JPH1165150A - 感光体及び感光体製造方法並びに画像形成装置 - Google Patents

感光体及び感光体製造方法並びに画像形成装置

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JPH1165150A
JPH1165150A JP6124598A JP6124598A JPH1165150A JP H1165150 A JPH1165150 A JP H1165150A JP 6124598 A JP6124598 A JP 6124598A JP 6124598 A JP6124598 A JP 6124598A JP H1165150 A JPH1165150 A JP H1165150A
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JP
Japan
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blade
silicone oil
photoreceptor
photosensitive layer
aluminum substrate
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JP6124598A
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Kan Miyake
完 三宅
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】初期のブレードのめくれを解消するとともに、
長期間使用してもブレードめくれの発生を防止すること
のできる。 【解決手段】感光体301は、アルミニウム基体302
上に感光層303を塗布し、軸方向両側端部の感光層3
03を剥離して露出させ、あるいは軸方向両側端部に予
め感光層303を塗布しないで露出させ、この露出した
アルミニウム基体表面にシリコーンオイル304を塗布
してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光体及び感光
体製造方法並びに画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を使用した画像形
成装置においては、感光体上に像露光がなされて潜像が
形成され、現像剤により現像されてトナー像とされ、転
写紙に転写された後、加熱定着されて画像が形成され
る。一方、トナー像が転写紙に転写された後の感光体上
には転写されなかったトナーが残留しており、再使用の
ためにブレード等によりクリーニングされる。
【0003】ところで感光体には、アルミニウム基体上
に感光層が塗布されたものが用いられるが、画像形成に
無関係な両側端部にまで感光層を有していると、感光体
の帯電により現像剤での現像時にトナーが付着してきて
余分なトナーの消費がなされたり、付着したトナーが飛
散して画像形成装置内や転写紙を汚染してしまう。ま
た、感光体の端部は、塗布ムラが非常に現れやすく、ム
ラ部分が原因となって、感光層全面に、剥がれやクラッ
クなどが及びやすい。
【0004】このため、感光体の両側端部はトナーが付
着しないように感光層が剥離され、導電性のアルミニウ
ム基体が露出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム基体表面は感光層を均一に塗布できるように鏡面
処理がなされているため、クリーニング装置のブレード
を当接した場合には密着性が高くなって摩擦力が大きく
なる。特に、例えば、感光体の回転に伴ってカウンタ方
向でブレードを当接すると、ブレード先端部が摩擦力の
ために感光体表面に追随してしまい、端部側からブレー
ドがめくれてしまうという問題を発生する。
【0006】この問題を解決するために、特開平5−1
50696号公報においては、感光体最表面層における
クリーニングブレードに対するトルクが4.0kg・c
m以上である場合にブレードの両端部のトルクを0.5
kg・cm以上小さい材料で構成することでブレードめ
くれを改善する技術が開示されている。
【0007】ところで、特に使用初期のブレードの端部
が感光体に引っ張られてめくれてしまう現象に対して
は、充分でない。さらに、長時間の使用においてはブレ
ードにより表面が摩耗してきて表面が滑面となったりな
くなってしまってブレードとの密着性が高くなってしま
うため本質的な改善とはならない。
【0008】また、特開平6−258995号公報にお
