JPH1164051A - 津波観測装置 - Google Patents

津波観測装置

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Publication number
JPH1164051A
JPH1164051A JP9230492A JP23049297A JPH1164051A JP H1164051 A JPH1164051 A JP H1164051A JP 9230492 A JP9230492 A JP 9230492A JP 23049297 A JP23049297 A JP 23049297A JP H1164051 A JPH1164051 A JP H1164051A
Authority
JP
Japan
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tsunami
data
wave height
height data
earthquake
Prior art date
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Pending
Application number
JP9230492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Tamura
政彦 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaijo Corp filed Critical Kaijo Corp
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Publication of JPH1164051A publication Critical patent/JPH1164051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震と関連付けした津波データのファイルを
リアルタイムに容易に作成できる津波観測装置を提供す
る。 【解決手段】 波高計11により波高を検出し、この波
高計11が連続して出力する波高データを波高データ収
録器12により所定時間の波高データファイルにまとめ
て最も新しい複数の波高データファイルを収録するとと
もに、波高データ収録器12に地震計20を接続し、地
震発生時以降の所定期間に作成された複数の波高データ
ファイルの波高データを基に津波データ処理器13にお
いて1つの津波データファイルとして作成する。そし
て、津波データ処理器13において津波データファイル
を基に津波の周期等を算出してスクリーンモニタに津波
のグラフ表示とともに表示し、また、記録装置14にお
いて津波データファイルを記録媒体に記録するように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、津波観測装置、
詳しくは、地震計と組み合わせて地震発生時からの津波
(波高)をリアルタイムで観測可能とした津波観測装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】津波観測装置としては、従来、図3に示
すようなものが提案されている。図3において、11は
波高センサ11aと波高計本体11bを有する波高計、
12は波高計本体11bに接続された波高データ収録
器、13は波高データ収録器12と接続された津波デー
タ処理器、14は津波データ処理器13と接続された記
録装置である。
【0003】波高計11は、波高センサ11aにより波
高を検出し、この波高センサ11aの検知出力を基に波
高計本体11bが連続した波高データを波高データ収録
器12に出力する。波高データ収録器12は、波高セン
サ11から入力する連続波高データを所定時間(例え
ば、20分間)の波高データの波高データファイルに分
断し、複数(例えば、10日分)の波高データファイル
をデータ記憶部に記憶収録する。この波高データ収録器
12は、データ記憶部の最も古い波高データファイルを
最も新しい波高データファイルで書き換え、データ記憶
部の収録データを更新する。
【0004】また、波高データ収録器12は、津波発生
時、例えば、波高データを基に波高の大きさを判定して
波高が所定値を超えた時に、津波データ(波高データ)
をすべて収録した後に津波データ処理装置側より波高デ
ータファイルを12より吸い上げる。津波データ処理器
13は、波高データ収録器12から入力した複数の波高
データファイルに対し結合や切断を行って1つの津波デ
ータファイルを作成し、また、この津波データファイル
のデータを基に周期や波高値を算出する。そして、この
津波データ処理器13は算出した津波の周期や波高値の
データとともに津波データファイルを記録装置14に出
力し、これらデータファイル等を記録装置14が光磁気
記録媒体等の記録媒体に記録格納する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の津波観測装置にあっては、津波が発生した後の
波高データを津波データファイルとして収録するに過ぎ
ない、すなわち、津波データファイルには津波が発生し
た後の波高データが格納されるに過ぎないため、津波発
生の主な要因である地震と関連付けた波高データが得ら
れない。したがって、地震と関連付けた波高データを得
るには、津波警報等が発令された後等に担当者が観測地
に赴き、津波データ処理器13等を直接に操作して津波
データファイルを作成しなければならず、担当者の負担
が大きいという問題があった。この発明は、上記問題に
鑑みなされたもので、地震と関連付けした津波データの
ファイルをリアルタイムに容易に作成できる津波観測装
置を提供し、担当者の負担軽減等を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる津波観測装置は、波高を検出して
波高データを連続出力する波高計と、地震動を検出して
地震データを出力する地震計と、前記波高計が出力する
連続波高データを分断して規定時間の波高データを含む
波高データファイルを作成し、時間的に連続する複数の
波高データファイルを最古の波高データファイルを最新
の波高データファイルに更新して収録するとともに、前
記地震計の出力を基に地振動が所定値を超えた時に地震
発生信号を出力する波高データ収録器と、該波高データ
収録装置の地震発生信号の出力で該信号の出力時より前
記波高データ収録器から波高データを連続して読み出
し、該読み出した波高データから1つの津波データファ
イルを作成して収録する津波データ処理器と、を備え
る。
【0007】そして、この発明にかかる津波観測装置
は、前記津波データ処理装置と接続されたスクリーンモ
ニタを備え、該スクリーンモニタに前記津波データを地
震発生からの経過時間に対する波高値として画像表示す
る態様(請求項2)に、また、前記津波データ収録器が
前記津波データファイルを基に波高値と波周期を算出す
る演算器を有する態様(請求項3)に構成することがで
きる。
【0008】
【作用】この発明にかかる津波観測装置は、通常時にお
いて波高計が連続して出力する波高データを波高データ
収録器が所定の時間分の波高データファイルにまとめ、
