JP3209771U - 引上げ式カーテンの昇降用コードのリング - Google Patents

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有限会社 ケイティ商事
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Abstract

【課題】カーテン生地をジグザグに折畳んで引上げる為に、引上げ式カーテンの昇降用コードが挿通されるリングを提供する。【解決手段】リング4は概略玉子形として底部10から立ち上げる両側片部11a,11bを設け、内部空間は一方の側片部11bから他方の側片部11aに向かって延びる仕切り片部15によって下部空間8と昇降用コードが収容される上部空間9に仕切られ、上部空間9には外部と連通する隙間13を形成し、下部空間8の底には環状紐が係合する係合溝14を設けると共に入口19には凸片20,20を設け、上記仕切り片部15の先端には隙間18を設けている。【選択図】図4

Description

本考案は引き上げ式カーテンの上下方向に沿って縫着したテープの環状紐に対して着脱可能に係止することが出来、カーテン昇降用コードを順次通すことによって、カーテンがジグザグの折畳み状態で引き上げられるようにする引上げ式カーテンの昇降用コードのリングに関するものである。
引上げ式カーテンは、建物桟に固定するヘッドレールに上端部を固定し、このカーテンの幅方向の複数箇所にテープを上下方向に縫着し、各テープには上下一定の間隔でリングを取付け、そして各テープに取付けたリングにはカーテン昇降用コードをそれぞれ挿通している。上記昇降用コードは下端に接続したコードキャッチを介してカーテンの下部に連結し、昇降用コードを引き下げるとカーテンは下部から上昇し、昇降用コードの係止を解くと、カーテンは自重で降下することが出来るように構成している。
従来、上記引上げ式カーテンにはテープが縫着され、該テープにはリングが取付けられ、昇降用コードを通す円形のリングを用い、これをテープに設けた糸製の環状紐でテープに縫着されている。テープの環状紐にリングが縫着されている場合、テープをカーテンに縫着する際にリングが邪魔になり、テープ縫着作業が行い難いと共に合成樹脂製のリングがミシン針に当ることによって該リングが破損したり、ミシン針は折損する虞がある。
そして、引き上げ式カーテンを洗濯する場合、カーテンと昇降用コードを切り離し、カーテンだけを取り外して昇降用コードをヘッドレールに残し、テープとリングが付いた状態でカーテンを洗濯し、洗濯乾燥後にカーテンをヘッドレールに取付けている。しかし、該リングを着脱式としてテープに設けた環状紐に係止して取付けるようにしたカーテンも知られている。
例えば、特開2007−135903号に係る「カーテン昇降用のリングカン」は、リングカンを着脱可能としており、カーテンの取外しが、コードの端部とコードキャッチの接続を解くことなく行え、カーテンの再取付け時にコードの長さ調整作業が不要になるカーテン昇降用コードのリングカンである。
そこで、カーテン昇降用コードのリングカンが、たくし上げカーテンに縫着したテープの環状紐に対して係止するフック部と、昇降用コードを通すためのコード挿通環で形成され、コード挿通環に昇降用コードの出し入れを可能にするための切れ目を設けている。
特開2007−135903号に係る「カーテン昇降用のリングカン」
ところで、特開2007−135903号に係る「カーテン昇降用のリングカン」は、テープに設けた環状紐に着脱可能としているが、その形状は全体形状が概略円形であり、環状紐に係止して取付けた場合に安定しない。すなわち、フック部に係止した環状紐はリングカンが回転して外れてしまう虞がある。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であって、テープに形成される環状紐に安定して取付けることが出来、しかも昇降用コードを係止し易い形状とした引上げ式カーテンの昇降用コードのリングを提供する。
本考案に係るリングは、カーテンに縫い付けたテープの所々に形成した環状紐に係止することが出来、しかも環状紐から外れ難い構造と成っている。また、本考案ではテープに環状紐を形成することなく、該テープにリングを直接縫付ける場合もある。ところで、引上げ式カーテンとしての形態は限定せず、またカーテンを取付けるヘッドレールの構造、及びカーテンを引上げる為の昇降用コードの形態などは限定しない。
