JPH1162279A - インナーガーデンライトコートを備えた住宅 - Google Patents
インナーガーデンライトコートを備えた住宅Info
- Publication number
- JPH1162279A JPH1162279A JP21745797A JP21745797A JPH1162279A JP H1162279 A JPH1162279 A JP H1162279A JP 21745797 A JP21745797 A JP 21745797A JP 21745797 A JP21745797 A JP 21745797A JP H1162279 A JPH1162279 A JP H1162279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- light
- window
- court
- light court
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 住宅密集地でも1階、2階とも採光を充分取
り入れることができて1階と2階との陽当たり格差を解
消でき、且つ上下階の世帯間のコミニケーションを取る
ことができ、1階に室内庭園を設けて1階は勿論2階か
らも植物を鑑賞することができて緑を感じとることがで
き、住宅密集地における快適な生活空間を得ることがで
きるインナーガーデンライトコートを備えた住宅を提供
する。 【解決手段】 1階のリビング(2)の窓際に沿って、2
階まで吹き抜けとなったライトコート(4)を設け、この
ライトコート(4)の1階部分を室内庭園(8)とした。
り入れることができて1階と2階との陽当たり格差を解
消でき、且つ上下階の世帯間のコミニケーションを取る
ことができ、1階に室内庭園を設けて1階は勿論2階か
らも植物を鑑賞することができて緑を感じとることがで
き、住宅密集地における快適な生活空間を得ることがで
きるインナーガーデンライトコートを備えた住宅を提供
する。 【解決手段】 1階のリビング(2)の窓際に沿って、2
階まで吹き抜けとなったライトコート(4)を設け、この
ライトコート(4)の1階部分を室内庭園(8)とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅であって、
室内にライトコートを設けたものに関する。
室内にライトコートを設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2階建ての住宅は、1階と2階
とが、天井と床とで上下に仕切られた構造となってお
り、外部からの採光を取り入れるには、1階に設けられ
た窓部から1階の室内に採光を取り入れ、2階に設けら
れた窓部から2階の室内に採光を取り入れるようになっ
ている。
とが、天井と床とで上下に仕切られた構造となってお
り、外部からの採光を取り入れるには、1階に設けられ
た窓部から1階の室内に採光を取り入れ、2階に設けら
れた窓部から2階の室内に採光を取り入れるようになっ
ている。
【0003】また、庭園は住宅に近接した外庭として造
成されており、建物内に庭園を設けたものはほとんどな
かった。
成されており、建物内に庭園を設けたものはほとんどな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、密集した住
宅街においては、隣の住宅が近接して建てられているた
めに、2階では採光を取り入れることが可能であるが、
1階では隣の住宅に阻まれて採光を取り入れることが不
可能であり、上下階で陽当たり格差が生じ、特に2世帯
住宅において、1階と2階とに世帯が分かれている場合
には不都合が生じるという問題があった。
宅街においては、隣の住宅が近接して建てられているた
めに、2階では採光を取り入れることが可能であるが、
1階では隣の住宅に阻まれて採光を取り入れることが不
可能であり、上下階で陽当たり格差が生じ、特に2世帯
住宅において、1階と2階とに世帯が分かれている場合
には不都合が生じるという問題があった。
【0005】また、住宅に近接した外庭を造成するに
は、住宅の敷地の他に外庭のための敷地を必要とするた
めに、全体の敷地面積が大きくなり、敷地面積の小さい
住宅では外庭を造成することがほとんど不可能であると
いう問題があった。
は、住宅の敷地の他に外庭のための敷地を必要とするた
めに、全体の敷地面積が大きくなり、敷地面積の小さい
住宅では外庭を造成することがほとんど不可能であると
いう問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の問題を解消し、住
宅密集地でも1階、2階とも採光を充分取り入れること
ができて1階と2階との陽当たり格差を解消でき、且つ
上下階の世帯間のコミニケーションを取ることができ、
しかも、1階に室内庭園を設けて1階は勿論2階からも
植物を鑑賞することができて緑を感じとることができ、
住宅密集地における快適な生活空間を得ることができる
インナーガーデンライトコートを備えた住宅を提供する
ことを目的としている。
宅密集地でも1階、2階とも採光を充分取り入れること
ができて1階と2階との陽当たり格差を解消でき、且つ
上下階の世帯間のコミニケーションを取ることができ、
しかも、1階に室内庭園を設けて1階は勿論2階からも
植物を鑑賞することができて緑を感じとることができ、
住宅密集地における快適な生活空間を得ることができる
インナーガーデンライトコートを備えた住宅を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案されたものであって、請求項1に記
載の発明は、1階のリビングの窓際に沿って、2階まで
吹き抜けとなったライトコートを設け、このライトコー
トの1階部分を室内庭園としてなることを特徴としてい
る。
達成するために提案されたものであって、請求項1に記
載の発明は、1階のリビングの窓際に沿って、2階まで
吹き抜けとなったライトコートを設け、このライトコー
トの1階部分を室内庭園としてなることを特徴としてい
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記ライトコー
トに臨む2階の床の端部に腰壁を設けるとともに、その
腰壁上部側の開口部に窓障子を設けている。
トに臨む2階の床の端部に腰壁を設けるとともに、その
腰壁上部側の開口部に窓障子を設けている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るインナーガ
