JPH1163060A - 直動式リミッタ - Google Patents

直動式リミッタ

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Publication number
JPH1163060A
JPH1163060A JP22320597A JP22320597A JPH1163060A JP H1163060 A JPH1163060 A JP H1163060A JP 22320597 A JP22320597 A JP 22320597A JP 22320597 A JP22320597 A JP 22320597A JP H1163060 A JPH1163060 A JP H1163060A
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JP
Japan
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limiter
leaf spring
guide cylinder
stopper
roller
Prior art date
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Application number
JP22320597A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Mizutani
敏幸 水谷
Yuji Okamoto
裕二 岡本
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過負荷後も一定の動力を伝達でき、構成も簡
単で、かつガイド筒内に全体がコンパクトに納まる直動
式リミッタを提供する。 【解決手段】 ガイド筒1内に相対的に直線移動可能に
リミッタ本体2を設ける。このリミッタ本体2に、ガイ
ド筒1の内面との間にくさび形空所15を形成する斜面
部を持った板ばね3を取付け、くさび形空所15に接触
子4を組み込む。この接触子4が板ばね3を弾性変形さ
せてくさび形空所15に食い込む軸方向位置を規制する
ストッパ13bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の機器に組
み込まれて直線運動方向に対する過負荷保護等を図る直
動式リミッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の直動式リミッタとして、
図23に示すように軸80の外周にボール81の嵌まる
溝82を設け、ケース83内に配置したくさび状断面の
プレート84により、ボール81をばね85の付勢力で
押し付けるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で
は、過負荷が作用すると、同図(B)のようにボール8
1が軸80の溝82から外れ、動力の伝達を遮断してし
まうため、全く動力が伝わらない。したがって、常にあ
る一定以下の動力を伝達する必要がある場合には使用で
きない。このような課題を解決する直動式リミッタとし
て、本発明者等は種々の構成のものを試みたが、いずれ
も構成が複雑になるなどの課題があった。また、直動式
リミッタにおいて、防塵等の都合上、全体をケース内に
納めることが必要なことがあり、そのような場合、図2
3の構成のものでは、その全体の外周にさらに筒状のケ
ースを設けることが必要で、装置全体が大きくなり、ま
た部品点数も増えて構造が複雑となる。
【0004】この発明は、上記の課題を解消するもので
あり、過負荷後も一定の動力を伝達でき、構成も簡単
で、かつガイド筒内に全体がコンパクトに納まる直動式
リミッタを提供することを目的とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解消するた
め、この発明の直動式リミッタは、ガイド筒内に相対的
に進退移動可能にリミッタ本体を設け、このリミッタ本
体に、前記カイド筒の内面との間にくさび形空所を形成
する斜面部を持った板ばねを取付け、前記くさび形空所