本考案のリング形状はその外形を概略玉子形とし、間に仕切りを有して独立した2つの空間、すなわち底部空間と上部空間を有している。底部空間にはテープに設けた環状紐が嵌り、上部空間には昇降用コードを挿通することが出来る。
ここで、リングの両空間は仕切り片部を介して隔てられ、しかも僅かな隙間を介して繋がり、また上部空間は外部と僅かな隙間を介して繋がっている。そして、僅かな隙間はリンクを変形することで拡大し、環状紐及び昇降用コードを挿入することが出来るようにしている。
ただし、両空間の間に設けた仕切り片部の先端に隙間を設けることなく完全に仕切る場合もある。
本考案に係るリングはカーテンに縫い付けされて上下方向に延びるテープの環状紐に係止して取付けられ、しかも環状紐から取外すことが出来る。
また、テープに直接縫付けられた場合には、リングを取外すことは出来ないが、昇降用コードは上部空間に挿通されてコード先端はウエイトバーに接続されている。したがって、コードを引くことでカーテンは折畳まれて上昇することが出来る。
外部と連通している上部空間の隙間は小さいが、内側に滑らかに窪んだ形状としている為にコードは簡単に上部空間に嵌めることが出来る。すなわち、該コードを窪みに押し込むならば小さい隙間は拡大してコードは通過する。また、下部空間に嵌った環状紐は下部空間の底に形成した係合溝に係合することで該環状紐は下部空間から外れ難く、しかも環状紐が係合溝に係合していることでリングは回転することなく安定する。
引上げ式カーテンの概略図。 テープを縫い付けた箇所の縦断面。 テープの部分拡大図。 本考案に係るリングを示す実施例。 本考案に係るリングを示す他の実施例。 本考案に係るリングを示す別の実施例。
図1は引上げ式カーテンを示す概略図で、同図の1はカーテン生地、2はトップレール、3はテープ、4はリングをそれぞれ表している。該カーテン生地1は縦・横が所定の寸法を有す長方形を成し、該カーテン生地1の所々には複数本のテープ3,3・・・が上下方向に縫い付けられている。そして、カーテン生地1の上縁はトップレール2に取付けられている。
上下方向に延びるテープ3,3・・・には一定間隔で本考案のリング4,4・・・が取付けられており、該リング3,3・・・には昇降用コードが挿通し、昇降用コードの下端はカーテン生地1の下縁に取付けたウエイトバー5に連結している。したがって、上記昇降用コードを引上げるとウエイトバー5が上昇し、テープ3,3・・・に縫い付けたリング4,4・・・が互いに重なり、リンク4,4・・・間のカーテン生地1はジグザグに折畳まれて上昇する。
図2はカーテン生地1にテープ3が縫い付けられている箇所の縦断面の一部拡大図を示している。該テープ3にはリング4が取付けられているが、該リング4は環状紐6に係止している。図3はテープ3に縫製した環状紐6を表しているが、該環状紐6はテープ3に紐7を縫着すると共に、その一部をテープ3の表面から盛上げて縫製している。そこで、本考案のリング4は盛上がったこの環状紐6に係止して取付けられる。
図4は本考案に係るリング4を示す実施例である。該リング4はその外形形状を玉子形とし、該リング4は下部空間8と上部空間9を有している。ところで、リング4は底部10から滑らかに湾曲した両側片部11a,11bを立ち上げ、先端部12a,12bは内側に大きく湾曲して入口は窪んだ形状としている。そして、両先端部12a,12bは間に僅かな隙間13を有しているが、リング4は樹脂製である為に、両先端部12a,12bを押し開くならば隙間13は拡大することが出来る。
下部空間8の底には係合溝14が形成され、また片方の側片部11bから仕切り片部15が他の側片部11aに向かって延びている。この仕切り片部15によって、リング4の内部空間が下部空間8と上部空間9とに仕切られている。側片部11aの内側面16には凹部が形成され、仕切り片部15の先端は側片部11aに繋がることなく、凹部底17との間に僅かな隙間18を設けている。
ところで、該リング4は前記図2、図3に示すように、環状紐6に係止して取付けられる。すなわち、該環状紐6を上記隙間13から挿通して上部空間9に嵌め、そして、仕切り片部15の先端に設けている隙間18を通して下部空間8に嵌める。下部空間8に嵌った環状紐6は係合溝14に係合して位置決めされる。すなわち、係合溝14の入口19には小さい凸片20,20が形成されていることで、係合した環状紐6は係合溝14から外れ難くなる。
