JPH1162438A - ボタン式ロ−マンシェ−ド - Google Patents

ボタン式ロ−マンシェ−ド

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JPH1162438A
JPH1162438A JP23048997A JP23048997A JPH1162438A JP H1162438 A JPH1162438 A JP H1162438A JP 23048997 A JP23048997 A JP 23048997A JP 23048997 A JP23048997 A JP 23048997A JP H1162438 A JPH1162438 A JP H1162438A
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button
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JP23048997A
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Itaru Miyazaki
格 宮崎
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YOKOTA RIYOUHAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シェ−ド布地が汚れた場合、簡単にシェ−ド
布地のみを取り外して洗濯することができ、また気分に
応じて別の柄のシェ−ド布地を取り付けることができる
ボタン式ロ−マンシェ−ドを提供する。 【解決手段】 前面に面ファスナ−を取り付けたヘッド
ボックスと前記面ファスナ−に着脱自在に取り付けられ
るシェ−ド布地とを備えたロ−マンシェ−ドにおいて、
コ−ドを挿通するボタンリングを有する複数のボタン
と、当該複数のボタンを係止する位置にボタンホ−ルを
有すると共に下端部にボトムバ−を挿入する袋部を有す
るシェ−ド布地とを備えることにより、シェ−ド布地を
着脱自在に係合できるボタン式ロ−マンシェ−ド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェ−ド布地が着
脱自在であるボタン式ロ−マンシェ−ドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的にカ−テンは手動または電動によ
り左右に開閉する形式のものが多いが、近年においては
上下方向に開閉する形式の所謂ロ−マンシェ−ドも一般
的になりつつある。ロ−マンシェ−ドは、ロ−マンシェ
−ドを上下に開閉するための複数本のコ−ドをシェ−ド
布地に縫合された多数のリング内を通し、シェ−ドの下
端に取り付けた重りに各コ−ドを取り付けているため、
シェ−ド布地が汚れた場合シェ−ド布地を取り外し洗浄
することは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を解決すべく発明されたものであり、シェ−ド布
地が汚れた場合簡単にシェ−ド布地のみを取り外して洗
濯することができ、また気分に応じて別の柄のシェ−ド
布地を取り付けることができるボタン式ロ−マンシェ−
ドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、本発明な係るボタン式ロ−マンシェ−
ドは次のように構成したことを特徴とする。即ち、前面
に面ファスナ−を取り付けたヘッドボックスと前記面フ
ァスナ−に着脱自在に取り付けられるシェ−ド布地とを
備えたロ−マンシェ−ドにおいて、コ−ドを挿通するボ
タンリングを有する複数のボタンと、当該複数のボタン
を係止する位置にボタンホ−ルを有すると共に下端部に
ボトムバ−を挿入する袋部を有するシェ−ド布地とを備
えることにより、シェ−ド布地を着脱自在に係合できる
ことを特徴とする。また、前記複数のボタンがテ−プに
所定間隔で取り付けられ、当該テ−プの上端部に前記ヘ
ッドボックスの前面に取り付けた面ファスナ−と係合で
きる面ファスナ−を備えることを特徴とし、更に、前記
ボトムバ−を挿入する袋部の一部に切れ目を設け、前記
ボトムバ−に取り付けたリングを突出させ、当該リング
にコ−ドを着脱自在に係合させることを特徴とし、ま
た、前記ボトムバ−を挿入する袋部の表面に前記コ−ド
を着脱自在に係合するリングまたは係止布を備えること
を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るボタン式ロ−
マンシェ−ドの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドの正面
図、図2は本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドの側
面図、図3は本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドを
