JPH1163215A - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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Publication number
JPH1163215A
JPH1163215A JP23055797A JP23055797A JPH1163215A JP H1163215 A JPH1163215 A JP H1163215A JP 23055797 A JP23055797 A JP 23055797A JP 23055797 A JP23055797 A JP 23055797A JP H1163215 A JPH1163215 A JP H1163215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output rod
pressure chamber
cylinder
atmospheric pressure
free piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP23055797A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sato
佐藤  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication of JPH1163215A publication Critical patent/JPH1163215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータに配設される、出力ロッドの
端部の通気用の溝加工を削除し、加工コストの低減を図
る。 【解決手段】 第1のシリンダ3を第1、第2の圧力室
6,7に画成する主ピストン5と、主ピストン5を固定
した中空状の出力ロッド30と、出力ロッド30の一端
から出力ロッド30を押圧するため、第2のシリンダ9
を第3の圧力室12と大気圧室13に画成し、かつ主ピ
ストン5の受圧面積より大きい受圧面積を有する自由ピ
ストン11とからなり、第1、第2および第3の圧力室
6,7,12に圧縮空気を選択的に給排して、出力ロッ
ド30を駆動するアクチュエータ1を備える変速機操作
装置であり、出力ロッド30の一端30aと自由ピスト
ン11との当接面に、当接時、出力ロッド30の中空部
と大気圧室13とを連通する通気用の溝31aが形成さ
れた緩衝部材31を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機操作装置に
関し、特に、該操作装置に備えられるアクチュエータの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両、特に大型車両の変速機操作
装置では、チェンジレバーの操作に対応して、コントロ
ーラにより複数の電磁切換弁を選択的に作動させ、それ
によってシフト操作用アクチュエータまたはセレクト操
作用アクチュエータを作動させて変速機の切換えを行う
ものがある。
【0003】この種の変速機操作装置のアクチュエータ
のうち、その一例として、図4にシフト操作用アクチュ
エータの縦断面図を示す。図4において、シフト用アク
チュエータ1は、そのシリンダハウジング2の内部に第
1のシリンダ室3を形成して、ここに中空状の出力ロッ
ド4を摺動自在に配設して、該出力ロッド4の外周面に
固定された主ピストン5によって、前記シリンダ室3内
を第1の圧力室6と第2の圧力室7とに画成している。
【0004】また、前記出力ロッド4の一端4a側に、
シリンダ壁8を介して、内部に第2のシリンダ室9が形
成されたシリンダハウジング10を配設するとともに、
該シリンダ室9内に、前記出力ロッド4をその一端4a
から該ロッド4を押圧するように(図でb方向)、前記
主ピストン5の受圧面積より大きい受圧面積を有するカ
ップ状の自由ピストン11を配設する。そして、該自由
ピストン11によって、前記シリンダ室9内を第3の圧
力室12と、前記出力ロッド4の大気連通の中空部に連
通する大気圧室13とに画成している。
【0005】そして、前記主ピストン5の両側に画成さ
れた一対の前記第1、第2の圧力室6,7に対し、図示
しないコントローラからの電気信号により作動される電
磁切換弁MVa,MVbを介して、空気タンク14から
の圧縮空気が給排され、この空気圧によって前記主ピス
トン5が前記出力ロッド4とともに、矢印a方向、また
はb方向に摺動する。
【0006】この出力ロッド4の中央付近の外周面に
は、シフトロッド16に固着された回動レバー17の一
端と連結するストライカ18が配設されており、前記出
力ロッド4の摺動に伴って該ストライカ18がともに移
動すると、前記シフトロッド16が、回動レバー17を
介して回動される。なお、出力ロッド4の他端側には、
該出力ロッド4のストローク位置を検出するためのスト
ロークセンサ19が配設されている。
【0007】さらに、前記第2のシリンダ室9内を、前
記自由ピストン11により画成された前記第3の圧力室
12と大気圧室13のうち、該圧力室12に対し、コン
トローラからの電気信号によって作動される電磁切換弁
MVcを介して、前記空気タンク14から圧縮空気が給
気されると、この空気圧によって、前記自由ピストン1
1が前記出力ロッド4の前記一端4aから矢印b方向に
押圧する。図4で、21,22および23は、前記第
1、第3の圧力室6,12および大気圧室13に配設さ
れる緩衝部材、24は、前記自由ピストン11、出力ロ