に接触子を組み込み、この接触子が前記板ばねを弾性変
形させて前記くさび形空所に食い込む軸方向位置を規制
するストッパを設けた構成としている。この構成による
と、接触子がくさび形空所に食い込む方向にリミッタ本
体を動かした場合、接触子がくさび形空所に食い込んで
ロック状態となり、ガイド筒はリミッタ本体と一体に運
動する。板ばねに対する負荷が増加すると、接触子の食
い込み量が増大する。これにより、それ以上の負荷を支
えきれなくなり、リミッタ本体とガイド筒が相対運動す
るため、リミッタとして作用する。リミッタ本体を逆方
向に動かした場合は、板ばねに作用する負荷や他の条件
によって、直線部材と板ばねおよびリミッタ本体とが一
体に移動する場合と、相対移動する場合とがある。ま
た、この構成によると、ガイド筒がリミッタ本体を覆う
ケースと、直線移動のための案内部材とを兼用するた
め、部品点数が少なく、構成が簡単で、全体がコンパク
トにガイド筒内に納まる。
【0006】上記構成の直動式リミッタにおいて、前記
ガイド筒の両端に蓋を設け、これら両端の蓋を各々貫通
して前記リミッタ本体に連結された一対の線状進退部材
を設けてもよい。この場合、ガイド筒内にゴミなどが進
入しないので、ガイド筒に対するリミッタ本体の摺動が
常に円滑に行われる。前記板ばねは、その両端を前記リ
ミッタ本体で支持するようにしてもよい。このように板
ばねを両端支持とした場合、板ばねの支持が安定し、板
ばねの寸法を大幅に変更することなく、さらに大きな伝
達力を発生させることができる。また、前記リミッタ本
体に、前記板ばねの一端を支持する部分から延びて前記
ストッパを設け、前記板ばねの他端を支持する部分の近
傍と前記接触子との間に、前記接触子を前記ストッパ側
へ付勢するばね部材を設けてもよい。このようにばね部
材を設けて接触子をストッパ側へ付勢することで、安定
した動作が得られる。前記のように両端支持とする代わ
りに、前記板ばねの一端を前記リミッタ本体にボルトで
固定し、この板ばねの他端に、ガイド筒の径方向外側へ
屈曲して前記ストッパとなる屈曲片を設けてもよい。こ
の場合、板ばねをがたつきなく固定することができる。
また、板ばねを固定した後に接触子等を組み込めるため
に、組立も容易になる。さらに、ストッパが板ばねの一
部となっているので、部品点数も低減でき、構成が簡単
になる。また、前記接触子はガイド筒の周方向に複数設
け、これら複数の接触子を保持して周方向間隔を保つリ
ング状の保持器を前記ボルトに係合するように設け、こ
の保持器と前記接触子との間に前記接触子を前記ストッ
パ側へ付勢するばね部材を設けた構成としても良い。こ
の場合、接触子を周方向に移動しないように保持できる
ので、動作が安定し作用が確実なものとなる。前記各構
成において、接触子はローラまたはボールとすることが
好ましい。この場合、相対移動時に接触子が転がること
になり、抵抗が軽減される。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図3と共に説明する。この直動式リミッタは、ガイド
筒1、リミッタ本体2、板ばね3、接触子であるローラ
4、保持器5、ばね部材6、蓋7、および線状進退部材
8により構成される。ガイド筒1は四角筒状のものであ
り、その両端開口はそれぞれ蓋7で閉じられている(図
3参照)。リミッタ本体2は、軸部9と、その軸部9の
一端部に形成されガイド筒1の各平面に摺接可能なガイ
ドヘッド10と、軸部9の外径に嵌め込まれて板ばね3
を支持する概形が円筒状の板ばね支持部材11とからな
る。この板ばね支持部材11の両端には、板ばね3の両
端を支持する各々4本の支持片12,13がガイド筒1
の内側面の各平面部に向けて放射状に突設されている。
一方の支持片13は、断面逆L字状に形成されると共
に、その縦片部13aの基端には内側に向く突起14が
形成されている(図1参照)。
【0008】板ばね3は短冊状のものであり、その一端
が板ばね支持部材11の一方の支持片12に支持される
と共に、他端が板ばね支持部材11の他方の支持片13
の横片部13bと縦片部13aの突起14とで挟持され
