JPH1163528A - 上敷式木質床暖房パネル - Google Patents
上敷式木質床暖房パネルInfo
- Publication number
- JPH1163528A JPH1163528A JP9215029A JP21502997A JPH1163528A JP H1163528 A JPH1163528 A JP H1163528A JP 9215029 A JP9215029 A JP 9215029A JP 21502997 A JP21502997 A JP 21502997A JP H1163528 A JPH1163528 A JP H1163528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating panel
- floor heating
- hot water
- water pipe
- wooden
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既築住宅のフローリング等の床上に敷設して
使用でき、優れた施工性を維持しながら、強度を高める
ことができる上敷式木質床暖房パネルを提供する。 【解決手段】 並設された複数の長尺状木質片11、1
1を可撓性の裏面材12によって巻回可能に連結すると
ともに、長尺状木質片11の裏面側に形成された凹溝2
0に温水パイプ21を埋設してなる上敷式木質床暖房パ
ネルである。そして、凹溝20は幅寸法Aよりも深さ寸
法Bを小さく形成し、温水パイプ20は断面形状を横長
偏平状とした構成である。
使用でき、優れた施工性を維持しながら、強度を高める
ことができる上敷式木質床暖房パネルを提供する。 【解決手段】 並設された複数の長尺状木質片11、1
1を可撓性の裏面材12によって巻回可能に連結すると
ともに、長尺状木質片11の裏面側に形成された凹溝2
0に温水パイプ21を埋設してなる上敷式木質床暖房パ
ネルである。そして、凹溝20は幅寸法Aよりも深さ寸
法Bを小さく形成し、温水パイプ20は断面形状を横長
偏平状とした構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既築住宅の床等の
上に敷設され、熱源機などからの温水が供給されて床暖
房を行う上敷式木質床暖房パネルに関する。
上に敷設され、熱源機などからの温水が供給されて床暖
房を行う上敷式木質床暖房パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内を床面から暖房する床暖房装
置として、一戸建て住宅にあっては、大引とフローリン
グ等の床板との間に、或るいは、大引の上に敷いた下地
合板の上などに床暖房パネルを組み込み、一方、マンシ
ョン等の集合住宅にあっては、コンクリートスラブ床面
の上に直接、或るいは、コンクリートスラブ床面の上に
敷いた下地合板の上などに床暖房パネルを組み込み、こ
の床暖房パネルに熱源機より暖房用温水を循環供給して
床面を暖め、室内を暖房する構造のものが知られてい
る。
置として、一戸建て住宅にあっては、大引とフローリン
グ等の床板との間に、或るいは、大引の上に敷いた下地
合板の上などに床暖房パネルを組み込み、一方、マンシ
ョン等の集合住宅にあっては、コンクリートスラブ床面
の上に直接、或るいは、コンクリートスラブ床面の上に
敷いた下地合板の上などに床暖房パネルを組み込み、こ
の床暖房パネルに熱源機より暖房用温水を循環供給して
床面を暖め、室内を暖房する構造のものが知られてい
る。
【0003】また、上記した従来の床暖房パネルは、例
えば、特開平7−158871号公報に開示されている
ように、基体となる木質板状体の上表面に溝を設け、こ
の溝を含む木質板状体の表面側をアルミ箔等の均熱シー
トで覆うとともに、溝内に温水パイプを収容してそれら
の表面をフローリング等の表面材で覆う構造であった。
そのため、施工のための床工事が大がかりとなり、一戸
建て住宅や集合住宅の新築工事の際に施工されるのが一
般的であり、既築住宅の床に新たに設置するには大改造
になって費用も高額となる問題があった。
えば、特開平7−158871号公報に開示されている
ように、基体となる木質板状体の上表面に溝を設け、こ
の溝を含む木質板状体の表面側をアルミ箔等の均熱シー
トで覆うとともに、溝内に温水パイプを収容してそれら
の表面をフローリング等の表面材で覆う構造であった。
そのため、施工のための床工事が大がかりとなり、一戸
建て住宅や集合住宅の新築工事の際に施工されるのが一
般的であり、既築住宅の床に新たに設置するには大改造
