JPH1163309A - 固定金具 - Google Patents

固定金具

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Publication number
JPH1163309A
JPH1163309A JP22906897A JP22906897A JPH1163309A JP H1163309 A JPH1163309 A JP H1163309A JP 22906897 A JP22906897 A JP 22906897A JP 22906897 A JP22906897 A JP 22906897A JP H1163309 A JPH1163309 A JP H1163309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
locking
locking portion
fixture
structure body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22906897A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Fujii
則彰 藤井
Kazuo Morita
一男 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP22906897A priority Critical patent/JPH1163309A/ja
Publication of JPH1163309A publication Critical patent/JPH1163309A/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造体間に架設される架設物を構造体に固定
する固定金具において、一旦固定した固定金具を容易に
取り外すことが可能となる固定金具を提供する。 【解決手段】 構造体23に交差架設される架設物21
を構造体23に固定するものであって、線状の弾性材を
折曲することにより形成され、架設物21の上面を係止
する第1係止部3と、第1係止部3から連続的に設けら
れて構造体23の下端を弾性的に係止する第2係止部5
とを備えることにより、構造体23と架設物21とを上
下から挟圧固定する固定金具1において、構造体23と
第2係止部5との固定状態を、構造体23の下端を係止
する弾性力に抗して解除するための取り外し部材引掛部
9を第2係止部5の先端に連設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、天井に埋
設されるスプリンクラー用巻き出し可撓管を固定する角
パイプ等の架設物を構造体に固定するといった、構造体
間に架設される架設物を構造体に固定する固定金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スプリンクラー用の巻出し可撓管
を天井懐内等に固定・支持するには、天井材を敷設する
ための野縁や軽量溝形鋼を用いた構造体の上に、スプリ
ンクラー用巻き出し可撓管を支持するための角パイプ等
の架設物を交差架設し、野縁と角パイプとを連結するこ
とにより行っている。
【0003】その際、野縁と角パイプとの交差部位にお
いて挟装される略L字状のばね鋼線材で形成した固定金
具にて、野縁と角パイプとを上下から挟圧固定し、その
後、角パイプにスプリンクラー用の巻出し可撓管をあて
がった交差部位にて支持金具を用いてねじ止めしてい
る。
【0004】この固定金具100は、図4に示すよう
に、略コの字状に折曲された第1係止部102と、略L
字状に曲折された第2係止部104と、第1係止部10
2と第2係止部104とを連設する連設部105と、第
2係止部104の先端にて略山形状に曲折されたR部1
06とを備えるものであり、一本のばね鋼線材を曲折す
ることにより形成されている。
【0005】第1係止部102は、上方に架設される角
パイプ等の架設物108の上面と当接する。第2係止部
104は、架設物108と架設物108の下方に位置す
る構造体110を挟持するように、構造体110の下面
にて架設物108の延設方向にて折曲され、構造体11
0の下面を係止している。また、第2係止部104の先
端に折曲連設されるR部106は、第2係止部104が
構造体110から容易に外れないように、構造体110
の下面よりもわずかに上方の高さを有する山形状をなし
ている。
【0006】この固定金具100の取付方法について図
5に基づき説明する。架設物108と構造体110との
交差部位にあって、架設物108を跨ぐように固定金具
100を仮置きする。(図5(a)参照) 次に、R部106を構造体110の下面側にて滑動させ
るように、構造体110の下面にて上方側に働く応力に
抗して強制的にはめ込む。(図5(b)参照)そして、
第2係止部104にて構造体110を係止し、架設物1
08と構造体110とを圧着させる。その際、R部10
6は、構造体引掛部112に引掛られ、容易に外れない
ようになっている。(図5(c)参照) この固定金具100には、上下方向に伸展しようとする
力が働くことになるが、この伸展力に抗する力が架設物
108と構造体110との交差部位を挟持する力として
働くことになり、簡単に取り付けられるにもかかわら
ず、一旦取り付けると外部からの振動等により簡単に外
れることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の固定金具100では、一旦固定すると簡単に外
すことができないため、固定金具100を設置しなおす
のに非常に手間になるという問題を有している。特に、
スプリンクラー用巻き出し可撓管を固定する架設物は、
スプリンクラーのスプリンクラーヘッドの位置調整が頻
繁に行われるため、固定金具100が容易に取り外せな
いことは、施工性の悪化を招くことになる。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、構造体間に架設
される架設物を構造体に固定する固定金具において、一
旦固定した固定金具を容易に取り外すことが可能となる
固定金具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
構造体に交差架設される架設物を構造体に固定するもの
であって、線状の弾性材を折曲することにより形成さ
れ、架設物の上面を係止する第1係止部と、該第1係止
部から連続的に設けられて構造体の下端を弾性的に係止
する第2係止部とを備えることにより、構造体と架設物
とを上下から挟圧固定する固定金具において、構造体と
前記第2係止部との固定状態を、構造体の下端を係止す
る弾性力に抗して解除するための取り外し部材引掛部を