る。これにより、四枚の板ばね3は軸方向に向き、支持
片12側に下降傾斜する姿勢で、リミッタ本体2の軸部
9の外周にそれぞれガイド筒1の各平面部と対面するよ
うに配置され、板ばね3とガイド筒1の平面部との間に
それぞれくさび形空所15が形成される。各くさび形空
所15にはローラ4が組み込まれる。
【0009】保持器5はリミッタ本体2の軸部9に装着
されて、板ばね3およびローラ4を保持し、これらの周
方向間隔を保つものであって、環状とした基部16の片
面から軸方向に向けて4本の保持片17をくし状に突設
してなる(図2参照)。これにより板ばね3およびロー
ラ4を周方向に移動しないように保持できるので、リミ
ッタの動作が安定する。ばね部材6はコイルばねからな
り、保持器5の隣合う保持片17,17間、およびリミ
ッタ本体2のガイドヘッド10とローラ4との間に組み
込まれる。このばね部材6により、ローラ4がくさび形
空所15の幅狭側に食い込む軸方向に付勢される。板ば
ね支持部材11の支持片13の横片部13b先端は、ロ
ーラ4がくさび形空所15に食い込む軸方向位置を規制
するストッパとなる。
【0010】線状進退部材8は、リミッタ本体2を軸方
向に進退させる棒状または紐状の部材であって、リミッ
タ本体2の両端にそれぞれ連結され、蓋7の中央の孔1
8を貫通してガイド筒1の外に引き出される。このよう
に、ガイド筒1内が蓋7によって封止されているため、
ガイド筒1内にゴミ等の侵入がなく、リミッタ本体2や
ローラ4とガイド筒1との間の摺動を常に円滑に行うこ
とができる。
【0011】上記構成の動作を説明する。図3の状態
で、線状進退部材8で引っ張られてリミッタ本体2が矢
印Cの方向に移動すると、ローラ4がくさび形空所15
に食い込み、ロック状態となる。そのため、駆動力は、
板ばね3よりローラ4およびガイド筒1に伝達され、ガ
イド筒1と一体に運動する。ガイド筒1に作用する負荷
が増大すると、板ばね3が弾性変形し、ローラ4はさら
に食い込む。負荷がさらに増大すると、ローラ4はスト
ッパである板ばね支持部材11の支持片13の横片部1
3b先端に到達し、ロック作用が喪失する。これによ
り、それ以上の負荷を支えきれなくなり、リミッタ本体
2はガイド筒1に対して相対運動をする。このような相
対運動において、接触子であるローラ4が回転するの
で、相対運動時の抵抗が大幅に軽減される。また、リミ
ッタ本体2を矢印Cと反対方向に移動させた場合、ばね
部材6の押圧力によってローラ4よりガイド筒1に垂直
力が生じ、ガイド筒1とローラ4の間に摩擦力が発生す
る。そのため、リミッタ本体2に作用する負荷がこの摩
擦力よりも小さい場合は、ガイド筒1とリミッタ本体2
は一体で運動するが、負荷が摩擦力よりも大きい場合は
相対運動をする。なお、リミッタ本体2に負荷をかけ、
ガイド筒1を動かしても前記と同様である。このよう
に、この実施形態のリミッタは、矢印Cの方向には逆側
よりも大きな伝達力を伝達する構造となっている。
【0012】この発明の他の実施形態を図4と共に説明
する。この直動式リミッタは、ガイド筒1、リミッタ本
体2A、板ばね3A、ボルト19、接触子であるローラ
4、保持器5A、ばね部材6A、蓋7、および線状進退
部材8により構成される。ガイド筒1が4角筒状である
こと、その両端開口がそれぞれ蓋7で閉じられているこ
とは図1〜図3のリミッタの場合と同様である。リミッ
タ本体2Aは四角柱体からなり、その各平面部がガイド
筒1の各平面部に対面するようにガイド筒1内に配置さ
れ、各平面部に四枚の板ばね3Aがボルト19により固
定されている。
【0013】板ばね3Aは、1か所で屈曲した短冊状の
ものであり、一方の端部にはガイド筒1の平面部との間
でくさび形空所15を形成する斜面部20が形成され、
その先端にローラ4の食い込みを規制する屈曲片21が
ストッパとして形成されている。また、他方の端部に
は、板ばね3Aをリミッタ本体2Aに固定するためのボ
ルト孔22が形成されており、このボルト孔22に挿通
したボルト19をリミッタ本体2Aのねじ孔23に螺合
させることにより、板ばね3Aはリミッタ本体2Aに固
