JPH1162328A - 塀 - Google Patents

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JPH1162328A
JPH1162328A JP22497797A JP22497797A JPH1162328A JP H1162328 A JPH1162328 A JP H1162328A JP 22497797 A JP22497797 A JP 22497797A JP 22497797 A JP22497797 A JP 22497797A JP H1162328 A JPH1162328 A JP H1162328A
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long
fence
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Tatsuro Mine
辰郎 峰
Takuya Maekawa
拓也 前川
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平坦地と傾斜地への兼用ができ設置が容易な塀
に関する。 【解決手段】面材が左右両側の縦桟2と複数の長尺状パ
ネル1とからなり、この縦桟がフランジ部21を有し、
この相対する縦桟のフランジ部に長尺状パネルの両端の
中央部が回動自在に枢着され、設置場所の地表の傾斜角
度に応じて、縦桟と長尺状パネルの取付角度が自在に変
化され、設置場所への対応が容易であり、多種類の高さ
のちがう塀に対応するのにも、面材を構成する長尺状パ
ネルの使用枚数を増減させるだけでよく、少種類の部材
で多種類の高さの塀に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平坦地と傾斜地へ
の兼用ができ設置が容易な塀に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板製の波型のパネルの左右両端
に縦枠を取付け、上下に胴縁を取付けて作製された面材
が支柱間に取着されて塀となされたものが知られてい
る。又、傾斜地用の塀のパネルとして実公平2−498
0号公報には、左右両側に隣在同形のパネルとの重合用
フランジを有する縦長直立張設用パネルに於いて、一方
の対角線上の上下端となる部分を幅中心部付近から側縁
に至る所定角度の欠落傾斜縁に形成し、且つ、その上下
端の中央部に水平な長孔が形成されたパネルが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き、鋼板製の波型のパネルの左右両端に縦枠を取付け、
上下に胴縁を取付けて作製された面材が支柱間に取着さ
れて塀となされたものに於いては、傾斜地に塀を設置す
るには傾斜地用の面材を用意せねばならないという問題
があった。又、実公平2−4980号公報に提案されて
いるパネルを用いた塀に於いては、平坦地と傾斜地とに
パネルが兼用できるものの、右上がりの傾斜地用と右下
がりの傾斜地用に2種類のパネルを用いねばならず、更
に、多種類の高さの塀に対応するには、各高さに応じた
長さのパネルが必要で、多種類のパネルを用意する必要
があり、面材製造時の在庫管理量が増え、製造コストが
かかるという問題があった。
【0004】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、傾斜地への設置が容易で、多種類の高さの塀
を少ない種類の部材で対応できる塀を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の塀
は、地表に立設された支柱間に面材が架設されて塀とな
され、面材が左右両側の縦桟と複数の長尺状パネルとか
らなり、この縦桟がフランジ部を有し、この相対する縦
桟のフランジ部に長尺状パネルの両端の中央部が回動自
在に枢着され、設置場所の地表の傾斜角度に応じて、縦
桟と長尺状パネルの取付角度が自在に変化され、設置場
所への対応が容易であり、多種類の高さのちがう塀に対
応するのにも、面材を構成する長尺状パネルの使用枚数
を増減させるだけでよく、少種類の部材で多種類の高さ
の塀に対応することができる。
【0006】又、本発明請求項2記載の塀は、長尺状パ
ネルが両側のフランジの高さが異なる断面ハット型に形
成され、両側のフランジの高さの差が、フランジの厚み
より大寸法となされ、長尺状パネルの四角が切り欠かれ
たもので、縦桟に枢着された上下に隣合う長尺状パネル
の両側に形成されたフランジが互いに重ねられるので、
縦桟と長尺状パネルの取付角度が変化されたときも、隣
合う長尺状パネルのフランジが互いに重なるので、傾斜
地に塀が設置されるときも長尺状パネルの収まりがよ
く、地表が傾斜する設置場所へも容易に設置できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。1は長尺状パネルであり、その左右
両端が縦桟2に取着され鉛直方向に亘って、複数枚連設
され、上下に胴縁3が取着され面材となされている。こ
の面材が地表に適宜間隔で立設された支柱4間に架設さ
れて塀となされている。
【0008】長尺状パネル1は両側のフランジ11の高
さが異なる断面ハット型の板状体で、両側のフランジ1
1の高さの差が、この長尺状パネル1を構成する板材の
厚みより大寸法となされている。又、長尺状パネル1の
両端中央部には螺子孔12が穿設され、四角は円弧状に
切り欠かれている。長尺状パネル1は鋼板などの金属板
を折曲して作製されてもよいし、合成樹脂を成形して作
製されてもよい。長尺状パネル1の断面形状は前記した
ハット型に限るものではないが、長手方向に亘って両縁
部に高さの異なるフランジ11が形成され、両側のフラ