ーデンライトコートを備えた住宅の実施の形態につい
て、図とともに説明する。
ーデンライトコートを備えた住宅の実施の形態につい
て、図とともに説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施形態のインナーガ
ーデンライトコートを備えた住宅の要部の概略縦断面
図、図2(a)はその2階部分の平面図、(b)は1階部分
の平面図である。
ーデンライトコートを備えた住宅の要部の概略縦断面
図、図2(a)はその2階部分の平面図、(b)は1階部分
の平面図である。
【0011】この実施形態の住宅(1)は、図1に示すよ
うに、1階のリビング(2)の窓際に沿って、2階まで吹
き抜けとなったライトコート(4)が設けられ、ライトコ
ート(4)の外壁5には、1階のリビング(2)内に採光(S
1)を取り入れるための窓7が設けられている。
うに、1階のリビング(2)の窓際に沿って、2階まで吹
き抜けとなったライトコート(4)が設けられ、ライトコ
ート(4)の外壁5には、1階のリビング(2)内に採光(S
1)を取り入れるための窓7が設けられている。
【0012】このライトコート(4)の1階部分には室内
庭園(8)が設けられ、この室内庭園(8)には窓際に沿っ
て草木等の植物(9)が植えられている。
庭園(8)が設けられ、この室内庭園(8)には窓際に沿っ
て草木等の植物(9)が植えられている。
【0013】また、ライトコート(4)に臨む2階の床(1
0)の端部には、腰壁(11)が設けられ、この腰壁(11)の上
部側の開口部(12)に、採光(S2)を取り入れるための窓障
子(13)が設けられている。
0)の端部には、腰壁(11)が設けられ、この腰壁(11)の上
部側の開口部(12)に、採光(S2)を取り入れるための窓障
子(13)が設けられている。
【0014】ライトコート(4)は、図2(b)に示すよう
に、1階の外庭14側に突出した部分に設けられ、その
内部側には上記した室内庭園(8)が設けられている。
に、1階の外庭14側に突出した部分に設けられ、その
内部側には上記した室内庭園(8)が設けられている。
【0015】この室内庭園(8)には、寝ころんで休息す
るためのシート(15)が敷設され、テーブル(16)や複数の
椅子(17)等が配置されている。
るためのシート(15)が敷設され、テーブル(16)や複数の
椅子(17)等が配置されている。
【0016】また、図2(a)に示すように、2階の腰壁
(11)に沿って内側にソファー(8)が設置され、その内方
にテーブル(19)や複数の椅子(20)等が配置されている。
(11)に沿って内側にソファー(8)が設置され、その内方
にテーブル(19)や複数の椅子(20)等が配置されている。
【0017】上記のように構成された住宅(1)は、例え
ば、1階に親世帯、2階に子世帯が住み、玄関(21),(2
2)や浴槽(23),(24)等の生活に必要な設備はそれぞれ独
立して設けられた完全分離型二世帯住宅として使用する
のに適している。
ば、1階に親世帯、2階に子世帯が住み、玄関(21),(2
2)や浴槽(23),(24)等の生活に必要な設備はそれぞれ独
立して設けられた完全分離型二世帯住宅として使用する
のに適している。
【0018】したがって、同居でなく近居感覚で過ごせ
て、互いのプライバシーを確保しやすくなっている。
て、互いのプライバシーを確保しやすくなっている。
【0019】しかも、ライトコート(4)が、1階と2階
の二世帯をつなぐ吹き抜けの空間となり、互いの世帯の
コミニケーションを取ることができるようになってい
る。
の二世帯をつなぐ吹き抜けの空間となり、互いの世帯の
コミニケーションを取ることができるようになってい
る。
【0020】更に、隣の住宅(30)が近接して建てられて
いても、ライトコート(4)によって、1階部分に採光を
充分取ることができ、2階に設けた腰壁(11)の上部側の
開口部(12)の窓障子(13)から2階部分に採光を取り入れ
ることができるので、1階と2階において、陽当たり格
差を解消できる。
いても、ライトコート(4)によって、1階部分に採光を
充分取ることができ、2階に設けた腰壁(11)の上部側の
開口部(12)の窓障子(13)から2階部分に採光を取り入れ
ることができるので、1階と2階において、陽当たり格
差を解消できる。
【0021】また、1階は勿論2階からも1階部分の室
内庭園(8)の草木等の植物(9)を鑑賞できて、緑を感じ
とることができる。
内庭園(8)の草木等の植物(9)を鑑賞できて、緑を感じ
とることができる。
【0022】このように、この実施形態の住宅(1)で
は、住宅密集地における快適な生活空間を得ることがで
きる。
は、住宅密集地における快適な生活空間を得ることがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、1階のリビングに沿って、2階まで吹き
抜けとなってライトコートを設けたので、このライトコ
ートによって、隣の住宅が近接した住宅密集地でも1階
部分に採光を充分取り入れることができて1階と2階と
の陽当たり格差を解消できる。
発明によれば、1階のリビングに沿って、2階まで吹き
抜けとなってライトコートを設けたので、このライトコ
ートによって、隣の住宅が近接した住宅密集地でも1階
部分に採光を充分取り入れることができて1階と2階と
の陽当たり格差を解消できる。
【0024】更に、このライトコートの吹き抜けを通し
て上下階の世帯間のコミニケーションを取ることができ
る。
て上下階の世帯間のコミニケーションを取ることができ
る。
【0025】また、1階に室内庭園を設けたので、1階
は勿論2階からも植物を鑑賞することができて緑を感じ
とることができ、住宅密集地における快適な生活空間を
得ることができる。
は勿論2階からも植物を鑑賞することができて緑を感じ
とることができ、住宅密集地における快適な生活空間を
得ることができる。
【0026】しかも、このように、ライトコートによっ
て1階部分にも採光を充分に取り入れることができるの
で、狭い都市の敷地内でも、完全に独立した二世帯住宅
を作ることができる。
て1階部分にも採光を充分に取り入れることができるの
で、狭い都市の敷地内でも、完全に独立した二世帯住宅
を作ることができる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、ライトコ
ートに臨む2階の床の端部に設けた腰壁の上部側の開口
部に窓障子を設けたので、この開口部の窓障子から2階
に充分な採光を取り入れることができる。