いては、端部の摩擦係数を小さくするために表面部分に
微小凹凸を形成することで改善する技術が開示されてお
り、微小凹凸の形成に際しては予め表面処理したり、ブ
ラシの研磨手段を設けたり、研磨剤を塗布することが提
案されている。この技術においては、表面に凹凸を形成
するため、摩擦低減の効果をある程度有するものの凹凸
にトナーが蓄積しやすくなっていて、長期間使用してい
ると形成されている凹凸の溝の中にトナーが付着し、ブ
レードにて押し付けられて凹凸にトナーが埋め込まれて
摩擦力が増加し、ブレードめくれを発生してしまうとい
うという問題がある。
【0009】この発明は、かかる問題点に鑑みてなされ
たものであって、初期のブレードのめくれを解消すると
ともに、長期間使用してもブレードめくれの発生を防止
することのできる感光体及び感光体製造方法並びに画像
形成装置を提供することを目的としている。また、この
発明は、画像不良を及ぼさない感光体、感光体製造法及
び画像形成装置を提供することを目的とする。さらに
は、トナーリサイクルシステムを採用する画像形成装置
において、クリーニング工程で回収されるトナーが良好
に回収され、画像欠陥を及ぼさない感光体、感光体製造
法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0011】請求項1記載の発明は、『アルミニウム基
体上に感光層を塗布し、軸方向両側端部の感光層を剥離
して露出させ、あるいは軸方向両側端部に予め感光層を
塗布しないで露出させ、この露出したアルミニウム基体
表面にシリコーンオイルを塗布してなることを特徴とす
る感光体。』である。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、アルミ
ニウム基体の軸方向両端部に露出した表面に塗布したシ
リコーンオイルにより、アルミニウム基体表面とブレー
ドとの摩擦力を低減し、ブレードめくれを防止すること
ができる。また、液状のシリコーンオイルを用いると、
感光体へ塗布しやすく、また付着量が微量でも潤滑効果
が高いため、また摩耗速度も小さいため作用を長期間維
持して著しく摩擦力を低下できるため、長期間に亘りブ
レードめくれを発生しない。
【0013】また、感光体のクリーニングが良好であ
り、画像不良を及ぼさない。
【0014】請求項2記載の発明は、『アルミニウム基
体上に感光層を塗布し、この感光体の軸方向両側端部の
感光層を剥離して露出させ、あるいは軸方向両側端部に
予め感光層を塗布しないで露出させ、この露出したアル
ミニウム基体表面にシリコーンオイルを塗布することを
特徴とする感光体製造方法。』である。
【0015】この請求項2記載の発明によれば、感光体
の軸方向両側端部に容易にシリコーンオイルを設けるこ
とができ、このシリコーンオイルによりブレードとの摩
擦力を低減し、ブレードめくれを防止することができ
る。
【0016】請求項3記載の発明は、『前記シリコーン
オイルの塗布は、シリコーンオイルを有機溶媒で希釈し
て塗布することを特徴とする請求項2記載の感光体製造
方法。』である。
【0017】この請求項3記載の発明によれば、シリコ
ーンオイルを有機溶媒で希釈して塗布することで、アル
ミニウム基体表面とブレードとの摩擦力を低減し、ブレ
ードめくれを防止することができる。
【0018】請求項4記載の発明は、『前記シリコーン
オイルの塗布は、シリコーンオイルを水系エマルジョン
状態に分散して塗布することを特徴とする請求項2記載
の感光体製造方法。』である。
【0019】この請求項4記載の発明によれば、シリコ
ーンオイルを水系エマルジョン状態に分散して塗布する
ことで、アルミニウム基体表面とブレードとの摩擦力を
低減し、ブレードめくれを防止することができる。
【0020】請求項5記載の発明は、『請求項1記載の
感光体と、この感光体上のトナーをカウンタ方向で当接
したブレードによりクリーニングするクリーニング装置
とを有することを特徴とする画像形成装置。』である。
【0021】この請求項5記載の発明によれば、感光体
によって引っ張られてブレードがめくれ易いがブレード
との摩擦力を低減し、ブレードめくれを防止することが
できる。また、使用済みトナーを再利用するトナーリサ
イクルを行う画像形成装置においては、感光体の軸方向
にブレードが配置され、それに隣接して、トナー回収が
行われている場合が多いが、その場合、感光体の端部を
介して、トナー回収路が形成されているため、この端部
にトナーが付着して、感光層に及んで画像欠陥を生じさ
せたり、トナーの回収効率が悪いものとなるが、本願の
