断しつつ発音処理を行い、一方、オフイベント
を検出した時にはその鍵に対応する楽音を消音させるよ
うになっている。
盤1の各鍵について鍵走査を行い、その結果、オンイベ
ントを検出した時にはガイドされた鍵が押鍵されたかど
うかを判断しつつ発音処理を行い、一方、オフイベント
を検出した時にはその鍵に対応する楽音を消音させるよ
うになっている。
【0042】(4)スイッチ処理ルーチンの動作 次に、図9〜図12を参照してスイッチ処理ルーチンの
動作について説明する。以下では、パネルスイッチ部2
の各種スイッチ2a〜2d(図2参照)の操作毎にケー
ス分けし、各ケース毎の動作を説明して行く。
動作について説明する。以下では、パネルスイッチ部2
の各種スイッチ2a〜2d(図2参照)の操作毎にケー
ス分けし、各ケース毎の動作を説明して行く。
【0043】モードスイッチ2bがオン操作された時
の動作 前述したメインルーチンのステップSA3(図6参照)
を経て図9に示すスイッチ処理ルーチンが起動される
と、CPU4はステップSD1に処理を進める。ステッ
プSD1では、モードスイッチ2bがオン状態にあるか
否かを判断する。そして、当該スイッチ2bがオン操作
されてオン設定されると、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSD2に処理を進める。ステ
ップSD2では、レジスタMODEFに格納されるモー
ドフラグをビット反転させ、続くステップSD3ではこ
の反転されたモードフラグが「1」、つまり、ガイドモ
ードに遷移したかどうかを判断する。
の動作 前述したメインルーチンのステップSA3(図6参照)
を経て図9に示すスイッチ処理ルーチンが起動される
と、CPU4はステップSD1に処理を進める。ステッ
プSD1では、モードスイッチ2bがオン状態にあるか
否かを判断する。そして、当該スイッチ2bがオン操作
されてオン設定されると、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSD2に処理を進める。ステ
ップSD2では、レジスタMODEFに格納されるモー
ドフラグをビット反転させ、続くステップSD3ではこ
の反転されたモードフラグが「1」、つまり、ガイドモ
ードに遷移したかどうかを判断する。
【0044】ここで、モードフラグが「1」となり、ガ
イドモードに遷移した時には、上記ステップSD3の判
断結果が「YES」となり、次のステップSD4に処理
を進め、モードスイッチ2bに対応して配設されるLE
D1を点灯表示する。一方、モードフラグが「0」の
時、すなわち、プレイモード下にある場合には、上記ス
テップSD3の判断結果が「NO」となり、次のステッ
プSD5に処理を進め、LED1を消灯する。このよう
に、モードスイッチ2bを操作すると、その操作の度に
ガイドモードとプレイモードとに交互にモード遷移し、
それに対応してLED1が点灯/消灯する。
イドモードに遷移した時には、上記ステップSD3の判
断結果が「YES」となり、次のステップSD4に処理
を進め、モードスイッチ2bに対応して配設されるLE
D1を点灯表示する。一方、モードフラグが「0」の
時、すなわち、プレイモード下にある場合には、上記ス
テップSD3の判断結果が「NO」となり、次のステッ
プSD5に処理を進め、LED1を消灯する。このよう
に、モードスイッチ2bを操作すると、その操作の度に
ガイドモードとプレイモードとに交互にモード遷移し、
それに対応してLED1が点灯/消灯する。
【0045】ユーザーメモリ選択スイッチ2cがオン
操作された時の動作 この場合、ユーザーメモリ選択スイッチ2cがオン状態
にあるか否かを判断するステップSD6の判断結果が
「YES」となり、次のステップSD7に処理を進め
る。ステップSD7では、レジスタUSMFに格納され
るユーザーメモリ選択フラグをビット反転させ、続くス
テップSD8ではこの反転されたユーザーメモリ選択フ
ラグが「1」、つまり、ワークRAM7のユーザーメモ
リエリアUME(図4参照)に記憶されるユーザーメロ
ディA,Bパート側を選択したかどうかを判断する。
操作された時の動作 この場合、ユーザーメモリ選択スイッチ2cがオン状態
にあるか否かを判断するステップSD6の判断結果が
「YES」となり、次のステップSD7に処理を進め
る。ステップSD7では、レジスタUSMFに格納され
るユーザーメモリ選択フラグをビット反転させ、続くス
テップSD8ではこの反転されたユーザーメモリ選択フ
ラグが「1」、つまり、ワークRAM7のユーザーメモ
リエリアUME(図4参照)に記憶されるユーザーメロ
ディA,Bパート側を選択したかどうかを判断する。
【0046】ここで、ユーザーメモリ選択フラグが
「1」となり、ユーザーメロディA,Bパート側が選択
された時には、上記ステップSD8の判断結果は「YE
S」となり、次のステップSD9に処理を進め、ユーザ
ーメモリ選択スイッチ2cに対応して配設されるLED
2を点灯表示する。一方、ユーザーメモリ選択フラグが
「0」の時、すなわち、演奏データROM6に記憶され
るプリセットメロディA,Bパート側を選択した時に
は、上記ステップSD8の判断結果が「NO」となり、
次のステップSD10に処理を進め、LED2を消灯す
る。
「1」となり、ユーザーメロディA,Bパート側が選択
された時には、上記ステップSD8の判断結果は「YE
S」となり、次のステップSD9に処理を進め、ユーザ
ーメモリ選択スイッチ2cに対応して配設されるLED
2を点灯表示する。一方、ユーザーメモリ選択フラグが
「0」の時、すなわち、演奏データROM6に記憶され
るプリセットメロディA,Bパート側を選択した時に
は、上記ステップSD8の判断結果が「NO」となり、
次のステップSD10に処理を進め、LED2を消灯す
る。
【0047】このように、ユーザーメモリ選択スイッチ
2cを操作すると、その操作の度にユーザーメロディ
A,Bパート側あるいはプリセットメロディA,Bパー
ト側が交互に選択され、それに応じてLED2が点灯
(ユーザーメロディA,B側選択時)/消灯(プリセッ
トメロディA,B側選択時)する。
2cを操作すると、その操作の度にユーザーメロディ
A,Bパート側あるいはプリセットメロディA,Bパー
ト側が交互に選択され、それに応じてLED2が点灯
(ユーザーメロディA,B側選択時)/消灯(プリセッ
トメロディA,B側選択時)する。
【0048】ガイド選択スイッチ2dがオン操作され
た時の動作 この場合、ガイド選択スイッチ2dがオン状態にあるか
否かを判断するステップSD11の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSD12に処理を進める。ス
テップSD12では、レジスタGSFに格納されるガイ
ド選択フラグをビット反転させ、続くステップSD13
ではこの反転されたガイド選択フラグが「1」、つま
り、メロディAパート側を選択したかどうかを判断す
る。
た時の動作 この場合、ガイド選択スイッチ2dがオン状態にあるか
否かを判断するステップSD11の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSD12に処理を進める。ス
テップSD12では、レジスタGSFに格納されるガイ
ド選択フラグをビット反転させ、続くステップSD13
ではこの反転されたガイド選択フラグが「1」、つま
り、メロディAパート側を選択したかどうかを判断す
る。
【0049】ここで、ガイド選択フラグが「1」とな
り、メロディAパート側が選択された時には、上記ステ
ップSD13の判断結果が「YES」となり、次のステ
ップSD14に処理を進め、ガイド選択スイッチ2dに
対応して配設されるLED3を点灯表示する。一方、ガ
イド選択フラグが「0」の時、すなわち、メロディBパ
ート側を選択した時には、上記ステップSD13の判断
結果が「NO」となり、ステップSD15に処理を進め
てLED3を消灯する。このように、ガイド選択スイッ
チ2dを操作すると、その操作の度にメロディAパート
側あるいはメロディBパート側が交互に選択され、それ
に応じてLED3が点灯(メロディA側選択時)/消灯
(メロディB側選択時)する。
り、メロディAパート側が選択された時には、上記ステ
ップSD13の判断結果が「YES」となり、次のステ
ップSD14に処理を進め、ガイド選択スイッチ2dに
対応して配設されるLED3を点灯表示する。一方、ガ
イド選択フラグが「0」の時、すなわち、メロディBパ
ート側を選択した時には、上記ステップSD13の判断
結果が「NO」となり、ステップSD15に処理を進め
てLED3を消灯する。このように、ガイド選択スイッ
チ2dを操作すると、その操作の度にメロディAパート
側あるいはメロディBパート側が交互に選択され、それ
に応じてLED3が点灯(メロディA側選択時)/消灯
(メロディB側選択時)する。
【0050】スタート/ストップスイッチ2aがオン
操作された時の動作 この場合、スタート/ストップスイッチ2aがオン状態
にあるか否かを判断するステップSD16(図10参
照)の判断結果が「YES」となり、次のステップSD
17に処理を進める。ステップSD17では、レジスタ
STFに格納されるスタートフラグをビット反転させ、
続くステップSD18ではこの反転されたスタートフラ
グが「1」、つまり、開始指示であるかどうかを判断す
る。
操作された時の動作 この場合、スタート/ストップスイッチ2aがオン状態
にあるか否かを判断するステップSD16(図10参
照)の判断結果が「YES」となり、次のステップSD
17に処理を進める。ステップSD17では、レジスタ
STFに格納されるスタートフラグをビット反転させ、
続くステップSD18ではこの反転されたスタートフラ
グが「1」、つまり、開始指示であるかどうかを判断す
る。
【0051】ここで、スタートフラグが「0」となり、
停止指示となった場合には、上記ステップSD18の判
断結果が「NO」となり、ステップSD19に処理を進
める。ステップSD19に進むと、CPU4は割込みマ
スクを施して前述したタイマインタラプト処理(図7参
照)を禁止させた後、次のステップSD20に進み、現
在発音中の楽音を消音させるよう音源8に指示する消音
処理を実行する。そして、この後、ステップSD21に
進み、スタート/ストップスイッチ2aに対応して配設
されているLED4を消灯させ、本ルーチンを完了させ
る。
停止指示となった場合には、上記ステップSD18の判
断結果が「NO」となり、ステップSD19に処理を進
める。ステップSD19に進むと、CPU4は割込みマ
スクを施して前述したタイマインタラプト処理(図7参
照)を禁止させた後、次のステップSD20に進み、現
在発音中の楽音を消音させるよう音源8に指示する消音
処理を実行する。そして、この後、ステップSD21に
進み、スタート/ストップスイッチ2aに対応して配設
されているLED4を消灯させ、本ルーチンを完了させ
る。
【0052】これに対し、スタートフラグが「1」とな
り、曲再生の開始を指示した場合には、上記ステップS
D18の判断結果が「YES」となり、ステップSD2
2に処理を進めてLED4を点灯表示する。そして、ス
テップSD23以降では、上述した各スイッチ2b〜2
dの設定状況に応じたトラック割当てを行う。なお、こ
こで言うトラック割当てとは、図5に図示した各トラッ
ク1〜7に対応するパートを割当てる処理を指す。以
下、各設定状況別のトラック割当てについて説明して行
く。
り、曲再生の開始を指示した場合には、上記ステップS
D18の判断結果が「YES」となり、ステップSD2
2に処理を進めてLED4を点灯表示する。そして、ス
テップSD23以降では、上述した各スイッチ2b〜2
dの設定状況に応じたトラック割当てを行う。なお、こ
こで言うトラック割当てとは、図5に図示した各トラッ
ク1〜7に対応するパートを割当てる処理を指す。以
下、各設定状況別のトラック割当てについて説明して行
く。
【0053】(イ)ガイドモード下においてユーザーメ
ロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グと、レジスタUSMFに格納されるユーザーメモリ選
択フラグとが共に「1」だから、ステップSD23、S
D24の判断結果が「YES」となり、ステップSD2
5に進む。ステップSD25では、レジスタGSFに格
納されるガイド選択フラグが「1」であるか否かを判断
する。
ロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グと、レジスタUSMFに格納されるユーザーメモリ選
択フラグとが共に「1」だから、ステップSD23、S
D24の判断結果が「YES」となり、ステップSD2
5に進む。ステップSD25では、レジスタGSFに格
納されるガイド選択フラグが「1」であるか否かを判断
する。
【0054】ここで、ガイド選択スイッチ2dの操作に
よりメロディAパート側が選択されたとすると、判断結
果が「YES」となり、ステップSD26〜SD29を
実行して次のようにワークRAM7の各トラックエリア
TRE1〜TRE7に各パートのデータをセットする。
すなわち、この場合、ユーザーメロディAパートがガイ
ド対象となり、ユーザーメモリAの演奏データを、”ガ
イドトラック”であるトラック1エリアTRE1にセッ
トし、ユーザーメロディデータA,Bの各演奏データを
それぞれトラック4エリアTRE4,トラック5エリア
TRE5にセットする。そして、プリセットメロディパ
ートが記憶されるべきトラック2エリアTRE2および
トラック3エリアTRE3にはそれぞれオフデータがセ
ットされ、更に、リズムコントロールデータ、リズムデ
ータがそれぞれトラック6エリアTRE6,トラック7
エリアTRE7にセットされる。
よりメロディAパート側が選択されたとすると、判断結
果が「YES」となり、ステップSD26〜SD29を
実行して次のようにワークRAM7の各トラックエリア
TRE1〜TRE7に各パートのデータをセットする。
すなわち、この場合、ユーザーメロディAパートがガイ
ド対象となり、ユーザーメモリAの演奏データを、”ガ
イドトラック”であるトラック1エリアTRE1にセッ
トし、ユーザーメロディデータA,Bの各演奏データを
それぞれトラック4エリアTRE4,トラック5エリア
TRE5にセットする。そして、プリセットメロディパ
ートが記憶されるべきトラック2エリアTRE2および
トラック3エリアTRE3にはそれぞれオフデータがセ
ットされ、更に、リズムコントロールデータ、リズムデ
ータがそれぞれトラック6エリアTRE6,トラック7
エリアTRE7にセットされる。
【0055】一方、ガイド選択スイッチ2dの操作によ
りメロディBパート側が選択された時には、ステップS
D30、ステップSD27〜SD29実行する。この場
合、ユーザーメロディBパートがガイド対象となるの
で、ユーザーメモリBの演奏データをトラック1エリア
TRE1にセットする。他のトラック2エリアTRE2
〜トラック7エリアTRE7については上述と同様、ユ
ーザーメロディデータA,Bの各演奏データがそれぞれ
トラック4エリアTRE4,トラック5エリアTRE5
に、オフデータがトラック2エリアTRE2,トラック
3エリアTRE3に、リズムコントロールデータ、リズ
ムデータがトラック6エリアTRE6,トラック7エリ
アTRE7に各々セットされる。
りメロディBパート側が選択された時には、ステップS
D30、ステップSD27〜SD29実行する。この場
合、ユーザーメロディBパートがガイド対象となるの
で、ユーザーメモリBの演奏データをトラック1エリア
TRE1にセットする。他のトラック2エリアTRE2
〜トラック7エリアTRE7については上述と同様、ユ
ーザーメロディデータA,Bの各演奏データがそれぞれ
トラック4エリアTRE4,トラック5エリアTRE5
に、オフデータがトラック2エリアTRE2,トラック
3エリアTRE3に、リズムコントロールデータ、リズ
ムデータがトラック6エリアTRE6,トラック7エリ
アTRE7に各々セットされる。