ッド4の一端4a間で、該自由ピストン11にリテーナ
25により配設される緩衝部材であり、いずれも、前記
主ピストン5および自由ピストン11の駆動による衝撃
を防止するための部材である。
【0008】このように、前記アクチュエータ1の前記
各圧力室6,7,12に対し、コントローラからの電気
信号により前記電磁切換弁MVa,MVb,MVcを選
択的に作動することにより、前記出力ロッド4を選択さ
れた位置に移動させることができる。例えば、第1の圧
力室6のみに圧縮空気を給気すると、出力ロッド4は、
図4で右方向(a方向)に移動する。また、第2の圧力
室7のみに圧縮空気を給気すると、出力ロッド4は、左
方向(b方向)に移動する。さらに、第1、第3の圧力
室6,12に圧縮空気を給気すると、出力ロッド4は左
右方向に移動することなく、中央のニュートラル位置に
移動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記変速機
操作装置1の操作時、選択により、前記アクチュエータ
1が図4でa,b方向、またはニュートラル位置への移
動とともに、第3の圧力室12と大気圧室13間を区画
する前記自由ピストン11は、図4で右または左方向に
移動する。このため、該大気室13内の空気は、出力ロ
ッド4内の中空部を介して、大気と連通して、呼吸作用
をする。特に、出力ロッド4の一端4aと、自由ピスト
ン11の緩衝部材24とが、当接した状態で左または右
方向に移動するときは、前記大気圧室13内の空気は、
図5および図6に示すように、前記出力ロッド4の一端
4aに形成されている複数の通気用の切欠き溝4bを通
じて吸気、排気が行われている。
【0010】しかしながら、前記大気圧室13内の空気
の吸気、排気のため、前記出力ロッド4の該一端4a
に、通気用の切欠き溝4bを、あらかじめ設けておく必
要があり、そのための加工コストが嵩むという問題点が
あった。
【0011】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、前記出力ロッドの端部
の通気用の溝加工を削除し、加工コストの低減を図った
変速機操作装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、第1のシリンダ内に摺動可能に配設
して、該第1のシリンダを第1および第2の圧力室に画
成する主ピストンと、該主ピストンをその外周面に固定
した中空状の出力ロッドと、該出力ロッドの一端から該
ロッドを押圧するため、第2のシリンダ内に摺動可能に
配設して、該第2のシリンダを第3の圧力室と大気圧室
に画成し、かつ前記主ピストンの受圧面積より大きい受
圧面積を有するカップ状の自由ピストンとからなり、前
記第1、第2および第3の圧力室に圧縮空気を選択的に
給排して、前記主ピストンを前記第1のシリンダの両端
位置およびその中間位置のいずれかに位置させるように
して、前記出力ロッドを駆動するアクチュエータを備え
てなる変速機操作装置において、次のとおりである。
【0013】(1) 前記出力ロッドの前記一端と前記
自由ピストンとの当接面に、当接時、該出力ロッドの中
空部と前記大気圧室とを連通する単数または複数の溝が
形成された緩衝部材を配設することを特徴とする。
【0014】(2) 前記(1)において、前記緩衝部
材が合成樹脂材または合成ゴム材から成形され、かつ前
記溝の長手方向の断面が円弧状に形成されることを特徴
とする。
【0015】本発明は以上のように構成されているの
で、前記出力ロッドの中空部と前記大気圧室とを連通す
る通気用の単数または複数の溝を、成形される前記緩衝
部材側に形成して、前記出力ロッドの一端に形成する通
気用の溝加工を削除する。このため、該出力ロッドの加
工コストの低減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0017】図1ないし図3は、本発明の変速機操作装
置の一実施例を示し、図1は、該装置のシフト用アクチ
ュエータの要部縦断面図、図2は、出力ロッドの一端付
近の要部を示す図で、図2(a)は該一端付近の要部断
面図、図2(b)は、図2(a)の側面図、図3は、緩
衝部材を示す図で、図3(a)はその正面図、図3
(b)は、図3(a)の断面図であり、図4と同一部材
には同一符号を付してその説明を省略する。
【0018】図1において、前記アクチュエータ1の前
記第1および第2のシリンダ室2,3に貫通し、図2に
示すように、その一端部30aに通気用の溝が形成され
ていない中空状の出力ロッド30が摺動自在に配設され
ている。同時に、該第2のシリンダ室9内に摺動可能に
配設され、該シリンダ室9内を前記第3の圧力室12と
大気圧室13とに画成するカップ状の前記自由ピストン
11には、合成樹脂材または合成ゴム材から成形される
緩衝部材31が、リテーナ32により、固定されてい
る。
【0019】該緩衝部材31には、図3に示すように、
前記出力ロッド30の一端30aとの当接面に、当接
時、該出力ロッド30の、大気に連通する中空部と前記
大気圧室13とを連通する単数または複数の溝31a
(本実施例では4個)が形成されている。そして、該溝
31aは、その長手方向の断面が円弧状に形成されてい
る。
【0020】この場合、前記出力ロッド30の一端30
aと、自由ピストン11の緩衝部材31とが、当接した
状態で左または右方向に移動しても、前記大気圧室13
内の空気は、図3に示すように、前記緩衝部材31に形
成されている4個の通気用の溝31aを通じて吸気、排
気が行われている。
【0021】このため、前記出力ロッド30は、図2に