たくし上げた状態を示す正面図、図4は本発明に係るボ
タン式ロ−マンシェ−ドのシェ−ド布地とボタンリング
を有するボタンと該ボタンのボタンリング内に挿通され
るコ−ドとの係合状態を示すボタン式ロ−マンシェ−ド
の拡大垂直断面図、図5は本発明に係るボタン式ロ−マ
ンシェ−ドのシェ−ド布地とボタンリングを有するボタ
ンと該ボタンを常時所定間隔に保持するテ−プとボタン
リング内に挿通されるコ−ドとの係合状態を示すボタン
式ロ−マンシェ−ドの拡大垂直断面図である。図におい
て1はボタン式ロ−マンシェ−ド、2はヘッドボック
ス、2aは面ファスナ−、3はシェ−ド布地、3aはカ
バ−布地、3bはボタンホ−ル、3cは袋部、4はテ−
プ、5はボタン、5aはボタンリング、5bは孔、6は
ボトムバ−、6aはリングまたは係止布、7はコ−ド、
8はコ−ド係止具、9はコ−ドを示す。
【0006】図1および図2は本発明のボタン式ロ−マ
ンシェ−ドを降ろした状態を示している。図2に示す如
く本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ド1はコ−ドを
誘導するロ−ラ−(図示せず)およびコ−ドを適宜係止
できるコ−ドストップ(図示せず)を内蔵するヘッドボ
ックス2と、ボタンリング5aを有するボタン5を所定
間隔に取り付けたテ−プ4と、このボタン5を嵌めるた
めのボタンホ−ル3bを有し最下段にボトムバ−6を挿
入するための袋部3cを有し且つ最上段にヘッドボック
ス2の前面に取り付けられた面ファスナ−2aと係合す
るための面ファスナ−(図示せず)を有するシェ−ド布
地3とシェ−ドを昇降操作するコ−ド7a、7b、7、
9とから構成される。なお、テ−プ4は図4に示す如
く、コ−ド9にボタン5のボタンリング5aを係合させ
ておくことにより省略することもできる。シェ−ド布地
3はヘッドボックス2の前面に取り付けられた面ファス
ナ−2a等により着脱自在にヘッドボックス2に係合し
ている。ヘッドボックス2より引き出されたコ−ド7
a、7bはシェ−ド布地3のヘッドボックス2近傍に設
けられた孔(図示せず)を通り、シェ−ド布地3の前面
に引き出され、コ−ド操作をし易くするためのコ−ド係
止具8に接続される。コ−ド係止具8の下側からコ−ド
7を延長させ、シェ−ド布地3の袋部3cに設けられた
切れ目より突出しているボトムバ−6のリング6a、ま
たはボトムバ−6にリング6aを固着せず、シェ−ド布
地3の最下段に設けられた袋部3cの表面に取り付けら
れたリング6aまたは係止布6aに着脱自在に係合す
る。一方、このリングまたは係止布6aにはシェ−ド3
を昇降するための別系統のコ−ド9が着脱自在に係合さ
れ、このコ−ド9はシェ−ド布地3のボタンホ−ル3b
に嵌められた各ボタン5のボタンリング5a内を通り、
ヘッドボックス2に戻り、コ−ド7bに連結される。一
方、コ−ド7aはヘッドボックス2内を経由して図1の
左列のボタン5、5・・・ のボタンリング5a内を通りボ
トムバ−6の別のリング6または袋部3cの表面に取付
けられた別のリングまたは係止布6aに着脱自在に係合
される。
【0007】このようにコ−ド7とコ−ド9をリングま
たは係止布6aを介して着脱自在に係合することによ
り、ロ−マンシェ−ドの開閉時におけるコ−ドの長さを
常に一定とすることができる。なお、係合する場合にお
いて、各コ−ドの端部をリング6aに結びつけてもよい
が、より簡単に着脱するため、各コ−ドの端部をフック
等に係着し、そのフック等を夫々リングまたは係止布6
aに係合させることにより、より迅速に着脱することが
できる。カバ−布地3aは、ヘッドボックス2近傍のシ
ェ−ド布地3に開けられた孔(図示せず)よりコ−ド7
a、7bが引き出されるため、美的見地よりシェ−ド布
地3の上端に取り付けられる。
【0008】テ−プ4は、ボタン5、5・・・ を常時所定
間隔に保持するものであり、テ−プ上端には前記ヘッド
ボックス2の前面に取り付けられた面ファスナ−2aと
係合する面ファスナ−(図示せず)が取り付けられてい
る。ボタン5は図4に示す如くテ−プ4を使用せずボタ
ンリング5aを直接コ−ド9に係合させても良いが、図
5に示す如くテ−プ4に設けられた切れ目を通して片面
にボタンリング5aを突出させ、そのボタンリング5a
の孔5bにコ−ド9を挿通させても良い。また、ボタン
5はシェ−ド布地3に設けられたボタンホ−ル3bに嵌
めることにより、シェ−ド布地3と着脱自在に係合す
る。なお、図1においては2列のテ−プ4、4、即ち2
列のボタン5、5を設けたが、ロ−マンシェ−ドの幅が
広い場合には、3〜4列のボタン列を設けることができ
る。なお、図1においてはボタン5の形状をハ−ト型に
したが、本発明のボタン5はハ−ト型に限定されること
なく、丸型或は四角形であっても差し支えない。
【0009】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ド1