【0056】このようにして、ガイド選択スイッチ2d
の操作に応じたトラック割当てが完了すると、CPU4
は、図12に示すステップSD31に処理を進め、タイ
マレジスタTの値をゼロリセットした後、次のステップ
SD32に進み、タイマインタラプトの禁止を解除して
本ルーチンを完了する。
の操作に応じたトラック割当てが完了すると、CPU4
は、図12に示すステップSD31に処理を進め、タイ
マレジスタTの値をゼロリセットした後、次のステップ
SD32に進み、タイマインタラプトの禁止を解除して
本ルーチンを完了する。
【0057】(ロ)ガイドモード下においてプリセット
メロディ側を選択した場合 さて、この場合には、レジスタMODEFに格納される
モードフラグが「1」、レジスタUSMFに格納される
ユーザーメモリ選択フラグが「0」になるので、図10
に示すステップSD24の判断結果が「NO」となり、
図11に示すステップSD33に進む。ステップSD3
3では、レジスタGSFに格納されるガイド選択フラグ
が「1」であるか否かを判断する。
メロディ側を選択した場合 さて、この場合には、レジスタMODEFに格納される
モードフラグが「1」、レジスタUSMFに格納される
ユーザーメモリ選択フラグが「0」になるので、図10
に示すステップSD24の判断結果が「NO」となり、
図11に示すステップSD33に進む。ステップSD3
3では、レジスタGSFに格納されるガイド選択フラグ
が「1」であるか否かを判断する。
【0058】ここで、ガイド選択スイッチ2dの操作に
よりメロディAパート側が選択された時には、その判断
結果が「YES」となり、ステップSD34〜SD37
を実行して次のようにワークRAM7の各トラックエリ
アTRE1〜TRE7に各パートのデータをセットす
る。
よりメロディAパート側が選択された時には、その判断
結果が「YES」となり、ステップSD34〜SD37
を実行して次のようにワークRAM7の各トラックエリ
アTRE1〜TRE7に各パートのデータをセットす
る。
【0059】すなわち、プリセットメロディAパートが
ガイド対象となり、プリセットメモリAの演奏データを
トラック1エリアTRE1にセットし、プリセットメロ
ディA,Bの各演奏データをそれぞれトラック2エリア
TRE2、トラック3エリアTRE3にセットする。ま
た、ユーザーメロディA,Bが記憶されるべきトラック
4,5の各エリアTRE4,TRE5にはオフデータが
セットされる。さらに、リズムコントロールデータはオ
フデータとしてトラック6エリアTRE6に、リズムデ
ータがトラック7エリアTRE7にセットされる。な
お、上記のオフデータとは、曲再生されない無効なデー
タを指す。
ガイド対象となり、プリセットメモリAの演奏データを
トラック1エリアTRE1にセットし、プリセットメロ
ディA,Bの各演奏データをそれぞれトラック2エリア
TRE2、トラック3エリアTRE3にセットする。ま
た、ユーザーメロディA,Bが記憶されるべきトラック
4,5の各エリアTRE4,TRE5にはオフデータが
セットされる。さらに、リズムコントロールデータはオ
フデータとしてトラック6エリアTRE6に、リズムデ
ータがトラック7エリアTRE7にセットされる。な
お、上記のオフデータとは、曲再生されない無効なデー
タを指す。
【0060】一方、ガイド選択スイッチ2dの操作によ
りメロディBパート側が選択された時には、ステップS
D38、ステップSD35〜SD37を実行する。この
場合、プリセットメロディBパートがガイド対象とな
り、プリセットメモリBパートの演奏データをトラック
1エリアTRE1にセットする。そして、他のトラック
2エリアTRE2〜トラック7エリアTRE7について
は上述と同様、プリセットメロディA,Bパートの各演
奏データがそれぞれトラック2エリアTRE2,トラッ
ク3エリアTRE3に、オフデータがトラック4エリア
TRE4,トラック5エリアTRE5およびトラック6
エリアTRE6に、リズムデータがトラック7エリアT
RE7に各々セットされる。
りメロディBパート側が選択された時には、ステップS
D38、ステップSD35〜SD37を実行する。この
場合、プリセットメロディBパートがガイド対象とな
り、プリセットメモリBパートの演奏データをトラック
1エリアTRE1にセットする。そして、他のトラック
2エリアTRE2〜トラック7エリアTRE7について
は上述と同様、プリセットメロディA,Bパートの各演
奏データがそれぞれトラック2エリアTRE2,トラッ
ク3エリアTRE3に、オフデータがトラック4エリア
TRE4,トラック5エリアTRE5およびトラック6
エリアTRE6に、リズムデータがトラック7エリアT
RE7に各々セットされる。
【0061】こうしてガイド選択スイッチ2dの操作に
応じたトラック割当てが完了すると、CPU4は、図1
2に示すステップSD31に処理を進め、タイマレジス
タTの値をゼロリセットした後、次のステップSD32
に進み、タイマインタラプトの禁止を解除して本ルーチ
ンを完了する。
応じたトラック割当てが完了すると、CPU4は、図1
2に示すステップSD31に処理を進め、タイマレジス
タTの値をゼロリセットした後、次のステップSD32
に進み、タイマインタラプトの禁止を解除して本ルーチ
ンを完了する。
【0062】(ハ)プレイモード下においてユーザーメ
ロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グが「0」だから、図10に示すステップSD23の判
断結果が「NO」となり、図12に示すステップSD3
9に処理を進める。ステップSD39では、レジスタU
SMFに格納されるユーザーメモリ選択フラグが「1」
であるか否かを判断する。
ロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グが「0」だから、図10に示すステップSD23の判
断結果が「NO」となり、図12に示すステップSD3
9に処理を進める。ステップSD39では、レジスタU
SMFに格納されるユーザーメモリ選択フラグが「1」
であるか否かを判断する。
【0063】ここで、ユーザーメモリ選択スイッチ2c
の操作によりユーザーメモリ側が選択されると、上記ス
テップSD39の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSD40〜SD43を実行して次のようにワークRA
M7の各トラックエリアTRE1〜TRE7に各パート
のデータをセットする。
の操作によりユーザーメモリ側が選択されると、上記ス
テップSD39の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSD40〜SD43を実行して次のようにワークRA
M7の各トラックエリアTRE1〜TRE7に各パート
のデータをセットする。
【0064】すなわち、ユーザーメロディがプレイの対
象となるので、この場合には、トラック1エリアTRE
1〜トラック3エリアTRE3は使用しないからオフデ
ータをセットする。また、トラック4エリアTRE4お
よびトラック5エリアTRE5にはそれぞれユーザーメ
ロディA,Bパートの演奏データをセットする。さら
に、リズムコントロールデータ、リズムデータをそれぞ
れトラック6エリアTRE6,トラック7エリアTRE
7にセットする。そして、この後、ステップSD31,
SD32を介してタイマレジスタTをゼロリセットして
からタイマインタラプトの禁止を解除して本ルーチンを
完了する。
象となるので、この場合には、トラック1エリアTRE
1〜トラック3エリアTRE3は使用しないからオフデ
ータをセットする。また、トラック4エリアTRE4お
よびトラック5エリアTRE5にはそれぞれユーザーメ
ロディA,Bパートの演奏データをセットする。さら
に、リズムコントロールデータ、リズムデータをそれぞ
れトラック6エリアTRE6,トラック7エリアTRE
7にセットする。そして、この後、ステップSD31,
SD32を介してタイマレジスタTをゼロリセットして