構成においては、このような問題をも解決することがで
きる。
【0022】請求項6記載の発明は、『感光体上のトナ
ーをカウンタ方向で当接したブレードによりクリーニン
グするクリーニング装置を配置し、前記感光体は、アル
ミニウム基体上に感光層を塗布し、この感光体の軸方向
両側端部の感光層を剥離して露出させ、あるいは軸方向
両側端部に予め感光層を塗布しないで露出させたものが
用いられる画像形成装置において、前記露出したアルミ
ニウム基体表面に、凹凸を形成する発泡樹脂の研磨部材
を当接させ、シリコーンオイルを含浸せしめた研磨部材
にて塗布することを特徴とする画像形成装置。』であ
る。
【0023】この請求項6記載の発明によれば、アルミ
ニウム基体表面の粗面化とシリコーンオイルの塗布とが
行われ、長時間使用してもトナーが付着しにくく、たと
え付着してもブレードにより除去が容易となり、トナー
が凹凸の溝の中に固着して蓄積されることがないため、
初期のブレードのめくれを低減し、さらに長期間使用し
てもブレードめくれの発生を防止することができる。ま
た、使用済みトナーを再利用するトナーリサイクルを行
う画像形成装置においては、感光体の軸方向にブレード
が配置され、それに隣接して、トナー回収が行われてい
る場合が多いが、その場合、感光体の端部を介して、ト
ナー回収路が形成されているため、この端部にトナーが
付着して、感光層に及んで画像欠陥を生じさせたり、ト
ナーの回収効率が悪いものとなるが、本願の構成におい
ては、このような問題をも解決することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の感光体及び感光
体製造方法並びに画像形成装置の実施の形態について説
明する。先ず、感光体及び感光体製造方法について、図
1及び図2に基づいて説明し、図1は感光体を示す平面
図、図2は感光体を示す一部の図である。
【0025】この発明の感光体301は、アルミニウム
基体302上に感光層303を塗布し、軸方向両側端部
301aの感光層303を剥離して露出させ、あるいは
軸方向両側端部301aに予め感光層303を塗布しな
いで露出させ、この露出したアルミニウム基体表面にシ
リコーンオイル304を塗布してなり、この塗布された
シリコーンオイル304が、アルミニウム基体表面とブ
レードとの摩擦力を低減し、ブレードめくれを防止する
ことができる。
【0026】感光層303とは、単層または複数層から
構成され、単層の場合は、少なくともキャリア発生物質
及びキャリア輸送物質が混在した層を指す。複数層から
構成される場合は、少なくともキャリア発生物質を含有
する層と少なくともキャリア輸送物質が含有される層の
少なくとも両層を指す。
【0027】感光体301の画像域Aは、感光層303
の両側の所定範囲L1より内側に形成され、非画像域B
は画像域Aの両外側に形成され、感光層303の両側の
所定範囲L1も非画像域Bを構成し、画像域Aにトナー
像が形成される。
【0028】感光層303は、アルミニウム基体302
上に積層された下引き層、電荷発生層(CGL)、電荷
輸送層(CTL)及び保護層等から構成される。
【0029】この感光体301のアルミニウム基体30
2の表面は鏡面加工される。感光体301は、ドラム状
に形成される。例えば、外径60mm、幅345mmで
ある。
【0030】この発明に用いられるシリコーンオイル3
04は、低摩擦材料の中でも表面エネルギーが小さく、
対摩耗性に優れ、特に少量の塗布で引き延ばすようにな
ることで、長期間の潤滑作用を維持できることによりア
ルミニウム基体表面とブレードとの摩擦力を長期間低減
し、ブレードめくれを防止することができる。更に、液
状のシリコーンオイルを用いると、感光体へ塗布しやす
く、また少量の塗布で引き延ばすようになるため、摩耗
することもなく潤滑作用を長期間維持して著しく摩擦力
を低下でき、長期間に亘りブレードめくれを発生しな
い。
【0031】また、シリコーンオイルの他に、低摩擦材
料としては、例えば、フッ素樹脂のように該材料が剥離
することによって低摩擦を付与するものや、微粒子によ
るスペーサー効果によって低摩擦効果を付与するものな
ど、他にも存在するが、これらの低摩擦材料では、画像
形成領域に混入して、画像欠陥を構成する原因になりう
るが、シリコーンオイルはこのような問題も解消でき
る。
【0032】この発明の感光体製造方法は、アルミニウ
ム基体302上に感光層303を塗布し、この感光体3
01の軸方向両側端部301aの感光層303を剥離し
て露出させ、あるいは軸方向両側端部301aに予め感
光層303を塗布しないで露出させ、この露出したアル