前記第2係止部の先端に連設したことを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図3に基づき詳細に説明する。図1は固定
金具が架設物を構造体に固定する状態を表す斜視図であ
る。図2はスプリンクラー用巻出し可撓管が取り付けら
れた架設物を構造体に固定金具をもって固定する状態を
表す側面図である。図3は固定金具を取外すときの手順
を表す側面図である。
【0011】1は固定金具であり、略コの字状に折曲さ
れた第1係止部3と、略L字状に曲折された第2係止部
5と、第1係止部3と第2係止部5とを連設する連設部
7と、第2係止部5の先端にてわん曲した取り外し部材
引掛部9とからなる。
【0012】第1係止部3は、上方に位置する角パイプ
等からなる架設物21の上面に当接するように、コの字
形に折曲されている。
【0013】この第1係止部3から延設される連設部7
は、架設物の下方に位置する野縁受け等の構造体23の
側面に配置される。
【0014】この連設部7下端には、架設物21の延設
方向にL字状に折曲された第2係止部5があり、構造体
23の下面を係止するように設けられている。
【0015】第2係止部5の先端には、先端が下方にわ
ん曲した取り外し部材引掛部9が形成されている。その
際、取り外し部材引掛部9が構造体23の下面側面(以
下、構造体引掛部25と記載)と当接するように、取り
外し部材引掛部9と第2係止部5との接続部分は若干上
方に曲折されている。
【0016】これら、第1係止部3、第2係止部5、連
設部7、取り外し部材引掛部9は、弾性力に富むばね鋼
線材等の一本の部材を折曲して一体に形成している。
【0017】次に、この固定金具1の取外し方法につい
て図3に基づき説明する。なお、取付方法については、
図5に示す従来の取付方法と同じであるので説明を省略
する。
【0018】まず、取り外し部材引掛部9の開口部分に
ドライバー等の平板状の板を挿入し、梃子の原理をもっ
て構造体引掛部25に引掛けられている取り外し部材引
掛部9を構造体23の下面に押下げる。なお、図3
(a)では、他の部材を固定する際に用いる取付金具の
一端を取り外し部材引掛部9の開口に挿入することで固
定金具1を取外している。(図3(a)参照) そして、架設物21の上面と当接する第1係止部3を回
転軸として、図では時計と反対周りの方向に回転させる
ように固定金具1を回転させ、固定金具1を取外す。
(図3(b)参照)
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、構造体に交差架設される架設物を構造体に固定
するものであって、線状の弾性材を折曲することにより
形成され、架設物の上面を係止する第1係止部と、第1
係止部から連続的に設けられて構造体の下端を弾性的に
係止する第2係止部とを備えることにより、構造体と架
設物とを上下から挟圧固定する固定金具において、構造
体と第2係止部との固定状態を、構造体の下端を係止す
る弾性力に抗して解除するための取り外し部材引掛部を
第2係止部の先端に連設したので、一旦固定した固定金
具を容易に取外すことができ、例えば、頻繁に位置調整
が必要となるスプリンクラーにおいて、巻出し可撓管を
固定する架設物を構造体に取付け・取外しする等におい
て、作業性に優れた固定金具を提供できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定金具が架設物を構造体に固定する状態を表
す斜視図である。
【図2】スプリンクラー用巻出し可撓管が取り付けられ
た架設物を構造体に固定金具をもって固定する状態を表
す側面図である。
【図3】固定金具を取外すときの手順を表す側面図であ
る。
【図4】従来の固定金具にて架設物を構造体に固定する
状態を表す側面図である。
【図5】従来の固定金具にて架設物を構造体に取付ける
ときの手順を表す側面図である。
【符号の説明】
1 固定金具 3 第1係止部 5 第2係止部 7 連設部 9 取り外し部材引掛部 21 架設物 23 構造体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造体に交差架設される架設物を構造体
    に固定するものであって、線状の弾性材を折曲すること
    により形成され、架設物の上面を係止する第1係止部
    と、該第1係止部から連続的に設けられて構造体の下端
    を弾性的に係止する第2係止部とを備えることにより、
    構造体と架設物とを上下から挟圧固定する固定金具にお
    いて、構造体と前記第2係止部との固定状態を、構造体
    の下端を係止する弾性力に抗して解除するための取り外
    し部材引掛部を前記第2係止部の先端に連設したことを
    特徴とする固定金具。
JP22906897A 1997-08-26 1997-08-26 固定金具 Pending JPH1163309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22906897A JPH1163309A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 固定金具

Applications Claiming Priority (1)

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JP22906897A JPH1163309A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 固定金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1163309A true JPH1163309A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16886243

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22906897A Pending JPH1163309A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 固定金具

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JP (1) JPH1163309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102422304B1 (ko) * 2022-02-11 2022-07-19 (주)하나 기능성 h빔 고정 클램프

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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