定される。ガイド筒1の各平面部とこれにそれぞれ対面
する各板ばね3Aの斜面部10とでくさび形空所15が
形成され、それらの各くさび形空所15にローラ4が組
み込まれる。
【0014】保持器5Aは概形が環状のものであり、リ
ミッタ本体2Aのボルト19に係合するようにリミッタ
本体2Aの外周に装着される。この保持器5Aにおける
ローラ4側の端面には、各ローラ4を支えるための柱2
4と、ばね部材6Aが組み込まれるポケット25が形成
されている。その柱24によって、各ローラ4が保持さ
れてローラ4の周方向間隔が保たれ、ポケット25に組
み込まれたばね部材6Aによって、ローラ4はくさび形
空所15の幅狭方向に押圧される。また、保持器5Aの
外周には、ガイド筒1の各平面部に摺接する四面のガイ
ド平面部26が形成されており、これにより保持器5A
は、図1〜図3のリミッタにおけるリミッタ本体2のガ
イドヘッド10と同じ機能も担う。
【0015】このリミッタでは、上記のようにボルト1
9で板ばね3Aを固定しているため、板ばね3Aをがた
つきなく固定することができる。また、板ばね3Aを固
定した後にローラ4,保持器5A等を組み込めるので、
組立が容易になる。なお、このリミッタの動作は図1〜
図3のリミッタの場合と同様であり、その説明は省略す
る。
【0016】なお、前記各実施形態では、ガイド筒1の
平面部と板ばね3,3Aの間にローラ4を組み込んで伝
達力を発生させるようにしているため、ガイド筒1の断
面形状は四角形以外の多角形、例えば六角形や八角形と
しても良い。これに伴い、ガイド筒1の各平面部に接す
るようにローラ4は6個あるいは8個設けることにな
る。また、ローラ4の代わりにボールを組み込み、ガイ
ド筒1を円筒状としても良い。さらに、ローラやボール
等の転動体に限らず、非回転の接触子をくさび形空所1
5に組み込んでも良い。
【0017】つぎに、直動式リミッタの各参考提案例を
示す。これらの提案例は、構成の簡易化を図ることにお
いて、この発明とは、解決しようとする課題が共通す
る。図5ないし図10に示す提案例の直動式リミッタ
は、軸31、板ばね32A、接触子であるローラ33、
外輪34A、蓋56、保持器37、押えばね38、シー
ル39、およびボルト57により構成される。前記外輪
34Aおよび蓋56により、リミッタ本体50が構成さ
れる。軸31は鉄系焼結金属または鋼製の四角柱状のも
のであり、端部に抜け止め用のピン(図示せず)が組み
込まれている。
【0018】板ばね32Aは、1か所で屈曲した短冊状
のものであり、一方の端部には軸31との間でくさび形
空所51を形成する斜面部40が形成され、その先端に
ローラ33の食い込みを規制する屈曲片がストッパ58
として形成されている。このように、ストッパ58を板
ばね32Aの一部として形成することにより、部品点数
が低減され、構成が簡単になる。また、板ばね32Aの
他方の端部には、この板ばね32Aを外輪34Aに固定
するためのねじ孔59が形成されている。板ばね32A
の四枚は、各々軸31の各平面に対面するように、軸3
1の外周に並べて配置される。軸31と板ばね32Aの
斜面部40とで形成される各くさび形空所51に、ロー
ラ33が組み込まれる。
【0019】外輪34Aは板ばね32Aを囲む円筒部6
0と、その円筒部60の一方の端部側を閉塞する孔明き
円板状の閉塞壁部61とからなる。円筒部60の内径面
には板ばね32Aを位置決めするための溝状の凹部42
が軸方向に閉塞壁部61のところまで形成されており、
凹部42にはボルト孔62が形成されている。このボル
ト孔62に挿通させたボルト57を、板ばね32Aのね
じ孔59に螺合させることにより、板ばね32Aが外輪
34Aに固定され、これにより板ばね32Aと外輪34
A間の力の伝達が行われる。また、円筒部60の外径面
のボルト孔62の付近には、ボルト座面60aが形成さ
れている。また、外輪34Aの開口側の端部には、蓋5
6が嵌合される嵌合面43が形成されており、嵌合面4
3の内径は、外輪34Aの中間部分の内径よりも大きく
設定されている。閉塞壁部61の外側端面の外周縁には
連結用凸部61aが、外側端面の内周部にはシール39
