JPH1163110A - 制御型除振台の支持装置 - Google Patents

制御型除振台の支持装置

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JPH1163110A
JPH1163110A JP23085197A JP23085197A JPH1163110A JP H1163110 A JPH1163110 A JP H1163110A JP 23085197 A JP23085197 A JP 23085197A JP 23085197 A JP23085197 A JP 23085197A JP H1163110 A JPH1163110 A JP H1163110A
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JP
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laminated rubber
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rubber body
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JP23085197A
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English (en)
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Toshifumi Sakata
利文 坂田
Takeshi Oku
岳史 奥
Shuichi Okamoto
修一 岡本
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大質量の鉛直荷重を安定支持すると同時に、
圧縮ばね剛性の低下により除振領域を低周波数域側に拡
大させて鉛直方向および水平方向の除振性能を著しく向
上できるようにする。 【解決手段】 機器を搭載する除振台1と該除振台1を
接地支持する接地支持台2との間に、ゴム板3aと金属
板3bとの複数枚を交互に積層配置してなる鉛直型縦積
層ゴム体3と、ゴム板4aと金属板4bとの複数枚を交
互に積層してなる剪断型横積層ゴム体4との直列結合体
8を介在させるとともに、接地支持台2と接地面との間
に、外部より駆動制御可能なアクチュエータ7をその駆
動方向が鉛直方向に沿うように配置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御型除振台の支持
装置に関し、詳しくは、例えば半導体製造工場やレーザ
ー応用製品製造工場などに設置される各種機器を搭載す
る除振台に地震や自動車の走行などに起因する振動が伝
播されて該除振台が鉛直方向および水平方向に振動する
ことを除去するために、除振台を接地支持する接地支持
台と接地面との間に外部より振動を打ち消すように駆動
制御可能なアクチュエータを設けてなる制御型除振台の
支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の制御型除振台の支持装置とし
て、従来、特開平5−149379号公報に開示されて
いるように、機器を搭載する除振台を接地支持する接地
支持台と接地面との間に積層圧電形アクチュエータをそ
の駆動方向が鉛直方向に沿うように配置するとともに、
このアクチュエータと上記除振台との間に、金属板など
の剛性板材と薄肉ゴム板との複数枚を交互に積層配置し
てなる鉛直型積層ゴム体を介在させてなるものが知られ
ている。
【0003】上記した構成の従来の制御型除振台の支持
装置は、組み付け時にアクチュエータの駆動方向に対し
直交する方向において接地支持台と除振台との間に位置
ずれがあった場合、その位置ずれを上記積層ゴム体の薄
肉ゴム板それぞれの微小量づつの弾性変形によって吸収
させる位置ずれ吸収機能と、アクチュエータの駆動方向
に直交する方向にかかる力を吸収させてアクチュエータ
に剪断力が作用することを回避させる剪断力吸収機能と
を発揮するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように鉛直型積
層ゴム体とアクチュエータが直列配置された従来の制御
型除振台の支持装置においては、組み付け時における接
地支持台と除振台との間の位置ずれ吸収機能およびアク
チュエータに対する剪断力吸収機能が、鉛直型積層ゴム
体における薄肉ゴム板のアクチュエータの駆動方向に直
交する方向への弾性変形により発揮されるように構成さ
れたものであるために、それら吸収機能発揮のために鉛
直型積層ゴム体の薄肉ゴム板が弾性変形した状態では該
鉛直型積層ゴム体のアクチュエータ駆動方向(鉛直方
向)の剛性、つまり圧縮ばね剛性が損なわれてしまう。
その上、大質量の鉛直荷重を安定よく支持させるために
は鉛直型積層ゴム体の圧縮ばね剛性を大きくとらざるを
得ず、その結果、アクチュエータを用いて伝達率の増加
している周波数帯域を制御するにしても、支持装置全体
の固有振動数を低く設定することが技術的に非常に難し
いことから、鉛直方向および水平方向のいずれも低周波
領域の振動に対して良好な除振性能を発揮させることが
できず、特に、大質量の鉛直荷重が作用する条件下で使
用される支持装置としては、未だ改善の余地があった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、大質量の鉛直荷重を安定よく支持できると同
時に圧縮ばね剛性の低下により除振領域を低周波数域側
に拡大させて鉛直方向および水平方向の除振性能を著し
く向上することができる制御型除振台の支持装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る制御型除振台の支持装
置は、機器を搭載する除振台と該除振台を接地支持する
接地支持台との間に、ゴム板と金属板との複数枚を交互
に積層配置してなる鉛直型縦積層ゴム体と、ゴム板と金
属板との複数枚を交互に積層してなる剪断型横積層ゴム
体との直列結合体を介在させているとともに、上記接地
支持台と接地面との間には、外部より駆動制御可能なア
クチュエータをその駆動方向が鉛直方向に沿うように配
置していることを特徴とするものである。
【0007】上記のような構成の請求項1に記載の発明
によれば、主として鉛直荷重を支える鉛直型縦積層ゴム
体と主として剪断荷重を支える剪断型横積層ゴム体との
直列結合体を用いることで、縦積層ゴム体の圧縮ばね剛
性を大質量の鉛直荷重を安定支持するに足りる値に設定
しながら、その圧縮ばね剛性が横積層ゴム体の剪断ばね
剛性により減少されるとともに、横積層ゴム体に加わる
剪断荷重も縦積層ゴム体により逃がされて減少されるこ
とになり、支持装置全体としての圧縮ばね剛性および剪
断ばね剛性を、縦積層ゴム体を単独使用する場合に比べ
て非常に小さくして系全体の固有振動数を低く設定する
ことが可能となる。これによって、除振領域を低周波数
域側に拡大させて、伝達率が増加している低周波数帯域
をアクチュエータの駆動により制御することで、大質量
の鉛直荷重が作用する条件下での使用においても鉛直方
向および水平方向の除振性能の著しい向上が図れる。
【0008】上記請求項1に記載の発明に係る制御型除
振台の支持装置において、上記直列結合体における横積
層ゴム体を、請求項2に記載のように、該横積層ゴム体
を構成するゴム板と金属板との積層面が鉛直方向および
水平方向に対して共に傾斜する面に沿う傾斜姿勢に配置
する構成としてもよく、この場合は、搭載機器の質量に
対応して上記横積層ゴム体の積層面の傾斜角度を変更す
ることにより、鉛直方向の剛性、つまり圧縮ばね剛性を
任意に設定することが可能となる。また、接地支持台と
の間に横積層ゴム体を配置する中間支持台と横積層ゴム
体との接着が不完全であったり、不良であったとして
も、中間支持台の抜け落ちがなく、それだけ支持装置全
体の組付けが容易になる。
【0009】また、上記請求項1または2に記載の発明
に係る制御型除振台の支持装置において、請求項3に記
載したように、上記直列結合体における横積層ゴム体側
に、該横積層ゴム体とは別個の単体ゴムを並列配置して
介在させる構成を採用することによって、単体ゴムの歪
を非常に少なくして支持装置全体の鉛直荷重に対する支
持性能を高めると同時に、除振性能の一層の向上を図る
