JPH116486A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH116486A
JPH116486A JP16149997A JP16149997A JPH116486A JP H116486 A JPH116486 A JP H116486A JP 16149997 A JP16149997 A JP 16149997A JP 16149997 A JP16149997 A JP 16149997A JP H116486 A JPH116486 A JP H116486A
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Shiyuuichi Shirotani
周一 城村
Mikio Kajiwara
幹央 梶原
Takeshi Inoue
健 井上
Kenichi Hashimoto
健一 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動スクロールのボス部とクランク軸の偏心
部との間の焼付きを抑制する。 【解決手段】 密閉ケーシング1内に設けられたハウジ
ング6に付勢手段としてのウエーブワッシャ22を設置
する。ウエーブワッシャ22上にスラストプレート21
と上部軸受12aの内輪12a1とを配置し、内輪12
a1上にクランク軸11のフランジ部11bを延在させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクロール圧縮
機に関し、特に、クランク軸内部に圧縮後のガス冷媒を
通過させる通路が設けられたスクロール圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3と図4に、圧縮後のガス冷媒を通過
させる通路がクランク軸内部に設けられた従来のスクロ
ール圧縮機を示す。図3は、特開平4−370382号
公報に開示されたスクロール圧縮機を示す部分断面図で
ある。図4は、特公平6−65880号公報に開示され
たスクロール圧縮機を示す部分断面図である。なお、説
明の便宜上、図3および図4には、本願発明との関連部
分にのみ番号を付し、その部分の名称も本願発明に対応
させて適宜変更している。
【0003】まず図3を参照して、密閉ケーシング1内
にはステータ8とロータ9とを有するモータ10が配置
される。ロータ9にはクランク軸11が嵌入され、クラ
ンク軸11の一端には偏心部11aが設けられる。偏心
部11a内には可動スクロール3のボス部3aが挿入さ
れ、このボス部3aの上端にはシールリング28が取付
けられる。可動スクロール3下には固定スクロール2が
配置される。この固定スクロール2と可動スクロール3
とでガス冷媒を圧縮する圧縮室が形成される。この圧縮
室と連通するように可動スクロール3に吐出ガス通路1
4aが形成される。この吐出ガス通路14aと連通する
ようにクランク軸11内に連通孔25が設けられる。
【0004】可動スクロール3の周囲にはハウジング6
aが配置され、このハウジング6a上に油溜まり15が
設けられる。ハウジング6aには、リング体26,シー
ル体29等のシール部材が取付けられる。リング体26
は、ハウジング6aに設けられた凹部27に取付けられ
る。
【0005】上記の構成を有するスクロール圧縮機に吸
入管16を通してガス冷媒が送り込まれる。このガス冷
媒は、可動スクロール3と固定スクロール2とで形成さ
れる圧縮室内で圧縮され、吐出ガス通路14aおよび連
通孔25を通って密閉ケーシング1内に吐出される。そ
して、その後外部吐出管17を通して外部へ放出され
る。
【0006】次に、図4を用いて、他の従来例について
説明する。図4を参照して、本従来例では、固定スクロ
ール2と可動スクロール3とが密閉ケーシング1の上部
側に配置され、モータ10が下部側に配置されている。
そして、クランク軸11の偏心部11aと可動スクロー
ル3のボス部3aとの間にはブシュ18aが挿入されて
いる。また、可動スクロール3および固定スクロール2
はハウジング6aによって支持されている。
【0007】そして、図4に示される従来例では、ガス
冷媒は、吸入管16を通して密閉ケーシング1内に送り
込まれ、その後固定スクロール2と可動スクロール3と
で形成される圧縮室内に送り込まれる。この圧縮室内で
圧縮されたガス冷媒は、吐出ガス通路14aを通してク
ランク軸11内に送り込まれ、クランク軸11に設けら
れた開口を通して図中の白色矢印に従って密閉ケーシン
グ1内に放出される。その後、ガス冷媒は、モータ10
を冷却した後外部吐出管17を通して密閉ケーシング1
の外部に放出される。なお、図4において、黒色矢印
は、潤滑油の流れを示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
2つの従来例には、次に説明するようないくつかの問題
があった。
【0009】ここで再び図3を参照して、本従来例で
は、圧縮後のガス冷媒が偏心部11aの内周面とボス部
3aの外周面との隙間に漏れるのを防止すべくシールリ
ング28を設置しているが、このシールリング28は差
圧を利用するタイプのものであるためスクロール圧縮機
の起動初期のようにガス冷媒が十分に圧縮されていない
時点では十分なシール機能を発揮しない。そのため、ガ
ス冷媒が偏心部11aの内周面とボス部3aの外周面と
の隙間に入り、偏心部11aの内周面とボス部3aの外
周面との隙間の潤滑油を押し退けてしまう。その結果、
スクロール圧縮機の起動初期に偏心部11aの内周面と
ボス部3aの外周面とが潤滑油不良のため焼付くという
問題があった。この問題はガス冷媒の吐出脈動が発生し
た場合にも懸念される。また、シールリング28はボス
部3aの上端の環状溝に取付けられるが、この場合シー
ルリング28は、その摺動により耐久性が低下し、ガス
冷媒が上記隙間から漏洩して潤滑油不良による焼付を生
じるという問題もあった。さらに、シールリング28等
のシール部材は、スクロール圧縮機に組込まれる際に可
動スクロール3から脱落することもあり、生産性を低下
させる一因ともなっていた。
【0010】次に、図4を参照して、本従来例の場合
も、吐出ガス通路14aを通過後のガス冷媒が偏心部1
1aとブシュ18aとの間に入り、上記の場合と同様
に、偏心部11aとブシュ18aとの間で焼付きが発生
するという問題があった。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、圧縮後
のガス冷媒が偏心部11aとボス部3aとの間に入るの
を効果的に抑制することにより焼付きの発生を抑制する
ことが可能となるスクロール圧縮機を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載のスクロール圧縮機は、可動スクロールと、クランク
軸と、付勢手段とを備える。可動スクロールは、圧縮後
のガス冷媒を吐出する吐出口を有する。クランク軸は、
その一端に開口し吐出口と連通する吐出ガス通路が内部
に形成され、可動スクロールを駆動させるものである。
付勢手段は、クランク軸を可動スクロールに対し付勢す
ることにより、吐出口と吐出ガス通路とが通ずる部分近
傍からのガス冷媒の漏れを抑制するためのものである。
【0013】請求項2に記載のスクロール圧縮機は、密
閉されたケーシングと、このケーシング内で軸受を介し
てクランク軸を保持するハウジングとを備える。クラン
ク軸は軸受の一部が当接されるフランジ部を有する。付
勢手段は、軸受とハウジングとの間に配置され、軸受お
よびフランジ部を可動スクロールに対し付勢する。
【0014】請求項3に記載のスクロール圧縮機は、シ
ール部材をさらに備える。このシール部材は、クランク
軸の一端と可動スクロールとの間に配置され、圧縮後の
ガス冷媒が吐出口と吐出ガス通路とが通ずる部分近傍か
ら漏れるのを抑制する機能を有する。なお、上記の「ク
ランク軸の一端」には、クランク軸の一端に凹部が設け
られた場合にその凹部の底面も含まれるものと定義す
る。
【0015】請求項4に記載のスクロール圧縮機では、
上記のシール部材が耐摩耗性を有する材質により構成さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1と図2とを用いて、こ
の発明の1つの実施の形態について説明する。図1は、
この発明の1つの実施の形態におけるスクロール圧縮機
を示す断面図である。なお、図示の便宜上、ハッチング
を省略している部分もある。
【0017】図1を参照して、この発明に係るスクロー
ル圧縮機は、密閉ケーシング1を備え、この密閉ケーシ
ング1内に、圧縮要素4と、上部ハウジング6と、クラ
ンク軸11と、モータ10と、下部ハウジング7とが組
込まれる。
【0018】圧縮要素4は、固定スクロール2と可動ス
クロール3とで構成され、吸入管16を通して外部から
密閉ケーシング1内に送り込まれたガス冷媒を圧縮す
る。可動スクロール3は、ボス部3aを有する。このボ
ス部3aの内側にブシュ18bが圧入されているクラン
ク軸11の偏心部11aが挿入される。この偏心部11
aとボス部3aとの間にはスライドブシュ18が挿入さ
れる。偏心部11aの上端(クランク軸11の上端)と
ボス部3aの内側に位置する可動スクロール3の背面と
の間には耐摩耗性を有するシール板20が設置される。
【0019】クランク軸11は、たとえばころがり軸受
である上部軸受12aとスラストプレート21とウエー
ブワッシャ22とを介在して上部ハウジング6に保持さ
れる。また、クランク軸11は、下部軸受12bを介し
て下部ハウジング7にも保持される。このクランク軸1
1は、モータ10のロータ9に嵌入される。ロータ9の
周囲にはステータ8が存在する。なお、上記の上部ハウ
ジング6により密閉ケーシング1内の空間が高圧室13
と低圧室5とに仕切られる。また、密閉ケーシング1の
底部には油溜まり15が設けられる。
【0020】上記のような構成を有するスクロール圧縮
機内に吸入管16を通してガス冷媒が送り込まれる。こ
のガス冷媒は、固定スクロール2と可動スクロール3に
よって形成される圧縮室内に送り込まれ、この圧縮室内
で圧縮される。そして、可動スクロール3に設けられた
吐出口14を通ってクランク軸11内に形成された吐出
ガス通路(図示せず)内に送り込まれる。このようにし
てクランク軸11内に送り込まれた圧縮後のガス冷媒
は、クランク軸11に設けられた吐出口(図示せず)か
ら密閉ケーシング1内に放出され、外部吐出管(図示せ
ず)を通してスクロール圧縮機の外部へと放出される。