からタイマインタラプトの禁止を解除して本ルーチンを
完了する。
【0065】(ニ)プレイモード下においてプリセット
メロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グが「0」だから、図10に示すステップSD23の判
断結果が「NO」となり、図12に示すステップSD3
9に処理を進める。ステップSD39では、レジスタU
SMFに格納されるユーザーメモリ選択フラグが「1」
であるか否かを判断する。
メロディ側を選択した場合 この場合、レジスタMODEFに格納されるモードフラ
グが「0」だから、図10に示すステップSD23の判
断結果が「NO」となり、図12に示すステップSD3
9に処理を進める。ステップSD39では、レジスタU
SMFに格納されるユーザーメモリ選択フラグが「1」
であるか否かを判断する。
【0066】ここで、ユーザーメモリ選択スイッチ2c
の操作によりプリセットメモリ側が選択されると、上記
ステップSD39の判断結果が「NO」となり、ステッ
プSD44〜SD47を実行して次のようにワークRA
M7の各トラックエリアTRE1〜TRE7に各パート
のデータをセットする。
の操作によりプリセットメモリ側が選択されると、上記
ステップSD39の判断結果が「NO」となり、ステッ
プSD44〜SD47を実行して次のようにワークRA
M7の各トラックエリアTRE1〜TRE7に各パート
のデータをセットする。
【0067】すなわち、プリセットメロディがプレイの
対象となるので、この場合には、トラック1エリアTR
E1、トラック4エリアTRE4およびトラック5エリ
アTRE5は使用しないからそれぞれにオフデータをセ
ットする。また、トラック2エリアTRE2およびトラ
ック3エリアTRE3にはそれぞれプリセットメロディ
A,Bパートの各演奏データをセットする。さらに、リ
ズムコントロールデータ、リズムデータをそれぞれトラ
ック6エリアTRE6,トラック7エリアTRE7にセ
ットする。そして、この後、ステップSD31,SD3
2を介してタイマレジスタTをゼロリセットしてからタ
イマインタラプトの禁止を解除して本ルーチンを完了す
る。
対象となるので、この場合には、トラック1エリアTR
E1、トラック4エリアTRE4およびトラック5エリ
アTRE5は使用しないからそれぞれにオフデータをセ
ットする。また、トラック2エリアTRE2およびトラ
ック3エリアTRE3にはそれぞれプリセットメロディ
A,Bパートの各演奏データをセットする。さらに、リ
ズムコントロールデータ、リズムデータをそれぞれトラ
ック6エリアTRE6,トラック7エリアTRE7にセ
ットする。そして、この後、ステップSD31,SD3
2を介してタイマレジスタTをゼロリセットしてからタ
イマインタラプトの禁止を解除して本ルーチンを完了す
る。
【0068】(5)トラック処理ルーチンの動作 こうして、各スイッチ2b〜2dの設定状況に応じて各
トラックエリアTRE1〜TRE7にデータセットされ
ると、CPU4は前述したメインルーチンのステップS
A4(図6参照)を介して図13に示すスイッチ処理ル
ーチンを実行し、ステップSE1〜SE7を経て各トラ
ックエリアTRE1〜TRE7にそれぞれ格納されてい
る各パートのデータを順次時分割に再生して行く。すな
わち、最初に、”ガイドトラック”であるトラック1エ
リアTRE1を読み出し、当該トラックに演奏データが
格納されていれば、その読み出した演奏データに基づき
弾くべき鍵を案内した後、順次トラック2〜7の各エリ
アTRE2〜TRE7のデータを読み出して曲再生を進
行させる。
トラックエリアTRE1〜TRE7にデータセットされ
ると、CPU4は前述したメインルーチンのステップS
A4(図6参照)を介して図13に示すスイッチ処理ル
ーチンを実行し、ステップSE1〜SE7を経て各トラ
ックエリアTRE1〜TRE7にそれぞれ格納されてい
る各パートのデータを順次時分割に再生して行く。すな
わち、最初に、”ガイドトラック”であるトラック1エ
リアTRE1を読み出し、当該トラックに演奏データが
格納されていれば、その読み出した演奏データに基づき
弾くべき鍵を案内した後、順次トラック2〜7の各エリ
アTRE2〜TRE7のデータを読み出して曲再生を進
行させる。
【0069】このように、トラック処理ルーチンでは、
常に”ガイドトラック”が一番最初に処理されるので、
従来のように、”ガイドトラック”に選択したトラック
を、他のトラック再生に先立って読み出すように時分割
処理の順序を変更させる必要がなくなる為、簡単な処理
で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当てること
ができ、処理の簡素化が図られる訳である。以下、各ト
ラック毎の処理について図14〜図18を参照して詳述
する。
常に”ガイドトラック”が一番最初に処理されるので、
従来のように、”ガイドトラック”に選択したトラック
を、他のトラック再生に先立って読み出すように時分割
処理の順序を変更させる必要がなくなる為、簡単な処理
で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当てること
ができ、処理の簡素化が図られる訳である。以下、各ト
ラック毎の処理について図14〜図18を参照して詳述
する。
【0070】なお、プリセットメロディA,Bパートが
割当てられるトラック2エリアTRE2およびトラック
3エリアTRE3についての処理は両者とも同一なの
で、トラック2エリアTRE2の処理を代表させて説明
する。また、ユーザーメロディA,Bパートが割当てら
れるトラック4エリアTRE4およびトラック5エリア
TRE5についても同様に、トラック4エリアTRE4
の処理を代表させて説明する。
割当てられるトラック2エリアTRE2およびトラック
3エリアTRE3についての処理は両者とも同一なの
で、トラック2エリアTRE2の処理を代表させて説明
する。また、ユーザーメロディA,Bパートが割当てら
れるトラック4エリアTRE4およびトラック5エリア
TRE5についても同様に、トラック4エリアTRE4
の処理を代表させて説明する。
【0071】トラック1処理ルーチンの動作 上述したステップSE1を介して図14に示すトラック
1処理ルーチンが実行されると、CPU4はステップS
F1に処理を進め、先ず、”ガイドトラック”となるト
ラック1エリアTE1にストアされているデータが、オ
フデータでないかどうかを判断する。そして、オフデー
タであれば、ここでの判断結果が「NO」となり、この
場合何も処理せずに本ルーチンを完了させる。なお、ト
ラック1エリアTRE1にオフデータが格納される場合
とは、プレイモード下にある時であり、この場合にはガ
イド(運指案内)は行われない。
1処理ルーチンが実行されると、CPU4はステップS
F1に処理を進め、先ず、”ガイドトラック”となるト
ラック1エリアTE1にストアされているデータが、オ
フデータでないかどうかを判断する。そして、オフデー
タであれば、ここでの判断結果が「NO」となり、この
場合何も処理せずに本ルーチンを完了させる。なお、ト
ラック1エリアTRE1にオフデータが格納される場合
とは、プレイモード下にある時であり、この場合にはガ
イド(運指案内)は行われない。
【0072】さて一方、トラック1エリアTE1にスト
アされているデータがオフデータでない場合には、上記
ステップSF1の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSF2に処理を進める。ステップSF2では、トラッ
ク1エリアTRE1における現在の読み出しポインタ
(アドレス)に対応するイベント時間TIMEがタイマ
レジスタTの値と一致するか否か、つまり、イベント実
行タイミング下にあるか否かを判断する。
アされているデータがオフデータでない場合には、上記
ステップSF1の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSF2に処理を進める。ステップSF2では、トラッ