が嵌合される嵌合凹部61bがそれぞれ形成されてお
り、その嵌合凹部61bの中央の四角形の孔からなる内
径部には軸31が挿通される。連結用凸部61aの外径
は、嵌合面43の内径より若干大きく設定される。シー
ル39は環状のものであり、その内径部に軸31が挿通
される。
【0020】蓋56は孔明き円板状のものであり、四角
形の孔からなる内径部には軸31が挿通され、外周部は
外輪34Aの嵌合面43に圧入される。また、蓋56の
外側端面にはシール39が嵌合される嵌合凹部56aが
形成されている(図8参照)。保持器37は環状のもの
であって、その内径部に軸31が挿通され、軸31と板
ばね32Aの間、および蓋56とローラ33の間に組み
込まれる(図10参照)。この保持器37の柱47でロ
ーラ33が支えられ、保持器37のポケット48に組み
込まれた押えばね38によって、ローラ33がくさび形
空所51の幅狭方向に押圧される。
【0021】上記構成の動作を説明する。図5(A)の
状態で、軸31が矢印Cの方向に移動すると、ローラ3
3がくさび形空所51に食い込み、ロック状態となる。
そのため、駆動力は、板ばね32Aより板ばね固定リン
グ35および外輪34Aからなるリミッタ本体50に伝
達され、リミッタ本体50が軸1と一体に運動する。外
輪34Aに作用する負荷が増大すると、板ばね32Aが
弾性変形し、ローラ33はさらに食い込む。負荷がさら
に増大すると、ローラ33は板ばね40のストッパ58
に到達し、ロック作用が喪失する。これにより、それ以
上の負荷を支えきれなくなり、軸31は外輪34Aに対
して相対運動をする。また、軸31を矢印Cと反対方向
に移動させた場合、押えばね38の押圧力によってロー
ラ33より軸31に垂直力が生じ、軸31とローラ33
の間に摩擦力が発生する。そのため、外輪34に作用す
る負荷がこの摩擦力よりも小さい場合は、軸31と外輪
34Aは一体で運動するが、負荷が摩擦力よりも大きい
場合は相対運動をする。なお、軸31に負荷をかけ、外
輪34Aを動かしても前記と同様である。
【0022】このように、この提案例のリミッタは、矢
印C方向には逆側よりも大きな伝達力を伝達する構造と
なっている。また、このリミッタでは、上記のようにボ
ルト57で板ばね32Aを固定しているため、板ばね3
2Aをがたつきなく固定することができる。また、板ば
ね32Aを固定した後にローラ33,保持器37等を組
み込めるので、組立が容易になる。
【0023】図11および図12は、この実施形態のリ
ミッタを組み合わせ型直動式リミッタとして使用した例
を示す。図11の例では、図1の例のリミッタを、軸3
1を共通として軸方向に複数個同じ向きに並べて連結し
一体化している。その連結は、互いに隣接する片方のリ
ミッタの外輪34Aの連結用凸部61aを、もう片方の
リミッタの外輪34Aの嵌合面43に圧入することによ
り行われる。すなわち、外輪34Aの嵌合面43が形成
された端部は、連結用凸部61aに嵌合可能な環状の連
結用凹部として機能する。図12の例では、図1の例の
リミッタを、軸31を共通として軸方向に2個逆向きに
並べて連結し一体化している。リミッタ相互の連結は、
両リミッタの外輪34Aの嵌合面43に嵌合する連結用
環体65を介して行われる。このように組み合わせるこ
とによって、両方向に伝達力を設定することができる。
【0024】この実施形態のリミッタの場合も、軸31
の断面形状を、四角形以外の多角形、例えば六角形や八
角形として良い。図13の例は、軸31を六角形とした
例であり、これに伴い、軸31の各面に接するようにロ
ーラ33を6個設け、各ローラ33に対して板ばね32
Aを設けている。また、このローラ33の代わりに、図
14の例のようにボール33Aを組み込み、軸31を丸
軸としても良い。さらに、ローラやボール等の転動体に
限らず、非回転の接触個をくさび型空所51に組み込ん
でも良い。
【0025】他の参考提案例を図15ないし図18と共
に説明する。この直動式リミッタは、軸31、板ばね3
2B、接触子であるローラ33、外輪34A、蓋56、
保持器37A、押えばね38A、およびシール39によ