【0021】次に、図2を用いて、本発明の特徴部分に
ついてより詳しく説明する。図2は、図1における領域
19内を拡大した図である。
【0022】図2を参照して、クランク軸11内には、
吐出口14と連通する吐出ガス通路24と、油通路23
とが設けられる。吐出ガス通路24は、クランク軸11
の一端に設けられた開口からクランク軸11の内部へと
延在する。圧縮された後のガス冷媒は、図中の矢印に従
って圧縮室から吐出口14と上記の開口とを通って吐出
ガス通路24内に送り込まれ、その後密閉ケーシング1
内に放出される。一方、油溜まり15に蓄えられた潤滑
油は、油通路23を通ってスライドブシュ18の表面等
に供給される。
【0023】クランク軸11は、上部軸受12a上に延
在するようにフランジ部11bを有する。上部軸受12
aの内輪12a1は、クランク軸11に圧入される。こ
の内輪12a1の下にはリング状のスラストプレート2
1が配置され、このスラストプレート21の下にはウエ
ーブワッシャ22が配置される。
【0024】このウエーブワッシャ22が本発明の付勢
手段として機能することとなる。このウエーブワッシャ
22によってスラストプレート21および内輪12a1
を介して、偏心部11aの上端が可動スクロール3のボ
ス部の背面にシール板20を介して押付けられることと
なる。
【0025】それにより、スクロール圧縮機の起動初期
や吐出脈動発生時等においても安定してクランク軸11
の上端が可動スクロール3の背面にシール板20を介し
て押付けられ、吐出口14と吐出ガス通路24の開口端
との間におけるシール性を高めることが可能となる。そ
の結果、偏心部11aの上端近傍からガス冷媒が漏れる
のを効果的に抑制することが可能となる。それにより、
ブシュ18bとスライドブシュ18間における潤滑不良
を効果的に抑制でき、焼付きの発生を効果的に抑制する
ことが可能となる。
【0026】なお、付勢手段の一例としてウエーブワッ
シャ22を挙げたが、これ以外のものであってもクラン
ク軸11を可動スクロール3の背面に押付ける方向の力
をクランク軸11に及ぼし得るものであれば採用可能で
ある。たとえば、ウエーブワッシャ22の代わりに板ば
ね等のばね材(弾性部材)を使用することも可能であ
る。また、付勢手段としてモータ10のマグネットプル
フォースを積極的に使用することも考えられる。
【0027】また、図1および図2では、シール板20
を介してクランク軸11を可動スクロール3の背面に押
付ける場合を示したがクランク軸11の上端を直接可動
スクロール3の背面に当接させてもよい。
【0028】偏心部11aと可動スクロール3との間に
は上述のようにシール板20が設けられている。このシ
ール板20は、たとえば耐摩耗性の高い金属製の板材に
より構成されてもよく、リング状の形状を有している。
そして、シール板20はボス部3a内に圧入され、シー
ル板20の外周においてもシール機能を発揮する。さら
に、このシール板20の表面の面粗度は良好なものであ
ることが好ましく、面粗度を良好なものとするのは比較
的容易である。面粗度の良好な、シール板20を介在さ
せることにより、偏心部11aと可動スクロール3の背
面とを直接接触させる場合と比べ、異常摩耗の発生を効
果的に抑制することが可能となる。それは、ボス部3a
の内側に位置する可動スクロール3の背面の加工が困難
であることから、ボス部3aの内側に位置する可動スク
ロール3の背面の面粗度を良好なものとし難く、この場
合に異常摩耗が懸念されるからである。また、シール板
20の面粗度を良好なものとすることにより、シール板
20と可動スクロール3および偏心部11aとの間のシ
ール性も良好なものとなり得る。それにより、偏心部1
1aの上端からガス冷媒が漏れることを効果的に抑制す
ることが可能となる。
【0029】以上のようにこの発明の1つの実施の形態
について説明を行なったが、今回開示された実施の形態
はすべての点で例示であって制限的なものではないと考
えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲に
よって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲
内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0030】
【発明の効果】この発明の請求項1に記載のスクロール
圧縮機では、付勢手段が設けられているので、スクロー
ル圧縮機の起動初期や吐出脈動発生時でも安定してクラ
ンク軸を可動スクロールに対し付勢することが可能とな
る。それにより、クランク軸に設けられた吐出ガス通路
の開口端の周囲に位置するクランク軸の一端を、吐出口
の周囲に位置する可動スクロールに直接あるいは何らか
の部材を介して押付けることが可能となる。そのため、
上記の吐出口と上記の吐出ガス通路が通ずる部分近傍
(可動スクロールとクランク軸の一端との間)における
シール性を常に高めることが可能となり、起動初期や吐
出脈動発生時においても、ガス冷媒がクランク軸の一端
近傍から漏れることを効果的に抑制することが可能とな
る。その結果、ガス冷媒がクランク軸の偏心部と可動ス
クロールのボス部との間に侵入することを抑制でき、ス
クロール圧縮機の起動初期や吐出脈動発生時等における