ク1エリアTRE1における現在の読み出しポインタ
(アドレス)に対応するイベント時間TIMEがタイマ
レジスタTの値と一致するか否か、つまり、イベント実
行タイミング下にあるか否かを判断する。
【0073】そして、イベント実行タイミング下にない
時には、判断結果が「NO」となり、一旦、本ルーチン
を完了させるが、イベント実行タイミング下にあれば、
次のステップSF3に処理を進め、読み出しポインタ
(アドレス)を1つ進めて対応するイベント情報EVE
NTを読み出す。次いで、ステップSF4に進むと、C
PU4は、この読み出したイベント情報EVENTに基
づきガイド処理を行う。このガイド処理とは、読み出し
たイベント情報EVENTが発音イベントの時、発音す
べき音高の楽音に対応する鍵に配設される発光手段(例
えば、LED)を点灯させて弾くべき鍵を案内する処理
を指す。
時には、判断結果が「NO」となり、一旦、本ルーチン
を完了させるが、イベント実行タイミング下にあれば、
次のステップSF3に処理を進め、読み出しポインタ
(アドレス)を1つ進めて対応するイベント情報EVE
NTを読み出す。次いで、ステップSF4に進むと、C
PU4は、この読み出したイベント情報EVENTに基
づきガイド処理を行う。このガイド処理とは、読み出し
たイベント情報EVENTが発音イベントの時、発音す
べき音高の楽音に対応する鍵に配設される発光手段(例
えば、LED)を点灯させて弾くべき鍵を案内する処理
を指す。
【0074】こうしてガイド処理が行われると、CPU
4は次のステップSF5に進み、正解入力待ちフラグを
「1」にセットする。次いで、ステップSF6では、上
記ステップSF3にて読み出したイベント情報EVEN
T中の音高データ(鍵番号)をレジスタGUIDEにス
トアする。次いで、ステップSF7では、次のイベント
時間TIMEを読み出すべく、読み出しポインタ(アド
レス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させ
る。
4は次のステップSF5に進み、正解入力待ちフラグを
「1」にセットする。次いで、ステップSF6では、上
記ステップSF3にて読み出したイベント情報EVEN
T中の音高データ(鍵番号)をレジスタGUIDEにス
トアする。次いで、ステップSF7では、次のイベント
時間TIMEを読み出すべく、読み出しポインタ(アド
レス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させ
る。
【0075】トラック2処理ルーチンの動作 次に、図15を参照してトラック2処理ルーチンの動作
について説明する。上述したトラック1処理ルーチンが
完了すると、前述のステップSE2(図13参照)を介
して本ルーチンが実行され、CPU4はステップSG1
に処理を進める。ステップSG1では、プリセットメロ
ディAパートが割当てられるトラック2エリアTE2に
ストアされているデータが、オフデータでないかどうか
を判断し、オフデータであれば、判断結果が「NO」と
なり、何も処理せずに本ルーチンを完了させる。
について説明する。上述したトラック1処理ルーチンが
完了すると、前述のステップSE2(図13参照)を介
して本ルーチンが実行され、CPU4はステップSG1
に処理を進める。ステップSG1では、プリセットメロ
ディAパートが割当てられるトラック2エリアTE2に
ストアされているデータが、オフデータでないかどうか
を判断し、オフデータであれば、判断結果が「NO」と
なり、何も処理せずに本ルーチンを完了させる。
【0076】一方、トラック2エリアTE2にストアさ
れているデータがオフデータでない場合には、上記ステ
ップSG1の判断結果が「YES」となり、ステップS
G2に処理を進める。ステップSG2では、トラック2
エリアTRE2における現在の読み出しポインタ(アド
レス)に対応するイベント時間TIMEがタイマレジス
タTの値と一致するか、つまり、イベント実行タイミン
グ下にあるか否かを判断する。
れているデータがオフデータでない場合には、上記ステ
ップSG1の判断結果が「YES」となり、ステップS
G2に処理を進める。ステップSG2では、トラック2
エリアTRE2における現在の読み出しポインタ(アド
レス)に対応するイベント時間TIMEがタイマレジス
タTの値と一致するか、つまり、イベント実行タイミン
グ下にあるか否かを判断する。
【0077】そして、そのタイミング下にない時には、
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SG3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を1つ進
めて対応するイベント情報EVENTを読み出す。次い
で、ステップSG4に進むと、CPU4は、この読み出
したイベント情報EVENTが、先のトラック1処理ル
ーチンにて読み出されたイベント情報EVENTと異な
るものであるか否かを判断する。つまり、トラック1エ
リアTRE1に格納されているパートと重複しているか
どうかを判断する。
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SG3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を1つ進
めて対応するイベント情報EVENTを読み出す。次い
で、ステップSG4に進むと、CPU4は、この読み出
したイベント情報EVENTが、先のトラック1処理ル
ーチンにて読み出されたイベント情報EVENTと異な
るものであるか否かを判断する。つまり、トラック1エ
リアTRE1に格納されているパートと重複しているか
どうかを判断する。
【0078】ガイド対象のパートとトラック2エリアT
RE2に格納されるパートとが重複している時には、上
記ステップSG4の判断結果が「NO」となり、この場
合、発音処理を行わずに本ルーチンを完了させる。これ
により、”ガイドトラック”に選択されたパートと同じ
演奏データを重複発音させないようにしている。さて一
方、重複していない時には判断結果が「YES」とな
り、次のステップSG5に処理を進めて、読み出したイ
ベント情報EVENTに応じた発音/消音処理の実行を
音源8に指示した後、読み出しポインタ(アドレス)を
1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させる。
RE2に格納されるパートとが重複している時には、上
記ステップSG4の判断結果が「NO」となり、この場
合、発音処理を行わずに本ルーチンを完了させる。これ
により、”ガイドトラック”に選択されたパートと同じ
演奏データを重複発音させないようにしている。さて一
方、重複していない時には判断結果が「YES」とな
り、次のステップSG5に処理を進めて、読み出したイ
ベント情報EVENTに応じた発音/消音処理の実行を
音源8に指示した後、読み出しポインタ(アドレス)を
1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させる。
【0079】トラック4処理ルーチンの動作 次に、図16を参照してトラック4処理ルーチンの動作
について説明する。前述したステップSE4(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSH1に処理を進め、ユーザーメロディAパート
が割当てられるトラック4エリアTE4にストアされて
いるデータが、オフデータでないかどうかを判断する。
ここで、オフデータがストアされている時には、判断結
果が「NO」となり、何も処理せずに本ルーチンを完了
させる。
について説明する。前述したステップSE4(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSH1に処理を進め、ユーザーメロディAパート
が割当てられるトラック4エリアTE4にストアされて