になって費用も高額となる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記した従来構
造の問題点を解決するために、図4に示すような、既築
住宅の床上に敷設して床暖房が行える上敷式木質床暖房
パネルが開発されつつある。図4に示す先行技術による
上敷式木質床暖房パネル1は、互いに平行に並べた複数
の長尺状木質片2、2を可撓性の裏面材3によって巻回
可能に連結するとともに、各長尺状木質片の裏面側に形
成された凹溝4、4に循環温水を通す温水パイプ5、5
を埋設してなり、裏面材3は温水パイプ5に接するよう
に長尺状木質片2、2の裏面に貼着されたアルミニウム
箔製の均熱シート3Aと、この均熱シート3Aの外側に
貼着された不織布3Bにて構成されている。
造の問題点を解決するために、図4に示すような、既築
住宅の床上に敷設して床暖房が行える上敷式木質床暖房
パネルが開発されつつある。図4に示す先行技術による
上敷式木質床暖房パネル1は、互いに平行に並べた複数
の長尺状木質片2、2を可撓性の裏面材3によって巻回
可能に連結するとともに、各長尺状木質片の裏面側に形
成された凹溝4、4に循環温水を通す温水パイプ5、5
を埋設してなり、裏面材3は温水パイプ5に接するよう
に長尺状木質片2、2の裏面に貼着されたアルミニウム
箔製の均熱シート3Aと、この均熱シート3Aの外側に
貼着された不織布3Bにて構成されている。
【0005】このように構成した先行技術による上敷式
木質床暖房パネル1は、巻回可能であるため、梱包時や
不使用時には巻き畳むことでコンパクトになり、保管に
便利であるとともに、使用する場合は、既築住宅のフロ
ーリング等の床上に敷設することができるため、施工性
に優れている利点があるが、温水パイプ5の断面形状が
真円であるため、長尺状木質片2の裏面側に形成する凹
溝4の深さが深くなり、長尺状木質片2の板厚Xに対す
る凹溝5直上の残余板厚Yの割合が小さくなって、強度
が低下してしまうという課題が残されていた。
木質床暖房パネル1は、巻回可能であるため、梱包時や
不使用時には巻き畳むことでコンパクトになり、保管に
便利であるとともに、使用する場合は、既築住宅のフロ
ーリング等の床上に敷設することができるため、施工性
に優れている利点があるが、温水パイプ5の断面形状が
真円であるため、長尺状木質片2の裏面側に形成する凹
溝4の深さが深くなり、長尺状木質片2の板厚Xに対す
る凹溝5直上の残余板厚Yの割合が小さくなって、強度
が低下してしまうという課題が残されていた。
【0006】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、既築住宅のフローリング等の床上に敷設して使
用でき、優れた施工性を維持しながら、強度を高めるこ
とができる上敷式木質床暖房パネルを提供することを目
的としている。
であり、既築住宅のフローリング等の床上に敷設して使
用でき、優れた施工性を維持しながら、強度を高めるこ
とができる上敷式木質床暖房パネルを提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
では、並設された複数の長尺状木質片を可撓性の裏面材
によって巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片の
裏面側に形成された凹溝に温水パイプを埋設してなる上
敷式木質床暖房パネルであって、前記凹溝は幅寸法より
も深さ寸法を小さく形成し、前記温水パイプは断面形状
を横長偏平状とした構成である。
では、並設された複数の長尺状木質片を可撓性の裏面材
によって巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片の
裏面側に形成された凹溝に温水パイプを埋設してなる上
敷式木質床暖房パネルであって、前記凹溝は幅寸法より
も深さ寸法を小さく形成し、前記温水パイプは断面形状
を横長偏平状とした構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の上敷式木質床暖房
パネルの一実施形態例について、図1ないし図3に基づ
いて説明する。上敷式木質床暖房パネル(以下、木質床
暖房パネルという)10は、例えば、厚さ12mm、幅
75mm、長さ2400mmの長尺状木質片11、11
・・・ を、図2に示すように、可撓性の裏部材12によっ
て横方向に複数枚(実施形態例では24枚)連結して巻
回可能(図3参照)に構成した連結床材13を備え、前