偏心部とボス部との間での焼付きの発生を効果的に抑制
することが可能となる。なお、クランク軸を直接可動ス
クロールに押付けた場合には、クランク軸と可動スクロ
ールとの間にシール部材を配置する必要がなくなる。そ
れにより、コストダウンが図れるとともに生産性も向上
させることが可能となる。
【0031】請求項2に記載のスクロール圧縮機では、
軸受を介してクランク軸を保持するハウジングが設けら
れ、軸受とハウジングとの間に付勢手段が配置される。
それにより、付勢手段によって軸受とクランク軸のフラ
ンジ部とを可動スクロールに対し付勢することができ、
結果としてクランク軸の一端を可動スクロールに直接ま
たは何らかの部材を介在して間接的に押付けることが可
能となる。それにより、請求項1の場合とほぼ同様の効
果が得られる。
【0032】請求項3に記載のスクロール圧縮機では、
シール部材がクランク軸の一端と可動スクロールとの間
に配置されている。このシール部材はクランク軸あるい
は可動スクロールとは別部材であり、その面粗度を良好
に仕上げることは容易に行なえる。そして、面粗度が良
好なシール部材をクランク軸と可動スクロールとの間に
配置することにより、クランク軸と可動スクロールとが
直接接触する場合と比べ、シール性を高めることが可能
となる。それにより、クランク軸の一端近傍からガス冷
媒が漏れることを効果的に抑制することが可能となる。
【0033】請求項4に記載のスクロール圧縮機では、
上記のシール部材が耐摩耗性を有する材質により構成さ
れている。それにより、クランク軸の一端と可動スクロ
ールとが直接接して摺動する場合と比べ、クランク軸の
一端と可動スクロールとの間の焼付きや異常摩耗の発生
を効果的に抑制することが可能となる。それにより、可
動スクロールに耐摩耗性の高い材料を使用する必要がな
くなり、加工性を向上させることが可能となる。それに
伴い、別部材としてのシール部材に要する費用はかかる
ものの結果としてコストダウンを図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施の形態におけるスクロー
ル圧縮機を示す断面図である。
【図2】図1における領域19を拡大した図である。
【図3】従来のスクロール圧縮機の一例を示す部分断面
図である。
【図4】従来のスクロール圧縮機の他の例を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 2 固定スクロール 3 可動スクロール 3a ボス部 4 圧縮要素 5 低圧室 6 上部ハウジング 7 下部ハウジング 10 モータ 11 クランク軸 11a 偏心部 11b フランジ部 12a 上部軸受 12a1 内輪 14 吐出口 14a 吐出ガス通路 20 シール板 21 スラストプレート 22 ウエーブワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 健 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 (72)発明者 橋本 健一 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮後のガス冷媒を吐出する吐出口(1
    4)を有する可動スクロール(3)と、 一端に開口し前記吐出口(14)と連通する吐出ガス通
    路(24)が内部に形成され、前記可動スクロール
    (3)を駆動させるクランク軸(11)と、 前記クランク軸(11)を前記可動スクロール(3)に
    対し付勢することにより、前記吐出口(14)と前記吐
    出ガス通路(24)とが通ずる部分近傍からのガス冷媒
    の漏れを抑制するための付勢手段(22)と、 を備えた、スクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記スクロール圧縮機は、密閉されたケ
    ーシング(1)と、該ケーシング(1)内に設けられ軸
    受(12a)を介して前記クランク軸(11)を保持す
    るハウジング(6)とを備え、 前記クランク軸(11)は前記軸受(12a)の一部
    (12a1)が当接されるフランジ部(11b)を有
    し、 前記付勢手段(22)は、前記軸受(12a)と前記ハ
    ウジング(6)との間に配置され、前記軸受(12a)
    および前記フランジ部(11b)を可動スクロール
    (3)に対し付勢する、請求項1記載のスクロール圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 前記クランク軸(11)の一端と前記可
    動スクロール(3)との間には、圧縮後の前記ガス冷媒
    が前記吐出口(14)と前記吐出ガス通路(24)とが
    通ずる部分近傍から漏れるのを抑制するためのシール部
    材(20)が設置された、請求項1または2記載のスク
    ロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は耐摩耗性を有する材質
    により構成される、請求項3記載のスクロール圧縮機。
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