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1ないし図3は本発明に係る
制御型除振台の支持装置の第1の実施形態を示す基本的
な構成図で、図1は負荷荷重が付加されていないときの
状態、図2は鉛直荷重、剪断荷重が付加されたときの状
態を示し、図3は概略平面図である。同支持装置Aは、
機器を搭載する除振台1と該除振台1を接地支持する上
向き開放コ字形の接地支持台2との間に門形の中間支持
台5が配置されており、この中間支持台5の水平部5a
と上記除振台1との間に、その積層面を水平姿勢にした
鉛直型縦積層ゴム体3と、該鉛直型縦積層ゴム体3の左
右両側で上記中間支持台5の左右鉛直部5b,5bとこ
れらに対向する上記接地支持台2の左右鉛直部2b,2
bとの間にそれらの積層面を鉛直姿勢にした剪断型横積
層ゴム体4,4とからなる直列結合体8が介在されてい
るとともに、上記接地支持台2と接地面との間に、外部
より駆動制御可能なアクチュエータ7をその駆動方向が
鉛直方向に沿うように配置されている。
【0011】上記直列結合体8における鉛直型縦積層ゴ
ム体3は、ゴム板3aと金属板3bとの複数枚を交互に
積層配置してなり、上記除振台1に付加される鉛直荷重
W1を主として支えるものであり、かつ、上記剪断型横
積層ゴム体4,4はそれぞれ、ゴム板4aと金属板4b
との複数枚を交互に積層してなり、上記除振台1に付加
される剪断荷重W2を主として支えるものである。ま
た、上記アクチュエータ7としては、積層圧電アクチュ
エータや超磁歪アクチュエータなど外部より矢印a方向
に駆動制御可能なものが用いられる。
【0012】上記のような構成の制御型除振台の支持装
置Aは、例えば図4に示すように、隣接する支持装置A
における剪断型横積層ゴム体4,4が水平二次元方向で
互いに直交する姿勢に配置して鉛直方向の支持マウント
として使用される。この使用態様において、除振台1上
に機器を搭載したことにより付加される鉛直荷重W1は
主として直列結合体8における鉛直型縦積層ゴム体3で
支えられるが、その一部は剪断型横積層ゴム体4,4で
支えられることになる。すなわち、鉛直型縦積層ゴム体
3の圧縮ばね剛性が剪断型横積層ゴム4,4の剪断ばね
剛性により減少され、また、剪断型横積層ゴム体4,4
に付加される剪断荷重W2の一部は鉛直型縦積層ゴム体
3により逃がされることになるために、支持装置A全体
としての圧縮ばね剛性および剪断ばね剛性が減少される
ことになり、鉛直型縦積層ゴム体を単独使用する場合に
比べて支持装置A全体としての固有振動数を非常に低く
設定することが可能となる。
【0013】これによって、支持装置A全体において
は、大質量の鉛直荷重W2を安定支持することが可能で
あると同時に、図5に示すように、鉛直型縦積層ゴム体
を単独使用する場合の除振領域を低周波数域側の除振
領域へ拡大移行させて、伝達率が増加している低周波
数帯域をアクチュエータ7の駆動により制御すること
で、大質量の鉛直荷重が作用する条件下での使用時にお
ける鉛直方向および水平方向の除振性能を著しく向上さ
せることが可能である。
【0014】因みに、上記第1の実施形態で述べたよう
に、鉛直型縦積層ゴム体3を1個、剪断型横積層ゴム体
4を2個使用した支持装置Aについての圧縮ばね剛性K
pおよび剪断ばね剛性Ksを検討してみると、次のよう
になる。圧縮ばね剛性Kp:剪断ばね剛性Ks=10:
1の関係にあることから、支持装置A全体の圧縮ばね剛
性Kppは、 Kp=10Ks Kpp=Kp・2Ks/2Ks+Kp =10Ks・2Ks/2Ks+10Ks =20Ks2 /12Ks =20/12・Ks =1.667Ks となり、該支持装置Aの圧縮ばね剛性は、縦積層ゴム体
のみの場合に比較して、約1/6になることが理解され
るであろう。
【0015】また、支持装置Aの剪断ばね剛性Kssは
2通りの剛性になり、 Kss1=2Ks・Ks/Ks+2Ks =2Ks2 /3Ks =2/3・Ks =0.667Ks Kss2=2Kp・Ks/Ks+2Kp =20Ks・Ks/Ks+20Ks =20Ks2 /21Ks =20/21・Ks =0.952Ks となり、剪断ばね剛性も少し減少することが理解される