ミニウム基体表面にシリコーンオイル304を塗布して
製造される。
【0033】このシリコーンオイル304の塗布方法
は、露出したアルミニウム基体表面に、有機溶媒で希釈
したシリコーンオイルを塗布し、塗布した後過剰のシリ
コーンオイルを拭き取る方法である。具体的な塗布方法
としては、不織布にシリコーンオイルを含浸させて塗
布する、モルトプレーンのような発泡体にシリコーン
オイルを含浸させて塗布する、綿棒にシリコーンオイ
ルを含浸させて塗布する、等の方法が上げられる。いず
れの方法でも塗布後、過剰なシリコーンオイルは不織布
などで乾拭きして拭き取ることが好ましい。過剰なシリ
コーンオイルがあると、卜ナーやポリ沸化ビリニデン等
が粘着してしまうことがあり、シリコーンオイルは少量
でもよく、塗布量は0.03〜0.1μmが好ましい。
【0034】前記有機溶媒としては、イソプロピルアル
コール、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、
1,2ジクロロエタン等が使用される。また、有機溶媒
と溶解せしめて直接塗布することができるが、より好ま
しくはシリコーンオイルを有機溶媒に溶解せしめた後に
水に分散して水系エマルジョン状態に分散したものを塗
布する方法が好ましい。有機溶媒を直接塗布すると万が
一誤って感光層上に有機溶媒が接触すると、感光層がい
くらか溶出するために、シリコーンオイル以外の樹脂が
混入して表面に残留することとなるため、シリコーンオ
イルの優れた潤滑作用を充分発現できないことがある。
【0035】その一例を示すと、水系エマルジョン状態
に分散されたシリコーンオイルをパッドにつけて感光体
表面に塗布し、過剰の水系エマルジョン状態に分散され
たシリコーンオイルを乾拭きで拭き取る方法である。乾
拭きのかわりにブレード等によりかき取ってもよい。使
用されるパッドは、紙、脱脂綿、化学繊維あるいは不織
布で作られたものであり、不織布がゴミ、繊維くず等の
発生が少ないため好ましい。
【0036】この発明の水系エマルジョンは、水にシリ
コーンオイル、有機溶媒、分散剤としての界面活性剤を
分散して作成される。
【0037】この発明で使用されるシリコーンオイルと
しては、次のものがある。
【0038】
【0039】ここで、Rは、それぞれ、置換、未置換
の、アルキル基、アルコキシ基、フェニル基、アルキル
フェニル基を示し、Rは同時に同一でも異なっていても
よい。pは4000以下である。
【0040】この発明のシリコーンオイルは、粘度範囲
が0.65から100万センチストークス(cSt)で
あることが好ましく、さらに好ましくは5000〜10
0,000のものが好ましく、さらには5000から5
0,000がよい。
【0041】この発明において、シリコーンオイルは好
ましくは、
【0042】
【0043】但し、Rは水素原子、(C1−3)アルキ
ル基、(C1−3)アルコキシ基、フェニル基、アルキ
ルフェニル基、オキシエチル基、オキシプロピル基を示
し、mは2000以下の整数で、nは2000以下の整
数であり、m+n≠0である。m+nは10以上である
ことが好ましく、さらには100以上がよい。
【0044】具体的には、ジメチルシリコーンオイル
(SH200、東レシリコーン(株)製:KF96、信
越化学工業(株)製;TSF451、東芝シリコーン
(株)製)、メチルフェニルシリコーンオイル(SH5
10、東レシリコーン(株)製:KF10、信越化学工
業(株)製;TSF431、東芝シリコーン(株)製)
が挙げられる。又、上記一般式のRを官能基で変性させ
た、アルキル変性シリコーン、アリル変性シリコーン、
アルコキシ変性シリコーン、オキシアルキル変性シリコ
ーン、フッ素変性シリコーン、グライコール変性シリコ
ーン、ポリエーテル変性シリコーン、脂肪酸エステル変
性シリコーン等が使用し得る。
【0045】次に、図3の画像形成装置について説明す
る。この画像形成装置400は、感光体301と、この
感光体301上のトナーをブレード310によりクリー
ニングするクリーニング装置311とを有する。
【0046】また、感光体301の回転方向を矢印で示
しており、ブレード310を感光体301にカウンタ方
向で当接し、これにより特にブレード310がカウンタ
方向で感光体301に当接しているため、感光体301
によって引っ張られてブレード310がめくれ易いが、
低摩擦材料を塗布しているとアルミニウム基体表面とブ
レード310との摩擦力を低減し、初期のブレード31
0のめくれを低減することができる。
【0047】ブレードとしては、ウレタンゴムブレード