記長尺状木質片11と同方向の連結床材13の左右両端
部には、外側に向けてテーパ加工した縦縁材14、14
が前記裏部材12によって連結されている。
パネルの一実施形態例について、図1ないし図3に基づ
いて説明する。上敷式木質床暖房パネル(以下、木質床
暖房パネルという)10は、例えば、厚さ12mm、幅
75mm、長さ2400mmの長尺状木質片11、11
・・・ を、図2に示すように、可撓性の裏部材12によっ
て横方向に複数枚(実施形態例では24枚)連結して巻
回可能(図3参照)に構成した連結床材13を備え、前
記長尺状木質片11と同方向の連結床材13の左右両端
部には、外側に向けてテーパ加工した縦縁材14、14
が前記裏部材12によって連結されている。
【0009】また、長尺状木質片11と直交方向の連結
床材13の上下両端部には、外側に向けてテーパ加工し
た横縁材15、15が凹凸嵌合によって着脱可能にさね
継ぎされ、縦縁材14と横縁材15との間の連結床材1
3の四隅には、外側に向けてテーパ加工したコーナ材1
6、16を配設しており、前記横縁材15はコーナ材1
6とともに、木質床暖房パネル10の施工時に、図3に
示す略L字型の固定金具17、17を用いて縦縁材14
にネジ止めされる構成である。
床材13の上下両端部には、外側に向けてテーパ加工し
た横縁材15、15が凹凸嵌合によって着脱可能にさね
継ぎされ、縦縁材14と横縁材15との間の連結床材1
3の四隅には、外側に向けてテーパ加工したコーナ材1
6、16を配設しており、前記横縁材15はコーナ材1
6とともに、木質床暖房パネル10の施工時に、図3に
示す略L字型の固定金具17、17を用いて縦縁材14
にネジ止めされる構成である。
【0010】前記長尺状木質片11は、例えば、3〜5
枚の天然木のムク板を長手方向に接合一体化して構成す
るか、木質合板を用いて構成しており、図2に示すよう
に、長手方向の左右両側面部の一方にオス側凹凸部18
が設けられるとともに、他方にはメス側凹凸部19が設
けられ、これらオス・メス側凹凸部18、19によっ
て、隣接する長尺状木質片11同士は、伸び吸収用の小
間隔を存して互いに凹凸嵌合されている。
枚の天然木のムク板を長手方向に接合一体化して構成す
るか、木質合板を用いて構成しており、図2に示すよう
に、長手方向の左右両側面部の一方にオス側凹凸部18
が設けられるとともに、他方にはメス側凹凸部19が設
けられ、これらオス・メス側凹凸部18、19によっ
て、隣接する長尺状木質片11同士は、伸び吸収用の小
間隔を存して互いに凹凸嵌合されている。
【0011】また、前記長尺状木質片11のそれぞれに
は、図2に示すように、裏面側が開放されたパイプ埋設
用の凹溝20、20が形成され、これら各凹溝20に
は、架橋ポリエチレン製で可撓性の温水パイプ21、2
1が埋設され、この温水パイプ21には、図示しない熱
源機からの温水が供給されて木質床暖房パネル10の略
全体に循環される。
は、図2に示すように、裏面側が開放されたパイプ埋設
用の凹溝20、20が形成され、これら各凹溝20に
は、架橋ポリエチレン製で可撓性の温水パイプ21、2
1が埋設され、この温水パイプ21には、図示しない熱
源機からの温水が供給されて木質床暖房パネル10の略
全体に循環される。
【0012】前記裏面材12は、温水パイプ21に接す
るように長尺状木質片11の裏面に貼着されたアルミニ
ウム箔製の均熱シート12Aと、この均熱シート12A
の外側に貼着された不織布12Bにて構成されている。
るように長尺状木質片11の裏面に貼着されたアルミニ
ウム箔製の均熱シート12Aと、この均熱シート12A
の外側に貼着された不織布12Bにて構成されている。
【0013】前記長尺状木質片11の裏面側に設けられ
た各凹溝20は、幅寸法Aを約12mmに、深さ寸法B
を約7mmに設定して、幅寸法Aよりも深さ寸法Bを小
さく形成しており、この凹溝20に埋設する前記温水パ
イプ21は、縦断面形状を横長偏平状としている。
た各凹溝20は、幅寸法Aを約12mmに、深さ寸法B
を約7mmに設定して、幅寸法Aよりも深さ寸法Bを小
さく形成しており、この凹溝20に埋設する前記温水パ
イプ21は、縦断面形状を横長偏平状としている。
【0014】22は一方の横縁材15に装着した接続部
カバーであり、この接続部カバー22は、温水パイプ2
1と往き・戻り温水配管23、23との接続部分を覆う
ものである。そして、温水パイプ21に接続された温水
配管23の他端は室内の壁等に付設された温水コンセン
ト(図示せず)を介して屋外の熱源機に配管接続され
る。
カバーであり、この接続部カバー22は、温水パイプ2