データ記録部に複数の波高データを最新のファイルに更
新して記憶収録する。そして、地震計により地震の発生
が検知されると、津波データ収録器が地震発生時からの
波高データを波高データ収録器から読み出し、波高デー
タを結合や切断等して1つの津波データファイルを作成
し、この津波データファイルを記憶収録する。このた
め、地震と関連付けした津波データファイルを担当者を
煩わせること無く自動的に作成できる。
【0009】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1および図2はこの発明の一の実施
の形態にかかる津波観測装置を示し、図1がブロック
図、図2が同観測装置の表示器の表示画面を示す図であ
る。なお、前述した図3の津波観測装置と同一の部分に
は同一の番号を付して一部の説明を割愛する。
【0010】図1において、20は地震動を検出する地
震計であり、地震計20は、波高データ収録器12に接
続され、地震データを波高データ収録器12に出力す
る。波高データ収録器12は、地震データを時間的に連
続する複数のデータファイルにまとめ最新のファイルに
更新して収録し、また、地震データがある値(設定され
た値)を超えた時に津波データ処理装置に対し地震発生
信号を出力する。なお、地震計20の出力を基に津波の
計測が必要か否かを判定する地震判定器を設け、この地
震判定器の出力を地震発生信号として用いることも可能
である。
【0011】津波データ処理器13は、CRT等のスク
リーンモニタを備えるとともに、津波の波高や周期等を
算出する演算回路を内蔵する。この津波データ処理器1
3は、地震発生信号が入力すると地震発生信号が入力し
た時以降において波高データ収録器12から波高データ
を読み込み、この読み込んだ波高データより1つの津波
データファイルを作成する。そして、この津波データ処
理器13は、津波データファイルを記録装置14に出力
し、また、津波データファイルの波高データに対してフ
ィルタリングを行い津波の波高や周期を算出し、スクリ
ーンモニタに波高等の算出値とともに波高データをグラ
フ表示する(図2参照)。記録装置14は、津波データ
ファイルを光磁気ディスク等の記録媒体に記録する。
【0012】この実施の形態にあっては、通常時におい
ては、波高計11が波高を検出して波高データを波高デ
ータ収録器12に連続して出力し、波高データ収録器1
2が入力する波高データを基に所定時間の波高データが
含まれた波高データファイルを順次作成する。そして、
波高データ収録器12は、内蔵のデータ記憶部に複数の
波高データファイルを古い波高データファイルを最新の
波高データファイルに書き換えて記録する。
【0013】一方、地震計20は地震データを波高デー
タ収録器12に出力し、地震が発生すると、波高データ
収録器12が地震発生信号を出力する。このため、津波
データ収録器13は、地震発生信号の入力時から所定の
期間において波高データ収録器12から波高データを読
み込み、読み込んだ波高データから津波データファイル
を作成する。
【0014】そして、津波データ処理器13は作成した
津波データファイルを記録装置14に出力し、記録装置
14が津波データファイルを記録媒体に記録する。ま
た、津波データ処理器13は、津波データファイルに対
してフィルタリングを行って波高や周期等を演算し、図
2に示すように、演算した波高や周期、フィルタリング
を行った周期等とともに津波データをグラフ形式でスク
リーンモニタに表示する。このため、地震と関連付けし
た波高データ、すなわち、津波データファイルを自動的
に作成できる。
【0015】なお、上述した津波データファイルに演算
により求めた波高や周期等を含ませて記録装置14によ
り媒体に記録することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
津波観測装置によれば、地震発生時以降の所定期間にお
ける波高データを1つの津波データファイルとしてまと
めて収録することができるため、地震と関連付けした津
波データを自動的に得ることができ、地震と関連付けし
た津波の解析をリアルタイムに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる津波観測装
置のブロック図である。
【図2】同津波観測装置のスクリーンモニタの表示画面
を示す模式図である。
【図3】従来の津波観測装置のブロック図である。
【符号の説明】
11 波高計 12 波高データ収録器(地震判定器) 13 津波データ処理器(スクリーンモニタ) 14 記録装置 20 地震計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波高を検出して波高データを連続出力す
    る波高計と、 地震動を検出して地震データを出力する地震計と、 前記波高計が出力する連続波高データを分断して規定時
    間の波高データを含む波高データファイルを作成し、時
    間的に連続する複数の波高データファイルを最古の波高
    データファイルを最新の波高データファイルに更新して
    収録するとともに、前記地震計の出力を基に地振動が所
    定値を超えた時に地震発生信号を出力する波高データ収
    録器と、 該波高データ収録装置の地震発生信号の出力で該信号の
    出力時より前記波高データ収録器から波高データを連続
    して読み出し、該読み出した波高データから1つの津波
    データファイルを作成して収録する津波データ処理器
    と、を備えることを特徴とする津波観測装置。
  2. 【請求項2】 前記津波データ処理器と接続されたスク
    リーンモニタを備え、該スクリーンモニタに前記津波デ
    ータを地震発生からの経過時間に対する波高値として画
    像表示する請求項1に記載の津波観測装置。
  3. 【請求項3】 前記津波データ処理器が前記津波データ
    ファイルを基に波高値と波周期を算出する請求項1また
    は請求項2に記載の津波観測装置。
JP9230492A 1997-08-13 1997-08-13 津波観測装置 Pending JPH1164051A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007728A1 (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Port And Airport Research Institute 津波情報提供方法および津波情報提供システム
AT502857B1 (de) * 2005-12-05 2008-07-15 Stadler Michael Dr System und verfahren zur erfassung und verarbeitung von tsunami-auslösenden seismischen ereignissen
JP2013040898A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Nec Corp 津波高さ予測システム、津波高さ予測装置、津波高さ予測方法、及びプログラム

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