ートに臨む2階の床の端部に設けた腰壁の上部側の開口
部に窓障子を設けたので、この開口部の窓障子から2階
に充分な採光を取り入れることができる。
【図1】この発明の一実施形態のインナーガーデンライ
トコートを備えた住宅の要部の概略縦断面図である。
トコートを備えた住宅の要部の概略縦断面図である。
【図2】(a)はインナーガーデンライトコートを備えた
住宅の2階部分の平面図、(b)は1階部分の平面図であ
る。
住宅の2階部分の平面図、(b)は1階部分の平面図であ
る。
(1) 住宅 (2) リビング (4) ライトコート (8) 室内庭園 (10) 2階の床 (11) 腰壁 (12) 開口部 (13) 窓障子
Claims (2)
- 【請求項1】 1階のリビングの窓際に沿って、2階ま
で吹き抜けとなったライトコートを設け、このライトコ
ートの1階部分を室内庭園としてなることを特徴とする
インナーガーデンライトコートを備えた住宅。 - 【請求項2】 前記ライトコートに臨む2階の床の端部
に腰壁を設けるとともに、その腰壁上部側の開口部に窓
障子を設けた請求項1に記載のインナーガーデンライト
コートを備えた住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21745797A JPH1162279A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | インナーガーデンライトコートを備えた住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21745797A JPH1162279A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | インナーガーデンライトコートを備えた住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162279A true JPH1162279A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16704538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21745797A Pending JPH1162279A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | インナーガーデンライトコートを備えた住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1162279A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283464A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Misawa Homes Co Ltd | 階段設置構造 |
JP2014084586A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Sekisui House Ltd | 住宅 |
WO2014102716A1 (en) * | 2012-12-24 | 2014-07-03 | Ryan Grant | A dwelling |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP21745797A patent/JPH1162279A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283464A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Misawa Homes Co Ltd | 階段設置構造 |
JP2014084586A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Sekisui House Ltd | 住宅 |
WO2014102716A1 (en) * | 2012-12-24 | 2014-07-03 | Ryan Grant | A dwelling |
US9797123B2 (en) | 2012-12-24 | 2017-10-24 | Purepods Limited | Dwelling |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110094077A (zh) | 一种带有空中露台的住宅楼 | |
JP2015113616A (ja) | 住宅 | |
JPH1162279A (ja) | インナーガーデンライトコートを備えた住宅 | |
JP2015074949A (ja) | 二世帯型住宅 | |
JPH10311150A (ja) | 住 宅 | |
JPS6313321Y2 (ja) | ||
JP2003184326A (ja) | 居間及び居間の設計手法 | |
JP4757391B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP2000234388A (ja) | 住宅と建物ユニット | |
CN110593604A (zh) | 三代居户型设计 | |
JP2000104411A (ja) | 二階建て共同住宅 | |
JPH0489972A (ja) | 集合住宅 | |
JP3025996B2 (ja) | 集合住宅及びその製造方法 | |
JP3814101B2 (ja) | 住宅 | |
JP2000328796A (ja) | 住 宅 | |
JPH10231628A (ja) | 住 宅 | |
JPH116311A (ja) | 建 物 | |
JPH10169221A (ja) | 病院等の個室的多床室 | |
JP6417088B2 (ja) | 二世帯型住宅 | |
JPH1046841A (ja) | フラット屋根住宅 | |
JP2000320161A (ja) | インナーバルコニー付き住宅 | |
CN100392202C (zh) | 增高房屋空间的住宅 | |
JP2001227180A (ja) | 天井採光型住宅 | |
JP2002021346A (ja) | 集合住宅の妻住戸の間取り | |
JP2002194899A (ja) | 住 宅 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |