JPH1162285A - 衛生設備室 - Google Patents

衛生設備室

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Publication number
JPH1162285A
JPH1162285A JP9228071A JP22807197A JPH1162285A JP H1162285 A JPH1162285 A JP H1162285A JP 9228071 A JP9228071 A JP 9228071A JP 22807197 A JP22807197 A JP 22807197A JP H1162285 A JPH1162285 A JP H1162285A
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JP
Japan
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partition
see
plate
ceiling
ceilings
Prior art date
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Pending
Application number
JP9228071A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hayashi
賢治 林
Hiroaki Takechi
浩明 武市
Keiichi Mori
恵一 森
Akihiko Suzuki
明彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
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Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication of JPH1162285A publication Critical patent/JPH1162285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暗くなく圧迫感が軽減される衛生設備室を、施
工が容易で外観も良くしかも安価に提供する。 【解決手段】隣接する洗面室2と浴室3、または洗面室
とトイレ室の間を、ドア4aを有する間仕切り4と該間
仕切り上部の透視板5で仕切った衛生設備室1におい
て、両室の天井6を間仕切り付近に湾曲部6aを有して
互いに隣接させ、該天井の境界端部6bから鉛直に各々
立上げた立上げ部6cの間に透視板の上部を水密に挟
み、透視板の下部を前記間仕切りの上面4bに設けた溝
4cに水密に填め込んだ構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つ以上の隣接す
る洗面室、浴室、トイレ室等を備えた衛生設備室に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】衛生設備室として隣接して配置された洗
面室と浴室、または洗面室とトイレ室等の複数の室は、
両室の間の仕切りに設けたドアで接続されている。例え
ば、図4に示すように、衛生設備室の洗面室2と浴室3
の間は、仕切り4に設けたドア4aで接続され、通常、
そのようなドアは、使用中はプライバシーを守るため
に、使用中でなくとも臭気や湿気を室外に出さないため
に閉められている。そのため洗面室4と浴室3(または
トイレ室)とは視覚的に各々孤立した暗く小さな空間と
なってしまい、使用者にとっては圧迫感があった。
【0003】そこで、洗面室2と浴室3の間仕切り4の
上部と天井6の間に透視板5を設けて採光し、隣室を見
せることで室の圧迫感を軽減したものがある(たとえば
特公平7-102201号公報)。さらに加えて、図5のように
ドーム形やアーチ形等の湾曲形状6aを有する天井6を
用いて、室を広く見せ、圧迫感を軽減したものもある
(たとえば特公平7-102202号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、前者の図4に示したものは、間仕切り4上部
でかつ天井6との間にアルミ製等の枠体20を水密に取
付け、その枠体に透視板5を水密に填め込んでいる。こ
のため枠体分の材料費が余計にかかるばかりでなく、視
界が狭くなり美観を損ねていた。また、枠体周囲と透視
板周囲の両方を水密に取付けねばならず、施工の手間が
かかっていた。
【0005】一方、後者の図5に示したものは、枠体2
0や透視板5の形状を天井6の湾曲部6aの形状と合わ
せたものとしなければならないため、さらにコスト面で
高いものとなるばかりでなく、枠体と天井とを湾曲面で
水密に取付けることは難しいため、防水・防湿性に信頼
性が欠けてしまう欠点があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ドアが閉められて
いても暗くなく圧迫感のない衛生設備室を、安価に、美
観も良く、施工も容易に提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、隣接して配置された複数の室を間仕切り
で仕切った衛生設備室において、隣接する2つの室の天
井をそれぞれ上に突出した湾曲部とし、前記両天井の間
に透視板の上部を挟み、該透視板の下部を前記間仕切り
の上面に固定したことを特徴とする。
【0008】本発明の他の特徴は、隣接して配置された
複数の室と、該各室間に設けられた間仕切りとを備えた
衛生設備室において、前記隣接して配置された両室の天
井を前記間仕切り付近に湾曲部を有して互いに隣接さ
せ、該天井の境界端部から鉛直に各々立上げた立上げ部
の間に透視板の上部を水密に挟み、該透視板の下部を前
記間仕切りの上面に設けた溝に水密に填め込んだことに
ある。
【0009】本発明の他の特徴は、前記衛生設備室にお
いて、前記天井が、前記両室の天井の境界端部と平行に
付けられた模様を有していることにある。
【0010】本発明によれば、衛生設備室の隣接する洗
面室と浴室、または洗面室とトイレ室の間の間仕切り上
部に透視板を設け、天井に湾曲部を設けているため、各
室を広く見せることができ、圧迫感が軽減される。ま
た、透視板は隣接する天井の間に挟みこむため、天井の
湾曲形状に合わせた形状とする必要がなく安価に製作で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る衛生設備室の実施形
態について、以下説明する。本発明の衛生設備室に用い
る洗面室と浴室、または洗面室とトイレ室は、在来工法
のものでもユニット工法のものでもよい。また、両室の
間に設けられる間仕切りは、各部屋の外観を損ねないよ
うに両面化粧された壁であることが望ましい。 また、
間仕切りの一部または全部にドアが設けられるが、ドア
を開けた場合の開放感がより得られるように三枚引戸の
ような有効開口の大きなものが好適である。
【0012】隣接して配置された洗面室と浴室、または
洗面室とトイレ室の天井を間仕切り付近に湾曲部を有し
て互いに隣接させ、境界部に透視板を設置する。透視板
は、隣室がよりよく見えるように幅を極力広くしたほう
がよく、間仕切りと同等の幅とすれば、間仕切りを挟ん
で対面する壁に接するから、その部分にシリコーンある
いはゴム製のパッキン、防水テープ等使えば透視板の側
面は簡単に安価に水密にできる。
【0013】透視板の高さは、透視板の上部全てが天井
で挟めるように、間仕切り上面に設けた溝の底から、両
室の天井の境界端部の最上端までの寸法より大きなもの
とし、透視板の下部は間仕切りの溝部で、上部は天井に
挟まれた部分でシリコーンあるいはゴム製のパッキン、
防水テープ等を使えば透視板の上下部は簡単に安価に水
密にでき、水密にした部位が見えないので外観上も美し
い。また、透視板は隣室がより見えるように、半透明の
ものよりも透明のものが好ましく、ガラス板やアクリル
板が好適である。
【0014】両室の天井は、室の圧迫感を軽減するた
め、全部または間仕切り付近にドーム形やアーチ形等の
湾曲部を設け、両天井の境界端部で段差がなく両天井が
連続してみえるように形状、色柄を合わせる。また、材
質は湾曲形状を設けるため樹脂真空成形製やFRP成形製
が好適である。両室の天井の境界端部からは、透視板を
挟めるように鉛直に立上げた立上げ部を設ける。立上げ
部の高さは、設置時に透視板より高くなるような寸法に
すると、立上げ部同士をビス等で結合するスペースがで
き好適である。さらに、両天井の境界端部と平行に線や
凹凸模様を入れれば、両天井の境界が目立たず、両室が
連続して見え圧迫感がより軽減される。
【0015】
【実施例】本発明に係る衛生設備室の実施例について、
以下、図を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例を示す衛生設備
ユニットの斜視図であり、図2は、第1図のAーA縦断
面を示す。図において、衛生設備室1は、隣接する洗面
室2と浴室3(またはトイレ室)を備えている。洗面室
2と浴室3の間は、ドア4aを有する間仕切り4と、こ
の間仕切り4の上部に設置された透視板5で仕切られて
いる。また、浴室3及び洗面室2内には、FRP成形製
の浴槽12及びカウンター13、洗面化粧台14、洗濯
機15が配設され、灯具、鏡、水栓が取付けられてい
る。
【0017】洗面室2及び浴室3の床10は、FRP成
形により成形された防水パンであり、各々の防水パン
は、金具とビスで隙間のないように連結する。
【0018】防水パンの周囲には、柄付の塩ビ鋼板の裏
面にせっこうコウボードで補強した壁パネルである壁1
1と、洗面室から廊下に通じる框ドア(図示なし)を立
設し、両防水パンの境界上には、壁11と同柄の塩ビ鋼
板二枚の間にせっこうボードを挟んで取付けした両面化
粧パネルである間仕切り4と框ドア4aを同じ高さでか
つ壁11より低く立設する。
【0019】洗面室2と浴室3の天井6は、樹脂の真空
成形で成形した天井であり、それぞれ壁11の上面に載
置する。両天井6、6は、天井の境界端部6bに平行
に、上側に突出したアーチ形の湾曲部6aを全長に有
し、両天井の境界端部で段差がなく両天井が連続してみ
えるようにアーチ形の形状、色柄を合わせる。境界端部
6bから鉛直に立上げた立上げ部6cは、設置時に透視
板5より高くなる寸法とする。
【0020】透視板5は、間仕切り4を挟んで対面する
壁とすき間ができないような幅で、設置時に天井6の湾
曲部6aの最上端よりも高くなるような高さ寸法の方形
の透明なアクリル板である。
【0021】このように、隣接する洗面室と浴室、また
は洗面室とトイレ室の間の間仕切り上部に透視板を設
け、天井に湾曲部を設けているため、ドアを閉めていて
も暗くなく、室を広く見せることができ、圧迫感が軽減
される。
【0022】天井の境界端部6bから鉛直に各々立上げ
た立上げ部6cの間には、図2に示すように、透視板の
上部5aを水密に挟み、透視板の下部5bを前記間仕切
りの上面4bに設けた溝4cに水密に填め込む。
【0023】透視板5の下部5b全幅にはゴム製のU字