テープ3には一定間隔で複数の環状紐6,6・・・が形成され、これら環状紐6,6・・・にはリング4,4・・・が取付けられる。取付けられたリンク4,4・・・の上部空間9,9・・・には昇降用コード21が挿通する。この昇降用コード21も隙間13を通して上部空間9に嵌るが、該隙間13が狭くて通過し難い場合には、先端部12a,12bを開いて隙間13を拡大することが出来る。
図5は本考案に係るリング4を示す他の実施例である。このリング4も前記図4に示したリング4と同じく外形形状を玉子形とし、下部空間8と上部空間9を有している。そして、リング4は底部10から滑らかに湾曲した側片部22,23を立ち上げ、一方の側片部22は短く、他方の側片部23は長く延びると共に上片部24が滑らかに湾曲して延びている。
したがって、開口となる隙間25は短い側片部22の先端と上片部24の先端間に設けられ、先端部26a,26bは内側に湾曲している。前記図4に示したリング4の場合と同じく、下部空間8と上部空間9に仕切る為の仕切り片部27を設けているが、該仕切り片部27は側片部22から延びている。そして、仕切り片部27の先端と側片部23との間には僅かな隙間28を設けている。
ところで、このリング4も前記実施例で示したリング4の場合と同じく、環状紐6に係止して取付けられる。すなわち、該環状紐6を上記隙間25から挿通して上部空間9に嵌め、そして、仕切り片部27の先端に設けている隙間28を通して下部空間8に嵌める。下部空間8に嵌った環状紐6は係合溝14に係合して位置決めされる。係合溝14の入口19には小さい凸片20,20が形成されていることで、係合した環状紐6は係合溝14から外れ難くなる。
ところで、前記図4、図5に示したリング4は内部空間を仕切り片部15,27にて下部空間8と上部空間9に仕切っているが、下部空間8と上部空間9は僅かな隙間18,28を介して連通している。すなわち、外部と連通する隙間13,25を通して環状紐6が通過して上部空間9に嵌り、さらに下部空間8へ移動する為に隙間18,25を設けている。
図6は本考案の別形態をしたリング4を示す実施例であり、隙間18を有していない。すなわち、前記図4に示したリング4の別形態であり、下部空間8と上部空間9の間には仕切り片部29が設けられ、しかも下部空間8と上部空間9とは完全に仕切られて連通していない。
したがって、環状紐6は外部に連通する隙間13から上部空間9には嵌るが、下部空間8に移動することは出来ない。その為に、下部空間8の下端部に設けた係合溝14に紐が係合するようにミシンで縫付けることで該リング4はテープ3に取付けられる。
1 カーテン生地
2 トップレール
3 テープ
4 リング
5 ウエイトバー
6 環状紐
7 紐
8 下部空間
9 上部空間
10 底部
11 側片部
12 先端部
13 隙間
14 係合溝
15 仕切り片部
16 内側面
17 凹部底
18 隙間
19 入口
20 凸片
21 昇降用コード
22 側片部
23 側片部
24 上片部
25 隙間
26 先端部
27 仕切り片部
28 隙間
29 仕切り片部







Claims (2)

  1. カーテン生地の複数箇所にテープを上下方向に延ばして縫い付け、該テープに形成した環状紐にリングを取付け、そしてリングには昇降用コードを挿通し、昇降用コードを引くことでカーテンをジグザグに折畳み状態で引き上げることが出来る引上げ式カーテンの上記リングにおいて、該リングは概略玉子形として底部から立ち上げる両側片部を設け、内部空間は一方の側片部から他方の側片部に向かって延びる仕切り片部によって下部空間と昇降用コードが収容される上部空間に仕切られ、上部空間には外部と連通する隙間を形成し、下部空間の底には環状紐が係合する係合溝を設けると共に入口には凸片を設け、上記仕切り片部の先端には隙間を設けたことを特徴とする引上げ式カーテンの昇降用コードのリング。
  2. 上記仕切り片部の先端に隙間を設けることなく他方の側片部に繋ぎ、テープに縫付けた請求項1記載の引上げ式カーテンの昇降用コードのリング。









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