が好ましく、硬度は65〜75度が好ましい。硬度が過
小の場合は、腰が弱くなり、ブレードめくれが発生し易
くなり、過大な場合は感光体を研磨した滑面となり摩擦
力が大きくなってしまう。
【0048】このように、図3に示す画像形成装置で
は、アルミニウム基体302上にシリコーンオイル30
3を塗布し、軸方向両側端部の感光層を剥離して露出さ
せ、あるいは軸方向両側端部に予め感光層を塗布しない
で露出させ、この露出したアルミニウム基体表面にシリ
コーンオイル304を塗布してなる感光体301を備え
ているが、図4乃至図6に示す画像形成装置では、感光
体301はアルミニウム基体302上に感光層303を
塗布し、この感光体301の軸方向両側端部の感光層3
03を剥離して露出させ、あるいは軸方向両側端部に予
め感光層を塗布しないで露出させたものが用いられる。
【0049】次に、この実施形態の画像形成装置を具体
的に説明する。図4は画像形成装置の全体構成図、図5
は画像形成部の配置を示す正面図、図6はブレードと研
磨部材の配置を説明する平面図である。
【0050】画像形成装置1の上部には、自動原稿送り
装置10が備えられ、原稿載置トレイ11にセットされ
た原稿Gが搬送機構12により原稿載置板14上に送ら
れる。この原稿載置板14に載置された原稿Gは、露光
終了のタイミングで搬送機構12の作動により原稿受け
部13に排出される。
【0051】画像形成装置1内には、像形成手段である
ドラム状の感光体301の外周に、帯電器22、現像装
置23、転写器24、分離器25、クリーニング装置2
6が各々動作順に配置され、これらが画像形成ユニット
20として一体に形成されている。感光体301は、そ
の感光層面に帯電器22で電荷を付与した後、画像形成
装置1の最上部に設けた原稿載置板14に載置された原
稿Gを、画像形成装置1内の上部位置に配置した露光光
学ユニット30の光学フレーム31内に設けた露光ラン
プ32により露光を開始し、露光ランプ32と一体に移
動するミラー33と、このミラー33の移動距離の2分
の1の距離を移動するV型に配置したミラー34,35
と、結像レンズ36を介してV型に配置したミラー3
7,38と、感光体301に画像を照射するミラー39
により矢印方向より露光し、感光体301の感光層面に
静電潜像を形成する。
【0052】次に、画像形成ユニット20内の現像装置
23で静電潜像を現像して感光体301の感光層面にト
ナー画像による可視画像を形成する。更に、画像形成装
置1内の下方上下位置に各々両面複写用給紙ユニット4
0と、給紙ユニット50,60が配置されており、給紙
ユニット50,60,70には、異なるサイズの記録紙
Pが収納されている。例えば、給紙ユニット50内に収
納された記録紙Pが選択されると、記録紙Pを給紙ロー
ラ51にて一枚のみ給紙し、案内ローラ52により搬送
する。同様に、給紙ユニット60,70内に収納された
記録紙Pが選択されると、記録紙Pを給紙ローラ61,
71にて一枚のみ給紙し、案内ローラ62,72により
搬送する。
【0053】記録紙Pは、搬送路80を搬送機構81に
よりトナー画像が形成された感光体301方向に記録紙
Pを搬送する。記録紙Pは画像形成装置1に設けたレジ
ストローラ82で一旦停止し、感光体301に形成され
たトナー画像と記録紙Pが一致するように給紙を開始す
る。
【0054】次に、感光体301のトナー画像が転写器
24により記録紙Pに転写され、分離器25で記録紙P
が感光体301面より分離し、搬送装置83で定着装置
90に搬送される。定着装置90は熱定着ローラ91と
圧着ローラ92より構成され、記録紙Pのトナー画像が
熱定着ローラ91に圧接して記録紙Pに定着される。定
着を完了した記録紙Pは排紙案内ローラ84により排紙
される。片面複写の場合は排紙切換部材85が下降し、
そのまま排紙トレイ86に記録紙Pが排紙される。両面
複写の場合は、排紙切換部材85が上昇し、記録紙案内
部87が開放され、記録紙Pは点線矢印の方向に搬送さ
れる。更に、搬送機構88により記録紙Pは下方に搬送
され、記録紙反転部89により記録紙Pの先端は更に給
紙ユニット50の下方まで搬送され、記録紙Pを反転し
て搬送させる。反転した記録紙Pは、両面複写用給紙ユ
ニット40内に搬送される。
【0055】記録紙Pは両面複写用給紙ユニット40に
設けられた搬送ベルト41で給紙方向に移動し、給紙ロ
ーラ42で記録紙Pを再給紙し、搬送ローラ43により
記録紙Pを搬送路80に案内する。再び、前記のように
感光体301方向に記録紙Pを搬送し、記録紙Pの裏面