であろう。
【0016】図6は本発明に係る制御型除振台の支持装
置の第2の実施形態を示す基本的構成図であり、この第
2の実施形態では、接地支持台2を逆T字形状に形成
し、この接地支持台2の左右鉛直部2b,2bとこれに
平行に対向する中間支持台5の左右鉛直部5b,5bと
の間にそれぞれ剪断型横積層ゴム体4,4を上下傾斜姿
勢に介在させたものである。また、この第2の実施形態
の変形例として、図7に示すように、中間支持台5を逆
台形状に形成するとともに、接地支持台2側の左右両側
に上記逆台形状の中間支持台5の左右傾斜面5c,5c
と平行な傾斜面2c,2cを有する略三角形状の部材2
A,2Aを固定し、これら略三角形状部材2A,2Aの
傾斜面2c,2cと上記逆台形状の中間支持台5の左右
傾斜面5c,5cとの間にそれぞれ剪断型横積層ゴム体
4,4をそれらの積層面が鉛直方向および水平方向に対
して共に傾斜するような傾斜姿勢に配置したり、あるい
は、図8に示すように、接地支持台2側の中央部に台形
状の部材2Bを固定するとともに、中間支持台5側の左
右両側に上記台形状部材2Bの左右傾斜面2d,2dと
平行な傾斜面5d,5dを有する略三角形状の部材5
A,5Aを固定し、これら略三角形状部材5A,5Aの
傾斜面5d,5dと上記接地支持台2側の台形状部材2
Bの左右傾斜面2d,2dとの間にそれぞれ剪断型横積
層ゴム体4,4をそれらの積層面が鉛直方向および水平
方向に対して共に傾斜するような傾斜姿勢に配置したり
する構成を採用してもよい。なお、この第2の実施形態
およびその変形例において、その他の構成は図1及び図
2に示す第1の実施形態と同一であるため、該当部分に
同一の符号を付して、それらの詳しい説明は省略してい
る。
【0017】図6で示す第2の実施形態および図7や図
8で示す変形例による制御型除振台の支持装置の場合
も、上記第1の実施形態の場合と同様に、鉛直型縦積層
ゴム体3の圧縮ばね剛性を剪断型横積層ゴム4,4の剪
断ばね剛性により減少させて支持装置A全体としての圧
縮ばね剛性を非常に小さくするとともに、剪断型横積層
ゴム体4,4に付加される剪断荷重W2を鉛直型縦積層
ゴム体3により逃がして支持装置A全体としての剪断ば
ね剛性も減少し、支持装置A全体として、大質量の鉛直
荷重W2の安定支持と同時に固有振動数を低く設定して
鉛直方向および水平方向において優れた除振性能を発揮
させることが可能である他に、搭載機器の質量に対応し
て上記剪断型横積層ゴム体4,4の積層面の傾斜角度θ
を変更することにより、鉛直方向の剛性、つまり圧縮ば
ね剛性を任意に設定することが可能となる。特に、図7
の変形例においては、接地支持台2との間に横積層ゴム
体4,4を配置する中間支持台5と横積層ゴム体4,4
との接着が不完全であったり、不良であったとしても、
中間支持台5が抜け落ちることがなく、それだけ支持装
置全体を容易に組付けることができる。
【0018】図9は本発明に係る制御型除振台の支持装
置の第3の実施形態を示す基本的構成図であり、この第
3の実施形態では、図6に示す第2の実施形態と同一構
成のものにおいて、中間支持台5と接地支持台2との間
に、上記鉛直型縦積層ゴム体3および剪断型横積層ゴム
体4,4とは別個に単体ゴム6を介在させたものであ
り、この第3の実施形態によれば、単体ゴム6を用いな
がらそれの歪を非常に少なくして支持装置A全体の鉛直
荷重に対する支持性能を高めると同時に、除振性能の一
層の向上を図ることができる。
【0019】なお、上記各実施形態では、剪断型横積層
ゴム体4を鉛直型縦積層ゴム体3の左右両側に二個配置
したもので説明したが、図10に示すように、鉛直型縦
積層ゴム体3の周りに等間隔で三個の剪断型横積層ゴム
体4を配置したものでも、図11に示すように、鉛直型
縦積層ゴム体3の周囲に四個の剪断型横積層ゴム体4を
配置したものであってもよい。
【0020】また、上記各実施形態では、直列結合体8
として、鉛直型縦積層ゴム体3を上部に、その下部に剪
断型横積層ゴム体4を直列に配置した構成のものについ
て説明し図示したが、それらの上下関係を逆にした直列
結合体であってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜請求項3に記