示すように、その一端部30aに通気用の溝加工を削除
することができる。また、前記溝31aが形成されてい
る緩衝部材31は、成形品のため、いったん、金型が完
成すれば、後は簡単に、かつ安価に量産化できるので、
全体として、加工コストを低減することができる。
【0022】なお、前記緩衝部材31について、その厚
さの異なるものを、数種類準備しておき、前記アクチュ
エータ1の組立時に、その1つを選択、使用すれば、前
記出力ロッド30のストローク調整を、短時間に、最適
にすることができる。
【0023】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
変速機操作装置によれば、アクチュエータの出力ロッド
の一端と自由ピストンとの当接面に、当接時、該出力ロ
ッドの中空部と大気圧室とを連通する単数または複数の
溝が形成された緩衝部材を配設するので、前記出力ロッ
ドの端部の通気用の溝加工を削除することができ、この
ため、該出力ロッドの加工コストの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変速機操作装置の一実施例を示し、該
装置のシフト用アクチュエータの要部縦断面図である。
【図2】図1の出力ロッドの一端付近のの要部を示す図
で、図2(a)は該一端付近のの要部断面図、図2
(b)は、図2(a)の側面図である。
【図3】図1の緩衝部材を示す図で、図3(a)はその
正面図、図3(b)は、図3(a)の断面図である。
【図4】従来の変速機操作装置のシフト用アクチュエー
タの要部縦断面図である。
【図5】図4の出力ロッドの一端部の要部を示す図で、
図5(a)は該一端部の要部断面図、図5(b)は、図
5(a)の側面図である。
【図6】図4の緩衝部材を示す図で、図6(a)はその
正面図、図6(b)は、図6(a)の断面図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 3,9 シリンダ室 4,30 出力ロッド 4a,30a 一端 5 主ピストン 6 第1の圧力室 7 第2の圧力室 11 自由ピストン 12 第3の圧力室 13 大気圧室 21,22,23,24,31 緩衝部材 31a 溝 MVa,MVb,MVc 電磁切換弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシリンダ内に摺動可能に配設し
    て、該第1のシリンダを第1および第2の圧力室に画成
    する主ピストンと、該主ピストンをその外周面に固定し
    た中空状の出力ロッドと、該出力ロッドの一端から該ロ
    ッドを押圧するため、第2のシリンダ内に摺動可能に配
    設して、該第2のシリンダを第3の圧力室と大気圧室に
    画成し、かつ前記主ピストンの受圧面積より大きい受圧
    面積を有するカップ状の自由ピストンとからなり、前記
    第1、第2および第3の圧力室に圧縮空気を選択的に給
    排して、前記主ピストンを前記第1のシリンダの両端位
    置およびその中間位置のいずれかに位置させるようにし
    て、前記出力ロッドを駆動するアクチュエータを備えて
    なる変速機操作装置において、 前記出力ロッドの前記一端と前記自由ピストンとの当接
    面に、当接時、該出力ロッドの中空部と前記大気圧室と
    を連通する単数または複数の溝が形成された緩衝部材を
    配設することを特徴とする変速機操作装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝部材が合成樹脂材または合成ゴ
    ム材から成形され、かつ前記溝の長手方向の断面が円弧
    状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の変速
    機操作装置。
JP23055797A 1997-08-27 1997-08-27 変速機操作装置 Pending JPH1163215A (ja)

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JP23055797A JPH1163215A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 変速機操作装置

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JP23055797A JPH1163215A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 変速機操作装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127663A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Keihin Seimitsu Kogyo Kk 変速操作機構
CN112161663A (zh) * 2020-09-29 2021-01-01 北京车和家信息技术有限公司 车辆剩余油量确定方法、装置、设备和车辆

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JP2009127663A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Keihin Seimitsu Kogyo Kk 変速操作機構
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