1と往き・戻り温水配管23、23との接続部分を覆う
ものである。そして、温水パイプ21に接続された温水
配管23の他端は室内の壁等に付設された温水コンセン
ト(図示せず)を介して屋外の熱源機に配管接続され
る。
【0015】図3は、木質床暖房パネル10の梱包時或
るいは収容時における連結床材13の巻回状態を説明す
る説明図であり、前記縦縁材14を含む連結床材13
は、図3に示すように、巻き畳まれて、前記横縁材1
5、コーナ材16及び固定金具17は、連結床材13か
ら分離されて、梱包箱内に収められる。
るいは収容時における連結床材13の巻回状態を説明す
る説明図であり、前記縦縁材14を含む連結床材13
は、図3に示すように、巻き畳まれて、前記横縁材1
5、コーナ材16及び固定金具17は、連結床材13か
ら分離されて、梱包箱内に収められる。
【0016】次に、木質床暖房パネル10の設置の仕方
について説明する。まず、図3に示すような巻回状態の
連結床材13を、裏面材12を下にしてフローリング等
の床上に広げた後、連結床材13に横縁材15、15を
取り付ける。しかる後、横縁材15と縦縁材14との間
の四隅にコーナ材16、16を配置し、横縁材15とコ
ーナ材16を固定金具17、17を用いて縦縁材14に
ネジ止め固定する。そして、温水パイプ21に接続され
た温水配管23先端のプラグ(図示せず)を温水コンセ
ントに接続すれば良い。
について説明する。まず、図3に示すような巻回状態の
連結床材13を、裏面材12を下にしてフローリング等
の床上に広げた後、連結床材13に横縁材15、15を
取り付ける。しかる後、横縁材15と縦縁材14との間
の四隅にコーナ材16、16を配置し、横縁材15とコ
ーナ材16を固定金具17、17を用いて縦縁材14に
ネジ止め固定する。そして、温水パイプ21に接続され
た温水配管23先端のプラグ(図示せず)を温水コンセ
ントに接続すれば良い。
【0017】本実施形態例によれば、木質床暖房パネル
10は、横並びに並設された複数の長尺状木質片11、
11を、温水パイプ21に接するように長尺状木質片1
1の裏面に貼着されたアルミニウム箔製の均熱シート1
2Aと、この均熱シート12Aの外側に貼着された不織
布12Bとにて構成された可撓性の裏部材12によって
巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片11の裏面
側に形成された凹溝20に温水パイプ21を埋設してな
る構成であるから、長尺状木質片11自体が表面材とな
り、室床の基調を損なわずに、既築住宅のフローリング
等の床上に敷設して使用でき、施工性に優れている。
10は、横並びに並設された複数の長尺状木質片11、
11を、温水パイプ21に接するように長尺状木質片1
1の裏面に貼着されたアルミニウム箔製の均熱シート1
2Aと、この均熱シート12Aの外側に貼着された不織
布12Bとにて構成された可撓性の裏部材12によって
巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片11の裏面
側に形成された凹溝20に温水パイプ21を埋設してな
る構成であるから、長尺状木質片11自体が表面材とな
り、室床の基調を損なわずに、既築住宅のフローリング
等の床上に敷設して使用でき、施工性に優れている。
【0018】しかも、前記した各凹溝20は、幅寸法A
を約12mmに、深さ寸法Bを約7mmに設定して、幅
寸法Aよりも深さ寸法Bを小さく形成し、一方、凹溝2
0に埋設する温水パイプ21は、縦断面形状を横長偏平
状とした構成であるから、長尺状木質片11の裏面側の
凹溝20の深さを従来よりも浅くすることが可能とな
り、長尺状木質片11の板厚Xに対する凹溝20直上の
残余板厚Yの割合を大きくでき、長尺状木質片11の強
度アップが図れる上、温水パイプ21と均熱シート12
Aとの接触面積を増加でき、熱伝導効率を高めることも
できる。
を約12mmに、深さ寸法Bを約7mmに設定して、幅
寸法Aよりも深さ寸法Bを小さく形成し、一方、凹溝2
0に埋設する温水パイプ21は、縦断面形状を横長偏平
状とした構成であるから、長尺状木質片11の裏面側の
凹溝20の深さを従来よりも浅くすることが可能とな
り、長尺状木質片11の板厚Xに対する凹溝20直上の
残余板厚Yの割合を大きくでき、長尺状木質片11の強
度アップが図れる上、温水パイプ21と均熱シート12
Aとの接触面積を増加でき、熱伝導効率を高めることも
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明の上敷式木質床暖房パネルにおい