型パッキン21を填めこみ間仕切り4及びドア4aの上
面4bに一直線に設けた溝4cに填めこむ。ここで溝4
cの幅は、透視板5を填めこんだ際にパッキン21がつ
ぶれる程度の幅とする。透視板5の両天井の間に挟まれ
る上部5aにも、ゴム製のU型パッキン22を填めこ
み、両天井の間に入れて、天井6の立上げ部6cに開け
た穴よりボルト23及びナット24で両天井を締め付
け、パッキン22をつぶす。さらに透視板5の側面と壁
11の接触面もシリコーンを用いて水密にする。
【0024】これによって、透視板を填め込む枠体が不
要となるため施工が容易でかつ安価にでき、水密にした
部位が見えないため外観も向上できる。また、透視板は
隣接する天井の間に挟みこむため、天井の湾曲形状に合
わせた形状とする必要がなく安価にでき、湾曲面で水密
にしなくてもすむので防水・防湿性の信頼も向上でき
る。
【0025】図3は、本発明の衛生設備室の他の実施例
の斜視図を示す。この実施例では、天井6に天井の境界
端部6bに平行に凹凸模様6dを付けている。透視板5
は、間仕切り4を挟んで対面する壁と隙間ができないよ
うな幅で、設置時に天井6の湾曲部6aの最上端よりも
高くなるような高さ寸法の方形の透明なアクリル板であ
る。
【0026】この実施例によれば、両天井の境界端部6
bに平行に凹凸模様6dを入れていることにより、両天
井の境界が目立たず、両室が連続して見えるので圧迫感
がより軽減される。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、隣接する洗
面室と浴室、または洗面室とトイレ室の間を、間仕切り
で仕切った衛生設備室において、間仕切り上部に透視板
を設け、天井に湾曲部を設けているため、隣接する室間
のドアを閉めていても暗くなく、室を広く見せることが
でき、圧迫感が軽減される。
【0028】また、透視板の上部を天井に水密に挟みこ
み、下部をドアを有する間仕切りに設けた溝に水密に填
め込む構成としたので、透視板を填め込む枠体が不要と
なるため施工が容易でかつ安価にでき、水密にした部位
が見えないため外観も向上できる。さらに、透視板は天
井に挟みこむため、天井の湾曲形状に合わせた形状とす
る必要がなく安価にでき、湾曲面で水密にしなくてもす
むので防水・防湿性の信頼も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生設備室の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の衛生設備室の他の実施例を示す斜視図
である。
【図4】従来の衛生設備室の一例を示す斜視図である。
【図5】従来の衛生設備室の他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1… 衛生設備室、2… 洗面室、3… 浴室、4… 間仕
切り、4a… ドア、4b… 上面、4c… 溝、5… 透
視板、5a… 上部、5b… 下部、6… 天井、6a…
湾曲部、6b… 境界端部、6c… 立上げ部、6d…
模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 明彦 東京都板橋区板橋三丁目9番7号 日立化 成工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接して配置された複数の室を間仕切りで
    仕切った衛生設備室において、隣接する2つの室の天井
    をそれぞれ上に突出した湾曲部とし、前記両天井の間に
    透視板の上部を挟み、該透視板の下部を前記間仕切りの
    上面に固定したことを特徴とする衛生設備室。
  2. 【請求項2】隣接して配置された複数の室と、該各室間
    に設けられた間仕切りとを備えた衛生設備室において、 前記隣接して配置された両室の天井を前記間仕切り付近
    に湾曲部を有して互いに隣接させ、該天井の境界端部か
    ら鉛直に各々立上げた立上げ部の間に透視板の上部を水
    密に挟み、該透視板の下部を前記間仕切りの上面に設け
    た溝に水密に填め込んだことを特徴とする衛生設備室。
  3. 【請求項3】前記天井は、両室の天井の境界端部と平行
    な模様を有することを特徴とする請求項1または2記載
    の衛生設備室。
JP9228071A 1997-08-25 1997-08-25 衛生設備室 Pending JPH1162285A (ja)

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JP9228071A JPH1162285A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 衛生設備室

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JP9228071A JPH1162285A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 衛生設備室

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JPH1162285A true JPH1162285A (ja) 1999-03-05

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ID=16870747

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