載の発明によれば、主として鉛直荷重を支える鉛直型縦
積層ゴム体と主として剪断荷重を支える剪断型横積層ゴ
ムとの直列結合体をアクチュエータと組み合わせ使用す
ることによって、鉛直型縦積層ゴム体の圧縮ばね剛性を
大質量の鉛直荷重を安定支持するに足りる値に設定しな
がらも、支持装置全体としての圧縮ばね剛性および剪断
ばね剛性を非常に小さくして系全体の固有振動数を低く
設定することができる。したがって、鉛直型縦積層ゴム
体を単独使用してなる制御型除振台の支持装置に比べ
て、大質量の鉛直荷重を安定支持することが可能である
と同時に、除振領域を低周波数域側に拡大させて伝達率
が増加している低周波数帯域をアクチュエータの駆動に
より制御することで、大質量の鉛直荷重が作用する条件
下での使用においても鉛直方向および水平方向の除振性
能を著しく向上することができるという効果を奏する。
【0022】特に、請求項2に記載の発明によれば、上
記の効果に加えて、搭載機器の質量に対応して鉛直方向
の剛性、つまり圧縮ばね剛性を任意に設定することが可
能で適用性を拡大できるとともに、中間支持台と横積層
ゴム体との接着が不完全であったり、不良であったとし
ても、中間支持台の抜け落ちがなく、それだけ支持装置
全体の組付けを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御型除振台の支持装置の第1の
実施形態を示す基本的構成図で、負荷荷重が付加されて
いないときの状態図である。
【図2】同上支持装置に負荷荷重が付加されたときの状
態図である。
【図3】同上支持装置の概略平面図である。
【図4】同上支持装置の使用配置図である。
【図5】第1の実施形態による支持装置の効果を説明す
る除振性能図である。
【図6】本発明に係る制御型除振台の支持装置の第2の
実施形態を示す基本的構成図である。
【図7】第2の実施形態の変形例の一つを示す基本的構
成図である。
【図8】第2の実施形態の変形例の他の一つを示す基本
的構成図である。
【図9】本発明に係る制御除振台の支持装置の第3の実
施形態を示す基本的構成図である。
【図10】剪断型横積層ゴム体を三個配置した支持装置
の概略平面図である。
【図11】剪断型横積層ゴム体を四個配置した支持装置
の概略平面図である。
【符号の説明】
1 除振台 2 接地支持台 3 鉛直型縦積層ゴム体 4 剪断型横積層ゴム体 3a,4a ゴム板 3b,4b 金属板 5 中間支持台 6 単体ゴム 7 アクチュエータ 8 直列結合体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を搭載する除振台と該除振台を接地
    支持する接地支持台との間に、ゴム板と金属板との複数
    枚を交互に積層配置してなる鉛直型縦積層ゴム体と、ゴ
    ム板と金属板との複数枚を交互に積層してなる剪断型横
    積層ゴム体との直列結合体を介在させているとともに、 上記接地支持台と接地面との間には、外部より駆動制御
    可能なアクチュエータをその駆動方向が鉛直方向に沿う
    ように配置していることを特徴とする制御型除振台の支
    持装置。
  2. 【請求項2】 上記直列結合体における横積層ゴム体
    は、それを構成するゴム板と金属板との積層面が鉛直方
    向および水平方向に対して共に傾斜する面に沿う傾斜姿
    勢に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    制御型除振台の支持装置。
  3. 【請求項3】 上記直列結合体における横積層ゴム体側
    には、該横積層ゴム体とは別個の単体ゴムを並列配置し
    て介在されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の制御型除振台の支持装置。
JP23085197A 1997-08-27 1997-08-27 制御型除振台の支持装置 Withdrawn JPH1163110A (ja)

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