にトナー画像を転写し、定着装置90で定着した後、排
紙トレイ86に排紙する。画像形成装置1には、手差し
給紙装置2が備えられている。
【0056】感光体301の両端部は、感光層303を
剥離して露出させ、あるいは軸方向両側端部に予め感光
層303を塗布しないで露出させる。この露出した軸方
向両側端部301aのアルミニウム基体表面に、研磨部
材100を当接させることが好ましい。研磨部材100
の接地面積は、好ましくは感光体301の両端部の50
〜100%である。
【0057】また、この発明のシリコーンオイルを感光
体端部に予め塗布しておくことが好ましい。このよう
に、感光体301の端部のアルミニウム基体表面に研磨
部材100を当接させることで、感光体301のアルミ
ニウム基体表面が使用による回転にしたがって表面に微
小な凹凸が形成され鏡面状態から粗面状態になり、クリ
ーニング装置26のカウンタ方向で当接させてクリーニ
ングするブレード101との摩擦力をより低減(密着性
の低減)しブレードめくれの発生を防止できる。感光体
301のアルミニウム基体表面の全面に研磨部材100
を当接させることが好ましいが、少なくともブレードめ
くれが発生しにくくなる程度に当接させる。
【0058】研磨部材100は、プラスチックフォーム
等の発泡樹脂部材で構成され、摩耗性の小さいポリウレ
タンフォームであることが好ましい。発泡樹脂部材を用
いることで、当接設置が容易で、安価で、かつ効率よく
感光体301のアルミニウム基体表面を鏡面状態から粗
面状態にすることができる。研磨部材100には、ポリ
ウレタンフォームの中の「モルトプレーン」(製品名)
を使用している。
【0059】また、研磨部材100にシリコーンオイル
を含浸して塗布することがより好ましく、アルミニウム
基体表面の粗面化とシリコーンオイルの塗布とが行わ
れ、長時間使用してもトナーが付着しにくく、たとえ付
着してもブレードにより除去が容易となり、トナーが凹
凸の溝の中に固着して蓄積されることがないため、初期
のブレードのめくれを低減し、さらに長期間使用しても
ブレードめくれの発生を防止することができる。
【0060】また、ブレード101は、少なくとも感光
体301のアルミニウム基体表面に当接する部分101
aを、フッソ系樹脂でコーティングしていることが好ま
しい。感光体301の使用初期は、感光体301の露出
した軸方向両側端部301aのアルミニウム基体表面に
ブレード101のフッソ系樹脂でコーティングされた部
分101aが当接することとなるため、摩擦抵抗が小さ
くブレードめくれが発生しない。使用によりフッソ系樹
脂でコーティングされた部分が摩耗してなくなる頃に
は、研磨部材100により鏡面状態から粗面状態になっ
て、シリコーンオイルの塗布とが行われており、ブレー
ド101との摩擦が低減し、使用初期から長期間ブレー
ドめくれが発生しない。
【0061】研磨部材100の配置位置は特に限定され
ないが、現像装置23と、クリーニング装置26との間
に配置すると、研磨部材100の配置スペースの確保が
容易であると共に、感光体301の中心に対して下方位
置に配置されるため、感光体301の露出した軸方向両
側端部301aのアルミニウム基体表面が研磨されて鏡
面状態から粗面状態にするときに生じる微粉等が下方に
落下し感光層に付着することが防止される。また、研磨
部材100を複数個配置しても良い。
【0062】以下に実施例を示す。
【0063】<感光体1の製造>外径60mmのアルミ
ニウムドラム基体上に浸漬塗布法により幅345mm、
厚さ0.lμmの塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸
共重合体樹脂の中間層を設けた。次に、4,10−ジブ
ロムアンスアンスロン顔料120gとポリカーボネート
樹脂「パンライトL−1250」(帝人化成社製)60
gを1,2−ジクロルエタン400mlに溶解した溶液
とを加えてボールミル分散して得られた分散液を中間層
上に浸漬塗布して厚さ1.0μmの電荷発生層を形成し
た。
【0064】次に、ポリカーボネート樹脂「ユービロン
Z−300」(三菱瓦斯化学社製)660g、下記電荷
輸送物質500g
【0065】
【0066】をl,2−ジクロルエタン4000mlに
溶解し、前記電荷発生層上に浸漬塗布し、90℃で1時
間乾燥して厚さ25.0μmの電荷輸送層を形成した。
【0067】前記感光層を塗布した感光体の両端部の各
20mmの感光層を、メチレンクロライドを含浸せしめ
た不織布により剥離してアルミニウム基体表面を露出せ
しめた。次に、ジメチルシリコーンオイル(KF−9