いるデータが、オフデータでないかどうかを判断する。
ここで、オフデータがストアされている時には、判断結
果が「NO」となり、何も処理せずに本ルーチンを完了
させる。
【0080】一方、オフデータでない場合には、判断結
果が「YES」となり、ステップSH2に処理を進め
る。ステップSH2では、トラック4エリアTRE4に
おける現在の読み出しポインタ(アドレス)に対応する
イベント時間TIMEがタイマレジスタTの値と一致す
るか、つまり、イベント実行タイミング下にあるか否か
を判断する。
果が「YES」となり、ステップSH2に処理を進め
る。ステップSH2では、トラック4エリアTRE4に
おける現在の読み出しポインタ(アドレス)に対応する
イベント時間TIMEがタイマレジスタTの値と一致す
るか、つまり、イベント実行タイミング下にあるか否か
を判断する。
【0081】そして、そのタイミング下にない時には、
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SH3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を1つ進
めて対応するイベント情報EVENTを読み出す。次い
で、ステップSH4に進むと、CPU4は、この読み出
したイベント情報EVENTが、ノート(音符)に対応
したものであるか、あるいはリズムコントロールに対応
したもののいずれであるかを判別する。つまり、プリセ
ットメロディの演奏データには予めリズムコントロール
データが混在されているので、それを判別するのであ
る。
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SH3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を1つ進
めて対応するイベント情報EVENTを読み出す。次い
で、ステップSH4に進むと、CPU4は、この読み出
したイベント情報EVENTが、ノート(音符)に対応
したものであるか、あるいはリズムコントロールに対応
したもののいずれであるかを判別する。つまり、プリセ
ットメロディの演奏データには予めリズムコントロール
データが混在されているので、それを判別するのであ
る。
【0082】ここで、読み出したイベント情報EVEN
Tがリズムコントロールに対応したデータであると、ス
テップSH5に処理を進め、リズムコントロールデータ
に基づきリズムスタート/ストップ、根音、コード種等
を制御するリズムコントロール処理を実行する。一方、
これに対して、読み出したイベント情報EVENTがノ
ート(音符)に対応したものであると、ステップSH6
に処理を進める。
Tがリズムコントロールに対応したデータであると、ス
テップSH5に処理を進め、リズムコントロールデータ
に基づきリズムスタート/ストップ、根音、コード種等
を制御するリズムコントロール処理を実行する。一方、
これに対して、読み出したイベント情報EVENTがノ
ート(音符)に対応したものであると、ステップSH6
に処理を進める。
【0083】ステップSH6では、現在読み出したイベ
ント情報EVENTが、先のトラック1処理ルーチンに
て読み出されたイベント情報EVENTと異なるもので
あるか否かを判断する。つまり、トラック1エリアTR
E1に格納されているパートと重複しているかどうかを
判断する。
ント情報EVENTが、先のトラック1処理ルーチンに
て読み出されたイベント情報EVENTと異なるもので
あるか否かを判断する。つまり、トラック1エリアTR
E1に格納されているパートと重複しているかどうかを
判断する。
【0084】ガイド対象のパートとトラック4エリアT
RE4に格納されるパートとが重複している時には、判
断結果が「NO」となり、この場合、発音処理を行わず
に本ルーチンを完了させるが、そうでない時には判断結
果が「YES」となり、次のステップSH7に処理を進
めて、読み出したイベント情報EVENTに応じた発音
/消音処理の実行を音源8に指示した後、読み出しポイ
ンタ(アドレス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチン
を完了させる。
RE4に格納されるパートとが重複している時には、判
断結果が「NO」となり、この場合、発音処理を行わず
に本ルーチンを完了させるが、そうでない時には判断結
果が「YES」となり、次のステップSH7に処理を進
めて、読み出したイベント情報EVENTに応じた発音
/消音処理の実行を音源8に指示した後、読み出しポイ
ンタ(アドレス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチン
を完了させる。
【0085】トラック6処理ルーチンの動作 次に、図17を参照してトラック6処理ルーチンの動作
について説明する。前述したステップSE6(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSJ1に処理を進め、リズムコントロールパート
が割当てられるトラック6エリアTRE6にストアされ
ているデータが、オフデータでないかどうかを判断す
る。ここで、オフデータがストアされている時には、判
断結果が「NO」となり、何も処理せずに本ルーチンを
完了させる。
について説明する。前述したステップSE6(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSJ1に処理を進め、リズムコントロールパート
が割当てられるトラック6エリアTRE6にストアされ
ているデータが、オフデータでないかどうかを判断す
る。ここで、オフデータがストアされている時には、判
断結果が「NO」となり、何も処理せずに本ルーチンを
完了させる。
【0086】一方、オフデータでない場合には、判断結
果が「YES」となり、ステップSJ2に処理を進め
る。ステップSJ2では、トラック6エリアTRE6に
おける現在の読み出しポインタ(アドレス)が指し示す
リズムコントロールデータ中のイベント時間TIMEと
タイマレジスタTの値とが一致するか、つまり、イベン
ト実行タイミング下にあるか否かを判断する。
果が「YES」となり、ステップSJ2に処理を進め
る。ステップSJ2では、トラック6エリアTRE6に
おける現在の読み出しポインタ(アドレス)が指し示す
リズムコントロールデータ中のイベント時間TIMEと
タイマレジスタTの値とが一致するか、つまり、イベン
ト実行タイミング下にあるか否かを判断する。
【0087】そして、そのタイミング下にない時には、
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SJ3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を歩進さ
せてイベント情報EVENTを読み出す。次いで、ステ
ップSJ4では、この読み出したイベント情報EVEN
T(リズムコントロールデータ)に基づきリズムスター
ト/ストップ、根音、コード種等を制御するリズムコン
トロール処理を実行した後、読み出しポインタ(アドレ
ス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させ
る。
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SJ3に進み、読み出しポインタ(アドレス)を歩進さ
せてイベント情報EVENTを読み出す。次いで、ステ
ップSJ4では、この読み出したイベント情報EVEN
T(リズムコントロールデータ)に基づきリズムスター
ト/ストップ、根音、コード種等を制御するリズムコン
トロール処理を実行した後、読み出しポインタ(アドレ
ス)を1つ歩進させ、この後に本ルーチンを完了させ
る。
【0088】トラック7処理ルーチンの動作 次に、図18を参照してトラック7処理ルーチンの動作