り構成される。前記外輪34Aおよび蓋56により、リ
ミッタ本体50が構成される。軸31が鉄系焼結金属ま
たは鋼製の四角柱状のものであり,端部に抜け止め用の
ピン(図示せず)が組み込まれていることは、図5のリ
ミッタの場合と同等である。
【0026】板ばね32Bは、屈曲部のない短冊状のも
のであり(図15参照)、軸方向に向けて傾斜するよう
に両端を外輪34Aで支持することにより、四枚の板ば
ね32Bが各々軸31の各平面に対面するように軸31
の外周に並べて配置され、軸31の平面と板ばね32B
とでそれぞれくさび形空所51が形成される。これによ
り、板ばね32Bが安定良く支持されるので、板ばね3
2Bの作用が確実になる。各くさび形空所51にローラ
33が組み込まれる構成は図5のリミッタの場合と同様
である。
【0027】外輪34Aは、図13のリミッタの場合と
ほぼ同様に、板ばね32Bを囲む円筒部60と、その円
筒部60の一方の端部側を閉塞する環状の閉塞壁部61
とからなる。円筒部60の内径面には板ばね32Bを位
置決めするための溝状の凹部42が軸方向に閉塞壁部6
1のところまで形成されており、凹部42の閉塞壁部6
1側の端部には板ばね32Bの一端を支持する支持凸部
42aが、凹部42の外輪34Aの開口側の端部には板
ばね32Bの他端を支持する支持傾斜面部42bがそれ
ぞれ形成されている。また、外輪34Aのその他の構造
は図13のリミッタの場合と同様である。すなわち、外
輪34Aの開口側の端部には、蓋56が嵌合される嵌合
面43が形成されており、嵌合面43の内径は、外輪3
4Aの中間部分の内径よりも大きく設定されている。閉
塞壁部61の外側端面の外周縁には連結用凸部61a
が、外側端面の内周部にはシール39が嵌合される嵌合
凹部61bがそれぞれ形成されており、その嵌合凹部6
1bの中央の四角形の孔からなる内径部には軸31が挿
通される(図15参照)。連結用凸部61aの外径が、
嵌合面43の内径より若干大きく設定されること、シー
ル39Aが環状のものであり、その内径部に軸31が挿
通されることも、図13のリミッタの場合と同様であ
る。
【0028】蓋56は図5のリミッタの場合と同様の構
造であり、四角形の孔からなる内径部には軸31が挿通
され、外周部は外輪34Aの嵌合面43Aに圧入され
る。蓋56の外側端面にシール39の嵌合される嵌合凹
部56aが形成され(図8参照)、環状のシール39の
内径部に軸31が挿通される。保持器37Aも図5のリ
ミッタの場合とほぼ同様の環状のもので、その内径部に
軸31が挿通され、軸31と板ばね32Bの間、および
外輪34Aの閉塞壁部61とローラ33の間に組み込ま
れる。この保持器37Aのローラ33側の端面にはロー
ラ33を保持するための柱47が形成されている。ま
た、保持器37Aのローラ33側の端面はローラ33の
食い込みを規制するストッパ面37aとなる(図18参
照)。押えばね38Aはコイルばねからなり、ローラ3
3と蓋56との間に組み込まれる。この押えばね38A
によって、ローラ33はくさび形空所51の幅狭方向に
押し付けられる。
【0029】この提案例のリミッタの動作も、図5のリ
ミッタの場合とほぼ同様であり、動力伝達時の板ばね3
2Bの軸方向の移動は外輪34Aの閉塞壁部61および
56によって規制され、この部分で板ばね32Bと外輪
34A間の動力伝達が行われる。
【0030】図19および図20は、この提案例のリミ
ッタを組み合わせ型直動式リミッタとして使用した例を
示す。図19の例では、図15の例のリミッタを、軸3
1を共通として軸方向に複数個同じ向きに並べて連結し
一体化している。その連結が、互いに隣接する片方のリ
ミッタの外輪34Aの連結用凸部61aを、もう片方の
リミッタの外輪34Bの嵌合面43Aに圧入することに
より行われることは、図12の例の場合と同様である。
図20の例では、図5の例のリミッタを、軸31を共通
として軸方向に2個逆向きに並べて連結し一体化してい
る。この場合の連結構造は、図12の例の場合と同様で
ある。このように組み合わせることによって、両方向に
伝達力を設定することができる。