を開ける場合には、図2および図3に示す如くコ−ド係
止具8を引き下げれば良く、コ−ド係止具8を引き下げ
ることにより、コ−ド9は引き上げられ、コ−ド9に係
合しているボトムバ−6が引き上げられ、ボトムバ−6
が挿入されているシェ−ド布地3の袋部3cが引き上げ
られる。この袋部3cは、先ずシェ−ド布地3の最下段
に嵌められているボタン5のボタンリング5aに当接
し、ボタン5が嵌められている部分のシェ−ド布地3を
引き上げる。このように次々とボタン5が嵌められてい
る部分のシェ−ド布地3を引き上げることにより、図3
に示す如くボタン式ロ−マンシェ−ド1を開けることが
できる。
【0010】このように構成された本発明のボタン式ロ
−マンシェ−ド1のシェ−ド布地3を洗濯または交換の
ため取り外す場合は、先ずボトムバ−6のリング6aま
たは袋部3c表面に取り付けられているリングまたは係
止布6aに着脱自在に係合しているコ−ド7およびコ−
ド9の係合を解除してボトムバ−6を抜き出し、シェ−
ド布地3に嵌められているボタン5、5・・・ を外し、ヘ
ッドボックス2の前面の面ファスナ−2aとの係合を解
除するだけで良く、カバ−布地3aが縫合されたシェ−
ド布地3を簡単に取り外すことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ド
は上記の如く構成されているため、次のような顕著な効
果を奏する。 1)従来取り外すことが困難であったシェ−ド布地を簡
単に取り外すことができ、洗浄または交換することがで
きる。 2)ボタンリングにコ−ドが挿通した状態で、ボタンを
外すことによりシェ−ド布地を簡単に取り外すことがで
きる。 3)テ−プにボタンを所定間隔で係止させることによ
り、常にボタンホ−ルの位置と合わせることができ、簡
単にシェ−ド布地に嵌めることができる。 4)ボタンは常時コ−ドに係合させておくため、ボタン
を紛失する恐れがない。 5)ロ−マンシェ−ドの前面にボタンが突出するため、
ボタンの形状等を変化させることにより斬新なデザイン
のロ−マンシェ−ドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドの正面
図。
【図2】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドの側面
図。
【図3】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドをたく
し上げた状態を示す正面図。
【図4】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドのシェ
−ド布地とボタンリングを有するボタンと該ボタンのボ
タンリング内に挿通されるコ−ドとの係合状態を示すボ
タン式ロ−マンシェ−ドの拡大垂直断面図。
【図5】本発明に係るボタン式ロ−マンシェ−ドのシェ
−ド布地とボタンリングを有するボタンと該ボタンを常
時一定間隔に保持するテ−プとボタンリング内に挿通さ
れるコ−ドとの係合状態を示すボタン式ロ−マンシェ−
ドの拡大垂直断面図。
【符号の説明】
1 ボタン式ロ−マンシェ−ド 2 ヘッドボックス 2a 面ファスナ− 3 シェ−ド布地 3a カバ−布地 3b ボタンホ−ル 3c 袋部 4 テ−プ 5 ボタン 5a ボタンリング 5b 孔 6 ボトムバ− 6a リングまたは係止布 7 コ−ド 8 コ−ド係止具 9 コ−ド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に面ファスナ−を取り付けたヘッド
    ボックスと前記面ファスナ−に着脱自在に取り付けられ
    るシェ−ド布地とを備えたロ−マンシェ−ドにおいて、
    コ−ドを挿通するボタンリングを有する複数のボタン
    と、当該複数のボタンを係止する位置にボタンホ−ルを
    有すると共に下端部にボトムバ−を挿入する袋部を有す
    るシェ−ド布地とを備えることにより、シェ−ド布地を
    着脱自在に係合できることを特徴とするボタン式ロ−マ
    ンシェ−ド。
  2. 【請求項2】 前記複数のボタンがテ−プに所定間隔で
    取り付けられ、当該テ−プの上端部に前記ヘッドボック
    スの前面に取り付けられた面ファスナ−と係合できる面
    ファスナ−を備えて成る請求項1に記載のボタン式ロ−
    マンシェ−ド。
  3. 【請求項3】 前記ボトムバ−を挿入する袋部の一部に
    切れ目を設け、前記ボトムバ−に設けたリングを突出さ
    せ、当該リングにコ−ドを着脱自在に係合させる請求項
    1に記載のボタン式ロ−マンシェ−ド。
  4. 【請求項4】 前記ボトムバ−を挿入する袋部の表面に
    前記コ−ドを着脱自在に係合するリングまたは係止布を
    備えて成る請求項1に記載のボタン式ロ−マンシェ−
    ド。
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