ては、並設された複数の長尺状木質片を可撓性の裏面材
によって巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片の
裏面側に形成された凹溝に温水パイプを埋設してなる上
敷式木質床暖房パネルであって、前記凹溝は幅寸法より
も深さ寸法を小さく形成し、前記温水パイプは断面形状
を横長偏平状としたことを特徴とするものであるから、
コンパクトな収容保管が可能な上、室床の基調を損なう
ことなく、既築住宅の床上に敷設して使用でき、施工性
に優れているのは勿論のこと、長尺状木質片の板厚に対
する凹溝直上の残余板厚の割合を大きくでき、強度アッ
プと伝熱性能の向上が図れる。
ては、並設された複数の長尺状木質片を可撓性の裏面材
によって巻回可能に連結するとともに、長尺状木質片の
裏面側に形成された凹溝に温水パイプを埋設してなる上
敷式木質床暖房パネルであって、前記凹溝は幅寸法より
も深さ寸法を小さく形成し、前記温水パイプは断面形状
を横長偏平状としたことを特徴とするものであるから、
コンパクトな収容保管が可能な上、室床の基調を損なう
ことなく、既築住宅の床上に敷設して使用でき、施工性
に優れているのは勿論のこと、長尺状木質片の板厚に対
する凹溝直上の残余板厚の割合を大きくでき、強度アッ
プと伝熱性能の向上が図れる。
【図1】本発明の一実施形態例を示す上敷式木質床暖房
パネルの平面図である。
パネルの平面図である。
【図2】同じく要部拡大断面図である。
【図3】巻回状態の上敷式木質床暖房パネルの外観図で
ある。
ある。
【図4】先行技術による上敷式木質床暖房パネルの要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10 上敷式木質床暖房パネル 11 長尺状木質片 12 裏面材 20 凹溝 21 温水パイプ A 幅寸法 B 深さ寸法
フロントページの続き (72)発明者 菅原 達 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 村田 秀和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤生 博巳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 並設された複数の長尺状木質片を可撓性
の裏面材によって巻回可能に連結するとともに、長尺状
木質片の裏面側に形成された凹溝に温水パイプを埋設し
てなる上敷式木質床暖房パネルであって、前記凹溝は幅
寸法よりも深さ寸法を小さく形成し、前記温水パイプは
断面形状を横長偏平状としたことを特徴とする上敷式木
質床暖房パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9215029A JPH1163528A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 上敷式木質床暖房パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9215029A JPH1163528A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 上敷式木質床暖房パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163528A true JPH1163528A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16665576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9215029A Pending JPH1163528A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 上敷式木質床暖房パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1163528A (ja) |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9215029A patent/JPH1163528A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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