6:信越化学社製)を溶解せしめた1%のイソピロピル
アルコール溶液を10倍の水に添加した後、界面活性剤
を撹拌して分散せしめて水系エマルジョンとした。この
水系エマルジョンを、前記露出せしめたアルミニウム基
体表面に塗布し、乾燥後に乾拭さして「感光体1」を製
造した。このときのシリコーンオイルの塗布量は、0.
05μmである。
【0068】<感光体2の製造>感光体1の製造におけ
るジメチルシリコーンオイルの代わりにメチルフェニル
シリコーンオイル(KF−54:信越化学社製)を用い
た他は「感光体1」と同様にして「感光体2」を製造し
た。
【0069】<比較感光体の製造>感光体1の製造にお
けるジメチルシリコーンオイルを用いない他は「感光体
1」と同様にして低摩擦材料を塗布していない「比較感
光体」を製造した。
【0070】<実写テストl>感光体1、感光体2、お
よび比較感光体と用いてトナーリサイクルシステムを利
用したKonica3240により3万枚の実写テスト
を行った。なお、この場合には研磨部材100にはシリ
コーンオイルを含浸させなかった。
【0071】なお、この実写テストに用いたクリーニン
グブレードは硬度70度のバンドー化学株式会社のハイ
パー2870(JIS K6801のJISAスプリン
グ硬さ計で測定)のウレタンゴムブレードで、長手方向
両端部にテフロン樹脂で表面処理している。
【0072】その結果、感光体1、および感光体2を用
いた場合には、画像形成の初期から3万枚に亘るまでブ
レードめくれは発生しなかった。比較感光体を用いた場
合においては、5回同様のテストを行ない、いずれも初
期の1,000枚内においてブレードめくれが発生し
た。
【0073】<実写テスト2>感光体1、感光体2、お
よび比較感光体を用いてトナーリサイクルシステムを利
用したKonica3240により研磨都材100は取
り付けて行った以外は実写テスト1と同様にして10万
枚の実写テストを行った。なお、研磨部材には感光体に
用いたシリコーンオイルを含浸せしめた。その結果、感
光体1、および感光体2を用いた場合には、画像形成の
初期から10万枚に亘るまでブレードめくれは発生しな
かった。比較感光体を用いた場合においては、5回同様
のテストを行ない、いずれも初期の1,000枚内にお
いてブレードめくれが発生した。
【0074】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、アルミニウム基体の軸方向両端部に露出した表面に
塗布したシリコーンオイルにより、アルミニウム基体表
面とブレードとの摩擦力を低減し、ブレードめくれを防
止することができる。また、液状のシリコーンオイルを
用いると、感光体へ塗布しやすく、また摩耗することも
なく潤滑作用を長期間維持して著しく摩擦力を低下でき
るため、長期間に亘りブレードめくれを発生しない。ま
た、感光体のクリーニングが良好であり、画像不良を及
ぼさない。
【0075】請求項2記載の発明では、感光体の軸方向
両側端部に容易にシリコーンオイルを設けることがで
き、このシリコーンオイルによりブレードとの摩擦力を
低減し、ブレードめくれを防止することができる。
【0076】請求項3記載の発明では、シリコーンオイ
ルを有機溶媒で希釈して塗布することで、アルミニウム
基体表面とブレードとの摩擦力を低減し、ブレードめく
れを防止することができる。
【0077】請求項4記載の発明では、シリコーンオイ
ルを水系エマルジョン状態に分散して塗布することで、
アルミニウム基体表面とブレードとの摩擦力を低減し、
ブレードめくれを防止することができる。
【0078】請求項5記載の発明では、感光体によって
引っ張られてブレードがめくれ易いがブレードとの摩擦
力を低減し、ブレードめくれを防止することができる。
また、使用済みトナーを再利用するトナーリサイクルを
行う画像形成装置においては、感光体の軸方向にブレー
ドが配置され、それに隣接して、トナー回収が行われて
いる場合が多いが、その場合、感光体の端部を介して、
トナー回収路が形成されているため、この端部にトナー
が付着して、感光層に及んで画像欠陥を生じさせたり、
トナーの回収効率が悪いものとなるが、本願の構成にお
いては、このような問題をも解決することができる。
【0079】請求項6記載の発明では、アルミニウム基
体表面の粗面化とシリコーンオイルの塗布とが行われ、
長時間使用してもトナーが付着しにくく、たとえ付着し
てもブレードにより除去が容易となり、トナーが凹凸の
溝の中に固着して蓄積されることがないため、初期のブ
レードのめくれを低減し、さらに長期間使用してもブレ