について説明する。前述したステップSE7(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSK1に処理を進める。ステップSK1では、ト
ラック7エリアTRE7における現在の読み出しポイン
タ(アドレス)が指し示すイベント時間TIMEがタイ
マレジスタTの値と一致するか、つまり、イベント実行
タイミング下にあるか否かを判断する。
について説明する。前述したステップSE7(図13参
照)を介して本ルーチンが実行されると、CPU4はス
テップSK1に処理を進める。ステップSK1では、ト
ラック7エリアTRE7における現在の読み出しポイン
タ(アドレス)が指し示すイベント時間TIMEがタイ
マレジスタTの値と一致するか、つまり、イベント実行
タイミング下にあるか否かを判断する。
【0089】そして、そのタイミング下にない時には、
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SK2に進み、読み出しポインタ(アドレス)を次に進
めてイベント情報EVENTを読み出す。次いで、ステ
ップSK3では、この読み出したイベント情報EVEN
Tに基づき所定のリズムを再生するリズム処理を実行し
た後、読み出しポインタ(アドレス)を1つ歩進させ、
この後に本ルーチンを完了させる。
判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させる
が、イベント実行タイミング下にあれば、次のステップ
SK2に進み、読み出しポインタ(アドレス)を次に進
めてイベント情報EVENTを読み出す。次いで、ステ
ップSK3では、この読み出したイベント情報EVEN
Tに基づき所定のリズムを再生するリズム処理を実行し
た後、読み出しポインタ(アドレス)を1つ歩進させ、
この後に本ルーチンを完了させる。
【0090】(6)時間経過処理ルーチンの動作 以上のようにして、例えば、トラック1エリアTRE1
の演奏データに基づき弾くべき鍵が案内される一方で、
トラック2エリアTRE2〜トラック7エリアTRE7
の各パートが順次再生されると、CPU4は前述したス
テップSA5(図6参照)を介して図19に示す時間経
過処理ルーチンを実行し、ステップSL1に進み、正解
入力待ちフラグが「1」か否か、すなわち、弾くべき鍵
が押鍵されたかどうかを判断する。
の演奏データに基づき弾くべき鍵が案内される一方で、
トラック2エリアTRE2〜トラック7エリアTRE7
の各パートが順次再生されると、CPU4は前述したス
テップSA5(図6参照)を介して図19に示す時間経
過処理ルーチンを実行し、ステップSL1に進み、正解
入力待ちフラグが「1」か否か、すなわち、弾くべき鍵
が押鍵されたかどうかを判断する。
【0091】ここで、弾くべき鍵が押鍵されていない
と、正解入力待ちフラグは「1」のままだから、ステッ
プSL2に進み、タイマインタラプト処理を一時的に停
止させて曲再生の進行を止めておく。一方、弾くべき鍵
が押鍵された時には、正解入力待ちフラグはゼロリセッ
トされるため、上記ステップSL1の判断結果は「YE
S」となり、ステップSL3に処理を進め、タイマイン
タラプト処理の一時停止を解除して曲再生を進行させ
る。これにより、ユーザーが”ガイドトラック”(トラ
ック1エリアTRE1)から読み出されたイベントと同
じイベントを鍵入力しない限り、曲再生が進行しないよ
うになっている。
と、正解入力待ちフラグは「1」のままだから、ステッ
プSL2に進み、タイマインタラプト処理を一時的に停
止させて曲再生の進行を止めておく。一方、弾くべき鍵
が押鍵された時には、正解入力待ちフラグはゼロリセッ
トされるため、上記ステップSL1の判断結果は「YE
S」となり、ステップSL3に処理を進め、タイマイン
タラプト処理の一時停止を解除して曲再生を進行させ
る。これにより、ユーザーが”ガイドトラック”(トラ
ック1エリアTRE1)から読み出されたイベントと同
じイベントを鍵入力しない限り、曲再生が進行しないよ
うになっている。
【0092】以上のように、本実施例によれば、ガイド
専用の”ガイドトラック”を設けておき、「プリセット
メロディA」、「プリセットメロディB」、「ユーザー
メロディA」および「ユーザーメロディB」の各パート
の内からいずれかを択一選択し、選択したパートの演奏
データを、弾くべき鍵を案内するための演奏データとし
て”ガイドトラック”に割当てる。そして、この”ガイ
ドトラック”を含む全てのトラックについての時分割処
理順序は変更されず、常に”ガイドトラック”を一番最
初に読み出すようにしている。
専用の”ガイドトラック”を設けておき、「プリセット
メロディA」、「プリセットメロディB」、「ユーザー
メロディA」および「ユーザーメロディB」の各パート
の内からいずれかを択一選択し、選択したパートの演奏
データを、弾くべき鍵を案内するための演奏データとし
て”ガイドトラック”に割当てる。そして、この”ガイ
ドトラック”を含む全てのトラックについての時分割処
理順序は変更されず、常に”ガイドトラック”を一番最
初に読み出すようにしている。
【0093】したがって、従来のように、”ガイドトラ
ック”に選定したトラックを、他のトラック再生に先立
って読み出すように時分割処理の順序を変更させる必要
がなく、極めて簡単な処理で所望のトラックを”ガイド
トラック”に割当てることができ、その結果、処理の簡
素化が図られる訳である。
ック”に選定したトラックを、他のトラック再生に先立
って読み出すように時分割処理の順序を変更させる必要
がなく、極めて簡単な処理で所望のトラックを”ガイド
トラック”に割当てることができ、その結果、処理の簡
素化が図られる訳である。
【0094】なお、本実施例では、ガイド専用のトラッ
ク1以外の、トラック2〜7については予め割当てるパ
ートを固定しているが、これに限らず、ガイド専用のト
ラック1に割当てたパート以外の所望のパートを、トラ
ック2〜7にそれぞれ任意に割当てて、トラック1〜7
の順に時分割に読み出す態様としても良い。
ク1以外の、トラック2〜7については予め割当てるパ
ートを固定しているが、これに限らず、ガイド専用のト
ラック1に割当てたパート以外の所望のパートを、トラ
ック2〜7にそれぞれ任意に割当てて、トラック1〜7
の順に時分割に読み出す態様としても良い。
【0095】また、各パートの演奏データについて、ガ
イド対象となり得るか否かを表わすデータを予め付加し
ておき、これに基づいてガイド専用のトラック1に割当
てようとするパートの適否を判断する態様としても良
い。このようにすれば、音楽的にガイドが不向きなパー
トを誤ってガイド専用のトラック1に割当ててしまう虞
がなくなる。
イド対象となり得るか否かを表わすデータを予め付加し
ておき、これに基づいてガイド専用のトラック1に割当
てようとするパートの適否を判断する態様としても良
い。このようにすれば、音楽的にガイドが不向きなパー
トを誤ってガイド専用のトラック1に割当ててしまう虞
がなくなる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、押鍵案内する専用のガ
イドトラックを設けておき、このガイドトラックに各パ
ートの内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内
用の演奏データとして割当て、これを他のトラックに先
立って常に一番最初に時分割読み出しするようにして弾
くべき鍵を案内する一方で、当該ガイドトラックに続い
て一定の順番で順次時分割読み出しされる他のトラック
に各々記憶される各パートの演奏データを順次再生する
ので、従来のように、”ガイドトラック”に選定したト
ラックを、他のトラック再生に先立って読み出すように
時分割処理の順序を変更させる必要がなく、極めて簡単
な処理で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当て
ることができる。また、こうしたことで、楽器全体を制
御する処理システムの簡素化を図ることができる。
イドトラックを設けておき、このガイドトラックに各パ