【0031】この提案例のリミッタの場合も、軸31の
断面形状を、四角形以外の多角形、例えば六角形や八角
形として良い。図21の例は、軸31を六角形とした例
であり、これに伴い、軸31の各面に接するようにロー
ラ33を6個設け、各ローラ33に対して板ばね32B
を設けている。また、このローラ33の代わりに、図2
2の例のようにボール33Aを組み込み、軸31を丸軸
としても良い。さらに、ローラやボール等の転動体に限
らず、非回転の接触個をくさび型空所51に組み込んで
も良い。
【0032】以上の各参考提案例は、次の第1ないし第
11のいずれかの提案例の直動式リミッタに属するもの
としてまとめられる。 (1)第1提案例。すなわち、直線部材である軸に対して
相対的に進退移動可能にリミッタ本体を設け、このリミ
ッタ本体に、前記直線部材との間にくさび形空所を形成
する斜面部を持った板ばねを取付け、前記くさび形空所
に接触子を組み込み、この接触子が前記板ばねを弾性変
形させて前記くさび形空所に食い込む進退方向位置を規
制するストッパを設けた直動式リミッタ。 (2)第2提案例。前記リミッタ本体は、前記軸が相対的
に直線移動可能に貫通するように設けた第1提案例に記
載の直動式リミッタ。 (3)第3提案例。前記板ばねを、前記斜面部の前記軸に
対する離間側端に続く部分で、前記リミッタ本体にボル
トで固定した第2提案例に記載の直動式リミッタ。 (4)前記板ばねに、前記斜面部の前記軸に対する近接側
端に続いて軸側に屈曲した屈曲片を設け、この屈曲片を
前記ストッパとした第2または第3提案例に記載の直動
式リミッタ。 (5)第5提案例。前記板ばねを前記リミッタ本体内に両
端支持状態に設けた第2提案例に記載の直動式リミッ
タ。 (6)第6提案例。前記接触子がローラまたはボールであ
る第2ないし第5のいずれかの提案例に記載の直動式リ
ミッタ。 (7)第7提案例。前記接触子を軸の周囲に複数個設け、
各接触子に対して前記板ばねを設けた第2ないし第6の
いずれかの提案例に記載の直動式リミッタ。 (8)第8提案例。軸の外周に、前記接触子の間隔を保持
する保持器を設け、この保持器と前記接触子との間に、
この接触子を押える押えばねを設けた第7提案例に記載
の直動式リミッタ。 (9)第9提案例。軸の外周に、前記接触子の間隔を保持
するくし状の保持器を設け、この保持器のポケット内の
軸方向端を前記ストッパとし、前記接触子を前記ストッ
パ側へ押しつける押えばねを設けた第7提案例に記載の
直動式リミッタ。 (10)第10提案例。前記リミッタ本体の片方の端面の外
周縁に連結用凹部を設け、この連結用凹部に嵌合可能な
環状の連結用凸部を前記リミッタ本体のもう片方の端面
の外周縁に設けた第1ないし第9のいずれかの提案例に
記載の直動式リミッタ。 (11)第11提案例。第1ないし第10のいずれかの提案
例に記載の直動式リミッタを、軸を共通として複数個並
べて配置し、各直動式リミッタのリミッタ本体を共通の
ハウジングに取付けた組み合わせ型直動式リミッタ。
【0033】
【発明の効果】この発明の直動式リミッタは、一方向に
大きな力を伝達でき、過負荷後も一定の動力を伝達する
ことができる。しかも、構成も簡単で、かつガイド筒内
に全体がコンパクトに収まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態にかかる直動式
リミッタの要部の正面断面図、(B)はそのI−I線断
面図、(C)は図1(A)を矢印C方向に見た矢視図で
ある。
【図2】保持器の斜視図である。
【図3】リミッタの全体の構成を示す正面図断面図であ
る。
【図4】(A)は他の実施形態の要部の正面断面図、
(B)はその矢印B方向に見た矢視図、(C)は図同
(A)のIV−IV線断面図である。
【図5】(A)はこの参考提案例にかかる直動式リミッ
タの破断正面図、(B)はそのV−V線断面図、(C)
は右側面図である。
【図6】(A),(B)は各々板ばねの正面断面図およ
び平面図である。
【図7】(A)〜(C)は各々外輪の正面断面図、左側
面図および右側面図である。
【図8】(A),(B)は各々蓋の正面断面図および右
側面図である。