ードめくれの発生を防止することができる。また、使用
済みトナーを再利用するトナーリサイクルを行う画像形
成装置においては、感光体の軸方向にブレードが配置さ
れ、それに隣接して、トナー回収が行われている場合が
多いが、その場合、感光体の端部を介して、トナー回収
路が形成されているため、この端部にトナーが付着し
て、感光層に及んで画像欠陥を生じさせたり、トナーの
回収効率が悪いものとなるが、本願の構成においては、
このような問題をも解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体を示す平面図である。
【図2】感光体を示す一部の図である。
【図3】画像形成装置について説明する。
【図4】画像形成装置の全体構成図である。
【図5】画像形成部の配置を示す正面図である。
【図6】ブレードと研磨部材の配置を説明する平面図で
ある。
【符号の説明】
400 画像形成装置 301 感光体 303 感光層 304 シリコーンオイル 100 研磨部材 101 ブレード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム基体上に感光層を塗布し、軸
    方向両側端部の感光層を剥離して露出させ、あるいは軸
    方向両側端部に予め感光層を塗布しないで露出させ、こ
    の露出したアルミニウム基体表面にシリコーンオイルを
    塗布してなることを特徴とする感光体。
  2. 【請求項2】アルミニウム基体上に感光層を塗布し、こ
    の感光体の軸方向両側端部の感光層を剥離して露出さ
    せ、あるいは軸方向両側端部に予め感光層を塗布しない
    で露出させ、この露出したアルミニウム基体表面にシリ
    コーンオイルを塗布することを特徴とする感光体製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記シリコーンオイルの塗布は、シリコー
    ンオイルを有機溶媒で希釈して塗布することを特徴とす
    る請求項2記載の感光体製造方法。
  4. 【請求項4】前記シリコーンオイルの塗布は、シリコー
    ンオイルを水系エマルジョン状態に分散して塗布するこ
    とを特徴とする請求項2記載の感光体製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の感光体と、この感光体上の
    トナーをカウンタ方向で当接したブレードによりクリー
    ニングするクリーニング装置とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】感光体上のトナーをカウンタ方向で当接し
    たブレードによりクリーニングするクリーニング装置を
    配置し、前記感光体は、アルミニウム基体上に感光層を
    塗布し、この感光体の軸方向両側端部の感光層を剥離し
    て露出させ、あるいは軸方向両側端部に予め感光層を塗
    布しないで露出させたものが用いられる画像形成装置に
    おいて、前記露出したアルミニウム基体表面に、凹凸を
    形成する発泡樹脂の研磨部材を当接させ、シリコーンオ
    イルを含浸せしめた研磨部材にて塗布することを特徴と
    する画像形成装置。
JP6124598A 1997-03-18 1998-03-12 感光体及び感光体製造方法並びに画像形成装置 Pending JPH1165150A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044186A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真感光体
US7759034B2 (en) 2005-11-29 2010-07-20 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member, method of producing the same and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7759034B2 (en) 2005-11-29 2010-07-20 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member, method of producing the same and image forming apparatus
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