ートの内から選択したパートの演奏データを、押鍵案内
用の演奏データとして割当て、これを他のトラックに先
立って常に一番最初に時分割読み出しするようにして弾
くべき鍵を案内する一方で、当該ガイドトラックに続い
て一定の順番で順次時分割読み出しされる他のトラック
に各々記憶される各パートの演奏データを順次再生する
ので、従来のように、”ガイドトラック”に選定したト
ラックを、他のトラック再生に先立って読み出すように
時分割処理の順序を変更させる必要がなく、極めて簡単
な処理で所望のトラックを”ガイドトラック”に割当て
ることができる。また、こうしたことで、楽器全体を制
御する処理システムの簡素化を図ることができる。
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】パネルスイッチ部2を構成する各種スイッチ2
a〜2dおよびこれらスイッチ2a〜2dに対応して配
設されるLED1〜LED4を説明するための図であ
る。
a〜2dおよびこれらスイッチ2a〜2dに対応して配
設されるLED1〜LED4を説明するための図であ
る。
【図3】演奏データROM6のメモリ構成を説明するた
めのメモリマップである。
めのメモリマップである。
【図4】ワークRAM7のメモリ構成を説明するための
メモリマップである。
メモリマップである。
【図5】トラックとパートとの対応を示す図である。
【図6】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】タイマインタラプト処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図8】鍵盤処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
である。
【図9】スイッチ処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】スイッチ処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】スイッチ処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図12】スイッチ処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】トラック処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】トラック1処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】トラック2処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図16】トラック4処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図17】トラック6処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図18】トラック7処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図19】時間経過処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 鍵盤 2 パネルスイッチ 2a スタート/ストップスイッチ(押鍵案内手段、再
生手段) 2b モードスイッチ(押鍵案内手段) 2c ユーザーメモリ選択スイッチ(割当て手段) 2d ガイド選択スイッチ(割当て手段) 3 表示部 4 CPU(割当て手段、押鍵案内手段、再生手段) 5 プログラムROM 6 演奏データROM 7 ワークRAM(再生手段) 8 音源 9 サウンドシステム TRE1 トラック1(ガイドトラック)
生手段) 2b モードスイッチ(押鍵案内手段) 2c ユーザーメモリ選択スイッチ(割当て手段) 2d ガイド選択スイッチ(割当て手段) 3 表示部 4 CPU(割当て手段、押鍵案内手段、再生手段) 5 プログラムROM 6 演奏データROM 7 ワークRAM(再生手段) 8 音源 9 サウンドシステム TRE1 トラック1(ガイドトラック)
Claims (3)
- 【請求項1】 各パートの演奏データをそれぞれ記憶す
る複数のトラックを具備し、これらの内から選択したト
ラックに記憶される演奏データに従って押鍵案内しつ
つ、それ以外のトラックに各々記憶される各パートの演
奏データを再生する電子楽器において、 押鍵案内する専用のガイドトラックと、 前記各パートの内から選択したパートの演奏データを、
押鍵案内用の演奏データとして前記ガイドトラックに割
当てる割当て手段と、 この割当て手段によって押鍵案内用の演奏データが割当
てられたガイドトラックを、他のトラックに先立って常
に一番最初に時分割読み出しして弾くべき鍵を案内する
押鍵案内手段と、 前記ガイドトラックに続いて一定の順番で順次時分割読
み出しされる他のトラックに各々記憶される各パートの
演奏データを再生する再生手段とを具備することを特徴
とする電子楽器。 - 【請求項2】 前記再生手段は、前記ガイドトラック以
外の他のトラックの演奏データの再生にあたって、前記
ガイドトラックに割当てられたパートの演奏データと同
一であるか否かを判断し、同一である時にはその再生を
中止して押鍵案内に応じた発音との重複を回避すること
を特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 【請求項3】 前記再生手段は、前記押鍵案内手段によ
って案内された弾くべき鍵が押鍵されるまで前記ガイド
トラック以外の他のトラックの演奏データの再生を止め
ておき、弾くべき鍵が押鍵されてから再生を進行させる
ことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224523A JPH1165563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224523A JPH1165563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 電子楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1165563A true JPH1165563A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16815141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9224523A Abandoned JPH1165563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1165563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010266680A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Nec Fielding Ltd | 伴奏作成システム及び伴奏作成方法,プログラム |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP9224523A patent/JPH1165563A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010266680A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Nec Fielding Ltd | 伴奏作成システム及び伴奏作成方法,プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050404 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050516 |