【図9】(A),(B)は各々保持器の正面断面図およ
び右側面図である。
【図10】(A),(B)は各々ローラの保持器への組
み込み状態を示す左側面図および正面図である。
【図11】組み合わせ型直動式リミッタの断面図であ
る。
【図12】組み合わせ型直動式リミッタの他の例の断面
図である。
【図13】(A)は他の参考提案例の正面断面図、
(B)はそのXIII−XIII線断面図、(C)は同右側面図
である。
【図14】(A)はさらに他の参考提案例の正面断面
図、(B)はそのXIV −XIV 線断面図、(C)は右側面
図である。
【図15】(A)はさらに他の参考提案例の破断正面
図、(B)はその右側面図、(C)はそのXV−XV線断面
図である。
【図16】(A)〜(C)は各々外輪の左側面図、正面
断面図および右側面図である。
【図17】(A),(B)は各々蓋の正面断面図および
右側面図である。
【図18】(A),(B)は各々保持器の正面断面図お
よび右側面図である。
【図19】組み合わせ型直動式リミッタの断面図であ
る。
【図20】組み合わせ型直動式リミッタの他の例の断面
図である。
【図21】(A)はさらに他の参考提案例の正面断面
図、(B)はその左側面図、(C)はそのXXI −XXI 線
断面図である。
【図22】(A)はさらに他の参考提案例の正面断面
図、(B)はその左側面図、(C)はそのXXII−XXII線
断面図である。
【図23】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1…ガイド筒 2,2A…リミッタ本体 3,3A…板ばね 4…ローラ(接触子) 5,5A…保持器 6,6A…ばね部材 7…蓋 8…線状進退部材 13b…横片部(ストッパ) 15…くさび形空所 19…ボルト 20…斜面部 21…屈曲片(ストッパ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド筒内に相対的に進退移動可能にリ
    ミッタ本体を設け、このリミッタ本体に、前記カイド筒
    の内面との間にくさび形空所を形成する斜面部を持った
    板ばねを取付け、前記くさび形空所に接触子を組み込
    み、この接触子が前記板ばねを弾性変形させて前記くさ
    び形空所に食い込む軸方向位置を規制するストッパを設
    けた直動式リミッタ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド筒の両端に蓋を設け、これら
    両端の蓋を各々貫通して前記リミッタ本体に連結された
    一対の線状進退部材を設けた請求項1記載の直動式リミ
    ッタ。
  3. 【請求項3】 前記板ばねの両端を前記リミッタ本体で
    支持した請求項1または請求項2記載の直動式リミッ
    タ。
  4. 【請求項4】 前記リミッタ本体に、前記板ばねの一端
    を支持する部分から延びて前記ストッパを設け、前記板
    ばねの他端を支持する部分の近傍と前記接触子との間
    に、前記接触子を前記ストッパ側へ付勢するばね部材を
    設けた請求項3記載の直動式リミッタ。
  5. 【請求項5】 前記板ばねの一端を前記リミッタ本体に
    ボルトで固定し、この板ばねの他端に、ガイド筒の径方
    向外側へ屈曲して前記ストッパとなる屈曲片を設けた請
    求項1または請求項2記載の直動式リミッタ。
  6. 【請求項6】 前記接触子をガイド筒の周方向に複数設
    け、これら複数の接触子を保持して周方向間隔を保つリ
    ング状の保持器を前記ボルトに係合するように設け、こ
    の保持器と前記接触子との間に前記接触子を前記ストッ
    パ側へ付勢するばね部材を設けた請求項5記載の直動式
    リミッタ。
  7. 【請求項7】 前記接触子がローラまたはボールである
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の直動式リミ
    ッタ。
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