ンジ11の高さの差が、フランジ11の厚みより大寸法
となされていれば、縦桟2と長尺状パネル1の取付角度
を変えたとき上下に隣合う長尺状パネル1のフランジ1
1が夫々重なりあい好適な収まりとなる。
【0009】縦桟2は板状体が断面コ字型に折曲され、
フランジ部21に適宜間隔で螺子孔12が穿設されて作
製されている。この螺子孔12に前記長尺状パネル1の
両端部に設けられた螺子孔12が衝合され、ボルト5が
挿通され回動自在に枢着される。縦桟2の断面形状はコ
字型に限るものではなく、一方側にのみフランジ部21
が設けられたL型となされてもよい。縦桟2は一般には
前記したように鋼板などの金属板が折曲されて作製され
るが、アルミ合金の押し出し型材などが用いられてもよ
い。長尺状パネル1が取付けられた縦桟2の上端と下端
には胴縁3が取着され面材となされる。縦桟2と胴縁3
の取付は、長尺状パネル1と同様にボルト5などで回動
自在に枢着される。長尺状パネル1と縦桟2、縦桟2と
胴縁3の枢着は前記したボルト5に限るものではなく、
ブラインドリベットなどで鋲着してもよいし、何れか一
方の部材にバーリング加工などで凸部を形成しカシメて
取付けてもよい。
【0010】支柱4は鋼管などの金属管に取付け具41
を取着して作製されている。取付け具41は支柱4側壁
の外形に適合した当接部と縦桟2に係合される係合部か
らなり、当接部が支柱4側壁に当接螺着され、係合部が
縦桟に螺着され、支柱に面材が取着される。支柱4はそ
の下部が地中に埋設され、地表に適宜間隔で立設され
る。この支柱4の取付け具41に前記面材が取着され
て、塀が設置される。
【0011】面材は前記したように、相対する縦桟2間
に長尺状パネル1が架設され、その両端の中央部が回動
可能に枢着され、その長辺側縁部が互いに接するように
鉛直方向に連設されている。塀に使われる面材は一般に
は水平方向の長さが2000mm、鉛直方向の高さが10
00〜2000mmとなされるが、鉛直方向の寸法は20
0〜300mmピッチで、数種類のバリエーションが必要
となされる。長尺状パネル1の寸法は幅100mm、長さ
2000mm程度となされ、面材の高さに応じて、必要枚
数使用される。例えば、面材の高さが1200mmの時長
尺状パネル1の幅が100mmであれば12枚の長尺状パ
ネル1が用いられればよいし、面材の高さが2000mm
の時は幅が100mmの長尺状パネル1が20枚用いられ
ればよい。本発明によれば、前記したように所要の面材
を製作するのに、必要枚数の長尺状パネル1が用いられ
ればよく、長尺状パネル1を多種類用意する必要がない
ので、製造に際して部品点数が少なくてすみ、製造、管
理が容易である。
【0012】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の塀
は、地表に立設された支柱間に面材が架設されて塀とな
され、面材が左右両側の縦桟と複数の長尺状パネルとか
らなり、この縦桟がフランジ部を有し、この相対する縦
桟のフランジ部に長尺状パネルの両端の中央部が回動自
在に枢着され、設置場所の地表の傾斜角度に応じて、縦
桟と長尺状パネルの取付角度が自在に変化され、設置場
所への対応が容易であり、多種類の高さのちがう塀に対
応するのにも、面材を構成する長尺状パネルの使用枚数
を増減させるだけでよく、少種類の部材で多種類の高さ
の塀に対応することができ、長尺状パネルを多種類用意
する必要がないので、製造に際して部品点数が少なくて
すみ、製造、管理が容易である。
【0013】又、本発明請求項2記載の塀は、長尺状パ
ネルが両側のフランジの高さが異なる断面ハット型に形
成され、両側のフランジの高さの差が、フランジの厚み
より大寸法となされ、長尺状パネルの四角が切り欠かれ
たもので、縦桟に枢着された上下に隣合う長尺状パネル
の両側に形成されたフランジが互いに重ねられるので、
縦桟と長尺状パネルの取付角度が変化されたときも、隣
合う長尺状パネルのフランジが互いに重なるので、傾斜
地に塀が設置されるときも長尺状パネルの収まりがよ
く、地表が傾斜する設置場所へも容易に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塀の実施形態の一例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明塀の傾斜地への設置例の一例を示す正面
図である。
【図3】図1のA部の詳細図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図2のB部の詳細図である。
【符号の説明】
1 長尺状パネル 11 フランジ 12 螺子孔 2 縦桟 21 フランジ部 3 胴縁 4 支柱 41 取付け具 5 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表に立設された支柱間に面材が架設さ
    れて塀となされ、面材が左右両側の縦桟と複数の長尺状
    パネルとからなり、この縦桟がフランジ部を有し、この
    相対する縦桟のフランジ部に長尺状パネルの両端の中央
    部が回動自在に枢着され、設置場所の地表の傾斜角度に
    応じて、縦桟と長尺状パネルの取付角度が自在に変化さ
    れ、設置場所への対応が容易であることを特徴とする
    塀。
  2. 【請求項2】 長尺状パネルが両側のフランジの高さが
    異なる断面ハット型に形成され、両側のフランジの高さ
    の差が、フランジの厚みより大寸法となされ、長尺状パ
    ネルの四角が切り欠かれたことを特徴とする請求項1記
    載の塀。
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